JPH0677495U - 織機駆動用モータ - Google Patents

織機駆動用モータ

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JPH0677495U
JPH0677495U JP1590293U JP1590293U JPH0677495U JP H0677495 U JPH0677495 U JP H0677495U JP 1590293 U JP1590293 U JP 1590293U JP 1590293 U JP1590293 U JP 1590293U JP H0677495 U JPH0677495 U JP H0677495U
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JP
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Application number
JP1590293U
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English (en)
Inventor
繁樹 手塚
Original Assignee
日産テクシス株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案の目的は、始動時にはトルクが大き
く、定常運転時には電力消費が節減できると共に、モー
タの異常を検出する安価で小型な異常検出手段を有する
織機駆動用モータを提供することにある。 【構成】 本考案は、一次巻線12をデルタ結線とスタ
ー結線に切り換え自在なモータ本体10に、このモータ
本体10のスター結線時の異常を検出する異常検出手段
20を設けて構成した織機駆動用モータであって、前記
異常検出手段20は、各一次巻線12の一方の導出端部
13と、一次巻線12の他方の導出端部14が接続され
るスター結線時の中性点17との間の電位差を検出する
電位差検出手段25を備えて構成され、この電位差検出
手段25の電圧の検出によりモータ本体10の異常を検
出するようにした構成である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、織機駆動用モータに関し、さらに詳しくは一次巻線をデルタ結線と スター結線とに切り換え自在であると共に、スター結線時のモータの異常を検出 する手段を備えた織機駆動用モータに関する。
【0002】
【従来の技術】
織機の始動時には回転速度が遅く十分大きな力が得られないにもかかわらず、 最初の1回転目から筬打ちを行なうので、この筬打ち力が弱いと、いわゆる織段 が発生する。これを避けるため、起動トルクが大きいモータとして例えば二重籠 形モータが用いられているようである。しかし、十分な起動トルクを備えたモー タを使用することは好ましいことではあるが、一般に起動トルクの大きいモータ は、定常運転時の電力効率が悪く、最近のように、高出力のモータで高速度回転 させる場合は、長時間の稼動においては、電力消費は著しく多くなる。
【0003】 そこで、上述した問題点を解決した発明として、特公昭60ー50899号公 報に記載された発明が知られている。この発明の「織機の運転方法と装置」は、 モータの起動時に、一次巻線をデルタ結線にした場合は、一次巻線をスター結線 にした場合に対し数倍のトルクが得られることに着目したもので、図6に示すよ うに、織機の駆動モータ41に、一次巻線をデルタ結線に切り換えるデルタ切り 換え手段42と、一次巻線をスター結線に切り換えるスター切り換え手段43と を設け、織機の始動時はデルタ切り換え手段42を作動させると共に、スター切 り換え手段43を非作動としてデルタ結線でモータ41を作動させて大きいトル クを発生させ、一方、定常運転時はスター切り換え手段43を作動させると共に 、デルタ切り換え手段42を非作動としてスター結線でモータ41を作動させ、 電力消費を節減するようにしたものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】 上述したように、特公昭60ー50899号の発明は、始動時に大きいトルク が得られ、定常運転時においては、電力消費が節減できるようにした発明である が、このモータに従来設けられている安全装置としての異常検出手段44は、一 次巻線の電源側端部に、各相ごとに電流計45(45、45a、45b、45c )を挿入し、これら電流計45の電流の異常によりモータ41の異常を検出する ようになっている。従って、電流計45が3個必要なので、高価であり、しかも 広い取り付け場所が必要であった。
