JPH0682004A - 給水加熱器の管漏洩診断装置 - Google Patents

給水加熱器の管漏洩診断装置

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JPH0682004A
JPH0682004A JP23749992A JP23749992A JPH0682004A JP H0682004 A JPH0682004 A JP H0682004A JP 23749992 A JP23749992 A JP 23749992A JP 23749992 A JP23749992 A JP 23749992A JP H0682004 A JPH0682004 A JP H0682004A
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JP
Japan
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feed water
flow rate
water heater
drain
heater
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JP23749992A
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Yoshihiko Kawashima
良彦 河島
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Fuji Electric Co Ltd
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Fuji Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】蒸気タービン設備に設けられる直列に配設され
た複数の給水加熱器のうち、給水が流れる伝熱管の管漏
洩の有る給水加熱器を特定する給水加熱器の管漏洩診断
装置を提供する。 【構成】給水加熱器給水系1A,1Bを通流する給水の
流量を入口流量検出器16,17と出口流量検出器18
とにより検出して入口,出口流量の差流量を演算し、こ
の差流量を管漏洩を示す差流量の判定値と比較し、判定
値を超えればドレン流量検出器20と21とでの検出流
量を管漏洩を示すドレン流量の判定値と比較して給水加
熱器の管漏洩を診断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、蒸気タービン設備にお
いてボイラに供給する給水を蒸気タービンからの抽気蒸
気により加熱する給水加熱器の管漏洩の有無を診断する
給水加熱器の管漏洩診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ボイラと蒸気タービンとを備え、蒸気タ
ービンで仕事をした蒸気が復水器で復水にされ、この復
水を給水としてボイラに供給して蒸気にし、この蒸気に
より蒸気タービンを駆動する蒸気タービン設備におい
て、熱効率を向上するためにボイラに供給する給水を蒸
気タービンから抽気した抽気蒸気により加熱する給水加
熱器が配設される。
【0003】給水加熱器は伝熱管と、これを内設する容
器とからなる熱交換器であり、伝熱管には給水が通流
し、容器内には伝熱管を通流する給水を加熱する抽気蒸
気が流入する。ここで、伝熱管内を通流する給水を加熱
した抽気蒸気は凝縮してドレンとなって送出され、再び
給水として回収される。なお、この際、給水加熱器内の
ドレン液面のレベルはドレン制御弁により制御される。
【0004】ところで、蒸気タービン設備の運転時、給
水加熱器の伝熱管が割れ等の異常が発生した場合には圧
力の高い給水は、容器内の蒸気側に漏洩する(以下管漏
洩という)という現象が生じる。このような管漏洩が生
じた場合、従来これを検知する明確な方法がなく、伝熱
管から給水が容器内の蒸気側に漏れ流れることにより生
じるドレン流量の増大から給水加熱器のドレン液面を制
御するドレン制御弁が常時全開となることから推定して
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような給水加熱
器の管漏洩をドレン制御弁の開度異常により推定するの
は、運転,保守を行なう運転員の熟練と詳細なプラント
に関する知識が必要であり、このため、高度の運転に対
する熟練や経験を要するという問題がある。また上記の
方法はドレン制御弁の開度の確認等を現場計器の監視に
より行なうので、中央制御室では管漏洩の判定が不可能
であるという欠点がある。
