JPH0673151U - 蒸着装置用蒸発材料供給装置 - Google Patents

蒸着装置用蒸発材料供給装置

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JPH0673151U
JPH0673151U JP1452393U JP1452393U JPH0673151U JP H0673151 U JPH0673151 U JP H0673151U JP 1452393 U JP1452393 U JP 1452393U JP 1452393 U JP1452393 U JP 1452393U JP H0673151 U JPH0673151 U JP H0673151U
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庸宏 土師
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構成で、常に一定量の蒸発材料を供給
する。 【構成】 蒸発材料が貯留された貯留部6内に、該貯留
部6内を有底円弧状空間Gと該有底円弧状空間Gを除く
材料貯留空間Hとに区画するような隔壁18を配設す
る。そして、この隔壁18に、有底円弧状空間Gに導入
された蒸発材料を材料貯留空間Hに戻す通過孔19b,
19b,…を形成し、この有底円弧状空間Hの底部に貯
留される蒸発材料の高さ寸法が一定に得られるように
し、この有底円弧状空間Hの底部に形成された材料導出
口10に常に一定の圧力が作用するようにして安定した
材料供給量を得る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、真空蒸着を行う蒸着装置のるつぼへ蒸発材料を供給する蒸着装置用 蒸発材料供給装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の蒸発材料供給装置としては、るつぼの上方に略円錐台形のホッ パが配設され、このホッパとるつぼとの間にシュートが設けられ、前記ホッパの 下部に形成された供給口付近にバイブレータが設けられていて、該バイブレータ が前記ホッパに振動を与えることにより、前記ホッパ内の蒸発材料が前記シュー ト内に入り込むようにされた構成が知られている(例えば実開昭62−5555 6号公報参照)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、従来の材料供給装置にあっては、ホッパに振動を加えたとき、ホッ パ内の蒸発材料が欠ける等して微細化し、蒸発材料の粒径にばらつきが生じてし まって、このような状態では、ホッパに同じ振動を与えても材料供給量が変化し てしまい、常に一定量の蒸発材料を安定して与えることができないといった課題 があった。また、ホッパ内の蒸発材料の残量によっても材料供給量が変化してし まうことになる。つまり、ホッパ内の蒸発材料の残量が多い場合には蒸発材料の 貯留面の高さ位置が高いために供給口に作用する圧力が高くなる一方、ホッパ内 の蒸発材料の残量が少ない場合には蒸発材料の貯留面の高さ位置が低いために供 給口に作用する圧力が低くなるので、この圧力の差により蒸発材料の供給量が安 定しないことになってしまう。
【0004】 本考案は、これらの点に鑑みてなされたものであって、簡単な構成で、常に一 定量の蒸発材料を供給することができる構成を得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本考案は、貯留部の材料導出口から蒸発材料を 導出する際、この材料導出口に常に同一の圧力が作用するように、この材料導出 口の周囲における蒸発材料の貯留面高さ位置を規制する部材を設けるようにした 。具体的に、請求項1記載の考案は、真空蒸着用の蒸発材料を貯留する貯留部と 、前記蒸発材料を蒸発させるるつぼに対して、前記貯留部から導出される蒸発材 料を供給するシュートとを備えた蒸着装置用蒸発材料供給装置を前提としている 。そして、前記貯留部を、該貯留部を水平軸回りに回転させる回転手段に接続さ せ、前記貯留部の内部に、該貯留部の内部空間を、前記回転手段の駆動に伴う該 貯留部の回転方向側の端部が開放され且つ前記貯留部の反回転方向側の端部が閉 塞されて成る有底空間と該有底空間を除く材料貯留空間とに区画する隔壁を設け る。そして、前記貯留部の外壁における前記有底空間の内部に対向する部分に、 該有底空間内の蒸発材料を前記シュートに向って導出する材料導出口を形成し、 前記隔壁における前記材料導出口に対向する部分よりも前記有底空間の開放端部 側の所定領域に、前記有底空間から材料貯留空間へ蒸発材料を排出する排出孔を 形成するような構成としている。
