JPH067902Y2 - 油圧ブレーカーにおけるピストン作動装置 - Google Patents

油圧ブレーカーにおけるピストン作動装置

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JPH067902Y2
JPH067902Y2 JP1592588U JP1592588U JPH067902Y2 JP H067902 Y2 JPH067902 Y2 JP H067902Y2 JP 1592588 U JP1592588 U JP 1592588U JP 1592588 U JP1592588 U JP 1592588U JP H067902 Y2 JPH067902 Y2 JP H067902Y2
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piston
pressure oil
pressure
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plunger
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郁男 伊藤
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案はコンクリート等を破砕するために使用され、
例えば油圧源を備えたシャベルカー等の工事用車両にシ
ャベル等に代えて着用される油圧ブレーカにおけるピス
トン作動装置に関する。
(従来の技術) 従来の技術としては例えば実公昭60−26939号公
報がある。この公報には油圧打撃装置のハウジング内へ
の圧油の流れ方向を切換える切換弁と戻りタンクとの間
に流量制御弁を接続した打撃回数設定装置が開示されて
いる。
(考案が解決しようとする課題) 上記装置の場合には流量制御弁で圧油の戻り流量を絞る
と、ピストンの退動時の戻り流路内の背圧、およびピス
トンを退動させる始動圧が高くなってピストンを進動さ
せる作動圧との差が縮少し、ピストンの進動状態が不安
定となる問題点や、油圧源の供給油圧力差によってピス
トンを進退動させる適正流量の設定が困難乃至不能とな
る問題点があった。
本考案はピストンの進動速度を一定に保持してピストン
の退動速度を調整し、打撃回数を安定に設定して打撃不
調を解消することを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 本考案装置は油圧ブレーカのシリンダに付設した切換バ
ルブのバルブ本体にはピストンを退動させる高圧油を前
記シリンダ内へ送出するために形成されて前記バルブ本
体内のプランジャの移動によって開閉路される高圧流路
が前記プランジャで閉路されたときに前記高圧油を前記
高圧流路の流入側分路から流出側分路へバイパスさせて
流通させるためのバイパス流路を形成するとともに、前
記バルブ本体には前記バイパス流路内を流通する高圧油
の流量を設定するための流量設定手段を設けたものであ
る。
(作用) 油圧ブレーカのシリンダに付設した切換バルブのバルブ
本体に対し前記シリンダ内へピストンを退動させる高圧
油を送出するために形成されてプランジャで開閉路され
る高圧流路を通じてシリンダ内へ高圧油を送出するに際
し、前記高圧流路を前記バルブ本体内のプランジャで閉
路したときに、高圧油を前記バルブ本体に形成したバイ
パス流路によって前記高圧流路の流入側分路から流出側
分路へバイパスさせて流通させかつこのバイパス流路内
を流通してシリンダへ送出する高圧油の流量を前記バイ
パス流路に設けた流量設定手段によって高圧油の供給側
で設定してピストンの退動速度を変速する。
(実施例) 次に、本考案の一実施例を図面に従って説明する。
コンクリート等を破砕するために、工事用車両のブーム
の先端に装着されて同車両に装備された油圧源等に接続
して使用される油圧ブレーカBにおいて、ほぼ筒形状の
シリンダ1の中心部には軸孔2が縦設され、軸孔2の先
端部には打撃用工具3の柄部が丸棒状の規制部材4によ
って移動範囲が規定された状態で軸方向への摺動可能に
嵌挿されるとともに、軸孔2には打撃工具3を叩打する
ほぼ円柱状のピストン5が軸方向への摺動可能に嵌挿さ
れている。ピストン5の上部5aの外径は下部5bの外
径より短縮されるとともに、ピストン5の中央部付近に
は外径が等径で下部5bの外径より増大された上大径部
5cおよび下大径部5dが上下に離隔して形成され、上
大径部5cの上端面にはピストン5を進動させる高圧油
を受承する上受圧面6が形成される一方、下大径部5d
の下端面にはピストン5を退動させる高圧油を受承する
下受圧面7が形成されている。
軸孔2の中央部付近にはピストン5の大径部5c,5d
が摺動可能に密嵌されたスライド孔2aが段差状に形成
されるとともに、軸孔2の周面にはそれぞれ環状に凹設
された変圧室8と、低圧室9と、パイロット室10と、
反転室11とが上から順に形成され、さらに、シリンダ
1の上部付近にはピストン5を進動させる高圧油を変圧
室8内へ送入するために変圧室8に連通された第1流路
12と、低圧室9に連通された第2流路13と、パイロ
