JPH06795B2 - アシアロガングリオシド関連化合物の製造方法 - Google Patents
アシアロガングリオシド関連化合物の製造方法Info
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- JPH06795B2 JPH06795B2 JP60069743A JP6974385A JPH06795B2 JP H06795 B2 JPH06795 B2 JP H06795B2 JP 60069743 A JP60069743 A JP 60069743A JP 6974385 A JP6974385 A JP 6974385A JP H06795 B2 JPH06795 B2 JP H06795B2
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- Japan
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- compound
- group
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- acetyl
- toluene
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07H—SUGARS; DERIVATIVES THEREOF; NUCLEOSIDES; NUCLEOTIDES; NUCLEIC ACIDS
- C07H15/00—Compounds containing hydrocarbon or substituted hydrocarbon radicals directly attached to hetero atoms of saccharide radicals
- C07H15/02—Acyclic radicals, not substituted by cyclic structures
- C07H15/04—Acyclic radicals, not substituted by cyclic structures attached to an oxygen atom of the saccharide radical
- C07H15/10—Acyclic radicals, not substituted by cyclic structures attached to an oxygen atom of the saccharide radical containing unsaturated carbon-to-carbon bonds
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- Biotechnology (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Genetics & Genomics (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
- Saccharide Compounds (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、アシアロガングリオシド関連化合物に関し、
更に詳細にはアシアロGM1、アシアロGM2およびこれら
を合成するための中間体の製造方法に関する。
更に詳細にはアシアロGM1、アシアロGM2およびこれら
を合成するための中間体の製造方法に関する。
哺乳動物細胞の糖脂質(グリコリピド)は、スフインゴ
シンという長鎖アミノアルコールに脂肪酸がアミド結合
したセラミドという脂質構造に、グルコース、ガラクト
ース、N−アセチルグルコサミン、N−アセチルガラク
トサミン、フコース、シアル酸などの糖が種々の組み合
せでグリコシド結合したもので、いわゆるスフインゴ糖
脂質といわれる範疇に属する。このうちシアル酸を有す
るものを特にガングリオシドと称する。このガングリオ
シドからシアル酸残基がはずれたものがアシアロガング
リオシドである。アシアロガングリオシドはガングリオ
シドに比べて一般に微量にしか存在しないので、相当す
るガングリオシドよりギ酸加水分解、あるいはシアリダ
ーゼ処理により調製されている。
シンという長鎖アミノアルコールに脂肪酸がアミド結合
したセラミドという脂質構造に、グルコース、ガラクト
ース、N−アセチルグルコサミン、N−アセチルガラク
トサミン、フコース、シアル酸などの糖が種々の組み合
せでグリコシド結合したもので、いわゆるスフインゴ糖
脂質といわれる範疇に属する。このうちシアル酸を有す
るものを特にガングリオシドと称する。このガングリオ
シドからシアル酸残基がはずれたものがアシアロガング
リオシドである。アシアロガングリオシドはガングリオ
シドに比べて一般に微量にしか存在しないので、相当す
るガングリオシドよりギ酸加水分解、あるいはシアリダ
ーゼ処理により調製されている。
これらの化合物は一般にその大部分が細胞膜2分子層の
外側分子層に局在し、最近の研究によれば細胞における
識別や情報の受容と応答、レセプター機能、分化、細胞
の増殖・悪性変化・行動などにおいて重要な役割を果た
しているものと考えられている。しかしながら、微量に
しか存在しないアシアロガングリオシドを生物体から単
離精製することは極めて困難である。したがつてこのよ
うなアシアロガングリオシドを立体選択的に精密合成す
ることが切望されている。
外側分子層に局在し、最近の研究によれば細胞における
識別や情報の受容と応答、レセプター機能、分化、細胞
の増殖・悪性変化・行動などにおいて重要な役割を果た
しているものと考えられている。しかしながら、微量に
しか存在しないアシアロガングリオシドを生物体から単
離精製することは極めて困難である。したがつてこのよ
うなアシアロガングリオシドを立体選択的に精密合成す
ることが切望されている。
したがつて本発明の目的は、アシアロガングリオシドお
よびその合成中間体となる新規なアシアロガングリオシ
ド関連化合物の製造方法を提供することである。
よびその合成中間体となる新規なアシアロガングリオシ
ド関連化合物の製造方法を提供することである。
本発明のアシアロガングリオシド関連化合物は次の一般
式(I)で表わされる。
式(I)で表わされる。
式中R1は水素またはベンゾイル基を示し、R2は水素ま
たはアセチル基を示し、R3は水素、アセチル基、β−
D−ガラクトピラノシル基、または2,3,4,6−テトラ−
O−アセチル−β−D−ガラクトピラノシル基を示す。
たはアセチル基を示し、R3は水素、アセチル基、β−
D−ガラクトピラノシル基、または2,3,4,6−テトラ−
O−アセチル−β−D−ガラクトピラノシル基を示す。
本発明の上記一般式(I)に含まれる化合物の具体例を
