JPH0682382U - 面格子の取り付け構造 - Google Patents
面格子の取り付け構造Info
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- JPH0682382U JPH0682382U JP2355793U JP2355793U JPH0682382U JP H0682382 U JPH0682382 U JP H0682382U JP 2355793 U JP2355793 U JP 2355793U JP 2355793 U JP2355793 U JP 2355793U JP H0682382 U JPH0682382 U JP H0682382U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 建物の壁やサッシ枠など建物側部材に面格子
を取り付ける構造であって、面格子の取り外しが困難で
防犯性が高く、かつ、重厚で優美な外観を得られる意匠
性の高い取り付け構造の提供。 【構成】 ブラケット3を利用して面格子1を建物側部
材2に取り付ける。ブラケット3は、ブラケット本体1
3、取り付け台座14およびブラケットカバー7で構成
される。ブラケット本体13の格子側取り付け部19は
屋内・屋外方向の移動は可能であるが分離不能に組み付
けられた裏板22を有し、格子側取り付け部19と裏板
22で面格子1の形材壁を挟持して固定され、建物側取
り付け部20は建物側取り付けねじ17で建物側部材2
に固定され、取り付けねじ17の頭が、実際上、取り外
しが不可能な隠蔽部材15で隠蔽される。ブラケットカ
バー7はブラケット本体13の連結部21に装着され
る。
を取り付ける構造であって、面格子の取り外しが困難で
防犯性が高く、かつ、重厚で優美な外観を得られる意匠
性の高い取り付け構造の提供。 【構成】 ブラケット3を利用して面格子1を建物側部
材2に取り付ける。ブラケット3は、ブラケット本体1
3、取り付け台座14およびブラケットカバー7で構成
される。ブラケット本体13の格子側取り付け部19は
屋内・屋外方向の移動は可能であるが分離不能に組み付
けられた裏板22を有し、格子側取り付け部19と裏板
22で面格子1の形材壁を挟持して固定され、建物側取
り付け部20は建物側取り付けねじ17で建物側部材2
に固定され、取り付けねじ17の頭が、実際上、取り外
しが不可能な隠蔽部材15で隠蔽される。ブラケットカ
バー7はブラケット本体13の連結部21に装着され
る。
Description
【0001】
この考案は、面格子を建物側部材に取り付ける取り付け構造に関する。
【0002】
建物の開口部に取り付けられる面格子1(図11)は、従来、建物側部材2( 建物の壁面や建物の開口部に固定されたサッシ枠など)に金属製のブラケット3 を介して取り付けられることが多い。しかし、ブラケット3の金属部分がむき出 しでは面格子1の色や質感と違和観があり、デザイン上好ましくないことがある 。また、建物側部材への固定に用いられる格子側取り付けねじや建物側取り付け ねじ5の頭が外部に露出していて、簡単に外せるので防犯性に難点がある。
【0003】 ブラケット3の金属部分やねじ頭を隠すために、金属に樹脂を被覆して一体化 させ樹脂製カバーとしたものがあるが(実開平3−166484号公報)、ブラ ケットに樹脂を被覆して一体化させるにはモールド成形などの特殊な手段を必要 とし、ブラケットがコスト高となる。さらに、取り付けねじの露出部分(頭)を 別途成形したカバーで覆っているが、このようなカバーをドライバーなどでこじ り取って、取り付けねじの頭を露出させ、ついで面格子1を取り外すことは簡単 である。
【0004】
この考案は、意匠性に優れ、また、防犯性が高い面格子取り付け構造の提供を 課題とする。
【0005】
〔第1の構成〕 面格子は複数のブラケットにより建物側部材に固定される。 ブラケットは、ブラケット本体と取り付け台座およびブラケットカバーで構成 される。 ブラケット本体は格子側取り付け部と建物側取り付け部および両取り付け部を 結合した連結部を備える。 格子側取り付け部に、屋内外方向に移動が可能であるが分離が不能な裏板とこ れを格子側取り付け部に引き付ける引き寄せ固定手段が構成される。 面格子側の中空部材個所に摺動溝と適宜間隔でこれを拡大した挿通切除部が形 成される。
