JPH0675B2 - 肝炎表面抗原の精製方法 - Google Patents
肝炎表面抗原の精製方法Info
- Publication number
- JPH0675B2 JPH0675B2 JP60152140A JP15214085A JPH0675B2 JP H0675 B2 JPH0675 B2 JP H0675B2 JP 60152140 A JP60152140 A JP 60152140A JP 15214085 A JP15214085 A JP 15214085A JP H0675 B2 JPH0675 B2 JP H0675B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hbsag
- cell culture
- procedure
- column
- serum
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07K—PEPTIDES
- C07K14/00—Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
- C07K14/005—Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from viruses
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K39/00—Medicinal preparations containing antigens or antibodies
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12N—MICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
- C12N2730/00—Reverse transcribing DNA viruses
- C12N2730/00011—Details
- C12N2730/10011—Hepadnaviridae
- C12N2730/10111—Orthohepadnavirus, e.g. hepatitis B virus
- C12N2730/10122—New viral proteins or individual genes, new structural or functional aspects of known viral proteins or genes
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Biophysics (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Genetics & Genomics (AREA)
- Virology (AREA)
- Proteomics, Peptides & Aminoacids (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- Gastroenterology & Hepatology (AREA)
- Medicines Containing Antibodies Or Antigens For Use As Internal Diagnostic Agents (AREA)
- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
- Peptides Or Proteins (AREA)
- Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
- Detergent Compositions (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の背景〕 この発明は、組み換え体細胞によつて生産されるタンパ
ク質の精製に関する。更に詳しくは、この発明は肝炎表
面抗原(HBsAg)タンパク質を生産する組み換え体
細胞、特に哺乳類動物の組み換え体細胞の培養から、効
果的にこのタンパク質を精製する方法を提供するもので
ある。
ク質の精製に関する。更に詳しくは、この発明は肝炎表
面抗原(HBsAg)タンパク質を生産する組み換え体
細胞、特に哺乳類動物の組み換え体細胞の培養から、効
果的にこのタンパク質を精製する方法を提供するもので
ある。
ウイルス性B型肝炎は、B型肝炎ウイルス保有者によつ
て、血液および体の分泌物を介して伝播される。その血
清からHBsAgを精製し、ワクチンが製造される〔パ
ーセル(Purcell,R.H.)およびゲリン(Gerin,
L.L.)、「バイラル、ヘパテイテイス(Viral Hepa
titis)」、ザ、フランクリン、インステイテユート(T
he Franklin Institute)刊(1978年)、491
頁、およびヒルマン(Hilleman,M.R.)ら、同書、
525頁〕。この刊行物にはHBsAgの分離方法が記
載されており、それは、B型肝炎ウイルス保有者から得
た血漿を脱線維素化し、血清中のHBsAgを(1)硫酸
アンモニウム沈澱法によつて濃縮し、(2)臭化ナトリウ
ムをグラジエント(勾配)媒質として使用する遠心にか
けて、等密度ゾーン分離を行ない、(3)しよ糖密度勾配
を用いるレートゾーン沈降処理にかけ、(4)種々の手順
を経由して不活性化し、(5)ゲル過処理をして、(6)ワ
クチンを製造する方法である。HBsAg源として血清
を使用することは、B型肝炎ウイルスが存在するだけで
なく、未確認の偶発性作用物質が存在しているという理
由で危険である。また、HBsAgの精製に用いる該技
法は多く時間を要し、しかも煩雑である。
て、血液および体の分泌物を介して伝播される。その血
清からHBsAgを精製し、ワクチンが製造される〔パ
ーセル(Purcell,R.H.)およびゲリン(Gerin,
L.L.)、「バイラル、ヘパテイテイス(Viral Hepa
titis)」、ザ、フランクリン、インステイテユート(T
he Franklin Institute)刊(1978年)、491
頁、およびヒルマン(Hilleman,M.R.)ら、同書、
525頁〕。この刊行物にはHBsAgの分離方法が記
載されており、それは、B型肝炎ウイルス保有者から得
た血漿を脱線維素化し、血清中のHBsAgを(1)硫酸
アンモニウム沈澱法によつて濃縮し、(2)臭化ナトリウ
ムをグラジエント(勾配)媒質として使用する遠心にか
けて、等密度ゾーン分離を行ない、(3)しよ糖密度勾配
を用いるレートゾーン沈降処理にかけ、(4)種々の手順
を経由して不活性化し、(5)ゲル過処理をして、(6)ワ
クチンを製造する方法である。HBsAg源として血清
を使用することは、B型肝炎ウイルスが存在するだけで
なく、未確認の偶発性作用物質が存在しているという理
由で危険である。また、HBsAgの精製に用いる該技
法は多く時間を要し、しかも煩雑である。
ワクチンを目的とする肝炎表面抗原の製剤化は、水酸化
アルミニウム(前記、「バイラル、ヘパテイテイス」)
およびリーリンク−ブロンガーズ(Reerink-Brongers,
E.E.)らの記載〔デベロツプメンツ、イン、バイオ
ロジカル、スタンダリゼーシヨン(Developments in Bi
ological Standarization)、カーガー編(S.Karge
r)、バーゼル、スイス(Basel,Switzerland)、(19
83年)、54巻、197頁〕のようにリン酸アルミニ
ウムのようなアルミニウム・アジユバントと結合するこ
とにより達成された。
アルミニウム(前記、「バイラル、ヘパテイテイス」)
およびリーリンク−ブロンガーズ(Reerink-Brongers,
E.E.)らの記載〔デベロツプメンツ、イン、バイオ
ロジカル、スタンダリゼーシヨン(Developments in Bi
ological Standarization)、カーガー編(S.Karge
r)、バーゼル、スイス(Basel,Switzerland)、(19
83年)、54巻、197頁〕のようにリン酸アルミニ
ウムのようなアルミニウム・アジユバントと結合するこ
とにより達成された。
組み換え体細胞内で生産されたHBsAgのようなタン
パク質の精製は、血清のような“天然”材料源からHB
sAgを精製する場合に利用される技法とは、2つの材
料の組成がいちじるしく異なるため、異なつた技法を必
要とする。したがつてHBsAgを天然材料源から精製
するのに有用な技法が、そのままHBsAgを組み換え
体細胞から精製するのに有用であると予断することはで
きない。また、例えばヒト用ワクチンとして使用するよ
うに、最終生成物が極端に純粋であることを要する場合
には、その予測性はますます低下する。この発明は、ク
ロマトグラフイに基盤をおき、組み換え体細胞培養から
HBsAgを効果的に分離し得る方法を提供するもので
ある。独特な一連の分別化技法によつて、ヒト用ワクチ
ンに使用し得る高純度のHBsAgの生産を達成する。
この生成物中には、活性偶発物質は全く含まれていな
い。
パク質の精製は、血清のような“天然”材料源からHB
sAgを精製する場合に利用される技法とは、2つの材
料の組成がいちじるしく異なるため、異なつた技法を必
要とする。したがつてHBsAgを天然材料源から精製