次に示す。
次に示す。
本発明はまた、以下の化合物の製造方法を提供するもの
である。
である。
上記化合物は、式(9)または(10) (式中、Rは2,3,4,6−テトラ−O−アセチル−β−D
−ガラクトピラノシル基〔化合物(9)〕またはアセチル
基〔化合物(10)〕を示し、Acはアセチル基を示す。)で
表される化合物(9)または(10)を、ヒドラジニウムアセ
テートで処理して、化合物(4)または(8)を得、これをNa
H存在下、トリクロロアセトニトリルと反応させて化合
物(3)または(7)を得、さらにこの化合物(3)または(7)
を、式(11) (式中、R6はベンゾイル基のような保護基、R7および
R8はそれぞれ炭素数30以下のアルキル基を示す。)
で表わされるセラミド化合物と反応させ、必要によりア
セチル基、ベンゾイル基などの保護基を脱離することに
より合成することができる。R7=C23H47、R8=C13
H27である化合物(12)を使用すると本発明の目的化合物
(1)および(2)が得られる。この反応工程の一例をスキー
ム1および2に示す。
−ガラクトピラノシル基〔化合物(9)〕またはアセチル
基〔化合物(10)〕を示し、Acはアセチル基を示す。)で
表される化合物(9)または(10)を、ヒドラジニウムアセ
テートで処理して、化合物(4)または(8)を得、これをNa
H存在下、トリクロロアセトニトリルと反応させて化合
物(3)または(7)を得、さらにこの化合物(3)または(7)
を、式(11) (式中、R6はベンゾイル基のような保護基、R7および
R8はそれぞれ炭素数30以下のアルキル基を示す。)
で表わされるセラミド化合物と反応させ、必要によりア
セチル基、ベンゾイル基などの保護基を脱離することに
より合成することができる。R7=C23H47、R8=C13
H27である化合物(12)を使用すると本発明の目的化合物
(1)および(2)が得られる。この反応工程の一例をスキー
ム1および2に示す。
本発明の出発化合物(9)をたとえば次のように合成され
る。
る。
ベンジルペンタ−O−ベンジル−β−D−ラクトシド(2
1)をスタニル法(小川、松井,(1978)カーボハイ
ドレート・リサーチ,62:C1−C4;(1981)
テトラヘドロン37:2363−2369;ベリエレス
・エイ,(1981)ジヤーナル・オブ・ザ・ケミカル
・ソサエテイ,パーキン・トランス1,1626−16
29:Ogawa T,Matsui M,(1978)Carbohydr Res
62:C1−C4;(1981)Tetrahedron37:2
363−2369;Veyrieres A,(1981)JChem
Soc,Perkin Trans1 1626−1629.)により
選択的にベンジル化して、ベンジルヘキサ−O−ベンジ
ル−β−D−ラクトシド(22)をる。化合物(22)をジクロ
ルエチレン中、AgOSO2CF3およびモレキユラーシーブ4
A存在下に3,4,6−トリ−O−アセチル−2−デオキシ
−2−フタルイミド−β−D−ガラクトプラノシルブロ
ミド(23)(レミユーRU,ラツトクリツフRM,(19
79),カナディアン・ジャーナル・オブ・ケミストリ
ー57:1244−1251:Lemieux RU,Ratciiffe
RM,(1979)Can.J.Chem.57:1244−125
1)とグリコシド化反応を行い、3糖(24)を得る。化合
物(24)を、(i)NaOMe-MeOH,(ii)n−BuNH2−MeOH,(ii
i)Ac2O−ピリジンにより順に処理して化合物(25)を得
る。これを脱アセチル化して化合物(26)とし、さらにCH
3CN中、C6H5CH(OMe)2およびTsOHで処理してベンジリデ
ン体(27)を得る。化合物(27)を、ベンゼン/ニトロメタ
ン中、Hg(CN)2およびモレキユラーシーブ4A存在下に
アセトブロモガラクトース(28)とグリコシド化反応を行
い、4糖(29)を得る。化合物(29)を80%AcOHにより脱
ベンジリデン化して化合物(30)を得、これをPd−C/Ac
OH中、接触還元して脱ベンジル体(31)としたのち、Ac2O
/ピリジンによりアセチル化して、出発物質であるパー
アセチル化4糖(9)を得る。
1)をスタニル法(小川、松井,(1978)カーボハイ
ドレート・リサーチ,62:C1−C4;(1981)
テトラヘドロン37:2363−2369;ベリエレス
・エイ,(1981)ジヤーナル・オブ・ザ・ケミカル
・ソサエテイ,パーキン・トランス1,1626−16
29:Ogawa T,Matsui M,(1978)Carbohydr Res
62:C1−C4;(1981)Tetrahedron37:2
363−2369;Veyrieres A,(1981)JChem
Soc,Perkin Trans1 1626−1629.)により
選択的にベンジル化して、ベンジルヘキサ−O−ベンジ
ル−β−D−ラクトシド(22)をる。化合物(22)をジクロ
ルエチレン中、AgOSO2CF3およびモレキユラーシーブ4
A存在下に3,4,6−トリ−O−アセチル−2−デオキシ
−2−フタルイミド−β−D−ガラクトプラノシルブロ
ミド(23)(レミユーRU,ラツトクリツフRM,(19
79),カナディアン・ジャーナル・オブ・ケミストリ
ー57:1244−1251:Lemieux RU,Ratciiffe
RM,(1979)Can.J.Chem.57:1244−125
1)とグリコシド化反応を行い、3糖(24)を得る。化合
物(24)を、(i)NaOMe-MeOH,(ii)n−BuNH2−MeOH,(ii
i)Ac2O−ピリジンにより順に処理して化合物(25)を得
る。これを脱アセチル化して化合物(26)とし、さらにCH
3CN中、C6H5CH(OMe)2およびTsOHで処理してベンジリデ
ン体(27)を得る。化合物(27)を、ベンゼン/ニトロメタ
ン中、Hg(CN)2およびモレキユラーシーブ4A存在下に
アセトブロモガラクトース(28)とグリコシド化反応を行
い、4糖(29)を得る。化合物(29)を80%AcOHにより脱
ベンジリデン化して化合物(30)を得、これをPd−C/Ac
OH中、接触還元して脱ベンジル体(31)としたのち、Ac2O
/ピリジンによりアセチル化して、出発物質であるパー
アセチル化4糖(9)を得る。
またパーアセチル化3糖(10)は、化合物(25)をPd−C/
AcOH中、接触還元して脱ベンジル体(32)としたのち、Ac
2O/ピリジンによりアセチル化することにより得られ
る。
AcOH中、接触還元して脱ベンジル体(32)としたのち、Ac
2O/ピリジンによりアセチル化することにより得られ
る。
さらに、もう一方の出発物質であるセラミド(11)は、た
とえば特願昭59−44913号明細書記載の方法によ
り合成することができる。
とえば特願昭59−44913号明細書記載の方法によ
