JPH0682608A - 光学素子とそれを用いた光軸変更素子及び投射型表示装置 - Google Patents
光学素子とそれを用いた光軸変更素子及び投射型表示装置Info
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- JPH0682608A JPH0682608A JP17071293A JP17071293A JPH0682608A JP H0682608 A JPH0682608 A JP H0682608A JP 17071293 A JP17071293 A JP 17071293A JP 17071293 A JP17071293 A JP 17071293A JP H0682608 A JPH0682608 A JP H0682608A
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- optical
- axis
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 入射光の光軸を高精度かつ容易に屈曲させる
ことのできる光学素子とそれを用いた光軸変更素子及び
投射型表示装置を提供する。 【構成】 本願発明の光学素子は、第1の媒質中に光軸
に沿って所定の間隔をおいて配列され、光軸に対する各
々の入射面の角度が互いに異なるように可変可能な複数
の透明板102a,102bと、透明板102a,102bにより挟まれる
領域を囲むように透明板間に設けられ、透明板の配列方
向に伸縮自在なる隔壁104と、複数の透明板102a,102bと
隔壁104により囲まれる領域に充填され、前記第1の媒
質と異なる屈折率を有する第2の媒質103とを備えたこ
とを特徴とする。また、光軸変更素子は、光軸に沿って
前記光学素子を複数配列したことを特徴とする。また、
投射型表示装置は、投射レンズの入射側または出射側の
少なくとも一方に、1個または複数の異なる光シフト素
子を設けたことを特徴とする。
ことのできる光学素子とそれを用いた光軸変更素子及び
投射型表示装置を提供する。 【構成】 本願発明の光学素子は、第1の媒質中に光軸
に沿って所定の間隔をおいて配列され、光軸に対する各
々の入射面の角度が互いに異なるように可変可能な複数
の透明板102a,102bと、透明板102a,102bにより挟まれる
領域を囲むように透明板間に設けられ、透明板の配列方
向に伸縮自在なる隔壁104と、複数の透明板102a,102bと
隔壁104により囲まれる領域に充填され、前記第1の媒
質と異なる屈折率を有する第2の媒質103とを備えたこ
とを特徴とする。また、光軸変更素子は、光軸に沿って
前記光学素子を複数配列したことを特徴とする。また、
投射型表示装置は、投射レンズの入射側または出射側の
少なくとも一方に、1個または複数の異なる光シフト素
子を設けたことを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、入射光の光軸を屈曲さ
せる光学素子とそれを用いた光軸変更素子及び投射型表
示装置に関するものである。
せる光学素子とそれを用いた光軸変更素子及び投射型表
示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近、ライトバルブに表示された画像を
投射光学系によりスクリーン上に拡大投射する投射型表
示装置の開発が活発である。特に、ライトバルブに透過
型のアクティブマトリクス型液晶ディスプレイパネル
(以下、TFT・LCDと呼ぶ)を用いた投射型表示装
置(以下、プロジェクタと呼ぶ)が注目されているが、
これは、色再現性、コントラスト等画質が優れ、手軽に
迫力ある大画面が得られるという特徴があり、すでにH
DTV表示が可能な液晶プロジェクタが実現している。
投射光学系によりスクリーン上に拡大投射する投射型表
示装置の開発が活発である。特に、ライトバルブに透過
型のアクティブマトリクス型液晶ディスプレイパネル
(以下、TFT・LCDと呼ぶ)を用いた投射型表示装
置(以下、プロジェクタと呼ぶ)が注目されているが、
これは、色再現性、コントラスト等画質が優れ、手軽に
迫力ある大画面が得られるという特徴があり、すでにH
DTV表示が可能な液晶プロジェクタが実現している。
【0003】図48は、従来技術に係わるプロジェクタ
を示す概略構成図である。図において、1は光源、2は
光源1から発生する赤外線、紫外線をカットするフィル
ター、3は光学フィルター、4は光源1の集光性を高め
る集光レンズ、5はライトバルブ、6は投射レンズ、7
はスクリーンである。このプロジェクタでは、ライトバ
ルブ5に通常の液晶テレビと同様に画信号を入力し画像
を表示し、このライトバルブ5に表示された画像を投射
レンズ6によってスクリーン7上に投影表示する。ここ
で、ライトバルブ5自体は発光しないため、ライトバル
ブ5を後部光源1で照射し透過した照射光が投射レンズ
6に入射する。このプロジェクタでは、ライトバルブ5
に形成された表示画像を投射レンズ6により拡大投影す
るため大画面表示が可能である。
を示す概略構成図である。図において、1は光源、2は
光源1から発生する赤外線、紫外線をカットするフィル
ター、3は光学フィルター、4は光源1の集光性を高め
る集光レンズ、5はライトバルブ、6は投射レンズ、7
はスクリーンである。このプロジェクタでは、ライトバ
ルブ5に通常の液晶テレビと同様に画信号を入力し画像
を表示し、このライトバルブ5に表示された画像を投射
レンズ6によってスクリーン7上に投影表示する。ここ
で、ライトバルブ5自体は発光しないため、ライトバル
ブ5を後部光源1で照射し透過した照射光が投射レンズ
6に入射する。このプロジェクタでは、ライトバルブ5
に形成された表示画像を投射レンズ6により拡大投影す
るため大画面表示が可能である。
【0004】このようなプロジェクタの構成で一層の解
像度を上げるには、TFT・LCDの画素の高密度化あ
るいは表示面積の大型化により画素数を飛躍的に上げな
ければならず、画素の微細化、LCDの配線抵抗の低抵
抗化、TFTの駆動能力の向上を図る必要があるが、こ
の場合、製造歩留が低下する等の問題が生じ、製造が困
難となる。さらに、LCDを駆動するドライバLSIの
超高速化など回路的にも困難となる。このため、従来よ
り高解像度化を図るために複数のプロジェクタからの投
射画像を互いに画素間を埋めるようにしてスクリーン上
で重ね合わせる投射光学系がとられていた(例えば、特
開昭64−35479号公報、特開平2−281287
号公報等参照)。
像度を上げるには、TFT・LCDの画素の高密度化あ
るいは表示面積の大型化により画素数を飛躍的に上げな
ければならず、画素の微細化、LCDの配線抵抗の低抵
抗化、TFTの駆動能力の向上を図る必要があるが、こ
の場合、製造歩留が低下する等の問題が生じ、製造が困
難となる。さらに、LCDを駆動するドライバLSIの
超高速化など回路的にも困難となる。このため、従来よ
り高解像度化を図るために複数のプロジェクタからの投
射画像を互いに画素間を埋めるようにしてスクリーン上
で重ね合わせる投射光学系がとられていた(例えば、特
開昭64−35479号公報、特開平2−281287
号公報等参照)。
【0005】この投射光学系の一例を図49に示す。図
49において、11,12は光源、21,22は光源1
1,12から発生する赤外線及び紫外線をカットするフ
ィルター、31,32は光学フィルター、41,42は
集光レンズ、51,52はライトバルブ、61,62は
投射レンズ、7はスクリーン、m1,m2は投射レンズ
(プロジェクタ)の光軸である。図49に示すように、
ライトバルブ51,52の画像は、スクリーン7上で重
畳されて一つの画像を形成する。このようなプロジェク
タで複数のライトバルブ51,52の画像がどのように
重畳するかを図50を用いて説明する。