するのに有用な技法が、そのままHBsAgを組み換え
体細胞から精製するのに有用であると予断することはで
きない。また、例えばヒト用ワクチンとして使用するよ
うに、最終生成物が極端に純粋であることを要する場合
には、その予測性はますます低下する。この発明は、ク
ロマトグラフイに基盤をおき、組み換え体細胞培養から
HBsAgを効果的に分離し得る方法を提供するもので
ある。独特な一連の分別化技法によつて、ヒト用ワクチ
ンに使用し得る高純度のHBsAgの生産を達成する。
この生成物中には、活性偶発物質は全く含まれていな
い。
本発明によれば、組み替え体細胞培養で生産されたHB
sAgの精製方法により、ワクチンに組み入れるのに充
分な純度を有する生成物が得られる。まず、HBsAg
を含有している細胞培地から、細胞残屑を分離する。つ
いで、透明にしたHBsAgを含有している培養液を、
好ましくは限外過し、つづいて、好ましくは硫酸アン
モニウムによる沈澱で、第1段階で汚染タンパク質を除
去し、第2段階でHBsAgを沈澱させる2段階分画法
で処理し、培養液を濃縮する。沈澱した生成物を再溶解
し、透析によつて塩を除去する。血清を添加していない
細胞培養から得られるHBsAgにも適用し得る1態様
として、透析したHBsAg溶液をアニオン交換床に通
し、HBsAg含有画分を収得する。ついで、この画分
を、好ましくはゲル浸透クロマトグラフイーによつて、
分子量により分別して、精製されたHBsAg生成物を
製造する。
sAgの精製方法により、ワクチンに組み入れるのに充
分な純度を有する生成物が得られる。まず、HBsAg
を含有している細胞培地から、細胞残屑を分離する。つ
いで、透明にしたHBsAgを含有している培養液を、
好ましくは限外過し、つづいて、好ましくは硫酸アン
モニウムによる沈澱で、第1段階で汚染タンパク質を除
去し、第2段階でHBsAgを沈澱させる2段階分画法
で処理し、培養液を濃縮する。沈澱した生成物を再溶解
し、透析によつて塩を除去する。血清を添加していない
細胞培養から得られるHBsAgにも適用し得る1態様
として、透析したHBsAg溶液をアニオン交換床に通
し、HBsAg含有画分を収得する。ついで、この画分
を、好ましくはゲル浸透クロマトグラフイーによつて、
分子量により分別して、精製されたHBsAg生成物を
製造する。
イオン交換分別化に引き続き、サイズ分別化を行なう別
法では、硫酸アンモニウム沈澱によつて得た画分を免疫
親和性吸着法によつて精製する。この別法は、血清を含
有している培地からHBsAgを分離するのにも適用可
能である。この方法のさらにもう1つの別法は、沈殿化
および透析手順による分別化を要しない幾つかの例に有
用である。この発明は、前記諸方法のいずれかにより精
製されたHBsAgに関し、またこのタンパク質から製
造されるワクチン類、特に先行技術のワクチンより抗原
性がはるかにまさるワクチン類に関する。
法では、硫酸アンモニウム沈澱によつて得た画分を免疫
親和性吸着法によつて精製する。この別法は、血清を含
有している培地からHBsAgを分離するのにも適用可
能である。この方法のさらにもう1つの別法は、沈殿化
および透析手順による分別化を要しない幾つかの例に有
用である。この発明は、前記諸方法のいずれかにより精
製されたHBsAgに関し、またこのタンパク質から製
造されるワクチン類、特に先行技術のワクチンより抗原
性がはるかにまさるワクチン類に関する。
A.定義 この明細書に用いる“肝炎表面抗原”または“HBsA
g”は、B型肝炎ウイルス・ゲノムによつて暗号化され
ている表面抗原アミノ酸配列をもつたあらゆる形のタン
パク質を意味する。そのような変異体は全てこの定義に
包含される。またよく知られているように、タンパク質
の配列はグリコシル化、アセチル化、またはその他の化
学的誘導によつてしばしば修飾されることがあり、脂質
と結合することもできる。最後に、これらのタンパク質
は、2量体、3量体、あるいはさらに大きい集合体とも
なり、またそれらを前記のように変化させることもある
各種の凝集状態で存在することも可能である。これらの
凝集体には脂質も含むことができる。これらは、HBs
Agの定義の中にすべて包含される。
g”は、B型肝炎ウイルス・ゲノムによつて暗号化され
ている表面抗原アミノ酸配列をもつたあらゆる形のタン
パク質を意味する。そのような変異体は全てこの定義に
包含される。またよく知られているように、タンパク質
の配列はグリコシル化、アセチル化、またはその他の化
学的誘導によつてしばしば修飾されることがあり、脂質
と結合することもできる。最後に、これらのタンパク質
は、2量体、3量体、あるいはさらに大きい集合体とも
なり、またそれらを前記のように変化させることもある
各種の凝集状態で存在することも可能である。これらの
凝集体には脂質も含むことができる。これらは、HBs
Agの定義の中にすべて包含される。
ラツター(Rutter,W,J.)らは、B型肝炎がB型肝
炎表面抗原を暗号化しており、それは22,000ダル
トンの分子量を有する226個の長さのアミノ酸から成
つていると述べている〔ヨーロツパ公開特許出願第00
72318号(1983年2月16日公告)〕。B型肝
炎ウイルスの慢性保有者の血清から分離されたB型肝炎
表面抗原は、直径22nmの球状粒子であり、その分子
量は2〜400万ダルトンである。この粒子は脂質およ
びB型肝炎表面抗原タンパク質の2量体から成つている
と考えられている。然し、この22nm粒子の精密な構
造はまだ充分に決定されていない。哺乳類動物の組み換
え体細胞の培養から分離されたHBsAgは22nm粒
子の形をしており、標準的な実験室試験による判定で
は、血清から誘導されたものと区別がつかなかつた。組
み換え体酵母から分離された表面抗原も、22nm粒子
の形をしているようである〔バレンツエラ(Valenzuel
a,P.)ら、ネーチヤー(Nature)、298巻、34
7頁(1982年)〕。
炎表面抗原を暗号化しており、それは22,000ダル
トンの分子量を有する226個の長さのアミノ酸から成
つていると述べている〔ヨーロツパ公開特許出願第00
72318号(1983年2月16日公告)〕。B型肝
炎ウイルスの慢性保有者の血清から分離されたB型肝炎
表面抗原は、直径22nmの球状粒子であり、その分子
量は2〜400万ダルトンである。この粒子は脂質およ
びB型肝炎表面抗原タンパク質の2量体から成つている
と考えられている。然し、この22nm粒子の精密な構
造はまだ充分に決定されていない。哺乳類動物の組み換
え体細胞の培養から分離されたHBsAgは22nm粒
子の形をしており、標準的な実験室試験による判定で
は、血清から誘導されたものと区別がつかなかつた。組
み換え体酵母から分離された表面抗原も、22nm粒子
の形をしているようである〔バレンツエラ(Valenzuel
a,P.)ら、ネーチヤー(Nature)、298巻、34
7頁(1982年)〕。
この発明において採用した諸技法は、本来、それが有し
ている標準的な意味で使用されている。即ち、限外過
は、分子量の大きい側の物質を通さない十分に径の小さ
い小孔を有する分子ふるいまたはフイルターを備えるこ
とによつて、低分子量の物質、例えば水、塩類、若干の
タンパク質等を高分子量側の物質と分離し得る方法に属
する。アニオン交換クロマトグラフイーは、アニオン性
物質を保持体上に吸着させ、ついで溶媒条件を変えるこ
とによつて溶出し得る技法に属する。ゲル浸透クロマト
グラフイーは、混在している分子をその大きさにしたが
つて分離する分子ふるい操作に属する。これらの独立し
た各技法は、運用し得る諸条件の範囲で、いずれも技術
的によく知られているものである。
ている標準的な意味で使用されている。即ち、限外過
は、分子量の大きい側の物質を通さない十分に径の小さ
い小孔を有する分子ふるいまたはフイルターを備えるこ
とによつて、低分子量の物質、例えば水、塩類、若干の
タンパク質等を高分子量側の物質と分離し得る方法に属
する。アニオン交換クロマトグラフイーは、アニオン性
物質を保持体上に吸着させ、ついで溶媒条件を変えるこ
とによつて溶出し得る技法に属する。ゲル浸透クロマト
グラフイーは、混在している分子をその大きさにしたが
つて分離する分子ふるい操作に属する。これらの独立し
た各技法は、運用し得る諸条件の範囲で、いずれも技術
的によく知られているものである。
B.一般的方法 B.1好適な細胞培養 HBsAgは、種々の微生物および組織培養細胞を組み
換え体宿主として使用し、生産されている。細菌系〔ヨ
ーロツパ公開特許公告第0020251号(1980年
12月10日公告)〕、酵母系〔ヨーロツパ公開特許公
告第073657号(1983年3月9日公告)および
同第0072318号〕および細胞培養系〔ヨーロツパ
公開特許公告第0073656号(1983年3月9日
公告)〕が使用されている。このようにして作成された
HBsAgは免疫原性を示す(前記、ヨーロツパ公開特
許公告第0073656号、参照)。タンパク質を培地
中に分泌する細胞源を使用することは、そのことにより
一層純粋な出発材料から開始し得るので、特に好まし
い。然し所望のタンパク質が分泌されなければ、音波処
理、ホモジナイズ化または浸透圧シヨツク法などのよう
な標準的手段を使用して細胞の溶解を行なうと、HBs
Agを効果的に培地へ遊離することができ、前記精製方
法を適用することができる。この発明の1態様において
