JPH0681921A - 回転駆動装置 - Google Patents

回転駆動装置

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JPH0681921A
JPH0681921A JP23355592A JP23355592A JPH0681921A JP H0681921 A JPH0681921 A JP H0681921A JP 23355592 A JP23355592 A JP 23355592A JP 23355592 A JP23355592 A JP 23355592A JP H0681921 A JPH0681921 A JP H0681921A
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driven pulley
pulley
transmission belt
tension
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Masahiro Inukai
雅弘 犬飼
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回転可能に設けられた従動プーリ1と、該従
動プーリ1に巻き掛けられた伝動ベルト3とを利用し、
往復運動から回転運動を取出して従動プーリ1に対する
トルクの伝達や従動プーリ1の位置決めを簡単な機構で
実現できるようにし、もって回転運動体の回転変動を回
転運動に変換できるようにする。 【構成】 回転可能に設けられた従動プーリ1と、該従
動プーリ1に巻き掛けられた伝動ベルト3と、該伝動ベ
ルト3をベルト長さ方向において少なくとも往復運動さ
せるベルト駆動手段Rと、上記伝動ベルト3の従動プー
リ1とベルト駆動手段Rとの間に位置する一方の側のス
パン3aを所定の押圧力で押圧する第1テンショナ4と
を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、伝動ベルトを用いて
往復運動から回転運動を取出す新規な回転駆動装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】例えば、ディーゼルサイクルエンジン等
の出力軸では、該エンジンの燃焼室内での爆発に伴い、
回転方向において振動するような回転変動の生じること
が知られている。そこで、本発明者は、このような回転
運動体に生じる回転変動のエネルギを回転運動に活かす
ことを考えた。
【0003】一般的に、往復運動から回転運動を取出す
ことができる従来の機構としては、例えばクラッチ機構
やワンウェイクラッチを用い、往復運動のうちの一方向
の運動のみを回転運動として取出すようにしたものが知
られている。従って、このような機構を上記出力軸に取
付ければ、上記回転変動を回転運動に変換することがで
きる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の機構では、次に述べるような理由により構造が複雑
化し、実用化は困難であるといわざるを得ない。
【0005】すなわち、上記クラッチ機構を用いたもの
では、往復運動との間で同期をとってクラッチをオンオ
フ作動させる機構が別途必要になり、機構が複雑であ
る。また、クラッチのオンオフ作動に電力等のエネルギ
を用いなければならない。
【0006】一方、ワンウェイクラッチを用いたもので
は、往復運動のたびにワンウェイクラッチに大きな衝撃
が加わることになり、負荷容量の高い大きなクラッチを
用いなければならない。
【0007】この発明は斯かる諸点に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、回転可能に設けられた従動プー
リと、該従動プーリに巻き掛けられた伝動ベルトとを利
用して、往復運動から回転運動が取出せるようにし、従
動プーリに対するトルクの伝達や従動プーリの位置決め