【0006】 それぞれのブラケットは、ブラケット本体の建物側取り付け部が取り付け台座 を介して建物に固定され、格子側取り付け部が、前記の挿通切除部から挿入し摺 動溝部分の内側に移動された裏板を引き寄せ手段で格子側取り付け部に引き寄せ ることにより面格子に固定される。 ブラケット本体の連結部にブラケットカバーが装着される。 ブラケットカバーは、面格子の屋内側面から取り付け台座の屋外側面間に配置 される。
【0007】 次ぎの具体的構成を備えることは好ましい。 面格子側の中空部材個所に設けた挿通切除部の位置が、建物側部材に固定され たブラケットに対して面格子が移動できる距離よりも、面格子におけるブラケッ ト取り付け位置から挿通切除部までの距離が大きくなる個所に設けられているこ と。 引き寄せ手段がボルト状の格子側取り付けねじであり、裏板に螺入されたこの ねじの屋内側突出端が変形されて、裏板からの抜け止めとされていること。 引き寄せ手段がボルト状の格子側取り付けねじであり、屋内外方向に移動が可 能であるが分離が不能な裏板は、一体に形成された抜け止め片をブラケット本体 の格子側取り付け部に組み付けて構成されていること。
【0008】 〔第2の構成〕 面格子が複数のブラケットにより建物側部材に固定される。 ブラケットはブラケット本体と取り付け台座、剛性のある隠蔽部材、一方向ね じおよびブラケットカバーで構成される。 ブラケット本体は格子側取り付け部と建物側取り付け部および両取り付け部を 結合した連結部を備える。 取り付け台座は、ブラケット本体の建物側取り付け部が嵌入する凹部を備える 。
【0009】 それぞれのブラケットは、ブラケット本体の格子側取り付け部が面格子に固定 され、建物側取り付け部が、取り付け台座の前記凹部に嵌入されて屋外側から建 物側取り付けねじにより取り付け台座ともども建物側に固定される。 さらに、隠蔽部材が前記の凹部に嵌め込まれて建物側取り付けねじの頭を隠蔽 する。 隠蔽部材は、除去不能の固定手段でブラケット本体の建物側取り付け部に固定 される。 ブラケット本体の連結部にブラケットカバーが装着されて面格子の屋内側面か ら取り付け台座の屋外側面間に配置される。
【0010】 次ぎの具体的構成を備えることは好ましい。 除去不能の固定手段が剛性のある隠蔽部材をブラケット本体の建物側取り付け 部にねじ固定する一方向ねじであること。 除去不能の固定手段が、ブラケット本体の建物側取り付け部に対向して形成さ れた係合孔を有する起立片と剛性のある隠蔽部材の両側にそれぞれ形成された係 合片で構成され、ブラケット本体の起立片間に隠蔽部材を叩き込むことにより、 隠蔽部材が除去不能に固定されること。
【0011】 〔第3の構成〕 面格子が複数のブラケットにより建物側部材に固定される。 ブラケットはブラケット本体と取り付け台座、先付けフックおよびブラケット カバーで構成される。 ブラケット本体は格子側取り付け部と中央部に先付けフックが嵌入できる係合 孔が形成された建物側取り付け部および両取り付け部を結合した連結部を備える 。 先付けフックは建物側の面に接触する固定部と建物側の面から屋外側に離れて 位置し下部が屋内側に突出した返し突起を有する係合部を備える。 取り付け台座は、ブラケット本体の建物側取り付け部が嵌入する凹部を備える 。
【0012】 それぞれのブラケットは、先付けフックを建物側に固定用ねじで取り付け、ブ ラケット本体の格子側取り付け部が面格子に固定され、建物側取り付け部が、取 り付け台座の前記凹部に嵌入されて角孔の上辺を先付けフックの係合部に係合し て返し突起の下端に上縁を係合させ、屋外側から建物側取り付けねじにより取り 付け台座ともども建物側に固定される。 同時に、先付けフックを取り付けた固定用ねじがブラケット本体の建物側取り 付け部によって外部から隠蔽される。 ブラケット本体の連結部にブラケットカバーが装着されて面格子の屋内側面か ら取り付け台座の屋外側面間に配置される。
【0013】 〔第4の構成〕 前記第1、第2、第3の構成に関する。 ブラケットカバーが、半割り形状の2つのカバー部材を両側の結合縁で相互に 弾発係合させて一体とする合体式の構造とされる。 それぞれの半割り形状のカバー部材は内壁に係合フィンを有する。 半割り形状のカバー部材は係合フィンをブラケット本体の連結部に係合させて ブラケット本体に装着される。
