JPH0678010A - タイミング復元方法及びシステム - Google Patents

タイミング復元方法及びシステム

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JPH0678010A
JPH0678010A JP4331833A JP33183392A JPH0678010A JP H0678010 A JPH0678010 A JP H0678010A JP 4331833 A JP4331833 A JP 4331833A JP 33183392 A JP33183392 A JP 33183392A JP H0678010 A JPH0678010 A JP H0678010A
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JP
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signal
sample
corrected
pulse amplitude
samples
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JP4331833A
Other languages
English (en)
Inventor
Sammy Shyue
シュエ サミー
Ching-Hsiang Lin
リン チン−シャン
Ji-Shang Yu
ユー チー−シャン
Yen-Chun Lin
リン イエン−チュン
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Industrial Technology Research Institute
Original Assignee
Industrial Technology Research Institute
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  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 局部クロック同期技術を含む連続時間パルス
振幅変調パスバンド信号を受信するための装置及び方法
を提供することを目的とする。 【構成】 パルス振幅変調信号は受信されたサンプルを
発生するために局部クロックによって周期的にサンプル
される。受信されたサンプルの畳み込み及びインパルス
応答関数が補正されたサンプルを導出するために位相差
変数の特定な値で評価される。狭い送信帯域のフィルタ
を使用し、周期的な信号が補正されたサンプルから導出
される。この周期的信号はパルス振幅変調信号の記号期
間と等しい期間を有する。周期的な信号の各期間におけ
る一連のサンプルは補正されたサンプルが最適なサンプ
ルより遅れているか又は先んじているかを判定するため
に比較される。補正されたサンプルが最適なサンプルよ
り遅れているか又は先んじている場合、畳み込みを評価
するのに使用された位相差変数が一定の離散的ステップ
サイズによって変化される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はパルス振幅変調(PA
M)を利用した通信システムのためのタイミング復元方
法及びシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】典型的な通信システムの受信器において
は、受信された連続時間信号を離散時間フォーマットに
変換するためにアナログ−ディジタル変換器が利用され
る。この種のシステムにおいて遭遇する一つの問題点は
局部受信器クロック及び遠隔送信クロックが非同期であ
ることである。送信クロックより受信クロックがより遅
い場合、充分長い期間が経過した後、受信された連続時
間信号の一つのサンプルが失われる。他方、局部受信器
クロックが遠隔送信クロックよりより速い場合、充分に
長い時間の経過後、受信された連続時間信号の余分なサ
ンプルが得られる。局部受信器クロックを遠隔送信クロ
ックに同期させる問題は多くの遠隔通信システムにおい
て重要な問題である。本発明はパルス振幅変調を利用し
た通信システムにおけるこの問題を解決する。
【0003】本発明の理解を容易ならしめるためにPA
Mを多少詳細に説明する。まずベースバンドPAMを説
明し次にパスバンドPAMを説明する。ベースバンドP
