JPH0673863A - 装飾板の製造方法 - Google Patents
装飾板の製造方法Info
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- JPH0673863A JPH0673863A JP26550092A JP26550092A JPH0673863A JP H0673863 A JPH0673863 A JP H0673863A JP 26550092 A JP26550092 A JP 26550092A JP 26550092 A JP26550092 A JP 26550092A JP H0673863 A JPH0673863 A JP H0673863A
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- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims 3
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 claims abstract 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 claims 1
- 238000010030 laminating Methods 0.000 claims 1
- 238000000034 method Methods 0.000 claims 1
- 239000007767 bonding agent Substances 0.000 abstract 2
- 238000005530 etching Methods 0.000 abstract 2
- 239000011521 glass Substances 0.000 abstract 2
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- 239000011888 foil Substances 0.000 abstract 1
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 所定の穿孔パターンが形成された金属薄板を
挟み込み、優れた接着性で透光性シートが張り合わされ
た装飾板を得る。 【構成】 金属薄板1をエッチングし、複数の貫通孔か
らなる穿孔パターンを形成する。金属薄板1の両面に、
接着剤3を使用して透光性シート2,2を張り合せる。
金属薄板1の貫通孔は、気泡が残留することなく接着剤
3で充填される。金属薄板1及び透光性シート2,2か
らなる積層体は、そのままで装飾板として使用される。
或いは、更に透明ガラス板4,4を装飾板の両面或いは
片面に張り合せ、複合ガラス板とすることもできる。 【効果】 穿孔パターンがエッチングによって形成され
たものであるため、薄い箔等の金属薄板を使用すること
ができ、透光性シート2,2に対する接着性が向上す
る。また、製品としての見栄えも良くなる。
挟み込み、優れた接着性で透光性シートが張り合わされ
た装飾板を得る。 【構成】 金属薄板1をエッチングし、複数の貫通孔か
らなる穿孔パターンを形成する。金属薄板1の両面に、
接着剤3を使用して透光性シート2,2を張り合せる。
金属薄板1の貫通孔は、気泡が残留することなく接着剤
3で充填される。金属薄板1及び透光性シート2,2か
らなる積層体は、そのままで装飾板として使用される。
或いは、更に透明ガラス板4,4を装飾板の両面或いは
片面に張り合せ、複合ガラス板とすることもできる。 【効果】 穿孔パターンがエッチングによって形成され
たものであるため、薄い箔等の金属薄板を使用すること
ができ、透光性シート2,2に対する接着性が向上す
る。また、製品としての見栄えも良くなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金属薄板に形成した孔
部を介して背面側を透かし見ることができる装飾板を製
造する方法に関する。
部を介して背面側を透かし見ることができる装飾板を製
造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】二枚のガラス板の間に透光性中間膜を挟
み込んだ複合ガラスは、ガラスの欠点である破壊時の貫
通や破片の脱落,飛散がない安全ガラスとして使用され
ている。透光性中間膜で弾力性を付与し、外力を撓み変
形によって吸収することができるため、強度の向上も図