【0014】
格子側取り付け部に、屋内外方向に移動が可能であるが分離が不能な裏板とこ れを格子側取り付け部に引き付ける引き寄せ固定手段が構成され、一方、面格子 側の中空部材個所に摺動溝と適宜間隔でこれを拡大した挿通切除部が形成された 構成は、面格子の取り外しを困難にする。 ブラケット本体の連結部にブラケットカバーが装着されて面格子の屋内側面か ら取り付け台座の屋外側面間に配置された構成は、面格子、ブラケットおよび取 り付け台座に全体として一体の外観を与える。 挿通切除部の位置が、建物側部材に固定されたブラケットに対して面格子が移 動できる距離よりも、面格子におけるブラケット取り付け位置から挿通切除部ま での距離が大きくなる個所とされた構成は、面格子の取り外しを困難にする。
【0015】 隠蔽部材が建物側取り付け部が嵌入した凹部に嵌め込まれて建物側取り付けね じの頭を隠蔽し、除去不能の固定手段でブラケット本体の建物側取り付け部に固 定された構成は、面格子の取り外しを困難にする。 ブラケット本体が先付けフックを有し、先付けフックを建物側に取り付けた固 定用ねじがブラケット本体の建物側取り付け部によって外部から隠蔽された構成 は、面格子の取り外しを困難にする。 ブラケットカバーが合体式の構造を有し、半割り形状のカバー部材の内壁にそ れぞれ係合フィンが形成された構成は、ブラケット本体に取り付けたブラケット カバーのガタつきを解消する。
【0016】
図1〜図6は、第一の実施例に関する。この面格子取り付け構造6は、面格子 1、建物側部材2(この場合、建物壁)、ブラケットカバー7を有するブラケッ ト3で構成されている。なお、ブラケット3は面格子1の左右両側に2本ずつ固 定される。
【0017】 面格子1は周囲枠8に横桟9を取り付けた通常の構造を備える。周囲枠8の 縦枠10はアルミ合金の押し出し成形による中空の形材で、建物側の形材壁に図 2のように縦方向の摺動用溝11と、この溝11が拡大された形の挿通用切除部 12が間隔をとって形成されている。挿通用切除部12は左右の縦枠10,10 にそれぞれ2か所に形成されているが、その位置は、建物側部材に固定されたブ ラケット3に対して面格子1が移動できる距離よりも、面格子1におけるブラケ ット取り付け位置から挿通切除部12までの距離が大きくなる個所とされている 。
【0018】 ブラケット3(図1、図2)は、ブラケット本体13と前記のブラケットカバ ー7、取り付け台座14、剛性のある隠蔽部材15、台座カバー16、建物側取 り付けねじ17および一方向ねじ18などで構成されている。 ブラケット本体13は、全体として厚手の金属板に板金加工を加えて形成した もので、格子側取り付け部19と建物側取り付け部20および両取り付け部19 ,20を結合した連結部21を備える。
【0019】 格子側取り付け部19は、連結部21から直角に屈曲して形成され、裏板22 と格子側取り付けねじ23を有する。格子側取り付けねじ23はボルト状で格子 側取り付け部19に螺合され、格子側取り付けねじ23で裏板22が格子側取り 付け部19に結合されている。そして、格子側取り付けねじ23を捩じ込むと裏 板22が格子側取り付け部19に引き寄せられる構造となっている。すなわち、 格子側取り付けねじ23は引き寄せ固定手段の一つである。
【0020】 裏板22は、上下辺に鉤状の抜け止め片24,24を対向して有し、これらの 抜け止め片24,24で格子側取り付け部19を抱くように組み付けられている 。すなわち、この構造により裏板22は、格子側取り付け部19に対して前後に ある程度の移動が可能であるが、格子側取り付け部19から離れない構造とされ ている。 格子側取り付け部16と裏板22の左右方向寸法は、面格子1の縦枠10にお ける摺動用溝11の左右方向寸法(幅)より大きく、また、裏板22の上下・左 右方向寸法は摺動用溝11に設けられた挿通用切除部12の上下・左右方向寸法 より、それぞれ小さい。すなわち、裏板22は挿通用切除部12から縦枠10に おける建物側の形材壁内側に移動することができる。
