JPH0678342A - 立体表示装置 - Google Patents
立体表示装置Info
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- JPH0678342A JPH0678342A JP4247347A JP24734792A JPH0678342A JP H0678342 A JPH0678342 A JP H0678342A JP 4247347 A JP4247347 A JP 4247347A JP 24734792 A JP24734792 A JP 24734792A JP H0678342 A JPH0678342 A JP H0678342A
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- Japan
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- pixels
- display device
- pixel
- shutter
- stereoscopic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Liquid Crystal (AREA)
- Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 表示素子自体を高精細に作製せずとも、高解
像度の立体視を行なわせることが可能である。 【構成】 この立体表示装置は、液晶表示素子1と、レ
ンチキュラレンズ3と、液晶表示素子1とレンチキュラ
レンズ3との間に設けられたシャッタ素子6とにより構
成されている。シャッタ素子6は、1つの画素5を4つ
の画素に4分割するためのシャッタ7a,7b,7c,
7dを有している。また、レンチキュラレンズ3は、シ
ャッタ素子6の4つのシャッタ7a,7b,7c,7d
によって4分割された画素を水平方向に約4倍に拡大
し、観測者の方向により、4つの画素のうちのいずれか
1つを観測者に選択的に観測させうるよう構成されてい
る。
像度の立体視を行なわせることが可能である。 【構成】 この立体表示装置は、液晶表示素子1と、レ
ンチキュラレンズ3と、液晶表示素子1とレンチキュラ
レンズ3との間に設けられたシャッタ素子6とにより構
成されている。シャッタ素子6は、1つの画素5を4つ
の画素に4分割するためのシャッタ7a,7b,7c,
7dを有している。また、レンチキュラレンズ3は、シ
ャッタ素子6の4つのシャッタ7a,7b,7c,7d
によって4分割された画素を水平方向に約4倍に拡大
し、観測者の方向により、4つの画素のうちのいずれか
1つを観測者に選択的に観測させうるよう構成されてい
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、臨場感通信装置,人工
現実感装置,立体テレビなどに利用される立体表示装置
に関する。
現実感装置,立体テレビなどに利用される立体表示装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、立体画像を表示するのに、例えば
特開平3−40692号に開示されているようなレンチ
キュラレンズを用いたディスプレイ装置が知られてい
る。図17はこの種の従来の立体表示装置の構成図であ
る。図17を参照すると、従来の立体表示装置は、液晶
表示素子1と、レンチキュラレンズ3とから構成されて
おり、図17の例では、レンチキュラレンズ3は、液晶
表示素子1の画素を水平方向に約4倍に拡大するよう構
成されている。このような構成では、レンチキュラレン
ズ3によって液晶表示素子1の4つの画素2a,2b,
2c,2dが1組となって新たな1つの画素4となり、
4眼の立体視が可能となる。
特開平3−40692号に開示されているようなレンチ
キュラレンズを用いたディスプレイ装置が知られてい
る。図17はこの種の従来の立体表示装置の構成図であ
る。図17を参照すると、従来の立体表示装置は、液晶
表示素子1と、レンチキュラレンズ3とから構成されて
おり、図17の例では、レンチキュラレンズ3は、液晶
表示素子1の画素を水平方向に約4倍に拡大するよう構
成されている。このような構成では、レンチキュラレン
ズ3によって液晶表示素子1の4つの画素2a,2b,
2c,2dが1組となって新たな1つの画素4となり、
4眼の立体視が可能となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
立体表示装置において、レンチキュラレンズ3によって
4眼の立体視を良好に行なわせるようにするためには、
必要な解像度に応じて液晶表示素子1を水平方向に4倍
高精細に作製しなければならないという問題があった。
立体表示装置において、レンチキュラレンズ3によって
4眼の立体視を良好に行なわせるようにするためには、
必要な解像度に応じて液晶表示素子1を水平方向に4倍
高精細に作製しなければならないという問題があった。
【0004】また、液晶表示素子1の各画素間には、比
較的に幅の大きなブラックマトリックスBLが存在して
いるので、見る方向によっては、新たな画素4の多くの
面積をブラックマトリックスBLが占めることがあり、
この場合には、画素の輝度が小さくなり、また解像度が
低下し、また立体視が困難となるなどの問題があった。
較的に幅の大きなブラックマトリックスBLが存在して
いるので、見る方向によっては、新たな画素4の多くの
面積をブラックマトリックスBLが占めることがあり、
この場合には、画素の輝度が小さくなり、また解像度が
低下し、また立体視が困難となるなどの問題があった。
【0005】本発明は、表示素子自体を高精細に作製せ
ずとも、高解像度の立体視を行なわせることが可能であ
って、さらには、画素の輝度低下等を有効に防止するこ
との可能な立体表示装置を提供することを目的としてい
る。
ずとも、高解像度の立体視を行なわせることが可能であ
って、さらには、画素の輝度低下等を有効に防止するこ
との可能な立体表示装置を提供することを目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、画素を表示する表示手段
と、表示手段に表示された画素の少なくとも一部を分割
する分割手段と、分割手段を透過した画素のうち、所定
個数の画素を1組として新たな1つの画素とし、この新
たな画素に基づく表示光をこの表示光の出射する方向に
よってそれぞれ制御して立体表示する新画素形成手段と
を有していることを特徴としている。
に、請求項1記載の発明は、画素を表示する表示手段
と、表示手段に表示された画素の少なくとも一部を分割
する分割手段と、分割手段を透過した画素のうち、所定
個数の画素を1組として新たな1つの画素とし、この新
たな画素に基づく表示光をこの表示光の出射する方向に
よってそれぞれ制御して立体表示する新画素形成手段と
を有していることを特徴としている。
【0007】また、請求項2記載の発明は、表示手段に
おいて、各画素の周辺に均等にブラックマトリックスが
設けられていることを特徴としている。
おいて、各画素の周辺に均等にブラックマトリックスが
設けられていることを特徴としている。
【0008】また、請求項3記載の発明は、表示手段に
おいて、連続した複数の画素ごとに、ブラックマトリッ
クスが設けられていることを特徴としている。
おいて、連続した複数の画素ごとに、ブラックマトリッ
クスが設けられていることを特徴としている。
【0009】また、請求項4記載の発明は、分割手段
が、複数個のシャッタにより構成されており、各シャッ
タは、時分割駆動されることによって、画素を時分割で
分割するようになっていることを特徴としている。
が、複数個のシャッタにより構成されており、各シャッ
タは、時分割駆動されることによって、画素を時分割で
分割するようになっていることを特徴としている。
【0010】また、請求項5記載の発明は、分割手段
が、複数個のシャッタにより構成されており、各シャッ
タは、隣接するシャッタに対応した画像情報に応じて光
の透過率を変化させて駆動されるようになっていること
を特徴としている。
が、複数個のシャッタにより構成されており、各シャッ
タは、隣接するシャッタに対応した画像情報に応じて光
の透過率を変化させて駆動されるようになっていること
を特徴としている。
【0011】また、請求項6記載の発明は、立体表示装
置を複数の観測者によって観測させる場合、各観測者の
左右眼の画像情報に対応した観測者の数に相当する組の
画素が、観測者と表示装置との位置関係により決定され
る画素位置に設けられることを特徴としている。
置を複数の観測者によって観測させる場合、各観測者の
