JPH068027A - 開先加工機のクランプ高さ設定装置 - Google Patents

開先加工機のクランプ高さ設定装置

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JPH068027A
JPH068027A JP19652992A JP19652992A JPH068027A JP H068027 A JPH068027 A JP H068027A JP 19652992 A JP19652992 A JP 19652992A JP 19652992 A JP19652992 A JP 19652992A JP H068027 A JPH068027 A JP H068027A
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JP
Japan
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clamp
detection switch
flange
adjusting
height
Prior art date
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Application number
JP19652992A
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English (en)
Inventor
Takeshi Tanaka
武 田中
Tomoaki Matsunaga
知明 松永
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Shinx Ltd
Original Assignee
Shinx Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フランジの高さに応じて、事前にクランプ手
段の高さ設定し、動作時間の無駄をなくして加工作業の
効率化を図ること。 【構成】 搬送手段A上を長手方向に移送されるH形鋼
Wに両側一対の加工ヘッドを対応して配設し、一方の加
工ヘッドにワーク長手方向の対応位置を調整する前後調
整手段Eを、他方の加工ヘッドに幅方向の対応位置を調
整する間隔調整手段Fを設ける。両加工ヘッドには、上
下方向に作動してH形鋼におけるフランジa、bを押圧
するクランプ手段D、Dを備える。これらクランプ手段
D、Dにおけるクランプ爪31、31には駆動手段Ma、M
bを備え、上下方向に作動する。そして、このクランプ
爪31に、取付部材60を介して検出スイッチLbを取りつ
ける。検出スイッチLbはH形鋼のフランジaに対応
し、そのフランジ高さを検出する。検出スイッチから出
力される「無材」、「有材」の検出信号により上記駆動
手段Ma、Mbが正逆に回転制御される。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】この発明は、加工位置においてH
形鋼をクランプ固定する開先加工機のクランプ装置に係
り、事前にその高さを設定する装置に関するものであ
る。 【0002】 【従来の技術】例えば、鉄骨仕口部においてH形鋼を用
いる場合、溶接品質の向上、作業性の向上を目的として
接合部に開先及びスカラップ加工が行われる。要する
に、図9のようにH形鋼Wにおける両側フランジa、b
とウェブcとの両接合部に奥部を円弧状とした切欠きF
a、Fb(スカラップ加工)を形成し、又両側フランジ
a、bの端部に直線状のルート面Ra、Rbと斜面状の
面取り面Va、Vb(開先加工)を形成したものであ
る。 【0003】このような開先スカラップ加工を行うため
の加工機として、従来、実公昭3−5374号に記載さ
れる双頭型の開先加工機が知られている。この従来の加
工機は、左右一対の加工ヘッドを有していて、この加工
ヘッドにH形鋼における両側フランジを上下方向からク
ランプするクランプ手段、端部にしょようの開先加工を
施す切削手段などを備えたものである。 【0004】上記の加工機は、加工し得る最大能力によ