ット室10に連通された第3流路14と、ピストン5を
退動させる高圧油を反転室11内へ送入するために反転
室11に連通された第4流路15とが上から順に形成さ
れている。また、シリンダ1の上端部には窒素ガス等の
ガスが封入されたガス室1aが形成されている。
シリンダ1内の圧油の流れ方向を切換えるためにシリン
ダ1に付設した切換バルブ16において、シリンダ1の
側胴面に取着されたバルブ本体17の中心部付近にはプ
ランジャ孔17aが垂直状に形成され、このプランジャ
孔17a内にはほぼ円筒状のプランジャ18が軸方向へ
の摺動可能に嵌装されている。プランジャ18の中心部
には軸孔18aが縦貫されるとともに、プランジャ18
の中央部付近には外径が増大された大径部18bが形成
され、また、大径部18bの上方には中径部18fが連
設され、中径部18fには流通孔18cが直径方向に沿
って貫設されている。プランジャ18の上下部には外径
が中径部18fの外径より若干短縮された上小径部18
d及び下小径部18eがそれぞれ形成されている。中径
部18fの上端面と大径部18bの下端面とにはプラン
ジャ18を下方へ進動させる高圧油を受承する上受圧面
20と、プランジャ18を上方へ退動させる高圧油を受
承する下受圧面21とがそれぞれ形成されている。
バルブ本体17の上端付近にはピストン5を進動させる
高圧油をシリンダ1の第1流路12内へ送出し若しくは
第1流路12内から低圧油を送出するために第1流路1
2とプランジャ孔17aとにそれぞれ連通された切換流
路22が形成される一方、バルブ本体17の下端付近に
はピストン5を退動させる高圧油をシリンダ1の反転室
11内へ第4流路15を通じて送出するための高圧流路
23が形成され、この高圧流路23は前記プランジャ孔
17aで分断されて流入側分路23aと流出側分路23
bとに分離され、流入側分路23aは油圧ポンプ24に
接続された高圧管路25に接続される一方、流出側分路
23bはシリンダ1の第4流路15に連通されていて、
この高圧流路23はプランジャ17の移動によって開閉
路される。
バルブ本体17のプランジャ孔17aの周面にはそれぞ
れ環状に凹設された高圧油室26と、低圧油室27と、
変圧油室28とが上から順に形成されている。高圧油室
26は高圧流路23の流入側分路23aに分岐流路29
を介して連通され、低圧油室27はバルブ本体17の中
央部付近に形成された戻り流路30の途中に配設されて
戻り流路30の流入側分路30b及び流出側分路30a
にそれぞれ連通され、戻り流路30の流入側分路30b
はシリンダ1の第2流路13に連通される一方、流出側
分路30aは戻りタンク31に接続された戻り管路32
に接続されている。また、変圧油室28はシリンダ1の
第3流路14に連通された変圧流路33に連通されてい
る。
バルブ本体17の下端部にはプランジャ18が上方へ退
動して高圧流路23が開路されたときに、高圧油をプラ
ンジャ孔17aの下端部に形成される高圧油路38をバ
イパスさせて流入側分路23aから流出側分路23bへ
流通させるために両分路23a,23bにそれぞれ接続
されたバイパス流路37が形成されている。また、バイ
パス流路37の途中にはこのバイパス流路37内を流通
する圧油の流量を無段状に調整して設定するためにバル
ブ本体17に対しバイパス流路37に対向して螺嵌され
てロックナット35で締着された流量設定部材34がバ
イパス流路37の半径方向への螺動調整可能に設置さ
れ、流量設定部材34を螺退操作してバイパス流路37
内を流通する圧油流量を増加したときにはピストン5を
退動させるために反転室11内へ送入される高圧油の流
量が増加してピストン5の退動速度が増大し、また、流
量設定部材34を螺進操作してバイパス流路37内を流
通する圧油流量を減少させたときにはピストン5を退動
させるために反転室11内へ送入される高圧油の流量が
減少してピストン5の退動速度が低減し、流量設定部材
34の調整によってピストン5の退動速度を無段状に変
速することができる。
そして、ピストン5が上昇端へ退動しかつプランジャ1
8が上昇端へ退動した状態では高圧管路25から供給さ
れた高圧油は高圧流路23、高圧油通路38、第4流路
15を通じて反転室11内へ送入されるとともに、スラ
イド孔2a、パイロット室10、第3流路14、変圧流
路33を通じて変圧油室28内へ送入され、また、高圧
油は高圧油通路38、プランジャ18の軸孔18a、切
換流路22、第1流路12を通じて変圧室8内へ送入さ
れ、さらに、高圧流路23の流入側分路23a、分岐流
路29を通じて高圧油室26内へ送入される。従って、
ピストン5はこのピストン5を押下げる油圧を受承する
上受圧面6と、ピストン5を押上げる油圧を受承する下
受圧面7との面積差で押下げられて下方へ進動し、打撃
工具3がピストン5で叩打される。このピストン5の進
動中反転室11内の圧油は第4流路15及び高圧流路2
3の流出側分路23bを通じてプランジャ18の軸孔1
8a内へ逆流する。
ピストン5が進動端へ下降すると、パイロット室10と
反転室11とがピストン5の下大径部5dで遮断され、
かつパイロット室10がスライド孔2a、低圧室9を通
