JPH0680233A - インサートメタル供給装置 - Google Patents

インサートメタル供給装置

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Publication number
JPH0680233A
JPH0680233A JP26051092A JP26051092A JPH0680233A JP H0680233 A JPH0680233 A JP H0680233A JP 26051092 A JP26051092 A JP 26051092A JP 26051092 A JP26051092 A JP 26051092A JP H0680233 A JPH0680233 A JP H0680233A
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JP
Japan
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insert metal
feeder
insert
guide groove
metal
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Withdrawn
Application number
JP26051092A
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English (en)
Inventor
Tomoaki Isayama
知明 諌山
Katsuyuki Iihara
勝之 飯原
Masaru Fujiwara
勝 藤原
Yuichi Higo
裕一 肥後
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Nisshin Co Ltd
Original Assignee
Nisshin Steel Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 インサートメタルを介在させて金属板同士が
重ね合わされて成る制振金属板を製造するに際し、金属
板上にインサートメタルを精度良く均一な状態に供給す
る。 【構成】 インサートメタルを案内する複数列の案内溝
1bが幅方向に等間隔で且つ下流側が低く形成されている
整送フィーダ1に振動付与装置2と下流側のインサート
メタルを整列保持する整列保持機構3と上流側にインサ
ートメタルを散布する供給フィーダ5とが設けられてお
り、整送フィーダ1の下流側端部でインサートメタルを
保持する保持部を形成された保持部材6aが整送フィーダ
1に往復動自在に設置された送り出し装置6の上方位置
にインサートメタルを吸着する吸着パット7が昇降装置
8によって昇降自在に設置され更に吸着パット7の下方
位置で金属板11クランプする台車9が移動自在に設けら
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インサートメタルを介
在させて金属板同士が重ね合わされて成る制振金属板を
製造する過程において、金属板同士を重ね合わす前に一
方の金属板上にインサートメタルを精度良く均一な状態
に供給することのできるインサートメタル供給装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、騒音公害の抑制や静寂な環境が要
求されてきて、制振材料の利用範囲及び需要が拡大して
きた。この利用範囲の拡大に伴って、制振性能はもとよ
り強度,耐熱性,加工性等に優れた制振材料が要求され
ている。そこで本出願人は、重ね合わされた金属板と金
属板との間に微小な幅を有するインサートメタルが介在
せしめられており、このインサートメタルと両金属板と
の間で拡散による冶金学的な接合を主たる接合要因とす
る接合部を形成し且つこの接合部以外は冶金学的に接合
しない状態で当接していて、制振性能,強度,耐熱性,
加工性等に優れた特性を有する制振金属板(以下、複合
型制振金属板と言う)を提案した。
【0003】前記した複合型制振金属板を製造するに
は、重ね合わされる一方の金属板上にインサートメタル
をほぼ均一に分布せしめてからこの金属板のインサート