り合成することができる。
出発物質(9),(10)およびセラミド(11)の具体例として
化合物(12)の合成工程の一例をスキーム3および4に示
す。
化合物(12)の合成工程の一例をスキーム3および4に示
す。
化合物(42)は、1−ブロモテトラデカンのようなアルキ
ルハライドと、トリフエニルホスフインをキシレン等の
溶媒中で一夜還流することにより得られる。
ルハライドと、トリフエニルホスフインをキシレン等の
溶媒中で一夜還流することにより得られる。
1,2−O−イソプロピリデン−α−D−キシロ−ペント
ジアルド−1,4−フラノース(41)と化合物(42)を、TH
F,ヘキサン等の溶媒中、BuLi存在下に反応させると
4−アルキルビニル体(43)が得られる。反応温度は−1
5℃〜25℃、時間は0.5〜24時間が適当である。
ジアルド−1,4−フラノース(41)と化合物(42)を、TH
F,ヘキサン等の溶媒中、BuLi存在下に反応させると
4−アルキルビニル体(43)が得られる。反応温度は−1
5℃〜25℃、時間は0.5〜24時間が適当である。
化合物(43)を、乾燥ピリジン中、メタンスルホニルクロ
ライドで処理して3−メタンスルホニル体(14)とする。
この反応温度は0℃〜25℃、時間は2〜24時間が適
当である。
ライドで処理して3−メタンスルホニル体(14)とする。
この反応温度は0℃〜25℃、時間は2〜24時間が適
当である。
次に化合物(44)を酢酸/水中で処理して、イソプロピリ
デン基を脱離し、ジオール体(45)を得る。この反応温度
は70〜90℃、時間は0.5〜5時間が適当である。
デン基を脱離し、ジオール体(45)を得る。この反応温度
は70〜90℃、時間は0.5〜5時間が適当である。
化合物(45)を、エタノール等の溶媒中、メタ過ヨウ素酸
ナトリム等の酸化剤で処理してジオール部分を開裂し、
次いで水素化ホウ素ナトリウムのような還元剤で処理し
てジオール体(46)を得る。この酸化反応の温度は0℃〜
25℃、時間は0.5〜24時間、また還元反応の温度は
0℃〜10℃、時間は0.5〜2時間が適当である。
ナトリム等の酸化剤で処理してジオール部分を開裂し、
次いで水素化ホウ素ナトリウムのような還元剤で処理し
てジオール体(46)を得る。この酸化反応の温度は0℃〜
25℃、時間は0.5〜24時間、また還元反応の温度は
0℃〜10℃、時間は0.5〜2時間が適当である。
次に化合物(46)を、ジクロロメタン等の溶媒中、ピリジ
ニウムp−トルエンスルホネートのような触媒の存在下
に、エチルビニルエーテルのようなアルキルビニルエー
テルと反応させ、ジ−アルキルビニルエーテル体(47)を
得る。この反応の温度は0℃〜30℃、時間は0.5〜2
4時間が適当である。
ニウムp−トルエンスルホネートのような触媒の存在下
に、エチルビニルエーテルのようなアルキルビニルエー
テルと反応させ、ジ−アルキルビニルエーテル体(47)を
得る。この反応の温度は0℃〜30℃、時間は0.5〜2
4時間が適当である。
さらに化合物(47)を、DMF等の溶媒中、アジ化ナトリ
ウムのようなアジ化物で処理してアジド(48)を得る。こ
の反応の温度は70℃〜120℃、時間は1夜〜6日間
が適当である。
ウムのようなアジ化物で処理してアジド(48)を得る。こ
の反応の温度は70℃〜120℃、時間は1夜〜6日間
が適当である。
アジド(48)を、エタノール、イソプロパノールのような
溶媒中、水素化ホウ素ナトリウム、リンドラー溶媒/H
2のような還元剤で還元してアミン(49)とする。水素化
ホウ素ナトリウムを使用するばあいの反応温度は還流温
度、時間は1日〜6日間が適当であり、リンドラー溶媒
/H2を使用するばあいの反応温度は0℃〜30℃、時
間は2〜24時間、また水素の圧力は1〜4気圧が適当
である。
溶媒中、水素化ホウ素ナトリウム、リンドラー溶媒/H
2のような還元剤で還元してアミン(49)とする。水素化
ホウ素ナトリウムを使用するばあいの反応温度は還流温
度、時間は1日〜6日間が適当であり、リンドラー溶媒
/H2を使用するばあいの反応温度は0℃〜30℃、時
間は2〜24時間、また水素の圧力は1〜4気圧が適当
である。
こうして得られたアミン(49)を、ピリジン、ジメチルア
ミノピリジン等の存在下に、アシルハライドと反応させ
てアミド(50)または(51)を得る。この反応の温度は0℃
〜30℃、時間は0.5〜24時間が適当である。また、
アミン(49)をジクロロメタン等に溶解し、2−クロロ−
1−メチルピリジニウムアイオダイド、トリ−n−ブチ
ルアミンなどの存在下に脂肪酸と反応させてもアミド(5
0)または(51)を得ることができる。この反応は、アルゴ
ンなどの不活性気流中、温度は還流温度、時間0.5〜1
3時間程度で十分に進行する。
ミノピリジン等の存在下に、アシルハライドと反応させ
てアミド(50)または(51)を得る。この反応の温度は0℃
〜30℃、時間は0.5〜24時間が適当である。また、
アミン(49)をジクロロメタン等に溶解し、2−クロロ−
1−メチルピリジニウムアイオダイド、トリ−n−ブチ
ルアミンなどの存在下に脂肪酸と反応させてもアミド(5
0)または(51)を得ることができる。この反応は、アルゴ
ンなどの不活性気流中、温度は還流温度、時間0.5〜1
3時間程度で十分に進行する。
次いでアミド(50)または(51)を、メタノール、ジクロロ
メタン等の溶媒中、ピリジニウムp−トルエンスルホネ
ート、アンバーリストA−15などで処理して、保護基
が脱離すると、目的のセラミド(52)または(53)が得られ
る。
メタン等の溶媒中、ピリジニウムp−トルエンスルホネ
ート、アンバーリストA−15などで処理して、保護基
が脱離すると、目的のセラミド(52)または(53)が得られ
る。
このようにして得られた化合物(53)をピリジン中、トリ
チルクロライドで処理してトリチル体(54)としたのち、
塩化ベンゾイル、ジメチルアミノピリジンで処理してト
リチル−ベンゾイル体(55)を得、これをパラトルエンス
ルホン酸で処理してトリチル基を脱離し、セラミドのベ
ンゾイル体(12)を得る。化合物(54)、(55)を単離するこ
となく反応を行うこともできる。
チルクロライドで処理してトリチル体(54)としたのち、
塩化ベンゾイル、ジメチルアミノピリジンで処理してト
リチル−ベンゾイル体(55)を得、これをパラトルエンス
ルホン酸で処理してトリチル基を脱離し、セラミドのベ
ンゾイル体(12)を得る。化合物(54)、(55)を単離するこ
となく反応を行うこともできる。
かくして得られた化合物(9)または(10)を NH2NH2−AcOHで処理すると、グリコシルアセチル基のみ
が脱離し、化合物(4)または(8)が得られる(Excoffier
G,Gagnaire D,Utille J-P,(1975)Carbohydr.
