JPH067404U - 農作業機のロアピンガイド連結装置 - Google Patents

農作業機のロアピンガイド連結装置

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JPH067404U
JPH067404U JP4686892U JP4686892U JPH067404U JP H067404 U JPH067404 U JP H067404U JP 4686892 U JP4686892 U JP 4686892U JP 4686892 U JP4686892 U JP 4686892U JP H067404 U JPH067404 U JP H067404U
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洋彦 真壁
章二 金井
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ロアピン3にロアピンガイド14を簡便に着脱
自在に嵌合する。ロアピン3にロアピンガイド14を係止
する係止部を容易に加工成形できる。 【構成】 ロアピン3の嵌合凹溝7に嵌合した弾性リン
グ12は切断して離間した調整部13を有する。ロアピンガ
イド14はロアピン3に嵌合する嵌合孔15を有する。嵌合
孔15の基端部に弾性リング12を押圧するテーパー状の押
圧部19を形成し、嵌合孔15の先端部に弾性リング12に係
止される係止段部20を形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は農作業機のロアピンガイド連結装置に係り、トラクタの左右のロアリ ンクにクイックカプラを介して農作業機を連結するロアピンに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の農作業機のロアピンガイド連結装置としては、たとえば、実開 平3−37807号公報に記載された構造が知られている。この公報に記載され た構造は、作業機の左右のロアピンアームにロアピンの基端部を固着し、このロ アピンの先端外周部に環状の係止溝を形成し、このロアピンにガイドを有するロ アピンガイドを回動自在に嵌挿し、このロアピンガイドの先端内壁部に前記ロア ピンに形成された係止溝に対向する環状溝を形成し、このロアピンの係止溝と前 記ロアピンガイドの環状溝との間に環状で一連の弾性リングを介在し、この弾性 リングにてロアピンにロアリンクガイドを係止する構造である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記公報に記載された構造では、弾性リングを係合する環状溝はロアピンガイ ドの先端内壁部に形成するため、この環状溝の成形加工に手数を要し、また、ロ アピンにロアピンガイドを嵌合する際には環状で一連に形成された弾性リングを 弾性により拡径変形させて無理に嵌合するため、このロアピンにロアピンガイド を簡単に嵌合することができない、という問題がある。
【0004】 そこで、本考案はこのような課題に鑑みてなされたもので、ロアピンガイドの 成形加工が容易であり、また、ロアピンにロアピンガイドを簡単に嵌合すること ができ、ロアピンに嵌合したロアピンガイドを確実に抜け止め保持することがで き、したがって、加工及び組付け作業が容易であり、ロアピンにロアピンガイド を介してクイックカプラを摩擦抵抗が少なく円滑に嵌合することができ、かつ、 その相互が摩耗することが少ない農作業機のロアピンガイド連結装置を提供する ことを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案の農作業機のロアピンガイド連結装置は、トラクタと作業機とを連結す る連結部材と、この連結部材にその基端部が固着され前記連結部材に対して交差 する方向に突出されたロアピンと、このロアピンに回動自在に嵌合されたロアピ ンガイドと、前記ロアピンに前記ロアピンガイドを係止する弾性リングと、から なり、前記ロアピンは、その先端近傍部の外周部に前記弾性リングを嵌合する環 状の嵌合凹溝を形成し、この嵌合凹溝より先端部に端部に向かって縮径した案内 突部を形成し、前記弾性リングは、前記ロアピンの嵌合凹溝に嵌合可能な形状で 環状に形成するとともに、その途中に離間した調整部を形成して径を拡縮可能に 形成し、前記ロアピンガイドは、前記ロアピンに回動自在に嵌合する嵌合孔を形 成した中空円筒状のガイド本体を有し、このガイド本体の基端外周部に前記連結 部材に向かって彎曲したガイド体を形成し、このガイド本体の前記嵌合孔の基端 部に前記弾性リングを押圧する押圧部をテーパー状に形成し、前記嵌合孔の先端 部に前記弾性リングに係止される係止段部を形成したものである。