を簡単な機構で実現することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明では、伝動ベルトを長さ方向に往復させ
て、その運動のうちの一方向において伝動ベルトと従動
プーリとの間に微小滑りを生じさせ、これを利用して伝
動ベルトの往復運動を従動プーリの回転運動に変換する
ようにした。
【0009】具体的には、請求項1の発明では、回転可
能に設けられた従動プーリと、該従動プーリに巻き掛け
られた伝動ベルトと、該伝動ベルトをベルト長さ方向に
少なくとも往復運動させるベルト駆動手段と、上記伝動
ベルトの従動プーリとベルト駆動手段との間に位置する
一方の側のスパンを所定の押圧力で押圧する第1テンシ
ョナとを備える。
【0010】また、請求項2の発明では、上記請求項1
の発明において、伝動ベルトの従動プーリとベルト駆動
手段との間に位置する他方の側のスパンを所定の押圧力
で押圧する第2テンショナを備える。そして、第1及び
第2テンショナを択一的に作動させるように構成する。
【0011】また、請求項3の発明では、上記請求項1
又は2の発明において、伝動ベルトを有端ベルトとす
る。そして、ベルト駆動手段を、上記有端ベルトの両端
部が止着されて各端部を従動プーリに対して交互に引張
るように揺動可能な揺動部材と、該揺動部材を揺動させ
る揺動手段とを有する構成とする。
【0012】また、請求項4の発明では、上記請求項1
又は2の発明において、伝動ベルトを無端ベルトとす
る。そして、ベルト駆動手段を、回転可能に設けられた
原動プーリと、該原動プーリを回転軸心まわりに往復回
動させる揺動手段とを有する構成とし、かつ上記無端ベ
ルトを従動プーリと原動プーリとの間に巻き掛ける。
【0013】さらに、請求項5の発明では、上記請求項
1,2,3又は4の発明において、テンショナを、伝動
ベルトに当接可能な当接部材と、該当接部材を伝動ベル
トに当接させる方向に付勢する付勢手段とを有する構成
とする。そして、上記付勢手段の付勢力が可変であるよ
うに構成する。
【0014】
【作用】請求項1の発明では、ベルト駆動手段により、
伝動ベルトがその長さ方向に往復運動するように駆動さ
れて、伝動ベルトの従動プーリとベルト駆動手段との間
に位置する1対のスパンのうち第1テンショナから押圧
を受ける側のスパンがベルト駆動手段にて引張られる張
り側スパンとなるとき、反対側のスパンは緩み側スパン
となる。このとき、ベルトから従動プーリに対しトルク
が発生して、張り側スパンでは張力が増加するような力
が加えられることになるが、この張力の増加に対しては
第1テンショナが張力を減少させるように作動するた
め、張り側スパンでの張力の増加の度合は小さくなる。
従って、緩み側スパンでは、張り側スパンでの張力の変
化量が小さい分だけ張力が余分に減少することになり、
伝動ベルトの張力が非常に弱いか、又は張力がなくなっ
てしまう状態が生じる。つまり、従動プーリでは、伝動
ベルトの張力が低過ぎるためにトルクを受け切ることが
できなくなり、ベルトとの間で滑りが生じる。これによ
り、伝動ベルトの長さ方向での往復運動のうち、伝動ベ
ルトが第1テンショナの押圧作動を受ける側に変位した
ときには、従動プーリは殆ど回転駆動されない。
【0015】一方、伝動ベルトの1対のスパンのうち上
記押圧を受ける側とは反対側のスパンがベルト駆動手段
にて引張られる張り側スパンとなるとき、押圧を受ける
側のスパンは緩み側スパンとなる。このとき、ベルトか
ら従動プーリに対しトルクが発生して、張り側スパンで
は引張られたことにより張力が増加し、反対に緩み側ス
パンでは上記張力の増加に見合った分だけ張力が減少し
ようとするが、この張力の減少に対しては第1テンショ
ナが張力を増加させるように作動するため、緩み側スパ
ンでの張力の減少の度合は小さくなる。従って、張り側
スパンでは緩み側スパンでの張力の変化量が小さい分だ
け、張力が余分に増加することになる。つまり、ベルト
の両スパンで張力が高くなるので、上記トルクによるベ
