JPH068060A - 二部材の位置決め方法および装置 - Google Patents

二部材の位置決め方法および装置

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JPH068060A
JPH068060A JP16613892A JP16613892A JPH068060A JP H068060 A JPH068060 A JP H068060A JP 16613892 A JP16613892 A JP 16613892A JP 16613892 A JP16613892 A JP 16613892A JP H068060 A JPH068060 A JP H068060A
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JP
Japan
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measurement
measuring
hole
members
shaft
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Application number
JP16613892A
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English (en)
Inventor
Kunio Takeda
邦雄 武田
Hiroyuki Kirishima
洋行 桐島
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
  • Control Of Position Or Direction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】相互に対向して近接・離反可能な第1および第
2部材を、それらの近接・離反方向に直交するXY平面
内での相対位置を一定に定めて、能率的にかつ精度よく
位置決めする。 【構成】第1測定軸45および第1測定孔47の軸心を
一致させる第1ステップと、第2測定軸46および第2
測定孔48の軸心を一致させる第2ステップと、第1お
よび第2測定軸45,46が第1および第2測定孔4
7,48内で軸心を一致させているかどうかを確認する
第3ステップとを、第1部材および第2部材14の段階
的な近接に伴って順次経過させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、相互に対向して近接・
離反可能な第1および第2部材を、それらの近接・離反
方向に直交するXY平面内での相対位置を一定に定めて
位置決めするための二部材の位置決め方法および装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、たとえば下型にガイドポストが設
けられ、上型にガイトポストを摺動自在に嵌合させるガ
イドブッシュが設けられたものでは、下型および上型を
相互に組付けるにあたっては、上型をクレーン等で吊下
げておき、上型を徐々に降下させながら目視によって上
型の水平面内での位置を調整して、ガイドポストをガイ
ドブッシュに嵌合させるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のように、目
視により一方の部材の微調整を行なうようにしたもので
は位置決めに多大の時間がかかり、能率的ではない。
【0004】そこで本発明は、二部材の位置決めを能率
的にかつ精度よく定め得るようにした二部材の位置決め
方法および装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明方法によれば、第1および第2部材の近接・
離反方向に沿って延びる第1および第2測定軸の基端を
第1部材に固定するとともに、第1および第2測定軸の
先端部を個別に挿通させ得る第1および第2測定孔を第
2部材に設けておき、第1および第2部材間を第1の間
隔に保つとともに第2測定軸と第2測定孔内面との当接
を回避した状態で第1および第2部材の一方のみをXY
方向に移動させることにより第1測定軸および第1測定
孔の軸心を一致させる第1ステップと、第1および第2
部材間を第1の間隔よりも短い第2の間隔に保つととも
に第1測定軸と第1測定孔内面との当接を回避した状態
で第1および第2部材の一方のみをXY方向に移動させ
ることにより第2測定軸および第2測定孔の軸心を一致
