JPH0678600A - 発電機励磁制御方式 - Google Patents
発電機励磁制御方式Info
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- JPH0678600A JPH0678600A JP4250365A JP25036592A JPH0678600A JP H0678600 A JPH0678600 A JP H0678600A JP 4250365 A JP4250365 A JP 4250365A JP 25036592 A JP25036592 A JP 25036592A JP H0678600 A JPH0678600 A JP H0678600A
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Abstract
の維持及び向上を図った発電機励磁制御方式を得る。 【構成】 本発明の発電機励磁制御方式が適用された電
力発生装置11は、界磁電圧Efに応じて発電する発電
機12と、該発電機12から出力される端子電圧Ea及
び電機子電流Iを取込み、これらにファジィ制御を施し
て励磁指令ΔEfを形成するファジィ制御系15と、前
記励磁指令ΔEfを基に界磁電圧Efを形成する励磁機
器14とからなる。また、前記ファジィ制御系15は、
上記発電機12からの端子電圧Eaと端子電圧設定値E
asとの偏差(Ea−Eas)と、端子電圧の変化速度(d
Ea/dt)と、有効電力Pの偏差と、前記有効電力P
の偏差の変化速度(dP/dt)とのそれぞれに予め設
定した関数に応じたゲインを乗じ、これらの演算結果を
基に励磁機器14への励磁指令ΔEfを演算する。
Description
し、特に発電機の励磁制御系にフアジィ理論を応用して
発電機の運転の安定度を向上させた発電機励磁制御方式
に関する。
周知のとおり、電力系統安定化装置(以下、「PSS;
(Power System Stabilizer )」と略称する)付き超速
応励磁制御方式が広く適用されている。このPSS付き
超速応励励磁方式は、発電機から出力される端子電圧及
び電流を制御装置に取込み、制御装置において前記端子
電圧と端子電圧設定値との偏差、及び有効電力偏差(ま
たは回転速度)を求め、これらに対して比例または比例
積分制御をすることにより励磁装置への指令値を決定
し、この指令値を励磁装置に与えるようにしたものであ
る。
ば、ある特定の系統状態(例えば、系統構成、潮流条
件、事故条件等)に対して効果的に動作する。
に応用したものとしては、次のようになものが提案され
ている。
より位相平面的にフアジィ制御を行い、その結果を発電
機のAVRに補助入力として与えるようにした発電機励
磁制御方式が提案されている(檜山隆他 「ファジィ制
御則を用いたディジタル型安定化制御による模擬電力系
統の安定化制御」、平成4年電気学会全国大会112
5、平成4年3月)。
に調整したPSSと、大外乱用に対処するよう調整した
第1ファジィ制御器と、前記PSSまたは第1ファジィ
制御器のどちらの操作量を使用するかを決定する第2フ
ァジィ制御器とを備えて電力系統の安定化を図るように
した発電機励磁制御方式が提案されている(M.A.Iskand
ar「ファジィ理論を用いたPSSの特性改善手法につい
て」、平成4年電気学会電力・エネルギー部門大会、平
成4年7月)。
た従来のPSS付き超速応励励磁方式では、制御系定数
は、ある特定の系統状態(例えば、系統構成、潮流条
件、事故条件等)に対して効果的に動作するような固定
値に設定されているため、電力系統の状態が大きく変化
した場合には最適な効果を発揮することができなかっ
た。また、この制御系定数を設定することは、対象とす
る系統状態の選択を含めて複雑であるので、その簡略化
が望まれていた。
制御方式にあっては、検出した信号に対して単にファジ
ィ理論をPSS部分に適用しただけであって、事故を認
識するものでないため、最適な制御とはならなかった。
信頼度を確保し、発電機の安定度の維持及び向上を図っ
た発電機励磁制御方式を提供することを目的とする。
め、本発明の発電機励磁制御方式は、界磁電圧に応じて
発電する発電機と、前記発電機から出力される端子電圧
及び電機子電流を取込み、これらにファジィ制御を施し
て励磁指令を形成するファジィ制御系と、前記ファジィ
制御系からの励磁指令を基に界磁電圧を形成する励磁機
器とを備えた電力発生装置であって、前記ファジィ制御
系は、発電機からの端子電圧と端子電圧設定値との偏差
と、前記端子電圧の変化速度と、前記発電機の有効電力
の偏差と、前記有効電力の偏差の変化速度とのそれぞれ
に予め設定した関数に応じたゲインを乗じ、これらに基
づいて励磁機への励磁指令値を演算するようにしてい
る。
に現れる10〔Hz〕程度以上の成分の影響を、有効電力
偏差の変化速度に自動的に変化するゲインを乗じた結果
を端子電圧の変化速度に印加することにより打ち消すよ
うにすればよい。
子電圧設定値との差がある値以下になったときに、電力
系統に事故が発生したと判定し、有効電力偏差を積分
し、事故と判断された後に、端子電圧と電圧設定値との
差がある値超えかつ有効電力がある値以上になったとき
に、事故除去されたと判定し、事故除去後に、端子電圧
と電圧設定値との差がある値以下でかつ有効電力偏差の
積分値がある値以下ならば励磁機への指令が正で大きく
なる補助信号を、励磁機への指令が正で大きくなる補助
信号を出力しているときに、前記偏差値がある値以上ま
たは有効電力偏差の積分がある値以上ならば前記補助信
号を停止するように構成することが好適である。
さに応じて、端子電圧変化速度、有効電力偏差及び有効
電力の偏差の変化速度に乗じるゲインの大きさを予め設
定した関数に応じて自動的に変えるように構成してい
る。
定値の変更時に、端子電圧変化速度及び有効電力の偏差