Res.39:368−373)。次に化合物(4)または
(8)を、Schmidtらの方法によりトリクロロアセトニトリ
ル/NaHにより処理すると糖供与体(3)または(7)が得ら
れる。シユミツトRR,マイケルJ,(1980)アンゲ
バント・(Schmidt RR,Michel J.(1980)Angew Ch
em Int Ed Engl19:731−732;Schmidt RR,Mic
hel J,Roos M,(1984)Liebigs Ann Chem1343
−1357.)。化合物(3)または(7)を、BF3・Et2Oおよ
びモレキユラーシーブ存在下、セラミド(12)と反応させ
ると完全に保護されたアシアロガングリオシドGM1(2)
またはGM2(6)が得られる。化合物(2)または(6)をMeOH
−THF中MeONa等により処理してアセチル基およびベ
ンゾイル基を脱離すると、遊離のアシアロガングリオシ
ドGM1(1)またはGM2(5)が得られる。
が脱離し、化合物(4)または(8)が得られる(Excoffier
G,Gagnaire D,Utille J-P,(1975)Carbohydr.
Res.39:368−373)。次に化合物(4)または
(8)を、Schmidtらの方法によりトリクロロアセトニトリ
ル/NaHにより処理すると糖供与体(3)または(7)が得ら
れる。シユミツトRR,マイケルJ,(1980)アンゲ
バント・(Schmidt RR,Michel J.(1980)Angew Ch
em Int Ed Engl19:731−732;Schmidt RR,Mic
hel J,Roos M,(1984)Liebigs Ann Chem1343
−1357.)。化合物(3)または(7)を、BF3・Et2Oおよ
びモレキユラーシーブ存在下、セラミド(12)と反応させ
ると完全に保護されたアシアロガングリオシドGM1(2)
またはGM2(6)が得られる。化合物(2)または(6)をMeOH
−THF中MeONa等により処理してアセチル基およびベ
ンゾイル基を脱離すると、遊離のアシアロガングリオシ
ドGM1(1)またはGM2(5)が得られる。
本発明により得られる新規化合物(1),(2),(3),(4),
(7)および(8)は、腫瘍マーカー、分化誘導能をもつ、細
胞の分化マーカーとして、あるいはこれらの合成中間体
として有用である。
(7)および(8)は、腫瘍マーカー、分化誘導能をもつ、細
胞の分化マーカーとして、あるいはこれらの合成中間体
として有用である。
また本発明方法によれば、上記有用化合物を立体選択的
に、かつ高収率で合成することができる。
に、かつ高収率で合成することができる。
以下実施例および参考例を示し、本発明をさらに具体的
に説明する。
に説明する。
参考例1 化合物(21)10.6g(12mmole)、ビス.トリブチル
チンオキサイド.5.36g(9mmole)のトルエン50m
l溶液を140℃で共沸により水を除去しながら4時間
かくはんし、その後トルエンを10ml残して溜去し、こ
れにベンジルブロミド50mlとテトラブチルアンモニウ
ムブロミド1.9g(6mmole)を加え、アルゴン雰囲気
下90℃で終夜かくはんした。
チンオキサイド.5.36g(9mmole)のトルエン50m
l溶液を140℃で共沸により水を除去しながら4時間
かくはんし、その後トルエンを10ml残して溜去し、こ
れにベンジルブロミド50mlとテトラブチルアンモニウ
ムブロミド1.9g(6mmole)を加え、アルゴン雰囲気
下90℃で終夜かくはんした。
反応終了后濃縮し、乾固し、残渣をジクロロメタンに溶
解した。このものに冷重ソウ水、フツ化カリウム、セラ
イトを加えはげしくかくはんし、不溶物を去后、酢酸
エチルを加え分液し、有機層を濃縮し、残渣を再度ジク
ロロメタンに溶解后、フツ化カリウム水溶液で洗浄し、
有機層と濃縮した。残渣に酢酸エチルを加え、不溶物を
去後、濃縮し、カラムクロマト精製(トルエン−酢酸
エチル=9:1)して化合物(22)を10.4g(89.0
%)得た。
解した。このものに冷重ソウ水、フツ化カリウム、セラ
イトを加えはげしくかくはんし、不溶物を去后、酢酸
エチルを加え分液し、有機層を濃縮し、残渣を再度ジク
ロロメタンに溶解后、フツ化カリウム水溶液で洗浄し、
有機層と濃縮した。残渣に酢酸エチルを加え、不溶物を
去後、濃縮し、カラムクロマト精製(トルエン−酢酸
エチル=9:1)して化合物(22)を10.4g(89.0
%)得た。
〔化合物(12)〕 元素分析(C61H64C11=973.183) 計算値 実測値 C 75.29 75.14 6.63 6.66 Rf 0.73(トルエン−EA(酢酸エチル)=2:
1) ▲〔α〕19 D▼22.10C=0.525(CHCl3) 参考例2 よく加熱乾燥したモレキユラーシーブス4A(粉末)1
5gにシルバートリフレート2.62g(10.2mmole)
を加え、0℃で化合物(22)4.96g(5.1mmole)の1,
2−ジクロロエタン溶液50ml、次いで化合物(23)3.8
1g(7.65mmole)の1,2−ジクロロエタン溶液30m
lを滴下し、室温で終夜かくはんした。更に化合物(23)
1g(2.0mmole)の1,2−ジクロロエタン溶液10ml
を0℃で加え、10時間室温でかくはん后、アルバート
リフレート0.77g(3.0mmole)を加え、終夜かくは
んした。不溶物を去したのち1,2−ジクロロエタン層
を重曹水、飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾
燥した。硫酸マグネシウムを去したのち溶媒を溜去
し、カラムクロマト精製(トルエン−(酢酸エチル=
7:1)して化合物(24)を5.646g(79.6%)、α
−アノマーを0.521g(7.3%)得た。
1) ▲〔α〕19 D▼22.10C=0.525(CHCl3) 参考例2 よく加熱乾燥したモレキユラーシーブス4A(粉末)1
5gにシルバートリフレート2.62g(10.2mmole)
を加え、0℃で化合物(22)4.96g(5.1mmole)の1,
2−ジクロロエタン溶液50ml、次いで化合物(23)3.8
1g(7.65mmole)の1,2−ジクロロエタン溶液30m
lを滴下し、室温で終夜かくはんした。更に化合物(23)
1g(2.0mmole)の1,2−ジクロロエタン溶液10ml
