JPH0677754U - 巻上げ式梯子の緩降装置 - Google Patents

巻上げ式梯子の緩降装置

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JPH0677754U
JPH0677754U JP2593293U JP2593293U JPH0677754U JP H0677754 U JPH0677754 U JP H0677754U JP 2593293 U JP2593293 U JP 2593293U JP 2593293 U JP2593293 U JP 2593293U JP H0677754 U JPH0677754 U JP H0677754U
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ladder
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flat belt
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中 満 田
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田中 満
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Abstract

(57)【要約】 【目的】巻上げ式梯子の緩降装置の梯子の吊り紐の巻取
り、巻戻しがスムーズ、かつ安全に行えるようにするこ
とを目的とする。 【構成】巻上げ式梯子の吊り紐をテトロン(商標名)等
合成樹脂製編成又は織成平ベルト2とし、ウインチ1の
巻取りドラム3の幅を該ベルトの幅bより若干大きくし
た。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は巻上げ式梯子を一定の速度で速やかに、かつ安全に降下させるための 、巻上げ式梯子の緩降装置に関するものであり、その巻上げ、降下操作を安全か つ円滑に行うことができるものである。
【0002】
【従来の技術】
避難用折畳み式梯子の下端に吊り紐を連結し、この吊り紐を巻上げ装置によっ て巻上げて梯子を引き上げ、巻上げ装置のラッチを外して梯子を自然に降下させ るものであって、その降下速度を巻上げ装置に組み込んだ遠心ブレーキによって 制限して、梯子を緩やかに降下させるようにしたものが従来公知であり(一例と して実開昭56−174700号公報参照)、このものは上記吊り紐としてワイ ヤロープ、ナイロンロープ等のロープを用いている。 上記従来技術はワイヤロープ30の下端を折畳み梯子31(図4、図5参照、 以下この項において同じ)の下端に連結し、上端を格納箱32の蓋33に固定し た手動巻上げ装置34によって巻き取ることにより折畳み式梯子31を引き上げ て、収納箱32に折畳んで格納するものである。上記公報にはその上記巻上げ装 置34の遠心ブレーキは図示されてないが、実際には巻取り装置は衝撃的に梯子 31が自由落下することを防止するために遠心ブレーキを備えていて、梯子31 は一定の速度で降下するようになっている。 梯子31を引き上げるための紐にはワイヤロープ、またはナイロンロープ等の ロープが用いられているが、巻取り装置が比較的小さな手動ウインチであり、こ れによって長いロープを巻き取るものであるために、ロープが一ヶ所に山形に巻 取られ、山形に巻取られたロープが巻崩れを生じ、これが繰り返される。このた めに巻乱れを生じ、その結果巻取り操作が容易でなく、さらにロープが縺れて巻 戻し動作が円滑に行われないという恐れがある。 さらに、安全確保のために比較的太いロープを用いなければならないが、太い ロープは曲げに対して堅いために、巻取り抵抗が大きく、従って梯子の引上げ、 折畳み操作が重いという問題がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は上記従来の問題を解消することをその目的とし、そのために吊り紐の 巻上げ抵抗を可及的に小さくすると共にその巻取り、巻戻しをスムーズに行える ように吊り紐を工夫することをその課題とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために講じた手段は、吊り紐をテトロン(商標名)等合成 樹脂製偏成又は織成平ベルト(平ベルト)とし、ウインチの巻取りドラムの幅を 上記平ベルトの幅より若干大きくしたことである。
【0005】
【作 用】
上記テトロン(商標名)等合成樹脂製編成又は織成平ベルト(平ベルト)は強 く、伸びが小さいので比較的薄いもので必要な引っ張り強度を十分確保すること ができ、かつ曲げに対して極めて柔軟である。従って、比較的小径の巻取りドラ ムに巻取るときの巻取り抵抗が小さい。また、ウインチの巻取りドラムの幅を上 記平ベルトの幅よりも若干大きくすることによって巻取りドラムに巻乱れを生じ ることなくスムーズに巻取ることができ、従って巻戻しもスムーズに行われる。
【0006】
【実 施 例】