させる第2ステップと、第1および第2部材間を第2の
間隔よりも短い第3の間隔に保つとともに第1および第
2測定軸が第1および第2測定孔内で軸心を一致させて
いるかどうかを確認する第3ステップとを順次経過させ
る。
【0006】また本発明装置では、第1および第2部材
の近接・離反方向に沿って延びる第1および第2測定軸
の基端が第1部材に固定され、第1および第2測定軸の
先端部を個別に挿通させ得る第1および第2測定孔が第
2部材に設けられ、第1測定軸の先端部には、第1測定
孔内でのXY方向への相対移動を可能として形状を定め
られる第1測定部と、許容される公差分だけ第1測定孔
よりも小さく形状を定められる第1確認部とが先端側か
ら順に間隔をあけて設けられ、第2測定軸の先端部に
は、第2測定孔内でのXY方向への相対移動を可能とし
て形状を定められる第2測定部と、許容される公差分だ
け第2測定孔よりも小さく形状を定められる第2確認部
とが先端側から順に間隔をあけて設けられ、第1測定軸
の第2測定部に対応する部分は第2測定部の第2測定孔
内でのXY方向の相対移動にかかわらず第1測定孔内面
への接触を回避可能な形状に形成され、第2測定軸の第
1測定部に対応する部分は第1測定部の第1測定孔内で
のXY方向の相対移動にかかわらず第2測定孔内面への
接触を回避可能な形状に形成され、第1および第2確認
部は相互に対応する位置で第1および第2測定軸にそれ
ぞれ設けられる。
【0007】
【実施例】以下、図面により本発明の一実施例について
説明する。
【0008】図1ないし図11は本発明の一実施例を示
すものであり、図1は放電加工装置の縦断側面図であっ
て図2および図3の1−1線に沿う断面図、図2は図1
の2−2線断面図、図3は図1の3−3線断面図、図4
は図2の4−4線拡大断面図、図5は図2の5−5線拡
大断面図、図6は図3の6−6線拡大断面図、図7は図
1の7−7線に沿う拡大分解断面図、図8は第3ステッ
プで第1および第2測定軸が第1および第2測定孔に挿
通されている状態を示す図2および図3の8−8線に沿
う拡大断面図、図9は第1ステップでの図8に対応する
断面図、図10は第1ステップでの第1測定軸および第
1測定孔の相対位置関係を示す横断面図、図11は第2
ステップでの図8に対応する断面図である。
【0009】先ず図1、図2および図3において、この
放電加工装置は、一対の金型素材W 1 ,W2 に、それら
に対応した放電電極E1 ,E2 による型彫りを施して相
互に対をなす一対の金型を得るためのものであり、両金
型素材W1 ,W2 は、油面Lまでオイルが充填される放
電加工油槽10内の底部に固定された基台11上にそれ
ぞれ固定され、両放電電極E1 ,E2 は、基台11の上
方で昇降可能なラム12に前記両金型素材W1 ,W2
上面に対向するようにしてそれぞれ固定される。
【0010】金型素材W1 ,W2 は、図示しないクラン
プ手段で基台11上に着脱可能に取付けられる第1部材
としての下基板13の上面に着脱可能に取付けられるも
のであり、また放電電極E1 ,E2 は、図示しないクラ
ンプ手段でラム12に着脱可能に取付けられる第2部材
としての上基板14の下面に着脱可能に取付けられる。
【0011】下基板13は長方形の平板状に形成されて
おり、横断面形状を長方形状としたブロック状である両
金型素材W1 ,W2 は、下基板13上に並列配置され
る。而して両金型素材W1 ,W2 の相互に対向する内側
面下部は、下基板13上の幅方向(図2の上下方向)略
中央部に固着された一対のガイド部材15,15に当接
される。また下基板13上の前記幅方向に沿う両端部に
は一対ずつ2組の支持部材16,16…が固着されてお
り、前記幅方向に沿う進退を可能として各支持部材1
6,16…に螺合されたクランプねじ17,17…の先
端が金型素材W1 ,W2 の外側面下部にそれぞれ当接さ
れる。したがって各クランプねじ17,17…を締付け
ることにより、下基板13の幅方向に沿う両金型素材W
1 ,W2 の位置が定まる。
【0012】図4を併せて参照して、金型素材W1 の長
手方向に沿う一端には、その幅方向全長にわたる係止溝
18が設けられる。一方、下基板13上には、金型素材
1の前記一端下部に当接するガイド部材19が、該ガ
イド部材19および係止溝18の下面間にわたるクラン
プ部材20とともに一対のねじ部材21,21により締
結される。これにより、金型素材W1 の長手方向に沿う
一端が、下基板13上に位置決め固定されることにな
