JPH067459U - 事故豚用運搬車 - Google Patents

事故豚用運搬車

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JPH067459U
JPH067459U JP1150792U JP1150792U JPH067459U JP H067459 U JPH067459 U JP H067459U JP 1150792 U JP1150792 U JP 1150792U JP 1150792 U JP1150792 U JP 1150792U JP H067459 U JPH067459 U JP H067459U
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pig
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rod
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JP1150792U
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Inventor
岩夫 岸
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キシエンジニアリング株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 豚舎内の病死などにより身動きの出来なくな
った事故豚を豚舎の外部に運び出す作業において、従来
人力により運び出していた場合に伴う煩わしさ、相当の
労力、時間などを要する不都合を解消し、容易且つ迅速
に、能率良く運び出しを行えるようにすることを目的と
する。 【構成】 台車1に、巻上げ機2を備えて成る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、動けなくなった養豚、主としてその死体を豚舎より豚舎の外部に運 び出すに便利な事故豚用運搬車に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、極めて長い、例えば100m程の長手の舎内に長手に多数個の並んだ豚 房内で多数の豚を飼育している間に、例えば、その中間に位置する豚房内の豚が 病死した場合、その長い通路を多くの人手により人力で運び出さなければならな い。而も、その通路は狭く、一般に1m前後と狭いので、その運搬作業は極めて 煩わしく、相当の労力と時間を要し、その運び出し作業は極めて非能率的である 。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の上記の不都合を解消し、豚舎が長く又通路が狭くても、豚房内で病死し 或いは殆ど衰弱して身動きのできない事故豚を円滑容易に豚舎から外部に運び出 すことができ、人数、労力、時間の著しい節約をもたらす事故豚用運搬車を提供 することができれば望ましい。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記の要望を満足した事故豚用運搬車を提供するもので、その構成 は、台車に、手巻式又は電動式巻上げ機を具備して成る。
【0005】
【作用】
該台車を、豚舎内の病死した豚のいる豚房までその狭い通路を通り押し又は引 いて行き、その場でこれに備えた該巻上げ機のワイヤーを巻き解してこれに該事 故豚を巻き付け、この状態から該巻上げ機を巻上げることにより該台車に載せ、 次で該台車で通路を通り、豚舎外へ運び出す。
【0006】 この場合、該台車は、台車本体とこれに少なくとも左右に配設した車輪とから なり、且つ該台車本体は、載置面部とその後方に位置して該巻上げ機を設置した 巻上げ設置部と立上がり把持部とから構成するときは、該巻上げ機は、該載置面 部の上方空間に突出せず、邪魔にならないので、該空間を有効に利用できると共 に、その前方の事故豚を該載置面への巻上げ載置を行うことができる。又、該把 持部は、作業者が把持して台車の押し又は引くなどの運転を行う。
【0007】 尚、該台車本体は、多数本の杆状部材から構成すれば、製造簡単で且つ比較的 安価で軽量な台車をもたらす。
【0008】 また、該台車本体の該載置面部は、杆状囲枠の内部空間内に配設された複数本 の載置用杆状部材により形成するときは、簡単且つ安価に載置面を形成すること ができる。