次いで実施例について説明する。この実施例は通常の高層建築物のベランダ等 に付設した避難梯子に本考案を適用した例であり、梯子が伸長したときの長さは 4、175m、手動ウインチ1の巻取りドラム3によって巻取られるテトロン( 商標名)製平織平ベルト(平ベルト)2の全長は4、200mである。巻取りド ラム3は軸7に固定されており、この軸7の両端が支持ブラケット6に軸受を介 して支承されている。巻取りドラム3のフランジ4の外側に従来周知の遠心ブレ ーキ5が設けられている。遠心ブレーキの構造は種々のものが知られているので その詳細な説明は省略するが、この実施例における遠心ブレーキ5の概略は図2 に示すとおりである。即ち、そのブレーキドラム5aがウインチの支持ブラケッ ト6に固定され、軸7に固定された部材5dにピン5bによって一対の遠心ブレ ーキシュー5cが枢支されている。そして、通常は、一対の遠心ブレーキシュー 5cは適宜の戻しばね(図示せず)によって互いに半径方向内方に引き寄せられ て、ブレーキドラム5aのブレーキ面から離間している。軸7の回転速度が一定 以上になると、遠心力によってブレーキシュー5cが上記戻しばねに抗して半径 方向外方に広がり、ブレーキドラム5aのブレーキ面に圧接されてこれを制動す る。軸7の回転速度が下がると上記遠心力が小さくなって制動力が弱まり、上が ると上記遠心力が大きくなってその制動力が強くなる。この回転速度に応答した 制動力の変化によって軸7の回転速度が所定の速度にコントロールされる。 テトロン製織成平ベルト2の幅bは14mm、厚さtは1、2mmであって、 引っ張り強度は約700kgである。 巻取りドラム2のドラム径は90mm、左右のフランジ間幅Bは16mmであ って、この幅Bはテトロン製織成平ベルト2の幅bよりも2mm大きい。 ハンドル8を軸7に装着して、これによって巻取りドラム3を駆動してテトロ ン製織成平ベルト2を巻取って梯子を引き上げて折畳む、ウインチの機能、その 他梯子の収納構造等は従来の梯子と差異はないので、これらについての説明は省 略する。 従来技術と同様に、梯子を折畳んだ状態に保持しているウインチのラッチ機構 を外すと、梯子が落下して伸長し、これにつれてテトロン製織成平ベルトがウイ ンチ1の巻取りドラムから繰り出される。この繰り出し動作によって巻取りドラ ムが回転し、上記のとおり、遠心ブレーキ5によってその回転速度が自動的にほ ぼ所定の速度にコントロールされる。従って、テトロン製織成平ベルトの繰り出 し速度はほぼ一定に制御され、梯子が衝撃的な速度で自由落下することが防止さ れる。 巻取りドラムに巻取られるときは、テトロン製織成平ベルトはほぼ巻取りドラ ムの外径に等しい円筒状に曲げられて巻取られるが、テトロン製織成平ベルトは 比較的薄く、そのために上記曲げに対する柔軟性が大きい。従って、上記小径の 巻取りドラムによる巻取り抵抗は従来のロープに比して極めて小さい。また繰り 出し時には容易に直線状の平ベルトに戻るので、繰り出し動作も滑らかである。
【0007】
【効 果】
本考案の前記課題を解決した考案は未だ公知ではない。従って前記課題を解決 して従来技術の前記問題を解消したこと自体が本考案特有の効果である。即ち、 比較的小径の巻取りドラムに折畳み梯子の吊り紐を巻取るときの巻取り抵抗を可 及的に小さくすることができ、吊り紐の巻取り、巻戻しを滑らかに、かつ確実に 行うことができるものである。 また、吊り紐がロープであることによる前記の問題、即ち、巻取り時の巻崩れ の問題、および巻崩れによるロープの絡み付きによる巻戻しの不確実性の問題を 解消するためには、吊り紐を薄い鋼製平ベルトとすることによって解決すること ができるが、伸長した梯子に近接して伸びる吊り紐が金属製平ベルトであるとき は、非常時に慌てて梯子を降りる人が金属製平ベルトに触れて傷付く危険性があ るが、本考案の吊り紐はテフロン製織成平ベルトであるので、非常時に慌てて梯 子を降りる人がこれに接触しても傷付く危険性は全くなく、極めて安全である。 さらに、吊り紐が金属製平ベルト、ワイヤロープ等であって、吊り紐が曲げに 対して柔軟性を欠くときは、巻取りドラムからの繰り出しが滑らかでなく、巻取 りドラムの繰り出し回転速度が変動し、このために遠心ブレーキの作動が不安定 になり、その結果遠心ブレーキによる梯子降下速度の制御が不安定、不確実にな る。しかし、本考案のテトロン(商標名)等合成樹脂製編成又は織成平ベルトは 曲げ方向に対して極めて柔軟であるので、その繰り出しが極めて滑らかであり、 従って、繰り出し時の巻取りドラムの回転が滑らかであり、このために遠心ブレ ーキの作動が安定し、この遠心ブレーキによる降下速度の制御が円滑、確実に行 われることも本考案の大きな利点である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の斜視図である。
【図2】ウインチの遠心ブレーキの正面図である。
【図3】本考案の巻上げ装置を装着した折畳み梯子の正
面図である。
【図4】従来技術の正面図である。
【図5】図4の側面図である。
【符号の説明】
1・・・手動ウインチ 2・・・テトロン製織成平ベルト(平ベルト) 3・・・巻取りドラム 4・・・フランジ 5・・・遠心ブレーキ 5a・・・ブレーキドラム 5b・・・ピン 5c・・・遠心ブレーキシュー 5d・・・軸7に固定された部材 6・・・支持ブラケット 7・・・軸 8・・・ハンドル 30・・・ワイヤロープ 31・・・折畳み梯子 32・・・格納箱 33・・・蓋 34・・・手動巻上げ装置 b・・・平ベルトの幅 t・・・平ベルトの厚さ B・・・左右フランジ4、4間の幅

