JPH0679255A - 海生物の処理システム - Google Patents

海生物の処理システム

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JPH0679255A
JPH0679255A JP4233965A JP23396592A JPH0679255A JP H0679255 A JPH0679255 A JP H0679255A JP 4233965 A JP4233965 A JP 4233965A JP 23396592 A JP23396592 A JP 23396592A JP H0679255 A JPH0679255 A JP H0679255A
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JP
Japan
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sludge
solid
treatment
shellfish
marine organisms
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Pending
Application number
JP4233965A
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English (en)
Inventor
Takanori Toyokichi
隆憲 豊吉
Takao Yanagisawa
隆男 柳沢
Toshio Nakamura
寿男 中村
Kiyokatsu Ueda
清勝 上田
Takeshi Terada
武 寺田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TOYO SHISETSU KK
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
TOYO SHISETSU KK
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by TOYO SHISETSU KK, Fuji Electric Co Ltd filed Critical TOYO SHISETSU KK
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  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Treatment Of Sludge (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】運転管理が容易でランニングコストも低く、し
かも海生物の貝類を純度の高い消石灰に変えて資源の活
用化が図れるようにした海生物の処理システムを提供す
る。 【構成】海水取水路の清掃時に採取した貝類,藻,汚泥
などを含む海生物を貝類の固形物と藻,汚泥を含む排液
とに分離する固液分離機2と、固液分離後の固形物を破
砕,乾燥, 焼成する破砕機13,乾燥機14,焼成炉1
5と、焼成により得た生石灰を消石灰に変性する消化機
23と、固液分離後の排液を濃縮処理する凝集沈澱槽6
と、濃縮処理後の汚泥を乾燥, 焼却する乾燥機11,焼
却炉12と、濃縮処理後の上澄液を浄化処理する限外ろ
過槽9,活性炭槽10などで処理システムを構成し、海
生物の貝殻を消石灰に、藻,汚泥を焼却灰にして排出
し、排水を放流許容レベルの水質に浄化して近隣海域に
放流する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、火力発電所,原子力発
電所などの冷却水取水路として海から引き入れた海水取
水路の清掃時に採取した貝類,藻,汚泥などを含む海生
物の処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように海岸に面して建設された火
力発電所,原子力発電所では、復水器の冷却用水に海水
が使用されており、発電所の構内には海水取水路が引き
入れてある。ところで、海水取水路には土砂,汚泥など
の堆積物のほかに貝,藻類の海生物が多く付着してお
り、定期点検時に海水取水路を清掃すると泥水と一緒に
多量の海生物が採取され、その量は1回の清掃で数百ト
ンにも及ぶ。
【0003】一方、清掃時に採取した海生物,排水は、
環境汚染防止の面からそのまま放流,廃棄処分すること
ができず、そのために海生物の処理施設を設けて無害化
処理することが従来より行われている。図2は従来にお
ける海生物の処理システムを示したものであり、バキュ
ーカーなどで処理施設に運びこまれた多量の海生物(貝
類,藻,汚泥など)は、受入槽から固液分離装置(例え
ばトロンメル式)に移して貝類の固形物と汚泥,藻を含
む排水液に固液分離した後、固形物は乾燥,焼却処理し
て廃棄物として排出する。一方の汚泥などを含む排液は
活性汚泥処理(微生物処理)した後に上澄液を放流し、
汚泥は乾燥,焼却処理する。なお、乾燥機は焼却炉の排
ガスを利用して処理物の乾燥を行い、乾燥機からの排ガ
スは除塵,脱臭などの排ガス処理を施して無害化した上
で大気中に放出される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記した従
来の処理システムでは、特に排液処理の面で次記のよう
な問題点が残る。すなわち、固液分離後の廃液を活性汚
泥処理するには施設内に大きな敷地面積を占有する活性