【0009】 また、該台車本体の該載置面部は、杆状囲枠の内面空間内に配設された複数個 のコロから成るコロ面により形成するときは、該巻上げ機により事故豚を巻上げ る際、該載置面部上を容易且つ円滑に所定位置まで移動することができる。
【0010】 該台車本体の該載置面部は、左右一対の杆状部材間に設けられた載置板により 形成するときは、その載置面部の先端は外部に開放するので、事故豚の巻上げ載 置作業が容易となる。
【0011】 また、該巻上げ機設置部は、該載置部から斜め後方に立上がる設置部に形成す るときは、これに設置した該巻上げ機は、その前方の該載置面部より後退した位 置に存し、該載置面部の上方空間を邪魔することがなく、その上方空間の有効利 用を計ることができ、又、同時に、該巻上げ機は、該載置面部3aよりは比較的 上位にあるので、その巻上げ作業を高能率に行うことができる。而もその位置は 、台車の幅の中央部を占めるので、バランスの良い安定した設置をもたらす。
【0012】 また、該巻上げ機設置部は、該載置面部から後方ヘ水平に延びる設置部に形成 するときは、該巻上げ機を水平且つ載置面部から離れた位置に設置することがで きると共に、必要に応じ、その下面に車輪を取り付け三輪型台車とすることがで きる。
【0013】 また、該車輪を小車輪とするときは、該台車本体の該載置面部が低位となるの で、事故豚の該載置面部への巻上げ載置を容易に行うことができる。
【0014】 該台車本体の左右に配設した小車輪は、該載置面部の下面に配置せしめるとき は、該台車の幅をそれだけ減少でき、狭い通路を通る搬送作業が更に容易となる 。
【0015】 また、該載置面部の先端部に、先端に至るに従い漸次下降する傾斜板を設ける ときは、該載置面部の先端部と通路面又は豚房の床面との段差がなくなるので、 事故豚を、該面から該載置面部に巻上げ機によりずり上げる作業を円滑に行うこ とができる。
【0016】 また、該巻上げ機の索条の先端にフックを設けるときは、事故豚に巻き付けた 索条へ該フックを引っかけて、牽引する作業を容易迅速に行うことができる。
【0017】 更にまた、該載置面部の左右に、前後方向に配列された複数個のコロを保持枠 により保持して成る案内用コロ面側枠を配設するときは、該巻上げ機の該索条に より該事故豚を巻上げる際、該左右一対に配設した案内用コロ面側枠の対向する コロ面により該事故豚の巻上げ方向を該載置面部の中央部に円滑に案内し、該載 置面部の中央に、円滑良好に巻上げ載置することができる。
【0018】 この場合、該左右一対の対向する案内用コロ面側枠を外側に傾斜せしめて対向 するそのコロ面間を上方に至るに従い広幅の空間に形成するときは、該巻上げ機 により巻上げられる該事故豚を該空間内に容易に収容でき、巻上げ載置作業を更 に円滑にできる。
【0019】
【実施例】
次に、本考案の実施例を添付図面に基づいて説明する。
【0020】 図1乃至図3は、本考案の実施の1例の事故豚用運搬車を示し、台車1に、手 動式巻上げ機2を具備して成る。該台車1は、台車本体3と該台車本体3の両側 に配設した車輪4,4を配設して成る二輪型台車1に構成した。該台車本体3は 、水平の載置面部3aと該載置面部の後方に位置して該巻上げ機2を設置した設 置部3bと把持部3cとから成る。
【0021】 図示の例では、該台車本体3は、多数本の杆状部材、代表例として、鉄、スチ ールなどの金属製パイプ杆状部材で構成するときは、製造簡単で比較的安価で軽 量な台車をもたらす。
【0022】 更に詳細には、該台車本体3は、一本の例えば、パイプから成る長手の該杆状 部材を所定の長さと幅を有するコ字状に折り曲げると共に、そのコ字状枠5を、 その大部分の長さを水平杆状枠部5aとし、その残る後部側を後方に斜め後方に 立上がる左右一対の立上がり腕杆部5b,5bとその上端部から後方に延びる左 右一対の把持杆部5c,5cとに形成すると共に、その左右の該立上がり腕杆部 5b,5b間を横断して、上下2本の補強用のパイプ状横杆部材6,6を渡し、 溶接などにより固設し、更に、これら横杆部材6,6間に、その幅方向の中央部 に位置して左右一対の斜め上下方向に延びるパイプから成る巻上げ機2設置用の 杆状部材7,7を溶接などにより固設し、これら該パイプ杆部材7,7により形 成される該載置面部3aより斜め後方に傾斜する巻上げ機設置部3bに、該巻上 げ機2をそのコ字状の取付枠板2aにより溶接などにより設置する。更に、該水 平杆状枠部5a内の長矩形状空間内に、前記の下部横杆部材6と該コ字状杆状枠 部の前端杆枠部5aとの間に、その幅方向の内部空間を三等分するよう等間隔に 、2本の長手のパイプから成る載置用杆状部材8,8を渡し、溶接などにより固 設して、該杆状枠部内面を、前記の載置面部3aに構成した。