られる。挟み込む中間膜として半透明の着色シートや孔
の開いた金属薄板を使用するとき、透光量を調節できる
ことは勿論、透過した光によって審美性のある空間が形
成される。この特徴を活用し、種々の中間膜を挟み込ん
だ複合ガラスが内装材,外装材等として使用され始めて
いる。
み込んだ複合ガラスは、ガラスの欠点である破壊時の貫
通や破片の脱落,飛散がない安全ガラスとして使用され
ている。透光性中間膜で弾力性を付与し、外力を撓み変
形によって吸収することができるため、強度の向上も図
られる。挟み込む中間膜として半透明の着色シートや孔
の開いた金属薄板を使用するとき、透光量を調節できる
ことは勿論、透過した光によって審美性のある空間が形
成される。この特徴を活用し、種々の中間膜を挟み込ん
だ複合ガラスが内装材,外装材等として使用され始めて
いる。
【0003】たとえば、パンチングメタルの両面に柔軟
性のあるシートを張り合せ、中間膜として使用すること
が知られている。パンチングメタルは、金属板に機械的
な打抜き加工を施すことにより直径3〜30mmの貫通
孔を設けたものである。このパンチングメタルを柔軟性
シートに張り合せた中間膜は、金属板本来の強度によっ
て補強されているため、耐破損性や飛散防止機能が一層
向上する。
性のあるシートを張り合せ、中間膜として使用すること
が知られている。パンチングメタルは、金属板に機械的
な打抜き加工を施すことにより直径3〜30mmの貫通
孔を設けたものである。このパンチングメタルを柔軟性
シートに張り合せた中間膜は、金属板本来の強度によっ
て補強されているため、耐破損性や飛散防止機能が一層
向上する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】生産ベースで金属板を
パンチングするとき、パンチングされる原板の厚みに制
約が加わる。すなわち、原板が薄くなるに応じて、打抜
き加工時のポンチとダイス間とのクリアランスを狭くす
ることが必要になる。その結果、高精度に仕上げられた
ポンチ,ダイス等を備えた精密プレスの使用を余儀なく
され、製造コストが上昇する。この点、通常の打抜き加
工機でステンレス鋼等の鋼板を使用するとき、パンチン
グされる原板の板厚は0.3mmが下限とされている。
この板厚の確保により、ダレ等の欠陥発生を防止しなが
らパンチング後における原板の孔部形状を平滑にするこ
とができる。
パンチングするとき、パンチングされる原板の厚みに制
約が加わる。すなわち、原板が薄くなるに応じて、打抜
き加工時のポンチとダイス間とのクリアランスを狭くす
ることが必要になる。その結果、高精度に仕上げられた
ポンチ,ダイス等を備えた精密プレスの使用を余儀なく
され、製造コストが上昇する。この点、通常の打抜き加
工機でステンレス鋼等の鋼板を使用するとき、パンチン
グされる原板の板厚は0.3mmが下限とされている。
この板厚の確保により、ダレ等の欠陥発生を防止しなが
らパンチング後における原板の孔部形状を平滑にするこ
とができる。
【0005】しかし、板厚0.3mm以上の原板をパン
チングした後、柔軟性シートに張り合せたものでは、温
度変化に起因する熱剥離が金属質の原板と柔軟性シート
との間に発生し易い。この熱剥離は、パンチング部のミ
クロ的な空隙,残存するバリの鋭角的な痕跡等を起点と
して周囲に伝播する。その結果、製品としての商品価値
が著しく損なわれる。また、原板が比較的厚みのあるこ
とに伴って形成した孔部の内壁面(板厚部)が視野に入
り易く、中間膜或いは中間膜を挟み込んだ複合ガラス板
の意匠性に悪影響を与える。本発明は、このような問題
を解消すべく案出されたものであり、金属薄板に貫通孔
を形成する手段としてエッチングを採用することによ
り、金属薄板と透光性シートとの間に熱剥離を生じるこ
となく、薄い箔等の使用も可能とし審美性に優れた装飾
板を提供することを目的とする。
チングした後、柔軟性シートに張り合せたものでは、温
度変化に起因する熱剥離が金属質の原板と柔軟性シート
との間に発生し易い。この熱剥離は、パンチング部のミ
クロ的な空隙,残存するバリの鋭角的な痕跡等を起点と
して周囲に伝播する。その結果、製品としての商品価値
が著しく損なわれる。また、原板が比較的厚みのあるこ
とに伴って形成した孔部の内壁面(板厚部)が視野に入
り易く、中間膜或いは中間膜を挟み込んだ複合ガラス板
の意匠性に悪影響を与える。本発明は、このような問題
を解消すべく案出されたものであり、金属薄板に貫通孔
を形成する手段としてエッチングを採用することによ
り、金属薄板と透光性シートとの間に熱剥離を生じるこ