左右眼の画像情報に対応した観測者の数に相当する組の
画素が、観測者と表示装置との位置関係により決定され
る画素位置に設けられることを特徴としている。
【0012】
【作用】請求項1,2記載の発明では、表示手段と新画
素形成手段との間に、表示手段に表示された画素の少な
くとも一部を分割する分割手段が設けられている。これ
により、表示手段自体を高精細に作製せずとも、分割手
段によって画素の分割を行なうことによって、高解像度
の立体視を行なわせることができる。
素形成手段との間に、表示手段に表示された画素の少な
くとも一部を分割する分割手段が設けられている。これ
により、表示手段自体を高精細に作製せずとも、分割手
段によって画素の分割を行なうことによって、高解像度
の立体視を行なわせることができる。
【0013】また、請求項3記載の発明では、表示手段
には、連続した複数の画素ごとに、ブラックマトリック
スが設けられている。これにより、ブラックマトリック
スによる画素間の輝度低下を低減することができ、違和
感のない立体視を行なわせることができる。
には、連続した複数の画素ごとに、ブラックマトリック
スが設けられている。これにより、ブラックマトリック
スによる画素間の輝度低下を低減することができ、違和
感のない立体視を行なわせることができる。
【0014】また、請求項4,5記載の発明では、分割
手段が、複数個のシャッタにより構成されており、各シ
ャッタは、時分割駆動されることによって、画素を時分
割で分割するようになっているので、画素の分割を簡単
な仕方で行なうことができる。特に請求項5記載の発明
では、分割手段は、複数個のシャッタにより構成されて
おり、各シャッタは、隣接するシャッタに対応した画像
情報に応じて光の透過率を変化させて駆動されるように
なっているので、同一の画像情報については、表示光量
の減少を抑えることができる。
手段が、複数個のシャッタにより構成されており、各シ
ャッタは、時分割駆動されることによって、画素を時分
割で分割するようになっているので、画素の分割を簡単
な仕方で行なうことができる。特に請求項5記載の発明
では、分割手段は、複数個のシャッタにより構成されて
おり、各シャッタは、隣接するシャッタに対応した画像
情報に応じて光の透過率を変化させて駆動されるように
なっているので、同一の画像情報については、表示光量
の減少を抑えることができる。
【0015】また、請求項6記載の発明では、立体表示
装置を複数の観測者によって観測させる場合、各観測者
の左右眼の画像情報に対応した観測者の数に相当する組
の画素が、観測者と表示装置との位置関係により決定さ
れる画素位置に設けられているので、複数の観測者は、
観測者の位置に関係なく、左右2眼だけの画像情報で立
体視ができる。
装置を複数の観測者によって観測させる場合、各観測者
の左右眼の画像情報に対応した観測者の数に相当する組
の画素が、観測者と表示装置との位置関係により決定さ
れる画素位置に設けられているので、複数の観測者は、
観測者の位置に関係なく、左右2眼だけの画像情報で立
体視ができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明に係る立体表示装置の第1の実施例
の概略斜視図であり、図2は図1に示す立体表示装置の
分解斜視図である。図1,図2を参照すると、この立体
表示装置は、液晶表示素子(例えば白黒のTFT−LC
D)1と、レンチキュラレンズ3と、液晶表示素子1と
レンチキュラレンズ3との間に設けられたシャッタ素子
6とが、密着して構成されている。液晶表示素子1は、
各画素5が2次元に配列され、各画素5間にはブラック
マトリックスBLが存在している。また、シャッタ素子
6は、液晶表示素子1の1つの画素5をn個に分割する
ためのシャッタを有し、各シャッタは制御回路30によ
り開閉制御されるようになっている。図2の例では、1
つの画素5を4つの画素に4分割(n=4)するための
シャッタ7a,7b,7c,7dが設けられている。ま
た、レンチキュラレンズ3は、この例では、シャッタ素
子6の4つのシャッタ7a,7b,7c,7dによって
4分割された画素を水平方向に約4倍(望ましくは4倍
以上)に拡大し、観測者8の方向により、4つの画素の
うちのいずれか1つを観測者8に選択的に観測させうる
よう構成されている。なお、レンチキュラレンズ3のか
わりに、パララックスバリアを設けるようにしても良
い。
する。図1は本発明に係る立体表示装置の第1の実施例
の概略斜視図であり、図2は図1に示す立体表示装置の
分解斜視図である。図1,図2を参照すると、この立体
表示装置は、液晶表示素子(例えば白黒のTFT−LC
D)1と、レンチキュラレンズ3と、液晶表示素子1と
レンチキュラレンズ3との間に設けられたシャッタ素子
6とが、密着して構成されている。液晶表示素子1は、
各画素5が2次元に配列され、各画素5間にはブラック
マトリックスBLが存在している。また、シャッタ素子
6は、液晶表示素子1の1つの画素5をn個に分割する
ためのシャッタを有し、各シャッタは制御回路30によ
り開閉制御されるようになっている。図2の例では、1
つの画素5を4つの画素に4分割(n=4)するための
シャッタ7a,7b,7c,7dが設けられている。ま
た、レンチキュラレンズ3は、この例では、シャッタ素
子6の4つのシャッタ7a,7b,7c,7dによって
4分割された画素を水平方向に約4倍(望ましくは4倍
以上)に拡大し、観測者8の方向により、4つの画素の
うちのいずれか1つを観測者8に選択的に観測させうる
よう構成されている。なお、レンチキュラレンズ3のか
わりに、パララックスバリアを設けるようにしても良
い。
【0017】図3は図1,図2に示した立体表示装置の
詳細断面図である。図3を参照すると、液晶表示素子1
およびシャッタ素子6は、具体的には、偏光子10aと
検光子10bとの間に一体化されて形成されている。す
なわち、偏光子10aと検光子10bとの間には、ガラ
ス基板11a,11b,11cと、データバス線12
と、互いに対向するITO電極13a,13bと、配向
膜14a,14bと、ネマチック液晶の液晶層16,1
9と、全面に共通なITO電極17と、配向膜18a,
18bと、ITO電極20a,20b,20c,20d
とが設けられており、ガラス基板11a,データバス線
12,ITO電極13a,13b,配向膜14a,14
b,液晶層16,ガラス基板11bによって液晶表示素
子1が形成され、また、ガラス基板11b,ITO電極
17,配向膜18a,18b,液晶層19,ITO電極
20a,20b,20c,20d,ガラス基板11cに
よってシャッタ素子6が形成されている。
詳細断面図である。図3を参照すると、液晶表示素子1
およびシャッタ素子6は、具体的には、偏光子10aと
検光子10bとの間に一体化されて形成されている。す
なわち、偏光子10aと検光子10bとの間には、ガラ
ス基板11a,11b,11cと、データバス線12
と、互いに対向するITO電極13a,13bと、配向
膜14a,14bと、ネマチック液晶の液晶層16,1
9と、全面に共通なITO電極17と、配向膜18a,
18bと、ITO電極20a,20b,20c,20d
とが設けられており、ガラス基板11a,データバス線
12,ITO電極13a,13b,配向膜14a,14
b,液晶層16,ガラス基板11bによって液晶表示素
子1が形成され、また、ガラス基板11b,ITO電極
17,配向膜18a,18b,液晶層19,ITO電極
20a,20b,20c,20d,ガラス基板11cに
よってシャッタ素子6が形成されている。
【0018】ここで、2つの液晶層16,19間の距離
をレンチキュラレンズ3の厚さDに比べて十分に小さく
するか、または、ITO電極20a,20b,20c,
20dの大きさを適宜調整しておく必要がある。
をレンチキュラレンズ3の厚さDに比べて十分に小さく
するか、または、ITO電極20a,20b,20c,
20dの大きさを適宜調整しておく必要がある。
【0019】また、図3の例では、液晶表示素子1とシ
ャッタ素子6とが一体に形成されたものとなっている
が、これらを互いに別体として形成することもできる。
但し、一体化するときには、ガラス基板11bの画面に
ITOや配向膜を形成することができ、また検光子を1
枚省略することができるので、装置構成を簡素化するこ
とができる。
ャッタ素子6とが一体に形成されたものとなっている
が、これらを互いに別体として形成することもできる。
但し、一体化するときには、ガラス基板11bの画面に
ITOや配向膜を形成することができ、また検光子を1
枚省略することができるので、装置構成を簡素化するこ
とができる。