って型式が決められるもので、クランプ手段は当然上記
切削能力をカバーする範囲の上下ストロークを備えてい
る。加工材をクランプするに当たって、上部のクランプ
爪は常に上端に待機しており、クランプ指令信号によっ
て下降動作を開始するようになっている。この下降動作
によってフランジが下向きに押圧され、クランプが行わ
れる。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】クランプ手段の上下動
作に着目した場合、大形加工材においてはフランジ高さ
が大きいのでストロークの無駄がないが、小形加工材に
おいてはフランジ高さが小さいので、大きなストローク
の無駄が生ずる。上記の無駄はクランプ動作時間の冗長
を招くもので、総じて切削加工サイクルが長くなるとい
う問題を生ずる。とくにクランプ手段をねじ送りで行う
ものについては、送り速度が遅いので上記の問題点がク
ローズアップされることになる。 【0006】本発明は、上記した従来技術の問題点に着
目してなされたもので、切削加工される加工材のフラン
ジ高さを事前に検出し、これに基づいて予めクランプ手
段の高さを適宜に設定することによりクランプ動作を迅
速に行うことができるクランプ高さ設定装置を提供しよ
うとするものである。 【0007】 【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明に係るクランプ高さ設定装置は次のように
構成したものである。すなわちその要旨とするところ
は、移送路を長手方向に移送されるH形鋼に対応して両
側一対の加工ヘッドを配設し、上記何れか一方の加工ヘ
ッド側に前記長手方向の対応位置を調整する前後調整手
段を、何れか他方の加工ヘッド側に幅方向の対応位置を
調整する間隔調整手段を設けると共に、両加工ヘッドに
は、上下方向に作動してH形鋼におけるフランジをクラ
ンプするクランプ手段を備えたものにおいて、 【0008】上記クランプ手段を駆動手段によって上下
方向に作動すると共に、このクランプ手段に移送路上の
H形鋼に対応し、そのフランジ高さを検出する検出スイ
ッチを設け、この検出スイッチの検出信号で上記駆動手
段を制御するようにしたことにある。 【0009】 【作用】検出スイッチは、クランプ動作が行われる位置
の前側で加工材を検出する。検出スイッチの検出信号が
「無材」のときは、駆動手段が正転して検出スイッチを
下降作動し、又検出信号が「有材」のときは、駆動手段
が逆転して検出スイッチを上昇作動する。クランプ手段
は上記の検出スイッチと共に昇降動作するので、検出ス
イッチの検出信号によりクランプ手段の高さを調整し設
定することができる。 【0010】 【実施例】以下、この発明に係るクランプ高さ設定装置
を一実施例について具体的に説明する。図1はこの装置
を備えた開先加工機の一部横断平面図、図2は同じく正
面図である。1はフレームで、このフレーム1の前側
(図1の上方位置)に加工材であるH形鋼W(以下、単
にワークWという)を長手方向に移送する搬送手段Aを
設ける。上記の搬送手段Aは、水平ローラ2、2によっ
て構成され、駆動モータMcによって可逆駆動される。 【0011】上記のワークWは両側フランジa、bを搬
送面に対し垂直にして移送される。Jはローラ2、2の
一側に設けた搬送ガイド手段で、このガイド手段Jは搬
送方向に配設した一対の直線ガイド片3、3によって構
成されており、これらの間隙部によって一方のフランジ
aを通行規制する。 【0012】次に、4はフレーム1の一側(図1の右方
位置)に配設した前後ガイド 5は上記前後ガイド4に
スライド自在に係合した前後スライドベース 6は上記
前後ガイド4と直交するように、フレーム1の他側(図
1の左側)に配設した左右ガイド 7は左右ガイド6に
スライド自在に係合保持した左右スライドベースであ
る。 【0013】なお、上記前後スライドベース5を前後調
整する手段及び左右スライドベース7を左右調整する手
段については、後で詳述する。上記前後スライドベース
5及び左右スライドベース7には、上方へ伸びる一方の
