JPH0676927B2 - 荷重測定用補助部材 - Google Patents
荷重測定用補助部材Info
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- JPH0676927B2 JPH0676927B2 JP59230072A JP23007284A JPH0676927B2 JP H0676927 B2 JPH0676927 B2 JP H0676927B2 JP 59230072 A JP59230072 A JP 59230072A JP 23007284 A JP23007284 A JP 23007284A JP H0676927 B2 JPH0676927 B2 JP H0676927B2
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01L—MEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
- G01L1/00—Measuring force or stress, in general
- G01L1/26—Auxiliary measures taken, or devices used, in connection with the measurement of force, e.g. for preventing influence of transverse components of force, for preventing overload
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Force Measurement Appropriate To Specific Purposes (AREA)
Description
本発明は荷重計の測定方法および荷重測定用補助部材に
関するものである。 [イ]従来技術 高荷重用の荷重計として、歪ゲージ、差動トランス等を
用いて電気的に荷重を測定する荷重計(ロードセル)が
使用されている。 この荷重計の形状はセンターホール型と円柱型の二種類
存在する。 第17図にセンターホール型の荷重計を山留工事のアース
アンカーにかかる荷重測定に用いた、従来の測定方法の
一例を示す。 すなわち、PC鋼より線9からなるアンカー緊張材に所定
の緊張力を与えて定着する場合において、PC鋼より線9
に台座金物7、ジャッキチェア5、およびジャッキ6か
らなる定着具を環装する際に、台座金物7とジャッキチ
ェア5の間に支圧板3を介して荷重計2を装着し、PC鋼
より線9にはたらく緊張力を荷重計2の出力によって計
測する。 この荷重計2を使って荷重を測定する際、荷重計2の受
圧面に均一荷重がかかる場合には、荷重計2は実荷重に
等しい正確な値を出力する。 しかし、荷重計2の受圧面に不均一荷重または偏心荷重
がかかる場合には、荷重計2の出力に誤差を生じる事が
ある。 従って、計測データの信頼性に問題が残る。 ところで、計測時の荷重分布状態を検討すると、おおむ
ね第1A〜1F図に示す荷重分布状態を想定できる。 すなわち、荷重分布状態は中心荷重(第1A図〜第1C図)
と偏心荷重(第1D図〜第1F図)に大別でき、さらに均一
荷重(第1A図)と不均一荷重(第1B図〜第1F図)に分け
られる。 不均一荷重または偏心荷重がかかる原因は2つ考えられ
る。 一つは荷重計2の寸法とジャッキ6、ジャッキチェア
5、支圧板3、台座金物7等の形状や寸法に原因がある
場合である。 この場合には、ある程度荷重計2による出力誤差は避け
られない。 もう一つの原因は、荷重計2、ジャッキ6等を装着する
ときの施工誤差に原因がある場合である。 これは施工方法を慎重に行なう事によって避ける事が可
能である。 荷重計2の寸法と、ジャッキチェア5の寸法、形状が原
因で荷重計2の出力値に誤差を生じる例を第2、3図に
示す。 第2図の場合には、荷重計2の受圧面よりも外側の位置
にジャッキチェア5を介して荷重がかかる場合で、受圧
面の外側に大きい不均一荷重がかかる。 この場合の荷重計2の出力値は、実荷重よりも低くな
る。 また、第3図の場合は、荷重計2の受圧面よりも内側
に、アンカーヘッド8を介して荷重がかかる場合で、荷
重計2の受圧面の内側に大きい不均一荷重がかかる。 この場合の荷重計2の出力値は実荷重よりも高くなる。 一方偏心荷重に対する対策としては、一般に二つの方法
がある。 1つは荷重計製作時に歪ゲージを円周に隙間なく直交二
軸に貼り、ブリッジを組む方法である。 もう一つの方法は荷重計の頭部に球座を取り付け、軸方
向の偏心の影響を吸収する方法である。 不均一荷重に対する対策として一般に2つの方法があ
