JPH067935A - 溶接装置 - Google Patents
溶接装置Info
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- JPH067935A JPH067935A JP12766992A JP12766992A JPH067935A JP H067935 A JPH067935 A JP H067935A JP 12766992 A JP12766992 A JP 12766992A JP 12766992 A JP12766992 A JP 12766992A JP H067935 A JPH067935 A JP H067935A
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- welding torch
- torch
- tube
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 伝熱管2が管板1内に引き込まれている場合
でも、作業工数をかけることなく、機械的性質や耐食性
の優れた溶接を行うことができることである。 【構成】 溶接トーチ5と、溶接トーチ5がその溶接ア
ークの向きを変更できるよう取付けられ、溶接トーチ5
を管板1に対して相対的に移動させると共に、溶接アー
クが環状の境界部23に沿って移動して行くよう溶接ト
ーチ5を回転させる溶接トーチ移動機構50と、管板1
を撮像するカメラ15と、カメラ15の画像から管穴2
4の位置を求める画像処理装置34と、境界部23まで
の距離を測定するレーザ測長器7と、画像処理装置34
により得られた管穴の位置および測長器7により得られ
た境界部23までの距離に基づいて、マニピュレータ2
2による溶接トーチ5の移動量に対する補正量を溶接ト
ーチ移動機構に出力する溶接トーチ位置制御装置33
と、を備えている。
でも、作業工数をかけることなく、機械的性質や耐食性
の優れた溶接を行うことができることである。 【構成】 溶接トーチ5と、溶接トーチ5がその溶接ア
ークの向きを変更できるよう取付けられ、溶接トーチ5
を管板1に対して相対的に移動させると共に、溶接アー
クが環状の境界部23に沿って移動して行くよう溶接ト
ーチ5を回転させる溶接トーチ移動機構50と、管板1
を撮像するカメラ15と、カメラ15の画像から管穴2
4の位置を求める画像処理装置34と、境界部23まで
の距離を測定するレーザ測長器7と、画像処理装置34
により得られた管穴の位置および測長器7により得られ
た境界部23までの距離に基づいて、マニピュレータ2
2による溶接トーチ5の移動量に対する補正量を溶接ト
ーチ移動機構に出力する溶接トーチ位置制御装置33
と、を備えている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、管板の管穴に差し込ま
れた管を該管板に溶接する溶接装置に関する。
れた管を該管板に溶接する溶接装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、熱交換器における伝熱管と管板と
の溶接をおこなる溶接装置としては、例えば、特開昭4
9−35250号公報に記載されているものがある。こ
の溶接装置は、ティグ溶接を行う溶接トーチと、管穴に
差し込まれるガイドロッドと、ガイドロッドをX,Y,
Z方向(X方向は鉛直方向、Y方向は管板に平行でかつ
水平方向、Z方向は管板に垂直方向)に移動させるマニ
ピュレータとを備えているものである。この溶接トーチ
は、ガイドロッドに回転可能に取付けられている。ま
た、ガイドロッドは、マニピュレータに対してX,Y方
向に僅かに移動できるよう、弾性体等を介してマニピュ
レータに設けられている。
の溶接をおこなる溶接装置としては、例えば、特開昭4
9−35250号公報に記載されているものがある。こ
の溶接装置は、ティグ溶接を行う溶接トーチと、管穴に
差し込まれるガイドロッドと、ガイドロッドをX,Y,
Z方向(X方向は鉛直方向、Y方向は管板に平行でかつ
水平方向、Z方向は管板に垂直方向)に移動させるマニ
ピュレータとを備えているものである。この溶接トーチ
は、ガイドロッドに回転可能に取付けられている。ま
た、ガイドロッドは、マニピュレータに対してX,Y方
向に僅かに移動できるよう、弾性体等を介してマニピュ
レータに設けられている。
【0003】伝熱管と管板との溶接の際には、マニピュ
レータを駆動して、ガイドロッドを目的の伝熱管に差し
込む。このとき、マニピュレータの機構のみでは、管穴
の加工位置誤差、マニピュレータ自体の位置決め誤差等
で、ガイドロッドを目的の伝熱管に確実に導くことがで
きないので、ガイドロッドをマニピュレータに対して
X,Y方向に僅かに移動させて、位置補正する。ガイド
ロッドが伝熱管に差し込まれると、溶接トーチをガイド
ロッド回りに回転させて、溶接アークを伝熱管の外側か
ら中心軸方向に向け、ティグ溶接を実行する。
レータを駆動して、ガイドロッドを目的の伝熱管に差し
込む。このとき、マニピュレータの機構のみでは、管穴
の加工位置誤差、マニピュレータ自体の位置決め誤差等
で、ガイドロッドを目的の伝熱管に確実に導くことがで
きないので、ガイドロッドをマニピュレータに対して
X,Y方向に僅かに移動させて、位置補正する。ガイド
ロッドが伝熱管に差し込まれると、溶接トーチをガイド
ロッド回りに回転させて、溶接アークを伝熱管の外側か
ら中心軸方向に向け、ティグ溶接を実行する。
【0004】ところで、伝熱管の先端部が管板表面から
突出している場合には、このような溶接が直ちに可能で
あるが、伝熱管の先端部が管板内に引き込まれている場
合には、管穴にガイドロッドを差し込んだ状態で溶接を
行うため、管と管板との境界部を直接溶接することがで
きない。そこで、このような場合には、伝熱管の先端部
が管板表面側に現われるまで、管穴を面取りした後、溶
接を実行するか、または、溶接電流を高く設定すると共
に溶接速度を遅くして、伝熱管の先端部回りの管板を溶
かしつつ伝熱管と管板とを溶接しなければならない。
突出している場合には、このような溶接が直ちに可能で
あるが、伝熱管の先端部が管板内に引き込まれている場
合には、管穴にガイドロッドを差し込んだ状態で溶接を
行うため、管と管板との境界部を直接溶接することがで
きない。そこで、このような場合には、伝熱管の先端部
が管板表面側に現われるまで、管穴を面取りした後、溶
接を実行するか、または、溶接電流を高く設定すると共
に溶接速度を遅くして、伝熱管の先端部回りの管板を溶
かしつつ伝熱管と管板とを溶接しなければならない。
【0005】なお、従来の溶接装置として、ガイドロッ
ドを有するものとしては、特開昭52−22544号公
報や、特開昭59−223178号公報に記載されてい
るものがある。
ドを有するものとしては、特開昭52−22544号公
報や、特開昭59−223178号公報に記載されてい
るものがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来技術では、ガイドロッドを用いているため、溶
接トーチを目的の溶接位置に正確に導くことが可能であ
るものの、伝熱管が管板内に引き込まれている場合に
は、前述したように、管板部を十分に溶融させるため、
高溶接電流、低溶接速度での高入熱溶接を行う必要があ
り、伝熱管や管板の機械的性質が劣化し易くなるという
問題点がある。特に、耐食性の要求されるオ−ステナイ
ト系、またはフェライト系ステンレス製等の伝熱管と管
板との溶接では、高入熱での溶接による溶接熱影響部の
結晶粒の粗大化、組織の鋭敏化等が生じ、溶接部の耐食
性の劣化が生じ易くなってしまう。
うな従来技術では、ガイドロッドを用いているため、溶
接トーチを目的の溶接位置に正確に導くことが可能であ
るものの、伝熱管が管板内に引き込まれている場合に
は、前述したように、管板部を十分に溶融させるため、