【0006】この欠点を解決するため、中央制御室にて
管漏洩の判定を可能にするには、各所の給水加熱器にド
レン制御弁の開度発信器や給水加熱器から送出されるド
レンの流量を測定するドレン流量計を設置する必要があ
り、コストの点から不利であるとともに、運転員が常時
これらの計器を監視していなければ管漏洩の判定が困難
であるという問題がある。
【0007】また、最近では、すべての給水加熱器の各
所に音響センサを設置し、漏洩時発生する音から管漏洩
を判定する装置も知られているが、この方法は大幅に高
額となり、コストの点から問題がある。本発明の目的
は、中央制御室にてコストが安く、かつ自動的に給水加
熱器の管漏洩の有無を診断できる給水加熱器の管漏洩診
断装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明によれば給水が通流する伝熱管と、この伝熱
管を内設し、蒸気タービンからの抽気蒸気が流入して前
記給水の加熱により生じるドレンを貯留する容器とから
なる給水加熱器を、1列又は複数列にして各列に2以上
のn箇の異なる蒸気圧力の抽気蒸気がそれぞれ流入する
箇数にして直列に配設した給水加熱器給水系における各
列の給水加熱器内のドレンを、上位の蒸気圧力の給水加
熱器からこれに続く下位の蒸気圧力の給水加熱器に合流
し、このようにして順次ドレンを下位の蒸気圧力の給水
加熱器に合流して、最下位の蒸気圧力の給水加熱器のド
レンを送出する給水加熱器の伝熱管の管漏洩の有無を診
断する給水加熱器の管漏洩診断装置において、前記給水
加熱器給水系に流入する給水の入口流量と排出する給水
の出口流量とをそれぞれ検出する給水の入口流量検出器
及び給水の出口流量検出器と、給水加熱器給水系の各列
の給水加熱器からこれに続く下位の蒸気圧力の給水加熱
器に流れるドレンの流量を検出する(n−1)以下の箇
数で設けられるドレン流量検出器と、前記給水の入口,
出口流量との差流量が管漏洩を示す判定値及び各給水加
熱器において管漏洩を示すそれぞれのドレン流量の判定
値とを記憶する記憶部と、給水の入口,出口流量検出器
で検出した流量の差を演算し、この差流量が記憶部から
読み取った差流量の判定値と比較して管漏洩の有無を判
定する給水判定手段、及びドレン流量検出器が設けられ
た各給水加熱器からのドレン流量の検出流量が記憶部か
ら読み取ったドレン流量の判定値と比較して管漏洩の有
無を判定するドレン判定手段を備え、給水判定手段によ
り管漏洩が判定されたとき、ドレン流量検出器が設けら
れた最上位の蒸気圧力の給水加熱器から順次下位の蒸気
圧力の給水加熱器の管漏洩の有無をドレン判定手段によ
り判定し、管漏洩した給水加熱器を特定する演算部とを
備えるものとする。
【0009】
【作用】蒸気タービンからの2以上のn箇の異なる蒸気
圧力の抽気蒸気が供給される各給水加熱器を直列に配設
したものを1列、又は複数列に配してなる給水加熱器給
水系を通流する給水の入口流量と出口流量とをそれぞれ
入口流量検出器と出口流量検出器とで検出してその差流
量を演算部で演算して求める。そして、記憶部にてあら
かじめ記憶された給水加熱器の伝熱管の管漏洩を示す判
定値を読み取り、給水判定手段により、演算して求めら
れた給水の差流量を前記判定値と比較して管漏洩を判定
する。そして、管漏洩の可能性があれば(n−1)箇以
下のドレン流量検出器が設けられた給水加熱器からのド
レン流量を、蒸気圧力の高い給水加熱器の順にドレン流
量検出器で検出する。ここで、まずドレン流量検出器が
設けられた最上位の蒸気圧力の給水加熱器からのドレン
流量が検出される。そして、記憶部にて記憶された当該
給水加熱器の管漏洩を示すドレン流量の判定値を読み取
り、ドレン判定手段により前記ドレン流量検出器で検出
したドレン流量を前記判定値と比較して管漏洩の有無を
判定する。
【0010】この判定において管漏洩が無ければ、さら
にドレン流量検出器でドレン流量が検出される給水加熱
器のうち、前記蒸気圧力に続く下位の蒸気圧力の給水加
熱器からのドレン流量をドレン流量検出器で検出し、こ
の検出したドレン流量を前述のように記憶部から読み取
ったドレン流量の判定値と比較して管漏洩の有無を判定
する。
【0011】このようにして、管漏洩の判定はドレン流
量が検出される高い蒸気圧力の給水加熱器から順次下位
の蒸気圧力の給水加熱器について行なわれて管漏洩する
給水加熱器が判定される。この際取付けられるドレン流
量検出器が(n−1)箇で給水加熱器給水系が1列の場
合は管漏洩の有る給水加熱器を特定できる。なお、ドレ
ン流量検出器が(n−1)箇未満の場合、ドレン流量検
出器や管漏洩の有る給水加熱器の位置により、またドレ