ルトと従動プーリとの間での滑りは生じ難くなる。これ
により、伝動ベルトの長さ方向での往復運動のうち、伝
動ベルトが第1テンショナの押圧作動を受けない側に変
位したときには、従動プーリは同変位方向に回転駆動さ
れる。
【0016】以上のことから、従動プーリは、伝動ベル
トの長さ方向での往復運動のうちテンショナの押圧作動
を受けない側に変位する方向の運動を受けて、同変位方
向のみに回転駆動されることになる。尚、この場合に
は、ベルトの往復振動数や往復運動の変位量を変えるこ
とにより、従動プーリの周速度は可変となる。
【0017】また、請求項2の発明では、伝動ベルトの
従動プーリとベルト駆動手段との間に位置する一方の側
のスパンを押圧する第1テンショナのみが作動し、かつ
他方の側のスパンを押圧する第2テンショナの作動が停
止した状態で、ベルトが巻き掛けられた方向での往復運
動を行うと、従動プーリは、ベルトが上記第1テンショ
ナによる押圧作動を受けない側に変位する方向の運動を
受けて、同変位方向のみに回転駆動される。逆に、第1
テンショナが作動を停止し、第2テンショナのみが作動
する状態では、従動プーリは、ベルトが上記第2テンシ
ョナによる押圧作動を受けない側に変位する方向の運動
を受けて、同変位方向つまり上記回転方向とは逆の方向
に回転駆動される。よって、従動プーリの回転方向を容
易に切換えることができる。
【0018】また、請求項3の発明では、揺動手段によ
り揺動部材が揺動されると、有端ベルトの上記揺動部材
に止着された各端部が従動プーリに対して交互に引張ら
れることにより、上記ベルトにはそのベルト長さ方向で
の往復運動が付与される。
【0019】また、請求項4の発明では、揺動手段によ
り原動プーリが回転軸心まわりに往復回動されると、該
プーリと従動プーリとの間に巻き掛けられた無端ベルト
には、そのベルト長さ方向での往復運動が付与される。
尚、このとき、原動プーリに、該原動プーリの往復回動
による従動プーリの回転方向と同じ方向の回転運動が与
えられている場合には、従動プーリの回転速度は、原動
プーリに上記往復回動が加わることにより、原動プーリ
の回転運動による速度以上に増速されることになる。
【0020】さらに、請求項5の発明では、付勢手段の
付勢力が変えられて当接部材の伝動ベルトに対する押圧
力が変わることにより、該ベルトと従動プーリとの間の
滑り量が変化し、従動プーリの変位量が変化するので、
伝動ベルトの往復運動の変位量及び往復サイクルが一定
の状態であっても、上記付勢力を調節することにより、
従動プーリの周速度は速められたり、遅くされたり、ま
たは停止されたりする変速機能が付与される。従って、
付勢力が無段階に可変される場合には、従動プーリは無
段変速されることになる。
【0021】
【実施例】以下、この発明に係る実施例を図面に基づい
て説明する。
【0022】(実施例1)図1〜図3は実施例1に係る
回転駆動装置を示し、この装置は、上下に間隔をあけて
配置した水平方向の回転軸1a,2aにそれぞれ回転可
能に支持されたVプーリからなる同一径の従動プーリ1
及び原動プーリ2と、両プーリ1,2間に巻き掛けられ
たVベルトで無端ベルトからなる伝動ベルト3とを備え
ている。ベルト3の両プーリ1,2間に位置する1対の
スパン3a,3bのうち同図左側のスパン3aには、該
スパン3aを所定の押圧力で押圧するように作動するテ
ンショナ4(第1テンショナ)が配設されている。
【0023】上記テンショナ4は、固定体7に回転軸1
a,2bと平行な支軸5aを介して回動可能に支持され
たL型アーム5と、該アーム5の先端に回転軸1a,2
bと平行な軸心まわりに回転可能に支持された当接部材
としてのテンションプーリ6と、L型アーム5の基端と
固定体7との間に伸装された付勢手段としての引張コイ
ルばね8とを備えており、上記コイルばね8の付勢力と
しての引張力によりテンションプーリ6が伝動ベルト3
の左側スパン3a背面を一定の押圧力で押圧するように
