JPH0674887A - プロセス粘度測定装置 - Google Patents
プロセス粘度測定装置Info
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- JPH0674887A JPH0674887A JP22708892A JP22708892A JPH0674887A JP H0674887 A JPH0674887 A JP H0674887A JP 22708892 A JP22708892 A JP 22708892A JP 22708892 A JP22708892 A JP 22708892A JP H0674887 A JPH0674887 A JP H0674887A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】非ニュートン流体の異なるずり速度でのプロセ
ス粘度の測定を可能とし、これにより炉内の燃料状態を
常に最適な状態に制御することができるプロセス粘度測
定装置を提供することである。 【構成】管径が互いに異なる3種類の差圧測定用配管1
3a,13b,13cを直列に設け、これらの配管内で
生じる黒液の差圧を各々の差圧計14a,14b,14
cで測定するとともに、この時の流体流量を黒液流量計
16で測定する。そして、これらの測定値から各差圧測
定用配管ごとに異なるずり速度でのプロセス粘度をオン
ラインで算出し、この算出結果を基に燃焼制御信号を生
成して燃焼制御系へ帰還供給するようにしたものであ
る。
ス粘度の測定を可能とし、これにより炉内の燃料状態を
常に最適な状態に制御することができるプロセス粘度測
定装置を提供することである。 【構成】管径が互いに異なる3種類の差圧測定用配管1
3a,13b,13cを直列に設け、これらの配管内で
生じる黒液の差圧を各々の差圧計14a,14b,14
cで測定するとともに、この時の流体流量を黒液流量計
16で測定する。そして、これらの測定値から各差圧測
定用配管ごとに異なるずり速度でのプロセス粘度をオン
ラインで算出し、この算出結果を基に燃焼制御信号を生
成して燃焼制御系へ帰還供給するようにしたものであ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回収ボイラ等において
燃焼に用いられる燃料の粘度物性を測定するためのプロ
セス粘度測定装置に関する。
燃焼に用いられる燃料の粘度物性を測定するためのプロ
セス粘度測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、回収ボイラ等において燃料の粘度
を測定するためのプロセス粘度計としては、例えば細管
式粘度計や回転式粘度計が使用されている。このうち細
管式粘度計は、細管内に被測定燃料を一定流量で流して
流量および圧力差を測定し、これらの測定値からハーゲ
ンポアズイユの法則に基づいてプロセス粘度を計算によ
り求めるものである。このようなプロセス粘度計によっ
て求められたプロセス粘度値は、例えば電気信号として
所定の信号処理が施された後、燃焼制御系にフィードバ
ックされて燃焼制御に供される。
を測定するためのプロセス粘度計としては、例えば細管
式粘度計や回転式粘度計が使用されている。このうち細
管式粘度計は、細管内に被測定燃料を一定流量で流して
流量および圧力差を測定し、これらの測定値からハーゲ
ンポアズイユの法則に基づいてプロセス粘度を計算によ
り求めるものである。このようなプロセス粘度計によっ
て求められたプロセス粘度値は、例えば電気信号として
所定の信号処理が施された後、燃焼制御系にフィードバ
ックされて燃焼制御に供される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したプ
ロセス粘度計においては、一般に被測定流体における特
定のずり速度でのプロセス粘度しか測定することができ
ない。このため、例えばCOM(Cool Oil Mixture)や
CWM(Cool Water Mixture)のようなスラリ燃料、ま
たパルプ蒸解廃液(一般に黒液と呼ばれる)等のように
燃料中に固体粒子を含む非ニュートン流体の粘度測定を
行なう場合には、当該非ニュートン流体のずり速度の変
化に対する粘度測定は行なえず、この結果炉内の燃焼状
態を最適な状態に制御することができないという問題が
あった。
ロセス粘度計においては、一般に被測定流体における特