【0006】 請求項2記載の考案は、前記請求項1記載の蒸着装置用蒸発材料供給装置にお いて、有底空間を、貯留部の外壁と該外壁に対して所定間隔を存して配設された 壁面部を有する隔壁とによって形成するような構成とした。
【0007】
【作用】
上記の構成により、本考案では、以下に述べるような作用が得られる。請求項 1記載の考案では、回転手段の駆動に伴って貯留部が水平軸回りに回転され、こ れによって、材料貯留空間内の蒸発材料は有底空間の開放端部側から該有底空間 内に導入される。その後、貯留部の回転に伴い、有底空間内の蒸発材料は、隔壁 に形成された排出孔から材料貯留空間に回収され、この有底空間のうち排出孔が 面していない部分にのみ蒸発材料が残ることになる。そして、この有底空間に残 った蒸発材料の一部は材料導出口からシュートに向って導出されてるつぼに供給 される。従って、この材料導出口から蒸発材料が導出される際には、材料導出口 の周囲における蒸発材料の貯留面高さ位置が貯留部内の蒸発材料の残量に拘りな く一定であることから、この材料導出口には常に同一の圧力が作用することにな り、常に安定した導出量が得られる。
【0008】 請求項2記載の考案では、貯留部の外壁の一部が有底空間を形成するための部 材として利用されることになり、貯留部内の構成が簡略化される。
【0009】
【実施例】
次に、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。図1は本例に係る蒸着装 置用蒸発材料供給装置Aの全体を示している。この蒸発材料供給装置Aは、真空 蒸着装置Bの真空槽1内に設置されている。前記真空槽1内には、抵抗加熱によ り蒸発材料Cを蒸発させる抵抗加熱器2が設けられている。この抵抗加熱器2の 上面には、蒸発材料Cが入るるつぼとなる船形ボート3が形成されている。前記 真空槽1の底壁には開口1aが形成されており、この開口1aは、真空槽1の下 面に取付けられた蓋体4で覆われている。この蓋体4には支柱5が立設されてお り、この支柱5には、蒸発材料Cを貯留する貯留部6が支持されている。
【0010】 前記貯留部6の下方には、前記船形ボート3に蒸発材料Cを供給するシュート 7が設けられており、このシュート7の下端の開口7aは前記船形ボート3に臨 んでいる。前記シュート7は、前記貯留部6を収める収容器8と一体に設けられ 、この収容器8の下部に位置している。
【0011】 前記貯留部6は、お椀形の閉じた容器であり、お椀形の底部6a(図1におけ る左側の縦壁)とお椀形の口に相当する前面6b(図1における右側の縦壁)と が水平方向で対向するように設けられている。また、この前面6bには、蒸発材 料Cを貯留部6内部に入れるための材料供給口9が設けられており、この材料供 給口9は、着脱可能な蓋9aで覆われている。尚、前記材料供給口9から貯留部 6内に入れられた蒸発材料Cは、前記貯留部6の傾斜壁6cの傾斜により、前面 6b側に集まるようになっている。
【0012】 前記前面6bには、蒸発材料Cが通過可能な材料導出口10が形成されており 、この材料導出口10の外側(図1における右側)には、この材料導出口10を 覆うようにしてガイド筒11が設けられている。このガイド筒11は、前記材料 導出口10から導出されてきた蒸発材料Cを収める空間を有していると共に、そ の一端部には、蒸発材料Cを重力落下させる落下口12を有しており、この落下 口12から落下された蒸発材料Cが前記シュート7に供給されるようになってい る。
【0013】 また、前記貯留部6の底部6aからは水平軸13が延びており、この水平軸1 3には回転手段14が接続されていて、前記貯留部6を水平軸13回りに回転さ せるようになっている。この水平軸13は、前記支柱5に穿設された支持孔60 に筒体15及び軸受16,16を介して回転自在に支持されている。
【0014】 一方、前記貯留部6と前記シュート7とは独立して設けられており、前記シュ ート7には、このシュート7を振動させるバイブレータ23が接続されている。 このバイブレータ23は、前記真空槽1の下方に配置され、前記蓋体4に取付け られている。前記バイブレータ23には、このバイブレータ23の振動を伝える 振動伝達シャフト24が接続されており、この振動伝達シャフト24は、前記蓋 体4に穿設された挿通孔25を抜けて前記貯留部6下方で前記シュート7近傍ま で延びており、このシュート7と前記振動伝達シャフト24との間に水平方向に 架設された横架材26に接続されている。また、前記シュート7には、前記貯留 部6を挟む両側壁にアングル27が取付けられており、前記横架材26の上面に 固定されている。この構成により、前記シュート7は前記振動伝達シャフト24 に支持されると共に、前記バイブレータ23の振動は、前記振動伝達シャフト2 4、横架材26及びアングル27,27を介して前記シュート7に伝達されるよ うになっている。