る。 その1つは荷重計2の背を高くする方法と、または支圧
板3を非常に厚くして、不均一荷重による影響を受け難
くする方法である。 もう1つの方法は荷重計2の頭部に鋼球等を挿入して、
荷重の受圧状態を集中荷重として荷重を受け、荷重の受
圧点の状態を安定化して荷重計2の出力特性を良くする
方法である。 [ロ]本発明が解決しようとする問題点 上記した不均一荷重の影響を避けるための各方法には次
のような問題点が存在する。 (1)荷重計の背を高くする方法と支圧板の厚さを厚く
する方法は、荷重計の製作コストおよび使用上の面で、
荷重計の大きさや重量に一定の制限を受けるため、対処
方法に限界がある。 (2)荷重計の頭部に鋼球を挿入する方法は、円柱型の
荷重計に対しては適応できるが、センターホール型の荷
重計には適応できず、不均一荷重の出力誤差を除去する
適切な手段がない。 本発明はこの様な問題点を解決するために成されたもの
で、荷重計にかかる荷重が不均一荷重の場合に発生する
出力誤差を除去し、正確な測定値が得られる荷重計の測
定方法および荷重測定用補助部材を提供する事を目的と
する。 [ハ]問題点を解決するための手段 本発明は荷重計と支圧板の間に環状の荷重測定用補助部
材を介在させる事によって、荷重測定の際の不均一荷重
や偏心荷重による影響を除去する技術手段に関するもの
である。 [ニ]実施例 以下本発明を図面を参照しながら説明するが、まず、本
発明に使用する荷重測定用補助部材について説明する。 (1)測定用補助部材 荷重測定用補助部材(以下「測定用補助部材」と言う)
1は第4図に示すようにセンターホール型や円柱型の荷
重計2と支圧板3との間に介在させて作用する環状の部
材である。 この測定用補助部材1は例えば鋼材等からなり、中央に
円形の開口部15を開設して形成する。 この測定用補助部材1の寸法は、この測定用補助部材1
が荷重計2と支圧板3との間に介在する関係から、開口
部15の内径および外径は荷重計2の受圧面と、支圧板3
の指圧面に十分接触できる寸法に形成する。 測定用補助部材1は、負荷する荷重の種類によって寸法
が異なるので、詳しい寸法については後述する。 また、測定用補助部材1の外周にはハンドル4を突設し
ておくと、測定用補助部材1の装着が容易である。 この測定用補助部材1は両面を平滑面11からなるタイプ
(第5図)、および平板にリンク状の突起体12を突設し
てなるタイプ(第6図)の両タイプのものを使用する事
ができる。 (2)測定方法 次に上述した測定用補助部材1を使用した荷重の測定状
態について検討する。 荷重計2の出力誤差を除去する方法別に説明する。
関するものである。 [イ]従来技術 高荷重用の荷重計として、歪ゲージ、差動トランス等を
用いて電気的に荷重を測定する荷重計(ロードセル)が
使用されている。 この荷重計の形状はセンターホール型と円柱型の二種類
存在する。 第17図にセンターホール型の荷重計を山留工事のアース
アンカーにかかる荷重測定に用いた、従来の測定方法の
一例を示す。 すなわち、PC鋼より線9からなるアンカー緊張材に所定
の緊張力を与えて定着する場合において、PC鋼より線9
に台座金物7、ジャッキチェア5、およびジャッキ6か
らなる定着具を環装する際に、台座金物7とジャッキチ
ェア5の間に支圧板3を介して荷重計2を装着し、PC鋼
より線9にはたらく緊張力を荷重計2の出力によって計
測する。 この荷重計2を使って荷重を測定する際、荷重計2の受
圧面に均一荷重がかかる場合には、荷重計2は実荷重に
等しい正確な値を出力する。 しかし、荷重計2の受圧面に不均一荷重または偏心荷重
がかかる場合には、荷重計2の出力に誤差を生じる事が
ある。 従って、計測データの信頼性に問題が残る。 ところで、計測時の荷重分布状態を検討すると、おおむ
ね第1A〜1F図に示す荷重分布状態を想定できる。 すなわち、荷重分布状態は中心荷重(第1A図〜第1C図)
と偏心荷重(第1D図〜第1F図)に大別でき、さらに均一
荷重(第1A図)と不均一荷重(第1B図〜第1F図)に分け
られる。 不均一荷重または偏心荷重がかかる原因は2つ考えられ
る。 一つは荷重計2の寸法とジャッキ6、ジャッキチェア
5、支圧板3、台座金物7等の形状や寸法に原因がある
場合である。 この場合には、ある程度荷重計2による出力誤差は避け
られない。 もう一つの原因は、荷重計2、ジャッキ6等を装着する
ときの施工誤差に原因がある場合である。 これは施工方法を慎重に行なう事によって避ける事が可
能である。 荷重計2の寸法と、ジャッキチェア5の寸法、形状が原
因で荷重計2の出力値に誤差を生じる例を第2、3図に
示す。 第2図の場合には、荷重計2の受圧面よりも外側の位置