AMは一般的にツイストワイヤペアのような金属媒体に
使用され、ここで信号スペクトルがゼロ周波数(直流)
まで下方に延在することが許容される。
【0004】PAMシステムは正弦波搬送信号を導入す
ることによってパスバンド送信に広げられる。パスバン
ドPAMは一般的に無線のように高度に抑制された帯域
幅を有する送信媒体とともに使用される。これは同一の
周波数であるが、90度の位相差を有する二つの正弦波
搬送信号を使用し、複素数値とされたベースバンド信号
の実部及び虚部によって変調される。パスバンドの特殊
な場合は一般に使用されている移相キーイング(PS
K)、振幅及び位相変調(AM−PM)及び直角振幅変
調(QAM)である。例えば、エドワード A.リー及
びデイビッド G.メッサーシュミット、「ディジタル
通信」、1988年、クルワーアカデミック出版社、ボ
ストン(以後、「リー他」)146頁を参照されたい。
【0005】ベースバンド通信システムは図1に示され
る(リー他、148頁参照)。図1のベースバンドシス
テム10は送信器12及び受信器14を含む。送信器1
2において、流入するビットBk の流れは符号器16に
よって記号AK の流れに符号化される。ビットは”0”
又は”1”の値を単にとりうる一方、記号は記号の所定
のアルファベットからの値を推定する。このアルファベ
ットは送信に利用される記号の組である。ベースバンド
信号は単なる実数のリストである実の値のアルファベッ
トを有し、例えばAk はアルファベット{−3,−1,
+1,+3}から値とする。ベースバンド送信器12中
の符号器16は、例えば、組{00,01,10,1
1}からのビットのペアをアルファベット{−3,−
1,1,3}からの4つのレベルのうちの一つへマップ
する。
【0006】符号器16は多数のビットを単一のデータ
記号にマップするため、「記号レート」と「ビットレー
ト」との間の区別がある。「記号レート」は又「ボーレ
ート」と称される。例えば符号器が二つのビットを各記
号にマップした場合、記号レートはビットレートの2分
の1である。符号器16により発生された後、記号Ak
は送信フィルタ18に印加される。送信フィルタ18は
連続時間チャネル20上を伝送するために連続時間信号
s(t)を生成する。
【0007】送信フィルタ18のインパルス応答g
(t)はパルス波形と称される。送信フィルタ18の出
力s(t)はパルス波形及び記号シーケンス
【0008】
【数1】
【0009】の畳み込みであり、ここで、fb =1/T
b はボーレートである。この信号は記号によって判定さ
れた各パルスの振幅とともに一連の可能な重複されたパ
ルスとして解されうる。このような信号はパルス波形に
拘らずパルス振幅変調(PAM)信号と称される。ベー
スバンドPAM及びそれのパスバンドへの普遍化は最も
一般的な信号方法の内にある。QAM,PSK,BPS
K,PRK,QPSK,DPSK及びAM−PMを含む
様々な技術はPAMの特殊ケースである。リー他、14
9乃至150参照。受信器14において、チャネル20
を介して受信された信号R(T)は出力信号Q(t)の
生成のために受信器フィルタ21によってインパルス応
答f(t)を用いて処理される。受信された信号R
(t)は又サンプラ24による使用のためのクロックを
復元するタイミング復元回路22によって処理される。
信号Q(t)はサンプラ回路24によってサンプルされ
る。サンプラ24から出力されたサンプルQk は再構成
された記号
【0010】
【数2】
【0011】を形成するために決定装置26によって処
理される。次に記号は再構成されたビット流れ
【0012】
【数3】
【0013】を形成するために復号器28によって復号
化される。ベースバンド信号を送信し得る実用的な通信
チャネルはほとんど無い。大抵の物理的な送信媒体はベ
ースバンド信号に含まれる直流又は直流に近い周波数を
送信することができない。パスバンド方策をここで考察
する。パスバンド方策は離散的時間信号表示を使用する
ものとして考察される。
【0014】パスバンド方策はs(nT)がs(t)に
対する離散的時間アナログであり1/Tがサンプリング
レートである信号s(nT)を構成することである。こ
の場合信号s(nT)は複素数でありその実部及び虚部
の両方に情報を含む。信号s(nT)は複素数値とされ
た搬送波を用いて変調された信号z(nT)を得るため
に変調される。これをなし遂げる送信器30が図2に概
