JPH0677199U - 除電シート及びそれを用いた布材 - Google Patents

除電シート及びそれを用いた布材

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JPH0677199U
JPH0677199U JP2301892U JP2301892U JPH0677199U JP H0677199 U JPH0677199 U JP H0677199U JP 2301892 U JP2301892 U JP 2301892U JP 2301892 U JP2301892 U JP 2301892U JP H0677199 U JPH0677199 U JP H0677199U
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static elimination
sheet
carpet
paper
static
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JP2301892U
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Inventor
次夫 矢作
Original Assignee
株式会社日東商会
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 施工性が良好で耐水性及び機械的強度に優れ
た除電シート、及び制電機能を有し、製造が容易な布材
を提供すること。 【構成】 除電紙(1)の少なくとも一方の面に、導電
性材料を含有する樹脂層(2)を設けて成ることを特徴
とする除電シート及びこれを用いた布材。 【効果】 除電紙(1)の耐水性及び機械的強度が向上
し、特に広い範囲に敷設して用いるような場合の施工性
が極めて良好である。又、除電シートをカーペットの下
に配置させても従来の除電紙のように歩行による不快な
摩擦音が発生しない上、カーペット上に水を溢しても水
の浸透は除電シートで阻止されるので、カーペットは短
時間で自然乾燥しその内部に湿気がこもることがない。
更に本考案の布材は、カーペットの基材や壁材として好
適である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は除電シートに関し、特にカーペットと共に使用するのに適した耐水性 及び機械的強度に優れた除電シート及びそれを用いた布材に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、ドアの下や自動車の運転席の足元に、静電気の発生を防止することので きるマットが使用されようになった。従来、このようなマットは、基布を構成す る糸の一部として導電性繊維を用い、これをアースして使用するものであったが 、最近アースする必要のないマットが種々提案され(特開平2−14936号、 同2−60849号、同2−104772号、同2−106450号及び同2− 216284号)、実用化されるに至っている(例えばハイテクカーペット:株 式会社日東商会の商品名)。 このような状況の中で、最近、除電機能を有する紙質材(以下、「除電紙」と する。)が開発され、これをマットの下に敷設して除電機能を持たせることが行 われるようになった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の除電紙をカーペットの制電材としてそのまま使用し た場合には、施工時及び施工後において様々な問題が生じる。 例えば、施工時においては、除電紙を広げる際に除電紙が破け易く施工しにく いという欠点があり、施工後においては、歩行による不快な摩擦音等が発生する という欠点があった。 又、除電紙は水を吸収するためマット上に水が溢れた場合には乾くのに時間が かかり、この上を多くの人が歩行した場合には除電紙が細かく破けるために除電 機能が失われるという欠点があった。
【0004】 そこで、本考案者等は、上記の欠点を解決するために鋭意検討を重ねた結果、 除電紙の少なくとも一方の面に、導電性材料を含有する樹脂層を設けることによ り、除電紙の耐水性及び機械的強度を向上させると共に、施工性を良好なものと することができること、及びこの除電シートを基布の少なくとも一方の面に貼着 した場合には、その用途を著しく拡大させることができることを見出し、本考案 に到達した。 従って、本考案の第1の目的は、機械的強度に優れ、施工し易い除電シートを 提供することにある。 本考案の第2の目的は、制電機能を有し、製造が容易な布材を提供することに ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案の上記の諸目的は、除電紙の少なくとも一方の面に、導電性材料を含有 する樹脂層を設けて成ることを特徴とする除電シート及びそれを用いた布材によ って達成された。 以下、本考案の除電シートを図面に基づいて詳述する。 図1及び図2は本考案の除電シートの断面構成図である。 図中、符号(1)は除電紙、(2)は樹脂層である。
【0006】 本考案の除電シートは、図1に示した如く除電紙(1)の少なくとも一方の面 に樹脂層(2)を設けたものであり、必要に応じて図2に示した如く除電紙(1 )の両面に設けることもできる。 本考案において使用する除電紙(1)としては、例えばポリエステル繊維、導 電繊維(例えば炭素繊維)及びバインダーを用いて、湿式抄紙法によりシート状 に形成せしめたものを挙げることができる。
【0007】 本考案における樹脂層(2)は、コーティング法、スプレー塗工法、ラミネー ト法、ドット接着、ライン接着又は全面接着等の公知の方法により設けることが できる。特に熱接着性樹脂を用いた場合には、予めシート状に作製した樹脂層を 除電紙に容易に接着させることができ、これによって除電紙に機械的強度を付与 することができる。