支持フレーム8及び他方の支持フレーム9をそれぞれ立
設する。そして、上記両支持フレーム8、9に加工ヘッ
ドを構成する以下の切削手段、クランプ手段などの各構
成を備える。 【0014】まず10、10は両支持フレーム8、9にそれ
ぞれ設けた昇降ガイド Ba、Bbは上記昇降ガイド1
0、10に案内されて昇降移動する切削手段で、この切削
手段Ba、Bbはその左右一対の構成において、対称形
をなしている。従って、この切削手段については、一方
の切削手段Ba側についてのみ図5で説明する。 【0015】同図において、11はヘッドケース 12はベ
アリングによりヘッドケース11内に設けた第1のスピン
ドル 13は同じくベアリングにより支持した第2のスピ
ンドル 14はベアリングによって支持した回転筒で、こ
れら第1、第2のスピンドル12、13及び回転筒14は所定
の間隔で平行に架設してあり、外装したギヤとこれらに
噛み合うアイドルギヤ(図示省略)によって一斉に回転
駆動する。 【0016】また上記回転筒14には、次のスライド機構
を備えた第3のスピンドル15を内装する。すなわち、回
転筒14に緊密に第3のスピンドル15を挿通し、これをス
プライン16によって連結して軸方向への自由な運動を許
容する。そして、軸端をベアリング17を介してスライド
作動部に連係する。18は軸端に設けた受動ナット 19は
ヘッドケース11の側部に設けた取付ベース 20は取付ベ
ース19に設けた減速機付モータで、その出力軸にスピン
ドル軸方向の送りねじ軸21を設ける。 【0017】上記減速機付モータ20の出力は、送りねじ
軸21と受動ナット18を介して第3のスピンドル15のスラ
イド運動として与えられる。上記第1〜第3のスピンド
ル12、13、15の各軸端はヘッドケース11から突出してカ
ッターの取付部を形成する。この取付部には、上方から
順に円筒状の追込みカッター22、半球状のスカラップカ
ッター23、円錐状の開先カッター24を取りつける。25は
各スピンドルの駆動モータで、各カッター22〜24を所定
方向に回転する。 【0018】なお切削加工に当たっては、フランジa、
bの内端面を基準としてここにスカラップカッター23の
内端を合わせるようにする。次に切削手段Ba、Bbを
所定の切削送り方向に駆動する切削送り手段Cについて
説明する。26、26は一方及び他方の支持フレーム8、9
の上端に下向きに設けた減速機付モータ 27、27は昇降
ガイド10、10と同方向にしてモータの出力軸に取りつけ
た送りねじ軸 28、28は切削手段Ba、Bbにそれぞれ
固定した受動ナットである。 【0019】各切削手段Ba、Bbは減速機付モータ2
6、26の正逆回転によって昇降移動するものであり、下
降端から上昇移動するときワークWに対して所要の切削
加工を行う。なお上記の送り手段は、油圧シリンダ方式
など他の周知の直線送り機構に変更することができるも
のである。 【0020】次に切削加工を行うに当たってワークWを
クランプ固定するクランプ手段D、Dを図3、図4を参
照して説明する。このクランプ手段D、Dは両側フラン
ジa、bのそれぞれ上下両端に作用して支持フレーム
8、9に設けた受けローラ29上にワークWを固定するも
のである。30、30は一方及び他方の支持フレーム8、9
のそれぞれ内面側に設けた上下ガイド 31及び31は上記
上下ガイド30、30に係合した上部のクランプ爪である。 【0021】この上部のクランプ爪31、31は外方へ向く
垂直の基準面eと、内方へ向く勾配状の押圧面fによっ
てフランジ挟持部を構成しており、押圧面fをフランジ
a、bを外端縁に、基準面eを内端面にそれぞれ当接し
てクランプ作用を行う。上記のクランプ爪31、31は次に
説明するねじ式の送り手段によって上下作動し、下降動
作時にワークWのクランプを行う。 【0022】32、32は上下ガイド30、30と同方向にして
支持フレーム8、9の内面側に配設した送りねじ軸 33
は送りねじ軸32の上端部に取りつけた受動ギヤ 34は受
動ギヤ33に噛み合う駆動ギヤ Ma、Mbは駆動ギヤ3