メタル上に他方の金属板を重ね合わせて後、これら金属
板間に面圧を作用させた状態で且つ各金属板とインサー
トメタルとの間で拡散が起こる温度で焼鈍を行うのであ
る。この複合型制振金属板は、冶金学的な接合を主たる
接合要因とする接合部以外の冶金学的に接合しない状態
で当接している部分が形成されて初めて制振性能を発揮
することができ、また金属板同士の接合強度は冶金学的
な接合を主たる接合要因とする接合部の占める割合によ
って影響を受けるので、インサートメタルとしてはその
厚さが比較的薄く且つ面積が比較的小さな板状であるこ
とが好ましいのである。従来、複合型制振金属板を製造
する過程においては、金属板上に前記した如き厚さが薄
く且つ面積が比較的小さなインサートメタルを人手によ
ってほぼ均一に分布せしめるように供給していた。
【0004】しかしながら、複合型制振金属板を実用上
支障の無い接合強度を有するように製造するためには、
金属板の投影面に対して最大50%迄の面積を占めるよ
うに上記した如き厚さが薄く且つ面積が比較的小さなイ
ンサートメタルを金属板上に均一に分布させなければな
らないので(特開平3−81137号公報及び特開平3
−81138号公報参照)、その分布させる作業を人手
によって行うと非常に多くの手間と時間とを要するため
複合型制振金属板の生産性が悪く、また金属板上にイン
サートメタルを均一に分布しようとしても人手による作
業であるためにその精度には限界があり、製造された複
合型制振金属板は金属板間にインサートメタルが不均一
な分布状態で介在したものとなってしまって接合強度が
不均一となり安定した品質のものが製造できないという
欠点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記した如
き従来技術の欠点を解消し、インサートメタルを金属板
上に精度良くほぼ均一に且つ効率的に供給して、均一な
安定した品質を有する複合型制振金属板を効率的に生産
することを可能とするインサートメタルの供給装置を提
供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者等は上記課題を
解決すべく種々検討した結果、略円板状のインサートメ
タルの最大径より僅かに広幅の複数列の案内溝が幅方向
に等間隔で且つ下流側が低く形成されている整送フィー
ダに振動を付与して該案内溝に沿ってインサートメタル
を下流側に移動させる振動付与装置と下流側に案内され
てきたインサートメタルを整列保持せしめる整列保持機
構とを設置し、整送フィーダの上流側にはインサートメ
タルを散布せしめる供給フィーダを、また整送フィーダ
の下流側端部には整送フィーダの各案内溝を案内されて
きたインサートメタルを保持せしめる保持部が各案内溝
に対応させて形成されている保持部材を往復動自在に設
置されている送り出し装置を設置し、この送り出し装置
の保持部材を最も突出させた位置の各保持部に対応する
位置に保持部に保持されたインサートメタルを吸着せし
める吸着パットを昇降装置によって昇降自在に設置し、
更に吸着パットの下方位置でインサートメタルを供給さ
れる金属板を移動せしめ得る台車を設置すれば、重ね合
わされる一方の金属板上にインサートメタルを精度良く
ほぼ均一に供給することができるばかりか、単位時間当
りのインサートメタルの供給量を大幅に増加させること
ができて複合型制振金属板の生産性を向上させることが
できることを究明して本発明を完成したのである。
【0007】以下、図面により本発明に係るインサート
メタル供給装置について詳細に説明する。図1は本発明
に係るインサートメタル供給装置の1実施例の概略を示
す正面図、図2は図1の概略平面図、図3は図2におけ
るA−A線一部拡大説明図、図4は案内溝を形成されて
いる整送フィーダの1例を示す斜視図である。
【0008】図面中、1は円板状又は円に近い多角形の
板状に成形された略円板状のインサートメタル10の最大
径より僅かに広幅の複数列の案内溝1bが幅方向に等間隔
に且つ下流側が低く形成されている整送フィーダであ
る。この整送フィーダ1は、複数列の案内溝1b内でイン
サートメタル10を順次下流側に案内することができれば
