JPH0680304U - 鉄道車両用集電装置 - Google Patents
鉄道車両用集電装置Info
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- JPH0680304U JPH0680304U JP2816293U JP2816293U JPH0680304U JP H0680304 U JPH0680304 U JP H0680304U JP 2816293 U JP2816293 U JP 2816293U JP 2816293 U JP2816293 U JP 2816293U JP H0680304 U JPH0680304 U JP H0680304U
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- current collector
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Landscapes
- Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)
- Current-Collector Devices For Electrically Propelled Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】車両走行中の騒音の低減を図るために、ホーン
が不要なときにはホーンに空気を当てないようにするこ
と。 【構成】摺板14aを取り付ける摺板体14の端部から
突出するホーン16,16を備えた鉄道車両用集電装置
において、ホーン16,16は、円弧状に形成されると
共に、円弧状に形成した案内路17,17で案内されて
路内の収納位置Aから路外の突出位置Bまで進退するよ
うに配設され、案内路17,17は摺板体14を支持す
る支柱体12内に形成され、ホーン16,16を収納位
置Aから突出位置Bまで進退操作する操作具15が配設
されたことである。
が不要なときにはホーンに空気を当てないようにするこ
と。 【構成】摺板14aを取り付ける摺板体14の端部から
突出するホーン16,16を備えた鉄道車両用集電装置
において、ホーン16,16は、円弧状に形成されると
共に、円弧状に形成した案内路17,17で案内されて
路内の収納位置Aから路外の突出位置Bまで進退するよ
うに配設され、案内路17,17は摺板体14を支持す
る支柱体12内に形成され、ホーン16,16を収納位
置Aから突出位置Bまで進退操作する操作具15が配設
されたことである。
Description
【0001】
本考案は、電気式鉄道車両の屋根に設けられ、トロリ線から電気を取り入れる ための鉄道車両用集電装置に備えられるホーンの改良に関するものであって、車 両走行中に発生する空力音の低減に係るものである。
【0002】
従来、鉄道車両用集電装置を代表するものとしては、図5に示す如く、パンタ グラフ1がある。このパンタグラフ1は、ベース部2と、ベース部2の左右両側 に連結した枠組管3の二組と、枠組管3,3の上端に連結した摺板体4と、摺板 体4の両端から外側へ突出したホーン6,6とを備えている。枠組管3,3は、 下枠組管3bと上枠組管3aとを連結したものであり、斜管5,5で連結されて いる。摺板体4は、摺板4a,4aが取り付けてある。ホーン6,6は、電車線 路の分岐点(ポイント箇所)の上方に設けられた渡り線装置(図示省略)を案内 するものである。パンタグラフ1は、全体幅W4(例えば、W4=1,880m m)で、摺板体4が幅W3(例えば、W3=1,110mm)である。パンタグ ラフ1は、図示は省略したが、鉄道車両の屋根に碍子を介して配設され、摺板4 a,4aをトロリ線に接触させて集電を行う。
【0003】
パンタグラフ1は、車両走行中に走行速度に応じた空気が当たって空力音を発 生する。この空力音は、車両走行速度が高速になるに伴い増大し、騒音の原因と なる。ところで、前記ホーン6は、電車線路の分岐点(ポイント箇所)を介して 分岐線から本線へ進入するときに、渡り線装置を円滑に通過するために用いられ るものであり、本線を高速走行するときには不要なものである。しかし、ホーン ,6,6は、本線を高速走行する不要なときに、大きな騒音を発生させる。
【0004】 そこで、本考案は、車両走行中の騒音の低減を図るために、ホーンが不要なと きにはホーンに空気を当てないようにすることができる鉄道車両用集電装置の提 供を目的とする。
【0005】
本考案が採用した手段は、摺板を取り付ける摺板体から突出するホーンを備え た鉄道車両用集電装置において、前記ホーンは、弧状に形成されると共に、弧状 に形成した案内路で案内されて路内の収納位置から路外の突出位置まで進退する ように配設され、該案内路は前記摺板体を支持する支柱体内に形成され、前記ホ ーンを収納位置から突出位置まで進退操作する操作具が配設されたことである。
【0006】
ホーンは、操作具の操作により収納位置まで後退すると、支柱体内に形成され た案内路内に収納されるため、車両走行に伴う空気流が当たることはない。逆に 、ホーンは、操作具の操作により突出位置まで前進すると、摺板体の端部から突 出する。
【0007】