4、34を回転するモータ式の駆動手段である。 【0023】前記したクランプ爪31、31はナット部35、
35を送りねじ軸32、32に螺合しており、送りねじ軸32、
32の回転によって上下作動する。なお、送りねじ軸32、
32は上下方向においてスライド可能に配設されるもの
で、常時は軸端のストッパ36によってスライド下端に位
置している。 【0024】次に下部のクランプ爪37、37及びその作動
機構について説明する。38、38は支持フレーム8、9の
下端部にそれぞれ内方へ向けて設けた取付台 39、39は
取付台38、38の上端部に設けた当接基準片 この当接基
準片39、39には外方へ向く垂直の基準面gを形成するも
ので、この基準面gは上記上部のクランプ爪31の基準面
eと一致する。 【0025】40、40は取付台38、38の上部に設けた取付
金具 この取付金具40、40には支軸により前記下部のク
ランプ爪37、37を回動可能に配設する。上記の下部クラ
ンプ爪37、37はL字形に構成されるもので、上方へ突出
する作動部hと側方へ突出する受動部jを備える。上記
の作動部hには、当接基準片39の基準面gが適当間隔を
おいて対応し、受動部jには前記送りねじ軸32によって
上下動作する昇降体41が当接して対応する。 【0026】上記の昇降体41は、送りねじ軸32の下端に
ねじ軸を回転だけ自由に許容して係止される。下部クラ
ンプ爪37、37は上記の昇降体41、41が上昇作動すると
き、作動部hを当接基準面gに接近し、フランジa、b
を側方からクランプする。42は昇降体41に取りつけたコ
ロ 43はコロ42を昇降案内するガイドである。 【0027】次にワークWの勾配すなわち、両フランジ
a、bの前後の差寸法に応じて両加工ヘッドを調整する
前後調整手段Eを説明する。この前後調整手段Eは前後
方向において固定である他方の支持フレーム9を基準と
して一方の支持フレーム8を前後移動調整する構成を備
える。図1において、Meはフレーム1の前端部に取付
部材を介して設けた可逆モータ 44は前後ガイド4と同
方向にして、前後スライドベース5の下側に回転だけ自
由に架設した送りねじ軸 45は前後スライドベース5に
固定した受動ナットで、上記送りねじ軸44と螺合する。 【0028】しかして、可逆モータMeの正逆回転によ
り送りねじ軸44、受動ナット45を介して前後スライドベ
ース5すなわち、一方の支持フレーム8を前後方向に移
動調整する。この一方の支持フレーム8の移動によっ
て、ワークWの勾配量に適合した切削手段Ba、Bbの
位置設定を行うことができる。 【0029】次に、ワークWの幅すなわち、両フランジ
a、bの間隔寸法に応じて加工ヘッドの対応位置を調整
する間隔調整手段Fについて説明する。この間隔調整手
段Fは、左右方向において固定である一方の支持フレー
ム8を基準として、他方の支持フレーム9を左右移動調
整する構成を備える。 【0030】Mdはフレーム1の側端部に設けた可逆モ
ータ 46は左右ガイド6と同方向にして、左右スライド
ベース7の下側に自由な回転及び若干のスライドを許容
して設けた送りねじ軸 47は左右スライドベース9に固
定した受動ナットで、この受動ナット47は上記送りねじ
軸46と螺合する。48及び49は可逆モータMdの出力軸及
び前記送りねじ軸46にそれぞれ取りつけたプーリ 50は
両プーリ48、49に張設したベルトである。 【0031】上記の送りねじ軸46のプーリ49は、滑りキ
ー51によって軸方向にスライドできるようになってい
る。図6を参照して送りねじ軸46の配設態様を説明す
る。52、53はフレーム1上に固定して設けた左右一対の
軸受筒で、前記送りねじ軸46を回転及びスライド可能に
支承する。54はプーリ49を介して送りねじ軸端の締め込
みナット55と軸受筒53の内筒との間に介装した第1の縮
設バネで、送りねじ軸46を図の左方向へ付勢する。 【0032】56はベアリング57を介して前記内筒他端と
送りねじ軸46の段部58との間に介装した第2の縮設バネ
で、送りねじ軸46を図の右方向へ付勢する。59は上記ベ