【0008】 樹脂層(2)の厚みは、除電性能の観点から5〜100μmの範囲とすること が好ましい。 樹脂層(2)中に添加する導電性材料としては、帯電防止剤(界面活性剤)、 金属粉又はカーボンブラック等を挙げることができる。導電性材料の混合率は、 樹脂層が単独でフィルム形成能を有する範囲であれば良く、特に限定されるもの ではない。樹脂層の厚さが100μm以下であれば、0.5〜3.0重量%含有 させることによって、除電紙の制電性能を維持することができる。
【0009】 図3は、本考案の除電シートの使用例を示す断面図である。 図中、符号(3)はカーペット、(4)は除電シート及び(5)はコンクリー トスラブ(6)に敷設した緩衝材である。 カーペット(3)としては、公知のものを使用することができるが、基布やパ イル等に導電性繊維を用いた制電カーペットを使用することが好ましい。
【0010】 除電シート(4)は、現場において施工することもできるが、予め工場におい てカーペット(3)の裏面又は緩衝材(5)の上面に貼着しておけば施工が極め て容易になる。この場合、除電シート(4)の樹脂層として熱接着性を有する樹 脂を使用すれば、導電性の接着剤を使用することなく容易にカーペット等に貼着 することができる。
【0011】 又、基布の少なくとも一方の面に本考案の除電シートを貼着することにより、 容易に除電機能を有する布材を製造することができる。この場合の基布としては 、不織布又は布であることが必要である。基布として不織布を使用した場合には 、得られた布材を、マットやカーペット製造時の基布等として使用することがで きる。又、基布として織布を使用した場合には、壁材やシート材等として使用す ることができる。 尚、上記の布材は、基布に、結果として本考案の除電シートが貼着されれば足 り、その製造方法は特に限定されるものではない。
【0012】
【考案の効果】
以上詳述した如く、本考案の除電シートは、耐水性及び機械的強度に優れてい るので、特に広い範囲に敷設して用いるような場合には、施工性が極めて良好で ある。 又、本考案の除電シートは、カーペットの下に配置させても歩行による不快な 摩擦音が発生しない上、摩擦が繰り返し生じても除電シートが破壊されることが ない。更に、カーペット上に水を溢しても水の浸透が除電シートで阻止されるの で、短時間で自然乾燥し、カーペット内に湿気がこもることがない。 更に、本考案の布材は、壁材として、或いはカーペット等の基布として有用で ある。
【0013】
【実施例】
以下に、本考案を実施例によって更に詳述するが、本考案はこれによって限定 されるものではない。
【0014】 実施例1. 除電紙(ソルディオン:東レ株式会社製商品名)の一方の面に、カーボンブラ ックを3重量%含有せしめたエチレン−酢酸ビニル共重合樹脂を厚みが60μm になるように溶融押出法により塗工し、本考案の除電シートを得た。 得られた除電シートを、10KVに帯電させた物体に接触させて物体の帯電圧 を測定したところ、1KVであった(図4実線)。次いで、60秒後に帯電体か ら除電シートを取り除いたところ、物体の帯電圧はほとんど変化しなかった。 又、本考案の除電シートの帯電体表面積に対する貼付面積面積別除電効果を測 定したところ図5の結果が得られた。
【0015】 比較例1. アルミニウム板を、10KVに帯電させた物体に接触させて物体の帯電圧を測 定したところ、4KVであった(図4一点鎖線))。次いで、60秒後に帯電物 体からアルミニウム板を取り除いたところ、物体の帯電圧は再び10KVに上昇 した。 図4の結果から、本考案の除電シートは、除電性能に優れている上静電気を完 全に空中放電させることが確認された。 又、図5の結果から、本考案の除電シートをカーペットの裏面に配置する場合 、配置面積率が75%以上になるようすれば、帯電圧が約2KV以下となり十分 に制電機能を発揮することが確認された。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本考案の除電シートの断面構成図であ
る。
【図2】図2は、本考案の除電シートの他の実施例を示
す断面構成図である。
【図3】図3は、本考案の除電シートの使用例を示す断
面図である。
【図4】図4は、本考案の除電シートと他の素材との除
電性能を比較した図である。
【図5】図5は、本考案の除電シートの帯電体表面積に
対する貼付面積別除電効果を示す図である。
【符号の説明】
1・・・除電紙 2・・・樹脂層 3・・・カーペット 4・・・除電シート 5・・・緩衝材

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 除電紙の少なくとも一方の面に、導電性
    材料を含有する樹脂層を設けて成ることを特徴とする除
    電シート。
  2. 【請求項2】 樹脂層が、導電性材料を0.5〜3.0
    重量%混合してなる層である請求項1に記載の除電シー
    ト。
  3. 【請求項3】 樹脂層が、熱接着性樹脂層である請求項
    1又は2に記載の除電シート。
  4. 【請求項4】 基布の少なくとも一方の面に請求項1に
    記載の除電シートが貼着されてなる布材。
JP2301892U 1992-03-17 1992-03-17 除電シート及びそれを用いた布材 Pending JPH0677199U (ja)

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JPH0677199U true JPH0677199U (ja) 1994-10-28

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0450034A (ja) * 1990-06-17 1992-02-19 Daiwa:Kk 帯電防止マット

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0450034A (ja) * 1990-06-17 1992-02-19 Daiwa:Kk 帯電防止マット

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