【0023】 該載置面部3aは、その2本の該載置用杆状部材8,8の夫々を図2に明示の ように、その外側のコ字状の水平杆状枠部5よりは下位に存するように屈曲せし め、これらとその上方外周のコ字状枠5との間に、事故豚を安定に受容する皿状 の凹部空間9を形成せしめることが好ましい。 尚、この場合、これら載置用部材8,8とその両外側の杆状枠部の対向杆部5 a,5aとに対し直交し且つその各交叉部で溶接などにより取り付けられた台形 状の立体的補強部材10で台車本体1を補強してもよい。
【0024】 尚、該巻上げ機2設置用杆状部材7,7は、上記のように、該載置面部3cよ り斜め後方に立上がる巻上げ機載置部3bとするときは、その上面に設置した該 巻上げ機2は、その前方の該載置面部3aの上方空間に突出しないように後退さ せて取り付けることができるので、該載置面部3aの上方空間を邪魔することが なく、その上方空間を広くし、後記する該載置面部3aへの事故豚の載置作業を 円滑容易にすることができ、又、同時に、該巻上げ機2は、該載置面部3aより は比較的上位にあるので、その巻上げ作業を効率良くに行うことができる。而も その位置は、台車の幅の中央部を占めるので、バランスの良い安定した設置作業 をもたらす。
【0025】 該台車本体3の該把持杆部3cは、その左右の立が上り腕杆部5b,5bの後 方に延びる左右一対の把持杆部5c,5cにゴム、合成樹脂などの把手用キャッ プ11,11を嵌着し、台車1の運転に当たり、これら把手部5c,5cを握り 、押し又は引くなどの運転を行うことが一般であるが、かゝる把持杆部5c,5 cを設けない場合は、該上部横断杆部材6を把持杆部5cとして利用するように してもよい。
【0026】 該巻上げ機2は、市販のもので足り、コ字状取付枠板2aと、該枠板2a間を 貫通する回転軸2bと、該回転軸2bに取り付けられた巻胴2cと該巻胴2cに 巻き付けられた所望長さのロープ、ケーブル、チェーンなどから成る索条2dと 、該索条2dの先端に設けたフック2eと、その回転軸2bの該枠板2aから突 出する一端に設けたラッチ板2fと、該枠板2aに設けた支軸2gに基端を回動 自在に取り付けられたラッチ爪2hと、該回転軸2bの外端に取り付けられたハ ンドル2iとから成る。
【0027】 該台車本体3に配設の該車輪4,4は、その水平載置面3aの下方で幅方向に 延びるシャフト12の両端に取り付けられ、該シャフト12の両端は、その台車 本体3の該載置面部3aの左右の水平杆状枠部5a,5aから下垂する取付板1 3,13により回動自在に支持される。 該車輪4,4は、好ましくは、小車輪とする。例えば、直径30cm程度の小 径とすることが好ましい。然るときは、両小車輪4,4を備えた台車本体3の該 水平載置面部3aは、床面に近い低位置に存せしめられるので、事故豚の載置面 部3aへの巻上げ載置が容易となる。
【0028】 尚、該台車本体3の両小車輪4,4を、図1示に明らかなように、台車1の幅 内、即ち、その該載置面部3aの幅内、即ち、その下面に位置するように、即ち 、コ字状の枠状枠部の対向杆状枠部5a,5aよりは外側へ突出しないように配 設することにより、台車3の幅をそれだけ更に小さくできる。而して、図示の例 では、該台車3の寸法は、一般に、豚舎と豚房列との間の通路や豚房列間の通路 の幅が80〜120cm程度を考慮して、事故豚の該載置面部3cへの巻上げ、 運び出し作業を容易円滑にするため、かゝる小型台車とすることが好ましく、図 示の例では、その台車本体3の長さ2m程度、幅60cm程度としたものである 。
【0029】 更に、該台車1は、その台車本体3の該水平載置面部3cの後端に、その左右 一対の水平杆状枠部5a,5aより下垂する一対の杆状脚14,14を設けるこ とが好ましい。これにより、運搬車の不使用時、該杆状脚14,14で接地に安 定に駐車し得る。
【0030】 更に、該台車本体3の杆状枠部の前端の杆状枠部5aには、その上面を被覆し 且つ前端に至るに従い下降する傾斜板15を設けることが好ましく、これにより 、事故豚を豚房の床面から該載置面部3aと通路面又は豚房の床面との段差をな くし、その傾斜面により事故豚の該載置面部3aへの巻上げ載置作業を円滑にな し得る。尚、該傾斜板15は、該杆状枠部5aに溶接などにより固設する。