【0006】
【作用】
本考案の農作業機のロアピンガイド連結装置では、ロアピンの案内突部から嵌 合凹溝に向かって弾性リングを押し込むと、この弾性リングはその調整部にて拡 開され、嵌合凹溝内に弾性リングが簡単に嵌合される。つぎに、ロアピンの先端 部に形成された案内突部にロアピンガイドの嵌合孔の基端部に形成されたテーパ ー状の押圧部を係合し、このロアピンガイドをロアピンに向かって軸方向に無理 に押し込むと、このガイド本体の嵌合孔の基端部に形成されたテーパー状の押圧 部にて弾性リングが押圧されて弾性変形される。そして、ロアピンに対してガイ ド本体が更に軸方向に深く押し込まれ、このガイド本体の基端部がロアピンの基 端部に位置するとともに、ガイド本体の嵌合孔が弾性リングから外れ、この弾性 リングは自動的に拡開され、この弾性リングがガイド本体の係止段部に係合され 、この弾性リングにてロアピンガイドがロックされ、このロアピンガイドはロア ピンに対する押し込み方向と反対方向の軸方向に抜け出て外れることが防止され る。したがって、ロアピンに対してロアピンガイドが簡単に嵌合され、このロア ピンガイドのガイド体にてロアピンの基端外周部が被覆され、かつ、このロアピ ンガイドはロアピンに対して回動自在に取着される。
【0007】 つぎに、ロアピンからロアピンガイドを外す場合には、ロアピンガイドを前記 押し込んだ方向と反対方向に無理に引っ張ると、このガイド本体の係止段部にて 弾性リングが押圧されて弾性変形され、ロアピンからガイド本体が軸方向に簡単 に引き抜かれる。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
【0009】 第1図において、1は農作業用の作業機Aの左右部から前下方に向けて突設さ れた連結部材としての左右のロアピンアームで、この左右のロアピンアーム1の 先端部には取付孔2が相対してそれぞれ形成されている。また、前記左右の取付 孔2にはロアピン3の基端部4が着脱自在に固着されている。この左右のロアピ ン3は、断面円柱状に形成され、その基端部4の近傍部には前記左右の取付孔2 の開口縁部に係合するフランジ5が一体に形成されているとともに、この基端部 4の外端部には、ねじ軸部6が軸方向に一体に突設されている。また、前記ロア ピン3の先端近傍部の外周部には嵌合凹溝7が環状に形成され、この嵌合凹溝7 より先端部には端部に向かって次第に縮形したテーパー状の案内突部8が軸方向 に一体に突出して形成されている。
【0010】 そして、前記左右の取付孔2に対して外側から前記ロアピン3の基端部4をそ れぞれ挿通し、前記ロアピンアーム1の内側部に突出した前記ロアピン3の基端 部4のねじ軸部6にはスペーサ9及びワッシャ10を介してナット11がそれぞれ締 着され、前記フランジ5と前記スペーサ9にてそれぞれのロアピンアーム1が挟 持されることにより、左右のロアピン3は左右のロアピンアーム1に対して直交 する方向の外方に向かって突出されている。
【0011】 また、12は弾性リングで、この弾性リング12は、前記左右のロアピン3の嵌合 凹溝7に嵌合可能な形状で環状に形成され、その途中に切断して離間した調整部 13が形成され、この調整部13にて弾性リング12の径が拡縮可能に形成されている 。
【0012】 さらに、14はロアピンガイドで、このロアピンガイド14は、前記左右のロアピ ン3に回動自在に嵌合する嵌合孔15を形成した中空円筒状のガイド本体16を有し 、このガイド本体16の基端外周部には前記左右のロアピンアーム1に向かって彎 曲した椀形状のガイド体17が一体に形成されている。また、前記ガイド本体16の 前記嵌合孔15の基端部18には前記弾性リング12を押圧する押圧部19が外方に向か って拡開してテーパー状に形成され、前記嵌合孔15の先端部には前記弾性リング 12に係止される係止段部20が形成され、この係止段部20に続いて前記嵌合孔15よ り大径の通孔21が開口して形成されている。
【0013】 つぎに、左右のロアピン3にロアピンガイド14をそれぞれ取付ける場合には、 左右のロアピン3の案内突部8から嵌合凹溝7に向かって弾性リング12をそれぞ れ押し込むと、この弾性リング12はその調整部13にて拡開され、嵌合凹溝7内に 弾性リング12は簡単に嵌合される。ついで、左右のロアピン3の先端部に形成さ れた案内突部8にロアピンガイド14の嵌合孔15の基端部18に形成されたテーパー 状の押圧部19を係合し、この左右のロアピンガイド14をそれぞれのロアピン3に 向かって軸方向に無理に押し込むと、この左右のガイド本体16の嵌合孔15の基端 部に形成されたテーパー状の押圧部19にて弾性リング12が押圧されて弾性変形さ れる。
