JPH067897U - 定量移行装置を備えた浄化槽 - Google Patents

定量移行装置を備えた浄化槽

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JPH067897U
JPH067897U JP2507992U JP2507992U JPH067897U JP H067897 U JPH067897 U JP H067897U JP 2507992 U JP2507992 U JP 2507992U JP 2507992 U JP2507992 U JP 2507992U JP H067897 U JPH067897 U JP H067897U
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JP
Japan
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chamber
septic tank
transfer device
quantitative transfer
water level
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Pending
Application number
JP2507992U
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English (en)
Inventor
勲 三浦
勝己 西村
隆正 辻
義則 竹崎
秀平 河野
弘敏 沖
孝宏 酒谷
佳秀 関上
Original Assignee
東陶機器株式会社
アムズ株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 浄化槽の沈殿室から消毒室へ処理液を定量移
行する際に、沈殿室内の汚泥を消毒室に持込まないよう
にする。 【構成】 アダプター22は垂直部31と水平部32と
からなり、垂直部31は上端が定量移行装置本体のガイ
ド部30に着脱自在に取り付けられ、内部に前記揚水管
24を収めている。また、水平部32には取水用の複数
のスリット33を形成している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は便所や洗面所、風呂、厨房などからの汚水を浄化して放流するための 浄化槽のうち定量移行装置を備えたものに関する。
【0002】
【従来の技術】
便所から排出されるし尿、洗面所、風呂、厨房などから排出される雑排水等の 浄化槽として、最近では一般家庭用の小型のものが普及している。斯かる小型の 浄化槽の問題点は、時間帯によって浄化槽に入ってくる汚水の量が大きく変動す ることである。例えば風呂の水を一挙に浄化槽に流すと、汚水が各処理室内を急 速に流れ、十分に浄化されないまま処理水が放流されることになる。
【0003】 そこで、従来にあっては実開昭64−28999号公報、実公昭58−398 37号公報或いは特開平1−245897号公報等に開示されるように、浄化槽 の最終処理室である消毒室を除いて、各処理室を連通するとともに各処理室に共 通の最高水位と最低水位を設定し、平常時は最低水位付近を維持しつつ最低水位 と最高水位の間で沈澱室の処理液をエアーリフトなどを利用して消毒室に送り込 むようにしている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上述したように浄化槽内に最高水位と最低水位を設定し、沈澱室から消毒室へ は一定量だけ送り込むようにすれば、大量の汚水が浄化槽に流入した場合でも前 記水位間の容積でカバーすることができる。しかしながら従来の定量移行装置は 沈澱室の一箇所にパイプを差込んで吸引しているので、上澄み液のみを取り込む ことができず、また吸引する部分で乱流が生じて沈澱物が巻き上がり、これを吸 込んで消毒室に送り込んでしまうことがある。
【0005】
【課題を解決するための手段】 上記課題を解決すべく本考案は、浄化槽本体内の沈澱室を含む複数の処理室に 最高水位と最低水位を設定し、且つ沈澱室内の処理液を定量移行装置で最終段階 の消毒室へ移すようにした浄化槽において、前記定量移行装置の取水口を水面化 で水平方向に広がる形状とした。
【0006】
【作用】
便所や洗面所、風呂、厨房などからの汚水は、複数の処理室で処理された後、 沈澱室に入って汚泥を沈降せしめ、定量移行装置の水平方向に広がる取水口によ り、沈殿物を巻き上げることを抑制して、上澄み液を消毒室に定量移行装置によ って送り込む。
【0007】
【実施例】
以下に本考案の実施例を添付図面に基づいて説明する。ここで、図1は本考案 にかかる定量移行装置を備えた浄化槽の側断面図、図2は図1のA−A線断面図 、図3は図2のB−B線断面図、図4は定量移行ポンプの構造を示す一部断面図 、図5は取水口アダプターの別実施例を示す図である。
【0008】 浄化槽はFRP等からなる本体1内を隔壁2…によって上流側から順に、第1 嫌気性処理室3、第2嫌気性処理室4、接触曝気処理室5、沈澱室6及び消毒室 7に画成されている。
【0009】 第1嫌気性処理室3には汚水流入管8が接続し、第1及び第2嫌気性処理室3 ,4は隔壁上部の連通口9でつながり、これら処理室内には濾材に嫌気性菌が固 定化された嫌気性濾床10を設けている。
【0010】 また、第2嫌気性処理室4と接触曝気処理室5とは隔壁上部の連通口11でつ ながり、この接触曝気処理室5内には隔壁2に沿ってエアーを吹込むディフュー ザ12が挿入されるとともに接触材13が設けられ、この接触材13下方には逆 洗管14を配置している。
【0011】 また、接触曝気処理室5と沈澱室6とは隔壁2の底部に形成した連通口15に てつながっており、接触曝気処理室5内でこの連通口15の近傍に垂直に挿入し たエアーリフトを利用した引揚げ管16の下端を臨ませ、この引揚げ管16の上 端を返送管17の一端に接続し、この返送管17を徐々に下方に傾斜させつつそ の先端を第1嫌気性処理室3に開口させている。
【0012】 このように、引揚げ管16の下端を隔壁2の底部に形成した連通口15の部分 に臨ませることで、沈澱室6内に貯まった汚泥を直ちに嫌気性処理室に戻すこと ができ、沈澱室6内で巻き上げられる汚泥の量が極めて少なくなる。