定のずり速度でのプロセス粘度しか測定することができ
ない。このため、例えばCOM(Cool Oil Mixture)や
CWM(Cool Water Mixture)のようなスラリ燃料、ま
たパルプ蒸解廃液(一般に黒液と呼ばれる)等のように
燃料中に固体粒子を含む非ニュートン流体の粘度測定を
行なう場合には、当該非ニュートン流体のずり速度の変
化に対する粘度測定は行なえず、この結果炉内の燃焼状
態を最適な状態に制御することができないという問題が
あった。
【0004】本発明は上記事情を考慮してなされたもの
であり、その目的とするところは、非ニュートン流体の
異なるずり速度でのプロセス粘度の測定を可能とし、こ
れにより炉内の燃料状態を常に最適な状態に制御するこ
とができるプロセス粘度測定装置を提供することにあ
る。
であり、その目的とするところは、非ニュートン流体の
異なるずり速度でのプロセス粘度の測定を可能とし、こ
れにより炉内の燃料状態を常に最適な状態に制御するこ
とができるプロセス粘度測定装置を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、管径が異なると共に、管径の大きい順に直列
に接続される複数の差圧測定用配管と、この差圧測定用
配管のうち管径の大きい側が上流となるように当該差圧
測定用配管内に被測定流体を流動させるための手段と、
この手段により流動される上記被測定流体の流量を測定
する流量計と、上記差圧測定用配管内で生じる圧力損失
を各差圧測定用配管ごとに測定する差圧計と、上記被測
定流体の温度を一定とするための流体温度調整器とを備
えるようにしたものである。
本発明は、管径が異なると共に、管径の大きい順に直列
に接続される複数の差圧測定用配管と、この差圧測定用
配管のうち管径の大きい側が上流となるように当該差圧
測定用配管内に被測定流体を流動させるための手段と、
この手段により流動される上記被測定流体の流量を測定
する流量計と、上記差圧測定用配管内で生じる圧力損失
を各差圧測定用配管ごとに測定する差圧計と、上記被測
定流体の温度を一定とするための流体温度調整器とを備
えるようにしたものである。
【0006】
【作用】上記手段を講じた結果、次のような作用が生じ
る。すなわち、管径が異なる複数の差圧測定用配管が直
列に設けられ、これらの差圧測定用配管内で生じる被測
定流体の圧力損失を各差圧測定用配管ごとに測定すると
ともに、この時の流体流量を流量計で測定するようにし
たことにより、被ニュートン流体のずり速度を変化させ
た場合のプロセス粘度を求めることができる。そして、
この求めたずり速度とプロセス粘度との関係から任意の
ずり速度での粘度推定が可能となり、これにより炉内の
燃料状態を常に最適な状態に制御することができる。
る。すなわち、管径が異なる複数の差圧測定用配管が直
列に設けられ、これらの差圧測定用配管内で生じる被測
定流体の圧力損失を各差圧測定用配管ごとに測定すると
ともに、この時の流体流量を流量計で測定するようにし
たことにより、被ニュートン流体のずり速度を変化させ
た場合のプロセス粘度を求めることができる。そして、
この求めたずり速度とプロセス粘度との関係から任意の
ずり速度での粘度推定が可能となり、これにより炉内の
燃料状態を常に最適な状態に制御することができる。
【0007】また、複数の差圧測定用配管をその管径の
大きい順に直列に接続すると共に、管径の大きい側を流
体の上流に配置したことにより、粘度測定に際してはず
り速度の低いものから順にプロセス粘度の測定が行なわ
れることになる。一般に、高いずり速度を受けた流体が
これより低いずり速度に移行した場合には、低いずり速
度での流体粘度はこれを精度良く測定することができな
い。したがって、差圧測定用配管を上述のように配する
ことにより各差圧測定用配管でのプロセス粘度をそれぞ
れ精度よく測定することが可能となる。
大きい順に直列に接続すると共に、管径の大きい側を流
体の上流に配置したことにより、粘度測定に際してはず
り速度の低いものから順にプロセス粘度の測定が行なわ
れることになる。一般に、高いずり速度を受けた流体が
これより低いずり速度に移行した場合には、低いずり速
度での流体粘度はこれを精度良く測定することができな
い。したがって、差圧測定用配管を上述のように配する
ことにより各差圧測定用配管でのプロセス粘度をそれぞ
れ精度よく測定することが可能となる。
【0008】さらに、粘度測定時の流体の温度を一定と