【0014】 そして、左右のロアピン3に対して左右のガイド本体16が更に軸方向に深く押 し込まれ、この左右のガイド本体16の基端部18が左右のロアピン3の基端部4の フランジ5に接触する位置まで移動されるとともに、左右のガイド本体16の嵌合 孔15が弾性リング12から外れ、この弾性リング12は自動的に拡開され、この弾性 リング12がそれぞれのガイド本体16の係止段部20に係合され、この弾性リング12 にてロアピンガイド14がそれぞれのロアピン3にロックされ、この左右のロアピ ンガイド14は、それぞれのロアピン3に対する押し込み方向と反対方向の軸方向 に抜け出て外れることが防止される。
【0015】 したがって、左右のロアピン3に対して左右のロアピンガイド14が簡単に嵌合 され、この左右のロアピンガイド14のガイド体17にて左右のロアピン3の基端外 周部のフランジ5が被覆され、かつ、この左右のロアピンガイド14は、それぞれ のロアピン3に対して回動自在に取着される。
【0016】 つぎに、左右のロアピン3から左右のロアピンガイド14を外す場合には、左右 のロアピンガイド14を前記押し込んだ方向と反対方向に無理に引っ張ると、この 左右のガイド本体16の係止段部20にてそれぞれの弾性リング12が押圧されて弾性 変形され、左右のロアピン3から左右のガイド本体16が軸方向に簡単に引き抜か れる。
【0017】 つぎに、図2に示すように、トラクタBのトップリンク22及び左右のロアリン ク23に連結して懸架したクイックカプラ24に作業機Aを連結する場合には、クイ ックカプラ24の上端部に形成された係合凹部25内に作業機Aのマスト26の上端部 に設けられた連結杆27を下方から係合した状態で、トラクタBのトップリンク22 及び左右のロアリンク23を上昇回動すると、このクイックカプラ24が上昇回動さ れるとともに、このクイックカプラ24の係合凹部25にて連結杆27を中心として作 業機Aが持上げられながら作業機Aがクイックカプラ24側の前方に向かって引寄 せられる。
【0018】 そして、クイックカプラ24の左右の両端下部に設けられた左右の連結板28に形 成された後方開放の係合凹部29内に作業機Aの左右のロアピン3がそのロアピン ガイド14を介して自動的に嵌合されるが、この際、左右のロアピンガイド14のガ イド本体16がそれぞれの係合凹部29の挿入端部や係合凹部29の上下部に当接した 場合には、左右のロアピンガイド14のガイド体16はそれぞれのロアピン3に対し て回動しながら、それぞれの係合凹部29内に自動的に円滑に嵌合される。
【0019】 また、左右のロアピンガイド14のガイド体17が左右の係合凹部29の挿入端部や 係合凹部29の上下部に当接した場合には、左右のガイド体17の案内作用により作 業機Aの前部が左右方向に振られて自動的に位置合わせされ、左右のロアピンガ イド14のガイド本体16がそれぞれの係合凹部29内に自動的に円滑に嵌合される。 なお、図中30はハンドル31によって支軸32を中心として上下方向に回動自在の左 右のロックアームで、この左右のロックアーム30にて前記左右の係合凹部29内に 嵌合された左右のロアピンガイド14のガイド本体16をロックするようになってい る。また、33はトラクタBのPTO軸34からの出力を作業機Aに設けたミッショ ン35の入力軸36に伝達する動力伝達軸である。また、37は作業機Aに回転自在に 設けられたロータリー耕耘体で、このロータリー耕耘体37は前記ミッション35か らの出力によって回転駆動されるようになっている。
【0020】 つぎに、前記実施例では、トラクタBのトップリンク22及び左右のロアリンク 23に連結したクイックカプラ24に作業機Aを連結する場合において、先ずクイッ クカプラ24の上端部の係合凹部29に作業機Aのマスト26の連結杆27を係合し、つ いで、上昇回動されるクイックカプラ24にて作業機Aを持ち上げて左右の連結板 28の係合凹部29に左右のロアピンガイド14のガイド体17を介してロアピン3を係 合する場合について説明したが、これに限らず、図3に示すように、トップリン ク22及び左右のロアリンク23にて上昇回動されるクイックカプラ24の三点連結部 に作業機Aの三点連結部を同時に連結するようにしてもよい。