構成されている。尚、図示しないが、上記引張コイルば
ね8の固定体7に対する取付部位は例えばばね8の長さ
方向に移動可能に構成されており、該取付部位を移動し
てコイルばね8の引張力を変えることにより、テンショ
ンプーリ6の伝動ベルト3に対する押圧力が調節できる
ようになっている。
【0024】上記原動プーリ2の側面には、図3に示す
ように該プーリ2の回転軸2aを揺動中心として揺動可
能な揺動アーム9が一体に取付けられている。この揺動
アーム9の揺動端にはアーム長さ方向に長い長孔9aが
設けられている。一方、原動プーリ2近傍の固定体7に
は、上記原動プーリ2を周方向に往復振動させるための
揺動手段としての原動機10が配設されている。この原
動機10は、上記アーム9と略直交する軸方向(図で上
下方向)に直線的に進退動する出力ロッド10aを有し
ており、該ロッド10aの先端には上記アーム9の長孔
9aに摺動可能に係合する係合部10bが設けられてい
る。これにより、原動機10がロッド10aをその軸方
向に進退動させると、揺動アーム9が所定角範囲で揺動
して原動プーリ2が周方向に往復振動し、伝動ベルト3
をベルト長さ方向において往復振動させるようにしてい
る。上記原動プーリ2及び原動機10は、この発明にお
けるベルト駆動手段Rを構成している。
【0025】次に、上記のように構成された回転駆動装
置の作用について説明する。図1は、原動プーリ2が反
時計回り方向(同図に矢印で示す方向)に変位した状態
を示す。このときは、伝動ベルト3の同図左側のスパン
3aは張り側になるため、張力が増加するような力が生
じるが、このスパン3aの張力増加に対してテンション
プーリ6が押圧力を下げる方向(同図の左方向)に動く
ため、左側スパン3aの張力の変化量は小さくなる。こ
れにより、伝動ベルト3の緩み側となる右側スパン3b
では、左側スパン3bの張力の変化量が小さい分だけ原
動プーリ2のトルクを支えるために張力が余分に減少す
ることになり、張力が非常に弱いか、又は張力がなくな
ってしまう状態が生じる。従って、原動プーリ2及び従
動プーリ1のいずれか一方では、右側スパン3bの張力
が低過ぎるためにトルクを支え切ることができず、ベル
ト3との間で滑りが生じる。このような滑りが生じるこ
とにより、従動プーリ1の外周の変位量はゼロとなる
か、或いは原動プーリ2の外周の変位量よりも小さくな
る。
【0026】図2は、原動プーリ2が時計回り方向(同
図に矢印で示す方向)に変位した状態を示している。こ
のときは、伝動ベルト3の同図右側のスパン3bは張り
側にあたるため、張力が増加する。反対に、伝動ベルト
3の左側スパン3aは緩み側にあたるため、張力が減少
するようになる。この左側スパン3aは、テンショナ4
の作動を受けていない場合には、右側スパン3bの張力
が増加するのに対応して張力が減少する筈である。しか
しながら、左側スパン3aの張力減少に応じて、テンシ
ョンプーリ6が伝動ベルト3を押圧する方向(同図の右
方向)に動くため、左側スパン3aの張力の変化量は小
さくなる。これにより、右側スパン3bでは、左側スパ
ン3aの張力の変化量が小さい分だけ、両プーリ1,2
との間でのトルクを支えるために張力が余分に増加する
こととなる。従って、両プーリ1,2とベルト3との間
ではトルクが生じるが、いずれのスパン3a,3bでも
張力が高いため、ベルト3が各プーリ1,2に対して滑
りを生じることはない。これにより、従動プーリ1は、
原動プーリ2と同じく時計回り方向に原動プーリ2と略
同じ外周の変位量だけ変位することになる。
【0027】以上のように、原動プーリ2が時計回り方
向と反時計回り方向との間で往復振動するように振動変
位する際、従動プーリ1の時計回り方向での変位量が反
時計回り方向での変位量よりも大きくなることにより、
従動プーリ1は時計回り方向に回転駆動されることにな
る。つまり、原動プーリ2は周方向において往復振動の
み行い、回転運動は行っていないにも拘らず、従動プー
リ1は回転運動を行うことになる。