【0005】 そこで、本考案の目的は、始動時にはトルクが大きく、定常運転時には電力消 費が節減できると共に、モータの異常を検出する安価で小型な異常検出手段を有 する織機駆動用モータを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案は、一次巻線をデルタ結線とスター結線に 切り換え自在なモータ本体と、このモータ本体のスター結線時の異常を検出する 異常検出手段とを備えた織機駆動用モータであって、 前記異常検出手段は、各一次巻線の電源側の一方の導出端部と一次巻線の他方 の導出端部が接続されるスター結線時の中性点との間の電位差を検出する電位差 検出手段を有することを特徴としている。
【0007】
【作用】
本考案においては、各一次巻線の電源側の一方の導出端部と、スター結線の中 性点との間の電位差を検出する電位差検出手段を設けたので、いずれかの相に断 線などによる不導通があった場合は、異常を生じた相の検出電圧が欠相するので 異常を容易に検出できる。また、リレーなどに溶着が生じた場合は、停止中にも 異常導通により電圧が検出されるので、異常を検出することができる。また、電 位差検出手段は、一個ですむので取り付け場所を大幅に節減でき、しかも安価に 構成することができる。
【0008】
【実施例】
以下、本考案を図面を参照しながら実施例により説明する。図1は本考案の実 施例の構成を示す構成説明図、図2は同じく正常運転時の電圧検出状態説明図、 図3は同じく断線異常時の電圧検出状態説明図、図4は同じく停止時の電圧検出 状態説明図、図5は同じく溶着異常時の電圧検出状態説明図、図6は従来例の構 成を示す構成説明図である。
【0009】 本考案の実施例からなる織機駆動用モータEは、一次巻線12をデルタ結線と スター結線に切り換え自在なモータ本体10と、このモータ本体10のスター結 線時の異常を検出する異常検出手段20とを備えた織機駆動用モータである。そ して前記異常検出手段20は、各一次巻線12の電源側の一方の導出端部13と 一次巻線12の他方の導出端部14が接続されるスター結線時の中性点17との 間の電位差を検出する電位差検出手段として電圧計25一個を設けて構成されて いる。
【0010】 まず、本実施例の構成につき詳細に説明する。本実施例はモータ本体10と、 異常検出手段20とで構成されている。モータ本体10につき説明すると、11 は略図的に示した三相誘導モータで、固定子に卷回した一次巻線12(12a、 12b、12c)を有している。これら一次巻線12の一方の導出端部13(1 3a、13b、13c)はデルタ切り換え手段としてのデルタ切り換えスイッチ 15を介して他方の導出端部14(14a、14b、14c)に接続されている 。すなわち、このデルタ切り換えスイッチ15を閉じると、一方の導出端部13 aは他方の導出端部14cに、一方の導出端部13bは他方の導出端部14aに 、一方の導出端部13cは他方の導出端部14bにそれぞれ接続されている。こ の接続により一次巻線12はデルタ結線を形成する。
【0011】 また、他方の導出端部14は、スター切り換え手段としてのスター切り換えス イッチ16を介して相互に接続されている。すなわち、スター切り換えスイッチ 16が閉じると、上記他方の導出端部14a、14b、14cは接続されて一点 の接続点17を形成している。すなわち、スター切り換えスイッチ16が閉じる と、一次巻線12は中性点17を備えたスター結線を形成する。
【0012】 また、一方の導出端部13は電源接続端子18(18a、18b、18c)が 接続された電源スイッチ19を介して電源に接続されている。すなわち、このモ ータ本体10は、デルタ切り換えスイッチ15を作動させ(閉じ)、スター切り 換えスイッチ16を非作動(開く)にするとΔ結線で駆動し、スター切り換えス イッチ16を作動させ、デルタ切り換えスイッチ15を非作動にすると、スター 結線で駆動する。
【0013】 次に異常検出手段20につき説明する。異常検出手段20は、一方の導出端部 13と電源接続端子18との間の適宜の位置から分岐配線21(21a、21b 、21c)をそれぞれ分岐導出し、これらをダイオード22(22a、22b、 22c)を介して相互に接続して接続点23を形成し、この接続点23と中性点 17との間に電位差検出手段としての電圧計25を接続して構成されている。