【0013】 また、接触曝気処理室5で好気性処理を行なった処理液の一部を嫌気性処理室 3に戻すことで、処理液中の硝酸態窒素(NO3 -)や亜硝酸態窒素(NO2 -)の 濃度を低減することができる。即ち、嫌気性処理室3、4では酸生成菌によって 汚水中の有機物が酢酸(CH3COOH)やプロピオン酸(CH3CH2COOH )等の有機酸に低分子化され、次いでこれら有機酸は分解され、メタン菌などに よってメタン(CH4)や二酸化炭素(CO2)のガスと、タンパク質や尿素の窒 素分の分解物であるアンモニア態窒素(NH4 +)を含んだ処理液を生成する。こ のアンモニア態窒素(NH4 +)及び未分解の有機物を含んだ処理液は接触曝気処 理室5に送られ、硝化菌などの好気性菌により酸化分解が行われる。この酸化分 解によりアンモニア態窒素(NH4 +)は硝酸態窒素(NO3 -)や亜硝酸態窒素( NO2 -)に酸化分解される。そして、硝酸態窒素(NO3 -)や亜硝酸態窒素(N O2 -)を含む処理液の一部が返送管17を介して嫌気性処理室に戻され、嫌気性 処理室内の脱窒菌によって分子状の窒素(N2)や亜酸化窒素(N2O)に分解さ れる。このようにして硝酸態窒素(NO3 -)や亜硝酸態窒素(NO2 -)の濃度が 低減する。
【0014】 一方、消毒室7は沈澱室6の上部に隔壁18にて画成され、薬剤筒19から塩 素等の消毒剤が滴下される。また隔壁18には他の隔壁のような連通口はなく、 その代わり定量移行装置20にて一定量の処理水が沈澱室6から消毒室7に送り 込まれる。
【0015】 定量移行装置20はポンプ21とアダプター22とからなり、ポンプ21は図 4に示すように本体23から下方に揚水管24を垂下し、この揚水管24内に螺 旋羽根25を備えた回転軸26を収納し、本体23内に内蔵したモータの軸27 をジョイント28を介して前記回転軸26に連結し、更に本体23から側方に吐 出管29を延出している。
【0016】 一方、アダプター22は垂直部31と水平部32とからなり、垂直部31は上 端が前記本体23のガイド部30に着脱自在に取り付けられ、内部に前記揚水管 24を収めている。また、水平部32には取水用の複数のスリット33を形成し ている。
【0017】 図5は取水口アダプター22の別実施例を示し、この実施例にあっては水平部 32から斜め下方に向けて複数の取水用パイプ34を延ばしている。尚、図示例 では取水口としてスリット状のもの及び円形穴状のものを示したが、取水口の形 状は任意である。例えばスリットを渦巻き状としたり、取水口を多孔質材料から 構成するようにしてもよい。
【0018】 而して、第1嫌気性処理室3、第2嫌気性処理室4、接触曝気処理室5及び沈 澱室6内の液面の高さが最低水位(LWL)と最高水位(HWL)の間にある時 は、定量移行装置20によって沈澱室6内の処理液の上澄み部分がアダプター2 2のスリット33またはパイプ34を介して水平部32内に取入れられ、この取 入れられた処理液を螺旋羽根25を備えた回転軸26を回転せしめることで揚水 管24、吐出管29を介して消毒室7に送る。
【0019】 尚、定量移行装置20の取水口は最低水位(LWL)の位置に取り付けられて おり、定量移行装置20は液面が最低水位(LWL)より低い時には処理水を揚 水することができず、液面が最高水位(HWL)よりも高くなった時には定量を 消毒室7に送りながら過剰の処理水は隔壁18を超えて消毒室7に流入する。
【0020】
【考案の効果】
以上に説明したように本考案によれば、浄化槽内の沈澱室を含む処理室に最高 水位と最低水位を設定し、沈澱室から消毒室への処理液の移行を定量移行装置で 行なうようにした浄化槽の前記定量移行装置の取水口を水平方向に広がりをもっ たものにしたので、清浄な上澄み液のみを消毒室に送り込むことができ、また沈 澱室内の底部に貯まった沈澱物を巻き上げることを抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案にかかる定量移行装置を備えた浄化槽の
側断面図
【図2】図1のA−A線断面図
【図3】図2のB−B線断面図
【図4】定量移行ポンプの構造を示す一部断面図
【図5】取水口アダプターの別実施例を示す図
【符号の説明】
1…浄化槽本体、2,…隔壁、3,4…嫌気性処理室、
5…接触曝気処理室、6…沈澱室、7…消毒室、12…
ディフューザ、17…返送管、20…定量移行装置、2
1…ポンプ、22…取水口アダプター、33、34…取
水口。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 西村 勝己 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)考案者 辻 隆正 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)考案者 竹崎 義則 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)考案者 河野 秀平 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)考案者 沖 弘敏 金沢市西泉3丁目92番地 アムズ株式会社 内 (72)考案者 酒谷 孝宏 金沢市西泉3丁目92番地 アムズ株式会社 内 (72)考案者 関上 佳秀 金沢市西泉3丁目92番地 アムズ株式会社 内

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浄化槽本体内に沈澱室を含む複数の処理
    室と最終処理室としての消毒室を画成し、前記沈澱室を
    含む複数の処理室には最高水位と最低水位を設定し、ま
    た沈澱室内の処理液は定量移行装置で消毒室へ移すよう
    にした浄化槽において、前記定量移行装置は沈澱室内の
    水面化で水平方向に広がる取水口を有していることを特
    徴とする定量移行装置を備えた浄化槽。
  2. 【請求項2】 前記取水口は水平方向に伸びる複数のス
    リットまたは水平方向に分散した複数の円形穴から構成
    されることを特徴とする請求項1に記載の定量移行装置
    を備えた浄化槽。
JP2507992U 1992-03-25 1992-03-25 定量移行装置を備えた浄化槽 Pending JPH067897U (ja)

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ID=12155922

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6377029U (ja) * 1986-11-11 1988-05-21

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6377029U (ja) * 1986-11-11 1988-05-21

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