49において、11,12は光源、21,22は光源1
1,12から発生する赤外線及び紫外線をカットするフ
ィルター、31,32は光学フィルター、41,42は
集光レンズ、51,52はライトバルブ、61,62は
投射レンズ、7はスクリーン、m1,m2は投射レンズ
(プロジェクタ)の光軸である。図49に示すように、
ライトバルブ51,52の画像は、スクリーン7上で重
畳されて一つの画像を形成する。このようなプロジェク
タで複数のライトバルブ51,52の画像がどのように
重畳するかを図50を用いて説明する。
【0006】図50は、4個の画像を重畳する例であ
る。図50において、画像A,B,C,Dはライトバル
ブであるTFT・LCDの概略図である。1つの画素は
光を透過する開口部と光遮蔽部からなる。従って、4個
の画像を約半画素ずらして開口部が他の画像の光遮蔽部
に重なるように投射すれば、縦横2倍の高精細な投射表
示が可能となる。
る。図50において、画像A,B,C,Dはライトバル
ブであるTFT・LCDの概略図である。1つの画素は
光を透過する開口部と光遮蔽部からなる。従って、4個
の画像を約半画素ずらして開口部が他の画像の光遮蔽部
に重なるように投射すれば、縦横2倍の高精細な投射表
示が可能となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたような複数
の画像をスクリーン上で重畳して最大限の解像度を得る
ためには、画像の全ての画素の開口部が他の画像の画素
の光遮蔽部に重畳させる必要がある。従って、全ての投
射画像のピントが合うことはもちろん、大きさが同じ、
歪がない、スクリーン上の回転方向が同じ等の条件が全
て合致しなければならない。このため、図51に示すよ
うな投射レンズの光軸に対してx軸,y軸,z軸,θx
軸,θy軸,θz軸の6軸でプロジェクタの投射位置を
精密に調整する必要がある。
の画像をスクリーン上で重畳して最大限の解像度を得る
ためには、画像の全ての画素の開口部が他の画像の画素
の光遮蔽部に重畳させる必要がある。従って、全ての投
射画像のピントが合うことはもちろん、大きさが同じ、
歪がない、スクリーン上の回転方向が同じ等の条件が全
て合致しなければならない。このため、図51に示すよ
うな投射レンズの光軸に対してx軸,y軸,z軸,θx
軸,θy軸,θz軸の6軸でプロジェクタの投射位置を
精密に調整する必要がある。
【0008】従来、このような調整は、光学実験に使用
するような精密な機械によるステージが用いられてい
る。プロジェクタは一般に数十kg以上と重いため、大
型で、堅牢な、極めて重いステージが用いられ、重量が
重くなるという問題があった。さらに、ステージが大型
で、重いため、ステップモータ等で調整するときには高
駆動能力のモータが必要となり、装置が大がかりになる
という問題があった。
するような精密な機械によるステージが用いられてい
る。プロジェクタは一般に数十kg以上と重いため、大
型で、堅牢な、極めて重いステージが用いられ、重量が
重くなるという問題があった。さらに、ステージが大型
で、重いため、ステップモータ等で調整するときには高
駆動能力のモータが必要となり、装置が大がかりになる
という問題があった。
【0009】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であって、入射光の光軸を高精度かつ容易に屈曲させる
ことのできる光学素子とそれを用いた光軸変更素子及び
投射型表示装置を提供することにある。
であって、入射光の光軸を高精度かつ容易に屈曲させる
ことのできる光学素子とそれを用いた光軸変更素子及び
投射型表示装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は次の様な光学素子とそれを用いた光軸変更
素子及び投射型表示装置を採用した。すなわち、請求項
1記載の光学素子は、光が透過する第1の媒質中に当該
光の光軸に沿って所定の間隔をおいて配列され、該光軸
に対する各々の入射面の角度が互いに異なるように可変
可能な複数の透明板と、これら透明板により挟まれる領
域を囲むように、これら透明板間に設けられ、これら透
明板の配列方向に伸縮自在なる隔壁と、前記複数の透明
板と隔壁により囲まれる領域に充填され、前記第1の媒
質と異なる屈折率を有する第2の媒質とを備えたことを
特徴としている。
に、本発明は次の様な光学素子とそれを用いた光軸変更
素子及び投射型表示装置を採用した。すなわち、請求項
1記載の光学素子は、光が透過する第1の媒質中に当該
光の光軸に沿って所定の間隔をおいて配列され、該光軸
に対する各々の入射面の角度が互いに異なるように可変
可能な複数の透明板と、これら透明板により挟まれる領
域を囲むように、これら透明板間に設けられ、これら透
明板の配列方向に伸縮自在なる隔壁と、前記複数の透明
板と隔壁により囲まれる領域に充填され、前記第1の媒
質と異なる屈折率を有する第2の媒質とを備えたことを
特徴としている。
【0011】また、請求項2記載の光学素子は、請求項
1記載の光学素子において、前記透明板のいずれか一方
に、該透明板の入射面の角度を前記光軸に対して可変す
る駆動機構を設けたことを特徴としている。
1記載の光学素子において、前記透明板のいずれか一方
に、該透明板の入射面の角度を前記光軸に対して可変す
る駆動機構を設けたことを特徴としている。
【0012】また、請求項3記載の光軸変更素子は、光
軸に沿って請求項1記載の光学素子を複数配列したこと
を特徴としている。
軸に沿って請求項1記載の光学素子を複数配列したこと
を特徴としている。
【0013】また、請求項4記載の光軸変更素子は、請
求項3記載の光軸変更素子において、前記複数の光学素
子の、互いに隣接する側または互いに離間する側のいず
れかの各々の透明板に、これらの透明板を互いに平行を
保ちつつ各透明板の入射面の角度を前記光軸に対して可
変する駆動機構を設けたことを特徴としている。
求項3記載の光軸変更素子において、前記複数の光学素
子の、互いに隣接する側または互いに離間する側のいず
れかの各々の透明板に、これらの透明板を互いに平行を
保ちつつ各透明板の入射面の角度を前記光軸に対して可
変する駆動機構を設けたことを特徴としている。
【0014】また、請求項5記載の光軸変更素子は、請
求項3記載の光軸変更素子において、前記複数の光学素
子の、光が入射する側または出射する側のいずれかの各
々の透明板に、これらの透明板を互いに逆向きに同一角
度で傾斜するように各透明板の入射面の角度を前記光軸
に対して可変する駆動機構を設けたことを特徴としてい
る。
求項3記載の光軸変更素子において、前記複数の光学素
子の、光が入射する側または出射する側のいずれかの各
々の透明板に、これらの透明板を互いに逆向きに同一角
度で傾斜するように各透明板の入射面の角度を前記光軸
に対して可変する駆動機構を設けたことを特徴としてい
る。
【0015】また、請求項6記載の投射型表示装置は、
ライトバルブに表示された画像を投射光学系によりスク
リーン上に拡大投影する複数の投射型表示モジュールの
投射画像を1つのスクリーンに重畳投射する投射型表示
装置において、前記投射光学系の投射レンズの入射側ま
たは出射側の少なくとも一方に、1個または複数の異な
る光シフト素子を設けたことを特徴としている。この光
シフト素子は、光軸の方向を屈曲または該光軸に対して
平行移動するものであり、本願発明の請求項1または2
記載の光学素子、請求項3,4または5記載の光軸変更
素子の他、1つ以上の平板状の透明基板、1つ以上のく
さび型の透明基板等を用いて構成される。
ライトバルブに表示された画像を投射光学系によりスク
リーン上に拡大投影する複数の投射型表示モジュールの
投射画像を1つのスクリーンに重畳投射する投射型表示
装置において、前記投射光学系の投射レンズの入射側ま
たは出射側の少なくとも一方に、1個または複数の異な
る光シフト素子を設けたことを特徴としている。この光