略的に示される(リー他、170頁参照)。送信器30
中、ビットbk はfs =1/Tがサンプリング周波数で
ある複素数記号ak =a(kT)を生成するために符号
器32によって処理される。パスバンドPAM信号は複
素数の数のリスト、例えば{−1,−j,+1,+
j}、であるアルファベットを有する。M=4記号を有
するアルファベットに対し、各記号はlog2 M=2ビ
ットを表示し得る。複素数値とされたアルファベットは
複素平面内の点の組としてアルファベットをプロットす
ることによって最も良く表現される。このようなプロッ
トは信号星座図と称される。二つの一般的な星座図が図
3の(A)及び(B)に図解される。ここで図2に戻
り、複素数記号a(kT)は送信フィルタ34で処理さ
れる。離散的時間表示において、図2の送信フィルタ3
4は伝達関数h(nT)を有する。送信フィルタ34の
出力は複素数ベースバンド信号
【0015】
【数4】
【0016】である。複素数ベースバンド信号s(n
T)は次に変調器38で複素数値搬送波によって乗ぜら
れる:
【0017】
【数5】
【0018】ここでωc は搬送波周波数である。変調器
38はよって複素数変調信号
【0019】
【数6】
【0020】を出力する。信号z(nT)は複素数値で
あり、よって実数値とされたチャネル上では送信され得
ない。しかるに、全ての信号情報は信号の実部に含ま
れ、それは実の値とされたチャネル上を送信され得る。
よって回路39が
【0021】
【数7】
【0022】を得るのに使用される。この
【0023】
【数8】
【0024】係数はx(nT)のパワーはs(nT)に
おけるパワーと同じであることを保証する。図2の離散
的時間送信器30におけるタイミングは送信器クロック
(図示せず)によって制御される。信号x(nT)は送
信チャネル41を介して遠隔受信器に送信する連続時間
信号x(t)に変換するためにディジタル−アナログ変
換器40によって処理される。関数z(nT)が解析的
であることに注意すべきであり、即ち、そのフーリエ変
換は負の周波数成分を含まない。
【0025】信号x(nT)は
【0026】
【数9】
【0027】として表示される。これは信号x(nT)
が搬送波信号cos(ωc nT)及び−sin(ωc n
T)によって夫々変調された二つの実数値ベースバンド
PAM信号
【0028】
【数10】
【0029】に等しいことを示す。これらの二つの搬送
波は位相が互いに90度ずれているためそれらは直角と
言われ、ここでcos(ωc nT)は同相成分と言われ
−sin(ωc nT)は直角成分と言われる。図4は図
2に示される送信器に対する他の実施例を示す(リー
他、172頁参照)。図4の送信器50において、ビッ
ト流れbk は実記号流れRe{ak }及びIm{ak }
を形成するために符号器51によって処理される。各記
号流れは第1及び第2のベースバンド信号sr (nT)
及びsi (nT)を形成するために伝達関数
【0030】
【数11】
【0031】を有する送信フィルタ52によって処理さ
れる。第1のベースバンド信号は次に変調器53におい
て搬送波cos(ωc nT)によって乗ぜられ、第2の
ベースバンド信号は次に変調器54において搬送波si
nωc nTによって乗ぜられる。次にこの信号はパスバ
ンド信号x(nT)を形成するために減算要素55を用
いて組み合わせられる。この信号はディジタル−アナロ
グ変換器56によってアナログ信号x(t)に変換され
る。
【0032】図示の例において、サンプルレートはfs
=1/T=7200Hzである。記号レートfb =1/
Tb は例として毎秒2400記号である。ビットレート
は9600ビット/秒又は4800ビット/秒である。
搬送波周波数fc =ωc /2πは例として1800Hz
である。
【0033】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的はそれが
送信チャネルを介して遠隔局に送信された後に信号x
(t)を受信する受信器を提供することである。特に、
ディジタル信号処理を利用して動作するこのような受信
機を提供することが一つの目的である。このような場
合、チャネルを介して受信器に送信される連続時間信号
をサンプルすることが必要である。受信機において受信
信号をサンプルする局部クロックが送信クロックと同期
されないため、受信器は局部クロック同期のための幾つ