る。
【0013】図5を併せて参照して、金型素材W1 の長
手方向に沿う他端には、その幅方向全長にわたる係止溝
22が設けられる。この係止溝22の下縁には、略L字
状の係止部材23が係合され、該係止部材23に対応し
て下基板13に固着される支持部材24と係止部材23
との間に楔部材25が差込まれる。すなわち係止部材2
3の外側面には、外方に向かうにつれて下方に傾斜した
傾斜面23aが設けられており、支持部材24の係止部
材23側には鉛直面24aが形成される。また楔部材2
5は、前記傾斜面23aおよび鉛直面24aに対応した
面25a,25bを両側に備えるものであり、係止部材
23および支持部材24間に差込まれた楔部材25に挿
通されるねじ部材26を下基板13に螺合して締付ける
ことにより、金型素材W1 の長手方向に沿う他端が、下
基板13上に位置決め固定されることになる。
【0014】金型素材W2 の長手方向に沿う両端は、上
記金型素材W1 の位置決め固定構造と同様の構造で、下
基板13上に位置決め固定される。
【0015】上基板14は、下板14aと、該下板14
aの上方に位置する上板14bとが、連結板14cを介
して連結されて成るものであり、ラム12の下端に設け
られている取付板12aに上板14bが着脱可能にクラ
ンプされ、下板14aの下面に放電電極E1 ,E2 が位
置決め固定される。
【0016】図6を併せて参照して、上基板14の下板
14a下面には、両放電電極E1 ,E2 が下基板13上
の両金型素材W1 ,W2 に対応して並列配置される。而
して両放電電極E1 ,E2 間で下板14aの下面には、
それらの放電電極E1 ,E2の長手方向に沿う両端部に
対応して一対のガイド部材30,30が、下板14aに
一対ずつ植設される位置決めピン31,31;31,3
1によって位置決め配置される。
【0017】両ガイド部材30,30および放電電極E
1 の内側面の対向部には、ねじ部材32,32で上板1
4aに締結される係合部材33,33がそれぞれ係合さ
れる。係合部材33は、円筒部33aの上端に半径方向
外方に張出す鍔部33bが設けられて成るものであり、
該係合部材33に挿通されるねじ部材32が上板14a
に螺合される。一方、ガイド部材30,30の放電電極
1 への対向端部には、係合部材33,33の略半周に
対応した係合凹部34,34が設けられ、放電電極E1
の内側面には、係合部材33,33の残余の略半周に対
応した係合凹部35,35が設けられており、係合部材
33,33を係合凹部34,34;35,35に係合さ
せるようにしてねじ部材32,32を締付けることによ
り、放電電極E1 の内側部が上板14aに位置決め固定
されることになる。
【0018】放電電極E1 の外側端下部(図6では上
部)には、内方に向かうにつれて下方に傾斜した傾斜面
36aを有する一対の係合切欠き36,36が放電電極
1 の長手方向に間隔をあけて設けられる。一方、下板
14aには、係合切欠き36,36に対応する部分に支
持部材37,37が固着されており、係合切欠き36,
36に係合する楔部材38,38が放電電極E1 および
支持部材37,37間に差込まれる。この楔部材38
は、支持部材37の放電電極E1 側に設けられた鉛直面
37aおよび前記傾斜面36aに対応した面38a,3
8bを両側に備えるものであり、両楔部材38,38に
挿通されるねじ部材39,39を下板14aに螺合して
締付けることにより、放電電極E1 の外側端が、下板1
4aに位置決め固定されることになる。
【0019】放電電極E2 の両側端は、上記放電電極E
1 の位置決め固定構造と同様の構造で、上基板14の下
板14aに位置決め固定される。
【0020】下基板13および上基板14間には、金型
素材W1 ,W2 が取付けられた状態にある下基板13と
放電電極E1 ,E2 が取付けられた状態にある上基板1
4とをそれらの相対位置を一定とするとともに相互の間
隔を一定として、放電加工油槽10外で仮に保持し得る
保持手段40が設けられる。
【0021】図7を併せて参照して、保持手段40は、
下基板13および上基板14の対角線上で2組設けられ
るものであり、下基板13に立設される支柱41と、該
支柱41に対応した位置で上基板14の下板14aに設
けられる保持孔42と、該保持孔42に下方から嵌合し
て上基板14を支持することを可能として支柱41の上
端に着脱可能に装着される保持部材43とを備える。
【0022】保持孔42は、下方に向かうにつれて大径
