JPH0680170U - 高速液体クロマトグラフィ用の高圧送液配管接続装置 - Google Patents

高速液体クロマトグラフィ用の高圧送液配管接続装置

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JPH0680170U
JPH0680170U JP020666U JP2066693U JPH0680170U JP H0680170 U JPH0680170 U JP H0680170U JP 020666 U JP020666 U JP 020666U JP 2066693 U JP2066693 U JP 2066693U JP H0680170 U JPH0680170 U JP H0680170U
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ferrule
peripheral surface
pipe
conduit
liquid
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JP020666U
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孝昭 河西
裕之 池田
Original Assignee
化工機商事株式会社
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
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    • G01N30/02Column chromatography
    • G01N30/60Construction of the column
    • G01N30/6004Construction of the column end pieces
    • G01N30/6026Fluid seals

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 液密な配管接続を確実に行い得、且つ何回も
分離・接続を繰り返しても液密な配管接続を行い得る高
速液体クロマトグラフィ用の高圧送液配管接続装置を提
供すること。 【構成】 高圧液体送給チューブ25に嵌挿され両端側
に円錐台状周面57,58を備えたカーボンファイバー
混入PEEK樹脂製のフェルール35を、高圧液体送給
チューブ25に嵌挿され先端側に円錐台状内周面70を
備えたステンレス鋼などの金属製の圧しネジ部材36で
チューブ25の接続されるべき管路部材30に螺入し
て、フェルール25を軸方向に圧縮変形させ、フェルー
ル35の円錐台状周面57,58及び内周面60で液密
な配管接続を行うようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、高速液体クロマトグラフィ用の高圧送液管路の一部を構成する高圧 送液管路部分を備え且つ該管路部分の開口端部近傍の周壁に雌ネジ部が形成され た管路装置に高圧送液配管を液密に接続するための高速液体クロマトグラフィ用 の高圧送液配管接続装置に係わり、より詳しくは、一端側に円錐台状周面が形成 され高圧送液配管に嵌装されるように構成された管状体からなり、高圧送液管路 の一部を構成する高圧送液管路部分を備えた管路装置の管路部分の円錐台状内周 面の一端開口部に前記一端側の円錐台状周面が液密に当接されるように構成され たフェルールと、高圧送液配管に嵌装され、フェルールの他端側に液密に当接さ れる押圧部及び管路装置の雌ネジ部に螺合される雄ネジ部を備え、雄ネジ部が管 路装置の雌ネジ部に締め込まれた際押圧部がフェルールの前記他端側を押圧して 、フェルールの両端側での液密な前記当接を行わせるように構成された圧しネジ 部材とを有する高速液体クロマトグラフィ用の高圧送液配管接続装置に係わる。
【0002】
【従来の技術】
まず、高速液体クロマトグラフィのために従来用いられてきたこの種の典型的 な高圧送液配管接続装置101を図10及び図11に基づいて説明する。
【0003】 この高圧送液配管接続装置101は、高速液体クロマトグラフィ用の高圧送液 管路102の一部を構成する高圧送液管路部分103を備え且つ該管路部分10 3の開口端部104の近傍の周壁に雌ネジ部105が形成された管路装置106 (図示の例では通常ステンレス鋼からなるユニオン)に高圧送液配管としてのチ ューブ107を液密に接続する。
【0004】 この高圧送液配管接続装置101は、ステンレス鋼等の金属製チューブ107 に嵌装されるように構成された管状体からなるステンレス鋼などの金属製のフェ ルール108と、このフェルール108と同様にチューブ107に嵌装されるよ うに構成されたステンレス鋼等の金属製の圧しネジ部材109とを有する。フェ ルール108は、一端側110に円錐台状周面111が形成され、管路装置たる ユニオン106の高圧送液管路部分103の一端開口部104の円錐台状内周面 112に前記一端側110の円錐台状周面111が液密に当接されるように構成 されている。一方、圧しネジ部材109は、フェルール108の他端113側に 液密に当接される押圧部114と、ユニオン106の雌ネジ部105に螺合され る雄ネジ部115と、器具を用いて雌ネジ部105に対する雄ネジ部115の強 制的螺合を行わせるための六角頭部116とを備え、雄ネジ部115がユニオン 106の雌ネジ部105に締め込まれた際押圧部114がフェルール108の前 記他端113側を押圧して、フェルール108の両側110,113側での耐圧 の高い液密な前記当接を行わせるように構成されている。