シフト素子は、光軸の方向を屈曲または該光軸に対して
平行移動するものであり、本願発明の請求項1または2
記載の光学素子、請求項3,4または5記載の光軸変更
素子の他、1つ以上の平板状の透明基板、1つ以上のく
さび型の透明基板等を用いて構成される。
【0016】また、請求項7記載の投射型表示装置は、
投射レンズを持たない複数の投射型表示モジュールと、
該複数の投射型表示モジュールの光を複数のミラーによ
り1つの投射レンズに入射して複数の投射型表示モジュ
ールからの投射画像を重畳合成し、1つのスクリーンに
拡大投射する手段とを有した投射型表示装置において、
前記複数の投射型表示モジュールと前記ミラーとの間に
光シフト素子を設けたことを特徴としている。この光シ
フト素子は、前記請求項6において述べられた光シフト
素子と同様の構成である。
投射レンズを持たない複数の投射型表示モジュールと、
該複数の投射型表示モジュールの光を複数のミラーによ
り1つの投射レンズに入射して複数の投射型表示モジュ
ールからの投射画像を重畳合成し、1つのスクリーンに
拡大投射する手段とを有した投射型表示装置において、
前記複数の投射型表示モジュールと前記ミラーとの間に
光シフト素子を設けたことを特徴としている。この光シ
フト素子は、前記請求項6において述べられた光シフト
素子と同様の構成である。
【0017】また、請求項8記載の投射型表示装置は、
請求項6または7記載の投射型表示装置において、前記
ライトバルブにテストデータを表示し、該テストデータ
を検出して前記ライトバルブの所定の位置からのずれを
算出する手段と、前記位置ずれを前記光学素子により光
学的に補正する手段とを設けたことを特徴としている。
請求項6または7記載の投射型表示装置において、前記
ライトバルブにテストデータを表示し、該テストデータ
を検出して前記ライトバルブの所定の位置からのずれを
算出する手段と、前記位置ずれを前記光学素子により光
学的に補正する手段とを設けたことを特徴としている。
【0018】
【作用】本発明の請求項1記載の光学素子では、光軸に
対するこれら透明板各々の入射面の角度が互いに異なる
ように、各々の透明板の光軸に対する角度を可変する。
ここで、説明を簡単にするために入射側の透明板の入射
面を入射光の光軸に対して直角とすると、第1の媒質中
に入射した光は、入射側の透明板に入射した後に第2の
媒質に入射し、出射側の透明板の出射面から外方へ出射
する。入射側の透明板の入射面は入射光の光軸に対して
直角であるから、この場合、当該光が第2の媒質中を透
過するまでの光軸は入射時の光軸と一致する。また、当
該光が第2の媒質から出射側の透明板の入射面に入射
し、該透明板の出射面から外方へ出射する場合には、第
2の媒質と第1の媒質とでは屈折率が異なるので、当該
光が透明板の入射面に角度(入射角)θ1で入射したと
すると、該透明板の出射面から前記角度θ1と異なる角
度(屈折角)θ2で出射することとなる。したがって、
当該光の光軸が屈曲する。
対するこれら透明板各々の入射面の角度が互いに異なる
ように、各々の透明板の光軸に対する角度を可変する。
ここで、説明を簡単にするために入射側の透明板の入射
面を入射光の光軸に対して直角とすると、第1の媒質中
に入射した光は、入射側の透明板に入射した後に第2の
媒質に入射し、出射側の透明板の出射面から外方へ出射
する。入射側の透明板の入射面は入射光の光軸に対して
直角であるから、この場合、当該光が第2の媒質中を透
過するまでの光軸は入射時の光軸と一致する。また、当
該光が第2の媒質から出射側の透明板の入射面に入射
し、該透明板の出射面から外方へ出射する場合には、第
2の媒質と第1の媒質とでは屈折率が異なるので、当該
光が透明板の入射面に角度(入射角)θ1で入射したと
すると、該透明板の出射面から前記角度θ1と異なる角
度(屈折角)θ2で出射することとなる。したがって、
当該光の光軸が屈曲する。
【0019】一般に、第1の媒質の屈折率をn1、第2
の媒質の屈折率をn2とすれば、入射角θ1と屈折角θ2
との間には sinθ1/sinθ2=n2/n1=n12 の関係が成り立つ。但し、n12は第2の媒質の第1の媒
質に対する相対屈折率である。したがって、第1の媒質
と第2の媒質を適宜選択することにより、入射光の光軸
の屈折角を最も好ましい範囲に限定することが可能にな
る。これより、入射光の光軸を所定の方向に高精度で容
易に屈曲させることが可能になる。
の媒質の屈折率をn2とすれば、入射角θ1と屈折角θ2
との間には sinθ1/sinθ2=n2/n1=n12 の関係が成り立つ。但し、n12は第2の媒質の第1の媒
質に対する相対屈折率である。したがって、第1の媒質
と第2の媒質を適宜選択することにより、入射光の光軸
の屈折角を最も好ましい範囲に限定することが可能にな
る。これより、入射光の光軸を所定の方向に高精度で容
易に屈曲させることが可能になる。
【0020】また、請求項2記載の光学素子では、前記
透明板のいずれか一方に、該透明板の入射面の角度を前
記光軸に対して可変する駆動機構を設けたことにより、
各々の透明板の光軸に対する角度を、高精度で容易かつ
速やかに可変する。これにより、入射光の光軸を所定の
方向に高精度で容易かつ速やかに屈曲させることが可能
になる。
透明板のいずれか一方に、該透明板の入射面の角度を前
記光軸に対して可変する駆動機構を設けたことにより、
各々の透明板の光軸に対する角度を、高精度で容易かつ
速やかに可変する。これにより、入射光の光軸を所定の
方向に高精度で容易かつ速やかに屈曲させることが可能
になる。
【0021】また、請求項3記載の光軸変更素子では、
光軸に沿って請求項1記載の光学素子を複数配列する。
ここでは、簡単のために光学素子を2つ並べた場合を考
えると、入射側の第1の光学素子に入射した光の光軸は
該第1の光学素子により屈曲し、この屈曲した光の軸
は、出射側の第2の光学素子により再度屈曲する。この
光軸変更素子では、第1の媒質と、第1及び第2の光学
素子それぞれの第2の媒質を適宜選択することにより、
第1及び第2の光学素子それぞれの屈折率が変化し、そ
れぞれの光学素子に入射する光の入射角を調整すること
により、入射光の光軸が所定の方向に屈曲またはシフト
(光軸の平行移動)する。したがって、第1の媒質と第
2の媒質を適宜選択し、それぞれの光学素子に入射する
光の入射角を調整すれば、入射光の光軸を所定の方向に
屈曲またはシフトさせることが可能になる。これより、
入射光の光軸を所定の方向に高精度で容易に屈曲または
シフトさせることが可能になる。
光軸に沿って請求項1記載の光学素子を複数配列する。
ここでは、簡単のために光学素子を2つ並べた場合を考
えると、入射側の第1の光学素子に入射した光の光軸は
該第1の光学素子により屈曲し、この屈曲した光の軸
は、出射側の第2の光学素子により再度屈曲する。この
光軸変更素子では、第1の媒質と、第1及び第2の光学
素子それぞれの第2の媒質を適宜選択することにより、
第1及び第2の光学素子それぞれの屈折率が変化し、そ
れぞれの光学素子に入射する光の入射角を調整すること
により、入射光の光軸が所定の方向に屈曲またはシフト
(光軸の平行移動)する。したがって、第1の媒質と第
2の媒質を適宜選択し、それぞれの光学素子に入射する
光の入射角を調整すれば、入射光の光軸を所定の方向に
屈曲またはシフトさせることが可能になる。これより、
入射光の光軸を所定の方向に高精度で容易に屈曲または
シフトさせることが可能になる。
【0022】また、請求項4記載の光軸変更素子では、
前記複数の光学素子の、互いに隣接する側または互いに
離間する側のいずれかの各々の透明板に、これらの透明
板を互いに平行を保ちつつ各透明板の入射面の角度を前
記光軸に対して可変する駆動機構を設けたことにより、
前記透明板各々の光軸に対する角度を、高精度で容易か
つ速やかに可変する。これにより、入射光の光軸を所定