に乗じるゲインの大きさを予め設定した関数に応じて自
動的に変化させるように構成している。
との偏差と、この偏差の変化速度と、発電機の有効電力
の偏差と、有効電力の偏差の変化速度とのそれぞれに予
め設定した関数に応じたゲインを乗じることができ、か
つ、これらに基づいて励磁機への励磁指令値を演算す
る。この励磁指令は励磁機器に入力される。この励磁機
器は、前記励磁指令を基づいて発電機に界磁電圧を与え
る。これにより、発電機からは、系統の変動に応じて端
子電圧を発生する。
明する。
施例が適用された電力発生装置を示す。
い原動機と、この原動機により駆動される発電機12
と、この発電機12を励磁制御する制御装置13とから
構成されている。発電機12は、励磁巻線F、電機子G
からなり、電機子Gで発電した電力を出力できる。ま
た、前記制御装置13は、励磁機器14及びファジィ制
御系15からなる。この励磁機器14及びファジィ制御
系15には、発電機12の(三相瞬時値の)端子電圧E
が変圧器16を介して入力されている。ファジィ制御系
15には、発電機12から出力される(三相瞬時値の)
電機子電流Iが変流器17を介して入力されている。ま
た、ファジィ制御系15には、端子電圧設定値Easも入
力されている。このファジィ制御系15は、端子電圧
E、電機子電流Iから端子電圧Ea及び有効電力Pを求
め、これら端子電圧Ea及び有効電力P及び端子電圧設
定値Easを基にファジィ制御をして励磁指令ΔEfを求
めるものであり、端子電圧Ea、電機子電流IをA/D
変換器18a、18bでデジタル信号に変換してコンピ
ュータ19に入力し、コンピュータ19で所定の信号処
理をするとともにファジィ制御し、その制御結果をD/
A変換器20でアナログの励磁指令ΔEfに変換できる
ようにしたものである。また、励磁機器14は、励磁指
令ΔEfに基づいた界磁電圧Efを発電機12の励磁巻
線Fに供給する。
ク図を示す。
リングして三相瞬時値電圧Eより、2値加算法を用いて
各相電圧の実効値を求め三相で平均し、20〔mS〕間
の平均を取って得たものであり、加算器AD1 に入力さ
れる。この加算器AD1 には、横流補償用の係数Kが入
力されている。ここで、係数Kについては、#1Genが1
号発電機を、#2Genが2号発電機をそれぞれ示し、q1
が1号発電機の無効電力を、q2が2号発電機の無効電
力を示している。そして、係数Kは、1号発電機の係数
として{(q1−q2)・X19・X42×0.15}を出
力し、2号発電機の係数として{(q2−q1)・X19
・X42×0.15}を出力するようになっている。この
係数Kは、既に述べたが、横流補償のためのものであ
り、各発電機の無効電力の差を取り入れることにより、
近接した発電機の実施例制御を安定させている。ただ
し、発電機1を1台のみで運転している場合には、この
係数Kからの出力を0としている。このような入力信号
は、加算器AD1 にて加算され、その加算出力を加算器
AD2 、AD3 、遅延ブロックB1 に与える。
2 とブロックB2 に入力されている。端子電圧設定値E
asは、ブロックB2 において処理され、その結果X
22(dEas/dt)をファジィ制御ブロックB3 に与え
る。dEas/dtは、端子電圧設定値変化速度といい、
端子電圧設定値Easを不完全微分することを意味してい
る。ファジィ制御ブロックB3 は、メンバーシップ関数
λでもって処理をして出力X9 を得る。一方、加算器A
D2 では、加算器AD1 からの出力と端子電圧設定値E
asとの減算がなされ、その減算結果X4 をファジィ制御
ブロックB4 に与える。ファジィ制御ブロックB4 は、
負で大きいNB1 及び正で大きいPB1 で表されるメン
バーシップ関数でもって入力信号を処理して処理結果X
5 を求めている。
-1の操作をして信号を遅延させて加算器AD3 に供給す
る。加算器AD3 は、遅延ブロックB1 からの出力結果
X6と加算器AD1 からの出力とを減算して演算結果X
7 (dEa/dt)を得る。このことは、端子電圧Ea
の1サンプリング(1/1200秒)前の値との差分を
取って1200倍することを意味し、このようにして求
めた端子電圧変化速度dEa/dt(演算結果X7 )
は、ブロックB5 でパラメータg1 が掛けられてファジ
ィ制御ブロックB6 に与えられる。ファジィ制御ブロッ
クB6 では、負で大きいNB2 及び正で大きいPB1 で
表されるメンバーシップ関数でもって入力信号を処理し
て処理結果X8 を求めている。
電機子電流Iより、直角2サンプリング演算法を用いて
各相電力の実行値を求め、三相分を加算し、20〔m
S〕間の平均を取ったものであり、この有効電力Pは、
ファジィ制御ブロックB7 、B8 及び有効電力偏差を求
めるブロックB9 に入力される。ブロックB7 は、メン
バーシップ関数γで入力信号を処理して処理結果X17を
得る。ブロックB8 は、メンバーシップ関数βでもって
入力信号を処理して処理結果X19を得る。ブロックB9
は、入力信号(有効電力P)に5s/(1+5s)の不
完全微分処理をし、その処理結果X12(有効電力偏差Δ
P)を得る。入力信号X12は、ブロックB10、B11及び
加算器AD4 に入力される。ブロックB10は、入力信号
にパラメータg2 を掛けた出力信号を得る。また、ブロ
ックB11と、加算器AD4 とにより、有効電力偏差の変
化速度X15(dP/dt)を得ている。これは、有効電
力偏差ΔPの1サンプリング前の値との差分を取ること
を意味し、その演算結果として有効電力変化速度(dP
/dt)が得られることになる。この出力信号結果X15
は、ブロックB12でパラメータg1 を掛けてファジィ制
御ブロックB14に入力される。ファジィ制御ブロックB
13は、負で大きいNB3 及び正で大きいPB3で表され
