JPH0681659U - マスキング用フィルムロール - Google Patents

マスキング用フィルムロール

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JPH0681659U
JPH0681659U JP2785893U JP2785893U JPH0681659U JP H0681659 U JPH0681659 U JP H0681659U JP 2785893 U JP2785893 U JP 2785893U JP 2785893 U JP2785893 U JP 2785893U JP H0681659 U JPH0681659 U JP H0681659U
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JP
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masking film
film
roll
masking
corona discharge
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JP2785893U
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耕一 岡本
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 塗装作業に使用されるマスキング用フィルム
ロールを使い勝手のよい構成とし、かつ付着塗料の剥離
を防止して後処理の簡便なものを提供する。 【構成】 マスキング用フィルムのコロナ放電処理面の
横幅方向の上縁に粘着テープの接着層下端一部を接着し
てマスキング用フィルムを折り込み巻き込んだものであ
る。折り縁はすべてロールの外側に位置するように折り
込まれ、かつフィルムの下端が少なくとも前記粘着テー
プの接着層と間隙をおいて内側に折り込んで巻き込まれ
ている。マスキング用フィルムを引伸し使用するとき
は、必ずコロナ放電処理面が表側になる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、塗装の際に非塗装面をカバーするマスキング用フィルムを折り込み 巻き込んだロールに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、塗装用のマスキング用フィルムシートは、プラスチックフィルム製のシ ョッピング袋などの素材を利用して作成され、端部に接着テープを設けて使いや すく改良されてきたものである。 ショッピング袋の素材などは、いわゆるストレートやいわゆるガゼット折りされ た筒状のロール原反であり、この素材を前提として利用するために、この原反を コンパクトに折り畳む装置が開発されてきた。 これには例えば特開昭63ー319127号の粘着テープ付シートの製造装置が ある。
【0003】 一方塗装の際に使用されるマスキング用フィルムロールなどに使用されている ポリオレフィンフィルムは、付着した塗料が剥離落下しないようにコロナ放電処 理したほうがよいことが分かり(特開昭61ー250082号)、さらに少なく とも片面がコロナ放電処理されそのコロナ放電処理面が40ダイン/Cm以上の ぬれ張力を有する塗装マスキング用フィルム(特開平3ー42066号)が開示 されている。 コロナ放電処理は、コロナ放電をしている電極間を通過させる通常の方法で行 なうが、このコロナ放電処理の技術は結局前記ポリオレフィン等のショッピング 袋の印刷前処理技術として発展してきたものである。 そして現在一般には外表面片面がコロナ処理された筒状のフィルム素材が、ロ ール原反として提供されるに至っている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】 前記のようにマスキング用フィルムシートは、コロナ放電処理(筒状フィルム 素材であるため外面のみがコロナ放電処理)したほうが有利であることが公知に なり、フィルムシートをコンパクトに折り込む装置も知られている。 ところが、前記の従来の製造装置は、コロナ放電処理を前提とせず、無処理の 筒状原反ロールを前提として開発されてきたために、その折り方が、単に折り畳 むだけであり、前記特開昭63ー319127号の粘着テープ付シートの製造装 置ではガゼット折りの二枚の部分から一枚を切り開き、開いた内面側に粘着テー プを貼着して製造することが行なわれていた(特開昭63ー319127号の第 6図を援用した図5)。 つまり外側面にコロナ放電処理をしているロール原反を前提としていないため に、この装置は、原反である筒状フィルムのどの面を表面にするかの問題に直面 しておらず、製造効率上から筒状フィルムの無処理の内面が、塗装作業時のマス キングのときは表面になるように折り込んでいたことになる。 つまり、このような折り方でもマスキング自体には問題はないのであるが、フィ ルムに表裏があってコロナ放電処理されたロール原反を使用してコロナ放電処理 面を表側にだす場合には、決定的に不向きの折り込み装置であった。
【0005】 さらにまた、この装置を設計変更して、筒状フィルムの二枚の部分から一枚を 切り開き、開いた内面側に粘着テープを貼着しないで、開いた外側(前記図5の 粘着テープを裏側から貼着)から粘着テープを貼着するように改良することも考 えられるが、今度は、折り込むときに、折り縁が粘着テープの粘着層側即ち内側 に入って図6のようになり、折り縁の下端が粘着テープに付着したり、あるいは 内側に指を差し入れて引っ張ることが必要になり使用時に引伸しにくいという難 点が生じていた。 このように、従来のマスキング用フィルムロールは、技術の改良とともに新たな 課題に対応することが要請されてきている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、これらの課題を発見し解決するもので、前記の公知の技術における コロナ放電処理されたマスキング用フィルムシートを使用し、かつ改良された折 り畳み機構を備えた粘着テープ付シートの製造装置を新規に開発することと平行 して達成されたもので、より使い勝手の良い塗装作業用のマスキング用フィルム ロールを提供するものである。 つまり本考案に係るマスキング用フィルムロールは、 使用時に必ずコロナ放電処理面が表になるようにすること。 折り込み縁を必ずロールの外側に配置して指で引伸し易くすること。 巻き込みロールが容易には型くずれしないようにすること。 を目的として達成されたものである。
【0007】 ここに本考案は、マスキング用フィルムのコロナ放電処理面の横幅方向の上縁 に粘着テープの接着層下端一部を接着してマスキング用フィルムを折り込み巻き 込んだもので、マスキング用フィルムの折り縁はすべて外側になるよう折り込み 、かつマスキング用フィルムの下端が少なくとも前記粘着テープの接着層と間隙 をおいて内側に折り込んで巻き込まれ、マスキング用フィルムを引伸し使用する ときにコロナ放電処理面が表側になるマスキング用フィルムロールを提供する。
【0008】
【実施例】
つぎに本考案のマスキング用フィルムロールを実施例に基づいて説明する。 図1から図2は、本考案に係るマスキング用フィルムロールを示す実施例であ る。 ロール状に巻き込まれたマスキング用フィルム1は、ポリオレフィンフィルムの 片面に予めコロナ放電処理を施してコロナ放電処理面2を形成し、そのマスキン グ用フィルム1のコロナ放電処理面2の横幅方向の上縁に粘着テープ3の接着層 31の下端一部を接着したものである。 マスキング用フィルム1の折り縁4はすべて外側になるよう折り込み、かつマ スキング用フィルム1の下端11が少なくとも前記粘着テープ3の接着層31と 間隙32をおいて内側に折り込んで巻き込まれ、マスキング用フィルム1を引伸 し使用するときにコロナ放電処理面2が必ず表側になるように構成されている。 実施例のマスキング用フィルムロールは、その折り方は、図3中のA−A線で は16枚の重なりとなっており、上向きの折り縁4はすべて粘着テープ3の外側 になって折り込まれ、マスキング用フィルム1の下端11は一枚だけ内側に折り 込まれ、一旦ロール状に巻き込んだのちは容易には型くずれがない巻き方として いる。
【0009】 図3は、筒状ガゼットフィルム1の外周面をコロナ放電処理したものからの折り 込み工程を示すものである。 この工程において、粘着テープ3の接合は、ガゼット折りの表面の一枚をカッタ ー5で切り開いて、コロナ放電処理した表面2に接着層31の一部下端を接着し て行なわれる。 なおカッター5は、2個のカッターを間隔をおいて2個並列に設け、所定幅のフ ィルムを切り落とすと、折り込みの際に、下端11と接着層31の間に間隔をお くことが容易になる。 図3の折り込みは、A−A線で、16枚になる折り枚数であるが、この折り枚 数は、これに限定されるものでなく、折り縁4が外側に位置し、下端11が内側 であれば、何枚折りでも差し支えない。 また図4は、一枚の放電処理されたフィルムシート1からの折り込みの工程の 原理を示している。 この工程は、片面をコロナ放電処理した一枚を順序よく重ね折りして最後に下端 11を内側に折り返したものである。 この工程において、粘着テープ3の接合は、最初に接着しても最後に接着して巻 き取ってもよい。
【0010】 折り込みの工程や装置構成は、最初の素材の選択で異なってくるのは当然であ るが、前記特開昭63ー319127号の粘着テープ付シートの製造装置などを 基礎にして種々の装置の開発が予想できる。 本考案に係るマスキング用フィルムロールは、その製造装置を完成して実施でき るものとなったが、前記公知装置の改良や部品変更などでも実施できる可能性が あるが、どのような装置で作成しても、本考案の実施であることには変わりはな い。
【0011】 本考案のような折り込みと巻き込みで作成されたマスキング用フィルムロール は、その製造にあたっても従来と大差ない工程及び費用ででき、しかももっとも 重要な使用時における使い勝手の良さとコロナ放電処理面2の表面化を達成して いる。
【0012】 実施例で示すマスキング用フィルムロールを使用して塗装作業をおこなうには 、まずロールから粘着テープ3を剥して、非塗装面に所定幅貼着して、必要幅を はさみ等で切り取る。 次に外側に出ている折り縁4を指等で引っ張り引き伸ばす。 このとき折り縁4は外側にあるので容易に指ではさめる構造である。 又マスキング用フィルム1の下端11は、内側に折り込まれているので容易には ロールの型はくずれないので、残りのロールの保存にも好ましい。 しかも、マスキング用フィルム1の下端11は粘着テープ3の接着層31とは、 間隔をおいているので、不測にもフィルム1が接着層に付くこともない。
【0013】 本考案は実施例に限定されるものではなく、広い面積のマスキングの場合や狭い 部分のマスキングでは、折り縁4の数や折り幅は、適宜任意に変えることができ るのはいうまでもない。
【0014】
【考案の効果】
以上の構成である本考案に係るマスキング用フィルムロールは、製造上も従前 と大差がなく、マスキング用フィルムロールの使い勝手をたいへん便利にするこ とができる。 とりわけ塗装作業の際のマスキングには、表面にコロナ放電処理面を出すので、 塗料が良好に付着し、さらに付着塗料の剥離防止に効果があり、後処理に好適な ものとなっている。 そして本考案のマスキング用フィルムロールは次のような特有な技術的効果があ る。
【0015】 本考案のマスキング用フィルムロールは、これを使用する場合は、粘着テー プの施工の仕方から表面が常にコロナ放電処理面となる。 このために、塗料の付着は良好で、剥離することがなく、後処理がきわめて 簡便になる。 折り込み縁がロールの外側に露出するので指が掛かり易く、かつ引伸しも容 易である。 フィルムの下端は、ロールの内側に巻き込まれるので、ロール全体の型くず れが生じにくく、ロール途中で保管する場合も巻きがくずれにくいものとな っている。 フィルムの下端は、ロールの内側に巻かれるが、接着層とは間をおいている 、接着層に付着することもない。 このように本考案に係るマスキング用フィルムロールは、従来のフィルムロー ルに比較して、コロナ放電処理面を必ず表面に出せる使い勝手のよいものであり 、引き出し易さとロール形状の保持の面でもきわめて実用的な効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るマスキング用フィルムロールの一
実施例を示す斜視図。
【図2】本考案に係るマスキング用フィルムロールの一
部拡大図。
【図3】本考案に係るマスキング用フィルムロールの筒
状ガゼットからの折り方の工程図。
【図4】本考案に係るマスキング用フィルムロールの折
り方の工程図。
【図5】フィルムの二枚折りの部分から一枚を切り開
き、開いた内面側に粘着テープを接着する従来の製造装
置の要部の斜視図。
【図6】従来のマスキング用フィルムロールの内側折り
込みを示す斜視図。
【符号の説明】
1 ポリオレフィンフィルム 11 下端 2 コロナ放電処理面 3 粘着テープ 31 接着層 32 間隙 4 折り縁 5 カッター

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マスキング用フィルムのコロナ放電処理
    面の横幅方向の上縁に粘着テープの接着層下端一部を接
    着してマスキング用フィルムを折り込み巻き込んだもの
    で、マスキング用フィルムの折り縁はすべて外側になる
    よう折り込み、かつマスキング用フィルムの下端が少な
    くとも前記粘着テープの接着層と間隙をおいて内側に折
    り込んで巻き込まれ、マスキング用フィルムを引伸し使
    用するときにコロナ放電処理面が表側になるマスキング
    用フィルムロール。
JP2785893U 1993-04-28 1993-04-28 マスキング用フィルムロール Pending JPH0681659U (ja)

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JP2785893U JPH0681659U (ja) 1993-04-28 1993-04-28 マスキング用フィルムロール

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JP2785893U Pending JPH0681659U (ja) 1993-04-28 1993-04-28 マスキング用フィルムロール

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH078857A (ja) * 1993-06-22 1995-01-13 Yoshino Kasei Kk チューブラーフィルム内面をコロナ放電処理したフィルムを使用することを特徴とする塗装用マスキングフィルムロール体

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH078857A (ja) * 1993-06-22 1995-01-13 Yoshino Kasei Kk チューブラーフィルム内面をコロナ放電処理したフィルムを使用することを特徴とする塗装用マスキングフィルムロール体

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