【0020】次にこのような構成の立体表示装置の動作
について説明する。液晶表示素子1の1つの画素5を表
示すると同時に、これと同期させて、シャッタ素子6の
4つのシャッタ7a,7b,7c,7dに対し4分割の
時分割駆動を行なう。すなわち、4つのシャッタ7a,
7b,7c,7dをこの順序で順次に開けることによ
り、1つの画素5をこの4つのシャッタ7a,7b,7
c,7dの各々に対応させて、4つの画素に時分割する
ことができて、1つの画素5を4つの画素として用いる
ことができる。
について説明する。液晶表示素子1の1つの画素5を表
示すると同時に、これと同期させて、シャッタ素子6の
4つのシャッタ7a,7b,7c,7dに対し4分割の
時分割駆動を行なう。すなわち、4つのシャッタ7a,
7b,7c,7dをこの順序で順次に開けることによ
り、1つの画素5をこの4つのシャッタ7a,7b,7
c,7dの各々に対応させて、4つの画素に時分割する
ことができて、1つの画素5を4つの画素として用いる
ことができる。
【0021】レンチキュラレンズ3は、シャッタ素子6
によって4分割された画素を水平方向に約4倍に拡大
し、観測者の方向により、4画素のうちのいずれか1つ
を観測させることができる。従って、この4つの画素が
1組となって新たな1つの画素4となり、4眼の立体視
が可能となる。
によって4分割された画素を水平方向に約4倍に拡大
し、観測者の方向により、4画素のうちのいずれか1つ
を観測させることができる。従って、この4つの画素が
1組となって新たな1つの画素4となり、4眼の立体視
が可能となる。
【0022】図4はこの第1の実施例の立体表示装置に
よる立体視の原理を説明するための図である。なお、図
4において、9a,9bは1人の観測者の右眼,左眼を
それぞれ表わしている。いま、この観測者がレンチキュ
ラレンズ3上の画素4の部分を観察すると、眼9aから
はレンチキュラレンズ3により水平方向に約4倍に拡大
された画素7dが観察され、眼9bからは画素7bが観
測される。このため、画素4に対して左右眼で異なる画
像情報を観察することになる。逆に、同一の画像情報を
異なる画素に観察させることができるため立体視差を与
え、立体視をさせることができる。この場合、4眼であ
るので、観測者の左右眼,すなわち頭部が少し左右に移
動しても、他の画素7a,7cを用いることにより、立
体視を連続的に行なうことができる。ここで一般に、左
右眼の間に、画素が多く観察される程、立体視をより連
続的に行なわせることができる。また、このときに視域
を大きくすることも重要である。
よる立体視の原理を説明するための図である。なお、図
4において、9a,9bは1人の観測者の右眼,左眼を
それぞれ表わしている。いま、この観測者がレンチキュ
ラレンズ3上の画素4の部分を観察すると、眼9aから
はレンチキュラレンズ3により水平方向に約4倍に拡大
された画素7dが観察され、眼9bからは画素7bが観
測される。このため、画素4に対して左右眼で異なる画
像情報を観察することになる。逆に、同一の画像情報を
異なる画素に観察させることができるため立体視差を与
え、立体視をさせることができる。この場合、4眼であ
るので、観測者の左右眼,すなわち頭部が少し左右に移
動しても、他の画素7a,7cを用いることにより、立
体視を連続的に行なうことができる。ここで一般に、左
右眼の間に、画素が多く観察される程、立体視をより連
続的に行なわせることができる。また、このときに視域
を大きくすることも重要である。
【0023】シャッタ素子6については、静止画の場合
には、応答速度の遅い液晶を組み合わせることにより、
フリッカについては差程意識せずにこれを駆動すること
ができるが、動画の場合はフリッカが生じないように少
なくとも30×4=120HZで駆動することが望まし
い。しかしながら、現時点において、120HZでの駆
動に対応しうる液晶表示素子1を作製するのは難かしい
ので、分割数を少なくしたり、シャッタ素子6の駆動周
波数を液晶表示素子1に合わせて輝度を十分に下げるこ
とにより、フリッカのない動画を立体視表示できる。ま
た、低残光のCRTディスプレイを液晶表示素子の代わ
りに用いれば、容易に120HZで駆動(垂直走査)す
ることもでき、この方法による立体視が可能である。
には、応答速度の遅い液晶を組み合わせることにより、
フリッカについては差程意識せずにこれを駆動すること
ができるが、動画の場合はフリッカが生じないように少
なくとも30×4=120HZで駆動することが望まし
い。しかしながら、現時点において、120HZでの駆
動に対応しうる液晶表示素子1を作製するのは難かしい
ので、分割数を少なくしたり、シャッタ素子6の駆動周
波数を液晶表示素子1に合わせて輝度を十分に下げるこ
とにより、フリッカのない動画を立体視表示できる。ま
た、低残光のCRTディスプレイを液晶表示素子の代わ
りに用いれば、容易に120HZで駆動(垂直走査)す
ることもでき、この方法による立体視が可能である。
【0024】また、図3の構成では、シャッタ素子6
は、走査線4本からなる単純なストライプ状の白黒2値
の液晶表示素子と同様の構造となっているため、高速に
駆動する以外は高精細に製作することが容易である。具
体的に、シャッタ素子6には、FLCからなるディスプ
レイを用いることができる。また、パッシブ駆動とする
ことで、ITOのみのブラックストライプのないシャッ
タを製作することができる。また、シャッタ素子6は、
単純なストライプ状の液晶表示素子と同一の構造である
ので、構成を簡単にするため、一方のITO電極におい
てストライプ状のパターンをなくすこともできる。但
し、両方のITO電極がともにストライプ状にパターニ
ングされている場合には、一方だけがパターニングされ
ている場合に比べてクロストークをより少なくすること
ができる。基本的には、液晶表示素子1の応答性よりも
さらに高速な応答性を必要とはしないが、変調などによ
り高速応答性が必要なときには、単純マトリックスでメ
モリ効果のあるFLCが適している。このような2重構
造は、レンチキュラレンズ3が設けられていない単純な
2次元表示装置にも利用することができ、これにより表
示画素数を大きくすることができる。
は、走査線4本からなる単純なストライプ状の白黒2値
の液晶表示素子と同様の構造となっているため、高速に
駆動する以外は高精細に製作することが容易である。具
体的に、シャッタ素子6には、FLCからなるディスプ
レイを用いることができる。また、パッシブ駆動とする
ことで、ITOのみのブラックストライプのないシャッ
タを製作することができる。また、シャッタ素子6は、
単純なストライプ状の液晶表示素子と同一の構造である
ので、構成を簡単にするため、一方のITO電極におい
てストライプ状のパターンをなくすこともできる。但
し、両方のITO電極がともにストライプ状にパターニ
ングされている場合には、一方だけがパターニングされ
ている場合に比べてクロストークをより少なくすること
ができる。基本的には、液晶表示素子1の応答性よりも
さらに高速な応答性を必要とはしないが、変調などによ
り高速応答性が必要なときには、単純マトリックスでメ
モリ効果のあるFLCが適している。このような2重構
造は、レンチキュラレンズ3が設けられていない単純な
2次元表示装置にも利用することができ、これにより表
示画素数を大きくすることができる。
【0025】以上のように、液晶表示素子1とレンチキ
ュラレンズ3との間にシャッタ素子6を設け、このシャ
ッタ素子6を4分割の時分割駆動することにより、液晶
表示素子1の1つの画素を4つの画素に分割し、4眼の
立体視が可能となる。但し、この場合、シャッタ素子6
を4分割の時分割駆動することによって、立体視の際の
画素の輝度は、従来に比べて1/4となる。このような
輝度の低下を防止するため、シャッタ素子6においてパ
ワー変調やパルス変調を行なうこともできる。
ュラレンズ3との間にシャッタ素子6を設け、このシャ
ッタ素子6を4分割の時分割駆動することにより、液晶
表示素子1の1つの画素を4つの画素に分割し、4眼の
立体視が可能となる。但し、この場合、シャッタ素子6
を4分割の時分割駆動することによって、立体視の際の
画素の輝度は、従来に比べて1/4となる。このような
輝度の低下を防止するため、シャッタ素子6においてパ
ワー変調やパルス変調を行なうこともできる。
【0026】また、上述の例では、シャッタ素子6の4
つのシャッタを順次に時分割駆動し(すなわち順次に開
とし)液晶表示素子1の1つの画素5を4つに時分割し
て4眼の立体視を行なう場合について述べたが、シャッ
タ素子6の4つの全てのシャッタを開けることにより1
