JPH0678702A - ロングライフ生麺の自動製造方法および装置 - Google Patents

ロングライフ生麺の自動製造方法および装置

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JPH0678702A
JPH0678702A JP4183317A JP18331792A JPH0678702A JP H0678702 A JPH0678702 A JP H0678702A JP 4183317 A JP4183317 A JP 4183317A JP 18331792 A JP18331792 A JP 18331792A JP H0678702 A JPH0678702 A JP H0678702A
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JP
Japan
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raw
organic acid
noodles
raw noodles
tank
Prior art date
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Pending
Application number
JP4183317A
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English (en)
Inventor
Takaatsu Wakita
孝篤 脇田
Yoshio Kuno
良夫 久野
Yutaka Tanaka
豊 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MARUYONE KK
Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
MARUYONE KK
Mitsubishi Kasei Corp
Mitsubishi Chemical Industries Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0678702A publication Critical patent/JPH0678702A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 安定した品質のロングライフ生麺の自動製造
装置を提供すること。 【構成】 浸漬槽1にはバケットコンベア2の各々のバ
ケット内に収納された生麺が順次搬送されて、浸漬され
る。この浸漬槽1の底部には有機酸槽3から殺菌用の有
機酸が供給され、また、スチームにより有機酸槽3内の
液温をコントロールすることができる。加熱処理機10
で殺菌処理された生麺を一定時間毎にサンプリングし
て、pH分析装置12でpH測定し、その結果により演
算処理装置15は有機酸槽3への有機酸供給ポンプ6お
よび有機酸循環ポンプ4の吐出量の調節値を制御する。
また、有機酸槽3へのスチームの供給量の制御は調節弁
8の開閉制御により行い、浸漬槽1の有機酸濃度の制御
は自動制御し、殺菌された品質の安定したロングライフ
生麺を自動的に製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は麺の製造装置に関し、特
に生麺を自動的に製造する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】生麺は次の工程を経て製造される(図1
参照)。まず、原料である小麦粉またはソバ粉等、水お
よび添加物を混合し、十分混合された混合物をロールに
より厚さ1〜2mmの麺帯とする。ついで、前記麺帯を
うどん一食分毎の大きさに切り、これをバケットコンベ
アの各々のバケットの中に入れ、約100℃の熱湯中で
ゆでる。このとき、ゆで機は通常スチームを使用すると
缶水のpHがアルカリとなり、麺のpHが高くなるの
で、pH5〜6によるように、ゆで機のスチームもpH
調整された缶水を使用する。ゆで上がった生麺は水洗の
後、生麺のpHを4〜5に調整するため、酸性の水溶液
を収容した浸漬槽に浸漬する。また、このとき浸漬槽内
の酸性の水溶液には麺表面への薬液の付き方を促進する
ため、スチームを導入して30〜70℃の間の一定温度
(薬液の種類等で決まる。)に温度制御される。この浸
漬処理の後、水切りをして、一食分ずつ袋詰めして内袋
とする。この内袋をスチームで90℃以上、10〜15
分間加熱処理をして、外包装を施しロングライフの生麺
とする。
【0003】生麺をロングライフにするためには、生麺
を殺菌処理することが必要であり、前記ロングライフ生
麺の製造工程では、一般の生麺の製造工程にない酸性水
溶液に浸漬処理する工程と内袋処理の後の加熱処理をす
る工程が、その殺菌処理に相当する。
【0004】従来は、前記生麺の浸漬処理時の酸濃度の
調整は、加熱処理後の生麺をサンプリングしてそのpH
を測定し、その結果に基づき熟練作業員の勘で浸漬処理
工程の浸漬槽のスチーム供給量と酸の供給量を手動によ
り調整していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、従来の
ロングライフ生麺の製造は熟練作業員の勘にたよるしか
なかった。そのため、安定した品質のロングライフ生麺
の製造装置の自動化ができなく、ロングライフ生麺の製
造量が制約を受けていた。そこで本発明の目的は、安定