るメンバーシップ関数でもって入力信号を処理して処理
結果X13を求めている。同様に、ファジィ制御ブロック
B14は、負で大きいNB4 及び正で大きいPB4 で表さ
れるメンバーシップ関数でもって入力信号を処理して処
理結果X16を求めている。
は、掛算器MP1 において、ブロックB3 からの信号
X9 と、ブロックB7 からの信号X17との掛け算を行
い、演算結果X18を得ている。また、掛算器MP2 は、
ファジィ制御ブロックB8 の出力信号X19とブロックB
3 からの出力信号X9 との掛け算をして出力X30を得
る。掛算器MP3 は、ファジィ制御ブロックB13からの
出力X13と掛算器MP2 からの出力X30との掛け算をし
て出力X33を得る。掛算器MP4 は、ファジィ制御ブロ
ックB7 からの出力X17と、ブロックB14からの出力X
16とを掛け算し、演算結果X32を得る。
に供給される。掛算器MP3 の出力X31は加算器AD6
に入力される。掛算器MP4 の出力X32は、ブロックB
16に入力される。ブロックB15は、ノイズを除去させる
ためのフィルタf1 として機能し、入力信号に時定数が
0.02の一次遅れ要素{1/(1+0.02s)}を
掛けた処理結果(a)X36を得て、ブロックB17と加算
器AD5 に与える。ブロックB16は、ノイズを除去させ
るためのフィルタf2 として機能し、入力信号に時定数
が0.02の一次遅れ要素{1/(1+0.02s)}
を掛けた処理結果(b)X38を得て、ブロックB17と掛
算器MP5 に与える。
間の最大値、最小値を求めて、メンバーシップ関数αの
処理を行い、その処理結果X40を得てブロックB18に供
給する。ブロックB18は、入力信号に1/(1+0.1
s)の処理をし、その処理結果X44をブロックB19に与
える。ブロックB19は、入力信号にパラメータg3 を掛
けた結果X42を掛算器MP5 に与える。掛算器MP
5 は、ブロックB16からの信号X38と、ブロックB19か
らの出力信号X42とを掛け算し、その演算結果X43を加
算器AD5 に与える。加算器AD5 は、ブロックB15か
らの出力信号X36と、掛算器MP5 からの信号X43を減
算して、その減算結果X45をブロックB20に与える。ブ
ロックB20は、入力信号に1/(1+0.1s)の処理
をし、その処理結果X47を加算器AD6 に与える。
の出力信号X12と、加算器AD2 からの出力信号X4 と
を取込み、所定の演算をし、その演算結果から出力信号
νを得る。ここで、ブロックB21は、(1)もし、信号
X4 が(Ea−Eas)≦−0.2ならば、「短絡事故発
生」と判断して信号X12(ΔP)を加算してゆき、
(2)短絡事故中に、もし(Ea−Eas)>−0.2
で、かつΔP>−0.2ならば、「短絡事故が除去され
た」と判断し、(3)短絡事故除去後に、もし(Ea−
Eas)<+0.2で、かつΔPの加算値<−20なら
ば、ν=0.5とし、これ以外はν=0とする処理を実
行する。このνは、端子電圧Eaの大きさにより系統事
故を判別し、系統短絡事故中の有効電力偏差ΔPの合計
が−20〔PU〕以下のときに励磁電圧を突き上げるこ
とにより、短絡事故除去後の発電機12の加速エネルギ
ーをより早く放出させるために使用している。
らの信号X47、ブロックB4 からの信号X5 、掛算器M
P3 からの信号X31、ブロックB21からの信号νを加算
し、その加算結果X33をファジィ制御ブロックB22に与
える。この結果、ブロックB22は、数式1に示す処理を
実行することにより、励磁指令ΔEfを得ることがで
き、この励磁指令ΔEfを励磁機器14に与える。
プ関数の概要を示す。図3の横軸は状態量を示し、縦軸
は適応度を示している。また、NB、NS、ZE、P
S、PBはメンバーシップ関数を意味し、NBは負で大
きい、NSは負で小さい、ZEはほとんど零、PSは正
で小さい、PBは正で大きい、という意味をもってい
る。
ンバーシップ関数の詳細を示す。
ンバーシップ関数が示されており、このメンバーシップ
関数は、入力信号X4 即ち(Ea−Eas)が、−0.5
以下のときには0.5を、−0.5〜0までは0.5か
ら0に向かって直線的に減少する値を、0以上のときに
は0をそれぞれ出力する負で大きい(NB1 )の関数
と、0以下のときには0を、0〜0.5までは0から
0.5に向かって直線的に増加する値を、0.5以上で
は0.5をそれぞれ出力する正で大きい(PB1 )の関
数とからなる。
ンバーシップ関数が示されており、このメンバーシップ
関数は、ブロックB5 からの出力信号(dEa/dt×
g1)が、−0.5以下のときには0.5を、−0.5
〜0までは0.5から0に向かって直線的に減少する値
を、0以上のときには0をそれぞれ出力する負で大きい
(NB2 )の関数と、0以下のときには0を、0〜0.
5までは0から0.5に向かって直線的に増加する値
を、0.5以上では0.5をそれぞれ出力する正で大き
い(PB2 )の関数とからなる。
ンバーシップ関数が示されており、このメンバーシップ
関数は、ブロックB10からの出力信号(ΔP×g2 )
が、−0.5以下のときには0.5を、−0.5〜0ま
では0.5から0に向かって直線的に減少する値を、0
以上のときには0をそれぞれ出力する負で大きい(NB
3 )の関数と、0以下のときには0を、0〜0.5まで
は0から0.5に向かって直線的に増加する値を、0.
5以上では0.5をそれぞれ出力する正で大きい(PB
3 )の関数とからなる。
ンバーシップ関数が示されており、このメンバーシップ
関数は、ブロックB12からの出力信号(dP/dt×g
1 )が、−0.5以下のときには0.5を、−0.5〜
0までは0.5から0に向かって直線的に減少する値
を、0以上のときには0をそれぞれ出力する負で大きい
(NB4 )の関数と、0以下のときには0を、0〜0.