【0015】 前記横架材26及び前記アングル27,27の下方には、前記シュート7をコ の字形に囲むようにして水平材28が設けられ、この水平材28は前記支柱5に 支持されている。前記アングル27,27と前記水平材28との間には、前記シ ュート7を挟んだ両側に2箇所づつスプリング29,29が設けられており、前 記シュート7の振動を増幅するようになっている。
【0016】 前記振動伝達シャフト24は、前記蓋体4の挿通孔25の下方に設けられたバ イブレータ取付片30の上面から延びており、このバイブレータ取付片30の下 面には、前記バイブレータ23がブラケット30aを介して取付けられている。 前記バイブレータ取付片30と前記蓋体4との間には、前記バイブレータ23の 振動を緩衝する複数のスプリング32,32を有する緩衝部31が設けられてい る。この緩衝部31は、前記蓋体4及び前記バイブレータ取付片30に夫々接す る上片33及び下片34を有し、これら上片33及び下片34の間に前記スプリ ング32,32が設けられていると共に、上片33は前記蓋体4に取付けられて いる。また、前記バイブレータ取付片30及び前記下片34には、ボルト35が 貫通して設けられ、このボルト35の上端部は前記上片33に締着されている。 前記バイブレータ取付片30の下面及び前記下片34の上面には、前記ボルト3 5に巻回されるようにして圧縮バネ36,36が縮装されている。この構成によ り、前記バイブレータ23は、前記蓋体4に対して振動可能に支持されるように なっている。
【0017】 一方、前記回転手段14は、前記蓋体4の下方に設置された駆動モータ38と 、この駆動モータ38に接続された回転軸39と、この回転軸39の先端に設け られた第1かさ歯車40と、前記水平軸13の先端に取付けられて前記第1かさ 歯車40に噛合する第2かさ歯車41とを備えている。前記回転軸39の下端は 、前記蓋体4に穿設された孔43内に筒体44及び軸受け46,46を介して挿 通され、且つ前記蓋体4の下方でジョイント45を介して前記駆動モータ38に 接続されている。一方、前記回転軸39の上端は、前記支柱5に固定された筒体 47内に軸受48,48を介して挿通されている。また、前記駆動モータ38は 、前記蓋体4の下方に延設されたブラケット49に固定されている。
【0018】 そして、前記貯留部6は、前記駆動モータ38の回転駆動力が前記回転軸39 、第1かさ歯車40及び第2かさ歯車41を介して前記水平軸13に伝達される ことにより回転するようになっている。
【0019】 次に、本例の特徴とする構成について説明する。本例の特徴は、前記貯留部6 の内部構造にある。図2乃至図4に示すように、貯留部6の内部には隔壁18が 配設されている。この隔壁18は、図2及び図4に示すように、本考案でいう壁 面部としての湾曲部19と区画部20とでなっている。そして、この湾曲部19 及び区画部20は、図3に示すように、一側縁が前記前面6bに接続されている 一方、他の一側縁が前記傾斜壁6cに接続されている。また、前記湾曲部19は 、図4に示すような正面視においては、略逆C字形となるような形状に形成され ており、その外周面19aと貯留部内周壁面6dとの間の半径方向の間隔寸法T は、該湾曲部19における反時計回り方向側の終端部Dでは大きく、時計回り方 向に向かうに従って次第に小さくなり、該湾曲部19における時計回り方向側の 終端部Eでは最小となるように全体が螺旋状に形成されている。そして、前記区 画部20は内側端が前記湾曲部19における時計回り方向側の終端部Eに接続さ れて貯留部6の半径方向外側に延び、その外側端が貯留部内周壁6dに接続され ている。また、この湾曲部19及び区画部20の形成位置としては、前記湾曲部 19の時計回り方向側の終端部Eの周辺部と区画部20とによって前記材料導出 口10を囲むように形成されている。つまり、この材料導出口10に蒸発材料C が到達するためには、この蒸発材料Cが、湾曲部19と貯留部内周壁面6dとに よって形成される空間を一旦通過しなければならないようになっている。このよ うな構成により、この貯留部6の内部には、湾曲部19における反時計回り方向 側の終端部Dと貯留部内周壁面6dとで形成される開口部Fを有すると共に区画 部20によって一端が閉塞されるように形成された本考案でいう有底空間として の有底の円弧状空間Gが形成されていることになり、この円弧状空間Gの底部近 傍に前記材料導出口10が位置されていることになる一方、この円弧状空間Gを 除いた部分は材料貯留空間Hで形成されている。また、上述したように、湾曲部 19が螺旋状に形成されていることにより、この円弧状空間Gは、開口部Fから 区画部20に向って貯留部半径方向の断面積が次第に小さくなっている。