した品質のロングライフ生麺の自動製造装置を提供する
ことである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は次の
構成によって達成される。すなわち、原料成分を混合し
た後、麺帯として所定幅に切断し、ゆでて生麺を製造
し、さらに生麺を酸濃度を調整した酸性水溶液中に浸漬
することおよびその後、加熱処理することで殺菌するロ
ングライフ生麺の製造方法において、加熱処理後の生麺
のpHを測定して、このpH値と生麺原料の種類、品質
に応じて、予め設定されたパターンに基づき酸性水溶液
の酸濃度を調整するロングライフ生麺の自動製造方法、
または、原料成分を混合する混合機、混合原料成分のロ
ール機、ロール機により製造された麺帯を所定幅に切断
した後、所定幅の麺帯毎にゆでるゆで機、ゆで上がった
生麺の酸濃度の調整をするための酸性水溶液の浸漬槽、
酸濃度調整された生麺を内袋した後、加熱処理する加熱
処理機を順次配置したロングライフ生麺の製造装置にお
いて、加熱処理機から送り出される生麺をサンプリング
してpHを測定するpH計と、該pH計によるpH値と
生麺原料の種類、品質に応じて、予め設定されたパター
ンにより浸漬槽に供給する酸の供給量の調節手段を作動
制御する制御装置とを備えたロングライフ生麺の自動製
造装置である。
【0007】
【作用】本発明はロングライフ生麺の製造装置の自動化
に当たって、単純に浸漬槽内のpH測定値に基づき、酸
の供給量を調整するのではなく、熟練者の勘に相当する
部分を下記のように数値化することに成功した。すなわ
ち、酸としては有機酸を用いるがその供給量のパターン
は図2に示すように生麺原料の種類、品質に応じて予め
設定される。
【0008】麺の種類、品質グレードによって、酸性水
溶液への浸漬中に麺から液中に析出してくるでんぷん等
の量が異なる。図2は麺の品質の違いによる有機酸の供
給量の経時変化の違いをパターン化して示したものであ
る。図2(a)の麺はうどん、図2(b)の麺は日本そ
ば、中華そば、図2(c)の麺はスパゲッティである。
したがって、本実施例において、用いる麺のグレードが
予め分かっているので、pH測定値により、浸漬槽内の
pHの経時変化が予測できるので、有機酸の供給量を図
2の内のどのパターンで行うかを予め制御装置に設定し
ておく。例えば、図2(b)のパターンでは図3に示す
ように、有機酸供給量(Y)と経過時間(X)との間に
は Y=aX+b (1) なる関係式(1)が成立するが、加熱処理機からの麺の
pH測定時において、目標とするpH=4より麺のpH
が高いと一時的に有機酸のフィード量をb’だけ増加さ
せ、浸漬槽の液温、麺の種類、品質等により麺に対する
有機酸の吸収量が異なるので、適切な添加量となるよう
に有機酸添加量の勾配aをa’に変化させる。また、加
熱処理機からの麺のpH測定時において、目標とするp
H=4より麺のpHが低いと浸漬槽の液温、麺の種類、
品質等に応じて有機酸のフィード量の勾配aをa”に変
化させる。
【0009】
【実施例】本発明の一実施例を図面と共に説明する。図
1には本実施例で用いるロングライフ生麺の自動製造プ
ロセスを示す。図1のプロセスの概要は従来技術の項に
記載した通りであるので詳細な説明は省略する。図1の
浸漬槽のpH調整と酸性水溶液の温度調整のためには次
のような構成が採られている。浸漬槽1にはバケットコ
ンベア2の各々のバケット内に収納された生麺が順次搬
送されて、浸漬される。この浸漬槽1の底部には有機酸
槽3から殺菌用の有機酸を供給するための配管Aが配設
されている。有機酸の供給は浸漬槽1中の液のpHを4
〜5に保ち、麺の殺菌を行うものである。また、浸漬槽
1の側壁の液面近傍からは有機酸槽3に接続する配管B
が設けられ、有機酸槽3には浸漬槽1より約10倍の高
濃度の有機酸を含む有機酸供給タンク5を結ぶ配管Cが
接続している。浸漬槽1と有機酸槽3を結ぶ配管Aには
循環ポンプ4が、有機酸供給タンク5と有機酸槽3を結
ぶ配管Cには酸供給用ポンプ6がそれぞれ設けられ、こ
れらのポンプ4、6の吐出能力により有機酸の循環量、
供給量が調整される。有機酸供給用配管Aの浸漬槽1の
底部部分はバケットコンベア2内の生麺に均一に有機酸
が吹き出されるようにノズル7が多数設けられている。
また、有機酸槽3にはスチーム供給配管Dも接続してい
て、配管D中に設けられる調節弁8により有機酸槽3内
の液温をコントロールすることができる。
【0010】加熱処理機10には配管Eを経由してスチ
ームが導入され、内袋に入れられた生麺が95℃、10
〜15分間殺菌処理される。加熱処理機10で殺菌処理
された生麺を一定時間毎にサンプリングして、ホモジナ
イザ11で麺をホモジナイズし、pH分析装置12に導
く。そのpH測定結果は演算処理装置15に入力され、
このpH測定値により演算処理装置15は有機酸槽3へ
の有機酸供給ポンプ6および有機酸循環ポンプ4の吐出
量の調節値を制御する。また、有機酸槽3へのスチーム
の供給量の制御は調節弁8の開閉制御により行われる
が、有機酸槽3に付属した温度計13による液温の測定
温度がセットポイント設定値(SP)になると調節弁8
は開かれる。
【0011】ここで浸漬槽1の有機酸濃度の制御はカス
ケード制御とすることで、pH調節の応答性を高めてい
る。すなわち、加熱処理機10でのサンプリング麺のp
H分析結果を演算処理装置15に入力して副調整し、か
つ浸漬槽1の液中の酸濃度は酸濃度計16による酸濃度
測定結果を演算処理装置15に入力して主調整すること