【0031】 上記のように構成した本考案の事故豚用運搬車は、次のように用いる。即ち、 例えば、100m程の長手の豚舎内の長手に並ぶ豚房のうち、例えばその中間に 位置する豚房内の病死した豚を運び出す場合、該運搬車を、その把手部11,1 1を把持して台車1を押し又は引いて、狭い通路をほゞ50m程奥まで進み、そ の豚房の出入口近傍で停止させる。豚房内の該事故豚Pを、該通路まで運び出し た後、図4に明示のように、該巻上げ機2の該巻胴2cより該索条2dを巻き解 し、該事故豚Pの胴に巻き付けると共にそのフック4eを該巻いた索条2dに引 っかけて、その巻き付け状態を固定し、次で該巻上げ機2のハンドル2iを操作 して巻上げて該事故豚Pを該台車本体3の該載置面部3aに巻上げて載置する。 その巻き上げ載置作業が完了後、該運搬車を押し又は引いて豚舎の外部にの所定 場所まで運び出す。尚、この作業において、該傾斜板15は、通路面と該載置面 部3aとの間に段差をなくすので、その巻上げ載置作業を円滑にするに役立つ。
【0032】 このように、本考案の運搬車を使用すれば、該畜舎の長い通路を通り、豚舎の 外部の所定の場所まで、一人で容易、迅速に運び出すことができ、事故豚の運び 出しを高能率に行うことができ、従来、複数人でその長い通路を担架で或いは引 きずって豚舎外へ運び出す煩わしさ、相当の労力、時間のかゝる不都合を一挙に 解消することができる。
【0033】 尚、豚舎の構造により、通路が広く、運搬車の方向を変えて豚房の出入口より 内部にその台車の少なくとも載置面部を入れることができる場合は、該豚房内で の巻上げ載置作業を行うようにしてもよいことは勿論である。
【0034】 図5乃至図7は、本考案の事故豚用運搬車の他の実施例を示し、下記の点にお いて、先の実施例と相異するが、その他の構成は、先の実施例と同じである。
【0035】 即ち、該巻上げ機2は、手動式に代え、電動式巻上げ機2を使用した。図面で 16はギャードモータ、17は電気コード、18は差込みソケットを示す。該電 動式巻上げ機2は、市販のものを使用する。
【0036】 又、該台車1の台車本体3の該載置面部3aは、コ字状の該水平杆状枠部5a ,5a,5aの内部空間内に、両側の取付枠19,19間にその長さ方向に一定 の間隔を存して、多数個のコロ20,20,…を配設して成るコロ面により形成 したもので、これにより、該巻上げ機2による事故豚の該載置面部3a上の所定 位置までの積み込みを円滑にした。
【0037】 又、該巻上げ機2を、該載置面部3aから更に後方に位置させ、且つ水平に設 置し得るように、該巻上げ機設置用杆状部材7,7は、L字状に屈曲したものに 形成し、該載置面部3aの後端の中央部から後方へ水平に延びるその水平杆状部 を該巻上げ機設置部3bとし、その上面に、該巻上げ機2をその基台21を介し て固設した。かくして、該巻上げ機2は、水平に且つ台車の内側中央に設置され 、前方の載置面部3aの上方空間より完全に離れた邪魔にならない後退位置に設 けられ、そのL字状杆状部材7,7の垂直杆状部により外界から安全に保護され て有利である。
【0038】 更に、該一対の杆状部材7,7の該水平杆状部を利用し、その下面に、その中 央部に、左右一対の取付板13,13を介して追加の車輪4を取り付け、本考案 の運搬車を三輪型とし、安定した事故豚用運搬車に構成した。
【0039】 図8は、本考案の事故豚用運搬車の他の実施例を示す。先の2つの実施例では 、台車本体3の該載置面部3aは、コ字状に折り曲げたパイプ状杆状枠部5で囲 繞され、而も載置用杆状部材8,8のみ又はコロ20の配設で構成したが、この 実施例では、該載置面部3aは、左右一対の対向する杆状部材5a,5aの間に 、その長さ方向に間隔を存して複数本の断面角形の載置用杆状部材8,8,…を 横断連結し、その載置用杆状部材8,8,…の上面に形成される矩形状金属製載 置板22を溶接などにより固設することにより構成したものである。かくして、 該載置面部3aは板22から成り、その先端は開放面となっているので、事故豚 の巻上げ載置作業が容易となる。尚、図示のように、該載置板22の先端に余端 部を設け、これを下方へ折り曲げることにより、一連の傾斜板15を形成するか 、別個に形成した傾斜板15を該載置板22の先端に溶接などにより固着するこ とにより設ける。かくして該傾斜板により、その巻上げ載置作業を更に容易にす ることができる。