どのような構造でも良く、図示した実施例では複数列の
案内溝1bを形成されている最も上流側に位置するトラフ
1aaと最も下流側に位置するトラフ1acとこれらトラフ1a
aと1acとの間に位置する複数の中間のトラフ1abとをそ
れぞれ下流側が低くなる傾斜した状態に且つ下流側に位
置するトラフの案内溝1bが上流側に位置するトラフの案
内溝1bより順次低くなるように段差を有する状態に連続
せしめたトラフ群1aより成り、最も上流側に位置するト
ラフ1aaの案内溝1bは断面V字状を成し、残るトラフ1ab
及び1acの案内溝1bは断面コ字状を成している。そして
最も上流側に位置するトラフ1aaの案内溝1bの列数に対
して残るトラフ1ab及び1acにはそれぞれ2倍の案内溝1b
の列数が形成されていると共に、最も上流側に位置する
トラフ1aaのV字状を成す案内溝1bの底部の位置とそれ
に続く中間のトラフ1abの案内溝1bの山部の頂部の位置
とが前記段差部において対応させて設置されている。ま
た整送フィーダ1の中間のトラフ1abの案内溝1bの途中
には、その底部にインサートメタル10の最小径より小さ
い幅のスリット1cが形成されていることがインサートメ
タル10の移動に伴って移動してきたゴミ等をそのスリッ
ト1cから落下除去できて好ましい。
【0009】2は整送フィーダ1に微細な振幅の振動を
付与してインサートメタル10を下流側に移動させる振動
付与装置、3は整送フィーダ1の下流側に設けられてお
り振動付与装置2により振動せしめられて整送フィーダ
1の案内溝1bに供給されたインサートメタル10が下流側
に案内されてきたときに上下に重なっていたり立ってい
たりして、所定の状態でないすなわち略円板状の平面部
分が案内溝1bの案内される方向に対して平行な状態でな
いインサートメタル10を案内溝1b内から除去して前記所
定の状態で案内されてきたインサートメタル10のみをそ
の状態を保持して更に下流側に案内せしめる整列保持機
構であって、図示した実施例では最も下流側に位置せし
められたトラフ1acの各案内溝1bの少なくとも最も下流
位置から上流側の適当な距離に至るまでの上方にその下
面と案内溝1bの底面とでインサートメタル10の板厚の2
倍未満で1倍を超える間隔好ましくは1倍半程度の間隔
を形成し得るようにカバー3aが設置されており、また最
も下流側に位置するトラフ1acが前記カバー3aの上流側
端部の上流側で案内溝1bが屈曲されておりこの屈曲され
ている部分のインサートメタル10の案内される側壁と反
対側には側壁が形成されておらず且つ案内溝1bに連続し
て比較的大きな貫通孔3bが穿設されている。
【0010】4は前記整列保持機構3の貫通孔3bを貫通
落下して除去されたインサートメタル10を後述する供給
フィーダ5に搬送すべく整列保持機構3の貫通孔3bの下
方位置に整送フィーダ1の幅方向に設置されているコン
ベア又はトラフ4aと、このコンベア又はトラフ4aの下流
側端部近傍から後述する供給フィーダ5に至るコンベア
4bとから構成されている搬送機構であり、前記貫通孔3b
の下方位置にトラフ4aを設置した場合にはこのトラフ4a
は傾斜した状態に設置されていると共に振動を付与する
装置が設けられている。
【0011】5は整送フィーダ1の上流側に設置されて
おり、例えば内壁面に溝が形成されている本体に振動を
付与することによってその内部に投入されたインサート
メタル10をその溝に沿って上方に案内して順次定量的に
外部に供給することのできる種々の分野で利用されてい
るパーツフィーダに、その先端が整送フィーダ1の全幅
に亘って往復回動し得る分配樋が設けられて成る供給フ
ィーダである。
【0012】6は整送フィーダ1の各案内溝1bに対応す
る位置に案内されてきたインサートメタル10を整送フィ
ーダ1の幅方向に直線状を成す状態に保持する保持部を
形成されている保持部材6aが整送フィーダ1の下流側端
部に所定のストロークで往復動自在に設置されている送
り出し装置であり、この保持部材6aにピストンロッドを
固定された油圧シリンダ又は空気シリンダ6bが設置され
ている。この保持部としては、保持部材6aの整送フィー
ダ1側の端部にインサートメタル10の板厚より浅い円形
の凹部が形成されていたり、保持部材6aに各案内溝1bに