かの技術を含まなければならない。このような局部クロ
ック同期技術を提供することが本発明のもう一つの目的
である。
【0034】
【課題を解決するための手段】本発明の実施例によれ
ば、連続時間パルス振幅変調(PAM)通過帯域信号を
受信する受信器は、受信されたサンプルを発生するため
に局部クロックを使用して連続時間PAM通過帯域信号
をサンプリングするアナログ−ディジタル変換器よりな
る。受信されたサンプルは次に局部受信器クロックと遠
隔送信クロックとの間の非同期に対して補正される。換
言すれば、送信器で利用されるタイミングは受信器で局
部的に復元される。受信器で送信器タイミングを復元す
るためには、タイミング調整フィルタが局部クロックを
使用して得られた受信されたサンプル及びインパルス応
答関数の畳み込みを位相差変数の特定な値で評価する。
タイミング調整フィルタは補正されたサンプルを出力す
る。補正されたサンプルは補正されたサンプルが位相差
変数の最適値で得られたときには最適なサンプルであ
る。位相差変数の最適値において、局部及び遠隔のクロ
ックの間に同期が存する。
【0035】畳み込みを評価するのに使用される位相差
変数の値は次のごとくのフィードバック技術を使用して
得られる。周期的な信号がタイミング調整フィルタによ
って発生された補正されたサンプルから導出される。こ
の信号は例として記号レートでの正弦波信号である。位
相差変数の初期値から始まって、タイミング差検出器
は、周期的な信号の各期間の間に、周期的な信号の一連
のサンプルを比較し、補正されたサンプルが先んじた又
は後に遅れた最適なサンプルであるか判定する。位相差
変数は一定の離散的なステップサイズによって周期的な
信号の各期間において位相差変数の最適値が達するまで
増加又は減少され補正されたサンプルが最適なサンプル
である。このように、局部及び遠隔のクロックの同期が
達成される。
【0036】
【実施例】本発明による受信器60を図5に示す。送信
器(図3及び図5参照)によって発生され特定の伝達特
性を有するチャネル59によって送信された連続時間信
号x(t)が連続時間信号y(t)として図5の受信器
60で受信される。信号y(t)はサンプルyn =y
(nT)を発生するためにアナログ−ディジタル変換器
61によってサンプリングレートfs =1/Tで局部ク
ロック58によって決定された時間にサンプルされる。
サンプルy(nT)は次に補正されたサンプルy’n を
発生するタイミング調整器62によって処理される。
【0037】公知のサンプリング原理によれば、送信さ
れた連続時間PAMパスバンド信号y(t)は次の式:
【0038】
【数12】
【0039】から再構成され得る。ここでy(t)はB
Hz及びfs ≧2Bに帯域制限される。例としては、B
は3000Hzである。実際のシステムでは、連続時間
波形を再構成するために無限数のサンプルを使用するこ
とは不可能であり、むしろ、単にy(nT)の2N+1
値を使用することが可能であり、ここでNは有限な整数
である。(n−N)T≦t≦(n+N)Tの時間範囲に
おいては、波形y(t)は式
【0040】
【数13】
【0041】によって近似され得る。ここでIn’
(t)は二乗余弦関数
【0042】
【数14】
【0043】ここでsinc(tfs )=sin(πt
fs )/πtfs である。パラメータaはロールオフ係
数として知られており、例としては0.1に等しい。可
変数vは式(8)中のnT+τに等しい可変は内であ
る。式(8)は
【0044】
【数15】
【0045】n−p=iとすると
【0046】
【数16】
【0047】と書き換えられ得る。可変数τは、それが
補正されたサンプルy’=y(nT+τ)と局部クロッ
クによって得られた補正されていない受信されたサンプ
ルy(nT)との間の位相差を反映しているため、位相
差変数と称される。式(9)から式(8)の畳み込みが
補正されたサンプルy’n を得るために位相差変数の特
定な値で評価され得ることが分かる。τ0 が最適な位相
差でありτ=τ0 であるとき、その補正されたサンプル
y’n は最適なサンプルである。
【0048】図5のタイミング調整器62は等式(8)
の畳み込みを補正されたサンプルy’n を得るために変
数v=nT+τの特定な値で評価するフィルタである。
位相差変数τの値はタイミング差検出器70によって決
定される。タイミング差検出器70は値τを最適値τ0