【0005】 しかしながら、この種の配管接続装置101の場合、金属製フェルール108 による液密な接続を達成するために、雌ネジ部105に対する雄ネジ部115の 強制的螺合を極めて強く行わせる必要があり、実際上一回の締め込みで、金属製 フェルール108がチューブ107にめり込んでチューブ107に対して実際上 固定されてしまった。
【0006】 その結果、チューブ107の突出部分117の長さA1が、次に用いようとす るユニオン106の開口部104の奥の円筒状部118の長さB1よりも少しで も長いと、図11の(b)に示すようにフェルール108の周面111がユニオ ン106の円錐台状内周面112に密接され得なくなりシールが行えなくなる。 逆に、チューブ107の突出部分117の長さA2が、次に用いようとするユニ オン106の開口部104の奥の円筒状部118の長さB2よりも少しでも短い と、図11の(c)に示すようにチューブ107の先端119とユニオン106 の円筒状部分118の底部120との間に間隙121ができて、この部分で被送 給液体の流れが乱れるので、この被送給液体中に分析されるべき試料が含まれて いる場合高精度のクロマトグラフィ分析が行われなくなる虞れがある。尚、締結 解除後フェルール108がチューブ107に対して移動可能な場合でも、チュー ブ107及びフェルール108に変形が残るので、次の配管接続の際には、フェ ルール108による十分なシールができなくなる虞れが高かった。
【0007】 このような際には多くの場合、チューブ107の先端側を該チューブ107の 先端側に固定された金属製フェルール108と共に例えば図10において符号1 21で示す部位において切り落として、新たな金属フェルール108を付けて、 残りのチューブ107及び圧しネジ部材109を再利用しようとしていた。しか しながら、このチューブ107の切断面122が正確に形成されなかったり切断 面122が精密仕上げされない場合、例えば図11の(d)に示すような間隙1 23が生じて、上記図11(c)の場合と同様な問題が生じる虞れがある。また 、ネジ部材109に金属疲労による裂断、破壊等が生じる虞れもあった。
【0008】 一方、フェルールが金属製であることに起因するかかる問題を回避すべく、図 12に示すようなPEEK樹脂製のフェルール(又はフェラル)130と、ロー レット加工された手回し部131を備えた圧しネジ部材132とからなる配管接 続装置133も知られている。尚、配管接続装置133中、図10及び図11の 配管接続装置101の要素と同様な要素には同一の符号を付してある。
【0009】 しかしながら、この配管接続装置133の場合、フェルール130が管路装置 106の開口104内に残留して取り出せなくなったり、管路102内の液体の 高い圧力のためにフェルール130の円筒状内周面134に対してチューブ10 7の外周面135がスリップしてチューブ107が抜けてしまう虞れがあった。
【0010】 更に、フェルールが金属製であることに起因する図10及び図11の配管接続 装置101の上記問題を回避すべく、図13に示すようなポリイミド樹脂製のフ ェルール(又はフェラル)150と、手回し部151を備えたPPS(ポリフェ ニレンスルフィット)製の圧しネジ部材152とからなる配管接続装置153も 知られている。この接続装置153の場合、管状のフェルール150は、その両 端110,113側に円錐台状の周面154,155を備えており、この周面1 54,155が対応するユニオン106の開口部104の円錐台状内周面112 及び圧しネジ部材152の押圧部の114の円錐台状内周面156に密接するこ とにより、管路102のシールが行われるように構成されている。 尚、配管接続装置153中、図10及び図11の配管接続装置101の要素と同 様な要素には同一の符号を付してある。
【0011】 しかしながら、この配管接続装置153の場合にも、樹脂製の圧しネジ部材1 52の雄ネジ部115が変形されて、フェルール150の締め付け力応力が弱く なり、管路102内の液体の高い圧力のために、フェルール150の円筒状内周 面157に対してチューブ107の外周面158がスリップしてチューブ107 が抜けてしまう虞れがあった。
【0012】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は前記諸点に鑑みなされたものであって、その目的とするところは、液 密な配管接続を確実に行い得、且つ何回も接続解除・接続を繰り返しても液密な 配管接続を行い得る高速液体クロマトグラフィ用の高圧送液配管接続装置を提供 することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本考案によれば、前記した目的は、フェルールがその両端側に円錐台状周面を 備え、管路装置の高圧送液管路部分の円錐台状内周面の一端開口部にフェルール の一端側の円錐台状周面が液密に当接されるように構成され、圧しネジ部材がフ ェルールの他端側の円錐台状周面に液密に当接される円錐台状内周面の押圧部を 備えていることに加えて、前記圧しネジ部材が前記管路装置の高圧送液管路部分 と同程度の剛性の金属からなり、前記フェルールが前記金属よりも剛性の低い樹 脂系材料からなることを特徴とする高速液体クロマトグラフィ用の高圧送液配管 接続装置によって達成される。
