JPH067840Y2 - 強制循環式ミネラル水製造装置 - Google Patents

強制循環式ミネラル水製造装置

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JPH067840Y2
JPH067840Y2 JP1988111731U JP11173188U JPH067840Y2 JP H067840 Y2 JPH067840 Y2 JP H067840Y2 JP 1988111731 U JP1988111731 U JP 1988111731U JP 11173188 U JP11173188 U JP 11173188U JP H067840 Y2 JPH067840 Y2 JP H067840Y2
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強 小川
正美 井上
章 中島
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Hitachi Zosen Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、水を強制循環させて循環水をミネラル活性
鉱物に接触させることによりミネラル水を製造する強制
循環式ミネラル水製造装置に関する。例えば麦飯石のよ
うなミネラル活性鉱物は、水と接触すると、水中の遊離
塩素や汚濁物質、有機物、雑菌臭気物質などを吸着し、
かつミネラルを溶出して、いわゆる美味しい水を作る性
質を有する。この考案は、麦飯石のようなミネラル活性
鉱物に上記の如き水中物質を効率よく吸着させかつ同活
性鉱物からミネラルを効率よく溶出させて、大量のミネ
ラル水を短時間に連続的に製造するミネラル水製造装置
に関する。
従来技術およびその問題点 従来、麦飯石を用いてミネラル水を製造するには、第2
図に示すように、水を貯えた容器(51)に麦飯石(52)を直
接投入するやり方が行なわれていた。そして、麦飯石の
吸着効果を持続させるため、麦飯石を1カ月に1〜2回
容器から取り出して熱湯で煮沸洗浄して吸着効果を再生
させた後、再び容器に戻して使用していた。
しかし、このような構成では、ミネラル水は容器の内容
積に相当する量しか得られず、またミネラル水を連続的
にかつ大量に得ることもできなかった。。しかも、麦飯
石を容器から取り出すための作業スペースが別に必要と
なる上に、麦飯石の取り出しおよび再投入さらに取り出
した麦飯石の煮沸洗浄に多大な労力と長い時間を要し
た。
この考案は、上記の如き実情に鑑み、容器から麦飯石を
取り出すことなく、大量のミネラル水を短時間に連続的
に製造することができる強制循環式ミネラル水製造装置
を提供することを目的とする。
問題点の解決手段 この考案による強制循環式ミネラル水製造装置は、上記
目的の達成のために、第1図に示すように、 ミネラル活性鉱物の充填層(2)を内装した容器(1)と、 容器(1)の外部に配置された貯水槽(4)から、容器(1)内
の充填層(2)の下側へ配設され、かつポンプ(6)を有した
送水管(5)と、 容器(1)内の充填層(2)の上側から容器(1)外の貯水槽(4)
へ配設された還流管(7)と、 容器(1)内の底部に装設され、かつ蒸気を流通させる加
熱コイル(8)と、 容器(1)内に設けられた温度検知器(22)から来る温度信
号を受け、かつ加熱コイル(8)の調節バルブ(20)へバル
ブ制御信号を送るバルブ制御装置(23)と、 送水管(5)から容器(1)内の充填層(2)の上方に配され、
かつ先端部に充填層(2)を臨む多数の噴水口(19)を有す
る洗浄管(3) とを具備して成る。
この考案の好適な実施態様においては、送水管(5)から
洗浄管(3)が分岐せられ、その先端部が容器(1)内の頂部
に配設されて、ここに多数の噴水口(19)が充填層(2)向
きに設けられている。
ミネラル活性鉱物の代表例としては、麦飯石が挙げられ
るが、これは限定的なものではない。
実施例 つぎに、この考案の実施例について、図面を基に具体的
に説明する。