するための流体温度調整器を備えたことにより、流体の
温度変化による粘度変化を効果的に抑制できる。これに
より、各差圧測定用配管でのプロセス粘度を精度よく測
定することができる。
するための流体温度調整器を備えたことにより、流体の
温度変化による粘度変化を効果的に抑制できる。これに
より、各差圧測定用配管でのプロセス粘度を精度よく測
定することができる。
【0009】
【実施例】図1は、本発明の一実施例に係わるプロセス
粘度計をその周辺装置とともに示す概略構成図である。
なお本実施例では、製紙工場のソーダ回収ボイラにおい
て黒液の粘度測定を行なう装置について説明する。
粘度計をその周辺装置とともに示す概略構成図である。
なお本実施例では、製紙工場のソーダ回収ボイラにおい
て黒液の粘度測定を行なう装置について説明する。
【0010】同図において、1は黒液タンク、2は黒液
噴射ポンプ、3は黒液ヒータ、4は黒液メイン配管、5
は回収ボイラである。また10はプロセス粘度計であ
り、このプロセス粘度計10は黒液温度調節器12と、
管径がそれぞれ異なる複数の差圧測定用配管13a,1
3b,13cと、これらの差圧測定用配管13a〜13
cの各差圧を測定するための差圧計14a,14b,1
4cと、定量ポンプ15と、黒液流量計16とを備えて
いる。
噴射ポンプ、3は黒液ヒータ、4は黒液メイン配管、5
は回収ボイラである。また10はプロセス粘度計であ
り、このプロセス粘度計10は黒液温度調節器12と、
管径がそれぞれ異なる複数の差圧測定用配管13a,1
3b,13cと、これらの差圧測定用配管13a〜13
cの各差圧を測定するための差圧計14a,14b,1
4cと、定量ポンプ15と、黒液流量計16とを備えて
いる。
【0011】燃焼過程において、黒液は黒液タンク1か
ら黒液噴射ポンプ2を通って黒液ヒータ3へ送られ、こ
こで所定温度に加熱されたのち黒液メイン配管4を通っ
て回収ボイラ5の炉内に噴射されて燃焼される。一方、
プロセス粘度測定過程では、黒液タンク1と黒液噴射ポ
ンプ2との間に設けられた測定用配管11から黒液を分
岐し、この測定用配管11を通じてプロセス粘度計10
に黒液を送っている。プロセス粘度計10では、送られ
た黒液が先ず黒液温度調節器12で一定温度に調整され
た後、差圧測定用配管13a,13bおよび13cを順
に通過して定量ポンプ15に送られる。この定量ポンプ
15は、配管内の黒液を一定流量で循環させるためのも
ので、図示のごとく差圧測定用配管13a〜13cの下
流側に設けられている。定量ポンプ15を通過した黒液
は、例えば電磁流量計からなる黒液流量計16を経て黒
液タンク1に戻される。
ら黒液噴射ポンプ2を通って黒液ヒータ3へ送られ、こ
こで所定温度に加熱されたのち黒液メイン配管4を通っ
て回収ボイラ5の炉内に噴射されて燃焼される。一方、
プロセス粘度測定過程では、黒液タンク1と黒液噴射ポ
ンプ2との間に設けられた測定用配管11から黒液を分
岐し、この測定用配管11を通じてプロセス粘度計10
に黒液を送っている。プロセス粘度計10では、送られ
た黒液が先ず黒液温度調節器12で一定温度に調整され
た後、差圧測定用配管13a,13bおよび13cを順
に通過して定量ポンプ15に送られる。この定量ポンプ
15は、配管内の黒液を一定流量で循環させるためのも
ので、図示のごとく差圧測定用配管13a〜13cの下
流側に設けられている。定量ポンプ15を通過した黒液
は、例えば電磁流量計からなる黒液流量計16を経て黒
液タンク1に戻される。
【0012】上記差圧測定用配管13a,13bおよび
13cにおける各差圧ΔP1 〜ΔP3 [Pa]は、各々
に設けられた差圧計14a,14bおよび14cで測定
される。また上記黒液流量計16では黒液の流量V[m
3 /s]が測定され、これらの差圧ΔP1 〜ΔP3 およ
び流量Vから差圧測定用配管毎に異なるずり速度D1〜
D3 における粘度η1 〜η3 [Pa・s]を求めること
ができる。すなわち、一般に直径d0 [m]、長さl0
[m]の配管内を粘度η[Pa・s]の流体が平均流速
u′[m/s]の層流状態で流れる場合の摩擦による圧
力損失ΔP[Pa]は、 ΔP=32η・l0 ・u′/d0 2 …(1) で表される。一方、流体が管内を層流で流れている時の
管中心からの距離r[m]の位置での流体流速uとの関
係は、 u=umax (1−r2 /r0 2 ) …(2) となる。なおr0 は管の半径、umax は最高流速であ