5までは0から0.5に向かって直線的に増加する値
を、0.5以上では0.5をそれぞれ出力する正で大き
い(PB4 )の関数とからなる。
ンバーシップ関数が示されており、このメンバーシップ
関数は、ブロックB15からの出力信号aと、ブロックB
16からの出力信号bとの演算結果[γλf1 {max (P
B2 )+max (NB2 )}/γf1 {max (PB4 )+
max (NB4 )}が、0.3以下のときには0.3を、
0.3〜1.5までは0.3から1.5に向かって直線
的に増加する値を、1.5以上のときには1.5をそれ
ぞれ出力する関数αからなる。このメンバーシップ関数
αは、端子電圧変化速度dEa/dtと有効電力変化速
度dP/dtとの両方に含まれる約0.1〔S〕周期以
下の成分(主に軸ねじれ振動に起因)を相殺するための
ゲインでもある。
ンバーシップ関数が示されており、このメンバーシップ
関数は、入力信号Pが、0.05以下のときには0を、
0.05〜0.45までは0から1に向かって直線的に
増加する値を、0.45以上のときには1をそれぞれ出
力する関数βからなる。このメンバーシップ関数βは、
有効電力Pが定格の1/2以下のときに、Pに対するゲ
インを下げ、端子電圧Eaの制御性を向上を図り、かつ
発電機負荷遮断時の電圧上昇を抑制するために使用され
ている。
ンバーシップ関数が示されており、このメンバーシップ
関数は、入力信号Pが、0以下のときには0.1を、0
〜1までは0.1から1.1に向かって直線的に増加す
る値を、1以上のときには1.1をそれぞれ出力する関
数γからなる。このメンバーシップ関数γは、有効電力
Pが小さいほど、端子電圧変化速度dEa/dtに対す
るゲインを下げて、端子電圧Eaの制御性の向上を図る
ためと、軽負荷時の電圧制御の安定性を向上させるため
に使用する。
ンバーシップ関数が示されており、このメンバーシップ
関数は、入力信号(dEas/dt)が、−0.4以下の
ときには0.2を、−4〜−2までは0.2から1に向
かって直線的に増加する値を、−2〜+2までは1を、
+2〜+4までは1から0.2に向かって直線的に減少
する値を、+4以上のときには0.2をそれぞれ出力す
る関数λからなる。このメンバーシップ関数λは、端子
電圧Eaのステップ応答時の安定性を向上させるために
有効電力P及び端子電圧変化速度dEa/dtに対する
ゲインを下げるために使用する。
用した電力発生装置の動作を検証するためのシミュレー
タ用実験用系統を示す。
1a,11bと、線路部21とからなる。電力発生装置
11aは、遮断器22a、変圧器23aを介して母線2
4に接続されている。電力発生装置11bは、遮断器2
2b、変圧器23bを介して母線24に接続されてい
る。変圧器23a及び変圧器23bは、電力発生装置1
1a及び電力発生装置11bの端子電圧を200〔V〕
を3300〔V〕に昇圧して母線24に供給する。この
母線24には、遮断器CB1を介して300〔km〕の
EHV送電線25aが接続されており、かつ遮断器CB
2を介して300〔km〕のEHV送電線25bが接続
されている。これら送電線25a,25b遮断器CB
4,CB5をそれぞれ介して母線26に接続されてい
る。送電線25bには、遮断器CB2から100〔k
m〕の地点に事故発生用の遮断器CB7を設置してあ
る。また、母線26には、変圧器27、遮断器28、電
圧調整器29を介して無限大母線30に接続されてい
る。変圧器27は、3300〔V〕を220〔V〕に変
圧できる。また、電圧調整器29は、無限大母線30の
電圧を190〔V〕一定に保つ。
場合の動作〕まず、遮断器CB1からCB5を閉じて1
回線の送電系統を構成し、かつ所定の時間に遮断器CB
7を閉じて1回線三相地絡事故を発生させた場合の動作
について、図7及び図8を参照して説明する。ここで、
図7及び図8とも、横軸に時間〔S〕を、縦軸に〔P
U〕をとっている。また、1号機の電力発生装置11a
で65〔kW〕運転とする。
場合>図7は、従来のPSS付き発電機励磁制御方式に
よる1回線三相地絡事故時の電力及び電圧波形を示した
ものであり、事故発生時(時刻t1 )から一定時刻経過
後事故除去となると(時刻t2 )、端子電圧Ea及び有
効電力Pとも振幅が徐々に大きくなり、再閉路(時刻t
3 )直後に大きく振動することが分かる。
8は、本発明の発電機励磁制御方式による1回線三相地
絡事故時の電力及び電圧波形を示したものである。この
ような状態の信号がファジィ制御系15に入力される
と、ファジィ制御系15は各瞬時における検出信号に基
づいて次のように動作することになるから、図8に示す
ような波形が得られることになる。
12からの端子電圧Eは、ファジィ制御系15における
A/D変換器18aを介してコンピュータ19に入力さ
れている。また、発電機12の電機子電流IもA/D変
換器18bを介してコンピュータ19に入力されてい
る。コンピュータ19は、1.2〔kHz〕でサンプリン
グした三相瞬時値電圧Eより、2値加算法に用いて各相
電圧の実行値を求め、三相で平均して20〔mS〕間の
平均を取って端子電圧Eaを得ている。
加算器AD2 、AD3 、遅延ブロックB1 に供給する。
これは、発電機12を1台で運転しているために係数K
の出力が0であるからである。
2 とブロックB2 に入力されている。この端子電圧設定
値Easは、ブロックB2 において、{100s/(1+
s)の処理がなされ、その結果X22(端子電圧設定値変
化速度dEas/dt)をファジィ制御ブロックB3 に与
える。ファジィ制御ブロックB3 は、端子電圧のステッ
プ応答時の安定性を向上するために、有効電力P及び端
子電圧変化速度(dEa/dt)に対するゲインを下げ
る。すなわち、ファジィ制御ブロックB3 は、図4
(h)に示すように、入力信号(端子電圧設定値変化速
度dEas/dt)が、−0.4以下のときには0.2
を、−4〜−2までは0.2から1に向かって直線的に
増加する値を、−2〜+2までは1を、+2〜+4まで
は1から0.2に向かって直線的に減少する値を、+4
以上のときには0.2をそれぞれ出力信号X9 として出
力する。
らの出力と端子電圧設定値Easとの減算がなされ、その
偏差(主に、Ea−Eas)X4 をファジィ制御ブロック
B4に与える。ファジィ制御ブロックB4 では、図4
(a)に示すように、入力信号X4 (Ea−Eas)が、
−0.5以下のときには0.5を、−0.5〜0までは
0.5から0に向かって直線的に減少する値を、0以上
のときには0をそれぞれ出力し、また入力信号X4 (E
a−Eas)が、0以下のときには0を、0〜0.5まで
は0から0.5に向かって直線的に増加する値を、0.
