JPH067511B2 - ヒ−タ - Google Patents

ヒ−タ

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JPH067511B2
JPH067511B2 JP61240251A JP24025186A JPH067511B2 JP H067511 B2 JPH067511 B2 JP H067511B2 JP 61240251 A JP61240251 A JP 61240251A JP 24025186 A JP24025186 A JP 24025186A JP H067511 B2 JPH067511 B2 JP H067511B2
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heater
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繁 高山
稲男 竹村
肇 小島
勝芳 三輪
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は主として水、油などの液体中に投入され、電力
により発熱してその液体を加熱するヒータに関するもの
である。
[従来の技術] 恒温水槽、成形機の金型を加熱するための媒体を加熱す
る媒体加熱装置などには、電力により発熱するヒータが
用いられ、水、油などの熱媒体を加熱している。
ところでこのヒータの形状としては、第6図に示すよう
な略U字形状のものが一般的であり、特に高温にする場
合には、このようなヒータ9を複数個並べて用いてい
る。
[発明が解決しようとする問題点] ヒータで加熱される液体中には、熱により劣化または酸
化、重合するような物質が含有されている場合がある。
例えば媒体加熱装置などにおいて、高温に加熱して長時
間運転すると、媒体としての油に分解、重合、酸化など
の反応が生じる場合がある。このような反応は最も温度
の高いヒータ表面で生じ、ヒータ表面に反応物が付着す
る場合があった。この付着物が多くなるとヒータの熱伝
導性能が悪化し、エネルギーの損失となる不具合が生ず
る。また反応物が生じることにより熱媒体油としての機
能を損い、媒体の流路に付着して液体の抵抗が大きくな
ったり、流路を閉鎖して加熱装置の機能を損うことがあ
った。従って定期的にヒータを清掃し、油の交換などを
行う必要があった。
このような不具合を防止するには、加熱時のヒータの表
面温度を下げることが最も確実である。しかし液体を加
熱する総熱量は同等に維持しなければならない。このよ
うにするにはヒータのワット数は従来と同一とし、かつ
ヒータの表面積を大きくすることによって成すことがで
きる。これにより総発熱量は同一で、単位面積当りの発
熱量が小さくなり、ヒータの表面温度を下げることがで
きる。
ところでヒータの表面積を大きくするには、U字形状を
長くする方法、太くする方法、板状とする方法、蛇行さ
せることにより長くする方法などが考えられる。しかし
ながらこれらの方法ではいずれもヒータの配設スペース
が大きく必要となり、装置自体も大型となる。また、発
熱体の密閉加工が困難となる場合もあった。
本発明は上記した事情に鑑みてなされたものであり、配
設スペースは従来より僅かに大きくなるだけであり、媒
体加熱装置などの改造を必要とせず、従来のヒータにそ
のまま置換え可能でかつ単位面積当りの発熱量を小さく
したヒータを提供するものである。
[問題点を解決するための手段] 本発明のヒータは、第1図に例示して示すように、間隔
を隔てた一対の第1電極端子(11)および第2電極端子(2
1)と、第1電極端子(11)および第2電極端子(21)間を結
ぶ線状発熱体と、よりなるヒータにおいて、 線状発熱体は、第1電極端子(11)および第2電極端子(2
1)から同方向へ直線状に平行に延びる第1端部(1)およ
び第2端部(2)と、 第1端部(1)の第1電極端子(11)と反対側の後端から第
1曲線部(34)を介して第1端部(1)および第2端部(2)
と間隔を隔てて平行に延びる第2直線部(32)と、 第2直線部(32)の前端から前側曲線部(33)を介して延び
第1端部(1)と第2端部(2)とで形成される基準面(10
0)に対して第2直線部(32)と反対側に位置し第1端部
(1)および第2端部(2)と間隔を隔てて平行に延びる第
1直線部(31)と、 第1直線部(31)の後端から延び、第1直線部(31)と第2
端部(2)とで形成される平面と第2直線部(32)と第1端
部(1)とで形成される平面との間に形成される空間に形
成されたループ部を介して又は介さずに第2端部(2)の
後端と接続する第2曲線部(35)とからなり、 第1直線部(31)と第1端部(1)とで形成される第1平行
面(101)と、第2直線部(32)と第2端部(2)とで形成さ
れる第2平行面(102)は基準面(100)と交差するとともに
互いに平行であることを特徴とする。
ループ部は0個でもよいし、1個あるいは複数個並設す
ることもできる。なお、その数があまり多くなると配設
スペースが大きくなるので好ましくない。
第1端部と第1直線部とを含む平面および第2端部と第