を0℃で加え、10時間室温でかくはん后、アルバート
リフレート0.77g(3.0mmole)を加え、終夜かくは
んした。不溶物を去したのち1,2−ジクロロエタン層
を重曹水、飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾
燥した。硫酸マグネシウムを去したのち溶媒を溜去
し、カラムクロマト精製(トルエン−(酢酸エチル=
7:1)して化合物(24)を5.646g(79.6%)、α
−アノマーを0.521g(7.3%)得た。
〔化合物(24)〕 元素分析(C81H83NO20=1390.56) 計算値 実測値 C 69.96 69.91 H 6.02 5.97 N 1.01 1.03 Rf(トルエン-EA=3:1)0.48(α体0.52) ▲〔α〕19 D▼+2.34 C=0.70(CHCl3) 参考例3 化合物(24)5.59g(4.0mmol)のメタノール溶液10
0mlに0.1Nナトリウムメトキサイド10mlを氷冷下に
加え、室温で3時間かくはんした。反応液を濃縮后、残
渣をメタノール150mlに溶解し、これにn−ブチルア
ミン30mlを加え、100℃で2日間還流した。反応液
を濃縮、メタノール、トルエン、ピリジンで共沸后、ピ
リジン100ml、無水酢酸100mlを加えて、室温で終
夜かくはんした。反応液を濃縮、エタノール、トルエン
で共沸后、残渣をカラムクロマト精製(トルエン−酢酸
エチル=3:2)して化合物(25)を4.74g(90.5
%)得た。
0mlに0.1Nナトリウムメトキサイド10mlを氷冷下に
加え、室温で3時間かくはんした。反応液を濃縮后、残
渣をメタノール150mlに溶解し、これにn−ブチルア
ミン30mlを加え、100℃で2日間還流した。反応液
を濃縮、メタノール、トルエン、ピリジンで共沸后、ピ
リジン100ml、無水酢酸100mlを加えて、室温で終
夜かくはんした。反応液を濃縮、エタノール、トルエン
で共沸后、残渣をカラムクロマト精製(トルエン−酢酸
エチル=3:2)して化合物(25)を4.74g(90.5
%)得た。
〔化合物(25)〕 元素分析(C75H83NO19・2H2O=1338.52
5) 計算値 実測値 C 67.30 66.96 H 6.55 6.18 N 1.05 1.04 Rf0.50 (トルエン-EA=1:1) ▲〔α〕19 D▼+9.33 C=0.15(CHCl3) 参考例4 化合物(25)495.3mg(0.38mmole)のメタノール溶
液10mlに0.1Nナトリウムメトキサイド1mlを0℃で
加え、室温で2時間かくはんした。反応液にアンバーリ
スト(登録商標)15.111mgを加えかくはん中和后、
不溶物を去し、溶媒を溜去して化合物(26)を432.6
mg(96.7%)得た。
5) 計算値 実測値 C 67.30 66.96 H 6.55 6.18 N 1.05 1.04 Rf0.50 (トルエン-EA=1:1) ▲〔α〕19 D▼+9.33 C=0.15(CHCl3) 参考例4 化合物(25)495.3mg(0.38mmole)のメタノール溶
液10mlに0.1Nナトリウムメトキサイド1mlを0℃で
加え、室温で2時間かくはんした。反応液にアンバーリ
スト(登録商標)15.111mgを加えかくはん中和后、
不溶物を去し、溶媒を溜去して化合物(26)を432.6
mg(96.7%)得た。
〔化合物(26)〕 元素分析(C69H77NO16=1176.38) 計算値 実測値 C 70.45 70.18 H 6.60 6.52 N 1.19 1.24 Rf0.47 (クロロホルム-MeOH=19:1) ▲〔α〕19 D▼+9.35 C=0.15(CHCl3) 参考例5 化合物(26)330mg(0.28mmole)、ベンズアルデヒ
ドジメチルアセタール47mg(0.31mmole)、p−ト
ルエンスルホン酸1、水和物5mg、アセトニトリル5ml
を室温で5.5時間かくはん后、トリエチルアミン0.5ml
を加えた。反応液を濃縮后、残渣をカラムクロマト精製
(トルエン−酢酸エチル=1:1)して化合物(27)を3
32mg(93.4%)得た。
ドジメチルアセタール47mg(0.31mmole)、p−ト
ルエンスルホン酸1、水和物5mg、アセトニトリル5ml
を室温で5.5時間かくはん后、トリエチルアミン0.5ml
を加えた。反応液を濃縮后、残渣をカラムクロマト精製
(トルエン−酢酸エチル=1:1)して化合物(27)を3
32mg(93.4%)得た。
〔化合物(27)〕 元素分析(C76H81NO16=1264.49) 計算値 実測値 C 72.19 72.39 H 6.46 6.51 N 1.11 1.05 Rf0.48 (トルエン-EA=1:2) ▲〔α〕19 D▼+28.24 C=0.17(CHCl3) 参考例6 充分乾燥したモレキユラーシーブス4A(粉末)1gに
シアン化第二水銀126.3mg(0.5mmole)、化合物(2
7)316.1mg(0.25mmole)の乾燥したベンゼン−ニ
トロメタン混合溶媒(1:1)溶液5mlを加え、室温で
1時間かくはんし、これにアセトブロモガラクトース(2
8)154.2mg(0.375mmole)の乾燥したベンゼン−
ニトロメタン混合溶媒(1:1)溶液5mlを滴下し、6
0℃で4時間かくはんした。不溶物を去したのち濃縮
し残渣をジクロロメタンに溶解した。ジクロロメタン層
は重曹水、飽和食塩水で洗浄して、硫酸マグネシウムで
乾燥した。硫酸マグネシウムを去したのち溶媒を溜去
し、残渣をカラムクロマト精製(トルエン−酢酸エチル
=5:4)して化合物(29)を387mg(97.1%)得
た。
シアン化第二水銀126.3mg(0.5mmole)、化合物(2
7)316.1mg(0.25mmole)の乾燥したベンゼン−ニ
トロメタン混合溶媒(1:1)溶液5mlを加え、室温で
1時間かくはんし、これにアセトブロモガラクトース(2
8)154.2mg(0.375mmole)の乾燥したベンゼン−
ニトロメタン混合溶媒(1:1)溶液5mlを滴下し、6
0℃で4時間かくはんした。不溶物を去したのち濃縮
し残渣をジクロロメタンに溶解した。ジクロロメタン層
は重曹水、飽和食塩水で洗浄して、硫酸マグネシウムで
乾燥した。硫酸マグネシウムを去したのち溶媒を溜去
し、残渣をカラムクロマト精製(トルエン−酢酸エチル
=5:4)して化合物(29)を387mg(97.1%)得