以下、本考案に係る鉄道車両用集電装置(以下、「本案集電装置」という)を 図面に示す実施例に基づいて説明する。図1乃至図4は本案集電装置の実施例を 示すものであり、図1はホーンを突出した集電状態を示すものであって、(A) は平面図、(B)は正面断面図である。図2は同状態を示す側面図である。図3 はホーンを収納した集電状態を示す正面断面図である。図4は、摺板体を降下さ せた状態の正面断面図である。
【0008】 本案集電装置10は、図1(A)(B)に示す如く、下部にベース部11aを 形成した外筒体11と、外筒体11に昇降自在に内嵌した支柱体12と、外筒体 11と支柱体12との間に配設した筒状のピストン13と、支柱体12の上端に 接合した摺板体14と、支柱体12に設けた操作具15とを備えている。
【0009】 上記摺板体14及び支柱体12の二股部12a,12aには、円弧又は弓状等 の弧状に形成された案内路17,17が、例えば曲率半径R=530mmで貫設 されている。各案内路17には、丸棒又は帯板状等の素材から同曲率半径R等の 弧状に形成されたホーン16及びこのホーン16に接合した可撓性のケーブル又 はピアノ線等からなる連結具18が挿入されている。各ホーン16は、連結具1 8を介して操作具15で操作されると、案内路17で案内されて路内の収納位置 A(図3参照)から路外の突出位置B(図1参照)まで進退する。
【0010】 前記操作具15は、支柱体12の中空シリンダー部12bに昇降自在に内嵌さ れたピストン21と、ピストン21と支柱体12との間に配置された圧縮コイル バネ22とを備えている。操作具15は、中空シリンダー部12bに開設した流 体給排路23を介して中空シリンダー部内12cへ高圧流体(例えば、加圧空気 又は加圧油)が供給されると、ピストン21を上昇させて前記ホーン16を突出 位置B(図1参照)まで押圧する。逆に、操作具15は、流体給排路23を介し て中空シリンダー部内12cの高圧流体を排出すると、圧縮コイルバネ22の反 発弾性力によりピストン21が降下して前記ホーン16を収納位置A(図3参照 )まで引っ張る。
【0011】 前記筒状のピストン13は、筒部13aの上下に上下鍔部13b,13bが形 成され、上下鍔部13b,13bを支柱体12に気密に外嵌させると共に外筒体 11に気密に内嵌させてある。ピストン13は、その内側に圧縮コイルバネ25 ,25が配置されている。各圧縮コイルバネ25は、支持柱12に固定した鍔部 26とピストン13の鍔部13bとの間に保持され、ショックアブソーバーの機 能を発揮する。
【0012】 前記ピストン13の内側及び外側には流体給排路23が形成されていると共に 、外筒体11には流体給排路23が配管接続されている。外筒体11は、ピスト ン13で区画された上下室11b,11cに開口する流体給排路28,29が配 管接続されている。外筒体11の外側には、流体給排路23の操作弁24及び流 体給排路28,29の操作弁30が夫々配設されている。
【0013】 前記摺板体14は、前後縁部14b,14bが曲面からなる横断面が長円又は 楕円等の流線形に形成されている。摺板体14は、上面側に摺板14a,14a が取り付けられている。前記支柱体12の二股部12aは、断面が円形又は楕円 等の形状で形成され、空気抵抗を小さくなるようにしてある。
【0014】 次に、本案集電装置10の動作を説明する。本案集電装置10は、車両の天井 31にベース部11が固定される。本案集電装置10は、操作具15のピストン 21を圧縮コイルバネ22の反発弾性力で降下させると、ホーン16を収納位置 A(図3参照)まで後退させる。案内路17内へ収納されたホーン16は、車両 走行に伴う空気が当らないため、空力音による騒音の発生がない。本案集電装置 10は、操作具15の操作によりホーン6を突出位置B(図1参照)まで前進さ せると、摺板体14の端部からホーン16,16を突出させる。
【0015】 本案集電装置10は、外筒体11の下室11cに流体給排路29を介して高圧 流体を供給すると、筒状のピストン13が上昇して摺板14a,14aをトロリ 線Tに接触させ、集電状態となる。本案集電装置10は、外筒体11の上室11 bに流体給排路28を介して高圧流体を供給すると、筒状のピストン13が降下 して摺板14a,14aをトロリ線Tから離反させ、非集電状態となる。
【0016】 なお、前記操作具15は、高圧流体で作動する構造に限定するものではなく、 図示は省略したが、電動式のサーボモータで連結具18,18をプッシュ/プル する構造等を採用することもできる。
【0017】 本考案者は、本考案集電装置の発生する空力音(騒音)について、ホーンを収 納したときの方がホーンを突出したときに比べて小さいことを確認するために、 下記の試験条件で試験を行い次の如き試験結果を得た。
【0018】 (1)試験用模型の条件 本案集電装置に対応する各試験用模型は、実物の1/10にスケールダウンし て形成されており、スケールダウン後の各寸法が次の通りとなっている。試験用 模型(図2及び図4参照)の試番1は、ホーンが突出したものであり、W1=1 30mm、W2=180mm,R=43mm,L=28mm、D1=2mmφ, D2=10mmφである。試番2は、ホーンが収納された以外は試番1と同一寸 法である。