の方向に高精度で容易かつ速やかに屈曲またはシフトさ
せることが可能になる。
前記複数の光学素子の、互いに隣接する側または互いに
離間する側のいずれかの各々の透明板に、これらの透明
板を互いに平行を保ちつつ各透明板の入射面の角度を前
記光軸に対して可変する駆動機構を設けたことにより、
前記透明板各々の光軸に対する角度を、高精度で容易か
つ速やかに可変する。これにより、入射光の光軸を所定
の方向に高精度で容易かつ速やかに屈曲またはシフトさ
せることが可能になる。
【0023】また、請求項5記載の光軸変更素子では、
前記複数の光学素子の、光が入射する側または出射する
側のいずれかの各々の透明板に、これらの透明板を互い
に逆向きに同一角度で傾斜するように各透明板の入射面
の角度を前記光軸に対して可変する駆動機構を設けたこ
とにより、前記透明板各々の光軸に対する角度を、高精
度で容易かつ速やかに可変する。これにより、入射光の
光軸を所定の方向に高精度で容易かつ速やかに屈曲また
はシフトさせることが可能になる。
前記複数の光学素子の、光が入射する側または出射する
側のいずれかの各々の透明板に、これらの透明板を互い
に逆向きに同一角度で傾斜するように各透明板の入射面
の角度を前記光軸に対して可変する駆動機構を設けたこ
とにより、前記透明板各々の光軸に対する角度を、高精
度で容易かつ速やかに可変する。これにより、入射光の
光軸を所定の方向に高精度で容易かつ速やかに屈曲また
はシフトさせることが可能になる。
【0024】また、請求項6記載の投射型表示装置で
は、前記投射光学系の投射レンズの入射側または出射側
の少なくとも一方に、1個または複数の異なる光シフト
素子を設けたことにより、光軸の方向を可変またはシフ
トし、スクリーン上の同一領域に複数のライトバルブに
表示されている画像の画素合わせを容易にかつ高精度に
実現する。この結果、使用するライトバルブの高密度化
及び大面積化を図ることなく、投射型表示装置の高解像
度化、高精細度化が可能となる。さらに、投影画像の高
品質化、高輝度化、容易な調整が可能となる。
は、前記投射光学系の投射レンズの入射側または出射側
の少なくとも一方に、1個または複数の異なる光シフト
素子を設けたことにより、光軸の方向を可変またはシフ
トし、スクリーン上の同一領域に複数のライトバルブに
表示されている画像の画素合わせを容易にかつ高精度に
実現する。この結果、使用するライトバルブの高密度化
及び大面積化を図ることなく、投射型表示装置の高解像
度化、高精細度化が可能となる。さらに、投影画像の高
品質化、高輝度化、容易な調整が可能となる。
【0025】また、請求項7記載の投射型表示装置で
は、前記複数の投射型表示モジュールと前記ミラーとの
間に光シフト素子を設けたことにより、光軸の方向を可
変またはシフトし、スクリーン上の同一領域に複数のラ
イトバルブに表示されている画像の画素合わせを容易に
かつ高精度に実現する。この結果、使用するライトバル
ブの高密度化及び大面積化を図ることなく、投射型表示
装置の高解像度化、高精細度化が可能となる。さらに、
投影画像の高品質化、高輝度化、容易な調整が可能とな
る。
は、前記複数の投射型表示モジュールと前記ミラーとの
間に光シフト素子を設けたことにより、光軸の方向を可
変またはシフトし、スクリーン上の同一領域に複数のラ
イトバルブに表示されている画像の画素合わせを容易に
かつ高精度に実現する。この結果、使用するライトバル
ブの高密度化及び大面積化を図ることなく、投射型表示
装置の高解像度化、高精細度化が可能となる。さらに、
投影画像の高品質化、高輝度化、容易な調整が可能とな
る。
【0026】また、請求項8記載の投射型表示装置で
は、前記ライトバルブにテストデータを表示し、該テス
トデータを検出して前記ライトバルブの所定の位置から
のずれを算出する手段と、前記位置ずれを前記光学素子
により光学的に補正する手段とを設けたことにより、ス
クリーン上の同一領域に複数のライトバルブに表示され
ている画像の画素合わせを高精度で容易かつ速やかに実
現する。この結果、使用するライトバルブの高密度化及
び大面積化を図ることなく、投射型表示装置の高解像度
化、高精細度化が可能となる。さらに、投影画像の高品
質化、高輝度化、容易かつ速やかな調整が可能となる。
は、前記ライトバルブにテストデータを表示し、該テス
トデータを検出して前記ライトバルブの所定の位置から
のずれを算出する手段と、前記位置ずれを前記光学素子
により光学的に補正する手段とを設けたことにより、ス
クリーン上の同一領域に複数のライトバルブに表示され
ている画像の画素合わせを高精度で容易かつ速やかに実
現する。この結果、使用するライトバルブの高密度化及
び大面積化を図ることなく、投射型表示装置の高解像度
化、高精細度化が可能となる。さらに、投影画像の高品
質化、高輝度化、容易かつ速やかな調整が可能となる。
【0027】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳
細に説明する。
細に説明する。
【0028】(実施例1)図1は、本発明の投射型表示
装置の実施例1の構成を説明するための模式構成図であ
る。本実施例1は、前述の図51に示すような投射レン
ズの光軸に対して、x軸方向すなわちスクリーン面の左
右方向と、z軸方向すなわちスクリーン面の上下方向
(紙面に対して垂直な方向)の位置調整のための構成で
あり、位置調整のための光シフト素子として平板透明基
板を用いたものである。以下、説明を簡単にするために
x軸方向に限定して説明する。
装置の実施例1の構成を説明するための模式構成図であ
る。本実施例1は、前述の図51に示すような投射レン
ズの光軸に対して、x軸方向すなわちスクリーン面の左
右方向と、z軸方向すなわちスクリーン面の上下方向
(紙面に対して垂直な方向)の位置調整のための構成で
あり、位置調整のための光シフト素子として平板透明基
板を用いたものである。以下、説明を簡単にするために
x軸方向に限定して説明する。
【0029】図1において、11,12は光源、21,
22は光源11,12から発生する紫外線、赤外線をカ
ットするフィルター、31,32は光学フィルター、4
1,42は集光レンズ、51,52はライトバルブ、6
1,62は投射レンズ、81,82はライトバルブ5
1,52と投射レンズ61,62の間に配置した平板透
明基板である。また、7はスクリーン、m1,m2は投
射レンズの光軸である。
22は光源11,12から発生する紫外線、赤外線をカ
ットするフィルター、31,32は光学フィルター、4
1,42は集光レンズ、51,52はライトバルブ、6
1,62は投射レンズ、81,82はライトバルブ5
1,52と投射レンズ61,62の間に配置した平板透
明基板である。また、7はスクリーン、m1,m2は投
射レンズの光軸である。
【0030】ライトバルブ51,52の画像は、図48
と同様の原理で投射レンズ61,62により拡大された
像がスクリーン7上に結像される。平板透明基板81,
82は、光軸m1,m2に対してz軸を中心に互いに逆
方向に回転する。従って、図1に示すように、平板透明
基板81,82を配置したときは、ライトバルブ51,
52からの光線は屈折して図1中の矢印の方向にシフト
する。従って、ライトバルブ51,52の中心は等価的
にそれぞれ光軸m11,m22にシフトしたことにな
る。このとき、ライトバルブ51,52の画像は、投射
レンズ61,62(凸レンズと等価とする)の結像原理
により、スクリーン7上では各々矢印と逆方向に移動す
る。スクリーン7上で結像される像の移動距離は、結像
の原理よりS倍(投射倍率)である。ここで、Sは光軸
m11,m22のシフト量である。
と同様の原理で投射レンズ61,62により拡大された
像がスクリーン7上に結像される。平板透明基板81,
82は、光軸m1,m2に対してz軸を中心に互いに逆
方向に回転する。従って、図1に示すように、平板透明