【0020】 また、前記湾曲部19の所定領域には、本考案でいう排出孔としての複数個の 通過孔19b,19b,…が穿設されている。この通過孔19b,19b,…が 穿設される領域は、図4に示すI領域である。つまり、湾曲部19における反時 計回り方向側の終端部Dから該湾曲部19における時計回り方向側の終端部Eと 小間隔を存した位置までの領域Iに通過孔19b,19b,…が所定間隔おきに 穿設されており、前記材料導出口10の形成位置に対向する部分には通過孔は形 成されていない。また、前記区画部20にも通過孔は形成されていない。従って 、前記湾曲部19と貯留部内周壁面6dとによって形成される円弧状空間Gに導 入された蒸発材料Cは、その一部が自重によってこれら通過孔19b,19b, …から貯留部6の材料貯留空間Hへ回収されるようになっている。
【0021】 次に、上述の如く構成された貯留部6における蒸発材料Cの供給動作について 説明する。この供給動作時には、バーブレータ23を駆動させてシュート7に振 動を与えると共に駆動モータ38を駆動させて回転軸39を回転させる。すると 、この回転軸39の回転に伴い、貯留部6は、前記駆動モータ38の駆動に伴っ て水平軸13を回転中心として図2における矢印J方向に回転する。この回転に 伴い、この貯留部6に収容されている蒸発材料Cは、前記湾曲部19の反時計回 り方向側の端部Dと貯留部内周壁面6dとで形成される開口部Fから前記円弧状 空間Gに導入され、更に、回転が進むと、図5に示すように、この蒸発材料Cは 隔壁18の区画部20にまで達する。この際、前記円弧状空間Gに導入されてい る蒸発材料Cのうち、該円弧状空間Gの上端部分に位置しているものは、その自 重によって前記通過孔19b,19b…から貯留部中央側の材料貯留空間Hへ回 収されることになる(図5の矢印参照)。そして、更に、貯留部6の回転が進む と、図6に示すように、前記円弧状空間Gのうち通過孔19b,19b,…が形 成されている部分に対向する部分では、全ての蒸発材料Cが通過孔19b,19 b,…から貯留部中央側の材料貯留空間Hへ回収され、この円弧状空間Gのうち 通過孔が形成されていない部分に対向する部分、つまり、図4におけるK領域に のみ蒸発材料Cが貯留されることになる。この状態で、更に回転が進み、ガイド 筒11の落下口12が下方を向くに従って、このK領域に貯留されている蒸発材 料Cの一部が材料導出口10からガイド筒11に導出され、このガイド筒11の 下端の落下口12からシュート7に向って蒸発材料Cが落下供給され、このシュ ート7によって抵抗加熱器2の船形ボート3に所定量の蒸発材料Cが供給される ことになる。
【0022】 このような蒸発材料Cの供給動作であるために、材料導出口10から蒸発材料 Cが導出される際には、常にK領域にのみ蒸発材料Cが貯留されていることにな るので、貯留部6内の蒸発材料Cの残量に関係なく、材料導出口10には常に一 定の圧力が作用することになる。つまり、材料導出口10の中心とこの中心に作 用する圧力を決定する蒸発材料の貯留面位置との間の寸法は常に図4及び図6に おける寸法Sとされることになって、この材料導出口10に作用する圧力は常に 一定値となる。従って、この材料導出口10から導出される蒸発材料Cを一定量 に維持することができることになり、安定した蒸発材料Cの蒸発動作を行わせる ことができて良好な成膜を行うことができる。また、本例の構成では、貯留部6 の前面6b、傾斜壁6c及び内周壁面6dの一部が円弧状空間Gを形成するため の部材として利用されるようになっているので、一枚の隔壁18を配設するのみ で円弧状空間Gを形成することができ、貯留部6内の構成の簡略化及び貯留部6 全体としての軽量化を図りながら上記の効果を得ることができる。更には、上述 したように、円弧状空間Gは、開口部Fから区画部20に向って貯留部半径方向 の断面積が次第に小さくなっているので、材料導出口9周辺部に作用する圧力を 高い値で安定して得ることができ、この材料導出口9からの導出量を十分に確保 することができることになる。