眼となり通常の2次元表示装置にすることができる。こ
れは、実際にマトリックス状に製作する画素が図17の
従来例よりも少なくて良く、シャッタにより画素を増加
させたことによる画質の劣化もないことから1眼の2次
元表示と2眼以上の立体表示とに共用するときには有用
である。また、1眼の場合には、液晶表示素子1の面に
垂直な光線からなるバックライトを用いても、レンチキ
ュラレンズ3により表示光が拡散されるという利点もあ
る。
つのシャッタを順次に時分割駆動し(すなわち順次に開
とし)液晶表示素子1の1つの画素5を4つに時分割し
て4眼の立体視を行なう場合について述べたが、シャッ
タ素子6の4つの全てのシャッタを開けることにより1
眼となり通常の2次元表示装置にすることができる。こ
れは、実際にマトリックス状に製作する画素が図17の
従来例よりも少なくて良く、シャッタにより画素を増加
させたことによる画質の劣化もないことから1眼の2次
元表示と2眼以上の立体表示とに共用するときには有用
である。また、1眼の場合には、液晶表示素子1の面に
垂直な光線からなるバックライトを用いても、レンチキ
ュラレンズ3により表示光が拡散されるという利点もあ
る。
【0027】また、液晶表示素子1の1つの画素5の分
割数をさらに大きくすると、複数の多眼視が可能とな
る。例えば、液晶表示素子1の画素5を12分割して1
2眼にすれば、12の約数の6眼,4眼,3眼,2眼,
単眼に対応することができる。もちろん、これは液晶表
示素子1の画素数が多いときも同様であるが、この場
合、画素数が増えれば、増えるほど比較して製作が容易
になる。
割数をさらに大きくすると、複数の多眼視が可能とな
る。例えば、液晶表示素子1の画素5を12分割して1
2眼にすれば、12の約数の6眼,4眼,3眼,2眼,
単眼に対応することができる。もちろん、これは液晶表
示素子1の画素数が多いときも同様であるが、この場
合、画素数が増えれば、増えるほど比較して製作が容易
になる。
【0028】カラー表示の場合には、RGBの画素をそ
れぞれ別々にシャッタを設けて分割させれば良い。縦に
RGBと画素を並べるとシャッタは1組で良い。但し、
カラー化の場合には、レンチキュラレンズに対してRG
Bの画素を見る方向によって特定の色が強調されないよ
うにする必要がある。従って、例えば、OA用の液晶表
示素子において一般的なものとなっている横にRGBと
並べるストライプ状の配列は避けた方が良い。
れぞれ別々にシャッタを設けて分割させれば良い。縦に
RGBと画素を並べるとシャッタは1組で良い。但し、
カラー化の場合には、レンチキュラレンズに対してRG
Bの画素を見る方向によって特定の色が強調されないよ
うにする必要がある。従って、例えば、OA用の液晶表
示素子において一般的なものとなっている横にRGBと
並べるストライプ状の配列は避けた方が良い。
【0029】また、上述した例では、液晶表示素子1の
画素ピッチと、シャッタ素子6のピッチと、レンチキュ
ラレンズ3のピッチとが同じとなっているが、図5
(a),(b)に示すように、これらを互いに相違させ
ることもできる。すなわち、図5(a)は、液晶表示素
子1の1つの画素に対してシャッタで4分割にし4画素
とし、これにレンチキュラレンズのレンズ2つを割り当
てており、これにより、2眼の画素を2つとしている。
また、図5(b)は、液晶表示素子1の1つの画素をシ
ャッタで2分割にし、この液晶表示素子1の画素2つに
レンチキュラレンズのレンズ1つを割り当てることによ
り、4眼の画素を1つとしている。
画素ピッチと、シャッタ素子6のピッチと、レンチキュ
ラレンズ3のピッチとが同じとなっているが、図5
(a),(b)に示すように、これらを互いに相違させ
ることもできる。すなわち、図5(a)は、液晶表示素
子1の1つの画素に対してシャッタで4分割にし4画素
とし、これにレンチキュラレンズのレンズ2つを割り当
てており、これにより、2眼の画素を2つとしている。
また、図5(b)は、液晶表示素子1の1つの画素をシ
ャッタで2分割にし、この液晶表示素子1の画素2つに
レンチキュラレンズのレンズ1つを割り当てることによ
り、4眼の画素を1つとしている。
【0030】換言すれば、本発明の立体表示装置は、1
組となる元の画素数をaとするとき、画素数aのこの元
の画素をレンチキュラレンズやパララックスバリアによ
り画素数b(a>b>0)の新しい画素にする場合、画
素数bの画素の少なくとも1つにそれぞれ個数c(>
1)のシャッタを設けることによって、新たな画素の画
素数bを画素数aに変換して表示させることができ、こ
の新たな画素から出射する表示光をこの表示光の出射す
る方向によってそれぞれ制御することで、画素数aの元
の画素の画像情報を立体表示することが可能となる。
組となる元の画素数をaとするとき、画素数aのこの元
の画素をレンチキュラレンズやパララックスバリアによ
り画素数b(a>b>0)の新しい画素にする場合、画
素数bの画素の少なくとも1つにそれぞれ個数c(>
1)のシャッタを設けることによって、新たな画素の画
素数bを画素数aに変換して表示させることができ、こ
の新たな画素から出射する表示光をこの表示光の出射す
る方向によってそれぞれ制御することで、画素数aの元
の画素の画像情報を立体表示することが可能となる。
【0031】また、図6に示すように、レンチキュラレ
ンズ3の1つのレンズに液晶表示素子1の2つの画素3
6,37を対応させ、液晶表示素子1の各画素36,3
7をシャッタ素子6のシャッタ34a,34b,34
c,34dおよび35a,35b,35c,35dでそ
れぞれ4分割し、これらを左右2眼に相当する2つの画
像情報として立体表示させることもできる。この場合、
観察する画素36,37の正面に観察者がいるときに
は、シャッタ34a,34b,34c,34dによって
左眼に相当する画像情報L(L1,L2,L3,L4)を表
示させ、またシャッタ35a,35b,35c,35d
によって右眼に相当する画像情報R(R1,R2,R3,
R4)を表示させる。このとき、シャッタ素子6は液晶
表示素子1と同期させて4分割の時分割駆動をする必要
がある。
ンズ3の1つのレンズに液晶表示素子1の2つの画素3
6,37を対応させ、液晶表示素子1の各画素36,3
7をシャッタ素子6のシャッタ34a,34b,34
c,34dおよび35a,35b,35c,35dでそ
れぞれ4分割し、これらを左右2眼に相当する2つの画
像情報として立体表示させることもできる。この場合、
観察する画素36,37の正面に観察者がいるときに
は、シャッタ34a,34b,34c,34dによって
左眼に相当する画像情報L(L1,L2,L3,L4)を表
示させ、またシャッタ35a,35b,35c,35d
によって右眼に相当する画像情報R(R1,R2,R3,
R4)を表示させる。このとき、シャッタ素子6は液晶
表示素子1と同期させて4分割の時分割駆動をする必要
がある。
【0032】図7は液晶表示素子1の画素36に関する
駆動方法の一例を示す図である。なお、図7において、
縦軸は画素36の表示光量およびシャッタ34a,34
b,34c,34dの透過光量を任意単位で示したもの
であり、また横軸は時間tである。
駆動方法の一例を示す図である。なお、図7において、
縦軸は画素36の表示光量およびシャッタ34a,34
b,34c,34dの透過光量を任意単位で示したもの
であり、また横軸は時間tである。
【0033】図7では、例えば各シャッタ34a〜34
dで表示する画像情報L(=L1,L2,L3,L4)が互
いに独立している場合が示されており、この場合には、
t1までの時間、画素36には画像情報L(L1,L2,
L3,L4)を表示すると同時に、4つのシャッタ34a
〜34dをt1/4の時間間隔で順次に開ける。これに
より、画素36による画像情報L(L1,L2,L3,
L4)の表示光は、各シャッタ34a〜34dでそれぞ
れ4分割されている期間、表示される。
dで表示する画像情報L(=L1,L2,L3,L4)が互
いに独立している場合が示されており、この場合には、
t1までの時間、画素36には画像情報L(L1,L2,
L3,L4)を表示すると同時に、4つのシャッタ34a
〜34dをt1/4の時間間隔で順次に開ける。これに
より、画素36による画像情報L(L1,L2,L3,
L4)の表示光は、各シャッタ34a〜34dでそれぞ
れ4分割されている期間、表示される。
【0034】また、図8(a)には、図7と同様の駆動
方法が示されているが、図8(a)では、例えば各シャ
ッタ34a〜34dで表示する画像情報L(=L1,
L2,L3,L4)が全て同じ場合,すなわち、L1=L2
=L3=L4(≡L0)の場合が示されている。この場合