となく、薄い箔等の使用も可能とし審美性に優れた装飾
板を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の装飾板製造方法
は、その目的を達成するため、金属薄板をエッチングし
て模様又は図形となる貫通孔を形成し、該貫通孔に接着
剤を充填した状態で前記金属薄板の両面に透光性シート
を張り付けることを特徴とする。透光性シートの表面に
は、更に透光性ガラス等の外板を張り合せることもでき
る。
は、その目的を達成するため、金属薄板をエッチングし
て模様又は図形となる貫通孔を形成し、該貫通孔に接着
剤を充填した状態で前記金属薄板の両面に透光性シート
を張り付けることを特徴とする。透光性シートの表面に
は、更に透光性ガラス等の外板を張り合せることもでき
る。
【0007】透光性シートに挟み込まれる金属薄板に
は、ステンレス鋼,普通鋼,アルミ板等があり、厚さ数
ミクロンの箔を使用することも可能である。金属薄板
は、板厚が0.5mm以下で可能な限り薄いものである
ことが好ましい。板厚が薄くなるほど、エッチングを短
時間で完了させることができると共に、芯材の平滑化も
図られる。金属薄板をエッチングすることによって、図
1の(a)又は(b)に示すような所定パターンをもつ
貫通孔が形成される。エッチング方法としては、フォト
エッチングによる穿孔処理を採用することが好ましい。
この場合、金属薄板にレジストを塗布した後、基準パタ
ーンを密着させ、露光,バーニング,エッチング等の処
理を順次施す。
は、ステンレス鋼,普通鋼,アルミ板等があり、厚さ数
ミクロンの箔を使用することも可能である。金属薄板
は、板厚が0.5mm以下で可能な限り薄いものである
ことが好ましい。板厚が薄くなるほど、エッチングを短
時間で完了させることができると共に、芯材の平滑化も
図られる。金属薄板をエッチングすることによって、図
1の(a)又は(b)に示すような所定パターンをもつ
貫通孔が形成される。エッチング方法としては、フォト
エッチングによる穿孔処理を採用することが好ましい。
この場合、金属薄板にレジストを塗布した後、基準パタ
ーンを密着させ、露光,バーニング,エッチング等の処
理を順次施す。
【0008】貫通孔が形成された金属薄板の両面に、透
光性シートが張り合わされる。透光性シートとしては、
複合ガラスとするとき外側に張り合わされるガラス板よ
りも軟質で、無色透明或いは適宜の着色を施した透明又
は半透明の樹脂,合成樹脂等が使用される。柔軟性のあ
る透光性シートを使用するとき、金属薄板を間に挟み込
んだ後でもコイル状に巻き取ることが可能となり、取扱
いや運搬,施工等が容易になる。透光性シートは、金属
薄板に張り合わされると共に、金属薄板に形成した貫通
孔に充填される接着剤を介して互いに直接接合される。
そのため、厚肉のパンチングメタルを使用した場合に比
較して、接着強度が一層向上する。接着剤としては、透
光性のある熱硬化型接着剤が好ましい。たとえば、酢酸
ビニル系,ポリブチラール系,ホットメルト系等の接着
剤が使用される。
光性シートが張り合わされる。透光性シートとしては、
複合ガラスとするとき外側に張り合わされるガラス板よ
りも軟質で、無色透明或いは適宜の着色を施した透明又
は半透明の樹脂,合成樹脂等が使用される。柔軟性のあ
る透光性シートを使用するとき、金属薄板を間に挟み込
んだ後でもコイル状に巻き取ることが可能となり、取扱
いや運搬,施工等が容易になる。透光性シートは、金属
薄板に張り合わされると共に、金属薄板に形成した貫通
孔に充填される接着剤を介して互いに直接接合される。
そのため、厚肉のパンチングメタルを使用した場合に比
較して、接着強度が一層向上する。接着剤としては、透
光性のある熱硬化型接着剤が好ましい。たとえば、酢酸
ビニル系,ポリブチラール系,ホットメルト系等の接着
剤が使用される。
【0009】接着剤は、ロールコータ,ブラシ,スプレ
ー等の適宜の方法によって金属薄板の両面に塗布され
る。このとき、金属薄板の一面或いは両面にやや過剰に
接着剤を塗布することが好ましい。接着剤が塗布された
金属薄板は、透光性シートの間に挟み込まれ、上下2段
の複数のゴム被覆ロール間に通板される。ゴム被覆ロー
ルによる加圧によって、透光性シートに金属薄板が接着
されると共に、接着剤の過剰量が金属薄板の貫通孔に流
動し、貫通孔を充填する。
ー等の適宜の方法によって金属薄板の両面に塗布され
る。このとき、金属薄板の一面或いは両面にやや過剰に
接着剤を塗布することが好ましい。接着剤が塗布された