【0028】また、伝動ベルト3のテンショナ4の押圧
作動を受ける側のスパン3aが張り側となるときには張
力の増加を、また緩み側となるときには張力の減少をそ
れぞれ上記テンショナ4によって抑えられることによ
り、上記のように原動プーリ2の往復振動から回転運動
が取出せるのであるが、このようなテンショナ4の作動
は引張コイルばね8の付勢力によってもたらされるもの
であり、ベルト駆動手段R以外に格別の駆動エネルギは
不要である。しかも、テンショナ4の上記作動は原動プ
ーリ2の往復振動に伴う伝動ベルト3の張力変化に対応
して生じるものであり、上記往復振動とテンショナ4の
作動との間に同期をとるための格別の機構も不要であ
る。
【0029】尚、原動プーリ2が反時計回り方向に変位
(図1)した状態から時計回り方向に変位(図2)する
とき、原動プーリ2及び従動プーリ1と伝動ベルト3と
の間に衝撃が生じるが、この衝撃はテンショナ4による
伝動ベルト3の張力変化や伝動ベルト3と両プーリ1,
2との間の摺動摩擦により漸次吸収されるので、比較的
穏やかに抑えられる。
【0030】さらに、上記駆動装置では、原動機10の
ロッド10aの進退サイクルを変えて原動プーリ2の往
復振動数を変化させたり、上記ロッド10aの進退スト
ロークや回動アーム9のアーム長さ等を変えて原動プー
リ2の角変位量を変化させることにより、従動プーリ1
の回転速度を変化させることができる。一般的には、原
動プーリ2の角速度を大きくすることにより、従動プー
リ1の回転数を上げることができる。
【0031】また、上記駆動装置では、テンショナ4の
引張コイルばね8の引張力を変えてテンションプーリ6
の伝動ベルト3に対する押圧力を調節することにより、
従動プーリ1又は原動プーリ2と伝動ベルト3との間の
滑り量を変えることができ、よって原動プーリ1の角変
位量及び振動数が一定の状態で、従動プーリ1の回転速
度を変えたり従動プーリ1の回転を停止させたりするこ
とのできる変速機能を持たせることができる。
【0032】尚、上記実施例のように原動プーリ2が周
方向において往復振動するのみで、回転運動しない場合
には、原動プーリ2の伝動ベルト3が巻き掛けられてい
ない部分(図1〜図3の略上半部分)は欠けていてもよ
い。また、側面形状が真円である必要もなく、例えば楕
円等のような形状であっても、ベルト3に対し損傷を与
えないような形状であれば採用することができる。ま
た、この場合には、伝動ベルト3を原動プーリ2に固着
してもよく、従って伝動ベルト3は有端ベルトであって
もよい。
【0033】さらに、図4に示すベルト駆動手段Rの変
形例のように、上記原動プーリ2に代えて、揺動軸11
aを中心に揺動可能な揺動アーム11(揺動部材)を原
動機10によって揺動させ、かつ有端の伝動ベルト3の
両端を上記揺動アーム11の揺動軸11aを挾む両側位
置に止着するようにしてもよい。上記揺動アーム11の
一端部には、原動機10のロッド10a上端に設けられ
た係合部10bに、上記揺動アーム9と同様に係合する
長孔11bが設けられている。
【0034】また、テンショナ4の付勢手段として引張
コイルばねの代りに、圧縮ばね、ねじりばね等の他種の
ばねを用いてもよい。また、図5はこの実施例における
テンショナ4の変形例を示し、付勢手段として引張コイ
ルばね8に代えて油圧シリンダ12を備え、この油圧シ
リンダ12の付勢力としての油圧によりL型アーム5を
介してテンションプーリ6が伝動ベルト3を押圧するよ
うに構成している。さらに、図6はテンショナ4の他の
変形例を示し、上記変形例のL型アーム5を省略し、油
圧シリンダ12により直接にテンションプーリ6がベル
ト3を押圧するように構成している。各変形例におい
て、テンションプーリ6の伝動ベルト3に対する押圧力
を変えるには、油圧シリンダ12の油圧を調節すること
により行うことができる。尚、各変形例において、油圧
シリンダの代わりに空気圧シリンダを用いてもよいし、