にも、画素36による画像情報L(L0,L0,L0,
L0)の表示光は、各シャッタ34a〜34dでそれぞ
れ4分割されている期間、表示される。
方法が示されているが、図8(a)では、例えば各シャ
ッタ34a〜34dで表示する画像情報L(=L1,
L2,L3,L4)が全て同じ場合,すなわち、L1=L2
=L3=L4(≡L0)の場合が示されている。この場合
にも、画素36による画像情報L(L0,L0,L0,
L0)の表示光は、各シャッタ34a〜34dでそれぞ
れ4分割されている期間、表示される。
【0035】ところで、画像情報L(L1,L2,L3,
L4)がL0と全て同じ場合にも、シャッタ34a〜34
dを時分割で順次に開けて、表示を行なうときには、こ
のときの表示光量は、図8(b)に符号38で示すよう
に、元の表示光量42の1/4に減少する。さらに、図
8(a)の例では、2眼の画像情報のため、2次元表示
の表示光量の1/8の表示光量に減少してしまう。
L4)がL0と全て同じ場合にも、シャッタ34a〜34
dを時分割で順次に開けて、表示を行なうときには、こ
のときの表示光量は、図8(b)に符号38で示すよう
に、元の表示光量42の1/4に減少する。さらに、図
8(a)の例では、2眼の画像情報のため、2次元表示
の表示光量の1/8の表示光量に減少してしまう。
【0036】一方、画像情報L(L1,L2,L3,L4)
がL0と全て同じ場合には、シャッタ34a〜34dを
時分割駆動する必要がない。従って、この場合には、図
9(a)に示すように、シャッタ34a〜34dを時分
割駆動しないことにより、表示光量の減少を防止するこ
とができる。すなわち、図9(a)の例では、画素36
に関係する4つのシャッタ34a〜34dはそれぞれ連
携しており、最初のt 1/4までの期間、シャッタ34
aに対応した画素,すなわち画像情報L0を表示するた
めシャッタ34aが開いているときには、34b,34
c,34dも開く。また、次のt1/4からt1/2まで
の期間、シャッタ34bに対応した画素,すなわち画像
情報L0を表示するためシャッタ34bが開いていると
きには、34a,34c,34dも開く。シャッタ34
c,34dに対応した画像情報を表示するときも同様に
することにより、図9(b)に示すように、画素36に
よる画像情報L(L0,L0,L0,L0)の表示光は、元
の光量42のままの表示光量39で表示することができ
る。
がL0と全て同じ場合には、シャッタ34a〜34dを
時分割駆動する必要がない。従って、この場合には、図
9(a)に示すように、シャッタ34a〜34dを時分
割駆動しないことにより、表示光量の減少を防止するこ
とができる。すなわち、図9(a)の例では、画素36
に関係する4つのシャッタ34a〜34dはそれぞれ連
携しており、最初のt 1/4までの期間、シャッタ34
aに対応した画素,すなわち画像情報L0を表示するた
めシャッタ34aが開いているときには、34b,34
c,34dも開く。また、次のt1/4からt1/2まで
の期間、シャッタ34bに対応した画素,すなわち画像
情報L0を表示するためシャッタ34bが開いていると
きには、34a,34c,34dも開く。シャッタ34
c,34dに対応した画像情報を表示するときも同様に
することにより、図9(b)に示すように、画素36に
よる画像情報L(L0,L0,L0,L0)の表示光は、元
の光量42のままの表示光量39で表示することができ
る。
【0037】以上のことは、画素36の画像情報L(L
1,L2,L3,L4)がL0と全て同じで、シャッタ34
a〜34dにより画素を分割してない場合であるが、シ
ャッタ34a〜34dによって実際に画素を分割するよ
うにする場合も、次のような駆動方法を行なうことによ
り、表示光量の減少を防止することができる。
1,L2,L3,L4)がL0と全て同じで、シャッタ34
a〜34dにより画素を分割してない場合であるが、シ
ャッタ34a〜34dによって実際に画素を分割するよ
うにする場合も、次のような駆動方法を行なうことによ
り、表示光量の減少を防止することができる。
【0038】図10には図6の状態からの観測者の位置
移動により、4つのシャッタ34a,34b,34c,
34dで画素36を4分割した画素のうち3つ(シャッ
タ34a,34b,34cに対応)が画像情報Lの一部
であり、また、4つのシャッタ44a,44b,44
c,44dで画素43を4分割した画素のうちの1つ
(シャッタ44dに対応)が画像情報Lの残りの一部で
ある場合が示されている。
移動により、4つのシャッタ34a,34b,34c,
34dで画素36を4分割した画素のうち3つ(シャッ
タ34a,34b,34cに対応)が画像情報Lの一部
であり、また、4つのシャッタ44a,44b,44
c,44dで画素43を4分割した画素のうちの1つ
(シャッタ44dに対応)が画像情報Lの残りの一部で
ある場合が示されている。
【0039】図11(a)には図10の場合に、図7ま
たは図8(a)と同様の駆動方法でシャッタ素子6を時
分割駆動する場合が示されている。すなわち、図11
(a)では、画素36には3×t1/4の期間、画像情
報Lを表示すると同時に、3つのシャッタ34a〜34
cをt1/4の時間づつ順に開けるようにしている。こ
のため、画像情報Lの表示光の表示光量は、元の表示光
量42と比較して3/16に減少する。なお、観測者
は、画素43をシャッタ44dで分割した画素の表示光
も観察できるので、表示光量は合計3/16+1/16
=1/4となる。従って、図11(b)に示すように、
図8(a),(b)の場合と同様に、表示光量40は、
元の表示光の表示光量42の1/4に減少してしまう。
たは図8(a)と同様の駆動方法でシャッタ素子6を時
分割駆動する場合が示されている。すなわち、図11
(a)では、画素36には3×t1/4の期間、画像情
報Lを表示すると同時に、3つのシャッタ34a〜34
cをt1/4の時間づつ順に開けるようにしている。こ
のため、画像情報Lの表示光の表示光量は、元の表示光
量42と比較して3/16に減少する。なお、観測者
は、画素43をシャッタ44dで分割した画素の表示光
も観察できるので、表示光量は合計3/16+1/16
=1/4となる。従って、図11(b)に示すように、
図8(a),(b)の場合と同様に、表示光量40は、
元の表示光の表示光量42の1/4に減少してしまう。
【0040】これに対し、図12(a)に示すように、
シャッタ34a〜34cについては時分割駆動しないこ
とにより、表示光量の減少を防止することができる。す
なわち、図12(a)の例では、画素36に関係する4
つのシャッタ34a〜34dのうち、3つのシャッタ3
4a〜34cはそれぞれ連携しており、最初のt1/4
の期間にシャッタ34aに対応した画像情報Lを表示す
るためシャッタ34aが開いているときには、シャッタ
34b,34cも開く。また、次のt1/4からt1/2
の間に、シャッタ34bに対応した画像情報Lを表示す
るためシャッタ34bが開いているときには、シャッタ
34a,34cも開く。同様にして、次のt1/2から
3t1/4までの間に、シャッタ34cに対応した画像
情報Lを表示するためシャッタ34cが開いているとき
には、シャッタ34a,34bも開く。これにより、図
12(b)に符号41で示すように、画素36による画
像情報Lの表示光41は、元の表示光の光量42の9/
16の表示光量で表示することができる。また、画素4
3をシャッタ44dにより分割した画素は、画素43に
同じ画像情報を表示する他の画像がないことから元の1
/16の表示光量なので、結果として、観測者は、元の
画素36の表示光量に対して9/16+1/16=5/
8の表示光量で画像情報Lを観測することができる。
シャッタ34a〜34cについては時分割駆動しないこ
とにより、表示光量の減少を防止することができる。す
なわち、図12(a)の例では、画素36に関係する4
つのシャッタ34a〜34dのうち、3つのシャッタ3
4a〜34cはそれぞれ連携しており、最初のt1/4
の期間にシャッタ34aに対応した画像情報Lを表示す
るためシャッタ34aが開いているときには、シャッタ
34b,34cも開く。また、次のt1/4からt1/2
の間に、シャッタ34bに対応した画像情報Lを表示す
るためシャッタ34bが開いているときには、シャッタ
34a,34cも開く。同様にして、次のt1/2から
3t1/4までの間に、シャッタ34cに対応した画像
情報Lを表示するためシャッタ34cが開いているとき
には、シャッタ34a,34bも開く。これにより、図
12(b)に符号41で示すように、画素36による画
像情報Lの表示光41は、元の表示光の光量42の9/