となるテーパ部42aを少なくとも下部に有して上基板
14の下板14aに穿設される。一方、保持部材43
は、テーパ部42aに下方から嵌合する円錐台部43a
と、前記下板14aの下面に当接可能として円錐台部4
3aの下端から半径方向外方に張出す支持鍔部43bと
を有してキャップ状に形成されるものであり、支柱41
の上端に被せられる。
【0023】しかも支柱41の外径D1 は、保持手段4
0による下基板13および上基板14間の間隔保持を解
除した状態での放電加工時に上基板14が下基板13に
近接する際に、少なくとも保持孔42に挿通される範囲
では保持孔42の最小内径D 2 よりも小径に設定される
ものであり、それにより放電加工時に支柱41が保持孔
42の内面に接触して下基板13および上基板14間が
電気的に短絡することが回避される。
【0024】ところで、上記2組の保持手段40により
下基板13と上基板14とをそれらの相対位置を一定と
した状態で仮に保持する前に、下基板13および上基板
14の水平面内での相対位置を一定に定めて位置決めす
る必要があり、そのための構造および方法について次に
説明する。
【0025】上記2組の保持手段40が設けられる対角
線と交差する対角線上で、下基板13上には上下に延び
る第1測定軸45の基端と、上下に延びる第2測定軸4
6の基端とが固定され、両測定軸45,46を個別に挿
通させ得る第1および第2測定孔47,48が上基板1
4の下板14aにそれぞれ穿設される。
【0026】図8において、第1測定孔47は、上方に
向かって大径となる上部テーパ孔部47aと、上部テー
パ孔部47aの下端に同軸に連なる孔部47bと、下方
に向かうにつれて大径に形成されて前記孔部47bの下
端に同軸に連なる下部テーパ孔部47cとが上方から順
に連設されて成るものであり、また第2測定孔48は、
第1測定孔47と同様にして上部テーパ孔部48a、孔
部48bおよび下部テーパ孔部48cが同軸に連設され
て成るものであり、両孔部47b,48bの内径DI
同一に設定される。
【0027】第1測定軸45の先端部には、第1測定部
45aと、第1確認部45cとが相互間に溝部45bを
介在させて先端側から順に設けられており、第1確認部
45cの外径DO は、第1測定孔47における孔部47
bの内径DI よりも許容される公差分だけ小さく定めら
れる。すなわち許容半径公差をaとしたときに、上記内
径DI は、(DI =DO +2a)と定められる。また第
1測定部45aの外径は、第1確認部45cよりも充分
小さく設定される。
【0028】第2測定軸46の先端部には、上方に向か
うにつれて小径となるテーパ部46aと、第2測定部4
6bと、第2確認部46cとが先端側から順に設けられ
ており、第2確認部46cの外径DO は、第2測定孔4
8における孔部48bの内径DI よりも許容される公差
分だけ小さく定められる。すなわち上記内径DI は、
(DI =DO +2a)と定められる。また第2測定部4
6bは、第2確認部46cよりも充分小径となるように
第2確認部46cの上端に段差を介して連設される。
【0029】第1測定軸45の溝部45bは、第2測定
軸46の第2測定部46bに対応するものであり、第2
測定部46bが第2測定孔48の孔部48b内で水平方
向に移動するときに第1測定孔47における孔部47b
内面への接触を回避し得るように形成される。また第2
測定軸46のテーパ部46aは、第1測定軸45の第1
測定部45aに対応するものであり、第1測定部45a
が第1測定孔47の孔部47b内で水平方向に移動する
ときに第2測定孔48の孔部48b内面への接触を回避
し得るように形成される。さらに第1および第2測定軸
45,46において第1および第2確認部45c,46
cよりも下方の部分は、第1および第2測定孔47,4
8内に挿通されたときに、孔部47b,48b内面に接
触することがないように充分に小径に形成される。
【0030】ところで、下基板13および上基板14を
水平面内で相対移動させるために、放電加工油槽10外
での下基板13および上基板14の仮組立にあたって
は、図2で示すように、下基板13を水平面内でX軸方
向に移動させるための一対のパルスモータ等のX方向駆
動手段49が前記X軸方向に沿う下基板13の両端側に
配設され、下基板13を水平面内でY軸方向に移動させ
るための一対のパルスモータ等のY方向駆動手段50が
前記Y軸方向に沿う下基板13の両端側に配設される。
【0031】このような構成で下基板13および上基板
14の水平面内での位置決めを行なうにあたっては、次
