JPH0673407A - 脱脂炉 - Google Patents

脱脂炉

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JPH0673407A
JPH0673407A JP26245992A JP26245992A JPH0673407A JP H0673407 A JPH0673407 A JP H0673407A JP 26245992 A JP26245992 A JP 26245992A JP 26245992 A JP26245992 A JP 26245992A JP H0673407 A JPH0673407 A JP H0673407A
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JP
Japan
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temperature
gas
degreasing
cooling
furnace
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Application number
JP26245992A
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English (en)
Inventor
Eiji Nakamu
中務栄治
Ippei Yamauchi
山内一平
Masao Takeda
武田正夫
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Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】処理物のだれや変形を防いで高速脱脂を可能に
する。 【構成】コントローラ13の制御により、処理物Wの中
心及び下部温度を表面温度よりも相対的に低温に保って
脱脂を進行させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、脱脂を適切に且つ効率
良く進行させるために有用となる脱脂炉に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】粉末の射出成形製造プロセスでは、金
属、セラミックス、サーメット等の粉末にバインダ(ワ
ックス等の低分子量成分、熱加塑性樹脂等の高分子量成
分、その他を適宜の分量で配合したもの)を混合し、所
要形状に射出成形していわゆるグリーン体を得る。しか
る後、このグリーン体を脱脂工程でバインダを加熱蒸発
させることによりバインダを100%近く除去したいわ
ゆるブラウン体の状態にする。そして、このブラウン体
を焼結工程で焼結に付すことにより、最終製品を得るよ
うにしている。脱脂工程と焼結工程とは、別々の炉で行
なわれる場合と、脱脂・焼結炉で一貫して行なわれる場
合とがあるが、いずれにしても、脱脂に長時間を費やす
ことが欠陥の少ない製品を得るために必要とされてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、従来の脱脂
処理は、加熱手段によって処理物全体を均熱加熱するよ
うになっている。このため、炉内がある温度つまりバイ
ンダの融点以上の温度に達すると、処理物の随所におい
て一斉に軟化が始まり、その自重で処理物の下部に変形
やだれを生じ易い。特に、急激に温度を上げた場合には
そのような不具合が顕著に現われる。しがって、処理物
にだれや変形を生じさせずに脱脂を完了するためには、
極めて緩やかな速度で温度を上昇させていくことが行わ
れ、脱脂に長時間を要するという問題があった。
【0004】本発明は、このような課題を解決すること
を目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、かかる目的を
達成するために、次のような構成を採用したものであ
る。
【0006】すなわち、本発明に係る脱脂炉は、処理物
を加熱する加熱手段と、処理物を冷却する冷却手段と、
これら加熱手段および冷却手段を制御する制御手段とを
具備してなり、制御手段の制御を通じて処理物の中心及
び下部温度を表面温度よりも相対的に低温に保って脱脂
を進行させることを特徴とする。
【0007】具体的な実施の態様としては、処理物全体
を加熱し得る部位に加熱手段を設けるとともに、処理物
全体を冷却し得る部位に冷却手段を設け、それらの加熱
手段および冷却手段を制御手段を通じて交互に作動させ
るようにしたものが挙げられる。
【0008】また、他の具体的な実施の態様としては、
処理物を局所加熱し得る部位に加熱手段を設けるととも