2直線部とを含む平面は、第1端部と第2端部とを含む
平面に対しそれぞれ垂直に交差するように構成すること
が望ましい。即ち、第2図に第1図のA−A断面で示す
ように、第1端部1と第1直線部31とは基準面100
(紙面に垂直)に直角な第1平行面101(紙面に垂
直)内にあり、第2端部2と第2直線部32は第2平行
面102(紙面に垂直)内にあり、それぞれ平行な位置
関係となるように構成することが望ましい。このように
すれば、例えばヒータを基準面100が鉛直になるよう
に加熱装置に取付けた場合に、第1端部1および第1直
線部31を水平な第一平行面101内に位置させること
ができる。また第2端部2と第2直線部32も水平な第
2平行面102内に位置させることができる。従って、
このヒータを複数個、各基準面が鉛直となるように並設
した場合には、各端部および各直線部を第1平行面およ
び第2平行面内に位置させることができ、最密的に配設
することができる。
また第1端部1と第1直線部31の間及び第2端部2と
第2直線部32の間にはそれぞれ間隙が設けられている
ことが望ましい。このようにすればその間隙内を液体が
循環し、ヒータの発熱を効率よく液体に伝達することが
できる。さらに上記したように複数個のヒータを最密的
に並設した場合には、1のヒータの第1直線部と2のヒ
ータの第2直線部とを含む平面を上記基準面と平行に位
置させることができる。従って一層最密的に配設するこ
とができ、配設スペース面で有利である。なおこの間隙
は小さい方が配設スペースを小さくできることはいうま
でもない。
第1電極端子と第2電極端子との間隔は特に制限され
ず、従来と同様に種々設定することができるが、従来の
電極端子の間隔と同一とするのがよい。このようにすれ
ば従来のヒータとそのまま置換え可能となり、装置を改
造する必要がない。
本発明のヒータの材質は従来と全く同一とすることがで
き、2つの電極端子と、2つの電極端子に両端が連結さ
れ電気抵抗の高い線状の発熱体と、発熱体に被覆された
セラミックスなどの絶縁体層と、絶縁体層に被覆された
金属製などの伝熱部と、などから構成することができ
る。
[発明の作用および効果] 本発明のヒータでは、第1端部1と第2端部2は一定間
隔を隔てて互いに平行に位置しており、第1直線部31
は第1端部1及び第2端部2に平行である。又、第2直
線部32は第2端部2及び第1端部1に平行であり、第
1端部1と第2端部2を結ぶ基準面100に対して第1
直線部31と反対側に伸びている。従って第1直線部3
1と第2直線部32とは基準面100近傍に構成するこ
とができ、従来のヒータに比べて突出する部分は僅かと
することができる。
従って本発明のヒータによれば従来のヒータと配設スペ
ースはほとんど変らず、かつ表面積が大きくなるので、
単位面積当りの発熱量を小さくすることができる。これ
により使用時にヒータの表面温度を従来に比べて低くす
ることができ、油などの分解、重合、酸化反応を防止す
ることができる。従って本発明のヒータによれば、ヒー
タ表面に反応物が付着するのが防止されるので、被加熱
体の温度制御精度の向上が図れ、かつヒータの清掃、油
の交換などの手間を省くことができる。また従来の略U
字形状のヒータと同じ取付位置にそのまま置換えること
ができ、装置の改造などの手間を省くことができるので
特に便利である。
又、本発明のヒータによれば、複数個並設した場合に
は、それぞれのヒータの第1端部と第1直線部は第1平
行面内にあり、かつ第2端部と第2直線部は第2平行面
内にあるように構成することができる。そして1のヒー
タの第1直線部を含み、第1端部と第2端部から形成さ
れる基準面と平行な平面内に他のヒータの第2直線部を
位置させることができる。従って各ヒータを等間隔で整
然と配置でき、配置スペースを極めて有効に利用でき
る。
[実施例] 以下実施例により具体的に説明する。
(実施例1) 第1図及び第2図に本発明の1実施例のヒータを示す。
このヒータはニクロム線から形成され第1電極端子11
および第2電極端子21に両端が接続された線状の発熱
体4と、発熱体4の表面に被覆されたセラミック層5
と、セラミック層5表面に被覆されたステンレス製伝熱
部6と、から構成されている。このヒータはループ部を
もたず、その形状は「問題点を解決するための手段」の
項にて詳細に説明したので省略する。
本実施例のヒータでは、第2図に示すように第1端部1
及び第1直線部31が第1平行面101内にあり、第2
端部2及び第2直線部32が第2平行面102内にあ
る。そして第1直線部31および第2直線部32が基準
面100に対してそれぞれ反対側に位置している。
従って本実施例のヒータによれば、複数個用いた場合に
第1端部及び第1直線部をそれぞれ第1平行面101内
に位置させることができ、第2端部と第2直線部も第2
平行面102内に位置させることができる。そして第1
端部と第1直線部とのそれぞれの間隔を同一とすること
ができるので、従来と同様の配設スペース中に効率良く
配設することができる。
(実施例2) 第3図及び第4図に本発明の第2の実施例のヒータを示
す。このヒータではループ部を1個設けたこと以外は第
1の実施例のヒータと同様である。すなわち第1端部
