JPH067411U - 歩行型田面作業機のローリング制御装置 - Google Patents
歩行型田面作業機のローリング制御装置Info
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- JPH067411U JPH067411U JP5245292U JP5245292U JPH067411U JP H067411 U JPH067411 U JP H067411U JP 5245292 U JP5245292 U JP 5245292U JP 5245292 U JP5245292 U JP 5245292U JP H067411 U JPH067411 U JP H067411U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 一対の油圧シリンダで機体をローリング制御
するにあたり、両油圧シリンダを単一の油圧バルブで作
動せしめて部品点数の削減を計ると共に、油圧リークの
発生を確実に防止し、さらには、油圧シリンダの作動荷
重も著しく軽減する。 【構成】 左右一対の副シリンダ装置13を、単一の油
圧バルブ18の切換えに基づいて背反的に伸縮作動すべ
く直列状に油圧接続する。
するにあたり、両油圧シリンダを単一の油圧バルブで作
動せしめて部品点数の削減を計ると共に、油圧リークの
発生を確実に防止し、さらには、油圧シリンダの作動荷
重も著しく軽減する。 【構成】 左右一対の副シリンダ装置13を、単一の油
圧バルブ18の切換えに基づいて背反的に伸縮作動すべ
く直列状に油圧接続する。
Description
【0001】
本考案は、田植機、施肥機、播種機等の歩行型田面作業機のローリング制御装 置に関するものである。
【0002】
一般に、この種歩行型田面作業機のなかには、左右走行車輪の背反的な昇降に 基づいて走行機体のローリング制御を行うものがあるが、従来のものは、両端部 がそれぞれ左右走行車輪に連繋される天秤アームを、単一の油圧シリンダ作動で 揺動せしめて左右走行車輪を背反的に昇降させるようにしていたため、ローリン グ作動荷重が単一の油圧シリンダに全て作用してしまい、この結果、大型の油圧 シリンダが必要になつたり、油圧リークが生じてローリング制御の精度が低下す る不都合があつた。そこで、走行機体のローリング制御を、左右一対の油圧シリ ンダで行うことによりローリング作動荷重の分散を計ることが提案される。しか るにこの場合には、油圧シリンダを伸縮制御するための油圧バルブがそれぞれに 必要になつて部品点数の増加が問題となる。
【0003】
本考案は、上記の如き実情に鑑みこれらの欠点を一掃することができる歩行型 田面作業機のローリング制御装置を提供することを目的として創案されたもので あつて、左右走行車輪の背反的な昇降に基づいて走行機体をローリング制御せし めてなる歩行型田面作業機であつて、該歩行型田面作業機に、背反的な伸縮作動 に基づいて走行機体をローリング制御する一対の油圧シリンダを設けると共に、 両油圧シリンダを、単一の油圧バルブの切換えに基づいて背反的に伸縮作動すべ く直列状に油圧接続したことを特徴とするものである。 そして本考案は、この構成によつて、一対の油圧シリンダを単一の油圧バルブ で伸縮作動可能にして部品点数を削減すると共に、油圧リークの発生を確実に防 止し、またさらには油圧シリンダの作動荷重も著しく軽減することができるよう にしたものである。
【0004】
次に、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。図面において、1は歩行 型の田植機であつて、該田植機1の機体前部には、エンジン2およびトランスミ ツシヨンケース3が配設される一方、機体後部には、苗載台4、植付機構5等を 備えた植付作業部6が配設されているが、機体から左右外側方に突出するトラン スミツシヨンケース3の出力軸7には、チエン伝動機構を内装するスイングケー ス8を介して左右の走行車輪9がそれぞれ上下昇降自在に連結されている。