ン流量検出器が(n−1)箇でも給水加熱器給水系が複
数列の場合、管漏洩の有る給水加熱器の位置により管漏
洩の給水加熱器を含む給水加熱器を特定する場合が生じ
る。
【0012】
【実施例】以下図面に基づいて本発明の実施例について
説明する。図1は本発明の実施例による給水加熱器の管
漏洩を診断するときの給水加熱器に給水を供給する給水
系統図である。図1において給水系1は図示しない脱気
器からボイラに給水を供給する系統であり、2台のボイ
ラ給水ポンプ2を備えた2系統のポンプ給水系1a,1
bと、ボイラ給水ポンプ2から送出された給水が2系統
に分かれて流れ、高圧第1給水加熱器3A,高圧第2給
水加熱器4A,高圧第3給水加熱器5Aを備える給水加
熱器給水系1A及び高圧第1給水加熱器3B,高圧第2
給水加熱器4B,高圧第3給水加熱器5Bを備える給水
加熱器給水系1Bと、給水加熱器給水系1A,1Bを合
流してボイラに給水を供給するボイラ給水系1Cとから
構成される。
【0013】高圧第1給水加熱器3A,3Bにはそれぞ
れ蒸気タービンからの抽気蒸気を分岐して供給する抽気
蒸気供給系6,7が、高圧第2給水加熱器4A,4Bに
はそれぞれ抽気蒸気供給系8,9が、高圧第3給水加熱
器5A,5Bには抽気蒸気供給系10,11が接続され
ている。ここで、給水加熱器に供給する抽気蒸気の蒸気
圧力は高圧第1給水加熱器3A,3Bが最も大きく、高
圧第2給水加熱器4A,4B、高圧第3給水加熱器5
A,5Bの順で小さくなっている。
【0014】高圧第1給水加熱器3A,3Bと高圧第2
給水加熱器4A,4Bとにそれぞれ接続してドレンを流
すドレン系13A,13Bが、また高圧第2給水加熱器
4A,4Bと高圧第3給水加熱器5A,5Bとにそれぞ
れ接続してドレンを流すドレン系14A,14Bが、ま
た高圧第3給水加熱器5A,5Bと図示しない脱気器と
にそれぞれ接続してドレン系15A,15Bとが設けら
れている。
【0015】給水の入口流量検出器16,17はそれぞ
れポンプ給水系1a,1bに、また出口流量検出器18
はボイラ給水系1cに設けられる。ドレン流量検出器2
0,21はそれぞれドレン系14A,14Bに設けられ
る。このような構成により、2台の給水ポンプ2により
送出された給水はポンプ給水系1a,1bを経て給水加
熱器給水系1A,1Bに分かれてそれぞれ高圧第3給水
加熱器5A,5B,高圧第2給水加熱器4A,4B及び
高圧第1給水加熱器3A,3Bを経てボイラ給水系1c
からボイラに供給される。この際、給水は抽気蒸気供給
系10,11を経る抽気蒸気により高圧第3給水加熱器
5A,5Bで加熱,昇温され、抽気蒸気は凝縮してドレ
ンとなる。さらに高圧第3給水加熱器5A,5Bから送
出される給水は高圧第2給水加熱器4A,4Bにて抽気
蒸気供給系8,9を経る抽気蒸気により加熱,昇温さ
れ、抽気蒸気は凝縮してドレンとなり、さらに高圧第2
給水加熱器4A,4Bから送出される給水は高圧第1給
水加熱器3A,3Bにて抽気蒸気供給系6,7を経る抽
気蒸気により加熱,昇温され、抽気蒸気は凝縮してドレ
ンとなる。このようにして加熱,昇温された給水はボイ
ラ給水系1cを経てボイラに供給される。
【0016】ところで、ボイラにボイラ給水ポンプ2に
より給水を供給してタービン設備の運転中、給水加熱器
の伝熱管が破損等して給水が蒸気側に漏洩、すなわち管
漏洩が生じることがあり、この場合、運転中管漏洩の有
る給水加熱器を特定する必要がある。ところで、管漏洩
が生じた際には給水加熱器給水系1A,1Bの給水の入
口,出口流量に差流量が生じ、また給水加熱器において
は給水が伝熱管から蒸気側に漏洩してドレン量が増加す
るので、これらの差流量とドレン流量を検出してコンピ
ュータにより管漏洩の有無を診断する。
【0017】図2は上記のコンピュータの構成を示すブ
ロック図である。図2においてコンピュータ30は演算
部31,記憶部32,入力インターフェース33,出力
インターフェース34及びこれらの間をデータ伝送する
図の実線で示すデータバスで構成されている。このよう
な構成により入力インターフェース33には、ポンプ給
水系1a,1bに設けられた給水の入口流量検出器1
6,17及びボイラ給水系1cに設けられた給水の出口
流量検出器18で検出したボイラ給水ポンプ2により送
出される給水の給水流量の信号と、ドレン系14A,1
4Bにそれぞれ設けられたドレン流量検出器20,21
で検出したドレン流量の信号及び診断を行なう後述のよ
うに安定した負荷の信号が入力される。
【0018】記憶部32には直列に配設された高圧第1
給水加熱器3A,3B,高圧第2給水加熱器4A,4
B,高圧第3給水加熱器5A,5Bをそれぞれ備える給