に達する迄調整する。タイミング差検出器70の動作を
以下に説明する。
【0049】図5に示すごとく、タイミング調整器62
から出力された補正されたサンプルy’n はパスバンド
PAM受信器64によって処理される。パスバンドPA
M受信器64の動作は図6に更に詳細に示される。サン
プルy’n はインパルス応答関数
【0050】
【数17】
【0051】をもちいて、又は周波数領域
【0052】
【数18】
【0053】においてフィルタ80によって処理され
る。インパルス応答は複素数であるため、インパルス応
答Re{h(mT)}及びIm{h(mT)}を有する
二つの実フィルタがこの実施には必要である。受信フィ
ルタ80が負の周波数を通過させないことが好ましい。
これは出力信号
【0054】
【数19】
【0055】が負の周波数成分を含まないということを
意味する。例として、フィルタf(mT)が通過帯域に
おいて1の利得を有する簡易な低域通過フィルタであ
る。信号w(mT)は復調器82において出力信号 r(mT)=rr (mT)+jri (mT) を生成するために係数
【0056】
【数20】
【0057】で乗ぜられる。雑音の無い歪みの無い送信
チャネルのためにはm=nでs(nT)=r(mT)で
あることが明確である。上に示したごとく、図5のタイ
ミング調整器62は式(8)の畳み込みを可変なv=n
T+τの特定な値で評価するフィルタである。シンボル
同期技術は位相差変数の値τを選択するのに使用され
る。
【0058】図7は(連続時間表示における)ユニポー
ラRZフォーマットを有する波形を示す。この信号のパ
ワースペクトル密度は記号レートでデルタ関数を有す
る。その結果、記号クロック信号がユニポーラRZ波形
を記号レートに同調する狭帯域通過フィルタを介して通
過させることによって得られる。しかるに、一般に、図
5のパスバンドPAM受信器64の出力はユニポーラR
Zフォーマットを有さない。この場合パスバンドPAM
受信器64の出力をユニポーラRZ波形に変換すること
が必要である。例えば、パスバンドPAM受信器64の
出力がポーラNRZフォーマットを有することがある。
ポーラNRZフォーマットは図8に連続時間表示で示さ
れる。(連続時間表示は図8に明瞭化のため用いられ
る。しかるに、図5の受信器64はディジタル信号処理
を利用しているため、受信器64の出力は実際にはサン
プリングレートでの一連のサンプルである。)二乗回路
がパスバンドPAM受信器の出力をRZユニポーラフォ
ーマットに変換するのに使用されてもよい。よって、図
5の受信器において、二乗回路66は
【0059】
【数21】
【0060】を計算する。二乗回路66の出力は(明瞭
化のため連続時間表示において)図9に示される。次
に、記号周波数に同調された狭帯域通過フィルタ68が
二乗回路66の出力信号を瀘波する。よって、狭帯域通
過フィルタ70の出力は、例えば、記号クロックのもの
に等しいfb =1/Tb 周波数をもちいた正弦波、即
ち、cos(2πfb mT+φ)である、最適サンプリ
ング時間で正のピークを有し各側で対称な記号クロック
信号である。このような信号(明瞭化のため連続時間表
示における)は図10に示される(レオン W.コーチ
II,「ディジタルアナログ通信システム」、第3版、1
990,マクミラン出版社、ニューヨーク、157頁参
照)。
【0061】図5のタイミング差検出器70は狭帯域通
過フィルタ68から出力されたクロック信号を受信しタ
イミング調整器62で等式(8)の畳み込みを評価する
ために使用されるτ用の値を決定する。更に特に、位相
差変数の値τは補正されたサンプルy’n が最適なサン
プルにより近く近づくようにy’n を得るために式8の
畳み込みを評価するためのタイミング差検出器70によ
って選定される。補正されたサンプルが最適なサンプル
であるとき、τ→一定であることに注意しなければなら
ない。この状況が整うとき、それは局部及び遠隔クロッ
クが同期していることを意味する。
【0062】補正されたサンプルy’n は位相差変数τ
が最適な値τ0 を有するときに最適なサンプルと称され
る。最適なサンプルを得るために式(8)の畳み込みを
評価するのに使用される時間変数v=nT+τ0 は(パ
スバンド信号に対する)最適なサンプリング時間と称さ
れτ0 は最適位相差であると言われる。図5のPAM受
信器64の出力で最適サンプリング時間で得られた(例