汚泥処理槽が必要となる。また、活性汚泥処理槽は微生
物を扱うためにその運転管理には熟練を要るほか、曝気
ブロアの運転に要する消費電力量も大きい。さらに、発
電所では定期点検に合わせて海水取水路の清掃を年に1
〜2回程度実施するだけであることから、発電所の系
列,規模にもよるが定期点検以外の期間は処理施設が遊
休状態となるが、活性汚泥処理槽では年間を通じて微生
物の活動維持に必要な管理が必要であり、このために処
理システムのランニングコストが高くなる。
【0005】また、前記海生物に含まれている多量の貝
殻を、農業などの各種分野で利用可能な消石灰の資源と
して活用することが検討されているが、従来の処理シス
テムでは貝類を活性汚泥処理後の汚泥と一緒にキルンな
どの焼却炉で混焼処理してるために、焼却処理で得られ
る生石灰の純度が極めて低く、このままでは消石灰とし
ての活用が困難である。
【0006】本発明は上記の点にかんがみなされたもの
であり、その目的は前記課題を解決し、運転管理が容易
でランニングコストも低く、しかも貝殻を純度の高い消
石灰に変えて資源の活用化が図れるようにした海生物の
処理システムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の処理システムは、採取した海生物を貝類の
固形物と藻,汚泥を含む排液とに分離する固液分離手段
と、固液分離後の固形物を破砕,乾燥, 焼成する各手段
と、焼成により得た生石灰を消石灰に変性する手段と、
固液分離後の排液を凝集濃縮処理する手段と、濃縮処理
後の汚泥を乾燥, 焼却する各手段と、濃縮処理後の上澄
液を物理・化学的手法で浄化処理する手段を備えて構成
するものとする。
【0008】また、前記処理システムには次記のような
実施態様がある。 (1)固形物の焼成手段として高温焼成炉を、濃縮汚泥
の焼却手段として焼却炉を用い、前記焼成炉の排ガスを
濃縮汚泥の乾燥に、焼却炉の排ガスを固形物の乾燥に利
用した後、除塵,脱臭処理して大気側に放出する。 (2)凝集濃縮処理手段の前段に細目スクリーン,後段
に濃縮汚泥を脱水ケーキ化する脱水機を備える。
【0009】(3)濃縮処理後の上澄液に対する物理・
化学的な浄化処理手段として限外ろ過膜,活性炭を用い
る。
【0010】
【作用】上記の構成により、処理システムに搬入された
海生物は、まず、固液分離手段で貝類の固形物と藻,汚
泥を含む排液とに分離された後、固形物は破砕,乾燥,
焼成(焼成温度1100℃程度)工程を経て純度の高い
生石灰となり、さらに消石灰に変性して排出される。一
方、固液分離された排液は凝集濃縮処理の後、濃縮汚泥
は乾燥,焼却(焼却温度800℃程度)工程を経て焼却
灰となって排出され、上澄液は限外ろ過膜,活性炭など
の物理・化学的処理によりCOD,BOD,SSなどが
放流基準を満たすレベルにまで浄化された後に近隣海域
に放流される。
【0011】また、固形物の焼成手段として高温焼成炉
を、濃縮汚泥の焼却手段として焼却炉を用い、かつ前記
焼成炉の排ガスを濃縮汚泥の乾燥に、焼却炉の排ガスを
固形物の乾燥に利用することにより、焼成炉,焼却炉の
排ガスが保有する熱量を有効に使い分けて固形物,濃縮
汚泥の乾燥を効果的に行える。なお、乾燥工程に利用し
た排ガスは除塵,脱臭処理して大気側に放出されるので
環境汚染のおそれはない。さらに、凝集濃縮処理手段の
前段に細目スクリーン,後段に濃縮汚泥を脱水ケーキ化
する脱水機を備えることにより、凝集濃縮処理,および
後段の汚泥乾燥,焼却工程での負荷の低減化が図れる。
【0012】
【実施例】以下本発明の実施例を図1により説明する。
海水取水路の清掃時に採取された海生物は、バキューム
車で運ばれて受入ホッパ1に搬入された後、ここから例
えばトロンメル式の固液分離機2へ送られて固液分離さ
れ、貝類の固形物はホッパ3に移され、汚泥,藻類を含
む排液は排水貯留槽4に一旦貯留される。
【0013】次に、排液は貯留槽4から細目スクリーン
5に送って粗い砂,異物などを取り除き、スクリーン5
を透過した篩下の汚泥を含む排液は凝集沈澱槽6に入
り、ここで適当量の凝集処理剤7を加えて凝集濃縮処理
し、さらに槽内に沈澱した濃縮汚泥をベルトプレス,電
気浸透式などの脱水機8に掛けて含水率数10%適度の
脱水ケーキに変える。一方、凝集沈澱槽6から排出され
る上澄液は限外ろ過槽9,活性炭槽10に送水して物理
・化学的に処理し、水中のCOD,BOD,SSなどが
排水基準を満たすレベルまで低減して水質を浄化した
後、近隣の海域に放流される。また、細目スクリーン5
で分離した固形分,および脱水機8で脱水さた濃縮汚泥
の脱水ケーキは乾燥機11に移して含水率10%以下に
乾燥した後、焼却炉12(炉温約800℃)で投焼却処
理して灰に変え、廃棄物として処分される。なお、前記
の乾燥機11には後述する焼成炉からの排ガスを送り込
んで乾燥を行う。
【0014】一方、固液分離機2で分離された貝類の固
形物は、ホッパ3から破砕器13に移して貝殻を細かく
砕いた後に気流乾燥機14に送り、ここで先記焼却炉1
2の排ガスを流して乾燥し、さらにケージミル16,サ
イクロン17,ホッパ18を経て高温焼成炉(炉温約1
100℃)15に投入して焼成され、貝殻の破砕物が生
石灰(CaO)として排出される。なお、前記サイクロ
ン17を出た排ガスは、先記した乾燥機11からでた排
ガスと合流した上で、バグフィルタ19,脱臭塔20,
排風機21を経て大気中に放出される。また、前記焼成
炉15から排出した生石灰(CaO)はホッパ22を経
て消化機23に送り、ここで加水処理により消石灰(C