の第1〜第3ステップを順次経過させる。
【0032】〔第1ステップ〕;保持手段40による下
基板13および上基板14の仮組立を行なう前に、下基
板13および上基板14間を、図9で示すように、第1
測定軸45の第1測定部45aが第1測定孔47の孔部
47b内に位置するような間隔に保持する。この状態で
は、第1測定孔47の孔部47bと、第1測定部45a
とは、たとえば図10で示すように相互の軸心がずれた
状態にある。そこで、下基板13をX軸方向に沿って、
たとえば図10の左側にX1 だけ移動させると第1測定
部45aが孔部47b内面に接触する。而して、第1測
定軸45および上基板14間の電気的導通状態を監視し
ておくことにより、第1測定部45aの孔部47b内面
への接触を検知することができる。さらに、下基板13
をX軸方向に沿って図10の右側に(X1 +X2 )だけ
移動させたときに第1測定部45aが孔部47b内面に
接触したことを第1測定軸45および上基板14間の電
気的導通状態の監視により検知したとすると、その移動
量(X1 +X2 )をX方向駆動手段49の作動量により
検出する。その後、下基板13を(X1 +X2 )/2だ
け図10の左側に戻すと、第1測定軸45および第1測
定孔47の軸心がX軸方向に沿っては一致することにな
る。
【0033】次いでY軸方向に沿って下基板13を上述
のX軸方向の移動と同様に移動せしめ、その移動量(Y
1 +Y2 )の検知に応じて、第1測定軸45および第1
測定孔47の軸心がY軸方向に沿って一致させることが
でき、結果的に第1測定軸45および第1測定孔47の
軸心が一致することになる。
【0034】この際、第2測定軸46のテーパ部46a
が第2測定孔48の内面に接触することはなく、第1測
定軸45および第1測定孔47による軸心合わせに支障
を来すことはない。
【0035】〔第2ステップ〕;上基板14を上記第1
ステップよりも下基板13に近接させ、図11で示すよ
うに、第2測定軸46の第2測定部46bが第2測定孔
48の孔部48b内に位置するような間隔に保持し、上
記第1ステップと同様に、下基板13をXY方向に移動
せしめることにより、第2測定軸46および第2測定孔
48の軸心を一致させることができ、軸心合わせ、すな
わち下基板13および上基板14の相対位置位置決めを
精度をより高めることができる。
【0036】この際、第1測定軸45の溝部45bが第
1測定孔47の内面に接触することはなく、第2測定軸
46および第2測定孔48による軸心合わせに支障を来
すことはない。
【0037】(第3ステップ〕;上基板14を上記第2
ステップよりも下基板13にさらに近接させ、図8で示
すように、第1測定軸45の第1確認部45cが第1測
定孔47の孔部47b内に、また第2測定軸46の第2
確認部46cが第2測定孔48の孔部48b内に位置す
るようにする。而して、第1確認部45cの孔部47b
内面への接触、ならびに第2確認部46cの孔部48b
内面への接触がないことが、電気的導通状態の監視によ
り確認されたときに、下基板13と上基板14との水平
面内での相対位置が一定に定まっていることが確認され
る。
【0038】そこで、下基板13と上基板14との相対
位置を一定に保ったままで保持手段40により下基板1
3および上基板40を、仮組状態に保持すればよい。
【0039】次にこの実施例の作用について説明する
と、この放電加工装置で金型素材W1,W2 への型彫り
加工を行なうにあたっては、放電加工油槽10外におい
て、下基板13上に一対の金型素材W1 ,W2 をそれぞ
れ位置決め固定するとともに、上基板14に一対の放電
電極E1 ,E2 をそれぞれ位置決め固定し、下基板13
および上基板14の相対位置を一定に定める。
【0040】この際、上基板14を下基板13に段階的
に近接させながら、第1測定軸45および第1測定孔4
7の軸心を一致させる第1ステップと、第2測定軸46
および第2測定孔48の軸心を一致させる第2ステップ
と、第1および第2測定軸45,46が第1および第2
測定孔47,48内で軸心を一致させているかどうかを
確認する第3ステップとを順次実行することにより、簡
単にかつ精度よく下基板13と上基板14との相対位置
を一定に位置決めすることができる。
【0041】次いで2組の保持手段40,40により下
基板13および上基板14の相対位置および相互間の間
隔を一定に保持するとともに、止め輪46を上端部にそ
れぞれ装着した一対の補助支柱44,44で下基板13