高溶接電流、低溶接速度での高入熱溶接を行う必要があ
り、伝熱管や管板の機械的性質が劣化し易くなるという
問題点がある。特に、耐食性の要求されるオ−ステナイ
ト系、またはフェライト系ステンレス製等の伝熱管と管
板との溶接では、高入熱での溶接による溶接熱影響部の
結晶粒の粗大化、組織の鋭敏化等が生じ、溶接部の耐食
性の劣化が生じ易くなってしまう。
【0007】また、低入熱の溶接を行うために、伝熱管
の引込み量に応じた管穴の面取りを行い、伝熱管と管板
との境界を直接溶融する方法では、この管穴毎の面取り
加工が甚だ面倒で、非常に工数が嵩んでしまうという問
題がある。なお、この方法では、管穴ピッチが狭い場合
や管引き込み量が大きい場合には、十分な面取りができ
ず、結局、高入熱溶接を実行してしまうことになる。
の引込み量に応じた管穴の面取りを行い、伝熱管と管板
との境界を直接溶融する方法では、この管穴毎の面取り
加工が甚だ面倒で、非常に工数が嵩んでしまうという問
題がある。なお、この方法では、管穴ピッチが狭い場合
や管引き込み量が大きい場合には、十分な面取りができ
ず、結局、高入熱溶接を実行してしまうことになる。
【0008】本発明は、このような従来の問題点に着目
してなされたもので、伝熱管が管板内に引き込まれてい
る場合でも、作業工数をかけることなく、溶接トーチを
目的の溶接位置に正確に導くことができ、かつ機械的性
質や耐食性の優れた溶接を行うことができる溶接装置を
提供することを目的とする。
してなされたもので、伝熱管が管板内に引き込まれてい
る場合でも、作業工数をかけることなく、溶接トーチを
目的の溶接位置に正確に導くことができ、かつ機械的性
質や耐食性の優れた溶接を行うことができる溶接装置を
提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の溶接装置は、管板の複数の管穴にそれぞれ差し込まれ
た複数の管を該管板に溶接する溶接装置において、前記
管と前記管板との環状の境界部を溶接する溶接トーチ
と、前記溶接トーチが前記境界部に対するその溶接アー
クの向きを変更できるよう取付けられ、該溶接トーチを
前記管板に対して相対的に移動させると共に、該溶接ト
ーチの溶接アークが環状の前記境界部に沿って移動して
行くよう該溶接トーチを回転させる溶接トーチ移動手段
と、前記管板を撮像する撮像手段と、前記撮像手段によ
り得られた画像から、前記管板上の前記管穴の位置を求
める画像処理手段と、前記境界部までの距離を測定する
測長手段と、予め得られている複数の前記管穴の位置デ
ータに基づいて、前記溶接トーチが複数の該管穴近傍に
順次導かれるよう、前記溶接トーチ移動手段の駆動量を
制御すると共に、前記画像処理手段により得られた前記
管穴の位置および前記測長手段により得られた前記境界
部までの距離に基づいて、前記溶接トーチの溶接アーク
が該境界部に向き、かつ該溶接トーチの先端から該境界
部までの距離が所定の距離になるよう、前記駆動量に対
する補正量を前記溶接トーチ移動手段に出力する溶接ト
ーチ位置制御装置と、を備えていることを特徴とするも
のである。
の溶接装置は、管板の複数の管穴にそれぞれ差し込まれ
た複数の管を該管板に溶接する溶接装置において、前記
管と前記管板との環状の境界部を溶接する溶接トーチ
と、前記溶接トーチが前記境界部に対するその溶接アー
クの向きを変更できるよう取付けられ、該溶接トーチを
前記管板に対して相対的に移動させると共に、該溶接ト
ーチの溶接アークが環状の前記境界部に沿って移動して
行くよう該溶接トーチを回転させる溶接トーチ移動手段
と、前記管板を撮像する撮像手段と、前記撮像手段によ
り得られた画像から、前記管板上の前記管穴の位置を求
める画像処理手段と、前記境界部までの距離を測定する
測長手段と、予め得られている複数の前記管穴の位置デ
ータに基づいて、前記溶接トーチが複数の該管穴近傍に
順次導かれるよう、前記溶接トーチ移動手段の駆動量を
制御すると共に、前記画像処理手段により得られた前記
管穴の位置および前記測長手段により得られた前記境界
部までの距離に基づいて、前記溶接トーチの溶接アーク
が該境界部に向き、かつ該溶接トーチの先端から該境界
部までの距離が所定の距離になるよう、前記駆動量に対
する補正量を前記溶接トーチ移動手段に出力する溶接ト
ーチ位置制御装置と、を備えていることを特徴とするも
のである。
【0010】
【作用】ここでは、管の先端部が管板内に引き込まれて
いるものを溶接する場合の動作について説明する。ま
ず、複数の管のうち、いずれかの管を直ちに溶接できる
よう、溶接トーチを初期設定する。この溶接トーチの初
期設定では、溶接トーチの位置のみならず、溶接トーチ
の先端が回転中心軸に対して外方向を向き、かつ溶接ト
ーチの先端と環状の境界部との距離がこの溶接に適切な
距離になるよう、溶接トーチの向きも設定する。
いるものを溶接する場合の動作について説明する。ま
ず、複数の管のうち、いずれかの管を直ちに溶接できる
よう、溶接トーチを初期設定する。この溶接トーチの初
期設定では、溶接トーチの位置のみならず、溶接トーチ
の先端が回転中心軸に対して外方向を向き、かつ溶接ト
ーチの先端と環状の境界部との距離がこの溶接に適切な
距離になるよう、溶接トーチの向きも設定する。
【0011】続いて、溶接トーチ移動手段により、溶接
トーチを回転させつつ、管と管板との環状の境界部を溶
接する。この際、少なくとも、次に溶接する部分を撮像
手段で撮像し、次に溶接する管穴の管板上の位置を求め
ると共に、そこの管と管板との境界部までの距離を測長
手段により実測する。最初の境界部を溶接すると、予め
得られている複数の管穴の位置データ、例えば、管穴加
工の際に用いた管穴加工用NCデータに基づいて、溶接
トーチを溶接トーチ移動手段により移動させる。ところ
で、このような管穴加工用NCデータのみを用いて溶接
トーチを移動させた場合には、管穴加工時の加工位置誤
差や移動機構自体の位置決め誤差により、溶接トーチを
正確に境界部に導くことができない。そこで、撮像手段
により得られた管穴の位置および測長手段により得られ
た境界部までの距離に基づき、溶接トーチの溶接アーク
が境界部に向き、かつ溶接トーチの先端が境界部まで所
定の距離離れるよう、溶接トーチを補正移動させる。
トーチを回転させつつ、管と管板との環状の境界部を溶
接する。この際、少なくとも、次に溶接する部分を撮像
手段で撮像し、次に溶接する管穴の管板上の位置を求め
ると共に、そこの管と管板との境界部までの距離を測長
手段により実測する。最初の境界部を溶接すると、予め
得られている複数の管穴の位置データ、例えば、管穴加
工の際に用いた管穴加工用NCデータに基づいて、溶接
トーチを溶接トーチ移動手段により移動させる。ところ
で、このような管穴加工用NCデータのみを用いて溶接
トーチを移動させた場合には、管穴加工時の加工位置誤
差や移動機構自体の位置決め誤差により、溶接トーチを
正確に境界部に導くことができない。そこで、撮像手段
により得られた管穴の位置および測長手段により得られ
た境界部までの距離に基づき、溶接トーチの溶接アーク
が境界部に向き、かつ溶接トーチの先端が境界部まで所
定の距離離れるよう、溶接トーチを補正移動させる。
【0012】そして、溶接トーチを回転させて、境界部
を溶接して行く。この際にも、次に溶接する部分の撮像
および測長を行い、これにより得たデータをさらに次に
溶接する際の溶接トーチの補正移動に用いる。以上の動
作を繰り返して実行し、複数の管を順次管板に溶接す
る。
を溶接して行く。この際にも、次に溶接する部分の撮像
および測長を行い、これにより得たデータをさらに次に
溶接する際の溶接トーチの補正移動に用いる。以上の動
作を繰り返して実行し、複数の管を順次管板に溶接す
る。
【0013】このように、本発明では、撮像手段等を用
いて溶接部分の位置等を実際に測定して、溶接トーチの
位置を補正しているので、溶接トーチを溶接部分である
境界部に正確に導くことができる。さらに、溶接トーチ