【0021】 ブラケット本体13の建物側取り付け部20は、連結部21から前記の格子側 取り付け部19とは反対側へ直角に屈曲して形成され、建物側部材2の面と平行 にされている。建物側取り付け部20は中央部に隠蔽部材15を固定するための 隆起部25が形成され、その上下に建物側取り付けねじ17,17が通る貫通孔 26,26が形成されている。前記隆起部25の中央にはタップ孔27が形成さ れている。
【0022】 取り付け台座14はアルミダイキャスト製品で、左右方向の一方側にブラケッ ト3の建物側取り付け部20が嵌入する凹部28が形成され、他の部分はブラケ ットカバー7の建物側端面が当接する当接面29となっている。凹部28の底面 には建物側取り付けねじ17が通る貫通孔30,30が形成されている。
【0023】 隠蔽部材15は鋼板で形成され、取り付け台座14の凹部28に嵌まり込むが 、一方、建物側取り付け部20に形成された上下の貫通孔26,26を覆う大き さを有し、中央に前記の隆起部25のタップ孔27に一致する貫通孔31を有し ている。 一方向ねじ18は、ねじ頭がこのねじ18を締め込む方向にのみトルクが掛か る形状となっており(図6)、ねじこみ後にこのねじ18を除去することは非常 に困難である。すなわち、一方向ねじ18は、取り付け後は除去が困難な取り付 け手段の一つである。
【0024】 台座カバー16は、取り付け台座14における前記の凹部28を閉鎖するため のもので、外周囲に爪32を備え、この爪32で凹部28の内周囲に形成された 溝に係合して取り付けられる。 ブラケットカバー7は、ブラケット本体13の連結部21の前後寸法にほぼ等 しい長さを備え、格子側端が面格子1の縦枠10の建物側面に接し、建物側端が 取り付け台座14の当接面29に接する(図1)。このカバー7は横断面におい て分割される2つの半割り形状のカバー部材7(a,b)が接合されて形成され る(図2、図5)。各半割り形状のカバー部材7(a,b)は、いずれもアルミ 合金の押し出し成形材で、樋状をした形状の両縁が、2つのカバー部材7(a, b)が相互に結合しあう結合縁33に形成されると共に、内壁にブラケット本体 13の連結部21に係合する係合フィン34が内側に突出して形成されている。
【0025】 2つの半割りカバー部材7(a,b)を接合したブラケットカバー7の横断面 は、左右方向寸法が面格子1の縦枠10が持つ左右方向寸法とほぼ同じにされて いる。 なお、面格子1、ブラケットカバー7および取り付け台座14には同じ表面仕 上げが施されている。 面格子1は、ブラケット3を用い、つぎのようにして建物側部材2に取付けら れる。 ブラケット本体13の格子側取り付け部19に格子側取り付けねじ23で裏板 22を組み付けおく。
【0026】 面格子1の左右縦枠10における挿通用切除部12から裏板22を差し込み、 摺動用溝11を下方または上方にスライドさせて裏板22を挿通用切除部12か ら外れた摺動溝11の個所に配置し、格子側取り付けねじ23をねじ込んで格子 側取り付け部19と裏板22で縦枠10の建物側形材壁を挟持する。このように して、面格子1の建物側面に左右で4本のブラケット本体13が面格子1に仮止 めされる。 面格子1を持ち上げて建物側部材2に添わせ、取り付け台座14の凹部28に ブラケット本体13の建物側取り付け部20を嵌め込んで装着する。 建物側取り付け部20と取り付け台座14を共に建物側取り付けねじ17,1 7で建物側部材2に固定(本固定)する。
【0027】 露出している建物側取り付け部20の隆起部25に隠蔽部材15を当てて建物 側取り付けねじ17,17の頭を隠し、ついで貫通孔31を通して一方向ねじ1 8を隆起部25のタップ孔27にねじこんで隠蔽部材15を建物側取り付け部2 0に固定する。 それぞれのブラケット本体13を前記のようにして取り付けた後、面格子1の 位置を調整し、各ブラケット本体13の格子側取り付け部19の格子側取り付け ねじ23をそれぞれさらにねじこみ本固定する。
【0028】 取り付け台座14の凹部28に台座カバー16を嵌め、前記の隠蔽部材15、 一方向ねじ18の頭を隠す。ついで、2つの半割り形状のカバー部材7(a,b )をブラケット本体13の連結部21に両側から挟むようにしてはめ込み、それ ぞれの結合縁33を相互に結合してブラケットカバー7を構成する。この際、ブ ラケットカバー7の半割り部分のそれぞれ内壁に形成されている係合フィン34 ,34を連結部21の側縁に係合させて取り付けられる。