に、それとは異なる部位に処理物を局所冷却し得る冷却
手段を設け、これら加熱手段および冷却手段を制御手段
を通じて同時に作動させるようにしたものも挙げられ
る。
【0009】
【作用】処理物を均熱加熱していた従来手法に対して、
本発明は処理物内に温度勾配を生じさせ、その中心及び
下部を常に低温に保って処理物全体に保形力を与えるよ
うにしたため、上部表面から脱脂が進み、処理物全体の
だれや変形を有効に防止することができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面を参照して説
明する。
【0011】<第1実施例>図1に示す脱脂炉は、炉1
内に処理物Wを収容する棚2を配置し、その棚2の左右
対向位置にガス導入口3とガス導出口4とを開口させて
いる。また、それらガス導入口3およびガス導出口4の
間を、炉1外においてガス循環系路5を介して接続して
いる。ガス循環系路5は、加熱手段たるヒータ6と、冷
却手段およびワックストラッパとしての役割を兼ねるク
ーラ7とを並列に配置し、その流入端6a、7aを前記
ガス導出口4に接続するとともに、流出端6b、7bを
三方弁8を介して前記ガス導入口3に接続してなるもの
で、炉1内には処理物Wの周囲にガスの流れを作りその
ガスを循環させるためのファン9が挿入してある。この
ファン9は電動機10によって駆動される。そして、前
記クーラ7の流出端7bにバルブ11を介してガスボン
ベ12を接続し、このガスボンベ12内のガスを適時炉
1内および循環系路5内に充填し得るようにしている。
また、前記三方弁8と、前記ヒータ6およびクーラ7
と、前記バルブ11とは制御手段たるコントローラ13
に接続してあり、このコントローラ13が予め定めた温
度処理パターンに沿って当該三方弁8に対する開閉信号
aと、ヒータ6およびクーラ7に対する温度制御信号
b、cと、バルブ11に対する開閉信号dとを出力する
ようになっている。図2は横軸に時間tをとり縦軸にガ
スの温度Tをとってその温度処理パターンの一例を示す
もので、炉1内に高温ガス(温度TH )と低温ガス(温
度TL )とを一定サイクルで周期的に導入し、その後、
それらの温度TH 、TL を段階的に上昇させて同じ処理
を繰り返すようになっている。
【0012】次に、本実施例の作用を説明する。先ずバ
ルブ11を開にし、ガスボンベ12内のガスを炉1内お
よび循環系路5内に充填する。次に、電動機10を作動
させて炉1のガス導入口3からガス導出口4に向かうガ
スの流れをつくる。そして、図2に示した温度処理パタ
ーンを開始する。すなわち、コントローラ13は三方弁
8を周期的に切り換えて、ガス導入口3にヒータ6によ
り加熱した温度TH なる高温ガスとクーラ7により冷却
した温度TL なる低温ガスとを交互に供給する。これに
より、処理物Wの表面温度Ts および内部及び下部温度
c が一旦、低温ガスの温度TL に近付き、しかる後、
高温ガスの温度TH に近付くという温度変化が繰り返さ
れる。しかして、内部及び下部温度Tc が表面温度Ts
に達する前に次の冷却サイクルに移行するようにすれ
ば、処理物Wは常に、図3に示すように内部及び下部温
度Tc が表面温度Ts よりも低い状態に保持される。し
たがって、その状態においては、処理物Wの中心部はバ
インダが溶融しないため保形力を保持し、表面に存在す
るバインダのみが先に蒸発して脱脂される。そして、次
に低温ガスが導入されたときに再び処理物W全体が低温
ガスの温度TL 近くに保たれる。このような処理を一定
サイクル繰り返し、次にヒータ6の加熱能力を上げて高
温ガスTH の温度を高め、このとき必要に応じてクーラ
7の冷却能力を落として低温ガスTL の温度も高める。
そして、同様の処理を複数サイクル繰り返す。このと
き、先のサイクルでは蒸発しなかった比較的高融点のバ
インダが加熱時に溶融して脱脂される。勿論、処理物W
の中心部は常に低温であるからこの部位の高融点バイン
ダは溶融せず、処理物W全体の形が保形される。さらに
必要ならば、ヒータ6の加熱能力を数段階に亘って上昇
させて一層融点の高いバインダの脱脂を行う。そして、
最終的に処理物Wが仮焼結される温度にまで高温ガスの
温度TH を上昇させたとき、中心及び下部も表面部より
遅れて脱脂が進行し、全体の脱脂処理を完了する。
【0013】しかして、このように構成される脱脂炉に
おいては、加熱時に処理物Wの内部に常に温度勾配が生
じ、その中心及び下部が常に低温に保持されて処理物W
全体の形が保形されることになる。このため、表面部か
ら脱脂が進行し、処理物W全体のだれや変形を有効に防
止することができ、その結果、従来の脱脂炉に比べて脱
脂時間を短縮して炉の稼動効率を確実に向上させること
が可能になる。