水加熱器給水系1A,1Bの入口と出口とにおける給水
の入口流量と出口流量との差流量が給水加熱器の管漏洩
を示す判定値を記憶する。ここで入口,出口給水流量の
差流量は、もし假にどこにも漏洩等の異常がなければ0
であり、差流量が生じれば何らかの異常が給水系1に発
生したことを示し、もっとも可能性の高いのが給水加熱
器の管漏洩である。但し、この差流量は流量検出器の計
測誤差範囲の微小な流量でなく、また蒸気タービン設備
の運転を継続しても差し支えない微小な流量でもない。
【0019】ここで、給水加熱器の管漏洩として扱う差
流量の判定値としては、伝熱管に約数mm程度の孔があい
た場合として模擬計算により算出したあらかじめ定めた
値としている。また、記憶部32には給水が給水加熱器
の蒸気側に漏洩してドレン流量が増大して管漏洩がある
ことを示すドレン流量の判定値を記憶する。この判定値
は高圧第2給水加熱器4A,4Bにおいて負荷に対応す
る給水流量に対してあらかじめ定められる流量である。
【0020】つぎに、演算部31にて行なわれる給水加
熱器の管漏洩の有無を判定する手順について図3に示す
フローチャート及び図1の系統図に基づいて説明する。
図3において診断を行なう前提として、ステップ41に
示すように安定した負荷が一定時間継続する場合に限
り、給水加熱器の管漏洩の診断が行なわれる。これは負
荷変動やプラントの起動,停止時には一時的に図1に示
す給水加熱器給水系1A,1Bの給水の入口,出口流量
に差流量が生じ、誤診断の原因となるからである。
【0021】したがって管漏洩の診断はステップ42に
示すように安定した負荷運転状態で開始される。ステッ
プ43にて入力インターフェース33からの給水の入口
流量検出器16,17での検出流量が加算され、この加
算流量と入力インターフェース33からの給水の出口流
量検出器18での検出流量とが減算され、給水加熱器給
水系1A,1Bの給水の入口,出口流量の差流量Fbが
演算される。
【0022】つぎにステップ44にて記憶部32から管
漏洩を示す給水流量の差流量の判定値Faが読み取ら
れ、ステップ43にて演算された給水流量の差流量Fb
と比較される。この場合Fb>Faでなければステップ
45に示すように管漏洩は無い。しかしFb>Faなら
ば管漏洩の可能性が有るので、つぎのステップに移る。
ステップ46にてインターフェース33からの給水加熱
器給水系1Aのドレン流量検出器20での検出流量Fc
と記憶部32から読み取ったドレン流量の判定値Fdと
が比較される。この場合Fc>Fdならばステップ47
に示すように給水加熱器給水系1Aの高圧第1給水加熱
器3A、又は高圧第2給水加熱器4Aとに管漏洩が有
る。そしてFc>Fdでなければ高圧第1給水加熱器3
A,高圧第2給水加熱器4Aには管漏洩が無いので、つ
ぎのステップに移る。
【0023】ステップ48にてインターフェース33か
らの給水加熱器給水系1Bのドレン流量検出器21での
検出流量Feと記憶部32から読み取った管漏洩を示す
ドレン流量の判定値Ffとが比較される。この場合Fe
>Ffならばステップ49に示すように給水加熱器給水
系1Bの高圧第1給水加熱器3B、又は高圧第2給水加
熱器4Bに管漏洩が有る。しかしFe>Ffでなければ
高圧第1給水加熱器3B又は高圧第2給水加熱器4Bに
管漏洩が無い。したがってステップ50に示すように給
水加熱器給水系1A,1Bの高圧第3給水加熱器5A、
又は高圧第3給水加熱器5Bに管漏洩が有る。
【0024】なお、上記のステップ43,44,46,
48等の演算結果は出力インターフェース34に入力さ
れ、ここから各給水加熱器の管漏洩の判定について表示
器に表示される。なお、上記の演算の基になった給水の
入口流量検出器16,17,出口流量検出器18及びド
レン流量検出器20,21は通常蒸気タービン設備に設
けられるものであるので、特別な計測器を設置すること
なく給水加熱器の管漏洩の有無を判定できる。
【0025】ここで、管漏洩が診断された給水加熱器
は、この給水加熱器をバイパスして蒸気タービン設備の
運転を続行するのが一般的であるが、機会をみて保守点
検が行なわれる。なお、本実施例においては給水加熱器
給水系を2列にしているが、1列にしてもよく、この場
合1列の給水加熱器給水系の入口と出口とに給水の入口
流量検出器及び給水の出口流量検出器と、直列に配した
給水加熱器の箇数nより1箇少ない箇数(n−1)以下
のドレン流量検出器を設けることにより、箇数(n−
1)の場合は管漏洩の有る給水加熱器を特定でき、箇数
(n−1)未満ならばドレン流量検出器や管漏洩の有る
給水加熱器の位置により、管漏洩の給水加熱器を含む給
水加熱器を特定する場合も生じる。