沿って案内されてきた1個のインサートメタル10のみが
載置される位置で且つ保持部材6aの各案内溝1bに対応す
る位置に貫通孔が穿設されておりインサートメタル10の
下面を真空圧力により吸着するように吸着パットが構成
されていたり、又はこれらを組み合わせたりすると保持
部材6aの移動に際してインサートメタル10の脱落が確実
に防止されると共にインサートメタル10を正確な位置に
規定できるので好ましい。また前記した整列保持機構3
のカバー3aの端部は、この保持部上方位置まで延設され
ていることが好ましい。
【0013】7は保持部材6aにピストンロッドを固定さ
れた油圧シリンダ又は空気シリンダ6bの作動により送り
出し装置6の保持部材6aを整送フィーダ1の下流側端縁
から所定のストロークで最も離れた位置に移動せしめた
ときにこの保持部材6aの各保持部の上方に待機している
状態で昇降装置8により昇降自在に設置されている吸着
パットであり、昇降装置8は各吸着パット7を固定され
た支持材8aをピストンロッドに固定せしめた比較的スト
ロークの短いシリンダ8bが比較的ストロークの長いシリ
ンダ8dに支持部材8cを介して固定されている。また図示
しないが、吸着パット7が送り出し装置6の保持部に保
持されているインサートメタル10を吸着したときに吸着
パット7の真空圧力を検知する圧力センサが、また送り
出し装置6の保持部として前記インサートメタル10の下
面を真空圧力により吸着するよう構成されている場合に
あってはインサートメタル10の下面を吸着するための吸
着パットの真空圧力を検知する圧力センサが設置されて
いると共に、送り出し装置6の保持部に保持されたイン
サートメタル10を吸着した吸着パット7が昇降装置8に
よって上昇させられる際や送り出し装置6の保持部に穿
設されている貫通孔でインサートメタル10の下面を吸着
パットが吸着して送り出す際にこの圧力センサの測定圧
力が所定圧力よりも高いとその信号を受けてインサート
メタル10の吸着欠落の警報を発する警報装置が設けられ
ていることが好ましい。
【0014】9は吸着パット7の下方位置に位置せしめ
られている金属板11を所定の方向に送るための台車であ
り、インサートメタル10を載置される金属板11が前記整
送フィーダ1の幅より広い板幅を有している場合には金
属板11の長さ方向及び幅方向の両方向に移動自在に設置
される。ここで金属板11がその板幅と整送フィーダ1の
幅とがほぼ合致している場合には、台車9が吸着パット
7の並び方向と直交する方向にのみ移動し得るように設
置されていれば良い。
【0015】
【作用】このように構成されている本発明に係るインサ
ートメタル供給装置によりインサートメタル10を金属板
11上に供給するには、先ず供給フィーダ5より整送フィ
ーダ1の上流側にインサートメタル10を散布する。この
とき案内溝1bが下流側が傾斜した状態で設置されている
整送フィーダ1は振動付与装置2によって微細な振幅の
振動を付与されておりまたインサートメタル10が略円板
状を成しているので、散布されたインサートメタル10は
整送フィーダ1の案内溝1bに沿って下流側に案内され
る。インサートメタル10は通常上流側では重なっていた
り立っていたりして塊まった状態を成しているが、整送
フィーダ1の案内溝1b内を微細な振幅の振動を付与され
ながら下流側に案内されて行くに従って整送される。
【0016】このとき整送フィーダ1が、案内溝1bの途
中にインサートメタル10の送り方向で下流側を低くした
段差を形成されており、最も上流側に位置するトラフ1a
aの案内溝1bの列数に対して残るトラフ1ab及び1acの案
内溝1bの列数はそれぞれ2倍であって、最も上流側に位
置するトラフ1aaのV字状を成す案内溝1bの底部の位置
とそれに続く中間のトラフ1abの案内溝1bの山部の頂部
の位置とが前記段差部において対応させて設置されてい
ると、上流側に散布されたインサートメタル10を下流側
に行くに従って確実に各案内溝1bにほぼ均等に分散させ
ることができるのである。そして、整送フィーダ1の案
内溝1bの途中にその底部にインサートメタル10の最小径
より小さい幅のスリット1cが形成されていると、インサ
ートメタル10の移動に伴って移動してきたゴミ等を除去