【0014】
【作用及び効果】 本考案の配管接続装置では、前記フェルールが圧しネジ部材及び管路装置の高 圧送液管路部分を構成している金属よりも剛性の低い樹脂系材料からなるので、 単に圧しネジ部材の雄ネジ部を管路装置の雌ネジ部に締め込むのみで、圧しネジ 部材の円錐台状内周面の押圧部がフェルールの前記他端側の円錐台状周面を押圧 して、フェルールを変形させ、フェルールの両端側の円錐台状周面での液密な前 記当接を行わせ得る。
【0015】 しかも、本考案の配管接続装置では、圧しネジ部材及び管路装置の高圧送液管 路部分を構成している金属(又はこれと同程度の剛性の樹脂)よりも剛性の低い 樹脂系材料からなるフェルールが、その両端側に円錐台状周面を備え、該円錐台 状周面で圧しネジ部材及び管路装置の高圧送液管路部分の円錐台状内周面に当接 するように構成されているので、圧しネジ部材の雄ネジ部を管路装置の雌ネジ部 に締め込むのみで、配管を実際上変形させることなくフェルールがその軸方向の みならず径方向に圧縮変形されるから、フェルールの内周面が該フェルールの嵌 装された配管の外周面に強く押し付けられ、フェルールの内周面と該フェルール の嵌装された配管の外周面との間のシールが確実に行われ得るのみならず、フェ ルールと配管との間に大きな摩擦力が付与され得、フェルールに対して配管が軸 方向にスリップする虞れが少ない。また、フェルールと管路装置との螺着を解除 するとフェルールがほぼ元の状態に戻り得るから、再度の配管接続の際にも圧し ネジと管路装置との螺合を進めるのみで、フェルールが配管に対して長手方向に 移動されて所期のシールが確実に行われ得る。従って、配管接続箇所に過大な空 隙が残る虞れが実際上ない。また、このシールの際にはフェルールが変形される ので、管路装置の高圧送液管路部分の形状・サイズなどがある程度異なっていて もこの差異を補償してシールを行い得る。 尚、フェルールが圧しネジ部材及び管路装置の高圧送液管路部分を構成してい る金属(又はこれと同程度の剛性の樹脂)よりも剛性の低い樹脂系材料からなる ので、高圧送液可能な強度を備えた配管に過度の力がかかる虞れが実際上ないか ら、配管材料として樹脂製のものを用い得る。 また、多数回または長期間の使用によりフェルールが大きく変形してシール性 能等が低下した場合には、このフェルールのみを配管から外して交換すればよい 。従って、管路装置間の配管長を常に一定に保ち得、配管長を最小限にし得るか ら、分析精度・感度を高く保ち得る。
【0016】
【課題解決手段の好ましい態様】
圧しネジ部材の雄ネジ部を管路部材の雌ネジ部に締め込んだ状態におけるフェ ルールの最大外径部の径は、好ましくは、圧しネジ部材の円錐台状内周面の最大 外径部の径よりも大きい。 この場合、圧しネジ部材の円錐台状内周面の最大外径部を規定する端壁部とフ ェルールの円錐台状周面との当接部においてフェルールに大きな圧縮応力がかか るので、フェルールの円錐台状周面の隣接部材に対する密接がこの部分において 確実に達成される。 また、高い応力下での繰り返し使用により、樹脂からなるフェルールが塑性変 形してきても、上記部分での密接が行われるので、多数回の繰り返し使用が可能 である。
【0017】 前記フェルールが、好ましくは、カーボンファイバーを混ぜたPEEK(ポリ エーテルエーテルケトン)樹脂からなる。 後述のとおり、カーボンファイバーを混ぜたPEEK樹脂製のフェルールを備 えた配管接続装置では、長期間確実に液密な配管接続を達成し得ることが後述の 多数回の実際の試験により確認された。 尚、フェルールは、好ましくは、射出成形により形成される。この射出成形時 の温度は、380〜400℃程度である。
【0018】 フェルールの円錐台状周面を形成している円錐の頂角は、好ましくは、圧しネ ジ部材の押圧部の円錐台状内周面を形成している円錐の頂角よりも小さい。 この場合、圧しネジ部材の雄ネジ部を管路装置の雌ネジ部に締め込むと、フェ ルールが軸方向に圧縮変形され、フェルールの円錐台状周面と圧しネジ部材の円 錐台状内周面とが密接することになる。
【0019】 尚、圧しネジ部材の押圧部の円錐台状内周面を形成している円錐の頂角が、4 0度程度の場合、フェルールの円錐台状周面を形成している円錐の頂角は、好ま しくは、27度程度である。頂角が大きすぎても小さすぎても、長期間(多数回 )の安定なシールが行なわれ難くなる虞れがある。
【0020】 圧しネジ部材の押圧部の円錐台状内周面を形成している円錐の頂角は、管路部 材の管路部分の円錐台状内周面の頂角とほぼ等しく、好ましくは、38〜42度 である。これにより、フェルールの二つの円錐台状周面の頂角が同一になるよう に、フェルールを左右対称にし得る。
【0021】
【実施例】