る。ここで、管内壁から流体までの距離をyとすると、 r=r0 −y …(3) であり、これを(2)式に代入すると、 u=umax (2y/r0 −y2 /r0 2 ) …(4) となる。ずり速度Dはdu/dyだから、 D=du/dy=2umax (1/r0 −y/r0 2 ) …(5) また、最高流速umax と平均流速u′との間には、 umax =2u′ …(6) の関係があり、これを(5)式に代入すると、 D=du/dy=4u(1/r0 −y/r0 2 ) …(7) が得られる。ここで、ずり速度をy=r0 /2の位置で
のずり速度とすると、上記(7)式から、 D=du/dy=2u′/r0 …(8) が求まる。また、管の直径d0 =2r0 なので、(8)
式は次のようになる。 D=du/dy=4u′/d0 …(9)
13cにおける各差圧ΔP1 〜ΔP3 [Pa]は、各々
に設けられた差圧計14a,14bおよび14cで測定
される。また上記黒液流量計16では黒液の流量V[m
3 /s]が測定され、これらの差圧ΔP1 〜ΔP3 およ
び流量Vから差圧測定用配管毎に異なるずり速度D1〜
D3 における粘度η1 〜η3 [Pa・s]を求めること
ができる。すなわち、一般に直径d0 [m]、長さl0
[m]の配管内を粘度η[Pa・s]の流体が平均流速
u′[m/s]の層流状態で流れる場合の摩擦による圧
力損失ΔP[Pa]は、 ΔP=32η・l0 ・u′/d0 2 …(1) で表される。一方、流体が管内を層流で流れている時の
管中心からの距離r[m]の位置での流体流速uとの関
係は、 u=umax (1−r2 /r0 2 ) …(2) となる。なおr0 は管の半径、umax は最高流速であ
る。ここで、管内壁から流体までの距離をyとすると、 r=r0 −y …(3) であり、これを(2)式に代入すると、 u=umax (2y/r0 −y2 /r0 2 ) …(4) となる。ずり速度Dはdu/dyだから、 D=du/dy=2umax (1/r0 −y/r0 2 ) …(5) また、最高流速umax と平均流速u′との間には、 umax =2u′ …(6) の関係があり、これを(5)式に代入すると、 D=du/dy=4u(1/r0 −y/r0 2 ) …(7) が得られる。ここで、ずり速度をy=r0 /2の位置で
のずり速度とすると、上記(7)式から、 D=du/dy=2u′/r0 …(8) が求まる。また、管の直径d0 =2r0 なので、(8)
式は次のようになる。 D=du/dy=4u′/d0 …(9)
【0013】黒液の流量V[m3 /s]が測定により求
まれば、各差圧測定用配管13a〜13cでの平均流速
u1 ′〜u3 ′[m/s]が得られる。一方、前述のご
とく差圧計14a,14bおよび14cでは差圧測定用
配管毎の差圧ΔP1 〜ΔP3[Pa]が測定されてお
り、差圧測定用配管13a,13b,13cの長さをそ
れぞれl1 ,l2 ,l3 [m]、またこれらの各管径を
それぞれd1 ,d2 ,d3 とすると、(1)式および
(9)式により差圧測定用配管毎のずり速度D1 〜D3
における粘度η1 〜η3 [Pa・s]を求めることがで
きる。
まれば、各差圧測定用配管13a〜13cでの平均流速
u1 ′〜u3 ′[m/s]が得られる。一方、前述のご
とく差圧計14a,14bおよび14cでは差圧測定用
配管毎の差圧ΔP1 〜ΔP3[Pa]が測定されてお
り、差圧測定用配管13a,13b,13cの長さをそ
れぞれl1 ,l2 ,l3 [m]、またこれらの各管径を
それぞれd1 ,d2 ,d3 とすると、(1)式および
(9)式により差圧測定用配管毎のずり速度D1 〜D3
における粘度η1 〜η3 [Pa・s]を求めることがで
きる。
【0014】図2の(a)は、上述した手順により求め
たずり速度Dおよび粘度ηの測定結果を示す図であり、
同図には別途サンプリングした黒液を回転式(ハーケ)
粘度計により測定した場合の各ずり速度での粘度測定値
も示した。また、図2の(b)3には上記測定結果をグ
ラフで表した。この結果、本実施例による測定値は手分
析値と比較して±5%程度の誤差であり、オンライン粘
度測定装置として十分に満足のいく精度のものである。
たずり速度Dおよび粘度ηの測定結果を示す図であり、
同図には別途サンプリングした黒液を回転式(ハーケ)
粘度計により測定した場合の各ずり速度での粘度測定値
も示した。また、図2の(b)3には上記測定結果をグ