を溶接部分に正確に導くことができることに起因して、
従来技術のようにガイドロッド等を用いる必要がなくな
るため、溶接アークを管の中心軸側から外方向に向ける
ことができ、管の先端部が管板内に引き込まれていて
も、管板に面取りを施すことなく、直接境界部分を溶接
することができる。
いて溶接部分の位置等を実際に測定して、溶接トーチの
位置を補正しているので、溶接トーチを溶接部分である
境界部に正確に導くことができる。さらに、溶接トーチ
を溶接部分に正確に導くことができることに起因して、
従来技術のようにガイドロッド等を用いる必要がなくな
るため、溶接アークを管の中心軸側から外方向に向ける
ことができ、管の先端部が管板内に引き込まれていて
も、管板に面取りを施すことなく、直接境界部分を溶接
することができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明に係る管と管板とを溶接する溶
接装置の一実施例について図面を用いて説明する。本実
施例の溶接装置は、図1に示すように、熱交換器60の
外径φ15〜23mmの伝熱管2と管板1との境界部23
をティグ溶接するものである。この伝熱管2は、管板1
の表面から伝熱管肉厚に応じて1.2〜3.0mm程度引き
込まれており、境界部23は管穴24内に存在してい
る。
接装置の一実施例について図面を用いて説明する。本実
施例の溶接装置は、図1に示すように、熱交換器60の
外径φ15〜23mmの伝熱管2と管板1との境界部23
をティグ溶接するものである。この伝熱管2は、管板1
の表面から伝熱管肉厚に応じて1.2〜3.0mm程度引き
込まれており、境界部23は管穴24内に存在してい
る。
【0015】本溶接装置は、図1、図2および図3に示
すように、伝熱管2と管板1との境界部23をティグ溶
接する溶接トーチ5と、溶接トーチ5を移動させる溶接
トーチ移動機構50と、溶接トーチ移動機構50を制御
するトーチ位置制御装置33と、溶接用ワイヤー13を
溶接トーチ5のタングステン電極3近傍に送給する溶接
用ワイヤー送給装置52と、ティグ溶接用の電力を供給
する溶接電源装置31と、溶接電源装置31を制御する
溶接制御装置30と、シールガスとしてのアルゴンガス
を供給するガスボンベ(図示されていない)と、小型カ
メラ15と、カメラ15で撮像した画像に特定の処理を
施す画像処理装置34と、境界部23までの距離等を測
定するレーザ測長器7と、レーザ測長器7による測定タ
イミングを制御すると共に測長データを一時的に記憶す
るレーザ測長制御装置37と、溶接トーチ移動機構50
を3方向(X方向、Y方向、Z方向)に移動させる3軸
マニピュレータ22と、3軸マニピュレータ22を制御
するNC制御装置32と、を有して構成されている。
すように、伝熱管2と管板1との境界部23をティグ溶
接する溶接トーチ5と、溶接トーチ5を移動させる溶接
トーチ移動機構50と、溶接トーチ移動機構50を制御
するトーチ位置制御装置33と、溶接用ワイヤー13を
溶接トーチ5のタングステン電極3近傍に送給する溶接
用ワイヤー送給装置52と、ティグ溶接用の電力を供給
する溶接電源装置31と、溶接電源装置31を制御する
溶接制御装置30と、シールガスとしてのアルゴンガス
を供給するガスボンベ(図示されていない)と、小型カ
メラ15と、カメラ15で撮像した画像に特定の処理を
施す画像処理装置34と、境界部23までの距離等を測
定するレーザ測長器7と、レーザ測長器7による測定タ
イミングを制御すると共に測長データを一時的に記憶す
るレーザ測長制御装置37と、溶接トーチ移動機構50
を3方向(X方向、Y方向、Z方向)に移動させる3軸
マニピュレータ22と、3軸マニピュレータ22を制御
するNC制御装置32と、を有して構成されている。
【0016】溶接トーチ移動機構50は、図1に示すよ
うに、溶接トーチ5を回転させる減速機付きトーチ回転
用スッテピングモータ16と、これを支持する回転用モ
ータケース25と、トーチ回転用モータ16の軸に取付
けられているトーチ回転シャフト8と、溶接トーチ5を
Z方向に移動させるトーチZ方向移動用サーボモータ1
1と、溶接トーチ5を保持するトーチ保持体6と、Z方
向移動用モータ11の軸に取付けられトーチ保持体6の
一端側に形成されているネジ10に係合するギア9と、
回転用モータケース25を回転シャフト8や溶接トーチ
5等と共に鉛直方向(X方向)に移動させるX方向スラ
イドユニット19およびX方向移動用サーボモータ18
aと、X方向スライドユニット20を水平方向(Y方
向)に移動させるYスライドユニット20およびY方向
移動用サーボモータ18bと、を有している。
うに、溶接トーチ5を回転させる減速機付きトーチ回転
用スッテピングモータ16と、これを支持する回転用モ
ータケース25と、トーチ回転用モータ16の軸に取付
けられているトーチ回転シャフト8と、溶接トーチ5を
Z方向に移動させるトーチZ方向移動用サーボモータ1
1と、溶接トーチ5を保持するトーチ保持体6と、Z方
向移動用モータ11の軸に取付けられトーチ保持体6の
一端側に形成されているネジ10に係合するギア9と、
回転用モータケース25を回転シャフト8や溶接トーチ
5等と共に鉛直方向(X方向)に移動させるX方向スラ
イドユニット19およびX方向移動用サーボモータ18
aと、X方向スライドユニット20を水平方向(Y方
向)に移動させるYスライドユニット20およびY方向
移動用サーボモータ18bと、を有している。
【0017】トーチ回転シャフト8は、回転用モータケ
ース25に設けられているラジアル軸受17に、回転可
能に支持されている。トーチ保持体6は、その一端側が
回転シャフト8内に設けられ、回転しながらZ方向に移
動可能にベアリング29に支持されている。したがっ
て、トーチ保持体6および溶接トーチ5は、回転シャフ
ト8に固設されているZ方向移動用モータ11が駆動す
ることにより、ギア9およびギア9が回転して、回転し
ながらZ方向に移動することになる。
ース25に設けられているラジアル軸受17に、回転可
能に支持されている。トーチ保持体6は、その一端側が
回転シャフト8内に設けられ、回転しながらZ方向に移
動可能にベアリング29に支持されている。したがっ
て、トーチ保持体6および溶接トーチ5は、回転シャフ
ト8に固設されているZ方向移動用モータ11が駆動す
ることにより、ギア9およびギア9が回転して、回転し
ながらZ方向に移動することになる。
【0018】Z方向移動用サーボモータ11、X方向移
動用サーボモータ18aおよびY方向移動用サーボモー
タ18bは、溶接トーチ5を、それぞれ、X方向、Y方
向、Z方向に関して、0.1mm以下の精度で位置決めで
きるものを用いている。なお、Z方向移動用サーボモー
タ11の電力ケーブルとレーザ測長器7の制御信号ケー
ブルとには、両者が同軸になっている同軸ケーブル26
を用いてる。回転用モータケース25には、この同軸ケ
ーブル26を巻き取るケーブル巻き取り装置27が設け
られている。
動用サーボモータ18aおよびY方向移動用サーボモー
タ18bは、溶接トーチ5を、それぞれ、X方向、Y方
向、Z方向に関して、0.1mm以下の精度で位置決めで
きるものを用いている。なお、Z方向移動用サーボモー
タ11の電力ケーブルとレーザ測長器7の制御信号ケー
ブルとには、両者が同軸になっている同軸ケーブル26
を用いてる。回転用モータケース25には、この同軸ケ
ーブル26を巻き取るケーブル巻き取り装置27が設け
られている。
【0019】トーチ保持体6は、溶接トーチ5のタング
ステン電極3がトーチ回転シャフト8の回転中心軸に対
して斜め外方向を向くよう、溶接トーチ5をその前後2
ヵ所で支持している。この2ヵ所の支持部分の一方には
長孔(図示されていない)が形成され、一方の支持部分
を中心として、溶接トーチ5が揺動可能になっている。
すなわち、溶接トーチ5は、トーチ回転シャフト8の回