【0005】 10は復動式油圧シリンダからなる主シリンダ装置であつて、該主シリンダ装 置10は、ピストンロツド10a、シリンダ筒10b等で構成されると共に、ト ランスミツシヨンケース2およびエンジン3の前方に前低後高状に急傾斜する縦 姿勢で配置されるものであるが、ピストンロツド10aは、上下両端部がそれぞ れエンジン2とトランスミツシヨンケース3とに一体的に連結されて不動の固定 状態になつている。つまり主シリンダ装置10は、油圧操作に基づいてシリンダ 筒10bがピストンロツド10aに沿つて移動する所謂両ロツド型シリンダに構 成されている。
【0006】 11は左右を向く天秤アームであつて、該天秤アーム11の中間部は、前記シ リンダ筒10bの上端部から前後に突設されるピン軸12によつて揺動自在に軸 支される一方、左右両端部は、複動式の片ロツド型油圧シリンダからなる左右一 対の副シリンダ装置13を介してそれぞれスイングケース8のアーム部8aに連 結されている。つまり、主シリンダ装置10が油圧作動した場合には、シリンダ 筒10bの上下移動に連繋して天秤アーム11が平行姿勢で押し引き移動し、こ れによつて左右のスイングケース8が同方向に上下揺動して機体が昇降する一方 、左右一対の副シリンダ装置13が背反的に伸縮作動した場合には、左右のスイ ングケース8が背反方向に上下揺動して機体がローリングするよう構成されてい る。
【0007】 さらに、14は機体前部に配設される油圧バルブユニツトであつて、該油圧バ ルブユニツト14は、油圧ポンプ15の供給油を分流する分流バルブ16、該分 流バルブ16の一方の出力ポートから第一タンクポートT1に至る油路に介在す る第一油圧バルブ(方向制御弁)17、分流バルブ16の他方の出力ポートから 第二タンクポートT2に至る油路に介在する第二油圧バルブ18等を組み込んで 構成されている。
【0008】 前記第一油圧バルブ17は、昇降操作レバー19の操作に基づいて3ポジシヨ ン(上昇、停止、下降)に切換え作動可能な4ポートバルブに構成されるもので あるが、一対の出力側ポートA、Bには、主シリンダ装置10の各シリンダポー トC、Dがそれぞれ接続されている。つまり、第一油圧バルブ17は、昇降操作 レバー19の操作に基づく切換え作動によつて主シリンダ装置10を油圧作動せ しめて機体の昇降制御を行うようになつている。
【0009】 一方、第二油圧バルブ18は、振子体(水平検知センサ)20に連結され、該 振子体20の揺動に基づいて3ポジシヨン(右傾斜、停止、左傾斜)に切換え作 動可能な4ポートバルブに構成されるものであるが、一対の出力側ポートE、F のうち、一方の出力側ポートEは、左側副シリンダ装置13Lの縮小側シリンダ ポートGに接続される一方、他方の出力側ポートFは、右側副シリンダ装置13 Rの縮小側シリンダポートHに接続されており、さらに両副シリンダ装置13L 、13Rの伸長側シリンダポートI、J同志は互いに連通状に接続されている。 即ち、第二油圧バルブ18には、左右一対の副シリンダ装置13L、13Rが直 列状に油圧接続されており、そして、第1ポジシヨン(右傾斜)への切換え状態 では、シリンダポートGに油圧供給をして左側副シリンダ装置13Lを縮小作動 せしめる一方、左側副シリンダ装置13LのシリンダポートIから排出される油 圧をシリンダポートJに供給して右側副シリンダ装置13Rを伸長作動させるよ うになつている。また、第2ポジシヨン(停止)への切換え状態では、油圧供給 を停止して左右両副シリンダ装置13L、13Rを停止する。さらに、第3ポジ シヨン(左傾斜)への切換え状態では、シリンダポートHに油圧供給をして右側 副シリンダ装置13Rを縮小作動せしめる一方、右側副シリンダ装置13Rのシ リンダポートJから排出される油圧をシリンダポートIに供給して左側副シリン ダ装置13Lを伸長作動させるようになつている。このため、左右の副シリンダ 装置13L、13Rは、単一の第二油圧バルブ18の切換え作動に伴つて背反的 に伸縮作動して、振子体20の揺動に基づく機体のローリング制御を行い得るよ うになつている。