【0014】 本実施例の全体を通しての実施態様を説明する。まず、織機の始動に際しては 、スター切り換えスイッチ16を開にして非作動とし、デルタ切り換えスイッチ 15を閉じて作動状態にしデルタ結線とする。そこで、電源を投入すると、モー タ本体10は起動し、筬打ちを行いながら数回転して定常運転状態に達する。そ こで、デルタ切り換えスイッチ15を非作動にした後、直ちにスター切り換えス イッチ16を閉じて作動状態とし、スター結線としてモータ本体10を駆動する 。上述したように結線を切り換えることにより、大きいトルクで始動させ、電力 効率の良い状態で定常運転を行うことができる。
【0015】 一方、異常検出手段である電圧計25は、定常運転時においては、異常がない 場合は、図2に示すように、各相の半波整流された電圧a、b、cが検出される 。そこで、例えば一次巻線12の断線とか、切り換えスイッチ15、16の接触 不良などで回路に不導通が生じた場合、例えば巻線12cの相に不導通があった 場合は、図3に示すように、検出電圧cが破線で示すように欠相した状態となる ので、不導通の事故は容易に検出することができる。
【0016】 また、モータ本体10を停止して、一次巻線12に電流を流していない場合は 、異常がなければ図4に示すように、電圧は検出されない。しかし例えば駆動回 路中のリレーなどに溶着があった場合は、電流が流れているので、図5に示すよ うに電圧が検出され、溶着などの事故は確実に検出できる。また、本実施例にお けるように、異常検出手段を1個の電圧計で構成した場合は、非常に小型で安価 であり、特に中性点がモータ本体の外部に設けられている場合は、既設のモータ に容易に取り付けることができる。
【0017】 なお、本実施例においては、デルタ切り換えスイッチ15、スター切り換えス イッチ16は手動で切り換えるように構成したが、自動操作でもよく、切り換え 時期もタイマーを用いて作動するようにしてもよいことは勿論である。
【0018】
【考案の効果】
以上詳述したように、本考案においては、各一次巻線の電源側の一方の導出端 部と、スター結線の中性点との間の電位差を検出する電位差検出手段を設けたの で、いずれかの相に断線などによる不導通があった場合は、異常を生じた相の検 出電圧が欠相するので異常を容易に検出できる。また、リレーなどに溶着が生じ た場合は、停止中にも異常導通により電圧が検出されるので、異常を検出するこ とができる。また、電位差検出手段は、一個ですむので取り付け場所を大幅に節 減でき、しかも安価に構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の構成を示す構成説明図。
【図2】同じく正常運転時の電圧検出状態説明図。
【図3】同じく断線異常時の電圧検出状態説明図。
【図4】同じく正常停止時の電圧検出状態説明図。
【図5】同じく溶着異常停止時の電圧検出状態説明図。
【図6】従来例の構成を示す構成説明図。
【符号の説明】
10 モータ本体 12、12a、12b、12c 一次巻線 13、13a、13b、13c 一方の導出端部 14、14a、14b、14c 他方の導出端部 17 中性点 20 異常検出手段 25 電位差検出手段

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一次巻線をデルタ結線とスター結線に切
    り換え自在なモータ本体と、このモータ本体のスター結
    線時の異常を検出する異常検出手段とを備えた織機駆動
    用モータであって、 前記異常検出手段は、各一次巻線の電源側の一方の導出
    端部と一次巻線の他方の導出端部が接続されるスター結
    線時の中性点との間の電位差を検出する電位差検出手段
    を有することを特徴とした織機駆動用モータ。
JP1590293U 1993-03-31 1993-03-31 織機駆動用モータ Pending JPH0677495U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004088833A1 (ja) * 2003-03-28 2004-10-14 Kabushiki Kaisha Yaskawa Denki 永久磁石内蔵形同期電動機の駆動システム
WO2019030842A1 (ja) * 2017-08-09 2019-02-14 三菱電機株式会社 電動機の駆動装置及び冷凍サイクル装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004088833A1 (ja) * 2003-03-28 2004-10-14 Kabushiki Kaisha Yaskawa Denki 永久磁石内蔵形同期電動機の駆動システム
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