アリング57の外輪に取りつけたスイッチ作動体 Sa、
Sbはスイッチ作動体59の左側及び右側に当接して設け
たスライド検出用のリミットスイッチである。 【0033】しかして、可逆モータMdの正逆駆動によ
り送りねじ軸46、受動ナット47を介して左右スライドベ
ース7すなわち、他方の支持フレーム9を左右方向に移
動調整する。この他方の支持フレーム9の移動によっ
て、切削手段Bb、クランプ手段Dなど他側の加工ヘッ
ドがワークWの幅に適合して設定される。なお上記の調
整移動時のように、加工ヘッドが無負荷で移動するとき
は、第1及び第2の縮設バネ54、56は作用せず、リミッ
トスイッチSa、Sbは作動しない。 【0034】図7において、LaはワークWの移送路を
横切るように検出光を照射した反射型の検出スイッチ
(以下、第1の検出スイッチという)で、搬送手段A上
の定位置にワークWが給送されるとき、これを検出して
検出信号を出力する。この検出信号は後述する制御回路
に入力されると共に、前記搬送手段Aの駆動モータMc
を減速回転に切り換える。この第1の検出スイッチLa
は、定位置に固定して設ける。 【0035】次に前記した上部クランプ爪31、31及び下
部クランプ爪37、37を作動するクランプ制御手段につい
て説明する。この制御手段は、後述の検出スイッチの検
出信号によって駆動モータMa、Mbの回転制御を行う
ものである。すなわち、60は一方の支持フレーム8側の
上部クランプ爪31から後方へ向けて突出した取付ステ
イ Lbは検出光を左右方向に照射して取付ステイ60の
先端に取りつけた反射型の検出スイッチ(以下、第2の
検出スイッチという)で、フランジaの有無によって
「無材」又は「有材」の検出信号を出力する。 【0036】この検出スイッチLbは、図4のようにク
ランプ爪31におけるワーク押圧部(垂直の基準面eと勾
配状の押圧面f)より若干下部を検出範囲としている。
第1及び第2の検出スイッチLa、Lbの前後方向にお
ける取付関係は図1に示す通りで、第1の検出スイッチ
Laを第2の検出スイッチLbより若干後方すなわち、
加工ヘッドに接近して配設する。図8は、上記二つの検
出スイッチLa、Lbを回路要素とする駆動モータM
a、Mbの制御回路図である。 【0037】図において、MC-1は駆動モータMa、
Mbの逆転マグネットコイル MC-2は駆動モータM
a、Mbの正転マグネットコイル R-1、R-2はそれ
ぞれリレーコイル La-aは第1の検出スイッチの常
開接点 Lb-aは第2の検出スイッチの常開接点 L
b-bは第2の検出スイッチの常閉接点 MC-1aは逆
転マグネットコイルの常開接点 MC-1bは逆転マグ
ネットコイルの常閉接点MC-2aは正転マグネットコ
イルの常開接点 MC-2bは正転マグネットコイルの
常閉接点 R-1a、R-2aはそれぞれリレーコイルの
常開接点 R-1b、R-2bはそれぞれリレーコイルの
常閉接点 L1及びL2は駆動モータMa、Mbの逆転
回路と正転回路 L3及びL4はリレー回路である。 【0038】一実施例に係る開先加工機の構成は上記の
通りであり、以下のように動作して適切なクランプ高さ
設定さらにはワーククランプが行われる。まず搬送手段
A上にワークWを搬入し、一方のフランジaをガイド手
段Jによって規制しながら後方すなわち、加工ヘッド側
へ移送する。移送に伴って第1の検出スイッチLaがワ
ークWの先端部を検出し、検出信号を出力する。この信
号により搬送手段Aが減速駆動される。 【0039】搬送手段Aの減速により、ワークWはゆっ
くりと後方へ移動する。詳細な説明は省略するが、この
移動中に間隔調整手段Fが動作し、他方の支持フレーム
9がワークWの幅に適合して位置決めされる。又上記の
減速移送中に第2の検出スイッチLbがワークWの検出
を行う。例えばフランジa高さより検出スイッチLbの
検出高さが大きいと、検出スイッチLbは「無材」の検
出信号を出力する。 【0040】この場合、図8の制御回路における駆動モ
ータMa、Mbの正転回路L2が閉成し、同モータが正
転する。このモータの回転により送りねじ軸32、32が正