えば、それは2400Hzで正のピークを有する記号ク
ロック信号となる)記号サンプルr(mT)は送信器に
おいてアルファベットからどの記号が送信されるかを識
別するために容易に処理される。
【0063】サンプリングレート1/Tが例として記号
レートR=1/Tb の三倍であるため、期間Tb の一つ
の期間で図5のフィルタ68によって出力される周期的
な記号クロック信号の3個のサンプルが存する。補正さ
れたサンプルが最適なサンプルである場合、対応する記
号クロック信号は図11の(A)に示され、それは図1
0の信号の期間Tb の一つの期間の拡大部分である。補
正されたサンプルの内に最適なサンプルが無い場合、対
応する記号クロック信号は図11の(B)又は図11の
(C)に示される。
【0064】よって、図11の(A)は補正されたサン
プルが最適なサンプルであるときの記号クロック信号を
示し、図11の(B)は補正されたサンプルが最適なサ
ンプルから遅れているときの記号クロックを示し、図1
1の(C)は補正されたサンプルが最適なサンプルより
先んじてているときの記号クロックを示す。タイミング
差検出器70の動作をここで考察する。
【0065】局部受信器クロックは局部受信器クロック
が受信された入力信号に関して正しい周波数及び位相関
係を有する場合に送信器クロックに同期していると言わ
れ、それはチャネルを介した伝播遅れがあるために送信
器でクロックに比較したときに遅れている。換言すれ
ば、局部受信器クロックは送信器において入力記号流れ
と同期されている。
【0066】局部及び遠隔クロックが同期している場
合、記号クロック信号は
【0067】
【数22】
【0068】で図11の(A)のものとなる。この場
合、位相差τは略一定であり、θ値は略ゼロである。τ
に関する初期値はタイミング差検出器70で図11の
(B)におけるS1と余弦波のピークとを分離するθの
値から得られる。よって、図11の(B)から分かるご
とく −θ/120=τ/T (11) S1=Acosθ (12) S2=Acos(θ+120°) (13) 式12及び13からA(正弦波の振幅)を除去すること
により、θに対して次の式が得られる。
【0069】
【数23】
【0070】ここでτの初期値が式(11)から得られ
る。位相差τの初期値が計算された後、τ値は各記号レ
ートインターバルTb =3Tの期間中一旦調整される。
この調整は同期が達成されτ→一定となる迄行われる。
個々の期間Tb においてS3>S2である場合、それは
補正されたサンプルが最適なサンプルより遅れているこ
とを意味しτがΔτが一定の離散的なステップサイズで
ある場合τ→τ−Δτであるように適合されるべきであ
る。S3<S2の場合、これは補正されたサンプルが最
適なサンプルより先んじていることを意味し、τはτ→
τ+Δτであるように適合されるべきである。
【0071】τを調整するこの技術は局部受信器クロッ
クが遠隔クロックに比して非常に遅いか又は非常に速い
かを示すものではないことに注意する必要がある。しか
るに、一般的に、局部クロックが遠隔クロックより遅い
場合、S3<S2よりもS3>S2の方がよりありそう
なことである。局部クロックが遠隔クロックより速い場
合、S3>S2よりもS3<S2の方がよりありそうな
ことである。
【0072】上述したごとくの非同期の問題は局部クロ
ックが非常に遅い場合に受信された信号の一つのサンプ
ルが失われることになり、又は局部クロックが非常に速
い場合に受信された信号の余分なサンプルが得られるこ
とになる。更に特に、τ<−0.875の場合のように
τが所定の限界より小さい場合、それは局部受信器クロ
ックが遠隔送信器クロックより遅く、一つの補正された
サンプル(即ち、次のパスバントPAM受信器への入
力)が失われるということを意味する。これを補正する
ために、先ず式(8)を評価するために使用された位相
差変数がτ→τ+1.0に変更される。次に、次の受信
されたサンプルがタイミング調整器に供給される前に、
新しい位相差変数τが追加的補正されたサンプルを発生
するために式(8)の畳み込みを評価するのに使用され
る。
【0073】τ>0.875のようにτが所定の限界よ
り大きい場合、それは局部受信器クロックが遠隔送信器
クロックより速く、一つの余分な補正されたサンプルデ
ータが得られるということを意味する。これを補正する
ために、次の受信されたサンプルがタイミング調整器に