次に、本考案による好ましい一実施例の高速液体クロマトグラフィ用の高圧送 液配管接続装置1を、図1から図9に基づいて説明する。
【0022】 配管接続装置1の詳細を説明する前に、まず、配管接続装置1が適用される高 速液体クロマトグラフィ(以下では、『HPLC』と称する)装置2の概要につ いて説明する。
【0023】 図2において、液溜め3内の溶離液4が高圧ポンプ5によって細い送液管路6 に送られている際、手動試料注入器7又は自動試料注入器8で被分析試料が管路 6に注入され、カラム9で分離され、紫外検出器の如き検出器10及びこれに接 続されたデータ処理装置11により試料中の成分の種類及び量が検出される。尚 、12は吸引フィルタ、13はガス抜き器、14はパージ弁、15はラインフィ ルタ、16はトラップ、17は温度制御装置、18は屈折率検出器の如き付加検 出器、19はレコーダ、20は液体排出管である。また、溶離液が複数種類用い られる場合、例えば三種類用いられる場合、夫々添字a,bを付けて示すように 、各装置が並設され、夫々の送給割合を制御する勾配制御装置21,21a,2 1bが設けられる。更に、高圧ポンプの吐出側配管22,22a,22bは、四 方ジョイント23を介して、試料注入器7,8に接続されたラインフィルタ15 に通じるチューブ24に接続される。
【0024】 ところで、HPLCの場合、ポンプ5,5a,5bの吐出側、即ち高圧側では 、圧力は数10〜数100気圧である。従って、高圧側の配管としてのチューブ 25(典型的にはその外径は1.59mm程度で、その内径は0.1〜1.0m m、典型的には0.25〜0.8mm程度)と管路装置としての各機器5,5a ,5b,23,15,7,8,9,16との接続部26では、高圧に耐え得る液 密な配管接続装置が必要になり、この接続部に配管接続装置1が配設される。
【0025】 一方、主要な管路装置である機器5,5a,5b,23,15,7,8,9, 16間をチューブ25で直結してしまわないで、間に別の管路装置としての接続 具であるユニオン27等(勿論、四方ジョイント23もここでいう接続具の一種 と見なしてもよい)を設けることもあり得るから、ここでは多数のユニオン27 を用いた例を示したが、分析精度・感度等を向上させるという観点からはユニオ ン27の配設は最小限にすることが望ましく、配管接続装置1を用いる場合ユニ オン27はなくてもよく、所望ならばユニオン27を使用しないこともできる。 チューブ25とユニオン27の如き接続具との間の接続部28にも、高圧に耐え 得る液密な配管接続装置が必要になり、この接続部28に配管接続装置1が配設 される。図示の例では、ポンプ5等と四方ジョイント23との間は一本のチュー ブ25直結されているけれども、ここにも、ユニオン27等を設けてもよい。ま た、管路6を通る液体の流れを滞留させたり乱したりする虞れが実際上ない場合 、所望ならば、隣接主要管路装置間に、ユニオンなどを配管を介して二つ以上直 列に接続してもよい。
【0026】 管路装置の配管接続部は、実際上ほぼ同一の構造及び形状を備えているので、 以下では、とくに断らない限り、管路装置を符号30で総称する。
【0027】 次に、図1及び図3から図5を用いて、配管接続装置1の構成について詳細に 説明する。図1は配管接続装置1によってチューブ25を管路装置30に接続し た状態を示す断面説明図であり、配管接続装置1は、フェルール35と圧しネジ 36とからなる。図3は配管接続装置1のフェルール35に外力がかかっていな い状態でのフェルール35の断面説明図、図4は配管接続装置1の圧しネジ36 の断面説明図、図5は管路装置30の例としてのユニオン27の断面説明図であ る。
【0028】 管路装置30は、中央部に、HPLC装置2の高圧送液管路6の一部を構成す る高圧送液管路部分41を備えている。管路装置30の管路部分41は、ステン レス鋼(例えばSUS316)等の金属又は同程度の剛性で化学的に安定な樹脂 製で、軸方向の中心部にチューブ25と同様な細孔42を備え、細孔よりも一端 開口43に近いところには、接続されるべきチューブ25の先端部44が挿設さ れるべき円筒状孔部45を、この円筒状孔部の開口43側にはフェルール35の 一端側を受け入れる円錐台状孔部46を、開口43の開口端側には雌ネジ47の 切られた円筒状ねじ孔部48を備えている。尚、ねじ孔部48と円錐台状孔部4 6との間には、ネジのない円筒状孔部49がある。
【0029】 図5の場合、管路装置30がユニオン27であるから、高圧送液管路部分41 の軸方向の他端開口50側にも開口43側と同様な孔部45,46,49,48 等が形成されている。
【0030】 配管接続装置1自体の説明に戻ると、図3に示すように、外力がかかっていな い状態では、フェルール35は、両端55,56側に該端部55,56に近づく ほど細くなるような円錐台状の周面57,58を備え、周面57,58の間に円 筒状周面59を備えた管状体からなる。