16の表示光量で表示することができる。また、画素4
3をシャッタ44dにより分割した画素は、画素43に
同じ画像情報を表示する他の画像がないことから元の1
/16の表示光量なので、結果として、観測者は、元の
画素36の表示光量に対して9/16+1/16=5/
8の表示光量で画像情報Lを観測することができる。
【0041】このように、上記立体表示装置では、観測
者の位置により、またはシャッタ34a〜34dにより
分割される画像情報の種類により表示光量が変化するの
で、分割された画素の数や画像情報の種類によって決ま
る最低の表示光量を元に画素の表示の仕方を予め決めて
おくと、表示光量の変化をなくすことができる。例え
ば、上記例において、シャッタ34a,34bにより画
像情報Lを表示させ,またシャッタ34c,34dによ
り画像情報Rを表示させる場合、画像情報L,Rの表示
光量は元の表示光量に対して、4/16+4/16=1
/2になり、これを最低表示光量としておくと良い。
者の位置により、またはシャッタ34a〜34dにより
分割される画像情報の種類により表示光量が変化するの
で、分割された画素の数や画像情報の種類によって決ま
る最低の表示光量を元に画素の表示の仕方を予め決めて
おくと、表示光量の変化をなくすことができる。例え
ば、上記例において、シャッタ34a,34bにより画
像情報Lを表示させ,またシャッタ34c,34dによ
り画像情報Rを表示させる場合、画像情報L,Rの表示
光量は元の表示光量に対して、4/16+4/16=1
/2になり、これを最低表示光量としておくと良い。
【0042】また、これらは、左眼右眼2眼の画像情報
でなくても良く、連続する多眼の画像情報であっても同
様の効果がある。
でなくても良く、連続する多眼の画像情報であっても同
様の効果がある。
【0043】このように、画素数bの画素の少なくとも
1つにそれぞれ個数cのシャッタを設け、このシャッタ
をc≧d>1なる整数dでの時分割を基本として駆動す
ることにより空間的に変調させて、画素数bの画素の少
なくとも1つをそれぞれ個数dの画素とし、e眼に相当
するe種の画像情報のうち少なくとも1つ以上の画像情
報を画素数bの画素のうちの1つの画素で表示する場合
に、画素数bの画素のうちの1つの画素について個数d
の画素のうちの1つの画素に対応したシャッタの透過率
を大きくするときに、その画素の位置によって決まるe
眼のうちの1つの画像情報を画素数bの画素のうちの1
つの画素に表示させ、これと同時に、透過率を大きくし
た上記個数dの画素のうちの1つの画素に隣接した個数
dの画素のうちで、上記透過率を大きくした画素と同一
の画像情報を表示する少なくとも1つ以上の画素につい
て、その画素に対応するシャッタの透過率を大きくする
ことによって、同一の画像情報の表示光量を増加させる
ことができる。
1つにそれぞれ個数cのシャッタを設け、このシャッタ
をc≧d>1なる整数dでの時分割を基本として駆動す
ることにより空間的に変調させて、画素数bの画素の少
なくとも1つをそれぞれ個数dの画素とし、e眼に相当
するe種の画像情報のうち少なくとも1つ以上の画像情
報を画素数bの画素のうちの1つの画素で表示する場合
に、画素数bの画素のうちの1つの画素について個数d
の画素のうちの1つの画素に対応したシャッタの透過率
を大きくするときに、その画素の位置によって決まるe
眼のうちの1つの画像情報を画素数bの画素のうちの1
つの画素に表示させ、これと同時に、透過率を大きくし
た上記個数dの画素のうちの1つの画素に隣接した個数
dの画素のうちで、上記透過率を大きくした画素と同一
の画像情報を表示する少なくとも1つ以上の画素につい
て、その画素に対応するシャッタの透過率を大きくする
ことによって、同一の画像情報の表示光量を増加させる
ことができる。
【0044】また、図13には、第1の実施例の立体表
示装置の他の適用例が示されている。なお、図13の例
では、2人の観測者A,Bが観測している場合が示され
ており、図中、30a,30bおよび31a,31bは
それぞれ観測者A,観測者Bの右眼,左眼であり、ま
た、32b,32c,32dはそれぞれ液晶表示素子1
の画素である。また、この例では、シャッタ素子6は、
液晶表示素子1の1つの画素を6分割するよう構成され
ており、従って、1つの画素に対し、6つのシャッタ3
3a,33b,33c,33d,33e,33fが設け
られている。また、レンチキュラレンズ3は、適切な観
測者の位置により水平方向に約6倍以上の拡大倍率を与
える厚さと曲率をもつものとする。
示装置の他の適用例が示されている。なお、図13の例
では、2人の観測者A,Bが観測している場合が示され
ており、図中、30a,30bおよび31a,31bは
それぞれ観測者A,観測者Bの右眼,左眼であり、ま
た、32b,32c,32dはそれぞれ液晶表示素子1
の画素である。また、この例では、シャッタ素子6は、
液晶表示素子1の1つの画素を6分割するよう構成され
ており、従って、1つの画素に対し、6つのシャッタ3
3a,33b,33c,33d,33e,33fが設け
られている。また、レンチキュラレンズ3は、適切な観
測者の位置により水平方向に約6倍以上の拡大倍率を与
える厚さと曲率をもつものとする。
【0045】このような構成では、観測者Aと観測者B
がレンチキュラレンズ3の1つのレンズからの画素を観
測するとき、観測者Aの右眼30aは画素33fの画像
情報R1を観測し、左眼30bは画素33eの画像情報
L1を観測する。また、観測者Bの右眼は画素33cの
画像情報R2を観測し、左眼は画素33bの画像情報L
2を観測する。このとき、2台のカメラで撮影した左右
眼の2つの画像情報を用意しておき、右眼用をL,左眼
用をRとすると、R=R1=R2,L=L1=L2とす
ることにより、観測者A,Bの左右眼にそれぞれ2台の
カメラで撮影した左右眼の2つの画像情報を入射させ、
観測者A,Bに立体視させることができる。液晶表示素
子1の他の画素32b,32d等についても同様にして
2人の観測者A,Bに立体視させることができるが、各
観測者の眼と各々の画素の位置との関係から、シャッタ
素子6上の画素の表示位置を補正することもできる。
がレンチキュラレンズ3の1つのレンズからの画素を観
測するとき、観測者Aの右眼30aは画素33fの画像
情報R1を観測し、左眼30bは画素33eの画像情報
L1を観測する。また、観測者Bの右眼は画素33cの
画像情報R2を観測し、左眼は画素33bの画像情報L
2を観測する。このとき、2台のカメラで撮影した左右
眼の2つの画像情報を用意しておき、右眼用をL,左眼
用をRとすると、R=R1=R2,L=L1=L2とす
ることにより、観測者A,Bの左右眼にそれぞれ2台の
カメラで撮影した左右眼の2つの画像情報を入射させ、
観測者A,Bに立体視させることができる。液晶表示素
子1の他の画素32b,32d等についても同様にして
2人の観測者A,Bに立体視させることができるが、各
観測者の眼と各々の画素の位置との関係から、シャッタ
素子6上の画素の表示位置を補正することもできる。
【0046】従来においても、6眼式立体表示装置が知
られているが、この6眼式立体表示装置では、6方向か
ら6台のカメラで撮影した連続する6種類の画像情報を
33aから33fに順に表示していた。このため、画像
情報の入力方法が大がかりであり、実用性に向かない点
があった。これに対し、本発明の方法では、2台のカメ
ラを用いるだけで良く、画像情報の入力方法を最小限に
抑えることができる。
られているが、この6眼式立体表示装置では、6方向か
ら6台のカメラで撮影した連続する6種類の画像情報を
33aから33fに順に表示していた。このため、画像
情報の入力方法が大がかりであり、実用性に向かない点
があった。これに対し、本発明の方法では、2台のカメ
ラを用いるだけで良く、画像情報の入力方法を最小限に
抑えることができる。
【0047】なお、図13の例では、複数の観測者A,
Bの位置を検出する必要があるが、観測者A,Bの位置
は、観測者A,Bに向けたカメラの入力画像から観測者
の瞳部分を検出することなどにより容易に検出すること
ができる。あるいは、観測者A,Bに位置センサを取り
付けることによって検出することもできる。レンチキュ
ラレンズ3の1つのレンズに対応した画素数(上記例で
は33aから33fの6つ)が多くなればなるほどより
多くの観測者が観測でき、画像の“とび”のない自然な
立体表示が可能になる。また、この方法は2つの画像情
報しか利用しなくても良いので、この画素数がそれぞれ
の立体表示装置で異なっても良いシステムを組めること
になる。
Bの位置を検出する必要があるが、観測者A,Bの位置
は、観測者A,Bに向けたカメラの入力画像から観測者