ラフで表した。この結果、本実施例による測定値は手分
析値と比較して±5%程度の誤差であり、オンライン粘
度測定装置として十分に満足のいく精度のものである。
【0015】なお、本実施例におけるプロセス粘度測定
は以下に示す条件で行なった。ここで、測定に用いる差
圧測定用配管の数やそれらの管径、および各配管の長さ
は、被測定流体の粘度特性や含有される固体粒子径にも
よるが、一般に管径の種類は3つ以上で、それらの管径
はそれぞれ10mm以上、また管径の異なる全ての配管
を足した長さは0.3m以上であることが望ましい。各
配管の管径を10mm以上としたのは、黒液中の固体粒
子による閉塞の恐れを防止するためである。また、粘度
測定時の被測定流体の温度は一定に保持することが望ま
しく、測定前に温度調節器12で調節後は保温等を強化
し、できる限り被測定流体の温度変化を抑制することが
必要である。 2)黒液流量;0.70[m3 /Hr] 3)黒液温度;120℃ 4)差圧測定時の流速とずり速度 流速u′[m/sec ] ずり速度D[1/S] 配管13a 0.194 21.8 配管13b 0.325 47.1 配管13c 0.531 98.3 5)差圧ΔP[kg/m2 ] 配管13a 869 配管13b 1065 配管13c 1320
は以下に示す条件で行なった。ここで、測定に用いる差
圧測定用配管の数やそれらの管径、および各配管の長さ
は、被測定流体の粘度特性や含有される固体粒子径にも
よるが、一般に管径の種類は3つ以上で、それらの管径
はそれぞれ10mm以上、また管径の異なる全ての配管
を足した長さは0.3m以上であることが望ましい。各
配管の管径を10mm以上としたのは、黒液中の固体粒
子による閉塞の恐れを防止するためである。また、粘度
測定時の被測定流体の温度は一定に保持することが望ま
しく、測定前に温度調節器12で調節後は保温等を強化
し、できる限り被測定流体の温度変化を抑制することが
必要である。 2)黒液流量;0.70[m3 /Hr] 3)黒液温度;120℃ 4)差圧測定時の流速とずり速度 流速u′[m/sec ] ずり速度D[1/S] 配管13a 0.194 21.8 配管13b 0.325 47.1 配管13c 0.531 98.3 5)差圧ΔP[kg/m2 ] 配管13a 869 配管13b 1065 配管13c 1320
【0016】図3は、粘度計算に係わる基本的な計算制
御系ブロックダイヤグラムを示す図である。図中、二重
枠は入力データを示し、またCM1〜CM3およびCM
Rは計算制御系を示す。CM1は、既知データである配
管の半径r0 と、測定により得た流体流量Vとが入力さ
れた場合に平均流速u′を計算して出力する。また、こ
の平均流速u′をCM2に入力すれば、ずり速度Dが算
出される。一方、配管の半径r0 とその長さl0 ,およ
び平均流速u′と測定により求めた差圧ΔPとをCM3
に入力すれば、粘度ηが算出される。そして、上記ずり
速度Dおよび粘度ηはCMRに入力されて記録されると
ともに、電気信号として所定の信号処理が施されたの
ち、図示しない燃焼制御系に送信されて燃焼制御に供さ
れる。このように、粘度ηおよびずり速度Dの算出と記
録は上記計算制御系によって直ちにオンラインで計算さ
れ、この計算結果に基づいて所要の燃焼制御信号を得
る。そして、この燃焼制御信号を上記燃焼制御系に帰還
供給することによって、例えば噴射バルブからの噴霧状
態を燃焼に最適なように制御している。
御系ブロックダイヤグラムを示す図である。図中、二重
枠は入力データを示し、またCM1〜CM3およびCM
Rは計算制御系を示す。CM1は、既知データである配
管の半径r0 と、測定により得た流体流量Vとが入力さ
れた場合に平均流速u′を計算して出力する。また、こ
の平均流速u′をCM2に入力すれば、ずり速度Dが算
出される。一方、配管の半径r0 とその長さl0 ,およ
び平均流速u′と測定により求めた差圧ΔPとをCM3
に入力すれば、粘度ηが算出される。そして、上記ずり
速度Dおよび粘度ηはCMRに入力されて記録されると
ともに、電気信号として所定の信号処理が施されたの
ち、図示しない燃焼制御系に送信されて燃焼制御に供さ
れる。このように、粘度ηおよびずり速度Dの算出と記
録は上記計算制御系によって直ちにオンラインで計算さ
れ、この計算結果に基づいて所要の燃焼制御信号を得
る。そして、この燃焼制御信号を上記燃焼制御系に帰還
供給することによって、例えば噴射バルブからの噴霧状