5以上では0.5をそれぞれ出力し、(Ea−Eas)
と、負で大きい(NB1 )、正で大きい(PB1 )との
適応度を得る。
ロックB1 と加算器AD3 とにより、その信号とその信
号をZ-1の操作をして遅延信号X6 (1/1200
(S)前の信号)との減算をしてその演算結果X7 (端
子電圧変化速度dEa/dt)を得る。この演算結果X
7 は、ブロックB5 でパラメータg1 が掛けられてファ
ジィ制御ブロックB6 に与えられる。ファジィ制御ブロ
ックB6 では、図4(b)に示すように、ブロックB5
からの出力信号(dEa/dt×g1 )が、−0.5以
下のときには0.5を、−0.5〜0までは0.5から
0に向かって直線的に減少する値を、0以上のときには
0をそれぞれ出力し、またブロックB5 からの出力信号
(dEa/dt×g1 )が、0以下のときには0を、0
〜0.5までは0から0.5に向かって直線的に増加す
る値を、0.5以上では0.5をそれぞれ出力すること
により、端子電圧変化速度dEa/dtと、正で大きい
(PB2 )、負で大きい(NB2 )との適応度を得る。
電機子電流Iより、直角2サンプリング演算法を用いて
各相電力の実行値を求め、三相分を加算し、20〔m
S〕間の平均を取ることにより得られる。この有効電力
Pは、ファジィ制御ブロックB7 、B8 、及び有効電力
偏差を求めるブロックB9 に入力される。ブロックB7
は、メンバーシップ関数γで入力信号を処理して処理結
果X17を得る。ブロックB8 は、図4(g)に示すよう
に、入力信号Pが、0以下のときには0.1を、0〜1
までは0.1から1.1に向かって直線的に増加する値
を、1以上のときには1.1をそれぞれ出力し、これに
より、有効電力Pが小さいほど端子電圧変化速度dEa
/dtに対するゲインを下げて、端子電圧Eaの制御性
の向上させ、かつ軽負荷時の電圧制御の安定性を向上さ
せている。
クB9 において、5s/(1+5s)の不完全微分処理
がなされることにより、有効電力偏差ΔP(X12)を得
ることができる。この有効電力偏差ΔP(X12)は、ブ
ロックB10、B11及び加算器AD4 に入力される。この
有効電力偏差ΔP(X12)は、ブロックB10においてパ
ラメータg2 を掛けた後ファジィ制御ブロックB13に入
力される。さらに、この有効電力偏差ΔP(X12)は、
ブロックB11と、加算器AD4 とにより、有効電力偏差
の変化速度dP/dt(X15)を得ている。この出力信
号結果X15は、ブロックB12でパラメータg1 を掛けて
ファジィ制御ブロックB14に入力される。
(c)に示すように、ブロックB10からの出力信号(Δ
P×g2 )が、−0.5以下のときには0.5を、−
0.5〜0までは0.5から0に向かって直線的に減少
する値を、0以上のときには0をそれぞれ出力し、また
出力信号(ΔP×g2 )が、0以下のときには0を、0
〜0.5までは0から0.5に向かって直線的に増加す
る値を、0.5以上では0.5をそれぞれ出力すること
により、有効電力ΔPと、負で大きい(NB3 )、正で
大きい(PB3 )との適応度を得る。
(d)に示すように、ブロックB12からの出力信号(d
P/dt×g1 )が、−0.5以下のときには0.5
を、−0.5〜0までは0.5から0に向かって直線的
に減少する値を、0以上のときには0をそれぞれ出力
し、また出力信号(dP/dt×g1 )が、0以下のと
きには0を、0〜0.5までは0から0.5に向かって
直線的に増加する値を、0.5以上では0.5をそれぞ
れ出力することにより、有効電力変化速度dP/dt
と、負で大きい(NB4 )、正で大きい(PB4 )との
適応度を得る。
力X8 は、掛算器MP1 において、ブロックB3 からの
信号X9 と、ブロックB7 からの信号X17とを掛ける演
算を行い、演算結果X18を得ている。また、ファジィ制
御ブロックB8 の出力信号X19は、掛算器MP2 におい
てブロックB3 からの出力信号X9 と掛けられる演算を
して出力X30を得る。ファジィ制御ブロックB13からの
出力信号X13は掛算器MP3 において掛算器MP2 から
の出力X30と掛けられ出力X31を得る。さらに、ファジ
ィ制御ブロックB7 からの出力X17は、掛算器MP4 に
おいて、ブロックB14からの出力X16を掛ける演算を
し、演算結果X32を得る。
15に、掛算器MP3 の出力X31は加算器AD6 に及び掛
算器MP4 の出力X32はブロックB16にそれぞれ入力さ
れる。入力信号X18は、ブロックB15において、フィル
タf1 でノイズを除去された出力信号(a)X36を得た
後、ブロックB17と加算器AD5 に与える。掛算器MP