基板81,82を配置したときは、ライトバルブ51,
52からの光線は屈折して図1中の矢印の方向にシフト
する。従って、ライトバルブ51,52の中心は等価的
にそれぞれ光軸m11,m22にシフトしたことにな
る。このとき、ライトバルブ51,52の画像は、投射
レンズ61,62(凸レンズと等価とする)の結像原理
により、スクリーン7上では各々矢印と逆方向に移動す
る。スクリーン7上で結像される像の移動距離は、結像
の原理よりS倍(投射倍率)である。ここで、Sは光軸
m11,m22のシフト量である。
【0031】(実施例2)図2は、本発明の投射型表示
装置の実施例2の構成を説明するための模式構成図であ
る。本実施例2は、前記実施例1と同様に、前述の図5
1に示すような投射レンズの光軸に対して、x軸、z軸
方向の位置調整のための構成であり、位置調整のための
光シフト素子として平板透明基板を用いたものである。
以下、説明を簡単にするために、x軸方向に限定して説
明する。
装置の実施例2の構成を説明するための模式構成図であ
る。本実施例2は、前記実施例1と同様に、前述の図5
1に示すような投射レンズの光軸に対して、x軸、z軸
方向の位置調整のための構成であり、位置調整のための
光シフト素子として平板透明基板を用いたものである。
以下、説明を簡単にするために、x軸方向に限定して説
明する。
【0032】図2において、平板透明基板81,82
は、それぞれ投射レンズ61,62の前面に配置されて
おり、光軸m1,m2に対してz軸を中心に互いに逆方
向に回転する。平板透明基板81,82以外は、図1と
同様の構成である。平板透明基板81,82が図2のよ
うに配置されているときは,投射レンズ61,62から
の光線は、屈折して図中の矢印の方向にシフトする。従
って、投射レンズ61,62の光軸は、等価的にそれぞ
れm11,m22にシフトしたことになる。このときの
光軸シフト量は、平板透明基板81,82による屈折だ
けで決まるSである。
は、それぞれ投射レンズ61,62の前面に配置されて
おり、光軸m1,m2に対してz軸を中心に互いに逆方
向に回転する。平板透明基板81,82以外は、図1と
同様の構成である。平板透明基板81,82が図2のよ
うに配置されているときは,投射レンズ61,62から
の光線は、屈折して図中の矢印の方向にシフトする。従
って、投射レンズ61,62の光軸は、等価的にそれぞ
れm11,m22にシフトしたことになる。このときの
光軸シフト量は、平板透明基板81,82による屈折だ
けで決まるSである。
【0033】(実施例3)図3は、本発明の投射型表示
装置の実施例3の構成を説明するための模式構成図であ
る。本実施例3は、投射レンズを持たない投射型表示モ
ジュールと、複数の投射型表示モジュールの光を複数の
ミラーにより1つの投射レンズに入射して複数の投射画
像をスクリーン上に重畳合成する投射型表示装置に位置
調整用の光シフト素子を用いたものである。図3では説
明を簡単にするため4台の投射型表示モジュールを用い
た例で説明する。
装置の実施例3の構成を説明するための模式構成図であ
る。本実施例3は、投射レンズを持たない投射型表示モ
ジュールと、複数の投射型表示モジュールの光を複数の
ミラーにより1つの投射レンズに入射して複数の投射画
像をスクリーン上に重畳合成する投射型表示装置に位置
調整用の光シフト素子を用いたものである。図3では説
明を簡単にするため4台の投射型表示モジュールを用い
た例で説明する。
【0034】図3において、201,202,203,
204は、前述の図48で説明した投射型表示装置で投
射レンズ6を取り除いた投射型表示モジュールである。
205は4面が全反射ミラーである四角錘型のミラーで
あり、対向する面の角度は90度である。206は投射
レンズである。80a,80b,80c,80dは光シ
フト素子であり、ミラー205とそれぞれの投射型表示
モジュール201,202,203,204との間に配
置される。光シフト素子80a〜80dの動作は後述す
るので,ここでは省略する。
204は、前述の図48で説明した投射型表示装置で投
射レンズ6を取り除いた投射型表示モジュールである。
205は4面が全反射ミラーである四角錘型のミラーで
あり、対向する面の角度は90度である。206は投射
レンズである。80a,80b,80c,80dは光シ
フト素子であり、ミラー205とそれぞれの投射型表示
モジュール201,202,203,204との間に配
置される。光シフト素子80a〜80dの動作は後述す
るので,ここでは省略する。
【0035】図4は、重畳投射の原理を説明するための
構成図であり、図3を横から見た図である。ミラー20
5は投射レンズ206の光軸上に対して直角に配置す
る。投射レンズ206の光軸はミラー205の頂点で交
差するので、ミラー205の頂点を交差し紙面に直角な
面は、投射レンズ206の光軸と等価な面となる。従っ
て、この面にライトバルブ51,52,53,54を配
置すればスクリーン207で重畳合成される。
構成図であり、図3を横から見た図である。ミラー20
5は投射レンズ206の光軸上に対して直角に配置す
る。投射レンズ206の光軸はミラー205の頂点で交
差するので、ミラー205の頂点を交差し紙面に直角な
面は、投射レンズ206の光軸と等価な面となる。従っ
て、この面にライトバルブ51,52,53,54を配
置すればスクリーン207で重畳合成される。
【0036】図5は、前述の実施例1,2,3の光シフ
ト素子に使用する平板透明基板の作用を詳細に説明する
ための光路図である。8は平板透明基板であり、光軸に
対して角度θ1傾いているとする。また、この平板透明
基板8の厚さをd、屈折率をn1とする。以下の説明で
は、sinθ≒θが成立する近軸領域とする。
ト素子に使用する平板透明基板の作用を詳細に説明する
ための光路図である。8は平板透明基板であり、光軸に
対して角度θ1傾いているとする。また、この平板透明
基板8の厚さをd、屈折率をn1とする。以下の説明で
は、sinθ≒θが成立する近軸領域とする。
【0037】光軸に沿って平板透明基板8に入射した光
線は、法線1に対して角度θ1の入射角で入射し、平板
透明基板8で屈折する。屈折した光線は、平板透明基板
8の入射面と出射面が平行であれば、出射方向は入射方
向と同一方向であるが光軸よりSだけシフトして出射す
る。このときのシフト量Sは屈折の法則より式(1)で
表わされる。 S=d・θ1・(n1−1)/n1 ……(1) 従って、平板透明基板8を図51で示したようなx軸、
z軸を中心に回転させればx−zの2軸で光軸をシフト
することができる。
線は、法線1に対して角度θ1の入射角で入射し、平板
透明基板8で屈折する。屈折した光線は、平板透明基板
8の入射面と出射面が平行であれば、出射方向は入射方
向と同一方向であるが光軸よりSだけシフトして出射す
る。このときのシフト量Sは屈折の法則より式(1)で
表わされる。 S=d・θ1・(n1−1)/n1 ……(1) 従って、平板透明基板8を図51で示したようなx軸、
z軸を中心に回転させればx−zの2軸で光軸をシフト
することができる。
【0038】(実施例4)図6は、本発明の投射型表示
装置の実施例4の構成を説明するための模式構成図であ
る。本実施例4は、前述の実施例1,2,3の光シフト
素子に片面が斜面であるくさび型透明基板を2枚用いた
ものであり、前述の実施例1,2,3と同様に図51に
示すような投射レンズの光軸に対して、x軸、z軸の2
軸方向の位置調整を行うための構成である。以下、説明
を簡単にするために、x軸方向に限定して説明する。ま
た、光学系の構成は、図1、図2、図3と同様であるの
でその説明は省略する。
装置の実施例4の構成を説明するための模式構成図であ
る。本実施例4は、前述の実施例1,2,3の光シフト
素子に片面が斜面であるくさび型透明基板を2枚用いた
ものであり、前述の実施例1,2,3と同様に図51に