【0029】 この様にして、ブラケット3を介し建物側部材2に取り付けられた面格子1は 次ぎの状態にある。 面格子1にブラケット本体13の格子側取り付け部19を固定している格子側 取り付けねじ23はブラケットカバー7の外側端面により外部から隠蔽されてお り、また、建物側取り付け部20における一方向ねじ18の頭は台座カバー16 で外部から隠蔽されている。
【0030】 ブラケットカバー7が外され、格子側取り付けねじ23が抜き取られたとして も、裏板22は上下の抜け止め片24,24で格子側取り付け部19に係合して いるので、ブラケット本体13の格子側取り付け部19を面格子1から引き離す ことはできず、結局、そのままの位置でブラケット本体13を面格子1から外す ことはできない。
【0031】 また、4本のブラケット本体13の格子側取り付け部19の格子側取り付けね じ23を全て緩めて面格子1の全体をブラケット3に対し移動させても、ブラケ ット3は建物側部材2に固定されたブラケット3に対して面格子1が移動できる 距離よりも、面格子1におけるブラケット取り付け位置から挿通用切除部12ま での距離が大きくなる位置に設けられているので、裏板22の位置を挿通用切除 部12に一致させることはできない。したがって、ブラケット3から面格子1を 取り外すことはできない。
【0032】 建物側取り付け部20に隠蔽部材15を固定した一方向ねじ18は抜き取り困 難であり、結局、建物側取り付けねじ17,17を抜き取ることはできないので 建物側取り付け部20を建物側部材2から分離することはほとんどできない。
【0033】 一方、ブラケットカバー7、取り付け台座14は面格子1と同じ表面仕上げと され、かつ、ブラケットカバー7は面格子1の屋内側面から取り付け台座14の 屋外側面(当接面29)間に配置されているので、建物側部材2に取付けられた 面格子1はブラケット3も含めて一体構造の重厚で優美な外観を呈する。 また、ブラケットカバー7は、内壁の係合フィン34でブラケット本体13の 連結部21に係合して確実に取り付けられ、振動でガタ付いたり、連結部21の 回りに回転してしまったりすることがない。さらに、ブラケットカバー7を上下 、左右から押圧して外そうとしても係合フィン34がブラケット本体13の連結 部21に当たるので、簡単に外すことはできない。
【0034】 図7は、第二の実施例を示し、第一の実施例に対し、格子側取り付け部19に 対する裏板22の抜け止めが上下の抜け止め片24,24によるのではなく、裏 板22に螺合させた格子側取り付けねじ23の先端部をかしめることにより抜け 止めとしている点が異なる。この実施例では、裏板22の製作と格子側取り付け 部19に対する取り付けが容易である。
【0035】 図8は、第三の実施例で、ブラケット本体13における建物側取り付け部20 の周辺が外側に起立されて皿状に構成されている点とねじカバー35を有する点 に特徴を有する。皿状に構成された部分の底部には、建物側取り付けねじ17用 の貫通孔26が形成されている。また、連結部21と底部が連絡する折曲部およ び連結部21に対向する起立片36と底部との折曲部にそれぞれ係合孔37、3 8が形成されている。さらに、起立片36の上辺で係合孔38の上部には案内舌 片39が外広がりに形成されている。
【0036】 ねじカバー35は、全体として前記の皿状に構成した部分の内側に嵌まり込む 大きさで、連結部21と起立片36に対向する辺に係合片40,41が形成され ている。係合片40,41は両側に切り込みを入れて多少の弾性が付与されてい る。 第三の実施例における取り付け台座14、台座カバー16は第1実施例の場合 と同様である。