た。
〔化合物(29)〕 元素分析(C90H99NO25=1594.784) 計算値 実測値 C 67.78 67.96 H 6.26 6.27 N 0.88 0.90 Rf 0.54(トルエン-EA=1:1) ▲〔α〕18 D▼+47.65 C=0.17(CHCl3) 参考例7 化合物(29)1.6g(1mmole)の80%酢酸水溶液20m
lを80℃で2時間かくはんした。濃縮、エタノール共
沸后カラムクロマト精製(トルエン−酢酸エチル=2:
3)して化合物(30)を1.36g(90.4%)得た。
lを80℃で2時間かくはんした。濃縮、エタノール共
沸后カラムクロマト精製(トルエン−酢酸エチル=2:
3)して化合物(30)を1.36g(90.4%)得た。
〔化合物(30)〕 元素分析(C83H95NO25・1H2O=1524.68
9) 計算値 実測値 C 65.39 65.45 H 6.41 6.34 N 0.92 0.85 Rf 0.29(トルエン-EA=1:2) ▲〔α〕19 D▼+22.67 C=0.75(CHCl3) 参考例8 化合物(30)385mg(0.256mmole)を酢酸15mlに
溶かし、10%Pd−C385mgを加え80°で3時間接
触還元した〔化合物(31)(TLC Rf0.38 BuOH:EtOH:lh
O4:2:2)〕。反応混合物をろ過してPd−Cを除
き、減圧乾固し、残渣に無水酢酸5ml、ピリジン5mlを
加え室温で一昼夜攪拌した。減圧濃縮したのち残渣をシ
リカゲルカラム(ワコーゲルC−300 30g酢酸エ
チル)で精製し、化合物(9)234mg(73.0%)を得
た。
9) 計算値 実測値 C 65.39 65.45 H 6.41 6.34 N 0.92 0.85 Rf 0.29(トルエン-EA=1:2) ▲〔α〕19 D▼+22.67 C=0.75(CHCl3) 参考例8 化合物(30)385mg(0.256mmole)を酢酸15mlに
溶かし、10%Pd−C385mgを加え80°で3時間接
触還元した〔化合物(31)(TLC Rf0.38 BuOH:EtOH:lh
O4:2:2)〕。反応混合物をろ過してPd−Cを除
き、減圧乾固し、残渣に無水酢酸5ml、ピリジン5mlを
加え室温で一昼夜攪拌した。減圧濃縮したのち残渣をシ
リカゲルカラム(ワコーゲルC−300 30g酢酸エ
チル)で精製し、化合物(9)234mg(73.0%)を得
た。
〔化合物(9)〕 元素分析 計算値 C,49.80,H,5.71,N,1.12 実測値 C,49.95,H,5.81,N,0.92 Rf 0.38 (EA) 参考例9 化合物(25)1.042g 0.8mmoleを酢酸10mlに溶か
し、10%Pd-C 200mgを加え室温で5時間接触還元
し、過してPd-Cを除き、減圧濃縮し、化合物(32)を5
31.1mg(98.8%)を得た。
し、10%Pd-C 200mgを加え室温で5時間接触還元
し、過してPd-Cを除き、減圧濃縮し、化合物(32)を5
31.1mg(98.8%)を得た。
参考例10 化合物(32)376.7mg(0.56mmole)を無水酢酸10m
l、ピリジン10mlに溶かし室温で一昼夜攪拌した。さ
らに110℃で3時間攪拌したのち減圧乾固した。残渣
をシリカゲルカラム(ワコーゲル C−300,40
g,酢酸エチル:トルエン 2:1)を用いて精製し、
化合物(10)305mg(56.4%)を得た。
l、ピリジン10mlに溶かし室温で一昼夜攪拌した。さ
らに110℃で3時間攪拌したのち減圧乾固した。残渣
をシリカゲルカラム(ワコーゲル C−300,40
g,酢酸エチル:トルエン 2:1)を用いて精製し、
化合物(10)305mg(56.4%)を得た。
〔化合物(10)〕 Rf 0.42 (酢酸エチル:トルエン 2:1) 元素分析 計算値 C,49.73,H,5.74,N,1.45 実測値 C,50.96,H,5.75,N,1.36 NMR(CDCl3 400NHz,δ,ppm TMS) 1.95〜2.48 CH3 CO=基 33H,5.67 1Hd,12.3H
z,アノメリツクプロトン,5.67 1Hd,12.3Hz,アノメリツクプロトン 実施例1 化合物(9)210g(0.167mmole)をDMF1.0mlに
溶かし50℃に加熱した。ヒドラジニウムアセテート2
0.4mgを加え5分間攪拌したのち、酢酸エチルで希釈
し、飽和食塩水で洗浄した。MgSO4で乾燥したのち減圧
乾固し、残渣をシリカゲルカラム(ワコーゲル C−3
00,12g,酢酸エチル)で精製し、化合物(4)15
1mg(74.4%)を得た。
z,アノメリツクプロトン,5.67 1Hd,12.3Hz,アノメリツクプロトン 実施例1 化合物(9)210g(0.167mmole)をDMF1.0mlに
溶かし50℃に加熱した。ヒドラジニウムアセテート2
0.4mgを加え5分間攪拌したのち、酢酸エチルで希釈
し、飽和食塩水で洗浄した。MgSO4で乾燥したのち減圧
乾固し、残渣をシリカゲルカラム(ワコーゲル C−3
00,12g,酢酸エチル)で精製し、化合物(4)15
1mg(74.4%)を得た。
〔化合物(4)〕 ▲〔α〕230 D▼+24.5 (C=0.67 CHCl3) 元素分析 計算値 C,49.54,H,5.74,N,1.16 実測値 C,49.24,H,5.69,N,1.05 Rf 0.34(EA) 実施例2 化合物(4)128mg(0.106mmole)を塩化メトレン0.5m
lに溶かし、トリクロロアセトニトリル61mg,NaH5mg
を加えアルゴン雰囲気下、氷冷し、1時間半攪拌した。
反応液を減圧乾固し、シリカゲルカラム(ワコーゲル
C−300,12g,酢酸エチル)で精製し、化合物
(3)75mg(52.4%)を得た。
lに溶かし、トリクロロアセトニトリル61mg,NaH5mg
を加えアルゴン雰囲気下、氷冷し、1時間半攪拌した。
反応液を減圧乾固し、シリカゲルカラム(ワコーゲル
C−300,12g,酢酸エチル)で精製し、化合物
(3)75mg(52.4%)を得た。
〔化合物(3)〕 Rf 0.50 (酢酸エチル) PMR(90MHz,CDCl3 ppm,TMS) 1.96,2.04,2.11,2.16,CH3 CO×13 6.48,1Hd J=4.8 H-1a 8.64,S,>=NH 実施例3 化合物(3)75mg(0.056mmol)、化合物(12)42mg(0.