転中心軸に対する角度を一定の範囲内で変えられるよう
になっている。
ステン電極3がトーチ回転シャフト8の回転中心軸に対
して斜め外方向を向くよう、溶接トーチ5をその前後2
ヵ所で支持している。この2ヵ所の支持部分の一方には
長孔(図示されていない)が形成され、一方の支持部分
を中心として、溶接トーチ5が揺動可能になっている。
すなわち、溶接トーチ5は、トーチ回転シャフト8の回
転中心軸に対する角度を一定の範囲内で変えられるよう
になっている。
【0020】溶接トーチ5と溶接電源装置31とは、溶
接電源装置31から溶接トーチ5へアルゴンガスおよび
溶接用電力を供給できるよう、ガスホースと電力ケーブ
ルとが同軸になっている同軸メインケーブル28により
接続されている。この同軸メインケーブル28は、トー
チ回転シャフト8内に形成されているケーブル挿通孔
(図示されていない)を通り、溶接トーチ5に接続され
ている。なお、アルゴンガスは、ガスボンベから溶接電
源装置31に送られ、そこでガス供給調整が行われる。
接電源装置31から溶接トーチ5へアルゴンガスおよび
溶接用電力を供給できるよう、ガスホースと電力ケーブ
ルとが同軸になっている同軸メインケーブル28により
接続されている。この同軸メインケーブル28は、トー
チ回転シャフト8内に形成されているケーブル挿通孔
(図示されていない)を通り、溶接トーチ5に接続され
ている。なお、アルゴンガスは、ガスボンベから溶接電
源装置31に送られ、そこでガス供給調整が行われる。
【0021】溶接用ワイヤー送給装置52は、溶接用ワ
イヤー13が巻き付けられているワイヤーリール14
と、ここからタングステン電極3の近傍まで溶接用ワイ
ヤー13を送給する溶接用ワイヤー送給機12と、溶接
用ワイヤー送給機12とタングステン電極近傍までの間
の溶接用ワイヤー13をガイドするワイヤー送給ガイド
4とで、構成されている。ワイヤーリール14およびワ
イヤー送給機12は、トーチ回転シャフト8に固設され
ている。
イヤー13が巻き付けられているワイヤーリール14
と、ここからタングステン電極3の近傍まで溶接用ワイ
ヤー13を送給する溶接用ワイヤー送給機12と、溶接
用ワイヤー送給機12とタングステン電極近傍までの間
の溶接用ワイヤー13をガイドするワイヤー送給ガイド
4とで、構成されている。ワイヤーリール14およびワ
イヤー送給機12は、トーチ回転シャフト8に固設され
ている。
【0022】レーザ測長器7は、境界部23までの距離
を検出するため、回転用シャフト8の先端部分に取付け
られている。このレーザ測長器7は、その測定方向を変
えられるよう回転シャフト8に取付けられている。溶接
トーチ移動機構50は、固定治具21を介して、3軸マ
ニピュレータ22に設けられている。また、カメラ15
は、その撮像方向を変えられるよう固定治具21に取付
けられている。
を検出するため、回転用シャフト8の先端部分に取付け
られている。このレーザ測長器7は、その測定方向を変
えられるよう回転シャフト8に取付けられている。溶接
トーチ移動機構50は、固定治具21を介して、3軸マ
ニピュレータ22に設けられている。また、カメラ15
は、その撮像方向を変えられるよう固定治具21に取付
けられている。
【0023】次に、本実施例の溶接装置の動作について
図4に示すフローチャートに従って説明する。まず、各
機器の原点調整および各種データの初期設定を行う(ス
テップ1)。ステップ1においては、最初に、管板1と
溶接装置とが対向するように、熱交換器60をターニン
グロール61上に置き、管板1の水平および垂直のレベ
ルを±10mm/2000mm以下程度に調整する。
図4に示すフローチャートに従って説明する。まず、各
機器の原点調整および各種データの初期設定を行う(ス
テップ1)。ステップ1においては、最初に、管板1と
溶接装置とが対向するように、熱交換器60をターニン
グロール61上に置き、管板1の水平および垂直のレベ
ルを±10mm/2000mm以下程度に調整する。
【0024】3軸マニピュレータ22の原点合わせを行
う。3軸マニピュレータ22を制御するNC制御装置3
2のNC制御用座標データには、管板1への管穴加工用
のNC座標データを流用する。この原点合わせでは、タ
ングステン電極3が伝熱管2の中心軸に対し、30°〜
70°程度の角度になるよう、溶接トーチ5の向きを調
整した後、3軸マニピュレータ22を駆動して、最初に
溶接する伝熱管2と管板1との境界部23に溶接トーチ
5を移動させると、その境界部23からタングステン電
極3の先端までの距離が0.5〜1.5mm程度になり、か
つ管板1の管穴内面からタングステン電極3の先端まで
の距離が0.5mm以下になるよう手動にて調整する。
う。3軸マニピュレータ22を制御するNC制御装置3
2のNC制御用座標データには、管板1への管穴加工用
のNC座標データを流用する。この原点合わせでは、タ
ングステン電極3が伝熱管2の中心軸に対し、30°〜
70°程度の角度になるよう、溶接トーチ5の向きを調
整した後、3軸マニピュレータ22を駆動して、最初に
溶接する伝熱管2と管板1との境界部23に溶接トーチ
5を移動させると、その境界部23からタングステン電
極3の先端までの距離が0.5〜1.5mm程度になり、か
つ管板1の管穴内面からタングステン電極3の先端まで
の距離が0.5mm以下になるよう手動にて調整する。
【0025】3軸マニピュレータ22の原点合わせが終
了すると、最初に溶接する境界部23に対するタングス
テン電極3の前述した位置を2番目に溶接する境界部2
3に対するタングステン電極3の原点とする。具体的に
は、レーザー測長器7と管板1までの距離を基準とし、
レーザー測長制御装置37およびトーチ位置制御装置3
3の原点調整を行る。また、図8に示すように、最初の
溶接部分の管板表面36aからレーザ測長器7までの距
離Lp1および管端面35aからレーザ測長器7までの
距離Lt1をノギス等で実測し、これを初期データとし
てレーザー測長制御装置37およびトーチ位置制御装置
33に設定する。さらに、レーザー測長の測長待時間お
よび測長時間もレーザー測長制御装置37に初期設定す
る。
了すると、最初に溶接する境界部23に対するタングス
テン電極3の前述した位置を2番目に溶接する境界部2
3に対するタングステン電極3の原点とする。具体的に
は、レーザー測長器7と管板1までの距離を基準とし、
レーザー測長制御装置37およびトーチ位置制御装置3
3の原点調整を行る。また、図8に示すように、最初の
溶接部分の管板表面36aからレーザ測長器7までの距
離Lp1および管端面35aからレーザ測長器7までの
距離Lt1をノギス等で実測し、これを初期データとし
てレーザー測長制御装置37およびトーチ位置制御装置
33に設定する。さらに、レーザー測長の測長待時間お
よび測長時間もレーザー測長制御装置37に初期設定す
る。
【0026】カメラ15の次溶接位置への焦点調整を手
動で行う。このカメラ15は、3軸マニピュレータ22
に設けられている固定治具21に取付けてあるため、3
軸マニピュレータ22による溶接トーチ5の管列方向へ
の移動に伴い、常に、次溶接位置を向いた状態を維持す
る。
動で行う。このカメラ15は、3軸マニピュレータ22
に設けられている固定治具21に取付けてあるため、3
軸マニピュレータ22による溶接トーチ5の管列方向へ
の移動に伴い、常に、次溶接位置を向いた状態を維持す
る。
【0027】次に、原点調整用テンプレートにて工業用
カメラ15の画像データの画像処理装置34上での原点
調整、およびトーチ位置制御装置33の原点調整を行
う。原点調整用テンプレートには、図5に示すように、
公称の管穴径と同じ径の2つの基準穴41b,43b
が、相互の中心点41a,43a間の距離が公称ピッチ
Pとなるよう描かれている。この原点調整用プレートを
管板1に張付ける(最初に溶接する部分の管穴と一方の
基準穴41bとを一致させる)。カメラ15は、その撮