することができる。
【0017】かくして整送フィーダ1の案内溝1bの下流
側に案内されてきたインサートメタル10は、整列保持機
構3により所定の状態で整列保持される。すなわち、整
列保持機構3が図示した実施例の如く下流側で整送フィ
ーダ1の案内溝1bの上方にその下面と案内溝1bの底面と
でインサートメタル10の板厚の2倍未満で1倍を超える
間隔好ましくは1倍半程度の間隔を形成し得るようにカ
バー3aが設置されており、且つ最も下流側に位置するト
ラフ1acが前記カバー3aの上流側端部の上流側で案内溝1
bが屈曲されていると共にこの部分のインサートメタル1
0を案内すべき側壁と反対側には側壁が形成されておら
ず且つ案内溝1bに連続して比較的大きな貫通孔3bが穿設
されていると、所定の状態で案内されてきたインサート
メタル10は案内溝1bの屈曲されている部位で一方の側壁
に当接しながら更に下流側に案内され、また所定の状態
でない状態で案内されてきたインサートメタル10は不安
定な状態であるから貫通孔3bから下方に落下したりまた
所定の状態のインサートメタル10に重なって更に下流側
に案内されてきたインサートメタル10がカバー3aの上流
側端部に当って案内溝1bからズレて貫通孔3bから下方に
落下する。従ってカバー3aの設置されている少なくとも
最も下流位置から上流側の適当な距離に至る位置の下方
位置では、インサートメタル10が所定の状態で案内溝1b
に整列保持される。
【0018】貫通孔3bから落下したインサートメタル10
は、貫通孔3bの下方位置に設置されている搬送機構4の
コンベア又はトラフ4a上に供給されてこのコンベア又は
トラフ4aの下流側に設置されているコンベア4bまで搬送
されて後、このコンベア4bにより供給フィーダ5まで搬
送される。
【0019】整送フィーダ1の各案内溝1bに案内されて
最も下流側に案内されたインサーメタル10は送り出し装
置6の保持部材6aに形成されている各保持部に保持され
る。しかる後、上方に吸着パット7が待機している待機
位置まで油圧シリンダ又は空気シリンダ6bのピストンロ
ッドによって保持部材6aを突出させ、昇降装置8により
下降せしめられた吸着パット7で送り出し装置6の突出
せしめられた保持部材6aの保持部に保持されているイン
サートメタル10を吸着させ、昇降装置8により吸着パッ
ト7を上昇させると共に保持部材6aを引っ込める。この
とき、送り出し装置6の保持部の保持部材6aの整送フィ
ーダ1側の端部にインサートメタル10の板厚より深さの
浅い円形の凹部が形成されていたり、保持部材6aに各1
個のインサートメタル10のみが載置される位置で且つ整
送フィーダ1の各案内溝1bに対応する保持部材6aの位置
に貫通孔が穿設されておりインサートメタル10を真空圧
力により吸着するように吸着パットが構成されていたり
すると、保持部材6aの移動に際してインサートメタル10
の脱落が確実に防止されると共にインサートメタル10を
正確な位置に規定できる。更に、吸着パット7の真空圧
力を検知する圧力センサ又は送り出し装置6の保持部で
インサートメタル10の下面を吸着するための吸着パット
の真空圧力を検知する圧力センサが設置されていると共
に、この圧力センサの測定圧力が所定圧力よりも高いと
その信号を受けてインサートメタル10の吸着欠落の警報
を発する警報装置が設けられていると、全ての吸着パッ
ト7にインサートメタル10が吸着されないか又は送り出
し装置6の全ての保持部にそれぞれインサートメタル10
が保持されていない場合に圧力センサの測定圧力が所定
圧力よりも高いことを圧力センサが検知して警報が発せ
られるので、インサートメタル10が欠落していることを
確認することができる。
【0020】またインサートメタル10を吸着している吸
着パット7の下方には、台車9にクランプされた金属板
11をインサートメタル10を供給される所定の位置に位置
せしめておく。
【0021】送り出し装置6の保持部材6aが上記した如
き往復動している間は、整送フィーダ1の案内溝1bの少
なくとも下流側に案内されているインサートメタル10の
移動を停止させておく。すなわち、例えば振動付与装置
2の作動を停止させて整送フィーダ1の振動を停止させ