および上基板14間の間隔を補助的に保持する。すなわ
ち2組の保持手段40,40において、支柱41の上端
部に装着された保持部材43を上基板14の保持孔42
に嵌合することにより、下基板13および上基板14の
相対位置が一定に定まるとともに、下基板13および上
基板14間の間隔が一定に保持される。
【0042】このように、保持手段40,40で相対位
置および相互間隔を一定に保持された下基板13および
上基板14は、それら13,14に取付けられている金
型素材W1 ,W2 および放電電極E1 ,E2 とともに、
放電加工油槽10内に搬入される。
【0043】而して、放電加工油槽10内で、基台11
に下基板13を固定し、またラム12の取付板12aに
上基板14を固定した状態で、ラム12により上基板1
4を上昇させる。これにより、保持手段40,40によ
る上基板14の支持状態が解除されるので、両支柱4
1,41の上端から保持部材43,43を取外す。
【0044】これにより、放電加工を行なうにあたって
の段取り作業がほぼ終了したことになり、ラム12の降
下により放電電極E1 ,E2 が金型素材W1 ,W2 の上
面への型彫りを行ない得る位置まで降下することができ
る。この際、支柱41,41ならびに第1および第2測
定軸45,46が上基板14に接触することはなく、下
基板13および上基板14間の電気的短絡は回避され
る。
【0045】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の
範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の小設
計変更を行なうことが可能である。
【0046】たとえば上基板14に第1および第2測定
軸を設け、下基板13に第1および第2測定孔を設ける
ようにしてもよく、また各測定孔および測定軸の横断面
形状は円形でなくてもく、上基板14を水平面内でXY
方向に移動させるようにしてもよい。さらに本発明は、
放電加工装置だけでなく、近接・離反可能な二部材の位
置決めを行なうものとして広く適用可能である。
【0047】
【発明の効果】以上のように、本発明方法によれば、第
1および第2部材の段階的な相互近接に伴って、第1測
定軸および第1測定孔の軸心を一致させる第1ステップ
と、第2測定軸および第2測定孔の軸心を一致させる第
2ステップと、第1および第2測定軸が第1および第2
測定孔内で軸心を一致させているかどうかを確認する第
3ステップとを順次経過させるので、第1および第2部
材の位置決めを能率的にかつ精度よく行なうことが可能
となる。
【0048】また本発明装置では、第1測定軸の先端部
には、第1測定部と、第1確認部とが先端側から順に間
隔をあけて設けられ、第2測定軸の先端部には、第2測
定部と、第2確認部とが先端側から順に間隔をあけて設
けられ、第1測定軸の第2測定部に対応する部分は第2
測定部の第2測定孔内でのXY方向の相対移動にかかわ
らず第1測定孔内面への接触を回避可能であり、第2測
定軸の第1測定部に対応する部分は第1測定部の第1測
定孔内でのXY方向の相対移動にかかわらず第2測定孔
内面への接触を回避可能であり、第1および第2確認部
は相互に対応する位置に在るので、第1〜第3ステップ
を順次経過させる本発明方法を適切に実施することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】放電加工装置の縦断側面図であって図2および
図3の1−1線に沿う断面図である。
【図2】図1の2−2線断面図である。
【図3】図1の3−3線断面図である。
【図4】図2の4−4線拡大断面図である。
【図5】図2の5−5線拡大断面図である。
【図6】図3の6−6線拡大断面図である。
【図7】図1の7−7線に沿う拡大分解断面図である。
【図8】図8は第3ステップで第1および第2測定軸が
第1および第2測定孔に挿通されている状態を示す図2
および図3の8−8線に沿う拡大断面図である。
【図9】第1ステップでの図8に対応する断面図であ
る。
【図10】第1ステップでの第1測定軸および第1測定
孔の相対位置関係を示す横断面図である。
【図11】第2ステップでの図8に対応する断面図であ
る。
【符号の説明】
13 第1部材としての下基板 14 第2部材としての上基板 45 第1測定軸 45a 第1測定部 45c 第1確認部 46 第2測定軸 46b 第2測定部 46c 第2確認部 47 第1測定孔 48 第2測定孔