にジャッキチェア5を介して荷重がかかる場合で、受圧
面の外側に大きい不均一荷重がかかる。 この場合の荷重計2の出力値は、実荷重よりも低くな
る。 また、第3図の場合は、荷重計2の受圧面よりも内側
に、アンカーヘッド8を介して荷重がかかる場合で、荷
重計2の受圧面の内側に大きい不均一荷重がかかる。 この場合の荷重計2の出力値は実荷重よりも高くなる。 一方偏心荷重に対する対策としては、一般に二つの方法
がある。 1つは荷重計製作時に歪ゲージを円周に隙間なく直交二
軸に貼り、ブリッジを組む方法である。 もう一つの方法は荷重計の頭部に球座を取り付け、軸方
向の偏心の影響を吸収する方法である。 不均一荷重に対する対策として一般に2つの方法があ
る。 その1つは荷重計2の背を高くする方法と、または支圧
板3を非常に厚くして、不均一荷重による影響を受け難
くする方法である。 もう1つの方法は荷重計2の頭部に鋼球等を挿入して、
荷重の受圧状態を集中荷重として荷重を受け、荷重の受
圧点の状態を安定化して荷重計2の出力特性を良くする
方法である。 [ロ]本発明が解決しようとする問題点 上記した不均一荷重の影響を避けるための各方法には次
のような問題点が存在する。 (1)荷重計の背を高くする方法と支圧板の厚さを厚く
する方法は、荷重計の製作コストおよび使用上の面で、
荷重計の大きさや重量に一定の制限を受けるため、対処
方法に限界がある。 (2)荷重計の頭部に鋼球を挿入する方法は、円柱型の
荷重計に対しては適応できるが、センターホール型の荷
重計には適応できず、不均一荷重の出力誤差を除去する
適切な手段がない。 本発明はこの様な問題点を解決するために成されたもの
で、荷重計にかかる荷重が不均一荷重の場合に発生する
出力誤差を除去し、正確な測定値が得られる荷重計の測
定方法および荷重測定用補助部材を提供する事を目的と
する。 [ハ]問題点を解決するための手段 本発明は荷重計と支圧板の間に環状の荷重測定用補助部
材を介在させる事によって、荷重測定の際の不均一荷重
や偏心荷重による影響を除去する技術手段に関するもの
である。 [ニ]実施例 以下本発明を図面を参照しながら説明するが、まず、本
発明に使用する荷重測定用補助部材について説明する。 (1)測定用補助部材 荷重測定用補助部材(以下「測定用補助部材」と言う)
1は第4図に示すようにセンターホール型や円柱型の荷
重計2と支圧板3との間に介在させて作用する環状の部
材である。 この測定用補助部材1は例えば鋼材等からなり、中央に
円形の開口部15を開設して形成する。 この測定用補助部材1の寸法は、この測定用補助部材1
が荷重計2と支圧板3との間に介在する関係から、開口
部15の内径および外径は荷重計2の受圧面と、支圧板3
の指圧面に十分接触できる寸法に形成する。 測定用補助部材1は、負荷する荷重の種類によって寸法
が異なるので、詳しい寸法については後述する。 また、測定用補助部材1の外周にはハンドル4を突設し
ておくと、測定用補助部材1の装着が容易である。 この測定用補助部材1は両面を平滑面11からなるタイプ
(第5図)、および平板にリンク状の突起体12を突設し
てなるタイプ(第6図)の両タイプのものを使用する事
ができる。 (2)測定方法 次に上述した測定用補助部材1を使用した荷重の測定状
態について検討する。 荷重計2の出力誤差を除去する方法別に説明する。
<A>外側に不均一荷重がかかる場合(第7、8図) 測定用補助部材1の外径D1を荷重計2の外径D2と等しく
形成したものを使用する。 <B>内側に不均一荷重がかかる場合(第9図) 測定用補助部材1の内径D3を荷重計2の内径D4と等しい
寸法のものを使用する。 <C>外側に過大不均一荷重がかかる場合(第10〜12
図) 上記した外側に不均一荷重がかかる場合に使用する寸法
の測定用補助部材1の平滑面11に、または突起体12に外
方側を斜めにカットして外方斜面13を形成する。 この外方斜面13は、測定用補助部材1の上下いずれか一
方の面もしくは両面に形成する。 <D>内側に過大不均一荷重がかかる場合(第13〜15
図) 前記内側に不均一荷重がかかる場合の所定の寸法に形成
した測定用補助部材1の平滑面11もしくは突起体12に内
側の面をカットして内方斜面14を形成する。 (3)測定結果 本発明者は支圧板3と荷重計2の間に前述した測定用補
助部材1を挿入して介在することによって、支圧板3に
負荷する荷重の種類に影響を受けずに正確に測定値を検
出することができる事を実験により確認した。 [荷重計の出力測定の一例] すなわち、支圧板3を介して荷重計2とジャッキ6を同
一線上に配置し、さらに 1)荷重計2と支圧板3の間に測定用補助部材1を介在
