JPH0675146U - 水耕栽培用定植パネル - Google Patents

水耕栽培用定植パネル

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JPH0675146U
JPH0675146U JP018298U JP1829893U JPH0675146U JP H0675146 U JPH0675146 U JP H0675146U JP 018298 U JP018298 U JP 018298U JP 1829893 U JP1829893 U JP 1829893U JP H0675146 U JPH0675146 U JP H0675146U
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JP
Japan
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panel
stationary
planting
crop
units
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JP018298U
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善治 新行内
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Sekisui Kasei Co Ltd
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Sekisui Kasei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 1条の開口部2をそれぞれ有する複数のパネ
ル単位体3…と、互いに並設されるパネル単位体3…間
を埋める嵌挿領域を有する定置パネル4…とが設けられ
る。定置パネル4…は、作物の成長に合わせてパネル単
位体3…間の距離を変更すべく幅寸法の異なる複数種類
が設けられる。 【効果】 作物の生産量を増大することができる。ま
た、パネル単位体3…間の距離の変更に際して、作物の
品質を害することがなく、かつ作業性の向上を図ること
ができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、植え込み孔が所定間隔を有して形成された水耕栽培用定植パネルに 関するものである。
【0002】
【従来の技術】
作物を栽培する方法の1つに、土の代わりに培養液を用いて、作物に必要な養 分を補給する水耕栽培がある。
【0003】 このような水耕栽培に使用される従来の水耕栽培用定植パネルは、図15に示 すように、保温部材からなるパネル本体51に植え込み孔としての開口部52… が、例えば、横方向に4条、縦方向に3個の合計12個形成されている。この開 口部52…には、作物を保持して育成させるための図示しない栽培物保持器が組 み付けられるようになっている。そして、この状態でパネル本体51が培養液上 に浮かべられ、作物が生育する。
【0004】 ここで、上記の開口部52…の横方向の間隔は、例えばほうれん草等の作物が 収穫時まで生育しても、相互の作物の生育に邪魔にならない程度に設定されてい る。したがって、作物の生育の初期段階においては、上記の間隔が必要以上に広 いものであり、単位面積当たりの作物の植え込み量の増大のためには、無駄なス ペースとなる。
【0005】 この問題を解決する方法として、例えば、開口部52…の横方向の間隔の異な る水耕栽培用定植パネルを多種類用意しておき、作物の成長に合わせて、より間 隔の広い水耕栽培用定植パネルに移植していくことが考えられる。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の水耕栽培用定植パネルでは、作物に触れて傷を付け ることのないように栽培物保持器を開口部52から取り出す移植作業が必要とな る。このため、作業性が悪く、作物に対しても悪影響を与え易いという問題点を 有している。