【0019】 (2)空気の吹き付け装置及び測定の条件 空気の吹き付け装置は、450mm角の空気吐出口を備え、空気吐出口から吹 き出し前方へ700mm離れた所に模型取付位置を設けてある。 空力音を測定するマイクロホンは、模型取付位置の中心から水平外側に250 0mmの位置に設けてある。 吹きつける空気の流速は、実車想定速度(360Km/h)の1/2となるよ うに、空気吐出口で180Km/h(50m/s)としてある。
【0020】 (3)試験結果 下記の表1に示す結果は、各1/3オクターブバンド中心周波数(Hz)に対 する試験1及び試番2の音圧レベル(dB)を示すものである。
【表1】
【0021】 (4)試験結果の検討 各試験用模型を実物の1/10にスケールダウンし、吹きつけ空気の流速を実 車想定速度の1/2としてあるので、下記の数1を適用して、実車の場合の周波 数(fr)は試験用模型の場合の周波数(fm)の1/5となる。従って、空力 音(騒音)の評価は、実車の場合が400〜4,000Hzなので、試験用模型 の場合は2,000〜20,000Hzに着目して評価すればよい。
【数1】 なお、数1において、frは実車の場合の周波数、fmは試験用模型の場合の 周波数、Lm/Lrは実車に対する試験用模型のスケール、Vrは実車の場合の 空気の流速、Vmは試験用模型の場合の空気の流速である。
【0022】 前記表1に示す測定結果から明らかなように、2,000〜20,000Hz における空力音は、ホーンを収納したときの方がホーンを突出したときに比べて 小さい。
【0023】
本案集電装置は、支柱内に形成された案内路内へホーンを収納さることができ るため、車両高速走行中のホーンに空気を当てることがなく、ホーンに起因する 空力音の発生がなくなる。その結果、本案集電装置は、車両高速走行中に生じる 騒音を低くすることができる実用的効果を有する。
【図1】本案集電装置の実施例を示すものであって、ホ
ーンを突出した集電状態を示し、(A)は平面図、
(B)は正面断面図である。
ーンを突出した集電状態を示し、(A)は平面図、
(B)は正面断面図である。
【図2】同実施例における同状態を示す側面図である。
【図3】同実施例においてホーンを収納した集電状態を
示す正面断面図である。
示す正面断面図である。
【図4】同実施例において摺板体を降下させた状態の正
面断面図である。
面断面図である。
【図5】従来のパンタグラフを示す斜視図である。
14…摺板体 14a…摺板 15…操作具 16…ホーン 17…案内路 A…収納位置 B…突出位置
Claims (1)
- 【請求項1】 摺板を取り付ける摺板体から突出するホ
ーンを備えた鉄道車両用集電装置において、前記ホーン
は、弧状に形成されると共に、弧状に形成した案内路で
案内されて路内の収納位置から路外の突出位置まで進退
するように配設され、該案内路は前記摺板体を支持する
支柱体内に形成され、前記ホーンを収納位置から突出位
置まで進退操作する操作具が配設されたことを特徴とす
る鉄道車両用集電装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2816293U JPH0680304U (ja) | 1993-04-16 | 1993-04-16 | 鉄道車両用集電装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2816293U JPH0680304U (ja) | 1993-04-16 | 1993-04-16 | 鉄道車両用集電装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0680304U true JPH0680304U (ja) | 1994-11-08 |
Family
ID=12241065
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2816293U Pending JPH0680304U (ja) | 1993-04-16 | 1993-04-16 | 鉄道車両用集電装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0680304U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2021524219A (ja) * | 2018-05-07 | 2021-09-09 | パントラック ゲーエムベーハーPantrac Gmbh | 摺動要素を集電体に固定するための装置 |
-
1993
- 1993-04-16 JP JP2816293U patent/JPH0680304U/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2021524219A (ja) * | 2018-05-07 | 2021-09-09 | パントラック ゲーエムベーハーPantrac Gmbh | 摺動要素を集電体に固定するための装置 |
| US11858358B2 (en) | 2018-05-07 | 2024-01-02 | Pantrac Gmbh | Device for fastening a sliding element to a current collector |
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