第1図において、この考案による強制循環式ミネラル水
製造装置は、基本的構成要素として、 ミネラル活性鉱物の充填層(2)を内装した容器(1)と、 容器(1)の外部に配置された貯水槽(4)から、容器(1)内
の充填層(2)の下側へ配設され、かつポンプ(6)を有した
送水管(5)と、 容器(1)内の充填層(2)の上側から容器(1)外の貯水槽(4)
へ配設された還流管(7)と、 送水管(5)から容器(1)内の頂部に配設された洗浄管(3)
と、 容器(1)内の底部に装設された加熱コイル(8) とを具備して成るものである。
容器(1)は竪形円筒状であって、上端に鉱物投入用の蓋
体(10)を有する。容器(1)の中央部には、多孔板で構成
された鉱物保持用の受け板(9)がやや傾斜状に設けら
れ、蓋体(10)を開けて、受け板(9)の上に麦飯石のよう
な鉱物の粒状物が投入される。投入された鉱物の粒状物
の上に、やはり多孔板で構成された押え板(11)が水平に
設けられる。こうして、容器(1)の中央部に鉱物の充填
層(2)が内装されている。
容器(1)の側壁には受け板(9)の上に鉱物の取出口(12)が
設けられ、容器(1)の底壁にはドレン排出用の排水管(1
3)が設けられている。排水管(13)はバルブ(14)を介して
排水処理装置(図示省略)に延びている。
送水管(5)は充填層(2)の下側において容器(1)の側壁か
ら内部に開口し、ポンプ(6)の下流側にバルブ(15)を有
し、さらにその下流側に圧力計(16)を有する。
還流管(7)は容器(1)の中心部に垂直に配設されて充填層
(2)を貫通し、容器(1)の底部を経て外部に出、バルブ(1
7)を介して貯水槽(4)へ至る。
洗浄管(3)は送水管(5)のポンプ(6)の吐き出し側で送水
管(5)から分岐し、分岐基端寄りにバルブ(18)を有す
る。またその先端部は充填層(2)の上側において容器(1)
の側壁から内部に水平に延び、水平延長部に多数の噴水
口(19)が充填層(2)向きに設けられている。
加熱コイル(8)は、上流端で調節バルブ(20)を介して蒸
気源(図示省略)に接続され、下流端でバルブ(21)を介
して蒸気回収装置(図示省略)に接続されている。調節
バルブ(20)の制御は、充填層(2)の上側で容器(1)内に設
けられた温度検知器(22)から来る温度信号を受けたバル
ブ制御装置(23)が、バルブ制御信号を調節バルブ(20)に
送れことによって自動的に行われる。
上記構成の強制循環式ミネラル水製造装置において、容
器(1)内への麦飯石の充填後、貯水槽(4)内の水はポンプ
(6)によって送水管(5)を経由して容器(1)内の底部に導
入される。この水は、ついで麦飯石の充填層(2)の内部
を上向きに通過し、同層(2)の上側へ出る。この水はつ
いで充填層(2)の上側で還流管(7)の上端に集合され、同
管(7)を経由して貯水槽(4)へ戻される。こうして水は貯
水槽(4)と容器(1)の間を送水管(5)と還流管(7)を経由し
て循環され、麦飯石の充填層(2)を繰返し通過する。そ
の結果、水中の遊離塩素や汚濁物質、有機物、雑菌、臭
気物質などが麦飯石に効率よく吸着され、かつ麦飯石か
らミネラルが効率よく溶出されて、大量のミネラル水が
短時間に連続的に製造される。
上記の如く水が循環されて充填層(2)を繰返し通過する
うちに、麦飯石に徐々に水中の不純物が付着し、充填層
(2)における水の通過面積が減少し、送水管(5)における
ポンプ(6)の吐き出し側の圧力が増加し始める。このこ
とは、麦飯石の吸着効果の低下を意味するものである。
そこで、送水管(5)に設けられる圧力計(16)の表示値に
したがって、送水管(5)のバルブ(15)および還流管(7)の
バルブ(17)をそれぞれ閉じて容器(1)内への水の導入を
止める。そして、加熱コイル(8)のバルブ(20)およびバ
ルブ(21)をそれぞれ開き、加熱コイル(8)内に蒸気を連
続的に導入する。こうして、水が麦飯石を煮沸するまで
容器(1)内の水を加熱し続ける。煮沸に要する時間は、
容器(1)内に設けられた温度検知器(22)が煮沸温度を検
知し、その温度信号をバルブ制御装置(23)が受け、同装