【0007】 本考案は、上記従来の問題点に鑑みなされたものであって、その目的は、作物 の生産量を増大し得ると共に、作物の品質を害することなく作業性の向上を図り 得る水耕栽培用定植パネルを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1の考案の水耕栽培用定植パネルは、上記課題を解決するために、1条 の植え込み孔をそれぞれ有する複数のパネル単位体と、互いに並設される上記パ ネル単位体間を埋める嵌挿領域を有する定置パネルとが設けられ、この定置パネ ルは、作物の成長に合わせてパネル単位体間の距離を変更すべく幅寸法の異なる 複数種類が設けられることを特徴としている。
【0009】 請求項2の考案の水耕栽培用定植パネルは、上記課題を解決するために、請求 項1記載の水耕栽培用定植パネルにおいて、上記定置パネルは、パネル単位体間 に個々に嵌挿されるように複数に分離して設けられると共に、並設された上記複 数のパネル単位体及び定置パネルを相互に連結するための連結部材が設けられて いることを特徴としている。
【0010】 請求項3の考案の水耕栽培用定植パネルは、上記課題を解決するために、請求 項1記載の水耕栽培用定植パネルにおいて、上記定置パネルは平板にて形成され ると共に、この平板には上記パネル単位体が嵌挿される貫通孔が所定間隔を有し て複数形成されることを特徴としている。
【0011】
【作用】
請求項1の構成によれば、作物の成長の初期段階においては、幅寸法の小さい 定置パネルと各パネル単位体とを組み合わせて用いることによって、植え込み孔 間の間隙を小さくした構成とする。これによって、不要なスペースを極力生じさ せないようにすることができるので、単位面積当たりに多数のパネル単位体を設 けることができる。その後、作物の成長に合わせて、順次、嵌挿領域の寸法の大 きい定置パネルに交換し、パネル単位体間の距離を変更することによって、適切 な作物間距離を確保することができる。
【0012】 また、このような変更作業においては、変更されるのは定置パネルのみであり 、パネル単位体側では植え込まれている作物には手を触れることなくパネル単位 体毎の取り扱いで間隔を変更することができる。
【0013】 この結果、作物の生産量を増大し得ると共に、作物の品質を害することなく、 かつ作業性の向上を図ることができる。
【0014】 請求項2の構成によれば、並設された複数のパネル単位体及び定置パネルを相 互に連結するための連結部材が設けられているので、パネル単位体を一定数ごと にまとめて取り扱うことができ、取扱が容易となり、作業性が向上する。
【0015】 また、パネル単位体及び定置パネルが相互に密着されるので、パネル単位体の 保温性が向上する。
【0016】 請求項3の構成によれば、変更作業は、定置パネルの貫通孔からパネル単位体 を取り出し、次いで、貫通孔間の嵌挿領域の広い新たな定置パネルを選んで、貫 通孔にパネル単位体を嵌挿する作業となる。また、別途に連結部材を設けること もない。したがって、パネル単位体間の距離を変更するに際して、取扱が容易と なり、作業性が向上する。
【0017】
【実施例】
〔実施例1〕 本考案の一実施例について図1〜図7に基づいて説明すれば、以下の通りであ る。
【0018】 図1に示すように、本実施例の水耕栽培用定植パネル1(以下、単に「定植パ ネル1」と称する)は、例えば発泡ポリスチレン等の水に浮き易く、保温性の優 れた材料により形成されている。この定植パネル1は、作物を保持し生育させる ための図示しない断面略V字状の栽培物保持器を組み付けるための複数の開口部 (植え込み孔)2…を有している。開口部2は、定植パネル1に所定のピッチで 配列されており、横方向に4条、縦方向に3個の合計12個からなっている。
【0019】 この開口部2は、定植パネル1の表面から裏面に貫通しており、栽培物保持器 で保持された作物の根が開口部2を通って培養液に到達することにより養分を吸 収できるようになっている。
【0020】 上記の定植パネル1は、1条の開口部2…をそれぞれ有する複数のパネル単位 体3…と、互いに並設されるパネル単位体3…間を埋める嵌挿領域のみからなる 定置パネル4…とから構成されている。また、定置パネル4は、作物の成長に合 わせてパネル単位体3…の間隔を拡大し得るように、例えば3種類の幅寸法の異 なるものが用意されている。
【0021】 また、定置パネル4は、図3にも示すように、底部拡大部8を有しており、パ ネル単位体3の底部縮小部9と互いに嵌合しあって、表面及び裏面が同一平面と なるように形成されている。したがって、パネル単位体3…及び定置パネル4… を並設した場合に、パネル単位体3…が安定した状態で支持されるようになって いる。