a(OH)2 )に変性してホッパ24に貯え、袋詰め工程を
経て消石灰製品として出荷される。
【0015】なお、消石灰の純度を問わない場合には、
焼成炉15を省略して貝殻を含む固形物をホッパ18か
ら焼却炉12に移して焼却処理することも可能である。
【0016】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の処理システ
ムによれば次記の効果を奏する。 (1)固液分離後の排液処理を、従来の活性汚泥処理方
式に代えて、限外ろ過膜,活性炭などを使用した物理・
化学的な浄化処理手段を採用したことにより、システム
の運転管理が簡単となり、かつ施設の建設費,ランニン
グコストを大幅に低減できる。しかも、活性汚泥処理方
式のように年間を通じて微生物の活動維持に係わる厄介
な管理が不要であり、発電所の定期点検に合わせて行う
海水取水路の清掃時に採取した海生物の処理システムと
して、取水路の清掃時期を除いた処理施設の遊休期間に
はシステムの運転を休止することができて運転管理の簡
素化,合理化が図れる。
【0017】(2)海生物を固液分離した後の貝類の固
形物は、排水処理により生じた汚泥と一緒に混焼するこ
となしに単独で焼成処理するようにしたので、これによ
り貝殻を高純度な良質の消石灰に変えて海生物の資源活
用化が図れる。 (3)また、固形物の焼成炉と汚泥の焼却炉からの排ガ
スを乾燥機で熱回収し、かつ固形物の乾燥には焼却炉の
排ガスを、水分を多く含む濃縮汚泥の乾燥には焼成炉の
排ガス(高熱量)を利用するように使い分けることによ
り、省エネルギー効果と併せて乾燥工程でのシステム合
理化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による海生物処理システムの系
統図
【図2】従来における海生物処理システムの処理工程図
【符号の説明】
2 固液分離機 5 細目スクリーン 6 凝集沈澱槽 8 脱水機 9 限外ろ過槽 10 活性炭槽 11 乾燥機 12 焼却炉 13 破砕機 14 乾燥機 15 焼成炉 19 バグフィルタ 20 脱臭塔 23 消化機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 寿男 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 (72)発明者 上田 清勝 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 (72)発明者 寺田 武 東京都世田ヶ谷区尾山台2丁目2番9号

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】海水取水路の清掃時に採取した貝類,藻,
    汚泥などを含む海生物の処理システムであって、採取し
    た海生物を貝類の固形物と藻,汚泥を含む排液とに分離
    する固液分離手段と、固液分離後の固形物を破砕,乾
    燥, 焼成する各手段と、焼成により得た生石灰を消石灰
    に変性する手段と、固液分離後の排液を凝集濃縮処理す
    る手段と、濃縮処理後の汚泥を乾燥, 焼却する各手段
    と、濃縮処理後の上澄液を物理・化学的手法で浄化処理
    する手段を備え、海生物中の貝類を消石灰に、藻,汚泥
    を焼却灰に、排水を放流許容レベルの水質に変えて放出
    するようにしたことを特徴とする海生物の処理システ
    ム。
  2. 【請求項2】請求項1記載の処理システムにおいて、固
    形物の焼成手段として高温焼成炉を、濃縮汚泥の焼却手
    段として焼却炉を用い、前記焼成炉の排ガスを濃縮汚泥
    の乾燥に、焼却炉の排ガスを固形物の乾燥に利用した
    後、除塵,脱臭処理して大気側に放出することを特徴と
    する海生物の処理システム。
  3. 【請求項3】請求項1記載の処理システムにおいて、凝
    集濃縮処理手段の前段に細目スクリーン,後段に濃縮汚
    泥を脱水ケーキ化する脱水機を備えたことを特徴とする
    海生物の処理システム。
  4. 【請求項4】請求項1記載の処理システムにおいて、濃
    縮処理後の上澄液に対する物理・化学的な浄化処理手段
    として限外ろ過膜,活性炭を用いることを特徴とする海
    生物の処理システム。
JP4233965A 1992-09-02 1992-09-02 海生物の処理システム Pending JPH0679255A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002045838A (ja) * 2000-08-07 2002-02-12 Kansai Electric Power Co Inc:The 海棲生物の処理装置及び処理方法
JP2006231125A (ja) * 2005-02-22 2006-09-07 Chubu Electric Power Co Inc 貝殻粉末の製造システム
JP2007098188A (ja) * 2005-09-30 2007-04-19 Kurita Water Ind Ltd 貝類の処理方法
JP2014089102A (ja) * 2012-10-30 2014-05-15 Masanori Aritomi 汚染物質処理装置
JP2015123428A (ja) * 2013-12-27 2015-07-06 川崎重工業株式会社 廃棄物処理システムおよび方法

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