【0040】 図9乃至図11は、更に他の実施例を示す。 この実施例に示す事故豚運搬車は、三輪型とし且つ該台車本体3の載置面部3 aを多数個のコロ20,20,…を長さ方向に配設して成るコロ面とした点は前 記の図5乃至図7に示した第2実施例と同様であり、又、その巻上げ機2は、手 動式とし、これを一対の杆状部材7,7の立上り部の高さの中央部に設置した点 は前記の図1〜図3に示す実施例と同様であるが、これらと異なる特徴点は、該 台車本体3の該載置面部3aの左右に、前後左右に配列した複数個のコロを保持 枠により保持して成る案内用コロ面側枠を配設したことである。 即ち、その実施例により詳述すれば、該載置面部3aの左右の杆状部材5a, 5aの上方にコロ配設用の所定の間隔を存して保持枠23を配し、各該保持枠2 3の一端部を直角に折り曲げた下向きの屈曲杆部23aの下端で各該水平杆状部 材5aに溶接などにより取り付ける一方、各該水平杆状部材5aと平行に延びる 水平保持枠部23bの端部を各該立上り腕杆部5bに溶接などにより取り付け、 各水平杆状部材5aとの間に形成された所定の間隔空間内に、一定の間隔を存し 前後方向に配列した複数個のコロ24,24,…の夫々を、その各中心軸を介し てその対向する各水平杆状部材5aと該水平保持杆部23bとに取り付けること によりその載置面部3aの左右に、一対の案内用コロ面側枠25,25を構成し た。
【0041】 このように構成した左右一対の案内用コロ面側枠25,25を具備した本考案 の事故豚運搬車は、図12示のように、巻上げ機2の索条2dを延ばし、豚舎内 の通路上の事故豚Pを巻き付け、該フック2eにかけた状態で巻上げて該載置面 部3aに巻上げ載置するように使用されるとき、その左右に配設したコロ面側枠 25,25のコロ面は、該事故豚Pを該載置面部3aの中央部に案内載置する作 業を円滑、且つ高能率に行うことができ有利である。
【0042】 この場合、図示のように、該左右一対の保持枠23,23の夫々を対向する左 右一対の水平杆状部材5a,5aに対し斜め外側上方に配置して、上記のように 取り付けて左右一対の対向する該案内用コロ面側枠25,25を外側に傾斜させ 、対向するそのコロ面間を上方に至るに従い広幅となる空間を形成するときは、 巻上げ載置される事故豚Pを該空間内に容易円滑に収容し得られ、巻上げ載置作 業を更に円滑にする利点を有する。
【発明の効果】
【0043】 このように本考案によるときは、台車に、巻上げ機を設けた事故豚用運搬車と したので、豚舎内の身動きの出来なくなった事故豚を、豚舎外へ運び出す作業を 容易、迅速にし、前記従来の人力による運び出し作業の不都合を解消し得られる 効果を有する。
【0044】 この場合、該台車を台車本体と少なくとも左右に配設した車輪とから構成する と共に、該台車本体を、載置面部とその後方に位置して巻上げ機を設置した巻上 げ部と把持部とに形成したので、該巻上げ機により載置面への事故豚の巻上げを 行うことができ、把持部により台車を押し又は引き、台車を所望の位置へ移送で きる。
【0045】 更に、該台車本体を、多数本の杆状部材で構成するときは、製作容易且つ安価 に、比較的軽量で且つ堅牢に製造できる。
【0046】 更に、該台車本体の該載置面部を、複数本の載置杆状部材により形成するとき は、簡単に且つ安価に載置面部を構成できる。
【0047】 更に、該台車本体の該載置面部を、複数個のコロから成るコロ面で形成すると きは、該巻上げ機による該載置面への事故豚の巻上げ載置を円滑になし得られる 。
【0048】 更に、該台車本体の該載置面部を、一対の対向する杆状部材間に設けた載置板 で形成するときは、その先端側が開放面となり、事故豚の巻上げ載置作業を容易 にする。
【0049】 又、該巻上げ機設置部を、該載置面部から斜め後方に立上がる設置部に形成す るときは、これに設置した巻上げ機は、該載置面部の上方空間に突出することが なく、載置作業の邪魔とならない効果をもたらす。
【0050】 又、該巻上げ機設置部を、該載置面部から後方に水平に延びる設置部に形成す るときは、該巻上げ機を水平に設置できると共に、該載置面部と完全に離隔した 後退位置に設置することができる。
【0051】 更に本考案によれば、該車輪を小型車輪とするときは、該載置面部を低くする ことができ、事故豚の巻上げ載置作業を容易にすることができる。
【0052】 更に、該載置面部の下面に車輪を配設するときは、台車の幅を更に小さくでき 、狭い通路に適用し、容易な通行を可能とする効果を有する。