態を燃焼に最適なように制御している。
【0017】このように本実施例であれば、管径が互い
に異なる3種類の差圧測定用配管13a,13b,13
cを直列に設け、これらの配管内で生じる黒液の差圧を
各々の差圧計14a,14b,14cで測定するととも
に、この時の流体流量を黒液流量計16で測定するよう
にしているので、各配管ごとに異なるずり速度でのプロ
セス粘度を求めることができる。そして、この求めたず
り速度とプロセス粘度との関係を用いて、非ニュートン
流体である黒液の任意のずり速度での粘度推定が可能と
なり、これにより回収ボイラにおける炉内の燃料状態を
常に最適な状態に制御することができる。
に異なる3種類の差圧測定用配管13a,13b,13
cを直列に設け、これらの配管内で生じる黒液の差圧を
各々の差圧計14a,14b,14cで測定するととも
に、この時の流体流量を黒液流量計16で測定するよう
にしているので、各配管ごとに異なるずり速度でのプロ
セス粘度を求めることができる。そして、この求めたず
り速度とプロセス粘度との関係を用いて、非ニュートン
流体である黒液の任意のずり速度での粘度推定が可能と
なり、これにより回収ボイラにおける炉内の燃料状態を
常に最適な状態に制御することができる。
【0018】また、各差圧測定用配管13a〜13cを
その管径の大きい順に直列に接続するとともに、管径が
最も大きい配管13aを流体の上流側に配置するように
したので、ずり速度の低いものから順に粘度測定が実行
されることになり、これにより各差圧測定用配管13a
〜13cにおけるプロセス粘度をそれぞれ精度よく測定
することが可能となる。
その管径の大きい順に直列に接続するとともに、管径が
最も大きい配管13aを流体の上流側に配置するように
したので、ずり速度の低いものから順に粘度測定が実行
されることになり、これにより各差圧測定用配管13a
〜13cにおけるプロセス粘度をそれぞれ精度よく測定
することが可能となる。
【0019】さらに、被測定流体である黒液を流動させ
るための黒液噴射ポンプ2を差圧測定用配管13a〜1
3cの下流側に設けたことにより、この黒液噴射ポンプ
2を黒液が通過する際に生じるポンプ内での高いずり速
度の影響は回避される。また粘度測定時の黒液の温度を
一定とするための黒液温度調整器12を備えたことによ
り、黒液の温度変化による粘度変化を効果的に抑制でき
る。以上により、各差圧測定用配管13a〜13cにお
けるプロセス粘度を精度よく測定することが可能とな
る。
るための黒液噴射ポンプ2を差圧測定用配管13a〜1
3cの下流側に設けたことにより、この黒液噴射ポンプ
2を黒液が通過する際に生じるポンプ内での高いずり速
度の影響は回避される。また粘度測定時の黒液の温度を
一定とするための黒液温度調整器12を備えたことによ
り、黒液の温度変化による粘度変化を効果的に抑制でき
る。以上により、各差圧測定用配管13a〜13cにお
けるプロセス粘度を精度よく測定することが可能とな
る。
【0020】なお本発明は上記実施例に限定されるもの
ではない。例えば上記実施例では、測定に用いる差圧測
定用配管の数やそれらの管径、および各配管の長さを前
述した諸条件の下で行なったが、これを被測定流体の粘
度特性や含有される固体粒子径などに応じて任意に変更
して実施してもよい。その他、本発明の要旨を逸脱しな
い範囲で種々変形して実施可能である。
ではない。例えば上記実施例では、測定に用いる差圧測
定用配管の数やそれらの管径、および各配管の長さを前
述した諸条件の下で行なったが、これを被測定流体の粘
度特性や含有される固体粒子径などに応じて任意に変更
して実施してもよい。その他、本発明の要旨を逸脱しな
い範囲で種々変形して実施可能である。
【0021】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、管
径が互いに異なる複数の差圧測定用配管を直列に設け、
且つこれらの差圧測定用配管内で生じる被測定流体の圧
力損失を各差圧測定用配管ごとに測定するとともに、こ
の時の流体流量を流量計で測定するようにしたので、非
ニュートン流体の異なるずり速度でのプロセス粘度の測
定が可能となり、これにより炉内の燃料状態を常に最適
な状態に制御することができるプロセス粘度測定装置を
提供できる。
径が互いに異なる複数の差圧測定用配管を直列に設け、
且つこれらの差圧測定用配管内で生じる被測定流体の圧