れば簡単にインサートメタル10の移動を停止させること
ができ、また図示しないが送り出し装置6の保持部材6a
が往復動している間だけ整送フィーダ1の下流側端部の
各案内溝1bに対応する位置に突出するストッパを設けれ
ばこのストッパにより最も下流側に案内されたインサー
トメタル10の移動を停止させた状態で整送フィーダ1の
各案内溝1b内のインサートメタル10が常に下流側のイン
サートメタル10を押圧しながらその移動を停止せしめら
れるので、送り出し装置6の保持部材6aが引っ込められ
てストッパによるインサートメタル10の停止状態を解除
したときに最も下流側に案内されたインサートメタル10
が迅速且つ確実に送り出し装置6の保持部材6aに保持さ
れるのである。
【0022】そして昇降装置8のシリンダ8dを作動させ
てインサートメタル10を吸着している吸着パット7をイ
ンサートメタル10が台車9にクランプされている金属板
11に当接するまで下降させて、吸着パット7の吸着状態
を解除してインサートメタル10を金属板11上に載置して
供給する。次いで吸着状態を解除された吸着パット7を
昇降装置8のシリンダ8dにより前記した待機位置まで上
昇させて待機させておく。
【0023】次いで、インサートメタル10を供給すべき
所定の位置に金属板11を移動すべく台車9を移動させ
る。このような作業を、インサートメタル10が金属板11
上全体にほぼ均一に供給するまで繰り返し行うのであ
る。ここで、整送フィーダ1の幅に対して金属板11の板
幅が2倍以上のほぼ整数倍である場合には、整送フィー
ダ1の幅方向に上記作業ごとに金属板11の全幅に亘って
インサートメタル10が供給されるまで台車9を介して金
属板11を順次移動させて後に油圧シリンダ9bにより整送
フィーダ1の幅方向と直行する方向に台車9を介して金
属板11を所定の距離だけ移動させると共にこの位置で前
記した如く金属板11の全幅に亘ってインサートメタル10
が供給されるように整送フィーダ1の幅方向に台車9を
介して金属板11を順次移動させるような作業を繰り返し
行えば良く、また整送フィーダ1の幅に対して金属板11
の板幅がほぼ同一である場合には、油圧シリンダにより
整送フィーダ1の幅方向と直行する方向にのみ台車9を
介して金属板11を所定の距離だけ移動させる作業を上記
インサートメタル10を供給する作業ごとに行えば良い。
【0024】
【発明の効果】以上に詳述した如く本発明に係るインサ
ートメタル供給装置は、吸着パットの1回の昇降により
複数個のインサートメタルを金属板上に供給することが
できるので非常に効率的であり、従って複合型制振金属
板の生産性を非常に向上させることができる。そしてイ
ンサートメタルは、整送フィーダの案内溝によって金属
板の板幅方向の間隔が決定されるので金属板上に均一な
分布状態で供給することができ、均一な安定した品質の
複合型制振金属板を製造することができる。また金属板
上にインサートメタルを供給する一連の作業には人手に
よるところを無くすことができるので、自動化を可能と
することができる。更に吸着パットの真空圧力を検知す
る圧力センサが設置されていると共にこの圧力センサよ
りの信号を受けて警報を発する警報装置が設けられてい
ると、インサートメタルの欠落を確認できるので、より
確実に均一な分布状態でインサートメタルを金属板上に
供給することができる。このように種々の効果を奏する
本発明に係るインサートメタル供給装置は、その工業的
価値の非常に大きなものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るインサートメタル供給装置の1実
施例の概略を示す正面図である。
【図2】図1の概略平面図である。
【図3】図2におけるA−A線一部拡大説明図である。
【図4】案内溝を形成されている整送フィーダ1の1例