【0022】 また、パネル単位体3には、図2に示すように、角上部に切込部5が形成され ており、パネル単位体3と定置パネル4との並設時に、この切込部5に指を入れ ることにより、パネル単位体3の取り出しが容易にできるようになっている。
【0023】 また、パネル単位体3には、パネル単位体3と定置パネル4との並設時に、互 いに倒れないようにするために、パネル単位体3及び定置パネル4の一側面に嵌 合凸部6を形成すると共に、他の側面に嵌合凹部(図示せず)が形成されている 。したがって、嵌合凸部6及びこれに対応する嵌合凹部は、一例としての連結部 材の機能を有している。また、連結部材の他の例として、図4に示すように、並 設された複数のパネル単位体3…及び定置パネル4…の前後の両端部をそれぞれ 貫通した連結棒7・7を設けることが可能である。なお、この連結棒7・7は、 必ずしも前後の両端部に貫通して設けることはなく、例えば、各パネル単位体3 …及び定置パネル4…の前後の中央部においても貫通することが可能であると共 に、本数及びその場所についても限定しないものである。
【0024】 また、上記の定置パネル4…は、相互に分離された状態で形成されているもの であるが、必ずしもこれに限ることはない。
【0025】 すなわち、図5に示すように、定置パネル10を、平板にて形成することも可 能である。この定置パネル10には、横方向にパネル単位体3が嵌合される貫通 孔11が、嵌挿領域としての所定間隔を有して16本形成されている。
【0026】 上記の貫通孔11は、図6に示すように、定置パネル10の上部がパネル単位 体3を嵌合し得る嵌合幅部12を有すると共に、その下部は、嵌合幅部12より も幅の狭い縮小幅部13として形成されている。したがって、貫通孔11は、作 物の根の培養液への張り出しを可能とすると共に、縮小幅部13と嵌合幅部12 との間の載置面14にパネル単位体3を載置することによって、パネル単位体3 を落ちないように支持する構造となっている。
【0027】 なお、図5に示すように、定置パネル10の裏面には、両端部に貫通孔11と 平行に脚部15・15が形成されている。これら脚部15・15は、作物の播種 後に、パネル単位体3…を載置した定置パネル10を段積みして消毒する場合に 、隙間を形成すべく設けられているものである。
【0028】 また、この定置パネル10は、前記の定置パネル4と同様に、作物の生育に合 わせて各パネル単位体3の間隔を広くするために、例えば、3種類の幅のものが 用意されている。そして、図7(a)に示すように、定置パネル10よりも各貫 通孔11…の間隔が少し広く形成された定置パネル16は、定置パネル10と同 じ大きさを有していると共に、貫通孔11が例えば8本形成されている。また、 図7(b)に示すように、各貫通孔11…の間隔がさらに広く形成された定置パ ネル17は、同じ大きさで、かつ貫通孔11が4本形成されている。
【0029】 上記の構成を有する定植パネル1の使用方法について説明する。
【0030】 水耕栽培を行う際、図2に示すように、まず、各パネル単位体3…の間に幅の 最も狭い定置パネル4…が間に嵌挿され並設される。なお、定置パネル4…は、 当初においては、間隔をより狭くするために省略することも可能である。次いで 、パネル単位体3の開口部2に不織布等の保水性材料からなる図示しない栽培物 保持器が組み付けられ、作物の播種が行われる。この状態でパネル単位体3…は 静置され、発芽のための散水が繰り返される。
【0031】 その後、作物が成長して開口部2の下部から根が出て、苗が適当な大きさに成 長すると、これらパネル単位体3…及び定置パネル4…は並設状態で培養液上に 浮かべられる。これにより、作物は培養液から養分を吸収して成長する。
【0032】 その後、作物がさらに成長して葉が繁ってくると、今まで使用した定置パネル 4よりも、幅の広い定置パネル4に取り替えられる。この取り替え作業は、パネ ル単位体3…はそのままにして、定置パネル4が取り替えられるのみである。し たがって、作物に触れて行うような移植作業を伴わない。なお、パネル単位体3 …及び定置パネル4…の並設に際して、並設の安定性をよくするために、図4に 示すように、連結棒7・7が通される。
【0033】 次いで、作物の葉がさらに大きくなり、収穫時期近くになるとさらに幅の広い 定置パネル4に取り替えられる。