よって処理され、式(8)の畳み込みによって発生され
た補正されたサンプルが捨てられる。次に、式(8)を
評価するのに使用された位相差変数がτ→τ−1.0に
変更される。
【0074】タイミング差検出器70によって生成され
たτの各値に関し、二乗余弦関数の2N+1値が式
(8)の畳み込みを評価するためにタイミング調節フィ
ルタ62によって必要とされる。二乗余弦関数を評価す
る一つのアプローチは二乗余弦関数のメモリテーブルに
記憶させることである。しかるに、このアプローチの欠
点は大きいメモリ容量が必要になることである。このア
プローチの代案は、二乗余弦関数の値の有限な組をメモ
リに記憶させ、次に他の値で二乗余弦関数を評価するた
めにテイラー級数を使用する。
【0075】これまで述べたことにおいて、図5の本発
明受信器は複数の相互接続された回路要素よりなるとし
て見てきた。これは本発明受信器を実施するための一つ
のアプローチである一方、他のアプローチにおいて受信
器はソフトウェア制御の下で図5に示した機能を実施す
る単一のディジタル信号処理器又はマイクロプロセッサ
を使用することによって実施される。
【0076】最後に、本発明の上述の実施例は例示を意
図するにすぎない。特許請求の範囲に記載の技術思想及
び範囲から逸脱することなく多数の他の実施例が当業者
には分かりうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ベースバンドPAMシステムの概略例示図であ
る。
【図2】PAMパスバンド送信器の例示図である。
【図3】(A)及び(B)はパスバンドPAMに利用さ
れる記号アルファベットの例示図である。
【図4】他のパスバンド送信器の例示図である。
【図5】本発明の実施例によるPAMパスバンド受信器
を説明する図である。
【図6】本発明の実施例によるPAMパスバンド受信器
を説明する図である。
【図7】図5に示された受信器において利用される信号
の図である。
【図8】図5で示された受信器において利用された信号
の図である。
【図9】図5で示された受信器において利用された信号
の図である。
【図10】図5で示された受信器において利用された信
号の図である。
【図11】(A),(B),(C)は図5で示された受
信器において利用された信号の図である。
【符号の説明】
58 局部クロック 59 チャネル 60 受信器 61 アナログ−ディジタル変換器 62 タイミング調整器 64 パスバンドPAM受信器 66 二乗回路 68 狭帯域通過フィルタ 70 タイミング差検出器 80 フィルタ 82 復調器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 チー−シャン ユー 台湾 タイペイ ユン ホー フォン ホ ー イー ロード セクション 2 22番 地 (72)発明者 イエン−チュン リン 台湾 トウ−フェン トゥン シン ロー ド 124番地

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続時間パルス振幅変調通過帯域信号を
    受信する装置であって、 該受信された連続時間パルス振幅変調信号を局部クロッ
    クの制御の下で受信されたサンプルを発生するサンプリ
    ングレートで周期的にサンプリングするサンプリング手
    段と、 該受信されたサンプル及びインパルス応答関数の畳み込
    みを補正されたサンプルを得るために位相差変数の特定
    の値で評価するタイミング調整手段と、 狭帯域通過フィルタを含み該補正されたサンプルから該
    パルス振幅変調信号のシンボル期間と等しい期間を有す
    る信号要素を導出する手段と、 各シンボル期間で該補正されたサンプルが先んじた又は
    後に遅れた最適なサンプルであるかを決定するため該導
    出手段から出力された該信号要素の一連のサンプルを比
    較し、該補正されたサンプルが該先んじた又は後に遅れ
    た最適なサンプルである場合に該畳み込みの評価をする
    ために使用される位相差変数を各シンボル時間期間にお
    いて一定の離散的なステップサイズによって変化させる
    タイミング差検出器手段とよりなる、連続時間パルス振
    幅変調通過帯域信号を受信する装置。
  2. 【請求項2】 該タイミング調整手段の出力に接続され
    た通過帯域パルス振幅変調受信器と、 該通過帯域パルス振幅変調間受信器により出力された信