【0023】
【考案の効果】
上述してきたように、本考案によれば以下に述べるような効果が発揮される。 請求項1記載の考案によれば、貯留部の内部に、該貯留部の内部空間を、貯留部 の回転方向側の端部が開放され且つ前記貯留部の反回転方向側の端部が閉塞され て成る有底空間と該有底空間を除く材料貯留空間とに区画する隔壁を設け、前記 貯留部の外壁における前記有底空間の内部に対向する部分に、該有底空間内の蒸 発材料をシュートに向って導出する材料導出口を形成し、前記隔壁における前記 材料導出口に対向する部分よりも前記有底空間の開放端部側の所定領域に、前記 有底空間から材料貯留空間へ蒸発材料を排出する排出孔を形成するような構成と し、材料導出口から蒸発材料が導出される際に、材料導出口の周囲における蒸発 材料の貯留面高さ位置が貯留部内の蒸発材料の残量に拘りなく一定となるように したために、蒸発材料導出時には材料導出口に常に同一の圧力を作用させること ができ、材料導出口からの導出される蒸発材料の導出量を常に安定して得ること ができ、良好な蒸発材料の蒸発動作を行うことができる。
【0024】 請求項2記載の考案によれば、有底空間を、貯留部の外壁と該外壁に対して所 定間隔を存して配設された壁面部を有する隔壁とによって形成するような構成と して、貯留部の外壁の一部が有底空間を形成するための部材として利用されるよ うにしたために、貯留部内の構成の簡略化及び貯留部全体としての軽量化を図り ながら上述した請求項1記載の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】蒸発材料供給装置の全体概略図である。
【図2】貯留部の正面図である。
【図3】図2におけるIII-III 線に沿った断面図であ
る。
【図4】図3におけるIV-IV 線に対応した位置における
断面図である。
【図5】通過孔からの蒸発材料排出動作を示す図であ
る。
【図6】円弧状空間における材料貯留状態を示す図であ
る。
【符号の説明】
A 蒸発材料供給装置 6 貯留部 7 シュート 10 材料導出口 13 水平軸 14 回転手段 18 隔壁 19 湾曲部(壁面部) 19b 通過孔(排出孔) C 蒸発材料 G 円弧状空間 H 材料貯留空間 I 領域

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 真空蒸着用の蒸発材料を貯留する貯留部
    と、前記蒸発材料を蒸発させるるつぼに対して、前記貯
    留部から導出される蒸発材料を供給するシュートとを備
    えた蒸着装置用蒸発材料供給装置において、 前記貯留部は該貯留部を水平軸回りに回転させる回転手
    段が接続されており、前記貯留部の内部には、該貯留部
    の内部空間を、前記回転手段の駆動に伴う該貯留部の回
    転方向側の端部が開放され且つ前記貯留部の反回転方向
    側の端部が閉塞されて成る有底空間と該有底空間を除く
    材料貯留空間とに区画する隔壁が設けられており、 前記貯留部の外壁における前記有底空間の内部に対向す
    る部分には、該有底空間内の蒸発材料を前記シュートに
    向って導出する材料導出口が形成されており、前記隔壁
    における前記材料導出口に対向する部分よりも前記有底
    空間の開放端部側の所定領域には、前記有底空間から材
    料貯留空間へ蒸発材料を排出する排出孔が形成されてい
    ることを特徴とする蒸着装置用蒸発材料供給装置。
  2. 【請求項2】 有底空間は、貯留部の外壁と該外壁に対
    して所定間隔を存して配設された壁面部を有する隔壁と
    によって形成されていることを特徴とする請求項1記載
    の蒸着装置用蒸発材料供給装置。
JP1452393U 1993-03-29 1993-03-29 蒸着装置用蒸発材料供給装置 Withdrawn JPH0673151U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20150113539A (ko) * 2014-03-31 2015-10-08 주식회사 에스에프에이 원료물질 공급기 및 이를 구비하는 증착장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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