056mmol)をクロロホルムに溶かし、活性化したM.S.4
A0.5gと共にアルゴン雰囲気中、氷冷しながら、BF3・
Et2O9μを加え4時間攪拌したのち、室温にもどし、
さらに一昼夜攪拌した。クロロホルムで希釈し、セライ
トろ過し、減圧乾固した。残渣をシリカゲルカラム(ワ
コーゲル C−300,15g,酢酸エチル:トルエン
=3:1)を用いて精製し、化合物(2)19mg(17.6
%)を得た。
056mmol)をクロロホルムに溶かし、活性化したM.S.4
A0.5gと共にアルゴン雰囲気中、氷冷しながら、BF3・
Et2O9μを加え4時間攪拌したのち、室温にもどし、
さらに一昼夜攪拌した。クロロホルムで希釈し、セライ
トろ過し、減圧乾固した。残渣をシリカゲルカラム(ワ
コーゲル C−300,15g,酢酸エチル:トルエン
=3:1)を用いて精製し、化合物(2)19mg(17.6
%)を得た。
〔化合物(2)〕 ▲〔α〕230 D▼+7.91(C=0.67 CHCl3) 元素分析 計算値 C,61.03,H,7.97,N,1.44 実測値 C,61.26,H,8.12,N,1.44 Rf 0.40(酢酸エチル:トルエン=4:1) 実施例4 化合物(2)11.1mg(5.7×10-3mmol)をメタノール
1.0ml、テトラヒドロフラン1.0mlに溶かし、N/NaOCH3
30μを加え、室温で5時間攪拌し、アンバーリスト
15で中和したのちろ過し、減圧乾固した。残渣をメタ
ノールから再結晶し、化合物(1)5.0mg(無定形粉末、
65.5%)を得た。
1.0ml、テトラヒドロフラン1.0mlに溶かし、N/NaOCH3
30μを加え、室温で5時間攪拌し、アンバーリスト
15で中和したのちろ過し、減圧乾固した。残渣をメタ
ノールから再結晶し、化合物(1)5.0mg(無定形粉末、
65.5%)を得た。
〔化合物(1)〕 Rf 0.58(n-BuOH-EtOH-H2O=4:2:2) ▲〔α〕25 D▼:2.5(C=0.25 CHCl3:MeOH=1:1) PMR〔400MHz,Me2SO d-6-D2O (98:2v/v)ppm(TMS)〕 0.85 t,J=6.84 -CH3×2 1.23, 62H -CH2-,1.43,m,H-6′,1.83, s,NHCOCH3 ,1.92,m,H-3″,2.02, t, J=7.32 -2″,4.21,d J=7.33, H-1b,H-1c,4.56,d,J=8.31,H-1d 実施例5 化合物(10)113mg(0.117mmol)をDMF0.5mlに
溶かし、50℃で加熱しながら、ヒドラジニウムアセテ
ート13mgを加え5分間攪拌した。反応液を酢酸エチル
で希釈し、飽和食塩水で洗浄し、MgSO4で乾燥したの
ち、減圧濃縮し、残渣をシリカゲルカラム(ワコーゲル
C−300,10g,トルエン−酢酸エチル=1:
2)で精製し化合物(8)61.0mg(56.4%)を得た。
溶かし、50℃で加熱しながら、ヒドラジニウムアセテ
ート13mgを加え5分間攪拌した。反応液を酢酸エチル
で希釈し、飽和食塩水で洗浄し、MgSO4で乾燥したの
ち、減圧濃縮し、残渣をシリカゲルカラム(ワコーゲル
C−300,10g,トルエン−酢酸エチル=1:
2)で精製し化合物(8)61.0mg(56.4%)を得た。
〔化合物(8)〕 ▲〔α〕250 D▼+21.4 (C=0.5,CHCl3) 元素分析 計算値 C,49.40,H,5.78,N,1.52 実測値 C,49.75,H,5.74,N,1.36 実施例6 化合物(8)58mg(0.063mmol)を塩化メチレン0.5m
lに溶かし、氷冷下トリクロロアセトニトリル36mg及
びNaH(60%油性)3.0mgを加え、アルゴン雰囲気下
1時間半攪拌した。反応液を減圧乾固し、残渣をシリカ
ゲルカラム(ワコーゲル C−300,5g,トルエン
−酢酸エチル=1:2)で精製し、化合物(7)46mg
(67.1%)を得た。
lに溶かし、氷冷下トリクロロアセトニトリル36mg及
びNaH(60%油性)3.0mgを加え、アルゴン雰囲気下
1時間半攪拌した。反応液を減圧乾固し、残渣をシリカ
ゲルカラム(ワコーゲル C−300,5g,トルエン
−酢酸エチル=1:2)で精製し、化合物(7)46mg
(67.1%)を得た。
〔化合物(7)〕 TLC Rf 0.45(トルエン−酢酸エチル=1:
2) PMR (90MHz,CDCl3,ppm,TMS) 1.96,2.01,2.05,2.11,2.16,2.36, 2.43,2.48, CH3 COO×10,6.47d J=5.0 H−1a,8.64,s,>=NH CMR (22.5MHz,CDCl3,ppm) 93.03 C−1a,98.55,C−1b,100.9
9, C−1c CDCl3 実施例7 化合物(7)46mg(0.043mmol)、化合物(12)32mg
(0.043mmol)をクロロホルム1.0mlに溶かし、氷冷
下及びアルゴン雰囲気下 BF3・Et2O7μを加え、氷冷下4時間攪拌し、さらに室
温で一昼夜攪拌した。反応液をセライトろ過し、クロロ
ホルムで不溶物を洗浄し、洗液、母液を合わせ減圧濃縮
した。残渣をシリカゲルカラム(ワコーゲル C−30
0,12g,トルエン−酢酸エチル=5:4)で精製
し、化合物(6)27.1mg(37.9%)を得た。
2) PMR (90MHz,CDCl3,ppm,TMS) 1.96,2.01,2.05,2.11,2.16,2.36, 2.43,2.48, CH3 COO×10,6.47d J=5.0 H−1a,8.64,s,>=NH CMR (22.5MHz,CDCl3,ppm) 93.03 C−1a,98.55,C−1b,100.9
9, C−1c CDCl3 実施例7 化合物(7)46mg(0.043mmol)、化合物(12)32mg
(0.043mmol)をクロロホルム1.0mlに溶かし、氷冷
下及びアルゴン雰囲気下 BF3・Et2O7μを加え、氷冷下4時間攪拌し、さらに室
温で一昼夜攪拌した。反応液をセライトろ過し、クロロ
ホルムで不溶物を洗浄し、洗液、母液を合わせ減圧濃縮
した。残渣をシリカゲルカラム(ワコーゲル C−30
0,12g,トルエン−酢酸エチル=5:4)で精製
し、化合物(6)27.1mg(37.9%)を得た。
〔化合物(6)〕 Rf 0.66 (トルエン−酢酸エチル=1:2) ▲〔α〕23 D▼+2.62 (CHCl3 C=1.41) 元素分析 計算値 C,62.94,H,8.38,N,1.68 実測値 C,62.34,H,8.18,N,1.66 PMR (400MHz,CDCl3,ppm,TMS) 0.88,t,j=6.35,CH3-×2 1.25, s,-CH2-×32,1.60 bs,2H-CH2CO, 1.94〜2.46,CH3 CO×10.7.42〜8.01 5Hm芳香族プロトン 実施例8 化合物(6)20.0mg(0.012mmol)にメタノール1m
l、テトラヒドロフラン1mlを加えて溶かし、N・CH3ONa
0.12mlを加え室温で5時間攪拌した。反応液をアンバ