【0014】なお、処理物Wを図4に示すようにベルト
20に載せて搬送し、高温ガス吹出口21からの噴出ガ
スと低温ガス吹出口22からの噴出ガスとに交互に接触
させてもよい。また、図示しないがベルトの代わりに回
転テーブルを用いることもできる。
【0015】<第2実施例>図5に示す脱脂炉は、炉1
01内に処理物Wを載設するための熱伝導の良好な素材
(例えば銅など)からなる床102を配置し、その床1
02の上方および下方にそれぞれガス導入口103およ
びガス導出口104を開口させている。また、それらガ
ス導入口103およびガス導出口104の間を、炉10
1外においてガス循環系路105を介して接続してい
る。前記炉101内には加熱手段たるヒータ106が配
置してある。また、前記床102の肉厚内には冷却手段
としての水冷板102aが形成してあり、この水冷板1
02aに、バルブ108aを介して冷却水を導入し得る
ようになっている。また、ガス循環系路105にはワッ
クストラッパ107が介設してあり、ガス導出口104
から流出したガスをこのワックストラッパ107でデワ
ックスした後、再びガス導入口103より炉101内に
流入させ得るようになっている。さらに、前記炉101
内には処理物Wの周囲にガスの流れを作りそのガスを循
環させるためのファン109が挿入してあり、電動機1
10によって駆動されるようになっている。そして、前
記ヒータ106と、前記バルブ108aに制御手段たる
コントローラ113が接続してあり、このコントローラ
113が予め定めた温度処理パターンに沿って当該ヒー
タ106に対する制御信号eと、バルブ108aに対す
る開閉信号fとを出力するようになっている。
【0016】次に、本実施例の作用を説明する。先ず、
ヒータ106をONにしてガス温度T1 を高温にすると
ともにバルブ108aを開にして水温T2 の冷却水を流
したときには、処理物Wは図6に示すように上面側の表
面温度Tp が高温ガスの温度T1 に近付くとともに内部
温度To および下面側の表面温度Tq が冷却水の温度T
2 に近付き、その状態において、処理物Wの中心及び下
部はバインダが溶融しないため保形力を保持するのに対
して、上面または側面に存在するバインダのみが先に蒸
発して脱脂される。
【0017】しかして、処理物Wに常に温度勾配が生
じ、その中心及び下部が常に低温に保持されて処理物W
全体の形が保形されることになる。このため、表面部か
ら脱脂が進み、処理物W全体のだれや変形を有効に防止
することができ、その結果、従来の脱脂炉に比べて脱脂
時間を短縮して炉の稼動効率を確実に向上させることが
可能になる。
【0018】なお、処理の最終段階で冷却水を止め、処
理物の全面を加熱することにより、残りのバインダを脱
脂するようにしてもよい。
【0019】<第3実施例>図7に示す脱脂炉は、炉2
01内を仕切板202を介して処理室203とガス温度
調節室204に区画し、両室203、204を仕切板2
02の両端に設けた一対の開口部205、206を介し
て連通させている。処理室203には処理物Wを載置す
る支持台207が配置され、この支持台207に対峙す
る炉201の上壁に加熱手段である光源208を懸吊支
持しており、この光源208を制御機構209によって
ON/OFF制御することにより、レンズ208aを介
して集光した光を支持台207上に載置される処理物W
に照射し得るようにしている。ガス温度調節室204の
入口は邪魔板210で二分され、各分室204a、20
4bをアクチュエータ211aを有した切換機構211
によって背反的に開閉するようにしており、その一方の
分室204bに冷却手段たる冷却パイプ212を配設し
ている。この冷却パイプ212内への冷却水の供給はバ
ルブ212aを通じてなされる。また、邪魔板210を
通過したガス温度調節室204内にはガスを所要温度に
まで加熱するヒータ213が配設してある。さらに、一
方の開口部205に臨むガス温度調節室204内にはフ
ァン214が配設してあり、このファン214を炉20
1外のモータ215によって駆動することにより、処理
室203とガス温度調節室204との間を図中矢印に示
す方向に沿って循環するガスの流れを生起させるように
している。
【0020】そして、前記制御機構209、アクチュエ
ータ211a、バルブ212a、ヒータ213およびモ
ータ215をそれぞれコントローラ216に接続し、こ
のコントローラ216から予め定めた温度処理パターン
に沿ってそれらの制御要素209、211a、212
a、213、215に制御信号g、h、i、j、kを出
力するようになっている。
【0021】次に、そのコントローラ216によって行
われる脱脂工程について説明する。先ず図示しないガス
導入系路から炉201内に不活性ガス等のガスを充填す