転し、上部クランプ爪31、31が下降作動する。上記のク
ランプ爪31、31の移動に伴って検出スイッチLbも同じ
く下降する。この検出スイッチLbの下降移動中にスイ
ッチがフランジaの上端部を検出すると、検出信号によ
りリレー回路L4のリレーコイルR-2が励磁し、正転
回路L2のリレー接点R-2bが開成して駆動モータM
a、Mbが停止する。 【0041】この駆動モータMa、Mbの停止によりク
ランプ爪31、31の下降も停止し、位置が設定される。図
4のように停止位置において、クランプ爪31とフランジ
aの上端部とには高さ方向の差異があるので、ワークW
が加工ヘッドへ進入した場合でも、衝突することがな
い。すなわち、加工ヘッドへスムーズにワークWを搬入
することができる。 【0042】又検出位置へワークWが到達したとき、フ
ランジaの高さより検出スイッチLbの高さが小さい
と、検出スイッチLbは「有材」の検出信号を出力す
る。この場合、図8の制御回路における駆動モータM
a、Mbの逆転回路L1が閉成し、同モータが逆転す
る。このモータの回転により送りねじ軸32、32がクラン
プ爪31、31を上昇作動する。クランプ爪31、31の移動に
伴って検出スイッチLbがフランジaの上端部を検出す
ると、リレー回路L3のリレーコイルR-1が励磁するの
で、逆転回路L1のリレー接点R-1bが開成し、駆動モ
ータMa、Mbが停止する。 【0043】この場合も前記の動作と同様にクランプ爪
31、31とフランジa上端部とに適宜の隙間をもって高さ
設定を行うことができる。このように、現在のクランプ
爪の位置、検出スイッチの位置に関係なく、ワークWが
加工ヘッドに進入する前にクランプ爪31、31の高さを適
切に設定することができる。ワークWが加工ヘッドに進
入すると、詳細な説明は省略するが、前後調整手段Eが
動作して一方の支持フレーム8がワークWの勾配量に適
合して位置決めされる。そして、ワークWの移送が停止
して切削位置が設定される。 【0044】切削位置決めが終了すると、例えば検出ス
イッチ(図示省略)によって駆動モータMa、Mbが正
転を開始し、クランプ爪31、31が下降動作する。クラン
プ爪31、31は僅かな下降によってフランジa、bの上端
部に当接し、ワークWを支持フレーム8、9の受けロー
ラ29、29面へ押圧クランプする。そして、この状態でな
お送りねじ軸32、32の正転を続行すると、上部クランプ
爪32、32と螺合する関係により送りねじ軸32、32が上方
へ引き上げられるようにスライド作動する。 【0045】送りねじ軸32、32の上昇によって昇降体4
1、41も同方向に作動し、L字形の下部クランプ爪37、3
7を回動作動する。この回動によって作動部h、hがフ
ランジa、bを内方へ押圧するもので、フランジ内端が
下部の当接基準片39、39に当接してクランプされる。一
方駆動モータMa、Mbは押圧力によって回転負荷を生
ずる。従って、負荷電流値が所定値に達したとき駆動を
停止すれば、クランプ状態を持続することができる。こ
のクランプ状態において加工ヘッドを切削送り方向に移
送すれば、ワークWに所要の開先加工を行うことができ
る。 【0046】上記の一実施例では、駆動モータMa、M
bにより送りねじ軸32を回転し、このねじ軸で上部クラ
ンプ爪31を上下調整したものである。しかし油圧シリン
ダを用い、そのピストンロッドの伸長及び収縮動作で上
下調整する構成に変更しても良い。この場合は、検出ス
イッチLbの信号により電磁弁を操作し、給油ポートの
切り換え制御を行うようにする。 【0047】一実施例では、一本の送りねじ軸で上下両
方のクランプ爪を作動したが、別個の送りねじ軸でそれ
ぞれクランプ爪の作動を行うようにしても良い。又フラ
ンジ上端部の検出スイッチとしては、無接触型のものだ
けでなく接触型のリミットスイッチでも良いことは勿論
である。この場合、常法としてフランジaに対応してス
イッチ作動片を備える必要がある。 【0048】さらに一実施例では、ワークの減速移送中
に間隔設定及びクランプ高さ設定を行ったが、作業の安
全性を考慮したときは、ワークを停止して行うことを可