【0037】 この実施例では、取り付け台座14の凹部28にブラケット本体13の建物側 取り付け部20を嵌め込んで、取り付け台座14と共にブラケット本体13を建 物側部材2に固定し、その後にねじカバー35を、これの係合片40を係合孔3 7に嵌め込んだ後、他方の係合片41を案内舌片39沿わせて押し込み、最後は 、強く叩き込むことによって係合片41を係合孔38に嵌め込んで取り付ける。 これによって、建物側取り付けねじ17,17の頭は、ねじカバー35で隠蔽さ れ、ブラケット本体13の取り外しは実質的に不能となる。また、強く叩き込ま れて装着されたねじカバー35を除去することはきわめて困難である。 すなわち、ねじカバー35は剛性のある隠蔽部材の一つであり、ブラケット本 体3の建物側取り付け部20に対向して配置された起立片とで、除去不能の固定 手段を構成する。
【0038】 図9、図10は、第四の実施例を示し、第一の実施例に対しブラケット本体1 3の建物側取り付け部20の構造、取り付け台座14の構造および先付けフック 42を有する点に特徴を有する。他の構造は、第一実施例の場合と格別に異なら ない。
【0039】 建物側取り付け部20は、中央に係合孔43を備え、四隅に建物側取り付けね じ17,17が貫通する貫通孔26を有する。取り付け台座14は凹部28の底 部が抜けており、角孔44が形成されている。先付けフック42は、鉤状に屈曲 された丈夫な板金加工部材であり、固定部45と係合部46を備える。固定部4 5は建物側部材2の面に接する部分であり、係合部46は建物側部材2の面から 屋外側に離れて配置される部分である。そして、係合部46には、下部が屋内側 に突出した下向きの返し突起47が形成され、固定部45には固定用ねじ48, 48の貫通孔が形成されている。
【0040】 この実施例のブラケット3は、次のように取り付けられる。 先付けフック42が、係合部46を上方として固定部45の個所で固定用ねじ 48,48により、建物側部材2の面に直接にねじ止めされる。 取り付け台座14と建物側取り付け部20をそれぞれ角孔44と係合孔43に 先付けフック42がくるように建物側部材2に当て付け、建物側取り付け部20 を引き下ろす。すると、建物側取り付け部20の上辺が先付けフック42の係合 部46と建物側部材2の間に深く入り込み、このため係合部46の返し突起47 が前記の上辺に係合し、ブラケット本体13は先付けフック42から分離するこ とが不能となる(図10)。
【0041】 ついで、建物側部材2との間に取り付け台座14を介して建物側取り付け部2 0を建物側取り付けねじ17,17で建物側部材2に共に固定する。このとき先 付けフック42を固定したねじ51,51の少なくとも数本の頭が建物側取り付 け部20の一部により隠蔽されるようにする。すなわち、建物側取り付け部20 における係合孔43の大きさをこの程度とする。
【0042】 台座カバー16を取り付け台座14の凹部28に嵌め込んで取り付け、先付け フック42、建物側取り付け部部20およびこれらを固定している建物側取り付 けねじ17,固定用ねじ48,48の頭を隠蔽する。 第四実施例の取り付け構造によれば、建物側取り付け部20と先付けフック4 2を分離することはできず、また、先付けフック42の固定用ねじ48,48の 全てを取り外すことはできないから、結局、建物側部材2からブラケット3を取 り外すことは、不可能、もしくはきわめて困難である。 また、他の構造に関して前述の実施例と格別な差異はないので、この実施例に おいても、第一実施例と同様に、必要に応じて重厚で優美な外観を得ることがで きる。
【0043】 以上は実施例であり、本願考案はこれらの図示された具体的構成に限定されな い。 ブラケット本体13の格子側取り付け部19は面格子1の縦枠10以外の個所 に取り付けられることもある。 ブラケット3の取り付けに際して、ブラケット本体13における格子側取り付 け部19、建物側取り付け部20の連結部21に対する向きは、上下方向の場合 と横方向の場合がある。 また、ブラケットカバー7、取り付け台座14の素材は合成樹脂のこともある 。
【0044】
面格子の取り付け構造に関して、実際上、取り付け部を破壊しない限り取り外 すことができない程度に高度の防犯性を確保できる。 取り付け部を含めた面格子全体の意匠が向上する。
【図1】分解して示す斜視図(面格子側より)。
【図2】分解して示す斜視図(建物側より)。
【図3】ブラケット部の側面図。
【図4】ブラケット部の平面図。
【図5】ブラケット部の正面図。
【図6】(イ)は側面図、(ロ)は正面図。
【図7】(イ)は斜視図、(ロ)は平面図。