金属薄板は、透光性シートの間に挟み込まれ、上下2段
の複数のゴム被覆ロール間に通板される。ゴム被覆ロー
ルによる加圧によって、透光性シートに金属薄板が接着
されると共に、接着剤の過剰量が金属薄板の貫通孔に流
動し、貫通孔を充填する。
【0010】透光性シートが張り合わされた金属薄板
は、そのままで装飾板として使用することができる。こ
の場合、建築等の施工現場で、二枚のガラス板の間に装
飾板を挟み込み、複合ガラスを構築する。或いは、既設
のガラス板に内側又は外側から装飾板を張り付けること
によっても、装飾性に富んだ窓にすることができる。こ
のとき、シャー等によって適宜のサイズに裁断すること
ができるため、現場での施工性は優れたものとなる。
は、そのままで装飾板として使用することができる。こ
の場合、建築等の施工現場で、二枚のガラス板の間に装
飾板を挟み込み、複合ガラスを構築する。或いは、既設
のガラス板に内側又は外側から装飾板を張り付けること
によっても、装飾性に富んだ窓にすることができる。こ
のとき、シャー等によって適宜のサイズに裁断すること
ができるため、現場での施工性は優れたものとなる。
【0011】装飾板をガラス板,硬質プラスチックス等
に挟み込み、工場出荷段階で透光性装飾板材にすること
もできる。ガラス板,硬質プラスチックス等に対する装
飾板の接着は、市販の接着テープを使用して行うことが
できる。或いは、ポリブチラール樹脂膜を貼着した後、
オートクレーブ中で加圧接着することによっても、装飾
板をガラス板,硬質プラスチックス等に張り合せること
ができる。
に挟み込み、工場出荷段階で透光性装飾板材にすること
もできる。ガラス板,硬質プラスチックス等に対する装
飾板の接着は、市販の接着テープを使用して行うことが
できる。或いは、ポリブチラール樹脂膜を貼着した後、
オートクレーブ中で加圧接着することによっても、装飾
板をガラス板,硬質プラスチックス等に張り合せること
ができる。
【0012】
【作 用】エッチングは、パンチングと異なり、高い自
由度で図形,模様等の一定パターンを再現性良く形成す
ることができる。また、従来の打抜き加工では不可能で
あった微小で平坦度に優れた貫通孔も容易に形成され
る。そのため、たとえば微小な貫通孔を多数形成するこ
とによって、レースのカーテンと同様な遮光性を備えた
装飾板も得られる。エッチングによって形成された貫通
孔の端面は、打抜き加工によって形成された剪断面のよ
うにミクロ的な空隙が残存しにくく、平滑度の高い表面
となっている。平滑度の高い貫通孔端面は、貫通孔に充
填した接着剤で金属薄板の両面に配置した柔軟性シート
を張り合せるとき、接着剤層における気泡残留を抑制す
る。そのため、使用状態を想定して柔軟性シートの間に
金属薄板を挟み込んだ中間膜、或いは中間膜をガラス板
の間に挟み込んだ複合ガラスに加熱,冷却を繰り返すヒ
ートサイクル試験を施しても、残留気泡に起因する膨張
・収縮がなく、接着剤と金属薄板,金属薄板と柔軟性シ
ート等の間に剥離を生じない。
由度で図形,模様等の一定パターンを再現性良く形成す
ることができる。また、従来の打抜き加工では不可能で
あった微小で平坦度に優れた貫通孔も容易に形成され
る。そのため、たとえば微小な貫通孔を多数形成するこ
とによって、レースのカーテンと同様な遮光性を備えた
装飾板も得られる。エッチングによって形成された貫通
孔の端面は、打抜き加工によって形成された剪断面のよ
うにミクロ的な空隙が残存しにくく、平滑度の高い表面
となっている。平滑度の高い貫通孔端面は、貫通孔に充
填した接着剤で金属薄板の両面に配置した柔軟性シート
を張り合せるとき、接着剤層における気泡残留を抑制す
る。そのため、使用状態を想定して柔軟性シートの間に
金属薄板を挟み込んだ中間膜、或いは中間膜をガラス板
の間に挟み込んだ複合ガラスに加熱,冷却を繰り返すヒ
ートサイクル試験を施しても、残留気泡に起因する膨張
・収縮がなく、接着剤と金属薄板,金属薄板と柔軟性シ
ート等の間に剥離を生じない。
【0013】
【実施例】金属薄板として、板厚0.10mm,0.2
0mmの普通鋼板SPCC及びステンレス鋼板SUS3
04を使用した。この金属薄板をフォトエッチングし、
穿孔面積率50%で直径3mmの円形貫通孔が複数設け
られた図1(a)の穿孔パターンを形成した。エッチン
グ後の金属薄板から、30cm×30cmの試験片を切
り出した。エッチングされた金属薄板1の両面に、図2
に示すように膜厚0.7mmのポリウレタン樹脂製透光
性シート2,2を張り合せた。このとき、接着剤3とし