る。次に、モータ215を作動させて炉201内に図中
矢印に沿ったガスの流れを生起し、それと同時に、切換
機構211を図中実線に示す切換位置に保持し、その状
態で冷却パイプ212をONにする。これにより、ガス
は処理室203とガス温度調節室204の間を循環しな
がら冷却パイプ212によって冷却される。処理物W全
体が所定温度にまで冷却されたら、光源208に対して
図8に示すようなパルス幅τ(例えば1sec )のON/
OFF制御を開始し、処理物Wの上面にレンズ208a
で集光した光を照射する。これにより、図9に示すよう
に、処理物Wの内部及び下部温度Tv は冷却ガスの温度
近くに保持されるのに対して、光が照射された表面温度
w のみが例えば200℃まで瞬間的に加熱昇温され
る。したがって、この実施例においては、処理物Wの中
心部及び下部はバインダが溶融せずに保形力が保持さ
れ、上面の光が照射された部位に存在する低融点バイン
ダのみが先に蒸発して脱脂される。そのバインダー蒸気
はガスの流れに沿って冷却パイプ212を通過する際に
凝縮してトラップされる。その後、光源208の向きを
必要に応じて変更し、処理物Wの必要な部位のバインダ
ーを蒸発させる。
【0022】このようにして、表面処理が終わったら、
切換機構211を図中想像線で示す位置に切り換え、冷
却パイプ212をOFFにし、ヒータ213をONにす
る。これにより、処理物Wをガスにより400℃程度に
均熱加熱して、残存するバインダを高速で除去する。
【0023】以上のような脱脂炉においては、加熱時に
処理物Wの内部に常に温度勾配が生じ、その中心及び下
部が常に低温に保持されて処理物W全体の形が保形され
るとともに、表面部のうち輻射加熱された部位のみが瞬
間的に昇温してその部位に存在する低融点バインダーが
蒸発し、ブラウン体としての保形力が生じることにな
る。このため、表面部から好適に脱脂が進行し、処理物
W全体のだれや変形を有効に防止することができ、その
結果、従来の脱脂炉に比べて脱脂時間を短縮して炉の稼
動効率を確実に向上させることが可能になる。また、こ
の実施例ではレンズ208aをスライドさせる等の手段
によって光をスポット照射することも容易であるため、
処理物Wに局所処理を施したい場合に極めて有効とな
る。
【0024】なお、光源は複数個設けてもよく、その種
類は熱線やレーザ光によってもよい。また、光源の向き
を変更する代わりに、あるいはそれと並行して、支持台
を移動させるようにしてもよい。
【0025】<第4実施例>図10に示す脱脂炉は、炉
301内に冷却板302が配置してあり、この冷却板3
02にバルブ302aを介して炉外から冷却水を導入す
るようにしている。この冷却板302上には内部に適宜
量の冷却液o(例えば水、他の例ではシリコン油など)
を充填した容器303が取り付けてあり、その冷却液o
はバルブ305aを操作することにより排出パイプ30
5を通じて適宜炉301外に排出し得るようになってい
る。グリーン体Wはこの容器303内に浸漬され、上部
のみを液面から上方に表出させられる。なお、それらの
冷却板302および容器303は熱伝導性の良好な素
材、例えば銅等でできており、冷却板302に持ち込ま
れた冷熱は容器303内の冷却液oに効率良く伝達され
るようになっている。冷却板302と容器303が本発
明の冷却手段307を構成している。一方、炉301の
上方には加熱手段であるヒータ304が配置してあり、
このヒータ304から前記グリーン体Wのうち液面から
上方に表出した部位を加熱するようにしている。そし
て、前記ヒータ304およびバルブ302a、305a
を制御手段たるコントローラ306に接続し、このコン
トローラ306が予め定めた温度処理パターンに沿って
それらの制御要素304、302a、305aに制御信
号m、n、rを出力するようになっている。
【0026】このような構成において、コントローラ3
06は先ず、ヒータ304をONにするとともに、バル
ブ302aを開、バルブ305aを閉に保持する。これ
により、グリーン体Wは冷却液oに浸漬されている中心
部および下部が温度Tx まで冷却され、逆に冷却液oか
ら上方に表出している部位はヒータ304によって温度
Y まで加熱される。したがって、この実施例において
は、処理物Wの中心部及び下部はバインダが溶融せずに
保形力が保持され、上面の液面から表出した部位に存在
する低融点バインダのみが先に蒸発して脱脂される。こ
の状態で、バルブ305aを僅かに開にし、容器303
内の冷却液oを徐々に排出しながら液面を下げていく
と、逆にグリーン体W上の加熱領域が広がり、最終的に
冷却液oを全て排出したときに脱脂が完了する。
【0027】以上のような脱脂炉においては、処理物W