【図8】分解して示す斜視図(第三実施例)。
【図9】分解して示す斜視図(第四実施例)。
【図10】ブラケット部の平面図。
【図11】側面図(従来例)。
1 面格子 2 建物側部材 3 ブラケット 7 ブラケットカバー 11 摺動用溝 12 挿通用切除部 13 ブラケット本体 14 取り付け台座 15 隠蔽部材 17 建物側取り付けねじ 18 一方向ねじ 19 格子側取り付け部 20 建物側取り付け部 21 連結部 22 裏板 23 格子側取り付けねじ 24 抜け止め片 28 凹部 33 結合縁 34 係合フィン 35 ねじカバー 36 起立片 42 先付けフック 47 返し突起
Claims (9)
- 【請求項1】 面格子が複数のブラケットにより建物側
部材に固定された構造であって、ブラケットはブラケッ
ト本体と取り付け台座およびブラケットカバーで構成さ
れ、ブラケット本体は格子側取り付け部と建物側取り付
け部および両取り付け部を結合した連結部を備え、格子
側取り付け部に、屋内外方向に移動が可能であるが分離
が不能な裏板とこれを格子側取り付け部に引き付ける引
き寄せ固定手段が構成され、一方、面格子側の中空部材
個所に摺動溝と適宜間隔でこれを拡大した挿通切除部が
形成されており、それぞれのブラケットは、ブラケット
本体の建物側取り付け部が取り付け台座を介して建物に
固定され、格子側取り付け部が、前記の挿通切除部から
挿入し摺動溝部分の内側に移動された裏板を引き寄せ手
段で格子側取り付け部に引き寄せることにより面格子に
固定され、ブラケット本体の連結部にブラケットカバー
が装着されて面格子の屋内側面から取り付け台座の屋外
側面間に配置されていることを特徴とした面格子の取り
付け構造。 - 【請求項2】 挿通切除部が面格子側の中空部材個所に
おいて、建物側部材に固定されたブラケットに対して面
格子が移動できる距離よりも、面格子におけるブラケッ
ト取り付け位置から挿通切除部までの距離が大きくなる
位置に設けられていることを特徴とした請求項1に記載
の面格子の取り付け構造。 - 【請求項3】 引き寄せ手段がボルト状の格子側取り付
けねじであり、裏板に螺入されたこのねじの屋内側突出
端が変形されて、裏板からの抜け止めとされていること
を特徴とした請求項1または請求項2に記載の面格子の
取り付け構造。 - 【請求項4】 引き寄せ手段がボルト状の格子側取り付
けねじであり、屋内外方向に移動が可能であるが分離が
不能な裏板は、一体に形成された抜け止め片をブラケッ
ト本体の格子側取り付け部に組み付けて構成されている
ことを特徴とした請求項1または請求項2に記載の面格
子の取り付け構造。 - 【請求項5】 面格子が複数のブラケットにより建物側
部材に固定された構造であって、ブラケットはブラケッ
ト本体と取り付け台座、剛性のある隠蔽部材、一方向ね
じおよびブラケットカバーで構成され、ブラケット本体
は格子側取り付け部と建物側取り付け部および両取り付
け部を結合した連結部を備え、取り付け台座はブラケッ
ト本体の建物側取り付け部が嵌入する凹部を備え、それ
ぞれのブラケットは、ブラケット本体の格子側取り付け
部が面格子に固定され、建物側取り付け部が、取り付け
台座の前記凹部に嵌入されて屋外側から建物側取り付け
ねじにより取り付け台座ともども建物側に固定されてお
り、さらに、隠蔽部材が前記の凹部に嵌め込まれて建物
側取り付けねじの頭を隠蔽し、除去不能の固定手段でブ
ラケット本体の建物側取り付け部に固定されており、ブ
ラケット本体の連結部にブラケットカバーが装着されて
面格子の屋内側面から取り付け台座の屋外側面間に配置
されていることを特徴とした面格子の取り付け構造。 - 【請求項6】 除去不能の固定手段が剛性のある隠蔽部
材をブラケット本体の建物側取り付け部にねじ固定する
一方向ねじであることを特徴とした請求項5に記載の面
格子の取り付け構造。 - 【請求項7】 除去不能の固定手段が、ブラケット本体
の建物側取り付け部に対向して形成された係合孔を有す
る起立片と剛性のある隠蔽部材の両側にそれぞれ形成さ
れた係合片で構成され、ブラケット本体の起立片間に隠
蔽部材を叩き込むことにより、隠蔽部材が除去不能に固
定されることを特徴とした請求項5に記載の面格子取り
付け構造。 - 【請求項8】 面格子が複数のブラケットにより建物側