像方向が管板1をやや斜めの方向から撮像するよう調整
されているため、例えば、実際の管穴ピッチと画像デー
タから得られる管穴ピッチとは異なってしまう。そこ
で、管板1に張付けた原点調整用テンプレートを撮像し
て、その画像データから得られる管穴ピッチPを公称ピ
ッチとして把握できるよう、画像処理装置34やトーチ
位置制御装置33を調整する。なお、この画像データか
ら得られる2つの基準円41b,43bの中心点41
a,43aの座標値および管穴ピッチPは、画像処理装
置34に初期設定される。溶接電流、溶接速度、溶接ワ
イヤー送給量等の溶接条件を溶接制御装置30に入力す
る。
カメラ15の画像データの画像処理装置34上での原点
調整、およびトーチ位置制御装置33の原点調整を行
う。原点調整用テンプレートには、図5に示すように、
公称の管穴径と同じ径の2つの基準穴41b,43b
が、相互の中心点41a,43a間の距離が公称ピッチ
Pとなるよう描かれている。この原点調整用プレートを
管板1に張付ける(最初に溶接する部分の管穴と一方の
基準穴41bとを一致させる)。カメラ15は、その撮
像方向が管板1をやや斜めの方向から撮像するよう調整
されているため、例えば、実際の管穴ピッチと画像デー
タから得られる管穴ピッチとは異なってしまう。そこ
で、管板1に張付けた原点調整用テンプレートを撮像し
て、その画像データから得られる管穴ピッチPを公称ピ
ッチとして把握できるよう、画像処理装置34やトーチ
位置制御装置33を調整する。なお、この画像データか
ら得られる2つの基準円41b,43bの中心点41
a,43aの座標値および管穴ピッチPは、画像処理装
置34に初期設定される。溶接電流、溶接速度、溶接ワ
イヤー送給量等の溶接条件を溶接制御装置30に入力す
る。
【0028】ステップ2では、溶接開始のスタートボタ
ンを押し、最初の境界部23の溶接を開始させる。する
と、溶接制御装置30から、溶接電源31に対して溶接
トーチ5へアルゴンおよび溶接電流を供給する指令、お
よびワイヤー送給機12に対してワイヤー送給指令が発
進されると共に、減速機付きトーチ回転用スッテピング
モータ16に対して溶接トーチ5の回転開始の時期およ
び回転速度に関する制御用パルス信号が発進される。こ
れにより、回転用モータ16は駆動し始め、溶接トーチ
5は、回転シャフト8の回転中心軸を中心として回転
し、伝熱管2と管板1との境界部23のティグ溶接を開
始する。この際、タングステン電極3はトーチ回転シャ
フト8の回転中心軸に対して斜め外方向を向いているの
で、伝熱管2の管中心側から境界部23を直接溶接する
ことができ、管板1を不必要に溶かすことはない。
ンを押し、最初の境界部23の溶接を開始させる。する
と、溶接制御装置30から、溶接電源31に対して溶接
トーチ5へアルゴンおよび溶接電流を供給する指令、お
よびワイヤー送給機12に対してワイヤー送給指令が発
進されると共に、減速機付きトーチ回転用スッテピング
モータ16に対して溶接トーチ5の回転開始の時期およ
び回転速度に関する制御用パルス信号が発進される。こ
れにより、回転用モータ16は駆動し始め、溶接トーチ
5は、回転シャフト8の回転中心軸を中心として回転
し、伝熱管2と管板1との境界部23のティグ溶接を開
始する。この際、タングステン電極3はトーチ回転シャ
フト8の回転中心軸に対して斜め外方向を向いているの
で、伝熱管2の管中心側から境界部23を直接溶接する
ことができ、管板1を不必要に溶かすことはない。
【0029】ステップ3では、ステップ2の開始と並行
して、溶接制御装置30からレーザ測長制御装置37に
対して測長制御指令が送信され、レーザ測長制御装置3
7は、初期設定した測長待時間経過後にレーザー測長器
7に対して測長開始指令を出力する。レーザー測長器7
は溶接トーチ5と共に回転し、図7に示すように、レー
ザ測長器7が発進するレーザビームは管板1上に円軌道
40を形成する。なお、同図中、38は溶接トーチ5の
溶接アークの軌道を示している。レーザ測長器7が回転
すると、レーザビームは次に溶接する伝熱管39を横切
ることになる。レーザ測長器7は、レーザー測長制御装
置37が初期設定した測長時間経過後に測長停止指令を
出力するまで、測長を行い、測長データをレーザ測長制
御装置37に送信する。レーザ測長制御装置37は、
0.1秒毎程度の頻度で測長データを内部メモリに一旦
記憶し、記憶したデータのうち、図8に示すように、L
p1±1.5mmのデータのみを抽出し、これらを平均し
て、この平均値を2番目の溶接部分の管板表面36bか
らレーザ測長器7までの距離Lp2とする。さらに、記
憶したデータのうち、Lt1±1.5mmのデータのみを
抽出し、これらを平均して、この平均値を2番目の溶接
部分の管端面35bからレーザ測長器7までの距離Lt
2とする。レーザ測長制御装置37は、初期設定値であ
る距離Lp1,Lt2を内部メモリから消去する一方で、
求めた距離Lp2,Lt2を内部メモリに記憶すると共
に、トーチ位置制御装置33ヘ送信する。
して、溶接制御装置30からレーザ測長制御装置37に
対して測長制御指令が送信され、レーザ測長制御装置3
7は、初期設定した測長待時間経過後にレーザー測長器
7に対して測長開始指令を出力する。レーザー測長器7
は溶接トーチ5と共に回転し、図7に示すように、レー
ザ測長器7が発進するレーザビームは管板1上に円軌道
40を形成する。なお、同図中、38は溶接トーチ5の
溶接アークの軌道を示している。レーザ測長器7が回転
すると、レーザビームは次に溶接する伝熱管39を横切
ることになる。レーザ測長器7は、レーザー測長制御装
置37が初期設定した測長時間経過後に測長停止指令を
出力するまで、測長を行い、測長データをレーザ測長制
御装置37に送信する。レーザ測長制御装置37は、
0.1秒毎程度の頻度で測長データを内部メモリに一旦
記憶し、記憶したデータのうち、図8に示すように、L
p1±1.5mmのデータのみを抽出し、これらを平均し
て、この平均値を2番目の溶接部分の管板表面36bか
らレーザ測長器7までの距離Lp2とする。さらに、記
憶したデータのうち、Lt1±1.5mmのデータのみを
抽出し、これらを平均して、この平均値を2番目の溶接
部分の管端面35bからレーザ測長器7までの距離Lt
2とする。レーザ測長制御装置37は、初期設定値であ
る距離Lp1,Lt2を内部メモリから消去する一方で、
求めた距離Lp2,Lt2を内部メモリに記憶すると共
に、トーチ位置制御装置33ヘ送信する。
【0030】トーチ位置制御装置33は、初期設定され
ている距離Lp1と距離Lp2との差Dp1を求めると共
に、初期設定されている距離Lt1と距離Lt2との差D
t1を求め、これらの値Dp1,Dt1を2番目の溶接部
分を溶接する際における溶接トーチ5のZ方向の位置補
正量とする。ところで、測長器自体は、レーザを用いる
ものでなくてもよいが、高熱、高電磁波領域近傍におい
て、距離測定を実施することになるので、光学式の測長
器が好ましい。
ている距離Lp1と距離Lp2との差Dp1を求めると共
に、初期設定されている距離Lt1と距離Lt2との差D
t1を求め、これらの値Dp1,Dt1を2番目の溶接部
分を溶接する際における溶接トーチ5のZ方向の位置補
正量とする。ところで、測長器自体は、レーザを用いる
ものでなくてもよいが、高熱、高電磁波領域近傍におい
て、距離測定を実施することになるので、光学式の測長
器が好ましい。
【0031】ステップ4では、ステップ2の開始と並行
して、溶接制御装置30から溶接開始情報がトーチ位置
制御装置33に送信される。これを受信したトーチ位置
制御装置33は、画像処理装置34に対して撮像指令を
出力し、カメラ15は、2番目に溶接する部分を中心と
して、撮像を開始し、画像データを画像処理装置34に
出力する。ところで、図6に示すように、管板表面44
aは反射光により白く、管内部44bは黒く、管端面4
4cは灰色に撮像される。そこで、画像処理装置34