【0031】 図3で示す状態において、フェルール35はチューブ25上で軸方向に摺動可 能であり、フェルール35の内径Cはチューブ25の外径(1.59mm=1/ 16インチ)とほぼ等しい。例えばフェルール35の内径C、最大外径D、最小 外径E及び長さFは、夫々、例えば、1.6mm、3mm、2mm及び5.5m mであり、その誤差は、径C、D及びEについて、夫々、+0.05mm、±0 .05mm及び±0.05mm程度、長さFについては±0.1mm程度である 。 また、フェルール35の円錐台状周面57,58を形成している円錐の頂角G は、27〜30度程度であり、この例の場合、27度である。尚、二つの面57 ,58の頂角Gは異なっていてもよい。
【0032】 この例の場合、相当な長さに亘って円筒状周面59が形成されているけれども 、後述の如く繰り返し使用によりフェルールの軸方向長さが短縮されるような塑 性変形をフェルール35が受けた後でも、フェルール35が管路装置30の開口 端43から突出してつまみ出し得る相対長さを有する場合、この周面部分59は なくてもよい。
【0033】 フェルール35は、カーボンファイバーを混ぜたPEEK樹脂を380〜40 0度程度の温度で、射出成型してなる。 このフェルール材料は、圧しネジ部材の材料となるステンレス鋼等の金属より も剛性が低くて変形され易い反面、HPLCでの100kg/cm2 程度の圧力 下でシールを行ない得るシール耐圧を有するように、通常のゴム等よりもはるか に高い剛性を有する必要がある。 また、フェルール材料は、弾性限界を越える力の作用下で、ワレ等が生じるこ となく塑性変形されるような粘りがあるものであることが好ましい。 尚、フェルール材料がHPLC用液体に対する化学的安定性等を有すべきこと は、その使用目的からして、当然のことであるが、好ましくは、加圧下でも金属 に対して固着されないことが好ましく、実用上は、加工し易く、安価なものが好 ましい。
【0034】 尚、フェルール35の材料は、カーボンファイバーを混ぜたPEEK(ポリエ ーテルエーテルケトン)樹脂の代わりに、例えば、無垢のPEEKでもよい。 尚、上記カーボンファイバー混入PEEK樹脂等と上記観点で同程度の物理的 特性を有するならば、他の樹脂材料を用いてもよい。
【0035】 尚、フェルール35の貫通孔60の両端の周壁には、切欠部61,61が形成 されている。この切欠部61は、型抜きを容易にするため、ちぎれ、破片を出さ ないためのもので、図3の例の場合、例えば0.5mm程度であるが、場合によ っては、なくてもよい。
【0036】 配管接続装置1の圧しネジ部材36は、ステンレス鋼等の剛性、化学的安定性 を備えた金属製で、図4に拡大して示すように、チューブ25の外周とほぼ同一 の径の貫通孔64を備えた管状体からなり、この管状体は、その外周に注目した 場合、大径の基部側円筒状部分65、小径の先端側円筒状部分66、及び両円筒 状部分65,66の間に位置する中間の径の円筒状部分67の三つの部分からな る。
【0037】 円筒状部分67は外周に雄ネジ68が切られた雄ネジ部分になっている。大径 の円筒状部分65は押しねじ36を手で回す際摘んで力を加える部分であり、外 周にローレット加工、溝69など粗面化加工が施されている。
【0038】 一方、小径部分66側の端部は円錐台状に拡径されており、この円錐台状内周 面70がフェルール35に対する押圧部71の押圧面として働く。より詳しくは 、円錐台状周面70は、小径部分66から、該小径部分66と雄ネジ部分67と の移行部72を経て、雄ネジ部分67の一部にまで延在している。尚、この面7 0は、表面粗さを極力低下させるような表面加工が施される。 押圧部71の円錐台状内周面70を形成している円錐の頂角Hは、フェルール 35の非押圧状態即ち非圧縮状態では、フェルール35の円錐台状周面57,5 8を形成している円錐の頂角Gよりも大きく、頂角Gが前述の如く27度程度の 場合、例えば40度程度である。尚、この頂角Hは、管路部材30の円錐台状周 面(孔)46を形成している円錐の頂角と同一又は同程度である。
【0039】 尚、円錐台状周面70の最大径部J、即ち小径部分66の先端73の内径Jは 、非圧縮状態のフェルール35の外径Dよりも大きく、例えば、3.2mm±0 .1mmである。一方、小径部分66の外径Kはこの例では、3.6mm±0. 1mmである。円錐台状周面部分70の深さLは例えば1mm程度、移行部分6 6の長さMは例えば0.7mm程度である。 尚、フェルール35を押圧した状態で、圧しネジ部材36の先端73側が、管 路部材30の開口43内に侵入し得る限り小径部分66の径はより大きくてもよ く、ネジ68の螺入を妨げない限り場合によっては、実際上なくてもよい。
【0040】 次に、以上のような構造を有する配管接続装置1によるチューブ25の管路装 置30への接続について、図1、図3及び図4に基づいてより詳しく説明する。