とする。また一方の支持フレーム8側のクランプ爪に検
出スイッチLbを設けたが、他方の支持フレーム9側に
備えても良いことは勿論である。この場合は、間隔調整
手段による幅設定後にクランプ高さ調整を行う必要があ
る。 【0049】一実施例では、フランジ上端部を検出スイ
ッチの「無材」→「有材」又は「有材」→「無材」の状
態変化で検出しているが、常に後者のようにして検出を
行うためにUターン制御を行うことは容易である。因み
に前者では「無材」→「有材」→「無材」の一連の動作
でフランジの上端部を検出する。 【0050】 【発明の効果】以上のように本発明によれば、クランプ
位置に加工材を供給する前に予めクランプ手段の高さを
適宜の位置に設定することができるものである。このた
め、クランプ動作に要するストロークの無駄がなく迅速
にワークセットを行うことができる利点がある。そし
て、これによって切削加工サイクルを可及的に短縮する
ことができるという優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】 【図1】この発明に係るクランプ高さ設定装置を備えた
開先加工機の平面図である。 【図2】同じく開先加工機の正面図である。 【図3】クランプ手段の構成を示す正面図である。 【図4】クランプ手段及び検出スイッチの取付構成を示
す側面図である。 【図5】切削手段の構成を示す縦断正面図である。 【図6】間隔調整手段の構成を示す平面図である。 【図7】検出スイッチの配設関係を示す説明図である。 【図8】制御回路の構成を示す電気回路図である。 【図9】開先加工したH形鋼の説明図である。 【符号の説明】 1 フレーム W ワーク(H形鋼) A 搬送手段 Mc 駆動モータ a フランジ b フランジ J 搬送ガイド手段 8 一方の支持フレーム 9 他方の支持フレーム Ba 切削手段 Bb 切削手段 D クランプ手段 31 上部のクランプ爪 32 送りねじ軸 33 受動ギヤ 34 駆動ギヤ Ma 駆動手段 Mb 駆動手段 35 ナット部 36 ストッパ 37 下部のクランプ爪 39 当接基準片 h 作動部 j 受動部 41 昇降体 E 前後調整手段 F 間隔調整手段 La 反射型の検出スイッチ(第1の検出スイッチ) Lb 反射型の検出スイッチ(第2の検出スイッチ) L1 逆転回路 L2 正転回路

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 長手方向に移送されるH形鋼に対応して両側一対の加工
    ヘッドを配設し、上記何れか一方の加工ヘッド側に前記
    長手方向の対応位置を調整する前後調整手段を、何れか
    他方の加工ヘッド側に幅方向の対応位置を調整する間隔
    調整手段を設けると共に、両加工ヘッドには、上下方向
    に作動してH形鋼におけるフランジをクランプするクラ
    ンプ手段を備えた開先加工機において、 上記クランプ手段を駆動手段によって上下方向に作動す
    ると共に、このクランプ手段にH形鋼に対応し、そのフ
    ランジ高さを検出する検出スイッチを備え、この検出ス
    イッチの検出信号で上記駆動手段を制御するようにした
    開先加工機のクランプ高さ設定装置。
JP19652992A 1992-06-30 1992-06-30 開先加工機のクランプ高さ設定装置 Pending JPH068027A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2023154275A (ja) * 2022-04-06 2023-10-19 株式会社桂スチール 開先加工機、治具及び治具セット

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2023154275A (ja) * 2022-04-06 2023-10-19 株式会社桂スチール 開先加工機、治具及び治具セット

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