は、画像データをデジタル変換して、白い部分を示すデ
ータ群と黒い部分を示すデータ群とに2値化する。さら
に、画像処理装置34は、黒い部分を示すデータ群の座
標値から黒色部分の中心座標を求める。この中心座標
は、図5に示すように、2番目に溶接する部分の中心位
置42aの座標であるから、初期設定された基準円43
bの中心位置43aの座標値とを比較し、両者のX方向
に関する値の差DxおよびY方向に関する値の差Dyを
求め、これらの値Dx,DyをそれぞれX方向およびY
方向に関する溶接トーチ5の位置補正量とし、内部メモ
リ内に一時的に記憶しておく。
して、溶接制御装置30から溶接開始情報がトーチ位置
制御装置33に送信される。これを受信したトーチ位置
制御装置33は、画像処理装置34に対して撮像指令を
出力し、カメラ15は、2番目に溶接する部分を中心と
して、撮像を開始し、画像データを画像処理装置34に
出力する。ところで、図6に示すように、管板表面44
aは反射光により白く、管内部44bは黒く、管端面4
4cは灰色に撮像される。そこで、画像処理装置34
は、画像データをデジタル変換して、白い部分を示すデ
ータ群と黒い部分を示すデータ群とに2値化する。さら
に、画像処理装置34は、黒い部分を示すデータ群の座
標値から黒色部分の中心座標を求める。この中心座標
は、図5に示すように、2番目に溶接する部分の中心位
置42aの座標であるから、初期設定された基準円43
bの中心位置43aの座標値とを比較し、両者のX方向
に関する値の差DxおよびY方向に関する値の差Dyを
求め、これらの値Dx,DyをそれぞれX方向およびY
方向に関する溶接トーチ5の位置補正量とし、内部メモ
リ内に一時的に記憶しておく。
【0032】ステップ5では、初期設定した溶接終了位
置まで、溶接トーチ5が回転した時点で、溶接制御装置
30が、溶接電源31に対し、アルゴンガスおよび溶接
電流の供給終了指令を出力すると共に、減速機付きトー
チ回転用スッテピングモータ16に回転終了指令を出力
し、最初の溶接位置における溶接を終了させる。
置まで、溶接トーチ5が回転した時点で、溶接制御装置
30が、溶接電源31に対し、アルゴンガスおよび溶接
電流の供給終了指令を出力すると共に、減速機付きトー
チ回転用スッテピングモータ16に回転終了指令を出力
し、最初の溶接位置における溶接を終了させる。
【0033】ステップ7では、溶接制御装置30からの
溶接終了情報を受けたNC制御装置32が管穴加工用の
NC座標データのうち2番目に溶接する部分の座標デー
タを3軸マニピュレータ22に出力する。3軸マニピュ
レータ22は駆動して、溶接トーチ5を2番目の溶接位
置に移動させる。この移動過程において、溶接トーチ5
が管板1から所定距離離れた時点で、溶接制御装置30
が回転用モータ16に対し、反転指令を出力する。回転
用モータ16が駆動し、トーチ回転シャフト8が反転し
ている際には、ケーブル巻き取り装置27が駆動する。
これは、トーチ回転シャフト8の回転と共に、Z方向移
動用モータ11およびレーザ測長器7も回転するため、
これらに電力や制御信号を送る同軸ケーブル26が、反
転時に弛み、巻き込まれるのを防止するためである。
溶接終了情報を受けたNC制御装置32が管穴加工用の
NC座標データのうち2番目に溶接する部分の座標デー
タを3軸マニピュレータ22に出力する。3軸マニピュ
レータ22は駆動して、溶接トーチ5を2番目の溶接位
置に移動させる。この移動過程において、溶接トーチ5
が管板1から所定距離離れた時点で、溶接制御装置30
が回転用モータ16に対し、反転指令を出力する。回転
用モータ16が駆動し、トーチ回転シャフト8が反転し
ている際には、ケーブル巻き取り装置27が駆動する。
これは、トーチ回転シャフト8の回転と共に、Z方向移
動用モータ11およびレーザ測長器7も回転するため、
これらに電力や制御信号を送る同軸ケーブル26が、反
転時に弛み、巻き込まれるのを防止するためである。
【0034】ステップ7において、溶接トーチ5をほぼ
次溶接位置に移動させると、ステップ8では、ステップ
3で求めた溶接トーチ5のZ方向の位置補正量Dt1に
基づき、溶接トーチ5のタングステン電極3のZ方向の
位置を補正する。このZ方向の位置補正量Dt1はZ方
向移動用モータ11の回転量に換算されて、Z方向移動
用モータ11に出力される。Z方向移動用モータ11が
駆動すると、ギヤ9が回転し、トーチ保持体6が回転し
つつZ方向に移動して、溶接トーチ5はZ方向に補正移
動する。この移動の結果、タングステン電極3の先端か
ら伝熱管2と管板1との境界部23までのZ方向の距離
が0.5〜1.5mmとなる。
次溶接位置に移動させると、ステップ8では、ステップ
3で求めた溶接トーチ5のZ方向の位置補正量Dt1に
基づき、溶接トーチ5のタングステン電極3のZ方向の
位置を補正する。このZ方向の位置補正量Dt1はZ方
向移動用モータ11の回転量に換算されて、Z方向移動
用モータ11に出力される。Z方向移動用モータ11が
駆動すると、ギヤ9が回転し、トーチ保持体6が回転し
つつZ方向に移動して、溶接トーチ5はZ方向に補正移
動する。この移動の結果、タングステン電極3の先端か
ら伝熱管2と管板1との境界部23までのZ方向の距離
が0.5〜1.5mmとなる。
【0035】ステップ9では、ステップ4で求めた溶接
トーチ5のX方向およびY方向の位置補正量Dx,Dy
に基づき、溶接トーチ5のタングステン電極3のX方向
およびY方向Z方向の位置を補正する。このX方向およ
びY方向の位置補正量Dx,Dyは、それぞれX方向移
動用モータ18aの回転量およびY方向移動用モータ1
8bの回転量に換算されて、X方向移動用モータ18
a、Y方向移動用モータ18bに出力される。X方向移
動用モータ18aおよびY方向移動用モータ18bが駆
動すると、X方向スライドユニット19およびY方向ス
ライドユニット20が移動して、溶接トーチ5はX方向
およびY方向に僅かに補正移動する。この移動の結果、
伝熱管2の中心軸と回転シャフト8の回転中心軸とが一
致する。なお、この一致により、XY平面内のあらゆる
方向において、伝熱管2のタングステン電極3の先端か
ら境界部23までのXY平面内での距離は0.5mm以下
になる。
トーチ5のX方向およびY方向の位置補正量Dx,Dy
に基づき、溶接トーチ5のタングステン電極3のX方向
およびY方向Z方向の位置を補正する。このX方向およ
びY方向の位置補正量Dx,Dyは、それぞれX方向移
動用モータ18aの回転量およびY方向移動用モータ1
8bの回転量に換算されて、X方向移動用モータ18
a、Y方向移動用モータ18bに出力される。X方向移
動用モータ18aおよびY方向移動用モータ18bが駆
動すると、X方向スライドユニット19およびY方向ス
ライドユニット20が移動して、溶接トーチ5はX方向
およびY方向に僅かに補正移動する。この移動の結果、
伝熱管2の中心軸と回転シャフト8の回転中心軸とが一
致する。なお、この一致により、XY平面内のあらゆる
方向において、伝熱管2のタングステン電極3の先端か
ら境界部23までのXY平面内での距離は0.5mm以下
になる。
【0036】2番目に溶接する部分に対する溶接トーチ
5の位置補正が終了すると、再び、ステップ2からステ
ップ9までの処理を繰り返して実行し、順次、伝熱管2
と管板1とを溶接して行く。この過程において、N番目
に溶接する部分に対する溶接トーチ5の位置補正量は、
(N−1)番目に溶接する部分の位置に関するデータを
基準にして算出する。また、溶接トーチ5の位置補正量
は、溶接終了後(ステップ5)、ステップ7においてマ
ニピュレータ22が駆動している間に、0となり、改め
て、次に溶接する部分に対する溶接トーチ5の位置補正
がなされる。すなわち、各溶接部分の溶接が終了するた
びに、溶接トーチ移動機構50は原点復帰し、その後、
次に溶接する部分に対する溶接トーチ5の位置補正が実