【0041】 まず、チューブ25の先端部44側に圧しネジ部材36及びフェルール35を 嵌装しておいて、チューブ25を先端部44の端面75が管路部材30の円筒状 孔45の底壁76に当接するまで押し込む。このときフェルール35は先端側の 円錐台状周面57の径方向内側部分が管路部材30の円錐台状周面46の対応す る径部分に当接するところまで挿入される。次に、圧しネジ部材36の手回し部 65を手で回すことにより、圧しネジ部材36の雄ネジ部67を管路部材30の 雌ネジ部47に螺入させる。圧しネジ部材36の螺入を進めると、圧しネジ部材 36の押圧部71の円錐台状内周面70の径方向内側部分がフェルール35の手 前側の円錐台状周面58の対応する径部分に当接し、更にこの円錐台状周面58 を軸方向Nに押圧・圧縮する。この軸方向圧縮変形に伴い、フェルール35の円 錐台状周面57,58のより広い部分が管路部材30の円錐台状周面46及び圧 しネジ部材36の押圧部71の円錐台状内周面70の対応する径部分に密接され るようになり(この密接の範囲は、フェルール35の使用による塑性変形の程度 によって大きくなる)、またフェルール35のうち管路部材30及び圧しネジ部 材36の円錐台状周面46,70から軸方向に離れた部分、即ちほぼ円筒状周面 59によって規定される部分77は径方向外向きPに拡がる。従って、元々は破 線P1で示す位置にあったフェルール35の円筒状周面59は、例えば図1にお いて実線P2で示す位置にくる。その結果、フェルール35の円錐台状周面57 ,58(の主として径方向内側の少なくとも一部)が隣接部材30,36の円錐 台状内周面46,70(の対応する径部分)に密接せしめられるのみならず、径 方向外方への突出部77の基部付近77a,77bが隣接する管路部材30の角 部79及び圧しネジ部材36の小径部分66の先端部66aに強く密接せしめら れ、耐圧の高いシールを行なう。尚、このときでも、通常は、図1に示すように 、雌ネジ部47の一部47aは雄ネジ部67に対して螺合することなく残ってい る。
【0042】 一方、押圧部71の円錐台状内周面70のN方向への移動に伴ない、フェルー ル35のうち管路部材30及び圧しネジ部材36の円錐台状周面46,70に直 接接触した部分によって規定される部分78では、径方向内向きQにも押圧され る。従って、フェルール35の円筒状内周面60がチューブ25の外周面80に 強く密接せしめられ、耐圧の高いシールを行なうと共に、チューブ25のフェル ール35に対する軸方向N1のスリップ及び抜けを防ぐ。
【0043】 尚、圧しネジ部材36のネジ部67の内周面64とチューブ25の外周面80 との間には若干の隙間81があるので、符号82で示すようにこの隙間81にも フェルール35の材料が変形して入り込み、フェルール35によるシール性を高 め、チューブ25のスリップ及び抜けの防止性能を高める。尚、同様の理由によ り、フェルール35の先端も、チューブ25と管路装置30の孔45(1.6+ 0.05mm)との間に、わずかに、押し込まれる。
【0044】 ところで、フェルール35の材料であるカーボンファイバー混入PEEKは、 樹脂として、高圧下ではある程度の塑性流動変形をするので、フェルール35を 繰り返し使用すると、外力を取り除いた状態におけるフェルール35の形状は徐 徐に変化し、軸方向Nに短くなり、材料部分77が、破線77cで示すように、 管路部材30の円筒状孔49の周面の相当の範囲にわたって密接するようになる まで径方向外方Pに拡がり、材料部分82が間隙81中に長く侵入する。
【0045】 このように、フェルール35の軸方向長さが変化しても、圧しネジ部材36の 雄ネジ部67を管路部材30の雌ネジ部47により深く螺入させることにより、 フェルール35の機能は長期間実際上同様に保たれ得る。尚、この螺入の程度は 、手回し部65を指で摘んで回すに要する力が急激に増大するところと対応する ように手回し部の外径が選択されることになる。
【0046】 尚、HPLC装置2の運転中におけるバルブの開閉などに起因する瞬間的な液 圧上昇などによってチューブ25の位置がずれてチューブ25の端面75と管路 装置30の高圧送液管路部分41の孔45の底面76との間に空隙が生じたり、 高圧下での長期間の使用等によるフェルール35の塑性変形に起因して液漏れが 生じるようになったりした場合、例えばレコーダー19の出力波形の異常などに よってこれらのことがわかるから、螺合部を一旦緩めてチューブ25の位置調整 をした後螺合部を締め直したり、単に螺合部を更に締め込んだり、最悪の場合で も単にフェルール35を交換することによって、容易且つ確実にHPLC装置2 を元の運転状態に戻し得る。
【0047】 次に、配管接続装置を繰り返し使用した際のシール性能の変化などについて行 った試験について説明する。
【0048】
【実際の試験】
本考案の前記実施例の配管接続装置1からなる三つの試験体1,2,3並びに 図12の従来の配管接続装置133からなる比較試験体1及び図13の従来の配 管接続装置153からなる比較試験体2について、シール機能等の観点での耐久 性能の試験をした。
【0049】 試験は、管路の開閉頻度、即ち配管接続装置の接続及び接続解除の頻度が高い 箇所での配管接続装置の使用を想定し、配管接続装置の接続、管路の加圧/ 減圧、配管接続装置の接続解除の三ステップ〜を繰り返し、この繰り返し 回数に依存してシール性能がいかに変化するかについて、最高耐圧の変化等で調 べた。 より詳しくは、各回について、繰り返し回数の増加に伴う耐圧の変化、フ ェルール等の形状の変化、液漏れの有無、及び配管と接続装置との間のスリ ップの有無を調べた。