ーリスト15で中和し、過して後減圧濃縮し、残渣を
メタノールから再結晶し、化合物(5)9.9mg(無定形粉末
69.8%)を得た。
l、テトラヒドロフラン1mlを加えて溶かし、N・CH3ONa
0.12mlを加え室温で5時間攪拌した。反応液をアンバ
ーリスト15で中和し、過して後減圧濃縮し、残渣を
メタノールから再結晶し、化合物(5)9.9mg(無定形粉末
69.8%)を得た。
〔化合物(5)〕 Rf 0.6(n-BuOH:EtOH:H2O=4:2:2) 〔α〕D PMR (400MHz,Me2SO,d-b,-D2O
(98:2 v/v)ppm,TMS〕 0.85t J=6.59,CH3-×2,1.23,62 H -CH
2-,1.42,m,H-3″,1.88,s, NHCOCH3 ,2.02,
t,J=7.33,1.92 ,m,H-b′,3.03 t J=7.81 H-
2a 4.16 J=7.08 H-1a,4.21,J=7.57 H-1b 4.46
J=8.54 H-1c
(98:2 v/v)ppm,TMS〕 0.85t J=6.59,CH3-×2,1.23,62 H -CH
2-,1.42,m,H-3″,1.88,s, NHCOCH3 ,2.02,
t,J=7.33,1.92 ,m,H-b′,3.03 t J=7.81 H-
2a 4.16 J=7.08 H-1a,4.21,J=7.57 H-1b 4.46
J=8.54 H-1c
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 志鳥 善保 東京都武蔵野市中町3−5―24―408 (72)発明者 堀崎 寿雄 埼玉県和光市本町14―9 (72)発明者 新内 忠己 京都府京都市左京区西京極徳大子団子田町 39
Claims (3)
- 【請求項1】式 (式中、Rはアセチル基または2,3,4,6−テトラ−O−
アセチル−β−D−ガラクトピラノシル基を示し、Acは
アセチル基を示す。)で表される化合物を、トリクロロ
アセトニトリルと反応させて、式 で表われる化合物を得、該化合物を、式 (式中、R6はベンゾイル基を示し、R7,R8は独立し
て、炭素数30以下のアルキル基を示す。)で表わされ
る化合物と反応させ、必要により脱アセチル化および脱
ベンゾイル化することを特徴とする下記の一般式で表わ
されるアシアロガングリオシド関連化合物の製造方法。 式中R1は水素またはベンゾイル基を示し、R2は水素ま
たはアセチル基を示し、R3は水素、アセチル基、β−
D−ガラクトピラノシル基、または2,3,4,6−テトラ−
O−アセチル−β−D−ガラクトピラノシル基を示す。 - 【請求項2】Rがアセチル基である特許請求の範囲第1
項記載の方法。 - 【請求項3】Rが2,3,4,6−テトラ−O−アセチル−β
−D−ガラクトピラノシル基である特許請求の範囲第1
項記載の方法。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60069743A JPH06795B2 (ja) | 1985-04-02 | 1985-04-02 | アシアロガングリオシド関連化合物の製造方法 |
| CA000502507A CA1251199A (en) | 1985-04-02 | 1986-02-24 | Method for producing asialoganglioside related compounds |
| US06/832,574 US4990604A (en) | 1985-04-02 | 1986-02-24 | Asialoganglioside related compounds |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60069743A JPH06795B2 (ja) | 1985-04-02 | 1985-04-02 | アシアロガングリオシド関連化合物の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61243095A JPS61243095A (ja) | 1986-10-29 |
| JPH06795B2 true JPH06795B2 (ja) | 1994-01-05 |
Family
ID=13411586
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60069743A Expired - Lifetime JPH06795B2 (ja) | 1985-04-02 | 1985-04-02 | アシアロガングリオシド関連化合物の製造方法 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4990604A (ja) |
| JP (1) | JPH06795B2 (ja) |
| CA (1) | CA1251199A (ja) |
Families Citing this family (4)
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|---|---|---|---|---|
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| WO1993002686A1 (en) * | 1991-07-31 | 1993-02-18 | The Regents Of The University Of California | Gangliosides with immunosuppressive ceramide moieties |
| JPH08176185A (ja) * | 1994-12-19 | 1996-07-09 | Toa Boshoku Kk | 糖脂質合成中間体 |
| JP6273199B2 (ja) * | 2012-03-22 | 2018-01-31 | 大塚製薬株式会社 | オリゴ糖化合物及びその製造方法とその中間体 |
-
1985
- 1985-04-02 JP JP60069743A patent/JPH06795B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1986
- 1986-02-24 CA CA000502507A patent/CA1251199A/en not_active Expired
- 1986-02-24 US US06/832,574 patent/US4990604A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61243095A (ja) | 1986-10-29 |
| US4990604A (en) | 1991-02-05 |
| CA1251199A (en) | 1989-03-14 |
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