1′と第2端部2′とを結ぶ基準面100′に対して、
2本の第1直線部31′と2本の第2直線部32′とが
反対側に位置している。
本実施例のヒータによれば、第1の実施例のヒータに比
べやや配設スペースは大きくなるものの、単位面積当り
の発熱量をさらに小さくすることができ、ヒータの表面
温度を一層低くすることができるので反応物の付着など
の不具合を一層低減することができる。
(実施例1のヒータの応用) 実施例1のヒータを第5図に示す媒体加熱装置に用いて
評価した。
この媒体加熱装置は油槽内にポンプ7及び冷却水が流れ
る冷却管8が配設されており、一面側にヒータ9が並列
に並べて3本配設されている。そして油槽内の油は約8
0℃に加熱され、射出成形機のシリンダ、金型を加熱す
るのに用いられている。
この媒体加熱装置には、従来第6図に示す略U字形状の
ヒータ9が用いられ、1本当り750Wの電力で油を加
熱していた。そして使用時のヒータの表面温度は230
〜300℃まで上昇し、油の分解、重合、酸化などによ
る反応物がヒータに付着するという不具合があった。な
おこの時の単位面積当りのワット数は5.9W/cm
であった。
そこで実施例1のヒータをこの媒体加熱装置に適用した
ところ、従来と同様の配設位置に3個並設することがで
きた。なおヒータ1個当りのワット数は700wであ
り、油は同様に80℃に温調された。そして単位面積当
りのワット数は3.0W/cmであり、使用時のヒー
タの表面温度は115〜170℃と従来に比べてはるか
に低くすることができ、反応物の付着による不具合が解
消された。
すなわち本実施例のヒータによれば、従来と同一の媒体
加熱装置にそのまま配設することができ、有用であると
ともに、単位面積当りの発熱量を低くすることができる
ので、油の分解、酸化、重合などによる反応物の生成を
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明の1実施例のヒータに関
し、第1図はその斜視図、第2図は第1図のA−A矢視
断面図である。第3図および第4図は本発明の第2の実
施例のヒータに関し、第3図はその斜視図、第4図は第
3図のB−B矢視断面図である。第5図は媒体加熱装置
の説明斜視図である。第6図は従来のヒータの平面図で
ある。 1、1′…第1端部 2、2′…第2端部 3…長円状中央部 4…発熱体 5…セラミック層 6…伝熱層 7…ポンプ 8…冷却管 9…ヒータ 11…第1電極端子 21…第2電極端子 31、31′…第1直線部 32、32′…第2直線部 33…前側曲線部 34…第1曲線部 35…第2曲線部
フロントページの続き (72)発明者 小島 肇 愛知県西春日井郡春日村大字落合字長畑1 番地 豊田合成株式会社内 (72)発明者 三輪 勝芳 愛知県西春日井郡春日村大字落合字長畑1 番地 豊田合成株式会社内 (56)参考文献 特開 昭57−202684(JP,A) 実開 昭57−73894(JP,U) 実公 昭43−17278(JP,Y1) 実公 昭39−166(JP,Y1) 実公 昭36−28163(JP,Y1)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】間隔を隔てた一対の第1電極端子(11)およ
    び第2電極端子(21)と、該第1電極端子(11)および該第
    2電極単子(21)間を結ぶ線状発熱体と、よりなるヒータ
    において、 該線状発熱体は、該第1電極端子(11)および該第2電極
    端子(21)から同方向へ直線状に平行に延びる第1端部
    (1)および第2端部(2)と、 該第1端部(1)の該第1電極端子(11)と反対側の後端か
    ら第1曲線部(34)を介して該第1端部(1)および該第
    2端部(2)と間隔を隔てて平行に延びる第2直線部(32)
    と、 該第2直線部(32)の前端から前側曲線部(33)を介して延
    び第1端部(1)と該第2端部(2)とで形成される基準面
    (100)に対して該第2直線部(32)と反対側に位置し該第
    1端部(1)および該第2端部(2)と間隔を隔てて平行に
    延びる第1直線部(31)と、 該第1直線部(31)の後端から延び、該第1直線部(31)と
    該第2端部(2)とで形成される平面と該第2直線部(32)
    と該第1端部(1)とで形成される平面との間に形成され
    る空間に形成されたループ部を介して又は介さずに該第
    2端部(2)の後端と接続する第2曲線部(35)とからな
    り、 該第1直線部(31)と該第1端部(1)とで形成される第1
    平行面(101)と、該第2直線部(32)と該第2端部(2)と
    で形成される第2平行面(102)は該基準面(100)と交差す
    るとともに互いに平行であることを特徴とするヒータ。
  2. 【請求項2】前記第1平行面(101)および前記第2平行
    面(102)はは前記基準面(100)に対して垂直に交差してい
    る特許請求の範囲第1項記載のヒータ。
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