の瞳部分を検出することなどにより容易に検出すること
ができる。あるいは、観測者A,Bに位置センサを取り
付けることによって検出することもできる。レンチキュ
ラレンズ3の1つのレンズに対応した画素数(上記例で
は33aから33fの6つ)が多くなればなるほどより
多くの観測者が観測でき、画像の“とび”のない自然な
立体表示が可能になる。また、この方法は2つの画像情
報しか利用しなくても良いので、この画素数がそれぞれ
の立体表示装置で異なっても良いシステムを組めること
になる。
【0048】また、複数の観測者が同一の主ローブや副
ローブなどの観察ローブの視域にいるときは良いが、異
なるときは、同一の画素に同一のRかLの画像情報を表
示する必要が生じる場合がある。このときは、片方の観
測者に立体視が不可能なことを知らせたり、2次元表示
を行なったりすれば良い。また、予め単一のローブしか
用いないようにしておいても良い。
ローブなどの観察ローブの視域にいるときは良いが、異
なるときは、同一の画素に同一のRかLの画像情報を表
示する必要が生じる場合がある。このときは、片方の観
測者に立体視が不可能なことを知らせたり、2次元表示
を行なったりすれば良い。また、予め単一のローブしか
用いないようにしておいても良い。
【0049】また、これらは、シャッタ素子を設けた立
体表示装置にかかわらず、1つのレンチキュラレンズま
たはパララックスバリアに4つ以上の画素を設けている
場合の立体表示装置にも有用である。
体表示装置にかかわらず、1つのレンチキュラレンズま
たはパララックスバリアに4つ以上の画素を設けている
場合の立体表示装置にも有用である。
【0050】このように、この立体表示装置を複数の観
測者が観測する場合において、1組となる元の複数の画
素数aを4以上とし、この画素数aの画素に複数の観測
者の位置に対応した2組以上の同一の左右眼用の画像情
報を表示することにより、複数の観測者は、その観測者
の位置に関係なく、左右2眼だけの画像情報で立体視が
可能となる。
測者が観測する場合において、1組となる元の複数の画
素数aを4以上とし、この画素数aの画素に複数の観測
者の位置に対応した2組以上の同一の左右眼用の画像情
報を表示することにより、複数の観測者は、その観測者
の位置に関係なく、左右2眼だけの画像情報で立体視が
可能となる。
【0051】また、上述の各例において、液晶表示素子
1のデータバス線12については、これを図14に符号
25a,25b,25cで示すように、等間隔に配列さ
せることができ、この場合には、ブラックマトリックス
BLは、各画素(ITO電極)23a,23b,23c
の周辺に均等に設けられる。これに対し、液晶表示素子
1のデータバス線12を図15に符号22a,22b,
22c,22dで示すように、配置することもできる。
すなわち、図15の構成例では、隣接する2つのデータ
バス線を互いに近接させて配置することにより、2つの
画素(ITO電極)23aと23bとの間にはデータバ
ス線がない。従って、この2つの画素23a,23bを
用いて2眼のレンチキュラレンズ方式による立体表示装
置を構成する場合、2眼に相当する2つの方向の間に、
見る方向によってブラックマトリックスBLの部分によ
る輝度低下(黒く見える)が生ずるという事態をなくす
ことができる。但し、この場合でも、2つの画素の間で
画像情報が異なると“とび”が存在するが、黒く見える
場合よりは違和感を少なくすることができる。これによ
り、例えば、画素23a,23bにそれぞれ4分割のシ
ャッタを設けると、連続した8眼の立体表示を容易に行
なうことができ、シャッタを用いたときに、違和感を少
なくし、連続した画素を2倍にできる。なお、図15に
示すようなデータバス線の配列は、シャッタを設けない
場合においても有用である。なお、図15において、符
号21a,21b,21cは走査線であり、符号24
a,24bはTFT素子である。
1のデータバス線12については、これを図14に符号
25a,25b,25cで示すように、等間隔に配列さ
せることができ、この場合には、ブラックマトリックス
BLは、各画素(ITO電極)23a,23b,23c
の周辺に均等に設けられる。これに対し、液晶表示素子
1のデータバス線12を図15に符号22a,22b,
22c,22dで示すように、配置することもできる。
すなわち、図15の構成例では、隣接する2つのデータ
バス線を互いに近接させて配置することにより、2つの
画素(ITO電極)23aと23bとの間にはデータバ
ス線がない。従って、この2つの画素23a,23bを
用いて2眼のレンチキュラレンズ方式による立体表示装
置を構成する場合、2眼に相当する2つの方向の間に、
見る方向によってブラックマトリックスBLの部分によ
る輝度低下(黒く見える)が生ずるという事態をなくす
ことができる。但し、この場合でも、2つの画素の間で
画像情報が異なると“とび”が存在するが、黒く見える
場合よりは違和感を少なくすることができる。これによ
り、例えば、画素23a,23bにそれぞれ4分割のシ
ャッタを設けると、連続した8眼の立体表示を容易に行
なうことができ、シャッタを用いたときに、違和感を少
なくし、連続した画素を2倍にできる。なお、図15に
示すようなデータバス線の配列は、シャッタを設けない
場合においても有用である。なお、図15において、符
号21a,21b,21cは走査線であり、符号24
a,24bはTFT素子である。
【0052】図16は本発明に係る立体表示装置の第2
の実施例の概略分解斜視図である。なお、図16におい
て図2と対応する箇所には同じ符号を付している。図1
6の立体表示装置では、シャッタ素子6には、液晶表示
素子1の1つの画素5に対し、4×2個のシャッタ26
a,26b,26c,26d;26e,26f,26
g,26hが設けられている。すなわち、4個のシャッ
タ26a,26b,26c,26dは、1つの画素5の
上半分を4つの画素に時分割するために設けられ、ま
た、他の4個のシャッタ26e,26f,26g,26
hは、1つの画素5の下半分を4つの画素に時分割する
ために設けられており、これら8個のシャッタによっ
て、1つの画素5を水平方向に4分割し、また垂直方向
に2分割して、合計8分割するようになっている。
の実施例の概略分解斜視図である。なお、図16におい
て図2と対応する箇所には同じ符号を付している。図1
6の立体表示装置では、シャッタ素子6には、液晶表示
素子1の1つの画素5に対し、4×2個のシャッタ26
a,26b,26c,26d;26e,26f,26
g,26hが設けられている。すなわち、4個のシャッ
タ26a,26b,26c,26dは、1つの画素5の
上半分を4つの画素に時分割するために設けられ、ま
た、他の4個のシャッタ26e,26f,26g,26
hは、1つの画素5の下半分を4つの画素に時分割する
ために設けられており、これら8個のシャッタによっ
て、1つの画素5を水平方向に4分割し、また垂直方向
に2分割して、合計8分割するようになっている。
【0053】また、図16の立体表示装置では、レンチ
キュラレンズのかわりに、蝿の眼レンズ27が設けられ
ている。この蝿の眼レンズ27は、シャッタ素子6によ
って8分割された画素を水平方向に約4倍,垂直方向に
約2倍(合計約8倍,望ましくは8倍以上)に拡大し、
観測者の方向により、8つの画素のうちのいずれか1つ
を観測者に選択的に観測させうるよう構成されている。
キュラレンズのかわりに、蝿の眼レンズ27が設けられ
ている。この蝿の眼レンズ27は、シャッタ素子6によ
って8分割された画素を水平方向に約4倍,垂直方向に
約2倍(合計約8倍,望ましくは8倍以上)に拡大し、
観測者の方向により、8つの画素のうちのいずれか1つ
を観測者に選択的に観測させうるよう構成されている。
【0054】このような構成では、1つの画素5を8つ
のシャッタ26a〜26hによって8眼の立体視に必要
な8つの画素に時分割し、蝿の眼レンズ27によって合
計約8倍に拡大し、観測者の方向により8つの画素のう
ちのいずれか1つを選択的に観測させることができる。
換言すれば、分割された8つの画素が1組となって新た
な1つの画素28となり、8眼の立体視を行なうことが
できる。なお、垂直方向にシャッタで分割して垂直視差
だけを得ることもできる。但し、この場合には立体視と
はならない。
のシャッタ26a〜26hによって8眼の立体視に必要
な8つの画素に時分割し、蝿の眼レンズ27によって合
計約8倍に拡大し、観測者の方向により8つの画素のう
ちのいずれか1つを選択的に観測させることができる。
換言すれば、分割された8つの画素が1組となって新た
な1つの画素28となり、8眼の立体視を行なうことが
