JPH0676732B2 - コンクリート埋設体の固定装置 - Google Patents

コンクリート埋設体の固定装置

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JPH0676732B2
JPH0676732B2 JP1317265A JP31726589A JPH0676732B2 JP H0676732 B2 JPH0676732 B2 JP H0676732B2 JP 1317265 A JP1317265 A JP 1317265A JP 31726589 A JP31726589 A JP 31726589A JP H0676732 B2 JPH0676732 B2 JP H0676732B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はコンクリート壁内に埋設される配線ボックス等
の埋設体をコンクリート型枠に押さえ付けて密接に固定
するコンクリート埋設体の固定装置に関するものであ
る。
(従来の技術) 従来、第10図に示すようにコンクリート壁内に埋設され
ることとなる配線ボックス等の埋設体(B)を型枠(8
0)に密接に固定するには、一般にボルト(90)を用い
て埋設体(B)を型枠(80)に固定するか、第11図に示
すように板材(95)に二本の平行なバー材(96)を固定
してなる架設具(97)を埋設体(B)の裏面に取り付け
てそのバー材(96)を折り曲げてから鉄筋(81)に締結
し、そのバー材(96)の曲げ具合いによって埋設体
(B)と型枠(80)との間隔を調整することがなされて
いる。
又、本出願人は、既に実公昭62−26501号(実願昭57−3
8457号)公報において埋設体の固定に便利なコンクリー
ト埋設体の固定装置を開示している。このコンクリート
埋設体の固定装置は、ほぼ菱形に形成されたパンタグラ
フの上下方向の頂部に螺杆を挿通して回転させることに
よりパンタグラフを伸張させ、埋設体を型枠に密接に固
定するようにしている。
(発明が解決しようとする課題) ところが、前記ボルトやパンタグラフによる埋設体の固
定に際しては、ボルトや螺杆を回転させて型枠の間隔に
合わせる寸法調節が必要であるといった煩雑さがあっ
た。又、バー材による埋設体の固定に際しては、型枠と
埋設体との間隔に合わせてバー材を折り曲げることによ
る寸法調節が必要であるといった煩雑さがあった。
そこで、この発明の目的は、型枠の間隔の大小にかかわ
らず型枠の間において寸法調節を行う必要がなく、簡単
かつ確実に埋設ボックスを型枠に対し押さえ付けて密接
に固定することができるコンクリート埋設体の固定装置
を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 上述した問題点を解決するため、請求項1に記載の発明
にかかるコンクリート埋設体の固定装置においては、型
枠と当接する支持脚部と、 前記支持脚部から一段若しくは二段以上連続して互いに
対向するように突設された略くの字形状の板バネ部と、 前記板バネ部の先端部間に設けられ、板バネ部の伸縮に
より支持脚部方向に往復移動する埋設体取付部と、 を合成樹脂にて一体成形したことを特徴としている。
又、請求項2に記載の発明にかかるコンクリート埋設体
の固定装置においては、前記請求項1に記載の構成に加
えて、前記板バネ部は、二段以上連続されて成り、その
連続部間をおいて係合孔を有する補強部材が架設され、
一方、前記埋設体取付部若しくは支持脚部には、前記板
バネ部が圧縮されたとき、前記係合孔と係合して板バネ
部が横方向に潰れるのを防止する係合棒を備えたもので
ある。
さらに、請求項3に記載のコンクリート埋設体の固定装
置においては、請求項1又は2に記載の構成に加えて、
前記埋設体取付部は、バー材を保持する保持部を備えた
ものである。
(作用) 上記した請求項1に記載の構成により、このコンクリー
ト埋設体の固定装置を用いて埋設体を型枠に固定するに
は、取付部に埋設体を取り付けてから支持脚部を一方の
型枠に釘等で固定しておく。そして、もう一方の型枠を
埋設体の前面に立てる。このとき、両型枠の間隔に合わ
せて板バネ部が収縮し、その弾性復元力によって埋設体
はもう一方の型枠に押さえ付けられて密接に固定され
る。
又、バー材を用いて埋設体を型枠に固定するには、埋設
体にバー材とこの固定装置を取り付け、バー材を用いて
埋設体を鉄筋に固定する。そして、型枠を鉄筋の両側に
立てる。このとき、両型枠の間隔に合わせて板バネ部が
伸縮し、その弾性復元力によって埋設体は型枠に押さえ
付けられて密接に固定される。
又、上記した請求項2に記載の構成により、前記請求項
1に記載の作用に加え、型枠の間において埋設装置が圧
縮されると、係合棒が補強部材の係合孔に係合する。従
って、コンクリート打設時の衝撃力等によって埋設体に
横方向の力が加えられても係合棒と補強部材とによって
支えられ、板バネ部は横方向に潰れることなく埋設体を
型枠に密接に押さえ続ける。
さらに、上記した請求項3に記載の構成により、前記請
求項1又は2に記載の作用に加え、バー材を固定装置の
保持部に保持させ、そのバー材を用いて埋設体を鉄筋に
固定し、型枠を鉄筋の両側に立てれば、両型枠の間隔に
合わせて板バネ部が圧縮され、その弾性復元力によって
埋設体は型枠に押さえ付けられて密接に固定される。
(実施例) 以下、本発明を具体化したコンクリート埋設体の架設具
の一実施例を添付の図面に従って説明する。
第1図、第2図及び第3図等に示すようにこのコンクリ
ート埋設体(B)の固定装置(10)は、型枠(80)と当
接する支持脚部(11)と、支持脚部(11)から互いに対
向するように突設された略くの字形状の板バネ部(12)
と、前記板バネ部(12)の先端部間に設けられた埋設体
取付部(13)とを弾性を有する合成樹脂(ポリアセター
ル)にて一体成形して構成されている。尚、本実施例等
の板バネ部(12)の向きは、図面中においても何れも外
方に向かって凸となるように成形されているが、何れか
一方若しくは両方とも内方に向かって凸となるように成
形してもよい。
前記埋設体取付部(13)は、その上面に小判形の係止突
起(14)を備え、さらに、その両側方にバー材保持部と
して、埋設体との間にバー材を保持するようにバー材を
嵌合し得る二本の平行な嵌合溝(15)を備えている。
本実施例の前記板バネ部(12)は、縦方向に二段に連続
してなり、その連続部間に係合孔(16)を有する板状の
補強部材(17)が架設されている。前記埋設体取付部
(13)は、その裏面に係合棒18を備え、板バネ部(12)
が支持脚部(11)方向に圧縮されたとき、前記係合孔
(16)と係合して板バネ部(12)が横方向に潰れるのを
防止するようになっている。
次に、このコンクリート埋設体(B)の固定装置(10)
の作用について説明する。
このコンクリート埋設体(B)の固定装置(10)を用い
て配線ボックス等の埋設体(B)を型枠(80)に固定す
るには、まず、埋設体取付部(13)に埋設体(B)を取
り付ける。この埋設体(B)の取り付けは、埋設体
(B)に透設した長円形の取付孔(30)に前記係止突起
(14)を挿通した後、固定装置(10)若しくは埋設体
(B)を90度回転させることによって簡単に行うことが
できる。
尚、本実施例の固定装置(10)は、係止突起(14)の両
側方に小突起(19)を設けているため、その小突起(1
9)を埋設体(B)の背面に設けた図示しない凹部等に
係合させれば埋設体(B)の回り止めを行うことができ
る。
次いで、第3図に示すように固定装置(10)の支持脚部
(11)を一方の型枠(80)に釘等で固定しておく。そし
て、第4図に示すようにもう一方の型枠(80)を埋設体
(B)の前面に立てる。このとき、両型枠(80)の間隔
に合わせて板バネ部(12)が圧縮されるため、何等特別
の間隔調整作業を行わなくても埋設体(B)は板バネ部
(12)の弾性復元力によって型枠(80)に押さえ付けら
れて密接に固定される。
又、バー材(40)を用いて埋設体(B)を型枠(80)に
固定するには、まず、嵌合溝(15)にバー材(40)を嵌
合してから埋設体(B)を前記と同様に取り付け、さら
に、バー材(40)が抜けないように埋設体取付部(13)
に設けたボス部(20)を利用してネジを埋設体(B)に
ねじ込み、埋設体(B)を引き寄せる。
次いで、第5図に示すようにバー材(40)を用いて埋設
体(B)を鉄筋(81)に固定する。そして、第6図に示
すように型枠(80)を鉄筋(81)の両側に立てる。この
とき、両型枠(80)の間隔に合わせて板バネ部(12)が
圧縮され、その弾性復元力によって埋設体(B)は型枠
(80)に押さえ付けられて前記と同様に簡単に密接に固
定される。
尚、型枠(80)の間において埋設装置(10)が縦方向に
圧縮されると、係合棒(18)が補強部材(17)の係合孔
(16)に係合するため、コンクリート打設時の衝撃力等
によって埋設体(B)に横方向の力が加えられても板バ
ネ部(12)は横方向に潰れることなく埋設体(B)を確
実に型枠に押さえ続けることができる。
又、この固定装置(10)は、多機能でありながら合成樹
脂にて一体成形しているので、大量に製造することがで
き、安価に供給することができる。
尚、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、第
7図に示すように板バネ部(12)の形状、幅等を変更し
て具体化したり、薄いコンクリート壁内に埋設体(B)
を埋設する場合に適するよう板バネ部(12)を第8及び
第9図に示すように縦方向に連続しない一段のみとして
具体化して実施してもよい。又、第7図に示すように係
合棒(18)を支持脚部(11)の上面に突設するようにし
て実施する等、本発明の趣旨から逸脱しない範囲で適宜
変更して実施してもよい。
(発明の効果) 以上詳述したように、請求項1に記載の本発明に係るコ
ンクリート埋設体の固定装置においては、型枠の間隔の
大小にかかわらず型枠の間において固定装置の寸法調節
を行う必要がなく、簡単かつ確実に埋設ボックスを型枠
に対し押さえ付けて密接に固定することができるという
優れた効果を奏する。さらに、この固定装置は、多機能
でありながら合成樹脂にて一体成形しているので、簡単
に大量に製造することができ、安価に供給することがで
きる。
又、請求項2に記載の本発明に係るコンクリート埋設体
の固定装置においては、請求項1に記載の効果に加え
て、型枠の間において埋設装置が圧縮されると、係合棒
が補強部材の係合孔に係合し、コンクリート打設時の衝
撃力等によって埋設体に横方向の力が加えられても係合
棒と補強部材とによって板バネ部が横方向に潰れないよ
うに支えて埋設体を確実に型枠に押さえ続けることがで
きる。
さらに、請求項3に記載の本発明に係るコンクリート埋
設体の固定装置においては、前記請求項1又は2に記載
の効果に加え、バー材を固定装置の嵌合溝に嵌合させる
ことにより簡単に固定装置にバー材を取り付けることが
できる。そして、このようにバー材を固定装置に取り付
けてから埋設体に固定装置を取り付け、そのバー材を用
いて埋設体を鉄筋に固定し、型枠を鉄筋の両側に立てれ
ば、両型枠の間隔に合わせて板バネ部が伸縮し、埋設体
をその固定装置によって型枠に押さえ付けられて簡単か
つ確実に固定することができるという優れた効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は請求項1から3に記載した本発明を具体化した
コンクリート埋設体の固定装置と埋設体を示す全体斜視
図、第2図は同じく固定装置の側面図、第3図は固定装
置を型枠に固定した状態を示す側面図、第4図は固定装
置が埋設体を型枠に押さえ付けている状態を示す側面
図、第5図は固定装置を鉄筋に取り付けた状態を示す側
面図、第6図は固定装置が埋設体を型枠に押さえ付けて
いる状態を示す側面図、第7図から第9図はそれぞれ固
定装置の変形例を示す側面図、第10図は従来のボルトを
用いて埋設体を型枠に固定している状態を示す側面図、
第11図は従来用いられている埋設体の架設具と埋設体を
示す斜視図である。 符号の説明 10……コンクリート埋設体の固定装置、 11……支持脚部、12……板バネ部、 13……埋設体取付部、15……嵌合溝(保持部)、 16……係合孔、17……補強部材、 18……係合棒、40……バー材、 80……型枠、B……埋設体。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】型枠と当接する支持脚部と、 前記支持脚部から一段若しくは二段以上連続して互いに
    対向するように突設された略くの字形状の板バネ部と、 前記板バネ部の先端部間に設けられ、板バネ部の伸縮に
    より支持脚部方向に往復移動する埋設体取付部と、 を合成樹脂にて一体成形したことを特徴とするコンクリ
    ート埋設体の固定装置。
  2. 【請求項2】前記板バネ部は、二段以上連続されて成
    り、その連続部間において係合孔を有する補強部材が架
    設され、一方、前記埋設体取付部若しくは支持脚部に
    は、前記板バネ部が圧縮されたとき、前記係合孔と係合
    して板バネ部が横方向に潰れるのを防止する係合棒を備
    えたものである請求項1に記載のコンクリート埋設体の
    固定装置。
  3. 【請求項3】前記埋設体取付部は、バー材を保持する保
    持部を備えたものである請求項1又は2に記載のコンク
    リート埋設体の固定装置。
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CN112302335B (zh) * 2020-10-12 2022-04-19 上海建工集团股份有限公司 一种用于核心筒内筒体的可折叠模板系统的使用方法

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