て、酢酸ビニル系接着剤を予め金属薄板1の両面に塗布
した。全体を赤外線加熱によって60℃に加熱保持した
状態でロール圧延し、金属薄板1を挟み込んだ装飾板を
得た。得られた装飾板を観察したところ、金属薄板1に
形成されている貫通孔は、残留気泡がみられず接着剤3
で完全に充填されていた。
0mmの普通鋼板SPCC及びステンレス鋼板SUS3
04を使用した。この金属薄板をフォトエッチングし、
穿孔面積率50%で直径3mmの円形貫通孔が複数設け
られた図1(a)の穿孔パターンを形成した。エッチン
グ後の金属薄板から、30cm×30cmの試験片を切
り出した。エッチングされた金属薄板1の両面に、図2
に示すように膜厚0.7mmのポリウレタン樹脂製透光
性シート2,2を張り合せた。このとき、接着剤3とし
て、酢酸ビニル系接着剤を予め金属薄板1の両面に塗布
した。全体を赤外線加熱によって60℃に加熱保持した
状態でロール圧延し、金属薄板1を挟み込んだ装飾板を
得た。得られた装飾板を観察したところ、金属薄板1に
形成されている貫通孔は、残留気泡がみられず接着剤3
で完全に充填されていた。
【0014】装飾板の両面に、更に板厚1.8mmの透
明珪酸ガラス4,4を張り合せた。このとき、酢酸ビニ
ル系接着剤を使用し、ゴム被覆ロールで透明珪酸ガラス
4,4を装飾板の両面に接着した。得られた複合ガラス
をヒートサイクル試験に供した後、強度試験を行った。
ヒートサイクル試験としては、100℃に3時間加熱し
た後で3時間放冷することを1サイクルとする加熱・冷
却を50サイクル繰り返した。強度試験では、試験片の
周囲を25cm平方の木枠で固定した状態で、約1Kg
の錘を2mの高さから落下させ、飛散したガラス破片の
大きさを調べた。
明珪酸ガラス4,4を張り合せた。このとき、酢酸ビニ
ル系接着剤を使用し、ゴム被覆ロールで透明珪酸ガラス
4,4を装飾板の両面に接着した。得られた複合ガラス
をヒートサイクル試験に供した後、強度試験を行った。
ヒートサイクル試験としては、100℃に3時間加熱し
た後で3時間放冷することを1サイクルとする加熱・冷
却を50サイクル繰り返した。強度試験では、試験片の
周囲を25cm平方の木枠で固定した状態で、約1Kg
の錘を2mの高さから落下させ、飛散したガラス破片の
大きさを調べた。
【0015】調査結果を表1に示す。表1には、パンチ
ングメタルを挟み込んだ中間膜を使用した場合を比較例
として併せ示した。比較例では、板厚0.3mmの普通
鋼板及びステンレス鋼板を金属薄板として使用し、穿孔
直径3mm,クリアランス5%及び穿孔面積率50%で
打抜き加工によって同様な貫通孔を形成した。パンチン
グ後、金属薄板に発生したバリは、研削によって除去し
た。なお、表1における穿孔方法として、Eはフォトエ
ッチングを示し、Pはパンチングを示す。
ングメタルを挟み込んだ中間膜を使用した場合を比較例
として併せ示した。比較例では、板厚0.3mmの普通
鋼板及びステンレス鋼板を金属薄板として使用し、穿孔
直径3mm,クリアランス5%及び穿孔面積率50%で
打抜き加工によって同様な貫通孔を形成した。パンチン
グ後、金属薄板に発生したバリは、研削によって除去し
た。なお、表1における穿孔方法として、Eはフォトエ
ッチングを示し、Pはパンチングを示す。
【表1】
【0016】表1から明らかなように、本発明に従った
装飾板を使用する複合ガラスでは、金属薄板が普通鋼板
或いはステンレス鋼板の何れであっても、複合ガラスの
さく裂に伴った飛散片が小さく量的にも少なくなってい
る。これは、外側のガラス板4,4だけが小片となって
飛散したことに由来するものであり、極めて耐飛散性能
に優れていることが判る。これに対し、比較例の複合ガ
ラスでは、中間膜と外側のガラス板が接着したままの大
きな破片が発生した。これは、ヒートサイクル試験で金
属薄板と透光性シート2,2との間に熱剥離が発生した
ことに起因するものと推察され、太陽光線の照射に繰り
返し曝される窓材等として使用したときに安全性に問題
があることを示している。
装飾板を使用する複合ガラスでは、金属薄板が普通鋼板
或いはステンレス鋼板の何れであっても、複合ガラスの
さく裂に伴った飛散片が小さく量的にも少なくなってい
る。これは、外側のガラス板4,4だけが小片となって
飛散したことに由来するものであり、極めて耐飛散性能
に優れていることが判る。これに対し、比較例の複合ガ
ラスでは、中間膜と外側のガラス板が接着したままの大
きな破片が発生した。これは、ヒートサイクル試験で金
属薄板と透光性シート2,2との間に熱剥離が発生した