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相互に対向して近接・離反可能な第1お
    よび第2部材(13,14)を、それらの近接・離反方
    向に直交するXY平面内での相対位置を一定に定めて位
    置決めするための二部材の位置決め方法において、第1
    および第2部材(13,14)の近接・離反方向に沿っ
    て延びる第1および第2測定軸(45,46)の基端を
    第1部材(13)に固定するとともに、第1および第2
    測定軸(45,46)の先端部を個別に挿通させ得る第
    1および第2測定孔(47,48)を第2部材(14)
    に設けておき、第1および第2部材(13,14)間を
    第1の間隔に保つとともに第2測定軸(46)と第2測
    定孔(48)内面との当接を回避した状態で第1および
    第2部材(13,14)の一方のみをXY方向に移動さ
    せることにより第1測定軸(45)および第1測定孔
    (47)の軸心を一致させる第1ステップと、第1およ
    び第2部材(13,14)間を第1の間隔よりも短い第
    2の間隔に保つとともに第1測定軸(45)と第1測定
    孔(47)内面との当接を回避した状態で第1および第
    2部材(13,14)の一方のみをXY方向に移動させ
    ることにより第2測定軸(45)および第2測定孔(4
    8)の軸心を一致させる第2ステップと、第1および第
    2部材(13,14)間を第2の間隔よりも短い第3の
    間隔に保つとともに第1および第2測定軸(45,4
    6)が第1および第2測定孔(47,48)内で軸心を
    一致させているかどうかを確認する第3ステップとを順
    次経過させることを特徴とする二部材の位置決め方法。
  2. 【請求項2】 相互に対向して近接・離反可能な第1お
    よび第2部材(13,14)を、それらの近接・離反方
    向に直交するXY平面内での相対位置を一定に定めて位
    置決めするための二部材の位置決め装置において、第1
    および第2部材(13,14)の近接・離反方向に沿っ
    て延びる第1および第2測定軸(45,46)の基端が
    第1部材(13)に固定され、第1および第2測定軸
    (45,46)の先端部を個別に挿通させ得る第1およ
    び第2測定孔(47,48)が第2部材(14)に設け
    られ、第1測定軸(45)の先端部には、第1測定孔
    (47)内でのXY方向への相対移動を可能として形状
    を定められる第1測定部(45a)と、許容される公差
    分だけ第1測定孔(47)よりも小さく形状を定められ
    る第1確認部(45c)とが先端側から順に設けられ、
    第2測定軸(46)の先端部には、第2測定孔(48)
    内でのXY方向への相対移動を可能として形状を定めら
    れる第2測定部(46b)と、許容される公差分だけ第
    2測定孔(48)よりも小さく形状を定められる第2確
    認部(46c)とが先端側から順に設けられ、第1測定
    軸(45)の第2測定部(46b)に対応する部分は第
    2測定部(46b)の第2測定孔(48)内でのXY方
    向の相対移動にかかわらず第1測定孔(47)内面への
    接触を回避可能な形状に形成され、第2測定軸(46)
    の第1測定部(45a)に対応する部分は第1測定部
    (45a)の第1測定孔(47)内でのXY方向の相対
    移動にかかわらず第2測定孔(48)内面への接触を回
    避可能な形状に形成され、第1および第2確認部(45
    c,46c)は相互に対応する位置で第1および第2測
    定軸(45,46)にそれぞれ設けられることを特徴と
    する二部材の位置決め装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7378611B2 (en) * 2004-03-19 2008-05-27 General Electric Company Apparatus and method for electrical discharge machining

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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