【0050】 試験に際しては、図6に示すように、管路装置としての高圧ポンプ5の吐出側 を、試験体とチューブ25とを介して、背圧管85及び圧力計86に接続した。 次に、ポンプ5で350kg/cm2 まで昇圧してポンプ5を停止させ、その 後2分経過後の圧力計86での読みを記録した。昇圧中に、液漏れが生じても、 配管接続装置の接続状態を変えることなく(圧しネジ部材の螺入状態を変えるこ となく)、圧力が350kg/cm2 に達するまでは強制的に昇圧した。尚、シ ール性能が低下して、350kg/cm2 まで昇圧できない場合には、昇圧可能 であった最大圧力を記録した。
【0051】 また、圧力測定後大気圧に戻すごとに、試験体ないし比較試験体である配管接 続装置1,133又は153による接続を解除し、フェルールの部分などを取り 出して観察した。この観察に際しては、フェルール35,130又は150の 先端近傍の彎曲部35aからチューブ25の先端75までの長さS(図9参照) を測定してスリップの有無を調べ、フェルール35,130、又は150の形 状の変化を観察・記録した。
【0052】 試験結果は、図7から図9、並びに表1及び表2に示すとおりである。
【0053】 まず、耐圧の変化について説明する。 図7の(a)及び(b)には、20回毎のポンプ停止後2分経過時の圧力の平 均値を示す(例えば試験体1について40のところに348とあるのは、試験体 1では第21回目〜第40回目までの20回の耐圧の平均値が348kg/cm 2 であったことを示す)。また、図7の(a)中、折れ線87a,87b,87 c及び折れ線88a,88bは、夫々、試験体1,2,3及び比較試験体1,2 についての結果を示す。
【0054】 図7から判る通り、試験体1〜3の場合120〜140回程度までは、実際上 ほぼ最大値まで昇圧できたのに対して、比較試験体1の場合40回程度を越える と耐圧が急激に下がり、比較試験体2の場合でも、60回程度を越えると耐圧が 目に見えて低下した。
【0055】 より詳しくは、試験体1〜3では、120回までは液漏れすることなく350 kg/cm2 まで昇圧し得た。試験体3で、131回目に液漏れが生じ、2分後 の圧力が321kg/cm2 に下がり、139回目には2分後の圧力が230k g/cm2 まで落ちた。しかし、試験体3で、132回目以降及び140回目に は、再びシール性能が回復し、132回目及び140回目は2分後の圧力でも、 夫々、346kg/cm2 及び348kg/cm2 であった。
【0056】 尚、図8の(a)及び(b)には、試験体1〜3について、140回目以降の 5回毎のポンプ停止後2分経過時の圧力の最低値(例えば試験体1について14 0のところに342とあるのは、試験体1では第140回目〜第144回目まで の5回の耐圧の最低値が342kg/cm2 であったことを示す)を折れ線87 a,87b,87cで示す。 図8を図7と比較してみれば明らかなように、試験体1〜3の場合、平均値と 比較して大幅にズレるようなデータはない。即ち、不測の圧力低下が生じる虞れ も実際上ないことが判る。
【0057】 次に、液漏れについていえば、試験体1〜3の全てにおいて、120回目まで は液漏れはなく、試験体1〜3のうち試験体3で131回目及び139回目に若 干の液漏れがあったものの、140回目でこの液漏れも実際上なくなった。16 0回目程度から液漏れが徐々に始まった。 一方、比較試験体1では、43回目で液漏れが生じ、44回目で一旦回復した ものの、45回目以降液漏れが徐々に激しくなり、75回目では、シール不能に なった。 更に、比較試験体2の場合、60回目で液漏れが生じ、2度の圧力低下が生じ た。それ以降液漏れが徐々に激しくなり、75〜100回目を越えると液漏れが 顕著で昇圧可能レベルが大幅に低下した。
【0058】 配管と接続装置とのスリップについていえば、試験体1〜3では、耐圧及び液 漏れに実際上問題の生じなかった140回目までは、実際上スリップは生じなか った。 比較試験体1では、ある程度のスリップが早いうちから生じた。 一方、比較試験体2では、耐圧データ上では、一見問題がなかったように見え るけれども、実際には、43回目までに、明白なスリップが4度生じた。
【0059】 更に、フェルールの形状変化についていえば、試験体1〜3の場合、150回 目あたりから図1についての説明の際詳述したような塑性変形が肉眼で判るよう に顕著になり、160回目程度以降、徐々に図9に示すような形状になって、シ ール性が失われた。但し、その形状変化は緩やかであった。 比較試験体1の場合、形状変化は、少なく、主に、先端部が変形していた。 比較試験体2の場合、形状変化は、試験体1〜3とほぼ同様であったが、素材 に粘りが少ないので、両端部及び最大径部に、亀裂、ちぎれ、割れが生じていた 。これが、液漏れ、シール不能の原因であると考えられる。
【0060】 尚、比較試験体1の場合、螺合状態を解除した際フェルールが管路装置106 の開口104内に残留すると、その形状の故に、フェルールの取り出しは実際上 不可能であった。
【0061】 上記の劣化に伴うシール性能、形状の変化の概要を、まとめると、下記の表− 1のようになる。
【0062】
【表1】