ことに起因するものと推察され、太陽光線の照射に繰り
返し曝される窓材等として使用したときに安全性に問題
があることを示している。
【0017】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の装飾板
は、残留気泡等に起因した層間剥離等を生じることな
く、経時的にも劣化しない優れた接着性で金属薄板と透
光性シートを一体化している。この装飾板は、エッチン
グによって所定パターンの貫通孔を金属薄板に形成して
いるため、従来のパンチングメタルに比較して大幅に薄
肉の板材を使用することができる。その結果、装飾板或
いは装飾板を組み込んだ複合ガラスを軽量化できること
は勿論、貫通孔の内壁面(板厚部)が視覚に与える影響
が少なく、意匠性に優れた建材が得られる。また、透光
性シートとして柔軟性のあるシートを使用するとき、コ
イル状に装飾板を巻き取ることができるため、取扱いや
施工性も良好になる。
は、残留気泡等に起因した層間剥離等を生じることな
く、経時的にも劣化しない優れた接着性で金属薄板と透
光性シートを一体化している。この装飾板は、エッチン
グによって所定パターンの貫通孔を金属薄板に形成して
いるため、従来のパンチングメタルに比較して大幅に薄
肉の板材を使用することができる。その結果、装飾板或
いは装飾板を組み込んだ複合ガラスを軽量化できること
は勿論、貫通孔の内壁面(板厚部)が視覚に与える影響
が少なく、意匠性に優れた建材が得られる。また、透光
性シートとして柔軟性のあるシートを使用するとき、コ
イル状に装飾板を巻き取ることができるため、取扱いや
施工性も良好になる。
【図1】 金属薄板に形成される穿孔パターンの例
【図2】 本発明実施例における複合ガラスの層構成
1 穿孔された金属薄板 2 透光性シート 3
接着剤 4 透明珪酸ガラス
接着剤 4 透明珪酸ガラス
Claims (2)
- 【請求項1】 金属薄板をエッチングして模様又は図形
となる貫通孔を形成し、該貫通孔に接着剤を充填した状
態で前記金属薄板の両面に透光性シートを張り付けるこ
とを特徴とする装飾板の製造方法。 - 【請求項2】 請求項1記載の透光性シートの表面に、
更に透光性外板を張り合せることを特徴とする装飾板の
製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26550092A JPH0673863A (ja) | 1992-09-08 | 1992-09-08 | 装飾板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26550092A JPH0673863A (ja) | 1992-09-08 | 1992-09-08 | 装飾板の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0673863A true JPH0673863A (ja) | 1994-03-15 |
Family
ID=17418040
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26550092A Withdrawn JPH0673863A (ja) | 1992-09-08 | 1992-09-08 | 装飾板の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0673863A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08108513A (ja) * | 1994-10-12 | 1996-04-30 | Achilles Corp | 装飾板 |
| WO2007114627A1 (en) * | 2006-04-04 | 2007-10-11 | Kim, Jong Il | A multipurpose binder |
| JP2008265120A (ja) * | 2007-04-19 | 2008-11-06 | Aica Kogyo Co Ltd | 積層パネル |
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1992
- 1992-09-08 JP JP26550092A patent/JPH0673863A/ja not_active Withdrawn
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