【0010】 またさらに、21は前記天秤アーム11から下方に突出するブラケツトであつ て、該ブラケツト21の下端部には、シリンダ筒10bに設けられるロツクプレ ート22に係脱自在なロツクピン23が出没自在に設けられている。このロツク ピン23は、さらに連結ワイヤ24を介してロツク操作レバー25に連結されて おり、該ロツク操作レバー25の操作に伴つて出没作動することになるが、ロツ クピン23がロツクプレート22に係合する状態では、天秤アーム11の揺動が ロツクされる一方、非係合状態では、天秤アーム11の自由揺動が許容されるよ うになつている。即ち、実施例においては、天秤アーム11をロツクした状態で 機体をローリング制御する第一ローリング制御と、天秤アーム11の自由揺動を 許容した状態で機体をローリング制御する第二ローリング制御とを選択可能であ つて、そして第一ローリング制御状態では、副シリンダ装置13の背反的な伸縮 作動に基づいた強制的なローリング制御のみが行われる一方、第二ローリング制 御状態では、副シリンダ装置13による強制的なローリング制御と、天秤アーム 11の自由揺動に基づいた従動的なローリング制御とが同時に行われるようにな つている。このため、凹凸の小さな圃場においては、応答性に優れる第一ローリ ング制御を選択する一方、凹凸の大きな圃場においては、ローリング量を大きく 確保できる第二ローリング制御を選択することで圃場条件に拘らず精度の高いロ ーリング制御を行うことができるようになつている。尚、路上走行時には、天秤 アーム11をロックすると共に、振子体20の揺動をロックして副シリンダ装置 13の伸縮作動を規制するようになつている。
【0011】 叙述の如く構成された本考案の実施例において、機体のローリング制御は、左 右一対の副シリンダ装置13が背反的に伸縮作動することに基づいて行われるこ とになるが、左右一対の副シリンダ装置13は、互いに直列状に油圧接続される ため、第二油圧バルブ18の切換え作動のみで背反的に伸縮作動せしめられるこ とになる。従つて、一対の副シリンダ装置13によつてローリング作動荷重を分 散しつつ走行機体をローリング制御するものでありながら、副シリンダ装置13 毎に油圧バルブを設けることが不要となり、この結果、部品点数を削減して大幅 なコストダウンを計ることができる。
【0012】 しかも、直列接続される一対の副シリンダ装置13は、互いに油圧リークを牽 制し合うことになるため、油圧リークを確実に防止してローリング制御の精度を 著しく向上させることができる。
【0013】 さらには、一方の副シリンダ装置13に作用するローリング作動荷重を、他方 の副シリンダ装置13の作動力として利用し得るため、両副シリンダ装置13の 差圧程度の油圧でローリング制御を行えることになり、この結果、油圧機器の耐 久性を向上できる許りか、低圧仕様の安価な油圧機器を用いることで大幅なコス トダウンを計ることができる。
【0014】 また、本実施例のローリング制御は、ロツク操作レバー25の操作に基づいて 天秤アーム11をロツクした状態と、天秤アーム11の自由揺動を許容した状態 とに切換えて実行することが可能である。即ち、副シリンダ装置13の背反的な 伸縮作動に基づいた強制的なローリング作動のみを行う第一の制御状態、もしく は副シリンダ装置13による強制的なローリング作動と、天秤アーム11の自由 揺動に基づいた従動的なローリング作動とを同時に行う第二の制御状態とを選択 的に切換えることができ、このため、凹凸の小さな圃場では応答性に優れる第一 の制御状態を選択し、また、凹凸の大きな圃場ではローリング量を大きく確保で きる第二の制御状態を選択することによつて圃場条件に拘らず精度の高いローリ ング制御を行うことができる。
【0015】 尚、本考案は、前記実施例に限定されないものであることは勿論であつて、要 は、背反的な伸縮作動に基づいて走行機体をローリング制御する一対の油圧シリ ンダを設けると共に、両油圧シリンダを、単一の油圧バルブの切換えに基づいて 背反的に伸縮作動すべく直列状に油圧接続したものであればよいのであるから、 例えば、油圧シリンダを、天秤アームとスイングケースとの間に介設することな く、天秤アームと主シリンダ装置のシリンダ筒との間に左右振り分け状に介設す るようにしてもよいものである。
【0016】
以上要するに、本考案は叙述の如く構成されたものであるから、左右走行車輪 の背反的な昇降に基づいて走行機体をローリング制御するものでありながら、本 考案におけるローリング制御は、一対の油圧シリンダの背反的な伸縮作動に基づ いて行われ、しかも一対の油圧シリンダは、互いに直列状に油圧接続されて単一 の油圧バルブにより背反的に伸縮作動せしめられることになる。従つて、一対の 油圧シリンダで走行機体のローリング制御を行うにあたり、従来の如く各油圧シ リンダ毎に油圧バルブを用意する必要がなく、この結果、部品点数を削減して大 幅なコストダウンを計ることができる。