さらには、液体を作動媒体とする液圧発生装置や、気体
を作動媒体とする気圧発生装置等を用いてもよい。
【0035】(実施例2)図7はこの発明に係る実施例
2を示し、上記実施例1と同じ部分には同じ符号を付し
ている。この実施例に係る回転駆動装置では、無端ベル
トからなる伝動ベルト3の両プーリ1,2間に位置する
1対のスパン3a,3bのうち同図左側のスパン3aを
所定の押圧力で押圧するように作動するテンショナ4
(第1テンショナ)に加えて、同図右側のスパン3bを
所定の押圧力で押圧するように作動するテンショナ4
(第2テンショナ)を備えている。このテンショナ4,
4は、図示はしていないが、それぞれの作動を択一的に
停止して各テンションプーリ6を所定の位置に固定でき
るようになっている。
【0036】この実施例によれば、上記実施例1による
作用効果に加えて、同図右側のテンショナ4の作動を停
止し、同図左側のテンショナ4のみが作動して伝動ベル
ト3の左側スパン3aを押圧するようにすれば、上記実
施例1の場合と同じ状態になり、従動プーリ1は時計回
り方向の回転運動を行う。逆に、左側のテンショナ4の
作動を停止し、右側のテンショナ4のみが作動して伝動
ベルト3の右側スパン3bを押圧するようにすれば、今
度は、従動プーリ1は反時計回り方向の回転運動を行
う。従って、このように、両側のテンショナ4,4の作
動を択一的に停止することにより、従動プーリ1の回転
方向を容易に変更することができる。
【0037】尚、上記各実施例では、伝動ベルトが往復
運動のみ行っている場合について述べたが、無端ベルト
からなる伝動ベルトが原動プーリ及び従動プーリ間に巻
き掛けられ、原動プーリが一方向に回転運動している場
合に、上記原動プーリに回転方向での往復運動を加え、
かつベルトの緩み側スパンを押圧するテンショナを設け
ることにより、従動プーリは原動プーリの回転運動のみ
による回転による速度以上に増速されることになる。例
えば、原動プーリをディーゼルサイクルエンジン、オッ
トーサイクルエンジン、ロータリエンジン等の出力軸に
取付けた場合では、該エンジンの燃焼室内で爆発が生じ
る周期で、原動プーリを回転方向に往復振動を生じさせ
ながら一方向に回転させることができる。また、この場
合には、原動プーリの形状が略円形であり、回転するこ
とによりベルトに損傷を与えない形状であれば採用する
ことができる。
【0038】また、上記各実施例では、1つの従動プー
リを回転駆動するようにしているが、複数の従動プーリ
を備えている場合に、各従動プーリと伝動ベルトとの間
で滑りの難易が互いに異なるようにすると、各従動プー
リの周速度を互いに異ならせることができるので、特定
の従動プーリの周速度を他の従動プーリよりも速くした
り、遅くしたり、或いは回転を停止したりすることがで
きる。
【0039】また、上記実施例では、伝動ベルトにVベ
ルトを用いているが、例えば平ベルト、Vリブドベル
ト、丸ベルト等の摩擦伝動を行うことができるものを採
用することができる。
【0040】さらに、上記各実施例では、伝動ベルトを
外周側から押圧しているが、内周側から押圧するように
してもよい。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、伝動ベルトを従動プーリに巻き掛けられた状態
でベルト駆動手段によりそのベルト長さ方向に往復運動
させ、かつそのときに伝動ベルトの従動プーリとベルト
駆動手段との間に位置する一方の側のスパンにテンショ
ナの作動による押圧を加えるようにしたことにより、従
動プーリを一方向に回転させることができるので、簡単
な機構で往復運動から回転運動を取出すことができる。
【0042】また、請求項2の発明によれば、ベルトの
両スパンをそれぞれ押圧する第1及び第2テンショナを
択一的に作動させるようにしたことにより、従動プーリ
の回転方向を容易に変更することができる。
【0043】また、請求項3の発明では、上記請求項1
及び2の発明におけるベルト駆動手段を、有端ベルトが