行される。最終的にすべての溶接部分の溶接が終了(ス
テップ6)した時点で、溶接トーチ移動機構50やマニ
ピュレータ22等が原点に復帰(ステップ10)して終
了する。
5の位置補正が終了すると、再び、ステップ2からステ
ップ9までの処理を繰り返して実行し、順次、伝熱管2
と管板1とを溶接して行く。この過程において、N番目
に溶接する部分に対する溶接トーチ5の位置補正量は、
(N−1)番目に溶接する部分の位置に関するデータを
基準にして算出する。また、溶接トーチ5の位置補正量
は、溶接終了後(ステップ5)、ステップ7においてマ
ニピュレータ22が駆動している間に、0となり、改め
て、次に溶接する部分に対する溶接トーチ5の位置補正
がなされる。すなわち、各溶接部分の溶接が終了するた
びに、溶接トーチ移動機構50は原点復帰し、その後、
次に溶接する部分に対する溶接トーチ5の位置補正が実
行される。最終的にすべての溶接部分の溶接が終了(ス
テップ6)した時点で、溶接トーチ移動機構50やマニ
ピュレータ22等が原点に復帰(ステップ10)して終
了する。
【0037】以上のように、本実施例では、単に管穴加
工用のNCデータのみならず、実際に測定した溶接位置
(X,Y,Z方向)に基づき、このNCデータを補正し
ているので、非常に正確にタングステン電極3を目的の
位置に導くことができる。このため、溶接部の信頼性を
向上させることができると共に、タングステン電極3と
管2および管板1との干渉を防ぐことができ、管2と管
板1との連続自動溶接作業を行うことができる。
工用のNCデータのみならず、実際に測定した溶接位置
(X,Y,Z方向)に基づき、このNCデータを補正し
ているので、非常に正確にタングステン電極3を目的の
位置に導くことができる。このため、溶接部の信頼性を
向上させることができると共に、タングステン電極3と
管2および管板1との干渉を防ぐことができ、管2と管
板1との連続自動溶接作業を行うことができる。
【0038】さらに、従来技術のように管穴24にガイ
ドロッドを差し込まずとも、タングステン電極3を目的
の位置に正確に導くことができることに起因して、ガイ
ドロッドが存在していた部分に、溶接トーチ5を配し、
溶接アークを伝熱管2の中心側から外方向に向けること
ができるので、管板1を面取りしなくても、境界部分を
直接溶接することができる。したがって、図9に示すよ
うに、本実施例の溶接装置(同図中、実線で示す)によ
れば、従来の溶接装置(同図中、二点破線で示す)より
も遥かに低入熱で、溶け込み不良のない高品質の溶接部
を得ることができる。このため、溶接部の機械的性質の
劣化や耐食性の劣化を非常に小さく抑えることができ
る。なお、手動ティグ溶接(同図中、一点破線で示す)
よりも、低入熱で溶接が可能なのは、溶接トーチの位置
決めが正確で溶接アークを的確に目的の位置に導くこと
ができ、効率良く溶接できるからである。また、溶接ト
ーチ移動機構50の原点復帰をマニピュレータ22の駆
動中に実施すると共に、ある伝熱管の溶接中に次溶接部
分の位置等の測定を実行しているので、非常に効率良く
複数の伝熱管を連続溶接することができ、全体の溶接時
間を短くすることができる。
ドロッドを差し込まずとも、タングステン電極3を目的
の位置に正確に導くことができることに起因して、ガイ
ドロッドが存在していた部分に、溶接トーチ5を配し、
溶接アークを伝熱管2の中心側から外方向に向けること
ができるので、管板1を面取りしなくても、境界部分を
直接溶接することができる。したがって、図9に示すよ
うに、本実施例の溶接装置(同図中、実線で示す)によ
れば、従来の溶接装置(同図中、二点破線で示す)より
も遥かに低入熱で、溶け込み不良のない高品質の溶接部
を得ることができる。このため、溶接部の機械的性質の
劣化や耐食性の劣化を非常に小さく抑えることができ
る。なお、手動ティグ溶接(同図中、一点破線で示す)
よりも、低入熱で溶接が可能なのは、溶接トーチの位置
決めが正確で溶接アークを的確に目的の位置に導くこと
ができ、効率良く溶接できるからである。また、溶接ト
ーチ移動機構50の原点復帰をマニピュレータ22の駆
動中に実施すると共に、ある伝熱管の溶接中に次溶接部
分の位置等の測定を実行しているので、非常に効率良く
複数の伝熱管を連続溶接することができ、全体の溶接時
間を短くすることができる。
【0039】なお、本実施例の溶接装置に動作説明にお
いて、伝熱管2が管板1内に引き込まれているものに対
してのみ説明したが、本溶接装置は、トーチ保持体6に
対する溶接トーチ5の角度を変えることにより、伝熱管
2が管板1表面から突出していものに対しても適用する
ことができることは言うまでもない。また、本実施例で
は、ある伝熱管の溶接中に、次溶接部分のみの位置等を
測定しているが、いくつかの溶接部分の位置等をまとめ
て測定するようにしてもよい。
いて、伝熱管2が管板1内に引き込まれているものに対
してのみ説明したが、本溶接装置は、トーチ保持体6に
対する溶接トーチ5の角度を変えることにより、伝熱管
2が管板1表面から突出していものに対しても適用する
ことができることは言うまでもない。また、本実施例で
は、ある伝熱管の溶接中に、次溶接部分のみの位置等を
測定しているが、いくつかの溶接部分の位置等をまとめ
て測定するようにしてもよい。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、撮像手段等を用いて溶
接部分の位置等を実際に測定して、溶接トーチの位置を
補正しているので、溶接トーチを溶接部分である境界部
に正確に導くことができる。また、溶接アークを管の中
心軸側から外方向に向けることができ、管の先端部が管
板内に引き込まれていても、管板に面取りを施すことな
く、直接境界部分を溶接することができるので、作業工
数をかけることなく、機械的性質や耐食性の優れた溶接
を行うことができる
接部分の位置等を実際に測定して、溶接トーチの位置を
補正しているので、溶接トーチを溶接部分である境界部
に正確に導くことができる。また、溶接アークを管の中
心軸側から外方向に向けることができ、管の先端部が管
板内に引き込まれていても、管板に面取りを施すことな
く、直接境界部分を溶接することができるので、作業工
数をかけることなく、機械的性質や耐食性の優れた溶接
を行うことができる
【図1】本発明に係る一実施例の溶接装置の要部断面図
である。
である。
【図2】本発明に係る一実施例の溶接装置の全体正面図
である。
である。
【図3】本発明に係る一実施例の溶接装置の構成を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図4】本発明に係る一実施例の溶接装置の動作順序を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図5】本発明に係る一実施例の管穴中心位置の補正量
を説明するための説明図である。
を説明するための説明図である。
【図6】本発明に係る一実施例のカメラにより撮像され
た管板の画像を示す説明図である。
た管板の画像を示す説明図である。
【図7】本発明に係る一実施例のレーザ測長器のレーザ
ビームの軌跡を示す説明図である。
ビームの軌跡を示す説明図である。
【図8】本発明に係る一実施例のレーザ測長器と管板等
との位置関係を示す説明図である。
との位置関係を示す説明図である。
【図9】伝熱管肉厚と溶接方法毎の入熱量との関係を示
すグラフである。
すグラフである。
1…管板、2…管、3…タングステン電極、5…ティグ
溶接トーチ、6…トーチ保持体、7…レーザ測長器、8
…トーチ回転シャフト、11…トーチZ方向移動用サー
ボモータ、12…溶接ワイヤー送給機、13…溶接ワイ
ヤー、14…溶接ワイヤリール、15…小型カメラ、1
6…減速機付きトーチ回転用ステッピングプモータ、1
8a…X方向移動用サーボモータ、18b…Y方向移動
用サーボモータ、19…X方向スライドユニット、20