4からの入力信号X32は、ブロックB16において、フィ
ルタf2 でノイズを除去された出力信号(b)X38を得
た後、ブロックB17と掛算器MP5 に与えられる。
間の最大値、最小値を求めて、図4(e)に示すよう
に、ブロックB15からの出力信号aと、ブロックB16か
らの出力信号bとの演算結果[γλf1 {max (P
B2 )+max (NB2 )}/γf1{max (PB4 )+m
ax (NB4 )}が、0.3以下のときには0.3を、
0.3〜1.5までは0.3から1.5に向かって直線
的に増加する値を、1.5以上のときには1.5をそれ
ぞれ出力する。このようなメンバーシップ関数αは、端
子電圧変化速度dEa/dtと有効電力変化速度dP/
dtとの両方に含まれる約0.1〔S〕周期以下の成分
(主に軸ねじれ振動に起因)を相殺するためのゲインと
して作用する。このブロックB17の出力信号X40は、ブ
ロックB18において、1/(1+0.1s)が掛けられ
て、ブロックB19でパラメータg3 を掛けた後の結果X
42が掛算器MP5 に供給される。ブロックB16からの信
号X38と、ブロックB19からの出力信号X42とは、掛算
器MP5 で掛け算され、その演算結果X43を加算器AD
5 に供給される。
器MP5 からの信号X43とは、加算器AD5 において減
算され、その演算結果X45をブロックB20に与える。ブ
ロックB20では、入力信号に1/(1+0.1s)の処
理をし、その処理結果X47を加算器AD6 に与える。
12と、加算器AD2 からの出力信号X4とはブロックB
21において所定の演算をし、その演算結果から出力信号
νを得る。ここで、ブロックB21は、(1)定常状態か
否かを判定し(図6のステップS100)、定常状態で
あれば(ステップS100;Y)、信号X4 が(Ea−
Eas)≦−0.2であるか否かを判断し、そうであれば
(ステップS101;Y)、「短絡事故発生」と判断し
て信号X12(ΔP)を加算する(ステップS102)、
(2)定常状態でないと判定されたときにおいて(ステ
ップS100;N)、短絡事故中(ステップS103;
Y)に、もし(Ea−Eas)>−0.2で、かつΔP>
−0.2ならば(ステップS104;Y)、「短絡事故
が除去された」と判断し(ステップS105)、(3)
定常状態でないと判定され(ステップS100;N)、
短絡事故中でないと判断され(ステップS103;
N)、短絡事故除去後と判断されたときに(ステップS
106;Y)に、もし(Ea−Eas)<+0.2で、か
つΔPの加算値<−20ならば(ステップS107;
Y)、ν=0.5とし(ステップS108)、これ以外
は(ステップS107;N)、ν=0とし(ステップS
109)、定常状態と判断し(ステップS110)、の
ように処理を実行する。なお、ブロックB21は、(Ea
−Eas)≦−0.2でないとき(ステップS101;
N)、(Ea−Eas)>−0.2で、かつΔP>−0.
2ないとき(ステップS104;N)、あるいは事故除
去後でないとき(ステップS106;N)、この処理を
出て他の処理に移行することになる。このようにブロッ
クB21の出力信号νは、端子電圧Eaの大きさにより系
統事故を判別し、系統短絡事故中の有効電力偏差ΔPの
合計が−20〔PU〕以下のときに励磁電圧を突き上げ
ることにより、短絡事故除去後の発電機12の加速エネ
ルギーをより早く放出させる動作をさせることができる
ことになる。
らの信号X47、ブロックB4 からの信号X5 、掛算器M
P3 からの信号X31、ブロックB21からの信号νを加算
し、その加算結果をファジィ制御ブロックB22に与え
る。この結果、ブロックB22は、数式2に示す処理を実
行することにより、励磁指令ΔEfを得ることができ、
この励磁指令ΔEfを励磁機器14に与える。
fを発生し、これを発電機12の励磁巻線Fに与える。
これにより、発電機12は、界磁電圧Efに応じた動作
をすることになる。
5からの励磁指令ΔEfを基に動作することにより、図
8に示すように、事故発生時(時刻t11)から一定時刻
経過後事故除去となると(時刻t12)、端子電圧Ea及
び有効電力Pとも当初大きな振幅が短時間現れるが、直
ぐに一定の値に収束して安定することが分かる。
用した電力発生装置11aを85〔kW〕運転したとき
の、上記運転条件での端子電圧Ea及び有効電力Pの波
形を示す。
電機励磁制御方式を適用した電力発生装置11aは、8
5〔kW〕運転しても安定に運転できことが分かる。
本発明の発電機励磁制御方式を適用した電力発生装置1
1aと(ケースNo.1)、従来のPSS付き発電機励磁
制御方式で運転した電力発生装置11aと(ケースNo.