で制御のむだ時間を省き、実効時間の遅れを減少させて
いる。また、演算処理装置15にはそのほか、使用する
麺の種類、グレード等の情報も入力される。
【0012】本実施例の最大の特徴は図2、図3に示す
ような麺の種類等によりそれぞれ異なる制御パータンを
使用して、pHの変動幅を狭くして、品質の安定したロ
ングライフ生麺を得ることである。
【0013】本実施例では中華そばについての制御パタ
ーンの例を説明する。加熱処理機10でのサンプリング
麺のpHが一定になっている場合は前記式(1)は Y=0.175X+6.6 (2) として有機酸供給量(Y)を求めることができる。ま
た、加熱処理機10でのサンプリング麺のpHが変化し
た場合は前記式(2)は Y=(0.175+a’)X+(6.6+b’) (3) ただし、0.175−0.175×0.05≦a’≦0.175±0.175×0.05 6.6−6.6×0.05≦b’≦6.6+6.6×0.05 として有機酸供給量(Y)を求める。
【0014】本実施例で用いる有機酸は酢酸、乳酸、ク
エン酸、リンゴ酸、グリシン等のアミノ酸等を用いる。
用いる有機酸の種類、量はそのコストあるいは生麺に対
して味等で好ましい影響を与えるものを適宜選択するこ
とができる。
【0015】本実施例で用いる内袋はポリエチレン製の
二重フィルムからなり、上下を開放した袋状の二重フィ
ルムに生麺を入れた後、上下端部をシーリングすること
で密封する。矩形の内袋の角部から密封状態が破られる
ことが多いので、シーリング性を保つために角部にはア
ールを付ける等の工夫をした。
【0016】得られた中華そば生麺の保存テストは次の
二種類の方法によって行った。 (1)過酷試験:37±1℃のふ卵器の中に保存して、
賞味期間中に腐食するかどうかを外観、細菌テストによ
り調べる。 (2)自然放置試験:温度変化が大きい環境下にある倉
庫に保存して、賞味期間中の毎日の腐りを外観、手ざわ
りで調べる。 その5回のバッチの保存テスト結果のすべてのロットに
おいて過酷試験、自然放置試験共に60日以上の保存性
が良好であった。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、熟練作業員がいなくて
も品質の安定したロングライフ生麺が自動的に製造でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例のロングライフ生麺自動製
造装置を示す図である。
【図2】 本発明の一実施例のロングライフ生麺自動製
造時の浸漬槽供給有機酸量の制御パターンの例を示す図
である。
【図3】 本発明の一実施例のロングライフ生麺(中華
そば)自動製造時の浸漬槽供給有機酸量の制御パターン
の例を示す図である。
【符号の説明】
1…浸漬槽、2…バケットコンベア、3…有機酸槽、5
…有機酸供給タンク、10…加熱処理機、11…サンプ
リング麺ホモジナイザ、12…pH分析装置、13…温
度計、15…演算処理装置、16…酸濃度計
フロントページの続き (72)発明者 田中 豊 大阪府大阪市中央区伏見町4丁目1番1号 三菱化成株式会社大阪支社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原料成分を混合した後、麺帯として所定
    幅に切断し、ゆでて生麺を製造し、さらに生麺を酸濃度
    を調整した酸性水溶液中に浸漬することおよびその後、
    加熱処理することで殺菌するロングライフ生麺の製造方
    法において、 加熱処理後の生麺のpHを測定して、このpH値と生麺
    原料の種類、品質に応じて、予め設定されたパターンに
    基づき酸性水溶液の酸濃度を調整することを特徴とする
    ロングライフ生麺の自動製造方法。
  2. 【請求項2】 原料成分を混合する混合機、混合原料成
    分のロール機、ロール機により製造された麺帯を所定幅
    に切断した後、所定幅の麺帯毎にゆでるゆで機、ゆで上
    がった生麺の酸濃度の調整をするための酸性水溶液の浸
    漬槽、酸濃度調整された生麺を内袋した後、加熱処理す
    る加熱処理機を順次配置したロングライフ生麺の製造装
    置において、 加熱処理機から送り出される生麺をサンプリングしてp
    Hを測定するpH計と、該pH計によるpH値と生麺原
    料の種類、品質に応じて、予め設定されたパターンによ
    り浸漬槽に供給する酸の供給量の調節手段を作動制御す
    る制御装置とを備えたことを特徴とするロングライフ生
    麺の自動製造装置。
JP4183317A 1992-07-10 1992-07-10 ロングライフ生麺の自動製造方法および装置 Pending JPH0678702A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6038371B1 (ja) * 2016-05-02 2016-12-07 株式会社神戸物産 包装済み茹で麺の製造方法及び製造機
KR20210114242A (ko) * 2020-03-10 2021-09-23 주식회사농심 생면 생산공정의 침지수 ph 조정시스템

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6038371B1 (ja) * 2016-05-02 2016-12-07 株式会社神戸物産 包装済み茹で麺の製造方法及び製造機
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