は、細胞培養培地として、血清の代わりに、特殊ビタミ
ン、微量元素およびその他の栄養素から成るある特定の
培地を使用する。もう1つの態様では、培地中に血清が
使用される。
換え体宿主として使用し、生産されている。細菌系〔ヨ
ーロツパ公開特許公告第0020251号(1980年
12月10日公告)〕、酵母系〔ヨーロツパ公開特許公
告第073657号(1983年3月9日公告)および
同第0072318号〕および細胞培養系〔ヨーロツパ
公開特許公告第0073656号(1983年3月9日
公告)〕が使用されている。このようにして作成された
HBsAgは免疫原性を示す(前記、ヨーロツパ公開特
許公告第0073656号、参照)。タンパク質を培地
中に分泌する細胞源を使用することは、そのことにより
一層純粋な出発材料から開始し得るので、特に好まし
い。然し所望のタンパク質が分泌されなければ、音波処
理、ホモジナイズ化または浸透圧シヨツク法などのよう
な標準的手段を使用して細胞の溶解を行なうと、HBs
Agを効果的に培地へ遊離することができ、前記精製方
法を適用することができる。この発明の1態様において
は、細胞培養培地として、血清の代わりに、特殊ビタミ
ン、微量元素およびその他の栄養素から成るある特定の
培地を使用する。もう1つの態様では、培地中に血清が
使用される。
B.2方法の説明 この発明において、実質的に血清を含んでいない培養物
からHBsAgを精製する場合に適用し得る1方法を、
第1図に示した工程系統図にしたがつて説明する。変法
を用いれば出発培養物に血清を含んでいても適用でき
る。
からHBsAgを精製する場合に適用し得る1方法を、
第1図に示した工程系統図にしたがつて説明する。変法
を用いれば出発培養物に血清を含んでいても適用でき
る。
まず、血清を添加していない細胞培養培地からの精製に
ついて説明を行なう。
ついて説明を行なう。
第1手順では、過または遠心のような通常の固相−液
相分離法によつて、宿主細胞残屑、好ましくは非破砕型
の宿主細胞を、上清から分離する。
相分離法によつて、宿主細胞残屑、好ましくは非破砕型
の宿主細胞を、上清から分離する。
第2手順では、下記の第3〜4手順に記載する効果的な
2段階分別沈澱が充分可能となる程度まで可溶性画分を
濃縮する。このためには、この段階でHBsAgを少な
くとも25〜30倍、さらに50倍またはそれ以上にま
で濃縮することが望ましい。この目的は、限外過によ
つて非常によく達成される。セルロースエステルまたは
ポリスルホンから作成された市販の膜、例えばアミコン
(Amicon)YM−30よおびPM−10、およびドルー
オリバー(Dorr-Oliver)C−30が使用できる。この
膜で好適に遮断できる分子量は、100,000より小
さい。好適に加えられる圧は、20〜60psi(ポン
ド)程度である。ロミコン(Romicon)PM−100お
よびPM−10のような中空フアイバー束型の限外過
膜の使用は、血清加細胞培養培地の場合に効果的であ
る。
2段階分別沈澱が充分可能となる程度まで可溶性画分を
濃縮する。このためには、この段階でHBsAgを少な
くとも25〜30倍、さらに50倍またはそれ以上にま
で濃縮することが望ましい。この目的は、限外過によ
つて非常によく達成される。セルロースエステルまたは
ポリスルホンから作成された市販の膜、例えばアミコン
(Amicon)YM−30よおびPM−10、およびドルー
オリバー(Dorr-Oliver)C−30が使用できる。この
膜で好適に遮断できる分子量は、100,000より小
さい。好適に加えられる圧は、20〜60psi(ポン
ド)程度である。ロミコン(Romicon)PM−100お
よびPM−10のような中空フアイバー束型の限外過
膜の使用は、血清加細胞培養培地の場合に効果的であ
る。
次いで、第2手順の限外過によつて得られた保持液を
第1図の第3、第4および第5手順に示した2段階法に
よつて分別する。前記の限外過の項で説明した濃縮能
の程度が、好収量を得るための重要な因子となる。
第1図の第3、第4および第5手順に示した2段階法に
よつて分別する。前記の限外過の項で説明した濃縮能
の程度が、好収量を得るための重要な因子となる。
第3手順において、組織培養とりわけCHO細胞から生
産されたHBsAgには、特に分別沈澱の第1段階が効
果的である。好適な第1段階、即ち予備沈澱段階は、第
2手順で得られた濃縮物にタンパク沈澱剤を加えること
によつて行なわれ、不純(汚染)タンパク質の第1画分
を沈澱させる。これは、遠心または過などの好適な清
澄化技法により、残りの溶液から除去する。HBsAg
の沈澱を生じることなく、混入している所望量の不純タ
ンパク質だけを充分沈澱し得る量の固型硫酸アンモニウ
ムを加えることによつて、第1段階の分別化が特に有効
に達成される。この目的のために、硫酸アンモニウムの
濃度が20〜30%、好ましくは25%飽和となるまで
硫酸アンモニウムの充分量を、濃縮培養液に、例えば4
〜8℃で添加する。
産されたHBsAgには、特に分別沈澱の第1段階が効
果的である。好適な第1段階、即ち予備沈澱段階は、第
2手順で得られた濃縮物にタンパク沈澱剤を加えること
によつて行なわれ、不純(汚染)タンパク質の第1画分
を沈澱させる。これは、遠心または過などの好適な清
澄化技法により、残りの溶液から除去する。HBsAg
の沈澱を生じることなく、混入している所望量の不純タ
ンパク質だけを充分沈澱し得る量の固型硫酸アンモニウ
ムを加えることによつて、第1段階の分別化が特に有効
に達成される。この目的のために、硫酸アンモニウムの
濃度が20〜30%、好ましくは25%飽和となるまで
硫酸アンモニウムの充分量を、濃縮培養液に、例えば4
〜8℃で添加する。
第4手順は、沈澱または沈降に続いて過を行なうこと
により、好適に実施される清澄化工程であつて、これよ
り不純タンパク質の沈澱が除去される。
により、好適に実施される清澄化工程であつて、これよ
り不純タンパク質の沈澱が除去される。
第5手順は、清澄化によつて得られた上清画分の硫酸ア
ンモニウム塩濃度を、すべてのHBsAgが実質的に溶
液から沈澱する有効量となるまで増量することにより実
施される分別沈澱の第2段階である。これを成就する好
ましい技法は、硫酸アンモニウムを追加し、約60%飽
和になるまで硫酸アンモニウム濃度を上げることであ
る。生成物が沈澱し、これを遠心にかけて採取する。
ンモニウム塩濃度を、すべてのHBsAgが実質的に溶
液から沈澱する有効量となるまで増量することにより実
施される分別沈澱の第2段階である。これを成就する好
ましい技法は、硫酸アンモニウムを追加し、約60%飽
和になるまで硫酸アンモニウム濃度を上げることであ
る。生成物が沈澱し、これを遠心にかけて採取する。
前記の目的を成就し得るものであれば、他のタンパク沈
澱剤を硫酸アンモニウムの代わりに使用できる。このよ
うな沈澱剤として、ポリエチレングリコール、特に、P
EG8000が第3段階では2〜4%(W/V)、第4
手順では8〜10%(W/V)の濃度で使用できること
が判明した。
澱剤を硫酸アンモニウムの代わりに使用できる。このよ
うな沈澱剤として、ポリエチレングリコール、特に、P
EG8000が第3段階では2〜4%(W/V)、第4
手順では8〜10%(W/V)の濃度で使用できること
が判明した。
第6手順では、沈澱を再溶解し、透析して、アニオン交
換クロマトグラフイーによる第7段階の分別化に用いる
調製液の塩除去を行なう。透析は、そのようなアニオン
交換クロマトグラフイーを妨害する塩を除去するために
実施する。この段階は好ましくはpH約6〜8の希緩衝
液に沈澱を溶解し、主として硫酸アンモニウムを除去す
るため、低温で、希緩衝液に対し透析することにより達
成される。好適な緩衝液は、1〜50mMトリス−Cl
またはリン酸ナトリウムであつて、好ましくは約10m
Mトリス−Clである。その他、塩除去の方法として
は、ゲル過または透析過のような方法を用いる。
換クロマトグラフイーによる第7段階の分別化に用いる
調製液の塩除去を行なう。透析は、そのようなアニオン
交換クロマトグラフイーを妨害する塩を除去するために
実施する。この段階は好ましくはpH約6〜8の希緩衝
液に沈澱を溶解し、主として硫酸アンモニウムを除去す
るため、低温で、希緩衝液に対し透析することにより達
成される。好適な緩衝液は、1〜50mMトリス−Cl
またはリン酸ナトリウムであつて、好ましくは約10m
Mトリス−Clである。その他、塩除去の方法として
は、ゲル過または透析過のような方法を用いる。
第7手順では、さらに溶液をアニオン交換樹脂を使用す
る分別化で処理する。この目的に好適な樹脂は、DE−
セフアロース〔DE-Sepharose、フアルマシア社(Phaqma
cia Inc.)〕、DE−トリサクリル〔DE-Trisacryl、L
KB−プロダクター(LKB−Productor)〕およびD
E−52セルロース〔ワツトマン社(Whatman Inc.)〕
が挙げられる。好ましい樹脂はDE−52セルロース
(ワツトマン社)である。分離または分別化を行なう条
件は、個々の樹脂に適合するように選ぶ。一般に、樹脂
はカラムに充填して使用する。10mMトリス−Clを
pH7.5で使用する条件が、特に効果的である。第6手
順の生成物を、充分な樹脂を充填したカラムに通し、す
べてのHBsAgを吸着させる。血清を含んでいない細
胞培養によつて生産したHBsAgと、DE−52セル
ロースを使用する場合、硫酸アンモニウムと透析した第
6手順の画分中に含まれるタンパク質14mg当たり、充
填する樹脂量は約1mlの割合いが好適である。
る分別化で処理する。この目的に好適な樹脂は、DE−
セフアロース〔DE-Sepharose、フアルマシア社(Phaqma
cia Inc.)〕、DE−トリサクリル〔DE-Trisacryl、L
KB−プロダクター(LKB−Productor)〕およびD
E−52セルロース〔ワツトマン社(Whatman Inc.)〕
が挙げられる。好ましい樹脂はDE−52セルロース
(ワツトマン社)である。分離または分別化を行なう条
件は、個々の樹脂に適合するように選ぶ。一般に、樹脂
はカラムに充填して使用する。10mMトリス−Clを
pH7.5で使用する条件が、特に効果的である。第6手
順の生成物を、充分な樹脂を充填したカラムに通し、す
べてのHBsAgを吸着させる。血清を含んでいない細
胞培養によつて生産したHBsAgと、DE−52セル
ロースを使用する場合、硫酸アンモニウムと透析した第
6手順の画分中に含まれるタンパク質14mg当たり、充
填する樹脂量は約1mlの割合いが好適である。
カラムに吸着した後、吸着しているHBsAgをカラム
から微分的に溶離させるため、濃度勾配を有する溶出系
が好ましく使用される。pHの好適な変化、塩濃度また
は温度などは、この分野の当業者にとつて自明のことで
ある。DE−52セルロースに吸着しているHBsAg
に好適な溶離液は、塩化ナトリウムについて0→0.3M
の濃度勾配を有するものである。
から微分的に溶離させるため、濃度勾配を有する溶出系
が好ましく使用される。pHの好適な変化、塩濃度また
は温度などは、この分野の当業者にとつて自明のことで
ある。DE−52セルロースに吸着しているHBsAg
に好適な溶離液は、塩化ナトリウムについて0→0.3M
の濃度勾配を有するものである。
第7手順の後、好ましくはゲル浸透クロマトグラフイー
によるサイズ分別化を行なうため、HBsAgタンパク
質含有画分をプールする。そのような画分の同定は、好
適なHBsAg検定方法により確認する。このような技
法の1つは、ラエムリ(Laemmli)が記載したドデシル
硫酸ナトリウムの存在下に行なうポリアクリルアミドゲ
ル電気泳動法(SDS−PAGE)である〔ネーチヤー
(Nature)、227巻、781頁(1970年)〕。S
DS−PAGEの視覚化は、塩化銀で染色するメリル
(Merrill)らの方法〔サイエンス(Science)、211
巻、1437頁(1981年)〕によつて達成される。
以下の手順において60,000以上の分子量のタンパ
ク質だけを除去するのは困難が伴なうと思われるので、
前記のSDS−PAGE法によつて高分子量の不純タン
パク質の混入量が低いと判定したHBs−Ag含有画分
だけをプールすることが好ましい。
によるサイズ分別化を行なうため、HBsAgタンパク
質含有画分をプールする。そのような画分の同定は、好
適なHBsAg検定方法により確認する。このような技
法の1つは、ラエムリ(Laemmli)が記載したドデシル
硫酸ナトリウムの存在下に行なうポリアクリルアミドゲ
ル電気泳動法(SDS−PAGE)である〔ネーチヤー
(Nature)、227巻、781頁(1970年)〕。S
DS−PAGEの視覚化は、塩化銀で染色するメリル
(Merrill)らの方法〔サイエンス(Science)、211
巻、1437頁(1981年)〕によつて達成される。
以下の手順において60,000以上の分子量のタンパ
ク質だけを除去するのは困難が伴なうと思われるので、
前記のSDS−PAGE法によつて高分子量の不純タン
パク質の混入量が低いと判定したHBs−Ag含有画分
だけをプールすることが好ましい。
第8手順では、アニオン交換クロマトグラフイーによつ
て得たHBsAg含有画分をゲル浸透クロマトグラフイ
ーによつてサイズ分別化処理する。好適なゲルとして
は、ビオゲル(Biogel)A−5m〔ビオ−ラド(Bio-Ra
d)〕またはセフアロース(Sepharose)CL−6B〔フ
アルマシア(Pharmacia)〕が挙げられる。ゲルの所要
量は、ゲルの性質によつて異なる。ビオゲルA−5mま
たはセフアロースCL−6Bの好適量は、HBsAgの
150〜200mgに対し樹脂カラム約1mlである。ゲル
浸透クロマトグラフイーは、0.5〜1M濃度でNaClを含
んでいるpH6〜8の緩衝液中、温度約2℃〜8℃、好
ましくは4℃で行なわれる。
て得たHBsAg含有画分をゲル浸透クロマトグラフイ
ーによつてサイズ分別化処理する。好適なゲルとして
は、ビオゲル(Biogel)A−5m〔ビオ−ラド(Bio-Ra
d)〕またはセフアロース(Sepharose)CL−6B〔フ
アルマシア(Pharmacia)〕が挙げられる。ゲルの所要
量は、ゲルの性質によつて異なる。ビオゲルA−5mま
たはセフアロースCL−6Bの好適量は、HBsAgの
150〜200mgに対し樹脂カラム約1mlである。ゲル
浸透クロマトグラフイーは、0.5〜1M濃度でNaClを含
んでいるpH6〜8の緩衝液中、温度約2℃〜8℃、好
ましくは4℃で行なわれる。
ゲル浸透クロマトグラフイーにより得られるプールすべ
き画分のHBsAgの検定(アツセイ)の場合も、同じ
くSDS−PAGE技法を使用できる。血清を含んでい
ない細胞培養液からHBsAgまでの通算精製度は、ほ
ぼ50倍である。通算収率は約40%である。精製画分
のSDS−PAGEによる分析の結果、B型肝炎の表面
抗原タンパク質はグリコシル型および非グリコシル型の
典型的な両型の存在がわかる。標品の電子顕微鏡的測定
により、20〜25nmのサイズ範囲の粒子の存在が認
められる。
き画分のHBsAgの検定(アツセイ)の場合も、同じ
くSDS−PAGE技法を使用できる。血清を含んでい
ない細胞培養液からHBsAgまでの通算精製度は、ほ
ぼ50倍である。通算収率は約40%である。精製画分
のSDS−PAGEによる分析の結果、B型肝炎の表面
抗原タンパク質はグリコシル型および非グリコシル型の
典型的な両型の存在がわかる。標品の電子顕微鏡的測定
により、20〜25nmのサイズ範囲の粒子の存在が認
められる。
HBsAgの純度は98%以上であり、他のタンパク質
を全く含有せず、現在使用し得る如何なる方法で測定し
ても本質的にDNAを含有していない。
を全く含有せず、現在使用し得る如何なる方法で測定し
ても本質的にDNAを含有していない。
第2図は、HBsAg培地に血清が含まれていても、い
なくても好適に使用し得る変法を示す。第9〜14手順
は、第1図の第1〜6手順と同様な方法で行なわれる。
なくても好適に使用し得る変法を示す。第9〜14手順
は、第1図の第1〜6手順と同様な方法で行なわれる。
第15手順では、第14手順から得た溶液を、HBsA
gに特異的なモノクロナール抗体を含有している免疫親
和性吸着剤カラムに通して精製する。HBsAgはカラ
ムに吸着し、不純物はカラムから流れ去るか、または洗
い流される。その後、好適な溶離液を通して、吸着して
いるHBsAgを脱着させる。
gに特異的なモノクロナール抗体を含有している免疫親
和性吸着剤カラムに通して精製する。HBsAgはカラ
ムに吸着し、不純物はカラムから流れ去るか、または洗
い流される。その後、好適な溶離液を通して、吸着して
いるHBsAgを脱着させる。
第15手順に使用される好適な免疫親和性吸着剤カラム
は、セフアロース(Sepharose)CL−2B〔フアルマ
シア社(Pharmacia Inc.)〕のように、ベセル(Bethel
l,G.S.)らの方法〔ジヤーナル、オブ、バイオロ
ジカル、ケミストリー(J.Biol.Chem.)244巻、2
572頁(1979年)〕を用いて、カルボニルジイミ
ダゾールと交叉結合させたアガロースへHBsAgの特
異的モノクロナール抗体を共有結合的に結合させること
により作成する。HBsAgは、動物血清の存在下で培
養した哺乳類細胞培養から得られた粗細胞培養液をこの
免疫親和性吸着剤カラムに1回通すだけで、ほとんど均
質な形で得ることができる。
は、セフアロース(Sepharose)CL−2B〔フアルマ
シア社(Pharmacia Inc.)〕のように、ベセル(Bethel
l,G.S.)らの方法〔ジヤーナル、オブ、バイオロ
ジカル、ケミストリー(J.Biol.Chem.)244巻、2
572頁(1979年)〕を用いて、カルボニルジイミ
ダゾールと交叉結合させたアガロースへHBsAgの特
異的モノクロナール抗体を共有結合的に結合させること
により作成する。HBsAgは、動物血清の存在下で培
養した哺乳類細胞培養から得られた粗細胞培養液をこの
免疫親和性吸着剤カラムに1回通すだけで、ほとんど均
質な形で得ることができる。
粗培養液をカラムに通した後、塩化ナトリウム1.0Mを
含有している10mMトリス−Cl(pH7.5)のよう
な好適な緩衝性溶出液を使用して、カラムを洗滌する。
結合しているHBsAgは、好適な溶離液〔例えば、1.
0MNaClを含有している0.1M酢酸ナトリウム/酢酸(p
H4.0)、または1.0NaClおよび3MKSGNを含有して
いる10mMトリス−Cl(pH7.5)〕によつて溶離
する。
含有している10mMトリス−Cl(pH7.5)のよう
な好適な緩衝性溶出液を使用して、カラムを洗滌する。
結合しているHBsAgは、好適な溶離液〔例えば、1.
0MNaClを含有している0.1M酢酸ナトリウム/酢酸(p
H4.0)、または1.0NaClおよび3MKSGNを含有して
いる10mMトリス−Cl(pH7.5)〕によつて溶離
する。
第16手順では、免疫親和性カラムから溶離した溶出液
を、0.18MNaClを含有する10mMトリス−Cl(pH
7.5)のような好適な媒質で好ましく透析または透析
過する。透析は第6手順と同様の方法で行なうことがで
きる。透析過はアミコン(Amicon)PM−10または
YM−30膜で行なうことができる。
を、0.18MNaClを含有する10mMトリス−Cl(pH
7.5)のような好適な媒質で好ましく透析または透析
過する。透析は第6手順と同様の方法で行なうことがで
きる。透析過はアミコン(Amicon)PM−10または
YM−30膜で行なうことができる。
第17手順では、第16手順からの生成物をアニオン交
換クロマトグラフイーにかける。好適な技法は、0.18M
NaClを含有している10mMトリス−Cl(pH7.5)
で洗滌したDE−52のカラムを通過させることによつ
て行なう。溶出液と洗滌液をプールして精製した生成物
を調製する。
換クロマトグラフイーにかける。好適な技法は、0.18M
NaClを含有している10mMトリス−Cl(pH7.5)
で洗滌したDE−52のカラムを通過させることによつ
て行なう。溶出液と洗滌液をプールして精製した生成物
を調製する。
もう1つの態様は、ある細胞培養では第11〜14手順
を省略できることである。
を省略できることである。
B3.医薬組成物 この発明にしたがつて精製したHBsAgは、既知の方
法によつて、医薬的に有用な組成物を製造するのに使用
できる。この場合、HBsAgは薬学的に許容し得る担
体ビヒクルと混和して結合させる。好適なビヒクルとそ
の製剤は、参照文献に挙げたレミントンズ、フアーマシ
ユーテイカル、サイエンス(Reminton's Pharmaceutica
l Science)〔マーチン(E.W.Martin)編〕に記載
されている。
法によつて、医薬的に有用な組成物を製造するのに使用
できる。この場合、HBsAgは薬学的に許容し得る担
体ビヒクルと混和して結合させる。好適なビヒクルとそ
の製剤は、参照文献に挙げたレミントンズ、フアーマシ
ユーテイカル、サイエンス(Reminton's Pharmaceutica
l Science)〔マーチン(E.W.Martin)編〕に記載
されている。
B4.ワクチン製剤 これまで記載したように精製したHBsAgを含有して
いるこの発明のワクチンは、HBsAgを好適なビヒク
ルと混合して結合させる既知の方法によつて調製でき
る。好適なビヒクルは、各種既知のアジユバントから成
る。そのようなワクチンは、宿主に効果的に投与し得る
ワクチンを調製するため、有効量のHBsAgと適量の
ビヒクルを含有している。
いるこの発明のワクチンは、HBsAgを好適なビヒク
ルと混合して結合させる既知の方法によつて調製でき
る。好適なビヒクルは、各種既知のアジユバントから成
る。そのようなワクチンは、宿主に効果的に投与し得る
ワクチンを調製するため、有効量のHBsAgと適量の
ビヒクルを含有している。
特に有効なワクチンは、アルミニウム塩をアジユバント
とし、これとHBsAgをゲルの形で結合させることに
より製造する。このゲルは、充分量のHBsAgを、カ
リウム硫酸アルミニウム塩のような充分量の可溶性塩と
(例えば、pH3.5で)混合することにより、溶解した
まま形成し、ついでpHの高い塩基性滴定液(例えば、
5〜7)で滴定することによりHBsAgとアルミニウ
ム塩を共沈させてゲルを形成することができる。そのよ
うな塩基性滴定液は水酸化ナトリウムのようなアルカリ
水酸化物がよく、またはリン酸ナトリウムのようなアル
カリ塩でもよい。ここに示した“水酸化アルミニウム・
アジユバント”とは、アルミニウムを主として水酸化物
として含有する注射用製剤の形のこの発明のHBsAg
ワクチンに用いるアジユバントを意味する。一方、“リ
ン酸アルミニウム・アジユバント”の語は、アルミニウ
ムを主としてリン酸塩として含有している注射用製剤の
形のHBsAgワクチンに用いるアジユバントを意味す
る。マウスの腹腔内注射実験の成績から、リン酸アルミ
ニウム・アジユバント・ワクチンは、水酸化アルミニウ
ム・アジユバント・ワクチンと比較してすぐれた抗原性
を有しており、またこれらは、いずれも市販の血清から
調製したワクチン、ヘプタバクスB(HeptavaxB)より
すぐれた性質を示すことが判明した。
とし、これとHBsAgをゲルの形で結合させることに
より製造する。このゲルは、充分量のHBsAgを、カ
リウム硫酸アルミニウム塩のような充分量の可溶性塩と
(例えば、pH3.5で)混合することにより、溶解した
まま形成し、ついでpHの高い塩基性滴定液(例えば、
5〜7)で滴定することによりHBsAgとアルミニウ
ム塩を共沈させてゲルを形成することができる。そのよ
うな塩基性滴定液は水酸化ナトリウムのようなアルカリ
水酸化物がよく、またはリン酸ナトリウムのようなアル
カリ塩でもよい。ここに示した“水酸化アルミニウム・
アジユバント”とは、アルミニウムを主として水酸化物
として含有する注射用製剤の形のこの発明のHBsAg
ワクチンに用いるアジユバントを意味する。一方、“リ
ン酸アルミニウム・アジユバント”の語は、アルミニウ
ムを主としてリン酸塩として含有している注射用製剤の
形のHBsAgワクチンに用いるアジユバントを意味す
る。マウスの腹腔内注射実験の成績から、リン酸アルミ
ニウム・アジユバント・ワクチンは、水酸化アルミニウ
ム・アジユバント・ワクチンと比較してすぐれた抗原性
を有しており、またこれらは、いずれも市販の血清から
調製したワクチン、ヘプタバクスB(HeptavaxB)より
すぐれた性質を示すことが判明した。
これらのワクチンの活性成分を製造する独特な方法か
ら、得られたワクチン類は、本質的に異種タンパク質、
ウイルス性および細胞性成分、およびDNAを全く含有
していないようである。したがつて、これらは血清から
製造されたウイルス・ワクチン製剤で生じる副作用が更
に少ないであろうと思われる。
ら、得られたワクチン類は、本質的に異種タンパク質、
ウイルス性および細胞性成分、およびDNAを全く含有
していないようである。したがつて、これらは血清から
製造されたウイルス・ワクチン製剤で生じる副作用が更
に少ないであろうと思われる。
また、この発明のワクチンは、ヒルマン(HillmanM.
R.)らの報告〔バイラル、ヘパテイテイス、インター
ナシヨナル、シンポジウム(Viral Hepatitis,Interna
tional Symposium)、ザ、フランクリン、インステイチ
ユート、プレス(The Franklin Institute press)〕の
ように、チンパンジーにおいてヘプタバクスB(Heptav
ax B)より抗体性がはるかにすぐれていることが判明
した。これらの成績は、ヘプタバクスが用いているHB
sAgの製造について比較的杜撰な精製方法が報告され
ているのに比べ、この発明の用いている精製方法に帰す
るところが大きいと信じられる。とりわけ、これらの方
法に報告されている不快なタンパク質分解酵素およびタ
ンパク質変性を、この発明は回避している。比較に用い
たこの発明の方法は、第1図に示した方法で精製した
が、別の精製方法を行つたとしても、同様の改良結果を
提供し得るであろうと考えられる。
R.)らの報告〔バイラル、ヘパテイテイス、インター
ナシヨナル、シンポジウム(Viral Hepatitis,Interna
tional Symposium)、ザ、フランクリン、インステイチ
ユート、プレス(The Franklin Institute press)〕の
ように、チンパンジーにおいてヘプタバクスB(Heptav
ax B)より抗体性がはるかにすぐれていることが判明
した。これらの成績は、ヘプタバクスが用いているHB
sAgの製造について比較的杜撰な精製方法が報告され
ているのに比べ、この発明の用いている精製方法に帰す
るところが大きいと信じられる。とりわけ、これらの方
法に報告されている不快なタンパク質分解酵素およびタ
ンパク質変性を、この発明は回避している。比較に用い
たこの発明の方法は、第1図に示した方法で精製した
が、別の精製方法を行つたとしても、同様の改良結果を
提供し得るであろうと考えられる。
この発明をさらに詳細に説明するため、以下の方法およ
び結果を示すが、但し、これらはこの発明を制限するも
のではない。
び結果を示すが、但し、これらはこの発明を制限するも
のではない。
C.実施例1 この実施例は、第1図の方法(第1〜8手順)を説明す
る。細胞培養液は、中国産ハムスターの卵巣細胞を、血
清を含有していない回転瓶中で培養した細胞培養から得
る。
る。細胞培養液は、中国産ハムスターの卵巣細胞を、血
清を含有していない回転瓶中で培養した細胞培養から得
る。
培養液を、酢酸セルロースおよびセルロースから作成し
た0.22ミクロンのザルトリウス・フイルターで過し、
細胞培養期間中に生じた細胞および細胞残屑を除去す
る。細胞培養液約100を2平方フイートの膜で急速
に過する。
た0.22ミクロンのザルトリウス・フイルターで過し、
細胞培養期間中に生じた細胞および細胞残屑を除去す
る。細胞培養液約100を2平方フイートの膜で急速
に過する。
セルロース・エステルから作成したC−30の膜で行な
うドール・オリバー・システム(Dorr-Oliver system)
を用いる限外過によつて、澄明化した細胞培養液を濃
縮する。このシステムは、膜を保持する過プレス、濃
縮される液の再循環用ポンプ、および貯蔵槽用の加圧容
器から成つている。細胞培養液を濃縮し、貯留液は系外
に排出される。このシステムを精製水0.5で2回洗い
流し、HBsAgを定量的に回収するため、その水を前
記の貯留液と一緒にする。洗滌液は貯留液とプールす
る。透過率は約3〜6/時/平方フイートで行なう。
うドール・オリバー・システム(Dorr-Oliver system)
を用いる限外過によつて、澄明化した細胞培養液を濃
縮する。このシステムは、膜を保持する過プレス、濃
縮される液の再循環用ポンプ、および貯蔵槽用の加圧容
器から成つている。細胞培養液を濃縮し、貯留液は系外
に排出される。このシステムを精製水0.5で2回洗い
流し、HBsAgを定量的に回収するため、その水を前
記の貯留液と一緒にする。洗滌液は貯留液とプールす
る。透過率は約3〜6/時/平方フイートで行なう。
濃縮した細胞培養液は2段階で分別する。濃縮細胞培養
液に、4〜8℃で、固型硫酸アンモニウムを加え、25
%飽和濃度とする(4℃で706g/を100%飽和
として用いた)。6000Gで20分間遠心し、溶液を
透明にする。ペレツトを棄て、上清に塩化アンモニウム
を加えて60%飽和濃度とする。6000Gで20分間
遠心し、第2段階のペレツトを採取する。
液に、4〜8℃で、固型硫酸アンモニウムを加え、25
%飽和濃度とする(4℃で706g/を100%飽和
として用いた)。6000Gで20分間遠心し、溶液を
透明にする。ペレツトを棄て、上清に塩化アンモニウム
を加えて60%飽和濃度とする。6000Gで20分間
遠心し、第2段階のペレツトを採取する。
硫酸アンモニウムによる分別の収率は、限外過で達成
した濃縮率によつて左右される。濃縮率が35に等しい
かそれより大きい場合に、通常この段階の最高収率を与
える。濃縮率が35以上となつても、硫酸アンモニウム
分別化の収率に実質的な増加は見られない。
した濃縮率によつて左右される。濃縮率が35に等しい
かそれより大きい場合に、通常この段階の最高収率を与
える。濃縮率が35以上となつても、硫酸アンモニウム
分別化の収率に実質的な増加は見られない。
硫酸アンモニウム分別化によつて得た第2段階のペレツ
トを、もとの培地の容量の0.25倍にほぼ等しいml容量
となるように、pH7.5の10mMトリス−Cl(pH
は室温で測定)に溶解する。この溶液を10mMトリス
−Cl(pH7.5)に対して4℃で透析し、硫酸アンモ
ニウムを除去する。限外過、硫酸アンモニウム分別
化、およびペレツトの再溶解を組み合わせることによつ
て、出発の細胞培地容量から約2000倍の濃縮率とな
る。
トを、もとの培地の容量の0.25倍にほぼ等しいml容量
となるように、pH7.5の10mMトリス−Cl(pH
は室温で測定)に溶解する。この溶液を10mMトリス
−Cl(pH7.5)に対して4℃で透析し、硫酸アンモ
ニウムを除去する。限外過、硫酸アンモニウム分別
化、およびペレツトの再溶解を組み合わせることによつ
て、出発の細胞培地容量から約2000倍の濃縮率とな
る。
カラムに充填したワツトマンDE−52セルロースを使
用して、透析した60%硫酸アンモニウム画分を分別す
る。クロマトグラフイ条件は下記の通りである。10m
Mトリス−Cl緩衝液を使用して、樹脂をpH7.5に平
衝化する。溶出に用いる勾配は、NaClの0→0.3Mの範
囲で直線的に変化させる。HBsAgは、このタンパク
質バルクの、カラムからの溶出を現わしているピークの
リーデイング(前側)端での部分的溶解ピークとして溶
出する。
用して、透析した60%硫酸アンモニウム画分を分別す
る。クロマトグラフイ条件は下記の通りである。10m
Mトリス−Cl緩衝液を使用して、樹脂をpH7.5に平
衝化する。溶出に用いる勾配は、NaClの0→0.3Mの範
囲で直線的に変化させる。HBsAgは、このタンパク
質バルクの、カラムからの溶出を現わしているピークの
リーデイング(前側)端での部分的溶解ピークとして溶
出する。
DE−52セルロース・アニオン交換クロマトグラフイ
ーによつて得たHBsAg画分をプールし、次の手順の
ゲル浸透クロマトグラフイーによつて処理する。DE−
52セルロース処理段階の収率は50%である。これ
は、純度が不充分なためにプールされないHBsAg含
有画分の再処理による追加的な回収分を含んでいない。
プールした画分は、25psiの加圧でYM−30膜を使
用する撹拌セル〔アミコン(Amicon)〕で濃縮する。約
1/時/ft2の流束が得られる。
ーによつて得たHBsAg画分をプールし、次の手順の
ゲル浸透クロマトグラフイーによつて処理する。DE−
52セルロース処理段階の収率は50%である。これ
は、純度が不充分なためにプールされないHBsAg含
有画分の再処理による追加的な回収分を含んでいない。
プールした画分は、25psiの加圧でYM−30膜を使
用する撹拌セル〔アミコン(Amicon)〕で濃縮する。約
1/時/ft2の流束が得られる。
DE−52セルロース・カラムで濃縮したHBs−Ag
画分をセフアロースCL−6B樹脂カラムにかける。細
胞培養液200から得られる生成物(HBsAg約1
00mg)はセフアロースCL−6Bの0.5カラムで処
理できる。カラムは、1.0MNaClを含有している1mM
トリス−Cl(pH7.5、室温で測定)の溶液中、4℃
で操作する。
画分をセフアロースCL−6B樹脂カラムにかける。細
胞培養液200から得られる生成物(HBsAg約1
00mg)はセフアロースCL−6Bの0.5カラムで処
理できる。カラムは、1.0MNaClを含有している1mM
トリス−Cl(pH7.5、室温で測定)の溶液中、4℃
で操作する。
この方法全体を通算した収率は約35%である。
第8手順または第17手順を経た生成物は、希釈する
か、または例えばアミコン撹拌セルを使用してPM−1
0またはYM−30膜で限外過を行なつて濃縮するこ
とによつて、約0.2mg/mlの濃度に調節する。得られた
溶液を0.22ミクロンのフイルターで過し、液を3〜
10時間、60℃で加熱する。
か、または例えばアミコン撹拌セルを使用してPM−1
0またはYM−30膜で限外過を行なつて濃縮するこ
とによつて、約0.2mg/mlの濃度に調節する。得られた
溶液を0.22ミクロンのフイルターで過し、液を3〜
10時間、60℃で加熱する。
HBsAgは、下記に示すようにアルミニウム塩をアジ
ユバントし、これとゲルの形で結合することによつて、
ワクチンに製剤化する。
ユバントし、これとゲルの形で結合することによつて、
ワクチンに製剤化する。
HBsAg20μgを0.1MNaClおよび0.88%(w/
v)みようばんと混合し、さらに防腐剤として0.05%
(w/v)チメロサールを加えて混合する。ついで、p
H12の0.1Mリン酸ナトリウムでこの溶液をpH5〜
7(5.5)に滴定する。アジユバント・ワクチンは、各
1ml当たり、Al+3イオン0.5mg当量、HBsAg2
0μgおよびチメロサール0.05%(w/v)を含有す
る。
v)みようばんと混合し、さらに防腐剤として0.05%
(w/v)チメロサールを加えて混合する。ついで、p
H12の0.1Mリン酸ナトリウムでこの溶液をpH5〜
7(5.5)に滴定する。アジユバント・ワクチンは、各
1ml当たり、Al+3イオン0.5mg当量、HBsAg2
0μgおよびチメロサール0.05%(w/v)を含有す
る。
C.生成物の特徴 この報告例に記載した方法で製造したHBsAg1mg当
たりのDNA量は20pgよりも少ない。この値は、1
00万のDNA処理によるクリアランス(浄化)係数、
1mg/である細胞培養液中のHBsAg濃度およびド
ツト・ブロツト・ハイブリダイゼーシヨンによつて20
μgと算出された細胞培養液1当たりのDNA量を用
いて決定した。ドツト・ブロツト・ハイブリダイゼーシ
ヨンによつて、この生成物中のDNAを直接測定する
と、HBsAg1mg当たりのDNAは10pgよりも少
ないことが判明する。
たりのDNA量は20pgよりも少ない。この値は、1
00万のDNA処理によるクリアランス(浄化)係数、
1mg/である細胞培養液中のHBsAg濃度およびド
ツト・ブロツト・ハイブリダイゼーシヨンによつて20
μgと算出された細胞培養液1当たりのDNA量を用
いて決定した。ドツト・ブロツト・ハイブリダイゼーシ
ヨンによつて、この生成物中のDNAを直接測定する
と、HBsAg1mg当たりのDNAは10pgよりも少
ないことが判明する。
このHBsAg生成物の4℃における安定性は6ケ月以
上の観察でも、なんら有意の減少をも認めなかつた。1
0mMBトリス−Cl(pH7.5)、0.15MNaClおよび
ここに概略を説明した方法で精製した0.025mg/mlのH
BsAgからなる溶液を60℃で10時間加熱して、イ
ライサ(ELISA)およびアボツト、オースリアII(Abbot
AUSRIA II)の両検定法により力価を測定し、その消失
はほとんど無視し得るものであつた。
上の観察でも、なんら有意の減少をも認めなかつた。1
0mMBトリス−Cl(pH7.5)、0.15MNaClおよび
ここに概略を説明した方法で精製した0.025mg/mlのH
BsAgからなる溶液を60℃で10時間加熱して、イ
ライサ(ELISA)およびアボツト、オースリアII(Abbot
AUSRIA II)の両検定法により力価を測定し、その消失
はほとんど無視し得るものであつた。
また、このHBsAgはSDS−PAGEにより、98
%より高い純度を示すことが特徴である。
%より高い純度を示すことが特徴である。
実施例2 この実施例は、第2図に示した方法により、血清を含有
している細胞培養培地からHBsAgを精製する方法を
示す。
している細胞培養培地からHBsAgを精製する方法を
示す。
細胞培養液に添加する血清濃度の範囲は、0〜7.5%
(w/v)である。この実施例の第9〜14手順は、下
記に示す諸点を除き、実施例1に記載した第1〜6手順
と本質的に同じである。
(w/v)である。この実施例の第9〜14手順は、下
記に示す諸点を除き、実施例1に記載した第1〜6手順
と本質的に同じである。
第10手順において、血清を含有している細胞培養液
は、PM−100型またはPM−10型の膜を有するロ
ミコン(Romicon)中空フアイバー・システムを使用す
る限外過により濃縮する。限外過は25psiまでの
加圧下に環境温度で行なう。細胞培養液は濃縮され、貯
留液は系外に排出される。システムを精製水で洗滌し、
HBsAgを定量的に回収するため、洗滌水は貯留液に
プールする。血清7.5%を含有している細胞培養培地の
場合、PM−100型膜を使用する透過率は6〜10
/時/ft2となる。添加血清が1%(v/v)に等しい
か、またはそれより多く含有している細胞培養液におい
て、20またはそれより大きい濃縮率を達成するには、
以下に述べる精製手順において最適の収率をあげる必要
がある。
は、PM−100型またはPM−10型の膜を有するロ
ミコン(Romicon)中空フアイバー・システムを使用す
る限外過により濃縮する。限外過は25psiまでの
加圧下に環境温度で行なう。細胞培養液は濃縮され、貯
留液は系外に排出される。システムを精製水で洗滌し、
HBsAgを定量的に回収するため、洗滌水は貯留液に
プールする。血清7.5%を含有している細胞培養培地の
場合、PM−100型膜を使用する透過率は6〜10
/時/ft2となる。添加血清が1%(v/v)に等しい
か、またはそれより多く含有している細胞培養液におい
て、20またはそれより大きい濃縮率を達成するには、
以下に述べる精製手順において最適の収率をあげる必要
がある。
濃縮した細胞培養液は、実施例1の記載と同様に、硫酸
アンモニウムで分別化する。
アンモニウムで分別化する。
第13手順では、実施例1の第5手順と同様に、HBs
Agを硫酸アンモニウムで沈澱させる。第14手順で
は、実施例1の第6手順と同様に、生成物を透析する。
透析用媒質は1.0MNaClを含有している10mMトリス
−Cl(pH7.5)であり、透析は2〜8℃で行なわれ
る。
Agを硫酸アンモニウムで沈澱させる。第14手順で
は、実施例1の第6手順と同様に、生成物を透析する。
透析用媒質は1.0MNaClを含有している10mMトリス
−Cl(pH7.5)であり、透析は2〜8℃で行なわれ
る。
第15手順では、透析液を免疫親和性カラムにかけ、カ
ラムを1.0MNaCl含有10mMトリス−Cl(pH7.5)
で洗滌する。カラムに結合したHBsAgは1.0MNaCl
を含有している0.1M酢酸ナトリウム(pH4.0)で溶出
する。この方法は、なんら有意差なく、冷凍温度(2〜
8℃)または室温で行なわれる。
ラムを1.0MNaCl含有10mMトリス−Cl(pH7.5)
で洗滌する。カラムに結合したHBsAgは1.0MNaCl
を含有している0.1M酢酸ナトリウム(pH4.0)で溶出
する。この方法は、なんら有意差なく、冷凍温度(2〜
8℃)または室温で行なわれる。
第16手順では、第15手順で得た溶出液を、0.18MNa
Clを含有している10mMトリス−Cl(pH7.5)に
対して透析する。別法として、同じ緩衝液に対し、アミ
コンYM−30またはPM−10膜を使用して透析過
を行なう。
Clを含有している10mMトリス−Cl(pH7.5)に
対して透析する。別法として、同じ緩衝液に対し、アミ
コンYM−30またはPM−10膜を使用して透析過
を行なう。
第17手順では、透析した溶出液をDE−52カラムに
通す。この媒質中ではHBsAgはDE−52に結合し
ない。0.18MNaClを含有している10mMトリス−Cl
(pH7.5)でカラムを洗滌すると、HBsAgが定量
的に回収される。HBsAg10〜20mgに対してDE
−52約1mlを使用する。
通す。この媒質中ではHBsAgはDE−52に結合し
ない。0.18MNaClを含有している10mMトリス−Cl
(pH7.5)でカラムを洗滌すると、HBsAgが定量
的に回収される。HBsAg10〜20mgに対してDE
−52約1mlを使用する。
実施例2の全体を通算して、HBsAgの収率は約80
%である。実施例1または実施例2に記載した方法で製
造したいずれの生成物の純度も、ほぼ同等である。
%である。実施例1または実施例2に記載した方法で製
造したいずれの生成物の純度も、ほぼ同等である。
実施例3 マウスの力価検定により、実施例1のリン酸アルミニウ
ム・アジユバント・ワクチンを、(a)この方法でリン酸
アルミニウムを水酸化アルミニウムに代えて調製した水
酸化アルミニウム・アジユバント・ワクチン、および
(b)メルク、シヤープ、アンド、ドーム社(Merk Sharp
and Dohme)によつて市販されているヘプタバクスB(H
eptavaxB)と比較した。その結果は第1表に示した通
り、市販製剤と比較して、この発明のワクチンの力価が
高まつていることが証明された。
ム・アジユバント・ワクチンを、(a)この方法でリン酸
アルミニウムを水酸化アルミニウムに代えて調製した水
酸化アルミニウム・アジユバント・ワクチン、および
(b)メルク、シヤープ、アンド、ドーム社(Merk Sharp
and Dohme)によつて市販されているヘプタバクスB(H
eptavaxB)と比較した。その結果は第1表に示した通
り、市販製剤と比較して、この発明のワクチンの力価が
高まつていることが証明された。
aアルミニウムゲル・アジユバントを含有するワクチン
1mlづつをマウスに腹腔内注射した。注射後28日目
に、マウスを瀉血し、その血漿画分を、オーサブ(Ausa
b)放射線免疫検定法〔アボツト・ラボラトリーズ(Abb
ott Laboratories)〕により、抗HBs抗体の存在を試
験した。b 1群20匹のマウスを使用。c ED50はマウスの50%が血清陽性となるワクチン
投与量を表わしている。
1mlづつをマウスに腹腔内注射した。注射後28日目
に、マウスを瀉血し、その血漿画分を、オーサブ(Ausa
b)放射線免疫検定法〔アボツト・ラボラトリーズ(Abb
ott Laboratories)〕により、抗HBs抗体の存在を試
験した。b 1群20匹のマウスを使用。c ED50はマウスの50%が血清陽性となるワクチン
投与量を表わしている。
第1図および第2図はいずれも組み換え体細胞培養から
HBsAgを精製する方法の手順を示す工程系統図であ
る。
HBsAgを精製する方法の手順を示す工程系統図であ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 (C12P 21/02 C12R 1:91)
Claims (2)
- 【請求項1】(a)226個のアミノ酸残基からなるH
BsAgを生産する組み換え体細胞培地中の宿主細胞残
屑から該HBsAgを分離し、 (b)手順(a)で分離したHBsAgを限外濾過によ
り濃縮し、 (c)手順(b)で得た濃縮物に、硫酸アンモニウム濃
度が60%飽和となるまで硫酸アンモニウムを添加し、 (d)手順(c)で沈殿したHBsAgを再溶解し、 (e)この分離されたHBsAgを、HBsAgに特異
的なモノクローナル抗体を含有する免疫親和性吸着カラ
ムに通してHBsAgを吸着させ、一方、不純物を除去
し、 (f)カラムに溶出液を通して吸着したHBsAgを遊
離させ、 (g)溶出液をアニオン交換床に通すことによって、該
溶出液中のHBsAgを分別し、少なくとも1個の純化
したHBsAg−含有フラクションを得ることからな
る、226個のアミノ酸残基からなるHBsAgの精製
方法。 - 【請求項2】手順(f)の溶出液が酢酸ナトリウム/酢
酸を含んでいる特許請求の範囲第1項に記載の精製方
法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US06/629,295 US4624918A (en) | 1984-07-09 | 1984-07-09 | Purification process for hepatitis surface antigen and product thereof |
| US629295 | 1990-12-14 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6136228A JPS6136228A (ja) | 1986-02-20 |
| JPH0675B2 true JPH0675B2 (ja) | 1994-01-05 |
Family
ID=24522405
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60152140A Expired - Lifetime JPH0675B2 (ja) | 1984-07-09 | 1985-07-09 | 肝炎表面抗原の精製方法 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4624918A (ja) |
| EP (1) | EP0168234B1 (ja) |
| JP (1) | JPH0675B2 (ja) |
| AT (1) | ATE88718T1 (ja) |
| DE (1) | DE3587298T2 (ja) |
Families Citing this family (21)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8597910B1 (en) | 1985-04-11 | 2013-12-03 | Children's Medical Center Corporation | DNA encoding Von Willebrand Factor (VWF) and methods and cells for producing VFW, and VFW produced by the DNA, methods and cells |
| FR2608052B1 (fr) * | 1986-12-10 | 1990-04-13 | Pasteur Vaccins | Procede de preparation d'un vaccin contre l'hepatite b et vaccin obtenu |
| US5026828A (en) * | 1987-02-27 | 1991-06-25 | Merck & Co., Inc. | Method of purifying recombinant pres-1/S-2/S/S hepatitis B antigen from yeast |
| EP0294071A3 (en) * | 1987-06-03 | 1990-08-01 | Merck & Co. Inc. | Hepatitis b vaccines made with pre-formed aluminum hydroxide gels, and processes thereof |
| US5011915A (en) * | 1987-10-26 | 1991-04-30 | Merck & Co., Inc. | Process for purifying recombinant hepatitis antigens |
| US5004688A (en) * | 1988-04-15 | 1991-04-02 | Phillips Petroleum Company | Purification of hepatitis proteins |
| EP0384058A1 (en) * | 1989-02-09 | 1990-08-29 | Development Center For Biotechnology | Isolation of hepatitis B surface antigen from transformed yeast cells |
| US5462863A (en) * | 1989-02-09 | 1995-10-31 | Development Center For Biotechnology | Isolation of Hepatitis B surface antigen from transformed yeast cells |
| CU22290A1 (es) * | 1990-10-08 | 1995-01-31 | Cigb | Procedimiento para la obtencion de antigeno de superficie del virus de la hepatitis b de superior capacidad inmunoganica y su uso en un preparado vacunal |
| IT1248075B (it) * | 1991-06-18 | 1995-01-05 | Sclavo Spa | Processo per la purificazione del virus dell'epatite a (hav), virus cosi` purificato e composizioni vaccinali che lo contengono. |
| JP3626996B2 (ja) * | 1992-05-23 | 2005-03-09 | グラクソスミスクライン・バイオロジカルス・ソシエテ・アノニム | B型肝炎表面抗原および他の抗原からなる複合ワクチン |
| US5709995A (en) | 1994-03-17 | 1998-01-20 | The Scripps Research Institute | Hepatitis C virus-derived peptides capable of inducing cytotoxic T lymphocyte responses |
| IL118626A0 (en) * | 1996-06-11 | 1996-10-16 | Xtl Biopharmaceuticals Limited | Anti HBV antibody |
| US7998705B2 (en) * | 2002-08-06 | 2011-08-16 | FUJIFILM Diosynth Biotechnologies U.S.A., Inc | Increased dynamic binding capacity in ion exchange chromatography by addition of polyethylene glycol |
| PL1802746T3 (pl) * | 2004-10-27 | 2011-10-31 | Crucell Switzerland Ag | Cząstki wirosomu zawierające antygeny wirusa grypy i wirusa zapalenia wątroby typu B |
| GB0522765D0 (en) * | 2005-11-08 | 2005-12-14 | Chiron Srl | Combination vaccine manufacture |