2)との関係を図13及び図14に示す。図13は1回
線開放・投入による(系統擾乱条件3LO−R)よる結
果を示したものである。また、図14は1回線3LG−
O(4サイクル)・再閉路前の結果を示している。ここ
で、系統擾乱条件3LO−Rは、2回線の送電線を用い
て送電中に、1回線(3相)を開放(CB2を開く)
し、その後、その回線を最閉路(CB2を閉じる)する
ことを意味している。また、1回線3LG−O−Rは、
2回線の送電線を用い送電中に、1回線の発電機端子よ
り100〔km〕の地点で3相地絡事故が発生し(CB
7を閉じて、その地点に落雷が落ちたとみなす)、その
後、この回線を開放(CB2及びCB5を開放)するこ
とにより事故除去し、その後回線の再閉路(CB2及び
CB5を閉じる)する。
来の発電機励磁制御方式にあっては、55〔kW〕まで
は安定(表では白抜き丸印で表している)であるが、6
0〔kW〕では持続振動(表では白抜き三角印で表して
いる)し、65〔kW〕では振動発散(表では黒三角印
で表している)し、それ以上運転することができない。
式によれば、図13からも分かるように、90〔kW〕
まで安定に動作していることが分かる。
台で運転の場合の動作〕まず、遮断器CB1及びCB4
を閉じ、かつ遮断器CB2及びCB5を閉じて2回線の
送電系統を構成し、かつ所定の時間に遮断器CB7を閉
じて1回線三相地絡事故を発生させた場合の動作につい
て、図10、図11及び図12を参照して説明する。こ
こで、図10、図11及び図12とも、横軸に時間
〔S〕を、縦軸に〔PU〕をとっている。また、各図と
も、1号機の電力発生装置11aを40〔kW〕運転と
し、2号機の電力発生装置11bを40〔kW〕運転と
することにする。
S付き発電機励磁制御方式を適用して運転する場合>図
10は、2台の電力発生装置11を並列運転し、かつ従
来のPSS付き発電機励磁制御方式による1回線三相地
絡事故時の電力及び電圧波形を示したものであり、事故
発生時(時刻t1 )から一定時刻経過後事故除去となる
と(時刻t2)、端子電圧Ea及び有効電力Pとも振幅
が徐々に大きくなり、再閉路できなければ脱調すること
が分かる。
の発電機励磁制御方式を、他の1台の電力発生装置11
について従来のPSS付き発電機励磁制御方式で運転す
る場合>図11は、本発明の発電機励磁制御方式による
電力発生装置11aと、従来の発電機励磁制御方式によ
る電力発生装置11bとを並列運転した状態で、かつ1
回線三相地絡事故時の場合の電力及び電圧波形を示した
ものである。このような状態における信号がファジィ制
御系15に入力されると、ファジィ制御系15は各瞬時
における検出信号に基づいて上述したように動作する。
したがって、図11に示すように、本発明の発電機励磁
制御方式による電力発生装置11aからの端子電圧Ea
yも、従来の発電機励磁制御方式による電力発生装置1
1bからの端子電圧Eaxも、事故発生時(時刻t11)
から一定時刻経過後事故除去となると(時刻t12)、端
子電圧Ea及び有効電力Pとも比較的に安定しており、
若干の変動があるが再び安定してゆく。なお、従来の発
電機励磁制御方式による電力発生装置11bからの無効
電力Qx、本発明の発電機励磁制御方式による電力発生
装置11aからの無効電力Qyとも、ほぼ互いに逆位相
で大きく変動する。したがって、本発明の発電機励磁制
御方式による電力発生装置11aが不安定要素を吸収す
るためと考えられる。
の発電機励磁制御方式を適用して運転する場合>図12
は、本発明の発電機励磁制御方式による電力発生装置1
1a、11bとし、これらを並列運転し、かつ1回線三
相地絡事故時の場合の電力及び電圧波形を示したもので
ある。このような状態における信号が各ファジィ制御系
に入力されると、ファジィ制御系は各瞬時における検出
信号に基づいて上述したように動作する。したがって、
図12に示すように、本発明の発電機励磁制御方式によ
る電力発生装置11aからの端子電圧も、本発明の発電
機励磁制御方式による電力発生装置11bからの端子電
圧とも、事故発生時(時刻t21)から一定時刻経過後事
故除去となると(時刻t22)、端子電圧Ea及び有効電
力Pとも比較的に安定しており、若干の変動があるが直
ぐに安定してゆく。
本発明の発電機励磁制御方式を適用した電力発生装置1
1a、11bの並列運転の場合と(ケースNo.3)、本
発明の発電機励磁制御方式による電力発生装置11a及
び従来のPSS付き発電機励磁制御方式による電力発生
装置11bの並列運転の場合と(ケースNo.4)と、従
来のPSS付き発電機励磁制御方式による電力発生装置
11a、11bの並列運転の場合と(ケースNo.5)と
の関係を図13及び図14に示す。図13は、1回線開
放・投入による(系統擾乱条件3LO)よる結果を示し
たものである。また、図14は、1回線3LG−O(4
サイクル)・再閉路前(系統擾乱条件3LG)の結果を
示している。
に対して従来の発電機励磁制御方式(ケースNo.5)に
あっては、合計電力60〔kW〕までは安定(表では白
抜き丸印で表している)であるが、合計電力70〔k
W〕で振動発散(表では黒三角印で表している)し、合
計電力80〔kW〕では2波脱調となる。
生装置に対して従来の発電機励磁制御方式の場合(ケー
スNo.5)、合計電力60〔kW〕までは安定(表では
白抜き丸印で表している)であるが、合計電力70〔k
W〕で持続振動(表では白抜き三角印で表している)
し、合計電力80〔kW〕では3波脱調となる。
に本発明の発電機励磁制御方式を適用し、他の電力発生
装置11bに従来の発電機励磁制御方式を適用して並列
運転をするものは(ケースNo.4)は、図13の場合、
合計電力80〔kW〕まで安定に動作し、また合計電力
90〔kW〕で1波脱調をおこすが、図14の場合、合
計電力90〔kW〕まで安定に動作し、また合計電力1
00〔kW〕で1波脱調をおこす。
機励磁制御方式を適用したものは(ケースNo.3)、図
13の場合、合計電力90〔kW〕まで安定に動作し、
また、合計電力100〔kW〕で1波脱調をおこすが、
図14の場合、合計電力90〔kW〕まで安定に運転さ
れるが、また、合計電力100〔kW〕で1波脱調をお
こすことになる。
適用した電力発生装置11で運転すると、従来のPSS
付き超速応励磁制御方式と比較し、系統事故が発生して
も安定に送電できる電力量が増加し、かつ系統事故後の
発電機12の各緒量(端子電圧Ea、有効電力P、回転
数)の動揺を短時間に減衰させることができる。
よれば、制御定数が従来のPSS付き超速応励磁制御方
式のように固定しておらず、発電機12の端子電圧E
a、端子電圧設定値Eas、有効電力Pなどの大きさによ
り変動するため、系統状態(系統機構、潮流条件、事故
条件など)の変化に対して効果的に動作する範囲が広く
なる。
一例ではあるがこれに限定されるものではなく本発明の
要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能であ
る。例えば、各ファジィ制御ブロックBにおいて、それ
ぞれメンバーシップ関数を与えたが、この値に限定され
るものではなく、必要に応じて最適な値を設定できる。
来のPSS付き超速応励磁制御方式と比較し、系統事故
