JPH0675329U - 高圧鍋の中ラック - Google Patents

高圧鍋の中ラック

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JPH0675329U JP2464693U JP2464693U JPH0675329U JP H0675329 U JPH0675329 U JP H0675329U JP 2464693 U JP2464693 U JP 2464693U JP 2464693 U JP2464693 U JP 2464693U JP H0675329 U JPH0675329 U JP H0675329U
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Abstract

(57)【要約】 〔目的〕 高圧鍋に二重料理が可能なように中ラックを
取り付け、この中ラックに孔をあけて下の料理の取出し
や味見ができるようにする。 〔構成〕 高圧鍋の内部に着脱自在に取り付けられる中
ラック24であって、この中ラック24が、鍋本体10
の蓋受け部16に係止され、多数の小孔34が形成され
たフランジ30と、フランジ30から凹陥し、一部に孔
38が形成された底板32とからなる孔あきラック26
と、孔38を塞ぐよう底板32の上に取り外し可能に被
せられる蓋板28とからなることを特徴とする高圧鍋の
中ラック。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、高圧鍋の中ラックに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
アルミとステンレスを多層に構成した鍋は熱伝導性と保温性に優れるから、材 料を高温、高圧で煮炊きできる高圧鍋として利用できる。本考案者はこのような 高圧鍋の用途を更に拡大する目的で、鍋本体の内部に比較的大きな孔を形成した 中ラックを取り付け、中ラックの上下で異なった料理(例えば、鍋本体では煮物 、中ラックの上では茶碗蒸しや茹で卵)を同時に可能にするとともに、中ラック の下方で料理しているものの味見や取出しを可能にする案件を実願昭60−20 1614号として提案している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、この中ラックには孔が形成されて面積が十分取れないため、中ラッ クの上では十分な量の料理ができない。又、中ラックの孔は比較的大きいため、 ここを通って上に出て来る下の料理物からの水蒸気はどうしても湿ったものにな るため、からっとした料理ができ難いことが挙げられる。 本考案は、このような課題を解決するものであって、要は、中ラックに孔があ いていても、中ラックの面積一杯が利用できるようにしたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
以上の課題の下、本考案は、高圧鍋の内部に着脱自在に取り付けられる中ラッ クであって、この中ラックが、鍋本体の蓋受け部に係止され、多数の小孔が形成 されたフランジと、フランジから凹陥し、一部に孔が形成された底板とからなる 孔あきラックと、孔を塞ぐよう底板の上に取り外し可能に被せられる蓋板とから なることを特徴とする高圧鍋の中ラックを提供したものである。
【0005】
【作用】
以上の手段をとることにより、蓋板を被せないときには、底板の孔が利用でき るから、鍋本体の底で料理しているものの味見や取出しが可能になる。但し、こ の場合も、孔以外の面は利用できるから、ここに料理物を置いて料理することは 可能である。これに対して蓋板を被せたときには、孔あきラック一杯の面積を確 保できるから、この上で多くの量の料理ができる。
【0006】
【実施例】
図1及び図2は本考案に係る高圧鍋の断面図であるが、高圧鍋は、鍋本体10 と蓋12とからなる。鍋本体10は、保温性の良いステンレスと熱伝導性に優れ たアルミとを3〜7の多層に積層した多層金属体から構成され、深く凹陥した胴 部14と胴部14の上端にフランジ状に突出する蓋受け部16とが形成されたも のである。蓋12は、椀を伏せたような形状をしており、周端に鍋本体10の蓋 受け部16にピッタリと沿う添着部18を有している。尚、この他に、鍋本体1 0の外周には把手20が、蓋12の頂部にはつまみ22がそれぞれ形成されてい る。
【0007】 以上により、鍋本体10に材料を入れ、蓋12を被せて加熱すると、材料の中 の水分は蒸発し、一部は直接に、他は蓋12の裏面を流下して蓋受け部16と添 着部18との間に溜まり、鍋本体10の内部と外部とをシールする。この状態を ウォーターシールと称し、これが発生した後は、鍋本体10内の圧力は上がり、 多層金属体で構成される鍋本体10の好熱伝導性と高保温性とが相まって鍋本体 10の内部は非常に高温になるのである。