止着される揺動アームと、該アームを揺動させる揺動手
段とを有する構成とした。また、請求項4の発明では、
上記請求項1及び2の発明におけるベルト駆動手段を、
無端ベルトが巻き掛けられる原動プーリと、該プーリを
回転方向で往復運動させる揺動手段を有する構成とし
た。従って、これら請求項3及び4の発明によると、ベ
ルト駆動手段を容易に構成することができる。特に、請
求項4の発明によると、伝動ベルトを無端ベルトとした
ので、往復運動に加えて、原動プーリに回転運動を行わ
せることが可能となり、この原動プーリの回転運動に回
転変動が生じる場合にはその回転変動のエネルギを従動
プーリの回転運動に活かすことができる。
【0044】さらに、請求項5の発明によれば、テンシ
ョナの付勢手段の付勢力を可変としたので、この押圧力
を調節することにより、ベルトに対する当接部材の押圧
力を変えて従動プーリの回転を変速することができ、例
えば付勢力の無段階変化により従動プーリの無段変速が
行える簡単な構造の変速装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1に係る回転駆動装置の伝動
停止状態を示す正面図である。
【図2】回転駆動装置の駆動状態を示す正面図である。
【図3】回転駆動装置のベルト駆動手段を示す正面図で
ある。
【図4】ベルト駆動手段の変形例を示す正面図である。
【図5】テンショナの変形例を示す正面図である。
【図6】テンショナの他の変形例を示す正面図である。
【図7】この発明の実施例2に係る回転駆動装置の正面
図である。
【符号の説明】
1 従動プーリ 2 原動プーリ 3 伝動ベルト 3a,3b スパン 4 テンショナ(第1,第2テンショナ) 5 アーム 6 テンションプーリ(当接部材) 7 固定体 8 引張コイルばね(付勢手段) 9 揺動アーム 10 原動機(揺動手段) 11 揺動アーム(揺動部材) 12 油圧シリンダ(付勢手段) R ベルト駆動手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転可能に設けられた従動プーリと、該
    従動プーリに巻き掛けられた伝動ベルトと、該伝動ベル
    トをベルト長さ方向において少なくとも往復運動させる
    ベルト駆動手段と、上記伝動ベルトの従動プーリとベル
    ト駆動手段との間に位置する一方の側のスパンを所定の
    押圧力で押圧する第1テンショナとを備えたことを特徴
    とする回転駆動装置。
  2. 【請求項2】 伝動ベルトの従動プーリとベルト駆動手
    段との間に位置する他方の側のスパンを所定の押圧力で
    押圧する第2テンショナを備え、 第1及び第2テンショナは択一的に作動するように構成
    されていることを特徴とする請求項1記載の回転駆動装
    置。
  3. 【請求項3】 伝動ベルトは有端ベルトとされ、 ベルト駆動手段は、 上記有端ベルトの両端部が止着されて各端部を従動プー
    リに対して交互に引張るように揺動可能な揺動部材と、
    該揺動部材を揺動させる揺動手段とを有することを特徴
    とする請求項1又は2記載の回転駆動装置。
  4. 【請求項4】 伝動ベルトは無端ベルトとされベルト駆
    動手段は、 回転可能に設けられた原動プーリと、該原動プーリを回
    転軸心まわりに往復回動させる揺動手段とを有し、 上記無端ベルトは、従動プーリと原動プーリとの間に巻
    き掛けられていることを特徴とする請求項1又は2記載
    の回転駆動装置。
  5. 【請求項5】 テンショナは、 伝動ベルトに当接可能な当接部材と、該当接部材を伝動
    ベルトに当接させる方向に付勢する付勢手段とを有し、 上記付勢手段の付勢力が可変であるように構成されてい
    ることを特徴とする請求項1,2,3又は4記載の回転
    駆動装置。
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