させないタイプ 2)荷重計2と支圧板3の間に第5図に示した測定用補
助部材1を介在させたタイプ 3)荷重計2と支圧板3の間に第11図に示した測定用補
助部材1を介在させたタイプ の三タイプを準備し、支圧板3の内方と外方にそれぞれ
不均一荷重をかけて、各タイプ別に荷重計2の出力値を
測定した。 測定結果を第16図に示す。 この測定結果により、測定用補助部材1を使用しない場
合には、支圧板3の外方に不均一荷重が作用した場合に
は実際の荷重より10%程度低い値で出力され、また内方
に負荷した場合にはジャッキによる実際の負荷荷重の5
〜6%程度高い値で出力されていることが分かる。 これに対し、本発明の測定用補助部材1を使用したタイ
プはいずれも実際の荷重と出力値との間に誤差がほとん
ど見られず、荷重計2の出力誤差が除去されている事が
明らかである。 これは、平滑状の測定用補助部材1の場合には、支圧板
3にかかる片側に大きい不均一荷重が荷重計2に伝達す
る際に、補助部材1を介して荷重を伝達することによ
り、荷重分布状態が均一荷重に近いものに変化したため
に、荷重計2の出力誤差が除去されたものと考えられ
る。 また、傾斜面付きの測定用補助部材の場合には支圧板が
撓むことによって不均一荷重の程度が増幅された状態の
荷重分布が、測定用補助部材の傾斜面部分で支圧板が撓
むことによる影響が吸収されてしまい、傾斜面付きの測
定用補助部材を介する事により、荷重分布状態が均一荷
重に近いものに変化したために、荷重計の出力誤差が除
去されたものと考えられる。 本発明にかかる荷重測定用補助部材を使用すると、不均
一荷重による荷重計の出力誤差だけでなく偏心荷重によ
る荷重計の出力誤差もある程度有効に除去できる事が分
かった。 (4)実際の使用方法(第4図) 一般に荷重計2やジャッキ6やジャッキチェアー5、支
圧板3、台座金物7等の機種や寸法は、当初より決まっ
ているので、これらの種類に応じた幾つかの測定用補助
部材1をあらかじめ製造しておき、不均一荷重の度合や
使用する機種によって、適切な形状の測定用補助部材1
を選定して使用する。 また、荷重測定前に、選定した測定用補助部材1を使用
して油圧ジャッキ荷重と荷重計2の出力に誤差がない事
を、精度検定をして確認しておく必要がある。 (5)その他の実施例 分割型の測定用補助部材1を使用する事も勿論可能であ
る。 本実施例のように分割型の測定用補助部材1を使用する
と、荷重計2と支圧板3の狭い空間内における村測定用
補助部材1の挿入、取り外しの操作が簡易となる場合も
ある。 [ホ]効果 本発明は以上説明したようになるので次のような効果を
期待する事ができる。 (1)従来まで荷重計を使って測定する場合、負荷する
荷重状態の影響を受けて、正確な測定値を求める事が困
難であったが、本発明のように支圧板と荷重計の間に所
定の寸法の測定用補助部材を選択して介在させた事によ
り、測定誤差を除去する事ができた。 その結果、高い測定精度が得られ、測定値に対する信頼
性が向上する。 (2)センターホール型や円柱型等の荷重計の種類に影
響を受けずに出力誤差を除去して測定する事ができる。 (3)測定用補助部材を適宜選択して使用する事によ
り、荷重計等の機種や荷重状態に応じて最適な条件下で
荷重計の出力誤差を除去する事ができる。 (4)簡単な形状の測定用補助部材を支圧板と荷重計と
の間に挿入するだけで良いから、取り扱い作業が極めて
容易である。 (5)補助部材1は、剛性であり、環状になっているこ
とにより、不均一荷重を均一荷重に変化させ、正確に荷
重を測定出来る。
形成したものを使用する。 <B>内側に不均一荷重がかかる場合(第9図) 測定用補助部材1の内径D3を荷重計2の内径D4と等しい
寸法のものを使用する。 <C>外側に過大不均一荷重がかかる場合(第10〜12
図) 上記した外側に不均一荷重がかかる場合に使用する寸法
の測定用補助部材1の平滑面11に、または突起体12に外
方側を斜めにカットして外方斜面13を形成する。 この外方斜面13は、測定用補助部材1の上下いずれか一
方の面もしくは両面に形成する。 <D>内側に過大不均一荷重がかかる場合(第13〜15
図) 前記内側に不均一荷重がかかる場合の所定の寸法に形成
した測定用補助部材1の平滑面11もしくは突起体12に内
側の面をカットして内方斜面14を形成する。 (3)測定結果 本発明者は支圧板3と荷重計2の間に前述した測定用補
助部材1を挿入して介在することによって、支圧板3に
負荷する荷重の種類に影響を受けずに正確に測定値を検
出することができる事を実験により確認した。 [荷重計の出力測定の一例] すなわち、支圧板3を介して荷重計2とジャッキ6を同