示すような投射レンズの光軸に対して、x軸、z軸の2
軸方向の位置調整を行うための構成である。以下、説明
を簡単にするために、x軸方向に限定して説明する。ま
た、光学系の構成は、図1、図2、図3と同様であるの
でその説明は省略する。
【0039】図6において、9a及び9bはくさび型透
明基板であり、互いの斜面が図6のように間隔dの空気
層を挟んで平行になるように配置されている。くさび型
透明基板9a,9bの斜面の角度は互いに等しくθ1と
する。いま、くさび型透明基板9aの入射面、くさび型
透明基板9bの出射面が光軸に対して直角であるとし、
光線が光軸に平行に入射するとする。光線はくさび型透
明基板9aの斜面に法線1に対して角度θ1で入射し、
角度θ2で屈折して空気層に出射する。この出射した光
線は、くさび型透明基板9bに入射し、両斜面が平行で
あるので、角度θ1で再び屈折する。結局、くさび型透
明基板9bから出射した光線はくさび型透明基板9aに
入射する入射光と平行に、かつ光軸に対してSだけシフ
トして出射する。このときのシフト量Sは屈折の法則よ
り式(2)で表わされる。 S=d・θ1・(n1−1) ……(2) 従って、くさび型透明基板9a,9bの間隔dを可変に
し、さらにy軸を中心に両基板を回転させれば、x−z
の2軸で光軸をシフトすることができる。
明基板であり、互いの斜面が図6のように間隔dの空気
層を挟んで平行になるように配置されている。くさび型
透明基板9a,9bの斜面の角度は互いに等しくθ1と
する。いま、くさび型透明基板9aの入射面、くさび型
透明基板9bの出射面が光軸に対して直角であるとし、
光線が光軸に平行に入射するとする。光線はくさび型透
明基板9aの斜面に法線1に対して角度θ1で入射し、
角度θ2で屈折して空気層に出射する。この出射した光
線は、くさび型透明基板9bに入射し、両斜面が平行で
あるので、角度θ1で再び屈折する。結局、くさび型透
明基板9bから出射した光線はくさび型透明基板9aに
入射する入射光と平行に、かつ光軸に対してSだけシフ
トして出射する。このときのシフト量Sは屈折の法則よ
り式(2)で表わされる。 S=d・θ1・(n1−1) ……(2) 従って、くさび型透明基板9a,9bの間隔dを可変に
し、さらにy軸を中心に両基板を回転させれば、x−z
の2軸で光軸をシフトすることができる。
【0040】(実施例5)図7は、本発明の投射型表示
装置の実施例5の構成を説明するための模式構成図であ
る。本実施例5は、前述の実施例1,2,3の光シフト
素子として面の角度が可変できる2つの光学素子からな
る光軸変更素子を用いた構成例であり、前述の実施例
1,2,3と同様に図51に示すような投射レンズの光
軸に対して、x軸、z軸の2軸方方向の位置調整を連続
して任意に可変できる構成である。以下、説明を簡単に
するために、x軸方向に限定して説明する。また、光学
系の構成は図1、図2、図3と同様であるのでその説明
は省略する。
装置の実施例5の構成を説明するための模式構成図であ
る。本実施例5は、前述の実施例1,2,3の光シフト
素子として面の角度が可変できる2つの光学素子からな
る光軸変更素子を用いた構成例であり、前述の実施例
1,2,3と同様に図51に示すような投射レンズの光
軸に対して、x軸、z軸の2軸方方向の位置調整を連続
して任意に可変できる構成である。以下、説明を簡単に
するために、x軸方向に限定して説明する。また、光学
系の構成は図1、図2、図3と同様であるのでその説明
は省略する。
【0041】光学素子100aと光学素子100bとは
同一の構成であり、光学素子100aは、平板透明基板
102a,102b及び平板透明基板102a,102
bと同じ屈折率を有する透明液体(第2の媒質)103
で構成され、2枚の平板透明基板102a,102bに
より透明液体103が挟持され、例えば、収縮自在な蛇
腹構造のシール材(隔壁)104で封止されている。光
学素子100bは平板透明基板102c,102d及び
平板透明基板102c,102dと同じ屈折率を有する
透明液体103とで構成され、透明液体103は光学素
子100aと同様にシール材104で封止されている。
同一の構成であり、光学素子100aは、平板透明基板
102a,102b及び平板透明基板102a,102
bと同じ屈折率を有する透明液体(第2の媒質)103
で構成され、2枚の平板透明基板102a,102bに
より透明液体103が挟持され、例えば、収縮自在な蛇
腹構造のシール材(隔壁)104で封止されている。光
学素子100bは平板透明基板102c,102d及び
平板透明基板102c,102dと同じ屈折率を有する
透明液体103とで構成され、透明液体103は光学素
子100aと同様にシール材104で封止されている。
【0042】光学素子100a,100bは、図7に示
すように、互いに隣接する平板透明基板102b,10
2cの対向する面同士が所定の間隔(d)の空気層(第
1の媒質)を挟んで平行になるように、さらに、各面の
法線の角度が光軸m1に対して互いに等しくθ1となる
ように配置され、また、平板透明基板102a,102
dは光軸に対して直角になるように固定されている。平
板透明基板102aと102b及び平板透明基板102
cと102dはシール材104を介して接続されるため
互いに自由に作動させることができる。すなわち、平板
透明基板102bと102cは、各々の両端を結合子1
05aと105bで連結し結合子105aを、図7にお
いて、上下に移動させて平板透明基板102b,102
c同士の平行を保ちながらこれら平板透明基板102
b,102c各々の法線となす角度θ1を設定する。本
光学素子を用いた光学的作用は、実施例3で説明したく
さび型透明基板を2枚用いて構成したものと同様であ
る。すなわち、光学素子100aに入射した光線は、入
射光線の入射方向と平行にかつ光軸に対してSだけシフ
トし、光学素子100bから出射させることができる。
本実施例5においては、光軸に対する角度θ1を駆動器
108によって調整している。
すように、互いに隣接する平板透明基板102b,10
2cの対向する面同士が所定の間隔(d)の空気層(第
1の媒質)を挟んで平行になるように、さらに、各面の
法線の角度が光軸m1に対して互いに等しくθ1となる
ように配置され、また、平板透明基板102a,102
dは光軸に対して直角になるように固定されている。平
板透明基板102aと102b及び平板透明基板102
cと102dはシール材104を介して接続されるため
互いに自由に作動させることができる。すなわち、平板
透明基板102bと102cは、各々の両端を結合子1
05aと105bで連結し結合子105aを、図7にお
いて、上下に移動させて平板透明基板102b,102
c同士の平行を保ちながらこれら平板透明基板102
b,102c各々の法線となす角度θ1を設定する。本
光学素子を用いた光学的作用は、実施例3で説明したく
さび型透明基板を2枚用いて構成したものと同様であ
る。すなわち、光学素子100aに入射した光線は、入
射光線の入射方向と平行にかつ光軸に対してSだけシフ
トし、光学素子100bから出射させることができる。
本実施例5においては、光軸に対する角度θ1を駆動器
108によって調整している。
【0043】駆動器108は、結合子105、駆動アー
ム106、マイクロメーター107で構成される。図7
において、マイクロメーター107が左右方向に動作す
ると駆動アーム106を介して結合子105が上下方向
に連動し、接続された2枚の平板透明基板102b,1
02cは、平行を保ちながら光軸m1に対して角度が変
化する。このため、光線m11のシフト量をマイクロメ
ータービクの作動距離に応じてシフトすることができ
る。マイクロメーター107の代替としては、圧電素
子、パルスモーター等が好適である。
ム106、マイクロメーター107で構成される。図7
において、マイクロメーター107が左右方向に動作す