が発生しても安定に送電できる電力量が増加し、かつ系
統事故後の発電機の端子電圧、有効電力、回転数などの
動揺を短時間に減衰させることができる効果がある。
PSS付き超速応励磁制御方式のように固定しておら
ず、発電機の端子電圧、端子電圧設定値、有効電力など
の大きさにより変動するため、系統機構、潮流条件、事
故条件などの系統状態の変化に対して効果的に動作する
範囲が広くなるという効果がある。
発生装置を示すブロック図である。
ィ制御系の構成を示すブロック図である。
ップ関数の概要を示す説明図である。
ップ関数の詳細を示す説明図である。
生装置を実験系統を示す説明図である。
理動作を示すフローチャートである。
台の電力発生装置の1回線3相地絡事故時の端子電圧及
び有効電力の波形を示す図である。
発生装置の1回線3相地絡事故時の端子電圧及び有効電
力の波形を示す図である。
発生装置の1回線3相地絡事故時の端子電圧及び有効電
力の波形を示す図である。
2台の電力発生装置の並列運転の場合の1回線3相地絡
事故時の端子電圧及び有効電力の波形を示す図である。
装置と従来方式の電力発生装置の並列運転の場合の1回
線3相地絡事故時の端子電圧、有効電力及び無効電力の
波形を示す図である。
力発生装置の並列運転の場合の1回線3相地絡事故時の
端子電圧及び有効電力の波形を示す図である。
O)による結果を示す表である。
の結果を示す表である。
Claims (5)
- 【請求項1】 界磁電圧に応じて発電する発電機と、前
記発電機から出力される端子電圧及び電機子電流を取込
み、これらにファジィ制御を施して励磁指令を形成する
ファジィ制御系と、前記ファジィ制御系からの励磁指令
を基に界磁電圧を形成する励磁機器とを備えた電力発生
装置であって、前記ファジィ制御系は、発電機からの端
子電圧と端子電圧設定値との偏差と、前記端子電圧の変
化速度と、前記発電機の有効電力の偏差と、前記有効電
力の偏差の変化速度とのそれぞれに予め設定した関数に
応じたゲインを乗じ、これらに基づいて励磁機への励磁
指令値を演算したことを特徴とする発電機励磁制御方
式。 - 【請求項2】 前記ファジィ制御系は、端子電圧変化に
現れる10〔Hz〕程度以上の成分の影響を、有効電力偏
差の変化速度に自動的に変化するゲインを乗じた結果を
前記端子電圧の変化速度に印加することにより打ち消す
ようにしたことを特徴とする請求項1記載の発電機励磁
制御方式。 - 【請求項3】 前記ファジィ制御系は、端子電圧と端子
電圧設定値との差がある値以下になったときに、電力系
統に事故が発生したと判定し、有効電力偏差を積分し、
事故と判断された後に、端子電圧と電圧設定値との差が
ある値超えかつ有効電力がある値以上になったときに、
事故除去されたと判定し、事故除去後に、端子電圧と電
圧設定値との差がある値以下でかつ有効電力偏差の積分
値がある値以下ならば励磁機への指令が正で大きくなる
補助信号を、励磁機への指令が正で大きくなる補助信号
を出力しているときに、前記偏差値がある値以上または
有効電力偏差の積分がある値以上ならば前記補助信号を
停止するように構成したことを特徴とする請求項1記載
の発電機励磁制御方式。 - 【請求項4】 前記ファジィ制御系は、有効電力の大き
さに応じて、端子電圧変化速度、有効電力偏差及び有効
電力の偏差の変化速度に乗じるゲインの大きさを予め設
定した関数に応じて変えることを特徴とする請求項1記
載の発電機励磁制御方式。 - 【請求項5】 前記ファジィ制御系は、端子電圧の設定
値の変更時に、端子電圧変化速度及び有効電力の偏差に
乗じるゲインの大きさを予め設定した関数に応じて変化
することを特徴とする請求項1記載の発電機励磁制御方
式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25036592A JP3274890B2 (ja) | 1992-08-27 | 1992-08-27 | 発電機励磁制御方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25036592A JP3274890B2 (ja) | 1992-08-27 | 1992-08-27 | 発電機励磁制御方式 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0678600A true JPH0678600A (ja) | 1994-03-18 |
| JP3274890B2 JP3274890B2 (ja) | 2002-04-15 |
Family
ID=17206843
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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| JP25036592A Expired - Lifetime JP3274890B2 (ja) | 1992-08-27 | 1992-08-27 | 発電機励磁制御方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3274890B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107276474A (zh) * | 2017-06-29 | 2017-10-20 | 贵州电网有限责任公司电力调度控制中心 | 一种基于模糊滑模的同步发电机励磁控制方法 |
| CN112054724A (zh) * | 2020-09-25 | 2020-12-08 | 南京诺码电子科技有限公司 | 基于模糊控制的励磁发电机控制器及其控制方法 |
| CN115133823A (zh) * | 2022-09-01 | 2022-09-30 | 广州擎天实业有限公司 | 一种励磁系统的控制方法及装置 |
-
1992
- 1992-08-27 JP JP25036592A patent/JP3274890B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107276474A (zh) * | 2017-06-29 | 2017-10-20 | 贵州电网有限责任公司电力调度控制中心 | 一种基于模糊滑模的同步发电机励磁控制方法 |
| CN107276474B (zh) * | 2017-06-29 | 2019-10-29 | 贵州电网有限责任公司电力调度控制中心 | 一种基于模糊滑模的同步发电机励磁控制方法 |
| CN112054724A (zh) * | 2020-09-25 | 2020-12-08 | 南京诺码电子科技有限公司 | 基于模糊控制的励磁发电机控制器及其控制方法 |
| CN112054724B (zh) * | 2020-09-25 | 2024-06-07 | 南京诺码电子科技有限公司 | 基于模糊控制的励磁发电机控制器及其控制方法 |
| CN115133823A (zh) * | 2022-09-01 | 2022-09-30 | 广州擎天实业有限公司 | 一种励磁系统的控制方法及装置 |
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