一線上に配置し、さらに 1)荷重計2と支圧板3の間に測定用補助部材1を介在
させないタイプ 2)荷重計2と支圧板3の間に第5図に示した測定用補
助部材1を介在させたタイプ 3)荷重計2と支圧板3の間に第11図に示した測定用補
助部材1を介在させたタイプ の三タイプを準備し、支圧板3の内方と外方にそれぞれ
不均一荷重をかけて、各タイプ別に荷重計2の出力値を
測定した。 測定結果を第16図に示す。 この測定結果により、測定用補助部材1を使用しない場
合には、支圧板3の外方に不均一荷重が作用した場合に
は実際の荷重より10%程度低い値で出力され、また内方
に負荷した場合にはジャッキによる実際の負荷荷重の5
〜6%程度高い値で出力されていることが分かる。 これに対し、本発明の測定用補助部材1を使用したタイ
プはいずれも実際の荷重と出力値との間に誤差がほとん
ど見られず、荷重計2の出力誤差が除去されている事が
明らかである。 これは、平滑状の測定用補助部材1の場合には、支圧板
3にかかる片側に大きい不均一荷重が荷重計2に伝達す
る際に、補助部材1を介して荷重を伝達することによ
り、荷重分布状態が均一荷重に近いものに変化したため
に、荷重計2の出力誤差が除去されたものと考えられ
る。 また、傾斜面付きの測定用補助部材の場合には支圧板が
撓むことによって不均一荷重の程度が増幅された状態の
荷重分布が、測定用補助部材の傾斜面部分で支圧板が撓
むことによる影響が吸収されてしまい、傾斜面付きの測
定用補助部材を介する事により、荷重分布状態が均一荷
重に近いものに変化したために、荷重計の出力誤差が除
去されたものと考えられる。 本発明にかかる荷重測定用補助部材を使用すると、不均
一荷重による荷重計の出力誤差だけでなく偏心荷重によ
る荷重計の出力誤差もある程度有効に除去できる事が分
かった。 (4)実際の使用方法(第4図) 一般に荷重計2やジャッキ6やジャッキチェアー5、支
圧板3、台座金物7等の機種や寸法は、当初より決まっ
ているので、これらの種類に応じた幾つかの測定用補助
部材1をあらかじめ製造しておき、不均一荷重の度合や
使用する機種によって、適切な形状の測定用補助部材1
を選定して使用する。 また、荷重測定前に、選定した測定用補助部材1を使用
して油圧ジャッキ荷重と荷重計2の出力に誤差がない事
を、精度検定をして確認しておく必要がある。 (5)その他の実施例 分割型の測定用補助部材1を使用する事も勿論可能であ
る。 本実施例のように分割型の測定用補助部材1を使用する
と、荷重計2と支圧板3の狭い空間内における村測定用
補助部材1の挿入、取り外しの操作が簡易となる場合も
ある。 [ホ]効果 本発明は以上説明したようになるので次のような効果を
期待する事ができる。 (1)従来まで荷重計を使って測定する場合、負荷する
荷重状態の影響を受けて、正確な測定値を求める事が困
難であったが、本発明のように支圧板と荷重計の間に所
定の寸法の測定用補助部材を選択して介在させた事によ
り、測定誤差を除去する事ができた。 その結果、高い測定精度が得られ、測定値に対する信頼
性が向上する。 (2)センターホール型や円柱型等の荷重計の種類に影
響を受けずに出力誤差を除去して測定する事ができる。 (3)測定用補助部材を適宜選択して使用する事によ
り、荷重計等の機種や荷重状態に応じて最適な条件下で
荷重計の出力誤差を除去する事ができる。 (4)簡単な形状の測定用補助部材を支圧板と荷重計と
の間に挿入するだけで良いから、取り扱い作業が極めて
容易である。 (5)補助部材1は、剛性であり、環状になっているこ
とにより、不均一荷重を均一荷重に変化させ、正確に荷
重を測定出来る。
第1A〜3図:荷重の分布状態の説明図 第4図:本発明の一実施例の説明図 第5、6図:測定用補助部材の説明図 第7〜15図:その他の測定用補助部材の説明図 第16図:タイプ別の出力測定結果の説明図 第17図:従来の荷重の測定方法の説明図 1:測定用補助部材、2:荷重計、3:支圧板、11:平滑面、1
2:突起体
2:突起体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮澤 徹 神奈川県藤沢市渡内380―206 (72)発明者 永綱 泰一郎 神奈川県横浜市港北区富士塚2−23―23 1―302 (72)発明者 渡辺 英之 神奈川県横須賀市池田町1丁目76 (72)発明者 坂巻 毅 東京都日野市豊田2−7―9 (56)参考文献 特開 昭52−138173(JP,A) 特開 昭58−27037(JP,A) 特開 昭58−153134(JP,A) 実開 昭48−35110(JP,U) 実開 昭51−54506(JP,U)
Claims (2)
- 【請求項1】円柱型またはセンターホール型の荷重計と