    号をユニタリーポーラフォーマットに変換するよう処理
    する手段と、 その期間が該シンボル期間である該信号要素を導出する
    ために該信号をユニタリーポーラフォーマットで瀘波す
    るためのシンボル周波数で狭帯域を有するフィルタとを
    更に有する請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 パルス振幅変調信号を受信する装置であ
    って、 該パルス振幅変調信号を受信されたサンプルを発生する
    サンプリングレートでサンプリングするサンプリング手
    段と、 該受信されたサンプル及びインパルス応答関数の畳み込
    みを補正されたサンプルを得るために位相差変数の特定
    の値で評価するタイミング調整手段と、 該パルス振幅変調信号のシンボル周波数で狭送信帯域を
    有するフィルタを含み該補正されたサンプルから該シン
    ボル周波数で周期的な信号を導出する手段と、 該周期的な信号の各期間の間に該畳み込みを評価するた
    めに使用される可変の該位相差変化が非常に大きいか又
    は非常に小さいかを一度判定し一定の離散的なステップ
    サイズによって可変の該位相差を、該可変の位相差が非
    常に大きいか又は非常に小さい場合に、変化させるタイ
    ミング差検出手段とよりなるパルス振幅変調信号を受信
    する装置。
  4. 【請求項4】 該タイミング差検出手段は該周期的な信
    号の一連のサンプルをその各期間において比較し該補正
    されたサンプルが先んじた又は後に遅れた最適なサンプ
    ルであるかを判定し該離散的なステップサイズによって
    各シンボル時間期間で該補正されたサンプルが先んじた
    又は後に遅れた該最適なサンプルである場合に該畳み込
    みを評価するのに利用される該位相差変数を変化させる
    請求項3に記載の装置。
  5. 【請求項5】 受信されたサンプルを発生するよう該パ
    ルス振幅変調信号を周期的にサンプリングする過程と、 該受信されたサンプル及びインパルス応答関数の畳み込
    みを補正されたサンプルを得るために可変位相差の特定
    な値で電子的に評価する過程と、 狭送信帯域フィルタを使用し、該補正されたサンプルか
    ら該パルス振幅変調信号のシンボル期間と等しい期間を
    有する周期的な信号を電子的に導出する過程と、 該周期的な信号の各期間において該補正された信号が先
    んじた又は後に遅れた最適なサンプルであるかを判定す
    るために一連のサンプルを電子的に比較し、該補正され
    たサンプルが先んじた又は後に遅れた最適なサンプルで
    ある場合、該畳み込みを評価するために使用される該位
    相差変数を一定の離散的なステップサイズによって変化
    させる過程とよりなるパルス振幅変調信号を受信する方
    法。
JP4331833A 1991-12-12 1992-12-11 タイミング復元方法及びシステム Pending JPH0678010A (ja)

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JP3-329092 1991-12-12
JP32909291 1991-12-12
JP894030 1991-12-12
US07/894,030 US5404379A (en) 1991-01-28 1992-06-05 Timing recovery method and system
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5779009A (en) * 1996-01-29 1998-07-14 Unisia Jecs Corporation Apparatus and method for controlling damping force characteristic of shock absorber for cab over type truck
JP2005233946A (ja) * 2004-02-18 2005-09-02 Advantest Corp ジッタ測定装置、ジッタ測定方法およびプログラム

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