の内部に常に温度勾配が生じ、その中心及び下部が常に
低温に保持されて処理物W全体の形が保形されるととも
に、液面から上方に表面した部位の低融点バインダーの
みが蒸発してブラウン体としての保形力が生じ、そのよ
うな領域が次第に拡張していくことになる。このため、
処理物Wの上部から下部に向かって好適に脱脂が進行
し、その結果、処理物W全体のだれや変形を有効に防止
できることになり、従来の脱脂炉に比べて脱脂時間を短
縮して炉の稼動効率を確実に向上させることが可能にな
る。また、この実施例は加熱領域と冷却領域の境界を明
確にすることができるので、そのような条件を必要とす
る用途に特に好適に適用可能となる。
【0028】なお、排出系路305やバルブ305aは
必須構成要件ではなく、冷却液の除去は蒸発に頼っても
よい。
【0029】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように、加熱時
に処理物に常に温度勾配を生じさせ、その中心及び下部
を常に表面部よりも低温に保持して処理物全体を保形す
るようにしたため、表面部から脱脂が進み処理物全体の
だれや変形を有効に防止することができる。そのため、
従来の脱脂炉に比べて脱脂時間を短縮して炉の稼動効率
を確実に向上させる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す模式的な断面図。
【図2】同実施例における温度処理パターンの一例を示
すグラフ。
【図3】同実施例において処理物に温度勾配が生じてい
る様子を示す図。
【図4】同実施例の変形例を示す図。
【図5】本発明の他の実施例を示す模式的な断面図。
【図6】同実施例において処理物に温度勾配が生じてい
る様子を示す図。
【図7】本発明のさらに他の実施例を示す模式的な断面
図。
【図8】同実施例における温度処理パターンの一例を示
すグラフ。
【図9】同実施例において処理物に温度勾配が生じてい
る様子を示す図。
【図10】本発明のさらに他の実施例を示す模式的な断
面図。
【符号の説明】
W…処理物 Tc 、To 、Tv 、Tx …中心及び下部温度 Tp 、Tq 、Ts 、Tw 、TY …表面温度 6…加熱手段(ヒータ) 7…冷却手段(クーラ) 13…制御手段(コントローラ) 102a…冷却手段(水冷板) 106…加熱手段(ヒータ) 109…冷却手段(ファン) 113…制御手段(コントローラ) 208…加熱手段(光源) 212…冷却手段(冷却パイプ) 216…制御手段(コントローラ) 304…加熱手段(ヒータ) 306…制御手段(コントローラ) 307…冷却手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】処理物を加熱する加熱手段と、処理物を冷
    却する冷却手段と、これら加熱手段および冷却手段を制
    御する制御手段とを具備してなり、制御手段の制御を通
    じて処理物の中心及び下部温度を表面温度よりも相対的
    に低温に保って脱脂を進行させることを特徴とする脱脂
    炉。
JP26245992A 1992-06-30 1992-09-30 脱脂炉 Pending JPH0673407A (ja)

Priority Applications (1)

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JP26245992A JPH0673407A (ja) 1992-06-30 1992-09-30 脱脂炉

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JP4-173500 1992-06-30
JP17350092 1992-06-30
JP26245992A JPH0673407A (ja) 1992-06-30 1992-09-30 脱脂炉

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5727447A (en) * 1995-09-27 1998-03-17 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Supercharge pressure control apparatus
CN103464748A (zh) * 2013-08-26 2013-12-25 苏州米莫金属科技有限公司 一种电加热式脱脂炉
CN116984610A (zh) * 2023-08-22 2023-11-03 昆明理工大学 一种环境友好型金属注射成型脱脂集成设备及脱脂方法

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