【0053】 更に、該載置面部の先端部に、先端に至るに従い下降する傾斜板を設けるとき は、事故豚の載置作業を更に容易にする効果をもたらす。
【0054】 更に、該巻上げ機の索条の先端にフックを設けるときは、事故豚への巻き付け 、牽引作業を迅速に行うことができる効果を有する。
【0055】 更に、該載置面部の左右に、案内用コロ面側枠を配設したので、該事故豚の該 載置面部の中央部への巻上げ載置を円滑且つ高能率に行うことができる。
【0056】 この場合、左右一対の案内用コロ面側枠間の空間を上方に至るに従い広幅とす るときは、該載置面部への事故豚の巻上げ載置作業を更に円滑、容易にすること ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の1例の事故豚用運搬車の一部を
裁除した上面図である。
【図2】該運搬車の側面図である。
【図3】該運搬車の背面図である。
【図4】該運搬車の使用状態を示す斜面図である。
【図5】本考案の他の実施例の事故豚用運搬車の上面図
である。
【図6】該運搬車の側面図である。
【図7】該運搬車の背面図である。
【図8】本考案の更に他の実施例の事故豚用運搬車の載
置面部の斜面図である。
【図9】本考案の更に他の実施例の事故豚用運搬車の上
面図である。
【図10】該運搬車の側面図である。
【図11】該運搬車の背面図である。
【図12】該運搬車の使用状態を示す斜面図である。
【符号の説明】
1 台車 2 巻上げ機 3 台車本体 4 車輪 5 コ字状枠 5a 水平杆状枠
部、杆状部材 5b 立上がり腕杆部 5c 把持杆部 7 巻上げ機設置用杆状部材 8 載置用杆状
部材 12 シャフト 15 傾斜板 20 コロ 22 載置板 23 保持枠 23a 下向き屈
曲杆部 23b 水平保持枠部 24 コロ 25 案内用コロ面側枠

Claims (14)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 台車に、手巻式又は電動式巻上げ機を具
    備して成る事故豚用運搬車。
  2. 【請求項2】 該台車は、台車本体とこれに少なくとも
    左右に配設した車輪とから成り、且つ該台車本体は、載
    置面部とその後方に位置して該巻上げ機を設置した巻上
    げ機設置部と把持部とから成る請求項1の事故豚用運搬
    車。
  3. 【請求項3】 該台車本体は、多数本の杆状部材から成
    る請求項2の事故豚用運搬車。
  4. 【請求項4】 該台車本体の該載置面部は、杆状囲枠の
    内部空間内に配設された複数本の載置用杆状部材により
    形成して成る請求項2又は3の事故豚用運搬車。
  5. 【請求項5】 該台車本体の該載置面部は、該杆状囲枠
    の内面空間内に配設された複数個のコロから成るコロ面
    により形成して成る請求項2又は3の事故豚用運搬車。
  6. 【請求項6】 該台車本体の該載置面部は、左右一対の
    杆状部材間に設けられた載置板により形成して成る請求
    項2の事故豚用運搬車。
  7. 【請求項7】 該巻上げ機設置部は、該載置面部から斜
    め後方へ立上がる設置部に形成して成る請求項2の事故
    豚用運搬車。
  8. 【請求項8】 該巻上げ機設置部は、該載置面部から後
    方に水平に延びる設置部に形成して成る請求項2の事故
    豚用運搬車。
  9. 【請求項9】 該車輪は、小車輪から成る請求項1又は
    2の事故豚用運搬車。
  10. 【請求項10】 該台車本体の左右に配設した小車輪
    は、該載置面部の下面に配置せしめて成る請求項1乃至
    6のいずれか1つの事故豚用運搬車。
  11. 【請求項11】 該載置面部の先端部に、先端に至るに
    従い漸次下降する傾斜板を設けて成る請求項2,4,5
    又は6の事故豚用運搬車。
  12. 【請求項12】 該巻上げ機の索条の先端にフックを有
    する請求項1の事故豚用運搬車。
  13. 【請求項13】 該載置面部の左右に、前後方向に配列
    された複数個のコロを保持枠により保持して成る案内用
    コロ面側枠を配設して成る請求項2の事故豚用運搬車。
  14. 【請求項14】 該左右一対の対向する案内用コロ面側
    枠を外側に傾斜せしめて対向するそのコロ面間を上方に
    至るに従い広幅の空間に形成して成る請求項13の事故
    豚用運搬車。
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