…Y方向スライドユニット、21…固定治具、22…3
軸マニピュレータ、23…境界部、24…管穴、25…
トーチ回転用モーターケース、26…同軸ケーブル、2
7…ケーブル巻き取り装置28…同軸メインケーブル、
30…溶接制御装置、31…溶接電源、32…NC制御
装置、33…溶接トーチ位置制御装置、34…画像処理
装置、50…トーチ移動機構、52…溶接用ワイヤー送
給装置、60…熱交換器。
溶接トーチ、6…トーチ保持体、7…レーザ測長器、8
…トーチ回転シャフト、11…トーチZ方向移動用サー
ボモータ、12…溶接ワイヤー送給機、13…溶接ワイ
ヤー、14…溶接ワイヤリール、15…小型カメラ、1
6…減速機付きトーチ回転用ステッピングプモータ、1
8a…X方向移動用サーボモータ、18b…Y方向移動
用サーボモータ、19…X方向スライドユニット、20
…Y方向スライドユニット、21…固定治具、22…3
軸マニピュレータ、23…境界部、24…管穴、25…
トーチ回転用モーターケース、26…同軸ケーブル、2
7…ケーブル巻き取り装置28…同軸メインケーブル、
30…溶接制御装置、31…溶接電源、32…NC制御
装置、33…溶接トーチ位置制御装置、34…画像処理
装置、50…トーチ移動機構、52…溶接用ワイヤー送
給装置、60…熱交換器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石川 正幸 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式会 社日立製作所日立工場内 (72)発明者 北村 紀夫 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式会 社日立製作所日立工場内 (72)発明者 真籠 昭夫 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式会 社日立製作所日立工場内
Claims (4)
- 【請求項1】管板の複数の管穴にそれぞれ差し込まれた
複数の管を該管板に溶接する溶接装置において、 前記管と前記管板との環状の境界部を溶接する溶接トー
チと、 前記溶接トーチが前記境界部に対するその溶接アークの
向きを変更できるよう取付けられ、該溶接トーチを前記
管板に対して相対的に移動させると共に、該溶接トーチ
の溶接アークが環状の前記境界部に沿って移動して行く
よう該溶接トーチを回転させる溶接トーチ移動手段と、 前記管板を撮像する撮像手段と、 前記撮像手段により得られた画像から、前記管板上の前
記管穴の位置を求める画像処理手段と、 前記境界部までの距離を測定する測長手段と、 予め得られている複数の前記管穴の位置データに基づい
て、前記溶接トーチが複数の該管穴近傍に順次導かれる
よう、前記溶接トーチ移動手段の駆動量を制御すると共
に、前記画像処理手段により得られた前記管穴の位置お
よび前記測長手段により得られた前記境界部までの距離
に基づいて、前記溶接トーチの溶接アークが該境界部に
向き、かつ該溶接トーチの先端から該境界部までの距離
が所定の距離になるよう、前記駆動量に対する補正量を
前記溶接トーチ移動手段に出力する溶接トーチ位置制御
装置と、 を備えていることを特徴とする溶接装置。 - 【請求項2】前記溶接トーチ移動手段は、 前記予め得られている複数の前記管穴の位置データに基
づいて、前記溶接トーチを複数の該管穴近傍に順次導く
溶接トーチ粗移動機構と、 前記溶接トーチが前記境界部に対するその溶接アークの
向きを変更できるよう取付けられ、前記補正量に基づい
て、該溶接トーチの溶接アークが該境界部に向き、かつ
該溶接トーチの先端が該境界部まで前記所定の距離離れ
るよう、該溶接トーチを補正移動させると共に、該溶接
トーチの溶接アークが前記境界部に沿って移動して行く
よう該溶接トーチを回転させる溶接トーチ補正移動機構
と、 を有していることを特徴とする請求項1記載の溶接装
置。 - 【請求項3】前記測長手段は、光学式の測長器で、その
測定方向を変えられると共に前記溶接トーチの回転に伴
って回転するよう、前記溶接トーチ移動手段に取付けら
れていることを特徴とする請求項1または2記載の溶接
装置。 - 【請求項4】前記溶接トーチが回転している間に、前記
撮像手段が次に溶接する前記境界部を撮像し、前記測長
手段が次に溶接する該境界部まので距離を測定できるよ
う、該撮像手段および該測長手段が前記溶接トーチ移動
手段に取付けられていることを特徴とする請求項1また
は2記載の溶接装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12766992A JPH067935A (ja) | 1992-05-20 | 1992-05-20 | 溶接装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12766992A JPH067935A (ja) | 1992-05-20 | 1992-05-20 | 溶接装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH067935A true JPH067935A (ja) | 1994-01-18 |
Family
ID=14965794
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12766992A Pending JPH067935A (ja) | 1992-05-20 | 1992-05-20 | 溶接装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH067935A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107150183A (zh) * | 2017-05-19 | 2017-09-12 | 机械科学研究院哈尔滨焊接研究所 | 全自动管子管板焊接装置及用于该装置的检测和焊接方法 |
| PL242111B1 (pl) * | 2020-10-30 | 2023-01-16 | Protech Spolka Z Ograniczona Odpowiedzialnoscia | Sposób spawania rur z płytami sitowymi, zwłaszcza ze stali nierdzewnych |
| CN118989818A (zh) * | 2024-09-29 | 2024-11-22 | 江苏大中电机股份有限公司 | 一种电机焊接夹具及焊接方法 |
-
1992
- 1992-05-20 JP JP12766992A patent/JPH067935A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107150183A (zh) * | 2017-05-19 | 2017-09-12 | 机械科学研究院哈尔滨焊接研究所 | 全自动管子管板焊接装置及用于该装置的检测和焊接方法 |
| CN107150183B (zh) * | 2017-05-19 | 2020-02-14 | 哈尔滨焊接研究院有限公司 | 全自动管子管板的检测和焊接方法 |
| PL242111B1 (pl) * | 2020-10-30 | 2023-01-16 | Protech Spolka Z Ograniczona Odpowiedzialnoscia | Sposób spawania rur z płytami sitowymi, zwłaszcza ze stali nierdzewnych |
| CN118989818A (zh) * | 2024-09-29 | 2024-11-22 | 江苏大中电机股份有限公司 | 一种电机焊接夹具及焊接方法 |
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