【0008】 加熱を続けると水分の蒸発は進み、蒸発した水分の一部はウォーターシールを 破って外部へ逃げるが、残りは蓋12の裏面に水粒となって付着し、これが水滴 に成長して再度鍋本体10の底に落ちる。水滴が鍋本体10の底に落ちると、再 度蒸発させられ、これを繰り返して鍋本体10の内部の水蒸気は非常にドライな 状態となり、所謂、からっとした料理ができる。
【0009】 本考案は、このような高圧鍋の鍋本体10内部に着脱自在に取り付けられる中 ラック24を提供するものである。この中ラック24は、鍋本体10の蓋受け部 16に係止される孔あきラック26と、この孔あきラック26の上に被せられる 蓋板28とからなる。
【0010】 孔あきラック26は、ステンレス又は多層金属体で構成され、外周にフランジ 30が、内部にフランジ30の内周から側壁32で凹陥する底板32がそれぞれ 形成されたものである。フランジ30は、蓋受け部16に係止される部分である が、同時にこれには多数の小孔34が形成されており、この小孔34によって孔 あきラック26の上下空間を流通させるものである。
【0011】 側壁32の外周には、外周が鍋本体10の胴部14の径と等しいスペーサ板3 6が放射状に形成されており、孔あきラック26を鍋本体10に装着するときの ガイドとなる。尚、このスペーサ板36は胴部14の熱をこの孔あきラック26 に伝導するための伝導体の役割も果たす。底板32の一部には孔38が形成され ている。孔38の大きさは一般的にはその面積の半分程度が適する。
【0012】 蓋板28は、孔あきラック26の側壁32に嵌まり込んで底板32の上に被せ られる円形の金属製平板体であり、上面に把手40等が設けられている。蓋板2 8を底板32の上に被せると、孔38が塞がれる。このため、孔38の周囲を上 方に折り返して突部42に形成し、蓋板28を被せると、孔38が完全にシール されるようにする(このとき、蓋板28が傾かないように、孔38が存在しない 底板32の端に突起44を形成し、蓋板28の端をこの突起44でも受けるよう にする)。
【0013】 次に、このような中ラック24の使用方法を説明する。図1は底板32に蓋板 28を被せた場合であるが、このようにすると、底板32の孔38が蓋板28で 塞がれて孔あきラック26の一杯の面積が使える。従って、蓋板28の上に料理 をするものを載せておくと、鍋本体10の底とで合わせて二重料理ができる。則 ち、底から上がって来る高温の水蒸気等は孔あきラック26の小孔34を通って 蓋板28の上まで到達するから、蓋板28の上にあるものを加熱することができ る。
【0014】 図2は蓋板28を外した場合であるが、この場合には、孔あきラック26には 孔38があいたままであるから、ここから底の料理の状態を観察したり、箸や杓 子を通して料理物を取り出すことができるのである。勿論、孔38以外の部分は そのままであるから、この上に料理物を載せることで、少ないながらも二重料理 は可能である。
【0015】
【考案の効果】
以上、本考案は、前記したものであるから、鍋本体内に取り付ける孔あきラッ クに蓋板を被せたときには、この上下でそれぞれ面積一杯の量の二重料理をする ことができる。又、外した場合は、孔あきラックの上で料理できる量は少ないな がらも二重料理を可能にするとともに、鍋本体の底の料理の観察や取出しが可能 になるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る中ラックを取り付けた高圧鍋の縦
断面図である。
【図2】本考案に係る中ラックを取り付けた高圧鍋の縦
断面図である。
【図3】中ラックを構成する孔あきラックの平面図であ
る。
【図4】中ラックを構成する敷板の平面図である。
【符号の説明】
10 鍋本体 16 蓋受け部 24 中ラック 26 孔あきラック 28 蓋板 30 フランジ 32 底板 34 小孔 38 孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高圧鍋の内部に着脱自在に取り付けられ
    る中ラックであって、この中ラックが、鍋本体の蓋受け
    部に係止され、多数の小孔が形成されたフランジと、フ
    ランジから凹陥し、一部に孔が形成された底板とからな
    る孔あきラックと、孔を塞ぐよう底板の上に取り外し可
    能に被せられる蓋板とからなることを特徴とする高圧鍋
    の中ラック。
JP2464693U 1993-04-13 1993-04-13 高圧鍋の中ラック Expired - Fee Related JP2523026Y2 (ja)

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