力損失を各差圧測定用配管ごとに測定するとともに、こ
の時の流体流量を流量計で測定するようにしたので、非
ニュートン流体の異なるずり速度でのプロセス粘度の測
定が可能となり、これにより炉内の燃料状態を常に最適
な状態に制御することができるプロセス粘度測定装置を
提供できる。
【図1】本発明の一実施例に係わるプロセス粘度計をそ
の周辺装置とともに示す概略構成図。
の周辺装置とともに示す概略構成図。
【図2】図1に示した装置および回転式(ハーケ)粘度
計により求めたずり速度と粘度との関係を示す図。
計により求めたずり速度と粘度との関係を示す図。
【図3】粘度計算に係わる計算制御系ブロックダイヤグ
ラムを示す図。
ラムを示す図。
1…黒液タンク、2…黒液噴射ポンプ、3…黒液ヒー
タ、4…黒液メイン配管、5…回収ボイラ、10…プロ
セス粘度計、11…測定用配管、12…黒液温度調節
器、13a,13b,13c…差圧測定用配管、14
a,14b,14c…差圧計、15…定量ポンプ、16
…黒液流量計。
タ、4…黒液メイン配管、5…回収ボイラ、10…プロ
セス粘度計、11…測定用配管、12…黒液温度調節
器、13a,13b,13c…差圧測定用配管、14
a,14b,14c…差圧計、15…定量ポンプ、16
…黒液流量計。
Claims (1)
- 【請求項1】 管径が異なると共に、管径の大きい順に
直列に接続される複数の差圧測定用配管と、この差圧測
定用配管のうち管径の大きい側が上流となるように当該
差圧測定用配管内に被測定流体を流動させるための手段
と、この手段により流動される前記被測定流体の流量を
測定する流量計と、前記差圧測定用配管内で生じる圧力
損失を各差圧測定用配管ごとに測定する差圧計と、前記
被測定流体の温度を一定とするための流体温度調整器と
を備えたことを特徴とするプロセス粘度測定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22708892A JPH0674887A (ja) | 1992-08-26 | 1992-08-26 | プロセス粘度測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22708892A JPH0674887A (ja) | 1992-08-26 | 1992-08-26 | プロセス粘度測定装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0674887A true JPH0674887A (ja) | 1994-03-18 |
Family
ID=16855312
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22708892A Withdrawn JPH0674887A (ja) | 1992-08-26 | 1992-08-26 | プロセス粘度測定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0674887A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008203241A (ja) * | 2006-11-30 | 2008-09-04 | Chevron Oronite Sa | 交互圧力式粘度計の使用方法 |
| JP2011512538A (ja) * | 2008-02-21 | 2011-04-21 | ジルソン エス.アー.エス. | 粘度を測定するためのピペットシステム及び方法 |
| WO2012059982A1 (ja) | 2010-11-02 | 2012-05-10 | トヨタ自動車株式会社 | 塗工方法及び塗工装置 |
| WO2014004166A1 (en) * | 2012-06-29 | 2014-01-03 | Rosemount Inc. | Viscometer for newtonian and non-newtonian fluids |
| CN107727533A (zh) * | 2017-10-31 | 2018-02-23 | 中国海洋大学 | 变管径油水乳状液流态识别及成分检测实验系统 |
| WO2019118431A1 (en) * | 2017-12-12 | 2019-06-20 | Baker Hughes, A Ge Company, Llc | Methods and systems for monitoring drilling fluid rheological characteristics |