【0021】 この場合には、クイックカプラ24の左右下部に設けた連結部材としての左右の 連結板28に前記実施例と同様にロアピンガイド14を回動自在に設けたロアピン3 を突設し、このクイックカプラ24の上端部に連結杆38を横架固定する。また、作 業機Aの左右のロアピンアーム1の先端部に逆U字状に形成した連結金具39を固 着するとともに、この左右の連結金具39に、この連結金具39内に対して常時突出 するように付勢された出没自在のロックアーム40を支軸41にて回動自在に設け、 作業機Aのマスト26の上端部に逆U字状に形成した連結金具42を固着する。そし て、トップリンク22及び左右のロアリンク23にてクイックカプラ24が上昇回動さ れると、このクイックカプラ24の上端部の連結杆38がマスト26の上端部の逆U字 状の連結金具42内に、また、クイックカプラ24の下端左右部のロアピン3がロア ピンガイド14を介して左右のロアピンアーム1の先端部の逆U字状の連結金具39 内に、それぞれ同時に連結される。なお、左右のロックアーム40は支軸41を中心 として図示しないスプリングに抗して回動されるハンドル43を有している。
【0022】
【考案の効果】
本考案によれば、ロアピンガイドの嵌合孔の先端部に弾性リングに係止される 係止段部を形成したので、ロアピンガイドの嵌合孔の内壁に弾性リングを嵌合す る環状凹溝を形成するものに比べロアピンガイドの成形加工が容易である。また 、ロアピンガイドの嵌合孔の基端部に弾性リングを押圧する押圧部をテーパー状 に形成したので、ロアピンに対してロアピンガイドを軸方向から嵌合する際には 押圧部にて弾性リングを順次押圧して弾性リングをスムーズに弾性変形させるこ とができ、ロアピンに対してロアピンガイドを簡単に嵌合することができる。ま た、ロアピンに対してロアピンガイドが深く嵌合され嵌合孔が弾性リングを通過 するとともに、この弾性リングの復元作用によって弾性リングがロアピンガイド の係止段部に確実に係止し、この弾性リングにてロアピンに嵌合したロアピンガ イドを確実に抜け止め保持することができる。さらに、弾性リングは途中に径を 拡縮可能にする離間した調整部を形成したので、この調整部の接離する調整作用 にてロアピンの嵌合凹溝に対して弾性リングを簡単に嵌合係止することができ、 弾性リングを一連に形成したものに比べロアピンの嵌合凹溝に対して弾性リング を無理なく嵌合することができる。したがって、加工及び組付け作業が容易であ る。また、ロアピンにロアピンガイドを回動自在に取着したので、作業機にクイ ックカプラを連結する際にはロアピンガイドにクイックカプラの連結部を摩擦抵 抗少なく円滑に嵌合することができ、ロアピンガイドの回動による案内作用によ ってその相互の摩耗を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す農作業機のロアピンガ
イド連結装置の断面図である。
【図2】同上トラクタに農作業機を連結した状態の側面
図である。
【図3】他の実施例を示すトラクタに農作業機を連結し
た状態の側面図である。 1 連結部材 3 ロアピン 7 嵌合凹溝 8 案内突部 12 弾性リング 13 調整部 14 ロアピンガイド 15 嵌合孔 16 ガイド本体 17 ガイド体 19 押圧部 20 係止段部 28 連結部材 A 作業機 B トラクタ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トラクタと作業機とを連結する連結部材
    と、この連結部材にその基端部が固着され前記連結部材
    に対して交差する方向に突出されたロアピンと、このロ
    アピンに回動自在に嵌合されたロアピンガイドと、前記
    ロアピンに前記ロアピンガイドを係止する弾性リング
    と、からなり、 前記ロアピンは、その先端近傍部の外周部に前記弾性リ
    ングを嵌合する環状の嵌合凹溝を形成し、この嵌合凹溝
    より先端部に端部に向かって縮径した案内突部を形成
    し、 前記弾性リングは、前記ロアピンの嵌合凹溝に嵌合可能
    な形状で環状に形成するとともに、その途中に離間した
    調整部を形成して径を拡縮可能に形成し、 前記ロアピンガイドは、前記ロアピンに回動自在に嵌合
    する嵌合孔を形成した中空円筒状のガイド本体を有し、
    このガイド本体の基端外周部に前記連結部材に向かって
    彎曲したガイド体を形成し、このガイド本体の前記嵌合
    孔の基端部に前記弾性リングを押圧する押圧部をテーパ
    ー状に形成し、前記嵌合孔の先端部に前記弾性リングに
    係止される係止段部を形成したことを特徴とする農作業
    機のロアピンガイド連結装置。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5333594U (ja) * 1976-08-24 1978-03-24

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