ると駆動アーム106を介して結合子105が上下方向
に連動し、接続された2枚の平板透明基板102b,1
02cは、平行を保ちながら光軸m1に対して角度が変
化する。このため、光線m11のシフト量をマイクロメ
ータービクの作動距離に応じてシフトすることができ
る。マイクロメーター107の代替としては、圧電素
子、パルスモーター等が好適である。
【0044】なお、本実施例5では、平板透明基板10
2b,102c間の平行度を保持することが重要であ
り、両基板の間隔dは保持してもしなくても良い。ま
た、本実施例5では、平板透明基板102a,102
b,102c,102dと透明液体103の屈折率を同
じとしたが、必ずしも正確に同じにする必要はない。た
だし、両者の屈折率に大きな差があると、平板透明基板
102と透明液体103との境界面で不要な光が反射し
て透過率を減少させ、またゴースト、カラーシフトなど
スクリーン画像の画質低下を起こす原因になるので好ま
しくない。
2b,102c間の平行度を保持することが重要であ
り、両基板の間隔dは保持してもしなくても良い。ま
た、本実施例5では、平板透明基板102a,102
b,102c,102dと透明液体103の屈折率を同
じとしたが、必ずしも正確に同じにする必要はない。た
だし、両者の屈折率に大きな差があると、平板透明基板
102と透明液体103との境界面で不要な光が反射し
て透過率を減少させ、またゴースト、カラーシフトなど
スクリーン画像の画質低下を起こす原因になるので好ま
しくない。
【0045】図8は、本実施例5の変形実施例であっ
て、図51に示すx軸、z軸方向の2軸を連続して任意
に可変できる構成例を示す模式構成図である。図8にお
いて、駆動器108a,108bは図7の駆動器108
と同一の構成であり、駆動器108aと108bをx
軸、z軸に配置すれば、図7で説明した動作により光線
のシフト方向をX軸,Z軸の2方向に独立して可変する
ことができる。駆動器108a,108bの個々の動作
については、図7と同様であるのでその説明は省略す
る。
て、図51に示すx軸、z軸方向の2軸を連続して任意
に可変できる構成例を示す模式構成図である。図8にお
いて、駆動器108a,108bは図7の駆動器108
と同一の構成であり、駆動器108aと108bをx
軸、z軸に配置すれば、図7で説明した動作により光線
のシフト方向をX軸,Z軸の2方向に独立して可変する
ことができる。駆動器108a,108bの個々の動作
については、図7と同様であるのでその説明は省略す
る。
【0046】(実施例6)図9は、本発明の投射型表示
装置の実施例6の構成を説明するための模式構成図であ
る。本実施例6は、前述の実施例1,2,3の光シフト
素子に片面が斜面であるくさび型透明基板を用いた構成
例であり、前述の図51に示すような投射レンズの光軸
に対して、θx軸、θz軸の2軸方向の位置調整を行う
ための構成である。以下説明を簡単にするために、θx
軸方向に限定して説明する。また、光学系の構成は、図
1、図2、図3と同様であるのでその説明は省略する。
装置の実施例6の構成を説明するための模式構成図であ
る。本実施例6は、前述の実施例1,2,3の光シフト
素子に片面が斜面であるくさび型透明基板を用いた構成
例であり、前述の図51に示すような投射レンズの光軸
に対して、θx軸、θz軸の2軸方向の位置調整を行う
ための構成である。以下説明を簡単にするために、θx
軸方向に限定して説明する。また、光学系の構成は、図
1、図2、図3と同様であるのでその説明は省略する。
【0047】図9において、10は前記図6に示すくさ
び型透明基板9aと同様なくさび型透明基板であり、斜
面と対向する面は光軸に対して直角な面である。斜面の
角度は対向する面に対してθ1とする。いま、くさび型
透明基板10の入射面が光軸に対して直角であるとし、
光線が光軸に平行に入射するとする。光線はくさび型透
明基板10の斜面に法線1に対して角度θ1で入射し、
角度θ2で屈折して空気層に出射する。この出射光が光
軸となす角度θは屈折の法則より式(3)で表わされ
る。
び型透明基板9aと同様なくさび型透明基板であり、斜
面と対向する面は光軸に対して直角な面である。斜面の
角度は対向する面に対してθ1とする。いま、くさび型
透明基板10の入射面が光軸に対して直角であるとし、
光線が光軸に平行に入射するとする。光線はくさび型透
明基板10の斜面に法線1に対して角度θ1で入射し、
角度θ2で屈折して空気層に出射する。この出射光が光
軸となす角度θは屈折の法則より式(3)で表わされ
る。
【0048】 θ=θ2−θ1 =(n1−1)・θ1 ……(3) このようなくさび型透明基板10を、図1、図3に示し
たように、ライトバルブ51,52と投射レンズ61,
62の間に配置すると、ライトバルブ51,52の光軸
が等価的に角度θ曲がり、θx軸を回転軸としてライト
バルブ51,52が回転したことになる。同様にして、
図2のように、くさび型透明基板10を投射レンズ6
1,62の出射面に配置すると、投射レンズ61,62
の出射光がθxで角度θ曲がり、θx軸を回転軸として
ライトバルブ51,52が回転したことになる。
たように、ライトバルブ51,52と投射レンズ61,
62の間に配置すると、ライトバルブ51,52の光軸
が等価的に角度θ曲がり、θx軸を回転軸としてライト
バルブ51,52が回転したことになる。同様にして、
図2のように、くさび型透明基板10を投射レンズ6
1,62の出射面に配置すると、投射レンズ61,62
の出射光がθxで角度θ曲がり、θx軸を回転軸として
ライトバルブ51,52が回転したことになる。
【0049】くさび型透明基板10をx軸を中心として
回転させれば、角度θ1を可変することができ、また、
y軸を中心として回転させれば、斜面の向きをx−z面
で可変することができ、プロジェクタ間のライトバルブ
のθx軸、θz軸のあおりを調整することができる。
回転させれば、角度θ1を可変することができ、また、
y軸を中心として回転させれば、斜面の向きをx−z面
で可変することができ、プロジェクタ間のライトバルブ
のθx軸、θz軸のあおりを調整することができる。
【0050】(実施例7)図10は、本発明の投射型表
示装置の実施例7の構成を説明するための模式構成図で
ある。本実施例7は、前述の実施例1,2,3の光シフ
ト素子に面の角度を可変することができる光軸変更素子
を用いた構成例であり、前述の図51に示すような投射
レンズの光軸に対して、θx、θzの2軸方向の位置調
整を行うための構成である。以下、簡単のためにθx軸
方向に限定して説明する。
示装置の実施例7の構成を説明するための模式構成図で
ある。本実施例7は、前述の実施例1,2,3の光シフ
ト素子に面の角度を可変することができる光軸変更素子
を用いた構成例であり、前述の図51に示すような投射
レンズの光軸に対して、θx、θzの2軸方向の位置調
整を行うための構成である。以下、簡単のためにθx軸
方向に限定して説明する。
【0051】光学素子100及び駆動器108は、前述
の図7で説明した光学素子100a,100b及び駆動
器108と同一構成である。いま、平板透明基板(透明
ガラス)102aの入射面が光軸に対して直角であると
し、光線が光軸に平行に入射するとする。光線は平板透
明基板(透明ガラス)102bの面に法線1に対して角
度θ1で入射し、前述の図9と同様に光軸に対して角度
θで屈折して空気中に出射する。平板透明基板102b
は、駆動器108と接続しており、マイクロメーター1
07の動作に応じて面の角度θを任意に可変することが
できる。また、駆動器108をx軸、z軸それぞれに設
ければ、プロジェクタ間のライトバルブのθx軸、θz
軸のあおりを調整することができる。
の図7で説明した光学素子100a,100b及び駆動
器108と同一構成である。いま、平板透明基板(透明
ガラス)102aの入射面が光軸に対して直角であると