【0017】 しかも、油圧シリンダにおける油圧リークは、直列接続される油圧シリンダ間 で互いに牽制されるため、油圧リークに伴うローリング制御の精度低下を確実に 防止できることになり、もつて、精度の良いローリング制御に基づいて作業精度 の著しい向上を計ることができる。
【0018】 さらに、両油圧シリンダは、ローリング作動荷重を分散して受ける許りでなく 、一方の油圧シリンダが受けたローリング作動荷重を、他方の油圧シリンダの作 動力として利用することができる。つまり、両油圧シリンダの差圧程度の極めて 低圧な油圧によつて走行機体をローリング制御できることになり、この結果、油 圧機器の耐久性を向上できるうえに、高圧仕様でない安価な油圧機器を利用可能 にして大幅なコストダウンに大いに寄与することができる。
【図1】田植機の側面図である。
【図2】同上平面図である。
【図3】姿勢制御機構の正面図である。
【図4】ロツクピン操作機構の側面図である。
【図5】姿勢制御機構の油圧回路図である。
1 田植機 8 スイングケース 9 走行車輪 10 主シリンダ装置 11 天秤アーム 13 副シリンダ装置 14 油圧バルブユニツト 17 第一油圧バルブ 18 第二油圧バルブ
Claims (1)
- 【請求項1】 左右走行車輪の背反的な昇降に基づいて
走行機体をローリング制御せしめてなる歩行型田面作業
機であつて、該歩行型田面作業機に、背反的な伸縮作動
に基づいて走行機体をローリング制御する一対の油圧シ
リンダを設けると共に、両油圧シリンダを、単一の油圧
バルブの切換えに基づいて背反的に伸縮作動すべく直列
状に油圧接続したことを特徴とする歩行型田面作業機の
ローリング制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5245292U JP2585894Y2 (ja) | 1992-07-02 | 1992-07-02 | 歩行型田面作業機のローリング制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5245292U JP2585894Y2 (ja) | 1992-07-02 | 1992-07-02 | 歩行型田面作業機のローリング制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH067411U true JPH067411U (ja) | 1994-02-01 |
| JP2585894Y2 JP2585894Y2 (ja) | 1998-11-25 |
Family
ID=12915120
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5245292U Expired - Fee Related JP2585894Y2 (ja) | 1992-07-02 | 1992-07-02 | 歩行型田面作業機のローリング制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2585894Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6276188U (ja) * | 1985-07-29 | 1987-05-15 |
-
1992
- 1992-07-02 JP JP5245292U patent/JP2585894Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6276188U (ja) * | 1985-07-29 | 1987-05-15 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2585894Y2 (ja) | 1998-11-25 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |