JPH0676304B2 - 毛髪脱色剤 - Google Patents
毛髪脱色剤Info
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- JPH0676304B2 JPH0676304B2 JP61287374A JP28737486A JPH0676304B2 JP H0676304 B2 JPH0676304 B2 JP H0676304B2 JP 61287374 A JP61287374 A JP 61287374A JP 28737486 A JP28737486 A JP 28737486A JP H0676304 B2 JPH0676304 B2 JP H0676304B2
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Description
【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は毛髪脱色剤、さらに詳しくは、毛髪染色等の際
の毛髪脱色に用いる、優れたブリーチ力を有し、かつ、
毛髪の損傷および皮膚等への刺激性が改善された毛髪脱
色剤に関する。
の毛髪脱色に用いる、優れたブリーチ力を有し、かつ、
毛髪の損傷および皮膚等への刺激性が改善された毛髪脱
色剤に関する。
発明の背景 従来から種々の毛髪脱色剤が知られており、過酸化水素
から生成する発生期の酸素のブリーチ力を利用するもの
が多く、一般に、過酸化水素からの発生期の酸素の発生
を促進してブリーチ力を高めるためにアルカリ剤が配合
される。すなわち、発生期の酸素発生量はpHが9以上に
なると急増するというpH依存性を示すので、通常過酸化
水素の安定性を考慮して2剤形とし、pHが1〜7とされ
た過酸化水素を含む第1剤に対し、第2剤にアンモニ
ア、水酸化ナトリウムまたはモノ−、ジ−もしくはトリ
アルカノールアミン等のアルカリ剤を配合しておき、使
用時にpHが約9〜11となるように両剤を混合して用いら
れる。該pH域では存在する遊離アルカリによって毛髪が
膨潤し、過酸化水素ないしは発生期の酸素の毛髪内部へ
の浸透が促進され、それによるブリーチ力向上への寄与
も見逃せないものではあるが、かかる毛髪脱色剤を使用
するに際してはいくつかの問題がある。
から生成する発生期の酸素のブリーチ力を利用するもの
が多く、一般に、過酸化水素からの発生期の酸素の発生
を促進してブリーチ力を高めるためにアルカリ剤が配合
される。すなわち、発生期の酸素発生量はpHが9以上に
なると急増するというpH依存性を示すので、通常過酸化
水素の安定性を考慮して2剤形とし、pHが1〜7とされ
た過酸化水素を含む第1剤に対し、第2剤にアンモニ
ア、水酸化ナトリウムまたはモノ−、ジ−もしくはトリ
アルカノールアミン等のアルカリ剤を配合しておき、使
用時にpHが約9〜11となるように両剤を混合して用いら
れる。該pH域では存在する遊離アルカリによって毛髪が
膨潤し、過酸化水素ないしは発生期の酸素の毛髪内部へ
の浸透が促進され、それによるブリーチ力向上への寄与
も見逃せないものではあるが、かかる毛髪脱色剤を使用
するに際してはいくつかの問題がある。
まず一般には、高pHであるため毛髪の損傷が起こり、同
時に皮膚への刺激も見られる。個別的には、例えば揮発
性のアンモニアが配合されている場合には目・鼻の粘膜
への刺激により不快感が伴い、香料による芳香付与も困
難であるという問題がある。また、不揮発性のモノ−、
ジ−またはトリエタノールアミンが配合されている場合
には、それらは毛髪に残留しやすいので、使用後に毛髪
の光沢が失われたり、引張強度が低下したり、パサつい
たりする。
時に皮膚への刺激も見られる。個別的には、例えば揮発
性のアンモニアが配合されている場合には目・鼻の粘膜
への刺激により不快感が伴い、香料による芳香付与も困
難であるという問題がある。また、不揮発性のモノ−、
ジ−またはトリエタノールアミンが配合されている場合
には、それらは毛髪に残留しやすいので、使用後に毛髪
の光沢が失われたり、引張強度が低下したり、パサつい
たりする。
加えて、従来のアルカリ剤配合毛髪脱色剤を使用する脱
色施術には通常的30〜60分と比較的長時間を要し、何事
もスピーディにという現代的生活感覚にそぐわないきら
いもある。従ってさらにブリーチ力の強い毛髪脱色剤の
出現が望まれている。
色施術には通常的30〜60分と比較的長時間を要し、何事
もスピーディにという現代的生活感覚にそぐわないきら
いもある。従ってさらにブリーチ力の強い毛髪脱色剤の
出現が望まれている。
発明者らはこのような事情に鑑み、使用時の毛髪損傷お
よび人体への各種刺激が少なく、かつ脱色施術の所要時
間が短い毛髪脱色剤を得ようと鋭意努力した結果、アル
カリ剤なしに、pH4〜8の領域において特定のイオンを
存在させることにより予期せぬことに過酸化水素単独の
場合よりも発生期の酸素の発生量が増加し、ブリーチ力
を高めることができることを見い出し、本発明を完成す
るにいたった。
よび人体への各種刺激が少なく、かつ脱色施術の所要時
間が短い毛髪脱色剤を得ようと鋭意努力した結果、アル
カリ剤なしに、pH4〜8の領域において特定のイオンを
存在させることにより予期せぬことに過酸化水素単独の
場合よりも発生期の酸素の発生量が増加し、ブリーチ力
を高めることができることを見い出し、本発明を完成す
るにいたった。
発明の開示 本発明は、必須成分として、水中で解離してHCO3 -、HPO
4 2-、H2PO4 -、HSO4 -、HSiO3 -またはHBO4 -イオンの1種
または2種以上でと、発生期の酸素を生成する成分を含
有し、アルカリ剤無配合で、pHが4〜8であることを特
徴とする新規毛髪脱色剤を提供するものである。本発明
の毛髪脱色剤においては、アルカリ剤を用いずにpH4〜
8とすることにより、毛髪の損傷や人体への刺激が緩和
され、一方、該イオンの作用により、単に過酸化水素を
用いた場合よりも、発生期の酸素の量を多くでき、毛髪
のブリーチ力を高めることができる。
4 2-、H2PO4 -、HSO4 -、HSiO3 -またはHBO4 -イオンの1種
または2種以上でと、発生期の酸素を生成する成分を含
有し、アルカリ剤無配合で、pHが4〜8であることを特
徴とする新規毛髪脱色剤を提供するものである。本発明
の毛髪脱色剤においては、アルカリ剤を用いずにpH4〜
8とすることにより、毛髪の損傷や人体への刺激が緩和
され、一方、該イオンの作用により、単に過酸化水素を
用いた場合よりも、発生期の酸素の量を多くでき、毛髪
のブリーチ力を高めることができる。
本発明における必須成分としては、過酸化水素と、該イ
オンを生じる化合物の組合せが用いられる。該イオン生
成化合物の例としては、HCO3 -を生成するものとしては
例えば、Na2CO3、NaHCO3、K2CO3、KHCO3、(NH4)2CO3
およびNH4HCO3等より成る群から選択される化合物、HPO
4 2-またはH2PO4 -を生成するものとしては例えば、NaP
O4、Na2HPO4、NaH2PO4、K3PO4、K2HPO4、KH2PO4、(N
H4)3PO4、(NH4)2HPO4およびNH4H2PO4等より成る群か
ら選択される化合物、HSO4 -を生成するものとして例え
ば、Na2SO4、NaHSO4、K2SO4、KHSO4、(NH4)2SO3およ
びNH4HSO4等より成る群から選択される化合物、HSiO3 -
を生成するものとして例えば、Na2SiO3、NaHSiO3、Na6S
i2O7、Na2Si3O7、K2SiO3、K6Si2O7、K2Si3O7、KHSiO3、
(NH4)2SiO3、(NH4)6Si2O7、NH4HSi3Oおよび(NH4)
2Si3O7等より成る群から選択される化合物、およびHBO4
-を生成するものとして例えば、NaBO3、NaHBO4、KBO3、
KHBO4、NH4BO3およびNH4HBO4等より成る群から選択され
る化合物が挙げられる。また、過炭酸ナトリウム(3H2O
2・2Na2CO3)のように前記イオン生成化合物と過酸化水
素を組成成分とするものは単独で本発明の毛髪脱色剤の
必須成分として用いることができる。
オンを生じる化合物の組合せが用いられる。該イオン生
成化合物の例としては、HCO3 -を生成するものとしては
例えば、Na2CO3、NaHCO3、K2CO3、KHCO3、(NH4)2CO3
およびNH4HCO3等より成る群から選択される化合物、HPO
4 2-またはH2PO4 -を生成するものとしては例えば、NaP
O4、Na2HPO4、NaH2PO4、K3PO4、K2HPO4、KH2PO4、(N
H4)3PO4、(NH4)2HPO4およびNH4H2PO4等より成る群か
ら選択される化合物、HSO4 -を生成するものとして例え
ば、Na2SO4、NaHSO4、K2SO4、KHSO4、(NH4)2SO3およ
びNH4HSO4等より成る群から選択される化合物、HSiO3 -
を生成するものとして例えば、Na2SiO3、NaHSiO3、Na6S
i2O7、Na2Si3O7、K2SiO3、K6Si2O7、K2Si3O7、KHSiO3、
(NH4)2SiO3、(NH4)6Si2O7、NH4HSi3Oおよび(NH4)
2Si3O7等より成る群から選択される化合物、およびHBO4
-を生成するものとして例えば、NaBO3、NaHBO4、KBO3、
KHBO4、NH4BO3およびNH4HBO4等より成る群から選択され
る化合物が挙げられる。また、過炭酸ナトリウム(3H2O
2・2Na2CO3)のように前記イオン生成化合物と過酸化水
素を組成成分とするものは単独で本発明の毛髪脱色剤の
必須成分として用いることができる。
過酸化水素および前記のイオン生成化合物等はいずれも
商業的に入手でき、本発明においては、それらを用いる
ことができる。
商業的に入手でき、本発明においては、それらを用いる
ことができる。
本発明の毛髪脱色剤は、過酸化水素とイオン生成化合物
を組合せる場合は2剤形、両者を組成成分する化合物を
用いる場合は1剤形とすることができる。2剤形におい
ては、通常、過酸化水素を第1剤形全量に基づいて0.1
〜6%、好ましくは1〜6%の割合で配合し、イオン生
成化合物を第2剤全量に基づいて0.1〜30%、好ましく
は1〜20%の割合で配合する。1剤形において、該組成
成分化合物は、通常、全量に基づいて1〜20%の割合で
配合される。
を組合せる場合は2剤形、両者を組成成分する化合物を
用いる場合は1剤形とすることができる。2剤形におい
ては、通常、過酸化水素を第1剤形全量に基づいて0.1
〜6%、好ましくは1〜6%の割合で配合し、イオン生
成化合物を第2剤全量に基づいて0.1〜30%、好ましく
は1〜20%の割合で配合する。1剤形において、該組成
成分化合物は、通常、全量に基づいて1〜20%の割合で
配合される。
過酸化水素とイオン生成化合物の配合モル比は1/20〜20
/1の範囲が適当であり、この範囲外ではブリーチ力が低
下して過酸化水素単独の場合のレベルに近似してくる。
該配合モル比は好ましくは1/5〜5/1とされる。
/1の範囲が適当であり、この範囲外ではブリーチ力が低
下して過酸化水素単独の場合のレベルに近似してくる。
該配合モル比は好ましくは1/5〜5/1とされる。
本発明の毛髪脱色剤は、4〜8、好ましくは6〜8のpH
範囲とされる。それ以外の範囲では後記の如くブリーチ
力が低下し、またpH8以上では遊離アルカリが存在して
毛髪の損傷が起こり、一方、pH4以下では酸性が強く不
適当である。
範囲とされる。それ以外の範囲では後記の如くブリーチ
力が低下し、またpH8以上では遊離アルカリが存在して
毛髪の損傷が起こり、一方、pH4以下では酸性が強く不
適当である。
かくして、2剤形においては、予め選択した量の各成分
を別の剤を含有させ、要すればクエン酸、リン酸、塩酸
等の如き酸性のpH調整剤を適量含有させ、使用時に選択
した割合で両剤を混合して前記範囲の配合比およびpHを
実現する。1剤形においては、当所より該範囲の配合と
し、要すれば適量の酸性のpH調整剤を含有させておく。
を別の剤を含有させ、要すればクエン酸、リン酸、塩酸
等の如き酸性のpH調整剤を適量含有させ、使用時に選択
した割合で両剤を混合して前記範囲の配合比およびpHを
実現する。1剤形においては、当所より該範囲の配合と
し、要すれば適量の酸性のpH調整剤を含有させておく。
本発明の毛髪脱色剤はシャンプータイプ、トリートメン
トタイプなどの常法により種々の形態のものとすること
ができる。2剤形においては、両剤共に水系の溶液、乳
液、クリーム、ペースト、ゲルなど、イオン生成化合物
を含む剤は粉末とすることもでき、組合せとしては、例
えば第1剤が過酸化水素およびpH調整剤より成る水系の
溶液、第2剤がイオン生成化合物より成る粉末であるも
の、あるいは両剤が非水系より成るものが挙げられる。
1剤形においても前記各種の形態が可能であり、代表的
には過炭酸ナトリウムおよびpH調整剤よりなる粉末状の
ものが挙げられる。必須成分以外の配合成分は特に限定
されるものではなく、各種の可溶化剤、乳化剤、溶剤、
湿潤剤、金属封鎖剤、起泡剤、起泡助剤、油脂、ワック
ス、炭化水素、脂肪酸、アルコール、多価アルコール、
エステル油、香料等を適宜組合せて配合することができ
る。
トタイプなどの常法により種々の形態のものとすること
ができる。2剤形においては、両剤共に水系の溶液、乳
液、クリーム、ペースト、ゲルなど、イオン生成化合物
を含む剤は粉末とすることもでき、組合せとしては、例
えば第1剤が過酸化水素およびpH調整剤より成る水系の
溶液、第2剤がイオン生成化合物より成る粉末であるも
の、あるいは両剤が非水系より成るものが挙げられる。
1剤形においても前記各種の形態が可能であり、代表的
には過炭酸ナトリウムおよびpH調整剤よりなる粉末状の
ものが挙げられる。必須成分以外の配合成分は特に限定
されるものではなく、各種の可溶化剤、乳化剤、溶剤、
湿潤剤、金属封鎖剤、起泡剤、起泡助剤、油脂、ワック
ス、炭化水素、脂肪酸、アルコール、多価アルコール、
エステル油、香料等を適宜組合せて配合することができ
る。
本発明の毛髪脱色剤は、従来の毛髪脱色剤と同様な方法
で用いることができ、例えば第1剤と第2剤を混合し、
あるいは1剤形の場合には水で希釈し、毛髪に均一に塗
布し、約10分間放置し、次いで軽くすすぎ、シャンプー
を行う。
で用いることができ、例えば第1剤と第2剤を混合し、
あるいは1剤形の場合には水で希釈し、毛髪に均一に塗
布し、約10分間放置し、次いで軽くすすぎ、シャンプー
を行う。
発明の効果 以下に、本発明の効果について説明する。
[1]ブリーチ力 添付図面の第1図および第2図は、過酸化水素単独の場
合、並びに過酸化水素およびイオン生成化合物共存下の
場合におけるpHとブリーチ力との関係を示すグラフであ
る。
合、並びに過酸化水素およびイオン生成化合物共存下の
場合におけるpHとブリーチ力との関係を示すグラフであ
る。
イオン生成化合物としては、Na2CO3、NaHCO3、NaHCO3、
KH4HCO3、Na2HPO4、NaHSO4、NaHSiO3およびNaHBO4を選
択し、過酸化水素単独の場合も含め各々の場合、pH調整
剤(リン酸または比較例としてpHが8を超える場合はモ
ノエタノールアミン)を適量加えて所望の各pHに調整
し、ブリーチ試験液として用いた。いずれの場合にも、
ブリーチ試験液においての濃度は、、過酸化水素につい
て0.89モル/、各イオン生成化合物については0.59モ
ル/とした。ブリーチ処理は、浴比をブリーチ試験
液:毛髪(日本人化学的未処理毛)=50g:1gとし、26±
1℃にて30分間行った。ブリーチ力の指標としては、分
光光度色差計を用いて未処理の日本人白髪および日本人
黒髪並びにブリーチ処理後の毛髪について対応する明度
を求め、次式に従って計算した脱色率(%)を採用し
た。
KH4HCO3、Na2HPO4、NaHSO4、NaHSiO3およびNaHBO4を選
択し、過酸化水素単独の場合も含め各々の場合、pH調整
剤(リン酸または比較例としてpHが8を超える場合はモ
ノエタノールアミン)を適量加えて所望の各pHに調整
し、ブリーチ試験液として用いた。いずれの場合にも、
ブリーチ試験液においての濃度は、、過酸化水素につい
て0.89モル/、各イオン生成化合物については0.59モ
ル/とした。ブリーチ処理は、浴比をブリーチ試験
液:毛髪(日本人化学的未処理毛)=50g:1gとし、26±
1℃にて30分間行った。ブリーチ力の指標としては、分
光光度色差計を用いて未処理の日本人白髪および日本人
黒髪並びにブリーチ処理後の毛髪について対応する明度
を求め、次式に従って計算した脱色率(%)を採用し
た。
x:日本人白髪の対応する明度 y:日本人黒髪の対応する明度 z:ブリーチ処理毛の対応する明度 第1図および第2図のグラフから明らかな如く、pH4〜
8における各イオン生成化合物存在下のブリーチ力は同
pH範囲における単独の過酸化水素のブリーチ力よりもは
るかに大であり、またpH6〜8におけるNa2CO3、NaHC
O3、NH4HCO3またはNaHBO4存在下のブリーチ力はpH9〜11
における増大した過酸化水素単独の場合(従来のアルカ
リ剤配合毛髪脱色剤に相当)のブリーチ力よりも大であ
る。かくして、本発明の毛髪脱色剤は従来のアルカリ剤
配合の過酸化水素系毛髪脱色剤よりもブリーチ力に優れ
たものであることがわかる。
8における各イオン生成化合物存在下のブリーチ力は同
pH範囲における単独の過酸化水素のブリーチ力よりもは
るかに大であり、またpH6〜8におけるNa2CO3、NaHC
O3、NH4HCO3またはNaHBO4存在下のブリーチ力はpH9〜11
における増大した過酸化水素単独の場合(従来のアルカ
リ剤配合毛髪脱色剤に相当)のブリーチ力よりも大であ
る。かくして、本発明の毛髪脱色剤は従来のアルカリ剤
配合の過酸化水素系毛髪脱色剤よりもブリーチ力に優れ
たものであることがわかる。
[2]毛髪の損傷 以下に示す配合比で処方したブリーチ試験液を用い、以
下に示す処理方法に従って毛髪を処理して、毛髪の損傷
評価テストを行った。
下に示す処理方法に従って毛髪を処理して、毛髪の損傷
評価テストを行った。
<ブリーチ試験液> 成 分 A液 B液 過酸化水素水(35%) 8.6重量% 8.6重量% アンモニア水(28%) 6.0 − リン酸 − 0.06 炭酸水素アンモニウム − 4.6 精製水 85.4 86.74 A液は従来品に対応するものであってpHは10.5、B液は
本発明に対応するものであってpHは7.2である。
本発明に対応するものであってpHは7.2である。
<処理方法> 浴比;ブリーチ試験液50g:毛髪(日本人化合的未処理
毛)1g ブリーチ処理条件; 毛髪を26±1℃の水またはブリーチ試験液に30分間浸漬
する。次いで水ですすぎ、乾燥する。以上の操作を3回
繰り返す。
毛)1g ブリーチ処理条件; 毛髪を26±1℃の水またはブリーチ試験液に30分間浸漬
する。次いで水ですすぎ、乾燥する。以上の操作を3回
繰り返す。
<蛋白溶出量分析> 前記ブリーチ処理過程での各ブリーチ浸漬液および水で
すすいだ洗液を全て集め、水を蒸発させて分析用資料と
する。この資料を用い、高速液体クロマトグラフィーに
て蛋白溶出量を定量する。
すすいだ洗液を全て集め、水を蒸発させて分析用資料と
する。この資料を用い、高速液体クロマトグラフィーに
て蛋白溶出量を定量する。
結果を第3図のグラフに示す。
第3図のグラフより明らかな如く、本発明のB液で毛髪
を処理した場合は、従来品のA液で処理した場合に比
し、蛋白溶出量がかなり少なく、従って使用になる毛髪
の損傷度が小さいことがわかる。
を処理した場合は、従来品のA液で処理した場合に比
し、蛋白溶出量がかなり少なく、従って使用になる毛髪
の損傷度が小さいことがわかる。
[3]脱色施術の所要時間 前記した如く、本発明の毛髪脱色剤においてはイオン生
成化合物の種類、配合比、pH等を変えることによりブリ
ーチ力(発生期の酸素発生量)を変更調節できるので、
それに応じて所要脱色施術時間を自由に調節することが
できる。通常、5〜60分の範囲内の施術時間が選択で
き、そのうち10〜30分の範囲の施術時間は従来品の場合
に比してかなり短縮されたものと言え、スピーディの現
代人の生活感覚に適合するものである。
成化合物の種類、配合比、pH等を変えることによりブリ
ーチ力(発生期の酸素発生量)を変更調節できるので、
それに応じて所要脱色施術時間を自由に調節することが
できる。通常、5〜60分の範囲内の施術時間が選択で
き、そのうち10〜30分の範囲の施術時間は従来品の場合
に比してかなり短縮されたものと言え、スピーディの現
代人の生活感覚に適合するものである。
以上[1]〜[3]に記載した如く、本発明の毛髪脱色
剤はブリーチ力に優れ、毛髪の損傷が少なく、また施術
時間も短縮できる有用な毛髪脱色剤である。さらには、
アルカリ剤を使用しなくてもpH域を4〜8とできるの
で、皮膚への刺激も緩和され、また、アンモニア等のア
ルカリ剤を使用する場合のような刺激臭による不快感も
ない。
剤はブリーチ力に優れ、毛髪の損傷が少なく、また施術
時間も短縮できる有用な毛髪脱色剤である。さらには、
アルカリ剤を使用しなくてもpH域を4〜8とできるの
で、皮膚への刺激も緩和され、また、アンモニア等のア
ルカリ剤を使用する場合のような刺激臭による不快感も
ない。
以下に実施例を挙げて本発明をさらに詳しく説明する。
実施例1 次の処方に従い、常法により、第1剤が粉末、第2剤が
液状である2剤形の本発明の毛髪脱色剤得た。
液状である2剤形の本発明の毛髪脱色剤得た。
第1剤;炭酸水素アンモニウム(粉末)100% 第2剤処方; 成 分 重量% 過酸化水素水 8.5 クエン酸 適量 精製水 91.5 この2剤形毛髪脱色剤を使用するには、例えば第1剤;
第2剤=5:100の割合で混合する(混合時のpH7.0)。こ
れを頭髪に均一に塗布し、約10分間放置後、お湯ですす
ぐ。次いでシャンプーし、乾燥して好適な脱色が達成さ
れる。
第2剤=5:100の割合で混合する(混合時のpH7.0)。こ
れを頭髪に均一に塗布し、約10分間放置後、お湯ですす
ぐ。次いでシャンプーし、乾燥して好適な脱色が達成さ
れる。
実施例2 次の処方に従い、常法により、粉末1剤形の本発明の毛
髪脱色剤を得た。
髪脱色剤を得た。
処方: 成 分 重量% プロポキシメチルセルロース 10 過炭酸ナトリウム(3H2O2・2Na2CO3) 90 クエン酸 適量 この1剤形毛髪脱色剤を使用するには、例えば本品:水
=6:100で本品を希釈する(希釈時のpH6.5)。これを頭
髪に均一に塗布し、約10分間放置後、お湯ですすぐ。次
いでシャンプーし、乾燥して好適な脱色が達成される。
=6:100で本品を希釈する(希釈時のpH6.5)。これを頭
髪に均一に塗布し、約10分間放置後、お湯ですすぐ。次
いでシャンプーし、乾燥して好適な脱色が達成される。
実施例3 次の処方に従い、常法により、非水ゲル2剤形である本
発明の毛髪脱色剤を得た。
発明の毛髪脱色剤を得た。
第1剤処方; 成 分 重量% プロピレングリコール 6.0 塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 5.0 スクワラン 10.0 オリーブオイル 10.0 流動パラフィン 56.5 イソピロピルパルミテート 5.0 リン酸水素二ナトリウム 7.5 第2剤処方; 成 分 重量% 過酸化水素水(35%) 3.0 ポリオキシエチレン(2)ノニルフエニルエーテル 0.5 ポリオキシエチレン(10)ノニルフェニルエーテル 0.5 ポリオキシエチレン(40)セチルエーテル 0.5 セタノール 2.0 エチレングリコールモノステアレート 2.0 EDTA・二ナトリウム 0.1 リン酸 適量 精製水 91.4 この非水ゲル2剤形の毛髪脱色剤を使用するには、例え
ば第1剤:第2剤=1:2の割合で混合する(混合時のpH
7.5)。これを頭髪に均一に塗布し、約10分間放置後、
お湯ですすぐ。次いでシャンプーし、乾燥して好適な脱
色が達成される。
ば第1剤:第2剤=1:2の割合で混合する(混合時のpH
7.5)。これを頭髪に均一に塗布し、約10分間放置後、
お湯ですすぐ。次いでシャンプーし、乾燥して好適な脱
色が達成される。
第1図および第2図は、過酸化水素単独の場合、並びに
過酸化水素およびイオン生成化合物共存下の場合におけ
るpHとブリーチ力との関係を示すグラフである。第3図
は蛋白溶出量の比較結果を示すグラフである。
過酸化水素およびイオン生成化合物共存下の場合におけ
るpHとブリーチ力との関係を示すグラフである。第3図
は蛋白溶出量の比較結果を示すグラフである。
Claims (5)
- 【請求項1】必須成分として、水中で解離してHCO3 -、H
PO4 2-、H2PO4 -、HSO4 -、HSiO3 -またはHBO4 -イオンの1
種または2種以上と、発生期の酸素を生成する成分を含
有し、アルカリ剤無配合で、pHが4〜8であることを特
徴とする毛髪脱色剤。 - 【請求項2】該成分が過酸化水素と、該イオンを生じる
化合物の1種または2種以上の組合せである請求項1記
載の毛髪脱色剤。 - 【請求項3】該イオンがHCO3 -である請求項1記載の毛
髪脱色剤。 - 【請求項4】該イオンが生じる化合物が、NaHCO3、NH4H
CO3、Na2CO3および(NH4)2CO3よりなる群から選択され
る請求項3記載の毛髪脱色剤。 - 【請求項5】pHが6〜8である請求項1記載の毛髪脱色
剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61287374A JPH0676304B2 (ja) | 1986-12-01 | 1986-12-01 | 毛髪脱色剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP61287374A JPH0676304B2 (ja) | 1986-12-01 | 1986-12-01 | 毛髪脱色剤 |
Publications (2)
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| JPH0676304B2 true JPH0676304B2 (ja) | 1994-09-28 |
Family
ID=17716532
Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP61287374A Expired - Fee Related JPH0676304B2 (ja) | 1986-12-01 | 1986-12-01 | 毛髪脱色剤 |
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Family Cites Families (2)
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-
1986
- 1986-12-01 JP JP61287374A patent/JPH0676304B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63139115A (ja) | 1988-06-10 |
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