【0063】 以上の試験結果によれば、本考案による好ましい実施例の配管接続装置1であ る試験体では、いずれも、比較試験体1及び2よりもはるかに良好な結果が、安 定的に得られることがわかる。 配管接続装置1では、フェルール35は、応力の蓄積により、シール部のまわ りの隙間に向かって徐々に変形するけれども、手回しなので、ネジ部の締め付け トルクが過大になる虞れが少ないから、変形は徐々にしか生じない。 尚、使用条件、使用者の個人差等により、耐用回数には若干のバラツキが生じ ると考えられるけれども、本考案者は、通常のHPLC配管の接続装置として用 いる場合、ほとんど問題にならない程度のバラツキになるにすぎないものと考え ている。 一方、比較試験体1は、フェルールの先端が消耗しやすいので、耐久性が小さ い。 また、比較試験体2では、スリップが生じ易く、実際上配管が抜ける虞れがあ り、HPLC分析の中断・やり直しなどを要することになり、実際上安心して、 使用され難い。このスリップの生じ易さは、剛性などの観点でのフェルール及び 押しネジ部材の材料の組み合わせが悪いためであると考えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による好ましい一実施例の配管接続装置
の断面説明図。
【図2】図1の配管接続装置が適用されるHPLC装置
の説明図。
【図3】図1の装置のフェルールの断面説明図。
【図4】図1の装置の圧しネジ部材の断面説明図。
【図5】図1の接続装置で配管に接続される管路装置の
例であって、図2のHPLC装置のユニオンの断面説明
図。
【図6】試験装置の説明図。
【図7】試験での疲労による劣化の測定結果を示す図。
【図8】試験での各5回の最小耐圧値の測定結果を示す
図。
【図9】試験の終りの段階でのフェルールの変形状態を
示す説明図。
【図10】従来の通常の配管接続装置の斜視分解説明
図。
【図11】図10の接続装置の種々の使用状態の断面説
明図。
【図12】従来の別の配管接続装置の断面説明図。
【図13】従来の更に別の配管接続装置の断面説明図。
【符号の説明】
1 配管接続装置 2 HPLC装置 5 ポンプ(管路装置) 7 手動試料注入器(管路装置) 8 自動試料注入器(管路装置) 9 カラム(管路装置) 15 ラインフィルタ(管路装置) 16 トラップ(管路装置) 23 四方ジョイント(管路装置) 27 ユニオン(管路装置) 30 管路装置 35 フェルール 36 圧しネジ部材 41 高圧送液管路部分 43 開口 46 円錐台状孔部(内周面) 47 雌ネジ部 57 円錐台状周面 58 円錐台状周面 67 雄ネジ部 70 円錐台状周面 71 押圧部

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高速液体クロマトグラフィ用の高圧送液
    管路の一部を構成する高圧送液管路部分を備え且つ該管
    路部分の開口端部近傍の周壁に雌ネジ部が形成された管
    路装置に高圧送液配管を液密に接続するための高速液体
    クロマトグラフィ用の高圧送液配管接続装置であって、
    両端側に円錐台状周面が形成され高圧送液配管に嵌装さ
    れるように構成された管状体からなり、高圧送液管路の
    一部を構成する高圧送液管路部分を備えた管路装置の該
    管路部分の円錐台状内周面の一端開口部に一端側の円錐
    台状周面が液密に当接されるように構成されたフェルー
    ルと、高圧送液配管に嵌装され、フェルールの他端側の
    円錐台状周面に液密に当接される円錐台状内周面の押圧
    部及び管路装置の雌ネジ部に螺合される雄ネジ部を備
    え、雄ネジ部が管路装置の雌ネジ部に締め込まれた際円
    錐台状内周面の押圧部がフェルールの前記他端側の円錐
    台状周面を押圧して、フェルールの両端側の円錐台状周
    面での液密な前記当接を行わせるように構成された圧し
    ネジ部材とを有するものにおいて、 前記圧しネジ部材が前記管路装置の高圧送液管路部分と
    同程度の剛性の金属からなり、前記フェルールが前記金
    属よりも剛性の低い樹脂系材料からなることを特徴とす
    る高速液体クロマトグラフィ用の高圧送液配管接続装
    置。
  2. 【請求項2】 圧しネジ部材の雄ネジ部を管路部材の雌
    ネジ部に締め込んだ状態におけるフェルールの最大外径
    部の径が圧しネジ部材の円錐台状内周面の最大外径部の
    径よりも大きい請求項1に記載の配管接続装置。
  3. 【請求項3】 前記フェルールがカーボンファイバーを
    混ぜたPEEK(ポリエーテルエーテルケトン)樹脂か
    らなる請求項1又は2に記載の配管接続装置。
  4. 【請求項4】 フェルールの円錐台状周面を形成してい
    る円錐の頂角が、圧しネジの押圧部の円錐台状内周面を
    形成している円錐の頂角よりも小さい請求項1から3ま
    でのいずれか一つの項に記載の配管接続装置。
  5. 【請求項5】 フェルールの円錐台状周面を形成してい
    る円錐の頂角が27度である請求項1から4までのいず
    れか一つの項に記載の配管接続装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008525817A (ja) * 2004-12-28 2008-07-17 システック、エルエルシー 流体分析装置
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