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】折畳み式梯子の下端又はその近傍に吊り紐
    を連結し、この吊り紐を巻き上げ装置によって巻き上げ
    て梯子を引き上げ、巻き上げ装置のラッチを外して梯子
    を自然に降下させるものであって、その降下速度を巻き
    上げ装置に組み込んだ遠心ブレーキによって制限して、
    梯子を緩やかに降下させるようにしたものにおいて、上
    記吊り紐をテトロン(商標名)等合成樹脂製編成又は織
    成平ベルトとし、ウインチの巻取りドラムの幅を上記ベ
    ルトの幅より若干大きくした巻上げ式梯子の緩降装置。
JP1993025932U 1993-04-21 1993-04-21 巻上げ式梯子の緩降装置 Expired - Lifetime JP2507505Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993025932U JP2507505Y2 (ja) 1993-04-21 1993-04-21 巻上げ式梯子の緩降装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP1993025932U JP2507505Y2 (ja) 1993-04-21 1993-04-21 巻上げ式梯子の緩降装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0677754U true JPH0677754U (ja) 1994-11-01
JP2507505Y2 JP2507505Y2 (ja) 1996-08-14

Family

ID=12179557

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1993025932U Expired - Lifetime JP2507505Y2 (ja) 1993-04-21 1993-04-21 巻上げ式梯子の緩降装置

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5574903A (en) * 1978-11-25 1980-06-05 Takuma Kk Garbage disposal facilities
JPH0439255U (ja) * 1990-07-31 1992-04-02

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5574903A (en) * 1978-11-25 1980-06-05 Takuma Kk Garbage disposal facilities
JPH0439255U (ja) * 1990-07-31 1992-04-02

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