支圧板との間に位置させて使用する荷重測定用補助部材
において、 中央に開口部を開設した剛性の環状部材よりなり、 該環状部材の外方側で外方向に厚さが薄くなるように斜
面を有している、 ことを特徴とする荷重測定用補助部材。 - 【請求項2】円柱型またはセンターホール型の荷重計と
支圧板との間に位置させて使用する荷重測定用補助部材
において、 中央に開口部を開設した剛性の環状部材よりなり、 該環状部材の内方側で内方向に厚さが薄くなるように斜
面を有している、 ことを特徴とする荷重測定用補助部材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59230072A JPH0676927B2 (ja) | 1984-11-02 | 1984-11-02 | 荷重測定用補助部材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59230072A JPH0676927B2 (ja) | 1984-11-02 | 1984-11-02 | 荷重測定用補助部材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
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| JPS61108938A JPS61108938A (ja) | 1986-05-27 |
| JPH0676927B2 true JPH0676927B2 (ja) | 1994-09-28 |
Family
ID=16902100
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59230072A Expired - Lifetime JPH0676927B2 (ja) | 1984-11-02 | 1984-11-02 | 荷重測定用補助部材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
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| JP (1) | JPH0676927B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014059157A (ja) * | 2012-09-14 | 2014-04-03 | Maeda Corp | Pcケーブルの緊張力推定方法 |
Families Citing this family (3)
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| JPH04114477U (ja) * | 1991-03-26 | 1992-10-08 | 株式会社安藤スクリーン製作所 | 振動篩の目詰り防止装置 |
| JPH0658828A (ja) * | 1992-08-11 | 1994-03-04 | Noriji Kaeba | 土圧の測定方法と測定装置 |
| JP2002221457A (ja) * | 2001-01-26 | 2002-08-09 | Toa Grout Kogyo Co Ltd | 光ファイバセンサを用いたアンカー材軸力計測方法および装置 |
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| JPS5851210B2 (ja) * | 1976-05-13 | 1983-11-15 | 株式会社安川電機 | 荷重検出方式 |
| JPS58153134A (ja) * | 1982-03-09 | 1983-09-12 | Hitachi Zosen Corp | 鋼構造物等の大荷重計測装置 |
-
1984
- 1984-11-02 JP JP59230072A patent/JPH0676927B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014059157A (ja) * | 2012-09-14 | 2014-04-03 | Maeda Corp | Pcケーブルの緊張力推定方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
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| JPS61108938A (ja) | 1986-05-27 |
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