じて戻り流路30に連通されて変圧油室28内が減圧さ
れ、プランジャ18が下受圧面21を押上げる変圧油室
28内の油圧と上受圧面20を押下げる高圧油室26内
の油圧との差圧で下方へ進動する。プランジャ18が進
動端へ下降すると、プランジャ18の軸孔18aが流通
孔18cを通じて戻り流路30に連通されて切換流路2
2、第1流路12、変圧室8内が減圧されかつ変圧油室
28内が減圧される一方、高圧流路23がプランジャ1
8で閉路されて高圧流路23内の高圧油が流入側分路2
3a内からバイパス流路37を経由して流出側分路23
bへ流通し、さらに、第4流路15を通じて反転室11
内へ送入され、ピストン5は進動端のピストン5の下受
圧面7を押上げる反転室11内の油圧と、上受圧面6を
押下げる変圧室8内の油圧との差圧で押上げられて流量
設定部材34で設定された速度で上方へ退動する。ピス
トン5が退動端へ上昇すると、パイロット室10と反転
室11とが連通されて高圧油が第3流路14、変圧流路
33を通じて変圧油室28内へ送入され、プランジャ1
8の下受圧面21が高圧油で押上げられてプランジャ1
8が退動端へ上昇し、上記一連の動作が反復されてピス
トン5が反復進退動する。
続いて、上記した構成をもつ実施例の作用と効果を説明
する。
さて、本例では油圧ブレーカBのシリンダ1に付設した
切換バルブ16のバルブ本体17にはピストン5を退動
させる高圧油を前記シリンダ1内へ送出するために形成
されて前記バルブ本体17内のプランジャ18の移動に
よって開閉路される高圧流路23がプランジャ18で閉
路されたときに前記高圧油を高圧流路23の流入側分路
23aから流出側分路23bへバイパスさせて流通させ
るためのバイパス流路37を形成するとともに、バイパ
ス流路37にはこのバイパス流路37内を流通する高圧
油の流量を設定する流量設定部材34を設けてある。
このため、バイパス流路37内を流通して反転室11内
へ送入される高圧油の流量を流量設定部材34によって
高圧油の供給側で的確に調整してピストンの退動速度を
変速することができ、ピストンの退動状態を安定化しう
るとともに、ピストン5の進動時には反転室11内から
流出した圧油は高圧流路23の流出側分路23b内及び
プランジャ18の軸孔18a内へ流動して一定量の排油
を流出しうるため、ピストン5を常に一定速度で進動さ
せて打撃力を安定化することができ、ピストンの打撃回
数の変動を排除しかつピストン5の作動不調を解消しう
る効果がある。
とくに、バイパス流路37内を流通して反転室11内へ
供給される圧油流量を増減してピストン5の退動速度を
調整しうるため、ピストン5の進動速度及び打撃力を一
定に保持して打撃回数を変換しうるとともに、油圧源の
油圧力に差異があっても、各油圧力に適応する圧油流量
を流量設定部材34によって選定してピストン5の退動
速度を安定化し、かつ打撃回数および打撃力を安定化さ
せることができる。
(考案の効果) すなわち、本考案は上記のように構成したことによっ
て、前記バイパス流路内を流通する高圧油流量を調整し
てピストンの退動速度を容易に調整することができ、ピ
ストンの打撃力を一定に保持して打撃回数を的確に調整
しうるとともに、ピストンの進退動速度を安定化して打
撃回数および打撃力を安定化しうる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図はピスト
ンの進動開始時の油圧ブレーカの縦断面図、第2図はピ
ストンの退動開始時の油圧ブレーカの縦断面図、第3図
はピストンの進動開始時の切換バルブの拡大断面図、第
4図はピストンの退動開始時の切換バルブの拡大断面図
である。 1…シリンダ 5…ピストン 16…切換バルブ 17…バルブ本体 18…プランジャ 23…高圧流路 34…流量設定部材 37…バイパス流路 B…油圧ブレーカ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】油圧ブレーカのシリンダに付設した切換バ
    ルブのバルブ本体にはピストンを退動させる高圧油を前
    記シリンダ内へ送出するために形成されて前記バルブ本
    体内のプランジャの移動によって開閉路される高圧流路
    が前記プランジャで閉路されたときに前記高圧油を前記
    高圧流路の流入側分路から流出側分路へバイパスさせて
    流通させるためのバイパス流路を形成するとともに、前
    記バイパス流路にはこのバイパス流路内を流通する高圧
    油の流量を設定する流量設定手段を設けた油圧ブレーカ
    におけるピストン作動装置。
JP1592588U 1988-02-09 1988-02-09 油圧ブレーカーにおけるピストン作動装置 Expired - Lifetime JPH067902Y2 (ja)

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JPH01121676U JPH01121676U (ja) 1989-08-17
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