【0034】 このように、本実施例の水耕栽培用定植パネルは、1条の開口部2をそれぞれ 有する複数のパネル単位体3…と、互いに並設されるパネル単位体3…間を埋め る嵌挿領域を有する定置パネル4…とが設けられる。また、この定置パネル4… は、作物の成長に合わせてパネル単位体3…間の距離を変更すべく幅寸法の異な る複数種類が用意されている。
【0035】 これにより、作物の成長の初期段階においては、幅寸法の小さい定置パネル4 …と各パネル単位体3とを組み合わせて用いることによって、各開口部2…間の 間隙を小さくした構成とすることができる。そして、これによって、不要なスペ ースを極力生じさせないようにすることができるので、単位面積当たりに多数の パネル単位体3を設けることができる。その後、作物の成長に合わせて、順次、 嵌挿領域の寸法の大きい定置パネル4に交換し、パネル単位体3…間の距離を変 更することによって、適切な作物間距離を確保することができる。
【0036】 また、このような変更作業においては、変更されるのは定置パネル4のみであ り、パネル単位体3側では植え込まれている作物には手を触れることなくパネル 単位体3毎の取り扱いで間隔を変更することができる。
【0037】 この結果、作物の生産量を増大し得ると共に、作物の品質を害することなく作 業性の向上を図ることができる。
【0038】 また、並設された複数のパネル単位体3…及び定置パネル4…を相互に連結す るための連結棒7・7や嵌合凸部6及び嵌合凹部が設けられているので、パネル 単位体3…を一定数ごとにまとめて取り扱うことができ、取扱が容易となり、作 業性が向上する。さらに、作物が成長したときに、重心が高くなり安定性が悪く なっても、これに対応することができる。
【0039】 また、パネル単位体3…及び定置パネル4…が相互に密着されるので、パネル 単位体3…の水温に対する保温性が向上する。
【0040】 また、定置パネル10は平板にて形成されると共に、この平板にはパネル単位 体3が嵌挿される貫通孔11が所定間隔を有して複数形成されるので、変更作業 は、定置パネル10の貫通孔11からパネル単位体3を取り出し、次いで、貫通 孔11間の嵌挿領域の広い新たな定置パネル16又は定置パネル17を選んで、 貫通孔11にパネル単位体3を嵌挿する作業となる。また、別途に連結部材7・ 7を設けることもない。したがって、パネル単位体3…間の距離を変更するに際 して、取扱が容易となり、作業性が向上する。
【0041】 〔実施例2〕 本考案の他の実施例の水耕栽培用定植パネルについて、図8〜図14に基づい て説明すれば、以下の通りである。なお、説明の便宜上、前記の実施例1の図面 に示した部材と同一の機能を有する部材については、同一の符号を付してその説 明を省略する。
【0042】 出願人は、先に、実願平3−13031号において、積み重ねて使用する場合 の水耕栽培用定植パネルを提案しているが、この積み重ね用定植パネルに分割方 式を適用することも可能である。
【0043】 この場合、パネル単位体21は、図8(a)に示すように、例えば、長さ55 0mm×幅39mmに形成される。厚さは積み重ねを考慮して、上記パネル単位 体3よりも薄く形成する。材質については硬質のものを使用するのが好ましい。
【0044】 また、パネル単位体21の裏面には、図8(b)にも示すように、前後に2個 の隙間形成用脚部22・22が形成されている。
【0045】 一方、定置パネル23は、図9(a)(b)に示すように、例えば、長さ55 0mm×幅50mmに形成され、パネル単位体21に形成したと同様の隙間形成 用脚部24・24が形成される。
【0046】 さらに、作物の成長後期に使用するための定置パネル25は、図10(a)( b)に示すように、例えば、長さ550mm×幅140mmに形成される。この 定置パネル25の裏面にも同様に、隙間形成用脚部24・24が形成される。
【0047】 上記の構成を有するパネル単位体21、定置パネル23、及び定置パネル25 の使用方法について説明する。
【0048】 まず、作物の播種時、育苗期、及び成長初期においては、図11に示すように 、定置パネル23…を横方向に18組並設する。次いで、その上側に、押え台パ ネル26が載置される。この押え台パネル26の裏面には、図12にも示すよう に、上記定置パネル25の開口部2に対応する位置に下側突起部27が形成され ている。この下側突起部27は、作物の発芽時に、成長する根の反作用によって 種子が移動するといういわゆる浮き根を防止すべく、種子を押さえるために設け られているものである。