| NO20200215A1 (en) * | 2020-02-24 | 2021-08-25 | Norce Innovation As | Determining rheological properties of fluids |
| JP2022032136A (ja) * | 2020-08-11 | 2022-02-25 | 靜甲株式会社 | 液体粘度算定システム並びに液体製品製造装置 |
| US11988064B2 (en) | 2016-12-12 | 2024-05-21 | Weatherford Technology Holdings, Llc | Managed pressure drilling control system with continuously variable transmission |
-
1992
- 1992-08-26 JP JP22708892A patent/JPH0674887A/ja not_active Withdrawn
Cited By (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008203241A (ja) * | 2006-11-30 | 2008-09-04 | Chevron Oronite Sa | 交互圧力式粘度計の使用方法 |
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| JP2015522162A (ja) * | 2012-06-29 | 2015-08-03 | ローズマウント インコーポレイテッド | ニュートン及び非ニュートン流体のための粘度計 |
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| CN107727533A (zh) * | 2017-10-31 | 2018-02-23 | 中国海洋大学 | 变管径油水乳状液流态识别及成分检测实验系统 |
| WO2019118431A1 (en) * | 2017-12-12 | 2019-06-20 | Baker Hughes, A Ge Company, Llc | Methods and systems for monitoring drilling fluid rheological characteristics |
| GB2583275B (en) * | 2017-12-12 | 2022-04-27 | Baker Hughes Holdings Llc | Methods and systems for monitoring drilling fluid rheological characteristics |
| US11378506B2 (en) | 2017-12-12 | 2022-07-05 | Baker Hughes, A Ge Company, Llc | Methods and systems for monitoring drilling fluid rheological characteristics |
| GB2583275A (en) * | 2017-12-12 | 2020-10-21 | Baker Hughes Holdings Llc | Methods and systems for monitoring drilling fluid rheological characteristics |
| NO20200215A1 (en) * | 2020-02-24 | 2021-08-25 | Norce Innovation As | Determining rheological properties of fluids |
| NO347449B1 (en) * | 2020-02-24 | 2023-11-06 | Norce Innovation As | Determining rheological properties of fluids |
| JP2022032136A (ja) * | 2020-08-11 | 2022-02-25 | 靜甲株式会社 | 液体粘度算定システム並びに液体製品製造装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19991102 |