【0026】また、本実施例では脱気器からボイラに供
給する給水を加熱する高圧給水加熱器について説明した
が、復水器から脱気器に供給する給水としての復水を加
熱する低圧給水加熱器においても本発明によれば同じ効
果が得られる。
【0027】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば前述の構成により、1列又は複数列の給水加熱
器給水系に設けられた入口,出口流量検出器で検出した
給水の入口,出口流量の差流量と、ドレン流量検出器で
検出した給水加熱器からのドレン流量とから管漏洩を診
断するので、従来のように熟練した運転員が現場計器で
推定することなく、中央制御室で容易に管漏洩の有る給
水加熱器を診断できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による管漏洩を診断する給水加
熱器を備えた給水系の系統図
【図2】図1の給水加熱器の管漏洩を診断するコンピュ
ータの構成を示すブロック図
【図3】図2のコンピュータにて給水加熱器の管漏洩を
診断する手順を示すフローチャート図
【符号の説明】
1 給水系 1A 給水加熱器給水系 1B 給水加熱器給水系 3A 高圧第1給水加熱器 3B 高圧第1給水加熱器 4A 高圧第2給水加熱器 4B 高圧第2給水加熱器 5A 高圧第3給水加熱器 5B 高圧第3給水加熱器 16 入口流量検出器 17 入口流量検出器 18 出口流量検出器 20 ドレン流量検出器 21 ドレン流量検出器 31 演算部 32 記憶部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】給水が通流する伝熱管と、この伝熱管を内
    設し、蒸気タービンからの抽気蒸気が流入して前記給水
    の加熱により生じるドレンを貯留する容器とからなる給
    水加熱器を、1列または複数列にして各列に2以上のn
    箇の異なる蒸気圧力の抽気蒸気がそれぞれ流入する箇数
    にして直列に配設した給水加熱器給水系における各列の
    給水加熱器内のドレンを上位の蒸気圧力の給水加熱器か
    らこれに続く下位の蒸気圧力の給水加熱器に合流し、こ
    のようにして順次ドレンを下位の蒸気圧力の給水加熱器
    に合流して最下位の蒸気圧力の給水加熱器のドレンを送
    出する給水加熱器の伝熱管の管漏洩の有無を診断する給
    水加熱器の管漏洩診断装置において、前記給水加熱器給
    水系に流入する給水の入口流量と排出する給水の出口流
    量とをそれぞれ検出する給水の入口流量検出器及び給水
    の出口流量検出器と、給水加熱器給水系の各列の給水加
    熱器からこれに続く下位の蒸気圧力の給水加熱器に流れ
    るドレンの流量を検出する(n−1)以下の箇数で設け
    られるドレン流量検出器と、前記給水の入口,出口流量
    の差流量が管漏洩を示す判定値及び各給水加熱器におい
    て管漏洩を示すそれぞれのドレン流量の判定値とを記憶
    する記憶部と、給水の入口,出口流量検出器で検出した
    流量の差を演算し、この差流量が記憶部から読み取った
    差流量の判定値と比較して管漏洩の有無を判定する給水
    判定手段及びドレン流量検出器が設けられた各給水加熱
    器からのドレン流量の検出流量が記憶部から読み取った
    ドレン流量の判定値と比較して管漏洩の有無を判定する
    ドレン判定手段を備え、給水判定手段により管漏洩が判
    定されたとき、ドレン流量検出器が設けられた最上位の
    蒸気圧力の給水加熱器から順次下位の蒸気圧力の給水加
    熱器の管漏洩の有無をドレン判定手段により判定し、管
    漏洩した給水加熱器を特定する演算部とを備えたことを
    特徴とする給水加熱器の管漏洩診断装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017036870A (ja) * 2015-08-07 2017-02-16 Mitsubishi Hitachi Power Systems Ltd 給水加熱装置及び蒸気タービンプラント

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017036870A (ja) * 2015-08-07 2017-02-16 Mitsubishi Hitachi Power Systems Ltd 給水加熱装置及び蒸気タービンプラント

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