【0049】 一方、上記押え台パネル26の表面には、上記定置パネル25の開口部2に対 応する位置に少し窪んだ水溜28…が形成されている。この水溜28は、播種時 に散水したときの水がこの水溜28に溜まることにより、適度の湿潤状態を保つ べく形成されているものである。
【0050】 次いで、この押え台パネル26の上側に、さらに並設された定置パネル23が 上積みされる。これら定置パネル23…は、押え台パネル26の表面に形成され ているずれ防止穴29に隙間形成用脚部24・24が嵌合されることによって、 定置パネル23のずれを防止できるようになっている。
【0051】 その後、この積み重ねパターンで、所定段のパネル単位体21…が積み重ねら れる。なお、最下段にパネル単位体21を並設すると不安定となるので、これを 防止するために、最下段には押え台パネル26が設けられる。
【0052】 一方、作物の成長中期においては、図13(a)に示すように、パネル単位体 21…と定置パネル23…とが交互に8個並設され、これに対応する形状の押え 台パネルが図11に示す状態で交互に積み重ねられる。
【0053】 さらに、作物の成長後期においては、図13(b)に示すように、パネル単位 体21…と定置パネル25…とが交互に4個並設され、これに対応する形状の押 え台パネルが同様に交互に積み重ねられる。
【0054】 このように、実施例1における分割方式の水耕栽培用定植パネルは、この積み 重ね用定植パネルにも適用することが可能である。
【0055】 なお、これら定置パネル23及び定置パネル25は、使用しない場合には、図 14に示すように、段積みされたパネル洗浄用収容ラック30に収容されるよう になっている。
【0056】 このパネル洗浄用収容ラック30は、定置パネル23を収納するための内寸法 が例えば550×300×60mmのものと、定置パネル25を収納するための 内寸法が例えば550×300×150mmのものとが用意されている。そして 、定置パネル23及び定置パネル25が、パネル洗浄用収容ラック30のそれぞ れに収容された後、各パネル洗浄用収容ラック30が積み重ねられて保管される 。なお、このパネル洗浄用収容ラック30は、底部に図示しない開口が形成され ており、上方から散水することによって、定置パネル23又は定置パネル25を 段積みした状態で洗浄することが可能となっている。
【0057】
【考案の効果】 請求項1の考案の水耕栽培用定植パネルは、以上のように、1条の植え込み孔 をそれぞれ有する複数のパネル単位体と、互いに並設される上記パネル単位体間 を埋める嵌挿領域を有する定置パネルとが設けられ、この定置パネルは、作物の 成長に合わせてパネル単位体間の距離を変更すべく幅寸法の異なる複数種類が設 けられる構成である。
【0058】 これにより、単位面積当たりに多数のパネル単位体を設けることができ、かつ 、作物の成長に合わせて、適切な作物間距離を確保することができる。また、作 物間距離の変更作業において、変更されるのは定置パネルのみであり、パネル単 位体側では植え込まれている作物には手を触れることなくパネル単位体毎の取り 扱いで間隔を変更することができる。
【0059】 この結果、作物の生産量を増大し得ると共に、作物の品質を害することなく作 業性の向上を図ることができるという効果を奏する。
【0060】 請求項2の考案の水耕栽培用定植パネルは、以上のように、請求項1の水耕栽 培用定植パネルにおいて、上記定置パネルは、パネル単位体間に個々に嵌挿され るように複数に分離して設けられると共に、並設された上記複数のパネル単位体 及び定置パネルを相互に連結するための連結部材が設けられている構成である。
【0061】 これにより、請求項1の考案の水耕栽培用定植パネルの効果に加えて、パネル 単位体を一定数ごとにまとめて取り扱うことができ、取扱が容易となり、作業性 が向上する。また、パネル単位体の保温性が向上するという効果を奏する。
【0062】 また、請求項3の考案の水耕栽培用定植パネルは、以上のように、請求項1の 水耕栽培用定植パネルにおいて、上記定置パネルは平板にて形成されると共に、 この平板には上記パネル単位体が嵌挿される貫通孔が所定間隔を有して複数形成 される構成である。