| DE102011122891B4 (de) | 2011-11-11 | 2014-12-24 | Novartis Ag | Fermentationsmedium, das frei von tierischen Bestandteilen ist, zur Herstellung von Diphtherie-Toxoiden zur Verwendung bei der Impfung von Menschen |
| GB2495341B (en) | 2011-11-11 | 2013-09-18 | Novartis Ag | Fermentation methods and their products |
| EP2592137A1 (en) | 2011-11-11 | 2013-05-15 | Novartis AG | Fermentation media free of animal-derived components for production of diphtheria toxoids suitable for human vaccine use |
| DE102011118371B4 (de) | 2011-11-11 | 2014-02-13 | Novartis Ag | Zur Impfung von Menschen geeignete Zusammensetzung, die ein Diphtherie-Toxoid umfasst, sowie Verfahren zu deren Herstellung |
| JP6440619B2 (ja) | 2012-10-12 | 2018-12-19 | グラクソスミスクライン バイオロジカルズ ソシエテ アノニム | 混合ワクチン用の架橋されていない無細胞百日咳抗原 |
Family Cites Families (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3994870A (en) * | 1974-01-31 | 1976-11-30 | The Community Blood Council Of Greater New York, Inc. | Purification of hepatitis B surface antigen |
| US4186193A (en) * | 1975-06-16 | 1980-01-29 | Merck & Co., Inc. | Hepatitis B antigen |
| JPS5840930B2 (ja) * | 1976-09-20 | 1983-09-08 | 株式会社ミドリ十字 | B型肝炎ワクチンの製造方法 |
| US4088748A (en) * | 1976-11-02 | 1978-05-09 | Merck & Co., Inc. | Hepatitis B surface antigen |
| US4162192A (en) * | 1978-09-28 | 1979-07-24 | Juridical Foundation | Method for purification of HBs antigen |
| US4181713A (en) * | 1978-10-30 | 1980-01-01 | Merck & Co., Inc. | Isolation of HBs Ag |
| US4271145A (en) * | 1979-10-22 | 1981-06-02 | The Massachusetts General Hospital | Process for producing antibodies to hepatitis virus and cell lines therefor |
| US4349539A (en) * | 1980-08-15 | 1982-09-14 | Merck & Co., Inc. | Separation of hepatitis B surface antigen |
| EP0062574A3 (en) * | 1981-03-31 | 1982-12-29 | The Regents Of The University Of California | Virus protein synthesis |
| GR76274B (ja) * | 1981-08-04 | 1984-08-04 | Univ California | |
| NZ201705A (en) * | 1981-08-31 | 1986-03-14 | Genentech Inc | Recombinant dna method for production of hepatitis b surface antigen in yeast |
| US4442205A (en) * | 1981-09-22 | 1984-04-10 | The United States Of America As Represented By The Department Of Health And Human Services | Simian virus recombinant that directs the synthesis of hepatitis B surface antigen |
| JPS5936698A (ja) * | 1982-08-20 | 1984-02-28 | Science & Tech Agency | B型肝炎ウイルス遺伝子を組込んだ組換えdnaおよび形質転換動物細胞 |
-
1984
- 1984-07-09 US US06/629,295 patent/US4624918A/en not_active Expired - Lifetime
-
1985
- 1985-07-08 DE DE85304849T patent/DE3587298T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1985-07-08 AT AT85304849T patent/ATE88718T1/de not_active IP Right Cessation
- 1985-07-08 EP EP85304849A patent/EP0168234B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1985-07-09 JP JP60152140A patent/JPH0675B2/ja not_active Expired - Lifetime
Non-Patent Citations (1)
| Title |
|---|
| NucleicAcidResearch,Vol.11,(1983),P.2745 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6136228A (ja) | 1986-02-20 |
| ATE88718T1 (de) | 1993-05-15 |
| DE3587298D1 (de) | 1993-06-03 |
| EP0168234A2 (en) | 1986-01-15 |
| EP0168234A3 (en) | 1988-09-14 |
| EP0168234B1 (en) | 1993-04-28 |
| DE3587298T2 (de) | 1993-10-21 |
| US4624918A (en) | 1986-11-25 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0675B2 (ja) | 肝炎表面抗原の精製方法 | |
| US4857317A (en) | Process for the extraction and purification of proteins from culture media producing them | |
| JP3094167B2 (ja) | 免疫血清グロブリンの精製方法 | |
| EP0336736B1 (en) | Purification of pertussis toxins and production of vaccine | |
| US4649192A (en) | Method for the isolation and purification of hepatitis B surface antigen using polysorbate | |
| AU709584B2 (en) | Industrial production process for a vaccine against Japanese encephalitis, and vaccine obtained | |
| JP2644946B2 (ja) | IgG− モノクロナール抗体の精製方法及びその使用方法 | |
| JPH01311028A (ja) | 肝炎蛋白質の精製 | |
| US5252710A (en) | Process for manufacturing von Willebrand factor | |
| JP2001513088A (ja) | カチオン交換クロマトグラフィーによるフォンビルブラント因子の精製 | |
| US4612283A (en) | Method for purification of HBs antigen | |
| JPH0585526B2 (ja) | ||
| CN112375142B (zh) | 静注新型冠状病毒人免疫球蛋白的制备方法 | |
| WO2022146856A1 (en) | Systems and Methods for Process Scale Isolation of Immunoglobulin G | |
| WO1981000050A1 (en) | Process for producing hepatitis b vaccine | |
| US5760183A (en) | Process for the manufacture of very high-purity antithaemophilic factor (FVIIIC), and von Willebrand factor, and pharmaceutical compositions containing same | |
| JPH03169893A (ja) | 精製方法 | |
| JP2023526738A (ja) | タンパク質の単純化した高効率単離のための組成物および方法 | |
| JPS61103895A (ja) | HBsAgの精製方法 | |
| KR20230060524A (ko) | 재조합 단백질의 정제 방법 | |
| JP2519561B2 (ja) | 酸性糖タンパク質 | |
| CA3200066C (en) | Method for purifying recombinant protein | |
| JP3158254B2 (ja) | インターフェロン精製方法 | |
| WO2025085544A1 (en) | Integrated process for isolation of plasma proteins | |
| JP3747077B2 (ja) | 百日咳菌由来感染防御成分の分離取得方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |