JPH06768U - インクリボン装置 - Google Patents
インクリボン装置Info
- Publication number
- JPH06768U JPH06768U JP4153792U JP4153792U JPH06768U JP H06768 U JPH06768 U JP H06768U JP 4153792 U JP4153792 U JP 4153792U JP 4153792 U JP4153792 U JP 4153792U JP H06768 U JPH06768 U JP H06768U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】簡易な構成でインクリボンカセットを長期に亙
って安定使用できるようにする。 【構成】インク含浸体(21)および取付部(2)のい
ずれか一方に他方に向けて突出する凸部(31)を設け
るとともに、他方にインク含浸体(21)が転写ローラ
(25)と圧接する位置に位置決めされた場合に凸部
(31)を被嵌可能な凹部(35)を設ける。
って安定使用できるようにする。 【構成】インク含浸体(21)および取付部(2)のい
ずれか一方に他方に向けて突出する凸部(31)を設け
るとともに、他方にインク含浸体(21)が転写ローラ
(25)と圧接する位置に位置決めされた場合に凸部
(31)を被嵌可能な凹部(35)を設ける。
Description
【0001】
本考案は、プリンタ等に使用されるインクリボン装置に関する。
【0002】
インクリボン装置は、インクリボンカセットとインクリボンカセットを着脱自 在に装着可能な取付部(例えばプリンタのキャリア)とを含み構成されているの が一般的である。
【0003】 図4〜図7に従来のインクリボン装置の従来構成を示す。 これらの図において、11はインクリボンカセットのケース本体である。ケー ス本体11には、インクリボン15,インク含浸体としてのインクローラ21お よび転写ローラ25等が収容されている。
【0004】 ここで、インクローラ21は、インクを含浸しており、転写ローラ25に圧接 ・離隔可能に設けられている。具体的には、インクローラ21は、抓み部23a を有するインクローラハブ23に偏心して取り付けられており、当該ハブ23の 抓み部23aを用いて偏心運動させられることにより転写ローラ25に圧接・離 隔される構成とされている。
【0005】 なお、図5において、インクローラハブ23の抓み部23aが「0」に合わせ られている場合には、インクローラ21は転写ローラ25と非接触状態にある。 抓み部23aを「1」に合わせた場合には、インクローラ21は転写ローラ25 と圧接する。
【0006】 しかして、インクリボンカセットは、インクローラハブ23の抓み部23aが 「0」に合わせられた状態(すなわち、インクローラ21と転写ローラ25とが 非接触状態)で出荷される。これは、インクローラ21が、未使用の状態で転写 ローラ25に長時間圧接されていると、余分なインクが転写ローラ25に溜まり 印字ムラを引き起こすからである。そのため、インクリボンカセットを使用する 段階で、ユーザーがインクローラハブ23の抓み部23aを「1」に合わせる作 業を行うことになる。
【0007】 また、インクリボン15は、ケース本体11より引き出されてプリンタの図示 しない印字部(所定個数のピンを有する印字ヘッド,プラテン)に供給され、印 字ヘッドの各ピンと協働してプラテンに送られてきた用紙に文字等を印字する構 成とされている。そして、使用済みのインクリボン15部分は、一対のリボンフ ィードギヤ16,17によりケース本体11内に引き込まれ転写ローラ25と接 触しつつ所定方向に走行されてインクローラ21からのインクが転写(補給)さ れる。 なお、図4において、19は、リボンフィードギヤ17をリボンフィードギヤ 16に圧接するためのバネである。
【0008】
ところで、上記したインクリボン装置では、インクリボンカセットを使用する 段階で、ユーザーがインクローラハブ23の抓み部23aを回動操作してインク ローラ21を転写ローラ25に圧接させなければならないが、当該操作が忘れら れることがある。
【0009】 かかる事態が生じると、インクリボン15がインク補給されない状態で使用さ れることになる。ここで、インクは一種の潤滑剤の役目を果たすので、インク無 補給ではインクリボン15が早期に劣化してしまいインクリボンカセットの寿命 が短くなる。
【0010】 本考案の目的は、上記事情に鑑み、簡易な構成でインクリボンカセットを長期 に亙って安定使用することができるインクリボン装置を提供することにある。
【0011】
本考案に係るインクリボン装置は、所定方向に走行されるインクリボンと、こ のリンクリボンと接触するように設けられた転写ローラと、インクを含浸し転写 ローラに圧接・離隔可能に設けられたインク含浸体とをケース本体に収容し、イ ンク含浸体が転写ローラに圧接された際にインク含浸体からインクが転写ローラ を介してインクリボンに転写するように形成されたインクリボンカセットと、こ のインクリボンカセットを着脱自在に装着可能な取付部とを備え、インク含浸体 および取付部のいずれか一方に他方に向けて突出する凸部を設けるとともに、他 方にインク含浸体が転写ローラと圧接する位置に位置決めされた場合に凸部を被 嵌可能な凹部を設けたことを特徴とする。
【0012】
上記構成による本考案では、インクリボンカセットを取付部に装着する際に、 ユーザーの過誤等によりインク含浸体が転写ローラと圧接する位置に位置決めさ れなかった場合には、凸部が凹部に嵌挿されずインクリボンカセットは取付部に 装着できない。インク含浸体が、転写ローラと圧接する位置に位置決めされた場 合にのみ凸部が凹部に嵌挿され、インクリボンカセットは取付部に装着される。 そのためインクリボンカセットが取付部に装着された状態では、必ずインク含 浸体が転写ローラに圧接されインクリボンにインクが転写(補給)されることに なるので、インク無補給状態でインクリボンが使用されることはない。
【0013】 したがって、簡易な構成でインクリボンカセットを長期に亙って安定使用する ことができる。
【0014】
本考案の一実施例を図面に基づき説明する。 本実施例に係るインクリボン装置は、プリンタに適用されており、図1〜図3 に示す如く、インクリボンカセット10および取付部(キャリア2)を含み構成 されている。 なお、図4〜図7との共通部分については同一の符号を付し、その詳細説明を 省略する。
【0015】 ここで、インクリボンカセット10は、図2(A)に示す如く、一対のリボン フィードギヤ16,17により所定方向に走行されるインクリボン15と、イン クを含浸し転写ローラ25に圧接・離隔可能に設けられたインク含浸体(インク ローラ21)とをケース本体11に収容し、インクローラ21が転写ローラ25 に圧接された際にインクローラ21からインクが転写ローラ25を介してインク リボン15に転写(補給)するように形成されている。
【0016】 本実施例では、ケース本体11の両側部には、図1に示す如く、キャリア2の フック部3,3と脱離可能に係合する係止部13,13が設けられている。係止 部13,13は、ケース本体11と一体に成形されており弾力性を有している。 また、ケース本体11のキャリア2と接触される底部12には、図2(A),( B)に示す如く、凸部用穴部12aが円弧状に貫通穿設されている。
【0017】 また、インクローラ21は、インクローラハブ23に所定量だけ偏心して取り 付けられている。しかして、インクローラハブ23の抓み部23aを所定量だけ 回動させることにより、インクローラ21は偏心運動し、その外周面22が転写 ローラ25に圧接(又は離隔)される。
【0018】 また、インクローラハブ23のケース本体底部12と接触する面には、図2( B)に示す如く、凸部31が穴部12aより外方に突出するように設けられてい る。しかして、インクローラハブ23(したがって、インクローラ21)を所定 量だけ回動させると、凸部31は穴部12a内を当該ハブ23と同期的に移動さ れる。
【0019】 一方、キャリア2は、プリンタ本体(図示省略)に往復移動可能に設けられて いる。キャリア2の両側部には、上記した如くフック部3,3が設けられている 。また、キャリア2のインクリボンカセット装着面には、凹部35が設けられて いる。
【0020】 凹部35は、インクリボンカセット10のインクローラ21が転写ローラ25 と圧接される位置に位置決めされた場合に凸部31を被嵌可能に設けられている 。 なお、図1において、5は印字ヘッドである。
【0021】 次に、作用について説明する。 インクリボンカセット10をキャリア2に装着する際に、ユーザーの過誤等に よりインクローラ21が転写ローラ25と圧接する位置に位置決めされなかった 場合には、凸部31が凹部35に嵌挿されない。そのため、凸部31に邪魔され て、インクリボンカセット10の係止部13,13を、キャリア2のフック部3 ,3と係合可能な位置に位置決めすることができず、当該カセット10をキャリ ア2に装着できない。
【0022】 これにより、ユーザーが、インクローラ21が転写ローラ25と圧接されてい ないことに気がついて、インクローラハブ23の抓み部23aを回動操作してイ ンクローラ21を転写ローラ25と圧接する位置に位置決めすると、凸部31が 凹部35に嵌挿される。その結果、凸部31に邪魔されることなく、インクリボ ンカセット10の係止部13,13とキャリア2のフック部3,3とを係合させ て当該カセット10をキャリア2に装着することができる。
【0023】 しかして、この実施例によれば、インクローラ21にキャリア2に向けて突出 する凸部31を設けるとともに、キャリア2にインクローラ21が転写ローラ2 5と圧接する位置に位置決めされた場合に凸部31を被嵌可能な凹部35を設け た構成としたので、インクローラ21が転写ローラ25と圧接する位置に位置決 めされた場合にのみ凸部31に邪魔されることなくインクリボンカセット10を キャリア2に装着することができる。 したがって、インク無補給状態でインクリボン15が使用されることがなくな る。その結果、簡易な構成でインクリボンカセット10を長期に亙って安定使用 することができる。
【0024】 また、インクローラ21側のインクローラハブ23に凸部31を設け、キャリ ア2側に凹部35等を設けるだけであるので、従来のインクリボンカセットおよ びキャリアを簡単に改良して本考案を構成することができる。
【0025】 なお、上記実施例では、インクローラ21(インクローラハブ23)に凸部3 1を設けるとともに、キャリア2に凹部35を設けたが、逆にインクローラ21 (インクローラハブ23)に凹部(35)を設けるとともに、キャリア2に凸部 (31)を設けてもよい。
【0026】
本考案によれば、インク含浸体および取付部のいずれか一方に他方に向けて突 出する凸部を設けるとともに、他方にインク含浸体が転写ローラと圧接する位置 に位置決めされた場合に凸部を被嵌可能な凹部を設けた構成としたので、インク ローラが転写ローラと圧接する位置に位置決めされた場合にのみ、凸部に邪魔さ れることなくインクリボンカセットを取付部に装着することができる。 したがって、インク無補給状態でインクリボンが使用されることがなくなり、 簡易な構成でインクリボンカセットを長期に亙って安定使用することができる。
【図1】本考案の一実施例を示す分解斜視図である。
【図2】一実施例の凸部と凹部との位置関係を説明する
ための図である。
ための図である。
【図3】凸部が凹部に嵌挿された状態を示す図である。
【図4】従来のインクリボンカセットの内部構成を説明
するための図である。
するための図である。
【図5】従来のインクリボンカセットの外観図である。
【図6】従来のインクリボンカセットのインクローラと
転写ローラとの出荷時の位置を示す図である。
転写ローラとの出荷時の位置を示す図である。
【図7】従来のインクリボンカセットのインクローラと
転写ローラとの使用時の位置を示す図である。
転写ローラとの使用時の位置を示す図である。
2 キャリア(取付部) 10 インクリボンカセット 11 ケース本体 15 インクリボン 21 インクローラ 25 転写ローラ 31 凸部 35 凹部
Claims (1)
- 【請求項1】 所定方向に走行されるインクリボンと、
このリンクリボンと接触するように設けられた転写ロー
ラと、インクを含浸し転写ローラに圧接・離隔可能に設
けられたインク含浸体とをケース本体に収容し、インク
含浸体が転写ローラに圧接された際にインク含浸体から
インクが転写ローラを介してインクリボンに転写するよ
うに形成されたインクリボンカセットと、 このインクリボンカセットを着脱自在に装着可能な取付
部とを備え、 インク含浸体および取付部のいずれか一方に他方に向け
て突出する凸部を設けるとともに、他方にインク含浸体
が転写ローラと圧接する位置に位置決めされた場合に凸
部を被嵌可能な凹部を設けたことを特徴とするインクリ
ボン装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4153792U JP2569678Y2 (ja) | 1992-06-17 | 1992-06-17 | インクリボン装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4153792U JP2569678Y2 (ja) | 1992-06-17 | 1992-06-17 | インクリボン装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06768U true JPH06768U (ja) | 1994-01-11 |
| JP2569678Y2 JP2569678Y2 (ja) | 1998-04-28 |
Family
ID=12611170
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4153792U Expired - Lifetime JP2569678Y2 (ja) | 1992-06-17 | 1992-06-17 | インクリボン装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2569678Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-06-17 JP JP4153792U patent/JP2569678Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2569678Y2 (ja) | 1998-04-28 |
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