を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 整送フィーダ 1a トラフ群 1aa 最も上流側に設置されたトラフ 1ab 中間のトラフ 1ac 最も下流側に設置されたトラフ 1b 案内溝 1c スリット 2 振動付与装置 3 整列保持機構 3a カバー 3b 貫通孔 4 搬送機構 4a コンベア又はトラフ 4b コンベア 5 供給フィーダ 6 送り出し装置 6a 保持部材 6b シリンダ 7 吸着パット 8 昇降装置 8a 支持材 8b シリンダ 8c 支持部材 8d シリンダ 9 台車 10 インサートメタル 11 金属板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 肥後 裕一 広島県呉市昭和町11番1号 日新製鋼株式 会社鉄鋼研究所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略円板状のインサートメタル(10)の最大
    径より僅かに広幅の複数列の案内溝(1b)が幅方向に等間
    隔で且つ下流側が低く形成されている整送フィーダ(1)
    と、この整送フィーダ(1)に振動を付与してインサート
    メタル(10)を案内溝(1b)に沿って下流側に移動させる振
    動付与装置(2)と、整送フィーダ(1)の下流側に設けら
    れており整送フィーダ(1)により案内されてきた各イン
    サートメタル(10)を整列保持せしめる整列保持機構(3)
    と、整送フィーダ(1)の上流側にインサートメタル(10)
    を散布せしめる供給フィーダ(5)と、整送フィーダ(1)
    の各案内溝(1b)内を案内されてきたインサートメタル(1
    0)を保持せしめる保持部が各案内溝(1b)に対応させて形
    成されている保持部材(6a)が整送フィーダ(1)の下流側
    端部に往復動自在に設置されている送り出し装置(6)
    と、この送り出し装置(6)の保持部材(6a)を最も突出さ
    せた位置の各保持部に対応する位置に昇降装置(8)によ
    って昇降自在に設置されており送り出し装置(6)の保持
    部に保持された各インサートメタル(10)を同時に吸着せ
    しめる吸着パット(7)と、この各吸着パット(7)の下方
    位置でインサートメタル(10)を供給される金属板(11)を
    移動せしめる台車(9)とを備えていることを特徴とする
    インサートメタル供給装置。
  2. 【請求項2】 整送フィーダ(1)がインサートメタル(1
    0)の送り方向で複数のトラフ(1aa,1ab,1ac)によって
    構成されたトラフ群(1a)より成り、各トラフ間(1aaと1a
    bとの間,1abと1acとの間)ではその下流側のトラフ(1a
    b,1ac)の案内溝(1b)が上流側のトラフ(1aa,1ab)の案
    内溝(1b)より低い段差を形成された状態で設置されてい
    る請求項1に記載のインサートメタル供給装置。
  3. 【請求項3】 整列保持機構(3)が整送フィーダ(1)の
    各案内溝(1b)の上方に設置されておりその下面と整送フ
    ィーダ(1)の案内溝(1b)の底面とでインサートメタル(1
    0)の板厚の2倍未満で1倍を超える間隙を形成するカバ
    ー(3a)とこのカバー(3a)の上流側端部の上流側で整送フ
    ィーダ(1)の案内溝(1b)に隣接して穿設されており案内
    溝(1b)内を過剰に案内されてきたインサートメタル(10)
    を落下させて除去せしめる貫通孔(3b)とから成り、貫通
    孔(3b)から落下して除去されたインサートメタル(10)を
    供給フィーダ(5)に搬送する搬送機構(4)が設置されて
    いる請求項1又は2に記載のインサートメタル供給装
    置。
  4. 【請求項4】 吸着パット(7)のインサートメタル(10)
    吸着時における真空圧力を検知する圧力センサが設置さ
    れており、送り出し装置(6)の保持部に保持されたイン
    サートメタル(10)を吸着した吸着パット(7)が昇降装置
    (8)によって上昇される際にこの圧力センサの測定圧力
    が所定圧力よりも高いとその信号を受けてインサートメ
    タル(10)の吸着欠落の警報を発する警報装置が設けられ
    ている請求項1から3までのいずれか1項に記載のイン
    サートメタル供給装置。
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