【0063】 これにより、請求項1の考案の水耕栽培用定植パネルの効果に加えて、別途に 連結部材を設ける必要がなく、また、パネル単位体間の距離を変更するに際して 、取扱が容易となり、作業性が向上するという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の水耕栽培用定植パネルの構
造を示す斜視図である。
【図2】並設された複数のパネル単位体のそれぞれの間
に定置パネルが埋められた状態を示す斜視図である。
【図3】上記パネル単位体及び定置パネルの形状を示す
正面図である。
【図4】並設されたパネル単位体及び定置パネルを連結
棒にて連結した状態を示す斜視図である。
【図5】平板に複数の貫通孔が形成された定置パネルの
構造を示す斜視図である。
【図6】上記定置パネルにパネル単位体が嵌合された状
態を示す断面図である。
【図7】上記平板に複数の貫通孔が形成された定置パネ
ルの構造を示すものであり、(a)は嵌合溝が8個形成
されたもの、(b)は嵌合溝が4個形成されたものであ
る。
【図8】本考案の他の実施例における水耕栽培用定植パ
ネルのパネル単位体の構造を示すものであり、(a)は
平面図、(b)は正面図である。
【図9】作物の成長中期において、上記パネル単位体の
間に嵌挿される定置パネルの構造を示すものであり、
(a)は平面図、(b)は正面図である。
【図10】作物の成長後期において、上記パネル単位体
の間に嵌挿される定置パネルの構造を示すものであり、
(a)は平面図、(b)は正面図である。
【図11】並設したパネル単位体と押え台パネルとを交
互に積み重ねたものを図12のX−X線矢視の状態で示
す説明図である。
【図12】押え台パネルの構造を示す平面図である。
【図13】定置パネルとパネル単位体とを交互に並設し
た状態を示すものであり、(a)は作物の成長中期にお
ける並設状態を示す平面図、(b)は作物の成長後期に
おける並設状態を示す平面図である。
【図14】パネル洗浄用収容ラックの構造を示す斜視図
である。
【図15】従来例を示すものであり、水耕栽培用定植パ
ネルの構造を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 定植パネル 2 開口部(植え込み孔) 3 パネル単位体 4 定置パネル 6 嵌合凸部(連結部材) 7 連結棒(連結部材) 10 定置パネル 11 貫通孔 16 定置パネル 17 定置パネル 21 パネル単位体 23 定置パネル 25 定置パネル 26 押え台パネル

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】1条の植え込み孔をそれぞれ有する複数の
    パネル単位体と、互いに並設される上記パネル単位体間
    を埋める嵌挿領域を有する定置パネルとが設けられ、こ
    の定置パネルは、作物の成長に合わせてパネル単位体間
    の距離を変更すべく幅寸法の異なる複数種類が設けられ
    ることを特徴とする水耕栽培用定植パネル。
  2. 【請求項2】上記定置パネルは、パネル単位体間に個々
    に嵌挿されるように複数に分離して設けられると共に、
    並設された上記複数のパネル単位体及び定置パネルを相
    互に連結するための連結部材が設けられていることを特
    徴とする請求項1記載の水耕栽培用定植パネル。
  3. 【請求項3】上記定置パネルは平板にて形成されると共
    に、この平板には上記パネル単位体が嵌挿される貫通孔
    が所定間隔を有して複数形成されることを特徴とする請
    求項1記載の水耕栽培用定植パネル。
JP018298U 1993-04-12 1993-04-12 水耕栽培用定植パネル Pending JPH0675146U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019004810A (ja) * 2017-06-27 2019-01-17 トーホー工業株式会社 水耕栽培用パネル
JP2020130014A (ja) * 2019-02-15 2020-08-31 株式会社リコー 栽培ボード及び栽培システム

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