部材に固定された構造であって、ブラケットはブラケッ
ト本体と取り付け台座、先付けフックおよびブラケット
カバーで構成され、ブラケット本体は格子側取り付け部
と中央部に先付けフックが嵌入できる係合孔が形成され
た建物側取り付け部および両取り付け部を結合した連結
部を備え、先付けフックは建物側の面に接触する固定部
と建物側の面から屋外側に離れて位置し下部が屋内側に
突出した返し突起を有する係合部を備え、取り付け台座
はブラケット本体の建物側取り付け部が嵌入する凹部を
備え、それぞれのブラケットは、先付けフックを建物側
に固定用ねじで取り付け、ブラケット本体の格子側取り
付け部が面格子に固定され、建物側取り付け部が、取り
付け台座の前記凹部に嵌入されて角孔の上辺を先付けフ
ックの係合部に係合して返し突起の下端に上縁を係合さ
せ、屋外側から建物側取り付けねじにより取り付け台座
ともども建物側に固定されると共に、先付けフックを建
物側に取り付けた固定用ねじがブラケット本体の建物側
取り付け部によって外部から隠蔽されており、ブラケッ
ト本体の連結部にブラケットカバーが装着されて面格子
の屋内側面から取り付け台座の屋外側面間に配置されて
いることを特徴とした面格子の取り付け構造。 - 【請求項9】 ブラケットカバーは半割り形状の2つの
カバー部材を両側の結合縁で相互に弾発係合させて一体
とする合体式の構造を有し、半割り形状のカバー部材の
内壁にそれぞれ係合フィンが形成されており、係合フィ
ンをブラケット本体の連結部に係合させて装着されてい
ることを特徴とした請求項1〜請求項8のいずれか一つ
に記載の面格子の取り付け構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2355793U JP2581936Y2 (ja) | 1993-05-07 | 1993-05-07 | 面格子の取り付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2355793U JP2581936Y2 (ja) | 1993-05-07 | 1993-05-07 | 面格子の取り付け構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0682382U true JPH0682382U (ja) | 1994-11-25 |
| JP2581936Y2 JP2581936Y2 (ja) | 1998-09-24 |
Family
ID=12113817
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2355793U Expired - Fee Related JP2581936Y2 (ja) | 1993-05-07 | 1993-05-07 | 面格子の取り付け構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2581936Y2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009079370A (ja) * | 2007-09-25 | 2009-04-16 | Swany Corporation:Kk | 面格子取外し防止用の防犯ブラケット及びこれを備えた面格子 |
| CN115262886A (zh) * | 2022-08-19 | 2022-11-01 | 重庆集凯科技服务有限公司 | 一种具有底盒的格栅结构及墙体 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4493430B2 (ja) * | 2004-07-26 | 2010-06-30 | 新日軽株式会社 | 面格子取付構造 |
-
1993
- 1993-05-07 JP JP2355793U patent/JP2581936Y2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2581936Y2 (ja) | 1998-09-24 |
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