置(23)がバルブ制御信号を調節バルブ(20)に送って同バ
ルブ(20)を自動調節することによって、制御される。こ
のように、麦飯石を煮沸することによって、不純物が除
去され、麦飯石の吸着効果が再生せられる。加熱処理の
完了後、排水管(13)のバルブ(14)を開いて加熱水を容器
(1)から排出する。
さらに、麦飯石の吸着効果の再生度を高めるには、洗浄
管(3)のバルブ(18)を開いて、容器(1)内の頂部に水を導
入し、同管(3)の噴水口(19)から麦飯石の充填層(2)に水
を噴射して、麦飯石を洗浄する。洗浄後の水は、上記と
同じく排水管(13)を経由して容器(1)から排出される。
考案の効果 この考案による強制循環式ミネラル水製造装置は、以上
の如く構成されているので、水を貯水槽(4)と容器(1)の
間で送水管(5)と還流管(7)を経由して循環させ、麦飯石
の充填層(2)を繰返し通過させることによって、水中の
遊離塩素や汚濁物質、有機物、雑菌、臭気物質などを麦
飯石に効率よく吸着させ、かつ麦飯石からミネラルを効
率よく溶出させて、大量のミネラル水を短時間に連続的
に製造することができる。
また、この考案によるミネラル水製造装置は、容器(1)
内の底部に加熱コイル(8)を具備しているので、加熱コ
イル(8)に蒸気を通すことによって、吸着効果が劣って
きたミネラル活性鉱物を容器(1)の内部において煮沸洗
浄することができる。したがって、本書冒頭で説明した
従来技術のように、吸着効果が劣ってきたミネラル活性
鉱物を一旦容器から取り出して熱湯で煮沸洗浄し、吸着
効果を再生させた後、再び容器に戻して使用するといっ
た面倒な作業を行うことなく、ミネラル活性鉱物の吸着
効果を再生させることができる。加えて、ミネラル活性
鉱物の取り出しのための作業スペースが必要でなくな
り、かつミネラル活性鉱物の取り出しおよび再投入のた
めの多大な労力および長い時間も必要でなくなった。か
くして、この考案の装置によれば、ミネラル水の製造コ
ストを大巾に低減させることができる。
また、バルブ制御装置(23)によって、容器内の煮沸温度
を検知しこれに従って調節バルブ(20)を自動的に制御す
ることができる。
さらに、洗浄管(3)によって充填層(7)に水を噴射するこ
とにより充填層(2)の再生度を一層高めることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例を示す強制循環式ミネラル水
製造装置の垂直断面図、第2図は従来技術を示すミネラ
ル水製造装置の垂直断面図である。 (1)……容器(1)、(2)……充填層、(3)……洗浄管、(4)
……貯水槽、(5)……送水管、(6)……ポンプ、(7)……
還流管、(8)……加熱コイル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ミネラル活性鉱物の充填層(2)を内装した
    容器(1)と、 容器(1)の外部に配置された貯水層(4)から、容器(1)内
    の充填層(2)の下側へ配設され、かつポンプ(6)を有した
    送水管(5)と、 容器(1)内の充填層(2)の上側から容器(1)外の貯水槽(4)
    へ配設された還流管(7)と、 容器(1)内の底部に装設され、かつ蒸気を流通させる加
    熱コイル(8)と、 容器(1)内に設けられた温度検知器(22)から来る温度信
    号を受け、かつ加熱コイル(8)の調節バルブ(20)へバル
    ブ制御信号を送るバルブ制御装置(23)と、 送水管(5)から容器(1)内の充填層(2)の上方に配され、
    かつ先端部に充填層(2)を臨む多数の噴水口(19)を有す
    る洗浄管(3) とを具備して成る強制循環式ミネラル水製造装置。
JP1988111731U 1988-08-25 1988-08-25 強制循環式ミネラル水製造装置 Expired - Lifetime JPH067840Y2 (ja)

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