できる。なお、垂直方向にシャッタで分割して垂直視差
だけを得ることもできる。但し、この場合には立体視と
はならない。
【0055】
【発明の効果】以上に説明したように、請求項1乃至請
求項6記載の発明によれば、表示手段と新画素形成手段
との間に、表示手段に表示された画素の少なくとも一部
を分割する分割手段が設けられているので、表示手段自
体を高精細に作製せずとも、分割手段によって画素の分
割を行なうことによって、高解像度の立体視を行なわせ
ることができる。
求項6記載の発明によれば、表示手段と新画素形成手段
との間に、表示手段に表示された画素の少なくとも一部
を分割する分割手段が設けられているので、表示手段自
体を高精細に作製せずとも、分割手段によって画素の分
割を行なうことによって、高解像度の立体視を行なわせ
ることができる。
【0056】また、請求項3記載の発明によれば、表示
手段には、連続した複数の画素ごとに、ブラックマトリ
ックスが設けられているので、ブラックマトリックスに
よる画素間の輝度低下を低減することができ、違和感の
ない立体視を行なわせることができる。
手段には、連続した複数の画素ごとに、ブラックマトリ
ックスが設けられているので、ブラックマトリックスに
よる画素間の輝度低下を低減することができ、違和感の
ない立体視を行なわせることができる。
【0057】また、請求項4,5記載の発明によれば、
分割手段は、複数個のシャッタにより構成されており、
各シャッタは、時分割駆動されることによって、画素を
時分割で分割するようになっているので、画素の分割を
簡単な仕方で行なうことができ、特に請求項5記載の発
明では、分割手段は、複数個のシャッタにより構成され
ており、各シャッタは、隣接するシャッタに対応した画
像情報に応じて光の透過率を変化させて駆動されるよう
になっているので、同一の画像情報については、表示光
量の減少を抑えることができる。
分割手段は、複数個のシャッタにより構成されており、
各シャッタは、時分割駆動されることによって、画素を
時分割で分割するようになっているので、画素の分割を
簡単な仕方で行なうことができ、特に請求項5記載の発
明では、分割手段は、複数個のシャッタにより構成され
ており、各シャッタは、隣接するシャッタに対応した画
像情報に応じて光の透過率を変化させて駆動されるよう
になっているので、同一の画像情報については、表示光
量の減少を抑えることができる。
【0058】また、請求項6記載の発明によれば、立体
表示装置を複数の観測者によって観測させる場合、各観
測者の左右眼の画像情報に対応した観測者の数に相当す
る組の画素が、観測者と表示装置との位置関係により決
定される画素位置に設けられているので、複数の観測者
は、観測者の位置に関係なく、左右2眼だけの画像情報
で立体視ができる。
表示装置を複数の観測者によって観測させる場合、各観
測者の左右眼の画像情報に対応した観測者の数に相当す
る組の画素が、観測者と表示装置との位置関係により決
定される画素位置に設けられているので、複数の観測者
は、観測者の位置に関係なく、左右2眼だけの画像情報
で立体視ができる。
【図1】本発明に係る立体表示装置の第1の実施例の概
略斜視図である。
略斜視図である。
【図2】図1の立体表示装置の分解斜視図である。
【図3】図1,図2に示した立体表示装置の詳細断面図
である。
である。
【図4】第1の実施例の立体表示装置による立体視の原
理を説明するための図である。
理を説明するための図である。
【図5】(a),(b)は液晶表示素子の画素ピッチと
シャッタ素子のピッチとレンチキュラレンズのピッチと
を相違させた立体表示装置の構成例をそれぞれ示す図で
ある。
シャッタ素子のピッチとレンチキュラレンズのピッチと
を相違させた立体表示装置の構成例をそれぞれ示す図で
ある。
【図6】図1の立体表示装置の変形例を示す図である。
【図7】図6の立体表示装置の液晶表示素子の駆動方法
の一例を示す図である。
の一例を示す図である。
【図8】(a),(b)は図6の立体表示装置の液晶表
示素子の駆動方法の一例を示す図である。
示素子の駆動方法の一例を示す図である。
【図9】(a),(b)は図6の立体表示装置の液晶表
示素子の駆動方法の一例を示す図である。
示素子の駆動方法の一例を示す図である。
【図10】図6の立体表示装置において、図6に示す状
態から観測者の位置を移動させたときの状態を示す図で
ある。
態から観測者の位置を移動させたときの状態を示す図で
ある。
【図11】(a),(b)は図10の状態の立体表示装
置の液晶表示素子の駆動方法の一例を示す図である。
置の液晶表示素子の駆動方法の一例を示す図である。
【図12】(a),(b)は図10の状態の立体表示装
置の液晶表示素子の駆動方法の一例を示す図である。
置の液晶表示素子の駆動方法の一例を示す図である。
【図13】2人の観測者により観測がなされる場合の立
体表示装置の構成例を示す図である。
体表示装置の構成例を示す図である。
【図14】液晶表示素子の一例を示す図である。
【図15】液晶表示素子の一例を示す図である。
【図16】本発明に係る立体表示装置の第2の実施例の
概略分解斜視図である。
概略分解斜視図である。
【図17】従来の立体表示装置の構成図である。
1 液晶表示素子 3 レンチキュラレンズ 5 液晶表示素子上の画素 6 シャッタ素子 8 観測者 27 蝿の眼レンズ
Claims (6)
- 【請求項1】 画素を表示する表示手段と、表示手段に
表示された画素の少なくとも一部を分割する分割手段
と、分割手段を透過した画素のうち、所定個数の画素を
1組として新たな1つの画素とし、この新たな画素に基
づく表示光をこの表示光の出射する方向によってそれぞ
れ制御して立体表示する新画素形成手段とを有している
ことを特徴とする立体表示装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の立体表示装置において、
前記表示手段は、各画素の周辺に均等にブラックマトリ
ックスが設けられていることを特徴とする立体表示装
置。 - 【請求項3】 請求項1記載の立体表示装置において、
前記表示手段は、連続した複数の画素ごとに、ブラック
マトリックスが設けられていることを特徴とする立体表
示装置。 - 【請求項4】 請求項1記載の立体表示装置において、
前記分割手段は、複数個のシャッタにより構成されてお
り、各シャッタは、時分割駆動されることによって、画
素を時分割で分割するようになっていることを特徴とす
る立体表示装置。 - 【請求項5】 請求項1記載の立体表示装置において、
前記分割手段は、複数個のシャッタにより構成されてお
り、各シャッタは、隣接するシャッタに対応した画像情
報に応じて光の透過率を変化させて駆動されるようにな
っていることを特徴とする立体表示装置。 - 【請求項6】 請求項1記載の立体表示装置において、
該立体表示装置を複数の観測者によって観測させる場
合、各観測者の左右眼の画像情報に対応した観測者の数
に相当する組の画素が、観測者と表示装置との位置関係
により決定される画素位置に設けられることを特徴とす
る立体表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4247347A JPH0678342A (ja) | 1992-08-24 | 1992-08-24 | 立体表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4247347A JPH0678342A (ja) | 1992-08-24 | 1992-08-24 | 立体表示装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0678342A true JPH0678342A (ja) | 1994-03-18 |
Family
ID=17162064
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4247347A Pending JPH0678342A (ja) | 1992-08-24 | 1992-08-24 | 立体表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0678342A (ja) |
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- 1992-08-24 JP JP4247347A patent/JPH0678342A/ja active Pending
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