し、光線が光軸に平行に入射するとする。光線は平板透
明基板(透明ガラス)102bの面に法線1に対して角
度θ1で入射し、前述の図9と同様に光軸に対して角度
θで屈折して空気中に出射する。平板透明基板102b
は、駆動器108と接続しており、マイクロメーター1
07の動作に応じて面の角度θを任意に可変することが
できる。また、駆動器108をx軸、z軸それぞれに設
ければ、プロジェクタ間のライトバルブのθx軸、θz
軸のあおりを調整することができる。
【0052】(実施例8)図11は、本発明の投射型表
示装置の実施例8の構成を説明するための模式構成図で
ある。本実施例8は、前述の実施例1,2,3の光シフ
ト素子に片面が斜面であるくさび型透明基板を3枚用
い、実施例4と実施例6を組み合わせた構成例であり、
前述の図51に示すような投射レンズの光軸に対して、
x軸、z軸、θx軸、θz軸の各々の方向の位置調整を
行うための構成である。以下、説明を簡単にするため
に、x軸、θx軸方向に限定して説明する。また、光学
系の構成は、図1、図2、図3と同様であるのでその説
明は省略する。
示装置の実施例8の構成を説明するための模式構成図で
ある。本実施例8は、前述の実施例1,2,3の光シフ
ト素子に片面が斜面であるくさび型透明基板を3枚用
い、実施例4と実施例6を組み合わせた構成例であり、
前述の図51に示すような投射レンズの光軸に対して、
x軸、z軸、θx軸、θz軸の各々の方向の位置調整を
行うための構成である。以下、説明を簡単にするため
に、x軸、θx軸方向に限定して説明する。また、光学
系の構成は、図1、図2、図3と同様であるのでその説
明は省略する。
【0053】図11において、くさび型透明基板9a,
9bは、図6のくさび型透明基板と同一であり、互いに
同一形状をしており、斜面の角度はθ1である。くさび
型透明基板9a,9b各々の斜面を図6のように間隔d
の空気層を挟んで平行に配置する。くさび型透明基板1
0は図9のくさび型透明基板と同一であり、角度θ3の
斜面を持ち、くさび型透明基板9bの出射面とくさび型
透明基板10の斜面対向面が隣接するように配置されて
いる。
9bは、図6のくさび型透明基板と同一であり、互いに
同一形状をしており、斜面の角度はθ1である。くさび
型透明基板9a,9b各々の斜面を図6のように間隔d
の空気層を挟んで平行に配置する。くさび型透明基板1
0は図9のくさび型透明基板と同一であり、角度θ3の
斜面を持ち、くさび型透明基板9bの出射面とくさび型
透明基板10の斜面対向面が隣接するように配置されて
いる。
【0054】いま、くさび型透明基板10の斜面対向面
が図11のように直角に配置されているとし、光線が光
軸に平行にくさび型透明基板9aに入射するとする。光
線はくさび型透明基板9a,9bでは、図7で説明した
ように、入射位置に対してシフト量Sだけシフトして入
射方向と同じ方向に出射する。くさび型透明基板10に
入射した光線は、図9で説明したように角度θ(=(n
1−1)・θ3)だけ屈折して出射する。従って、くさ
び型透明基板9aに入射した光線は、入射位置に対して
Sだけシフトし、かつ入射方向に対して角度θ屈折して
くさび型透明基板10から出射することになる。
が図11のように直角に配置されているとし、光線が光
軸に平行にくさび型透明基板9aに入射するとする。光
線はくさび型透明基板9a,9bでは、図7で説明した
ように、入射位置に対してシフト量Sだけシフトして入
射方向と同じ方向に出射する。くさび型透明基板10に
入射した光線は、図9で説明したように角度θ(=(n
1−1)・θ3)だけ屈折して出射する。従って、くさ
び型透明基板9aに入射した光線は、入射位置に対して
Sだけシフトし、かつ入射方向に対して角度θ屈折して
くさび型透明基板10から出射することになる。
【0055】このようなくさび型透明基板9a,9b,
10を、図1に示したように、ライトバルブ51,52
と投射レンズ61,62の間に配置し、くさび型透明基
板9a,9b間の間隔dを可変とし、さらに、y軸を中
心に回転させ、基板10をx軸、y軸を中心にそれぞれ
独立に回転させれば、プロジェクタ間のライトバルブの
x、z軸方向の位置及びθx、θz軸のあおりを調整す
ることができる。同様にして、図2のようにくさび型透
明基板9a,9b,10を投射レンズ61,62の出射
面に配置すると、投射レンズ61,62の出射光がx軸
方向にSだけシフトし、θx軸で角度θ曲がるので、前
述のような調整を行えばプロジェクタ間のx、z軸方向
の位置及びθx,θz軸のあおりを調整することができ
る。
10を、図1に示したように、ライトバルブ51,52
と投射レンズ61,62の間に配置し、くさび型透明基
板9a,9b間の間隔dを可変とし、さらに、y軸を中
心に回転させ、基板10をx軸、y軸を中心にそれぞれ
独立に回転させれば、プロジェクタ間のライトバルブの
x、z軸方向の位置及びθx、θz軸のあおりを調整す
ることができる。同様にして、図2のようにくさび型透
明基板9a,9b,10を投射レンズ61,62の出射
面に配置すると、投射レンズ61,62の出射光がx軸
方向にSだけシフトし、θx軸で角度θ曲がるので、前
述のような調整を行えばプロジェクタ間のx、z軸方向
の位置及びθx,θz軸のあおりを調整することができ
る。
【0056】(実施例9)図12は、本発明の投射型表
示装置の実施例9の構成を説明するための模式構成図で
ある。本実施例9は、前述の実施例1,2,3の光シフ
ト素子に、一方の面の角度を可変することができる光学
素子と、両面の角度を可変することができる光学素子か
らなる光軸変更素子を用いた構成例であり、前述の実施
例8と同様に図51に示すような投射レンズの光軸に対
して、x軸、z軸、θx軸、θz軸各々の方向の位置調
整を行うための構成である。以下説明を簡単にするため
に、x軸、θx軸方向に限定する。また、光学作用は図
11で説明した構成と同一であるのでその説明は省略す
る。
示装置の実施例9の構成を説明するための模式構成図で
ある。本実施例9は、前述の実施例1,2,3の光シフ
ト素子に、一方の面の角度を可変することができる光学
素子と、両面の角度を可変することができる光学素子か
らなる光軸変更素子を用いた構成例であり、前述の実施
例8と同様に図51に示すような投射レンズの光軸に対
して、x軸、z軸、θx軸、θz軸各々の方向の位置調
整を行うための構成である。以下説明を簡単にするため
に、x軸、θx軸方向に限定する。また、光学作用は図
11で説明した構成と同一であるのでその説明は省略す
る。
【0057】図12において、光学素子100a、駆動
器108aはそれぞれ図7で説明した光学素子100
a、駆動器108と同一構成である。100cは光学素
子であり、図7の光学素子100bの平板透明基板10
2dが光軸m1に対して直角に固定されているのに対し
て、平板透明基板102dを光軸m1に対して角度を可
変にできるようにしている。108bは平板透明基板1
02dの光軸m1に対する角度を可変にするための駆動
器であり、平板透明基板102aは光軸に対して直角に
固定される。
器108aはそれぞれ図7で説明した光学素子100
a、駆動器108と同一構成である。100cは光学素
子であり、図7の光学素子100bの平板透明基板10
2dが光軸m1に対して直角に固定されているのに対し
て、平板透明基板102dを光軸m1に対して角度を可
変にできるようにしている。108bは平板透明基板1
02dの光軸m1に対する角度を可変にするための駆動
器であり、平板透明基板102aは光軸に対して直角に
固定される。
【0058】ここで、駆動器108aのマイクロメータ
ー107を左右方向に動作させると、駆動アーム106
を介して結合子105aが上下に連動し、接続された2
枚の平板透明基板102b,102cは、平行性を保ち
ながら光軸m1に対する角度が変化する。一方、駆動器
108bのマイクロメーター107を左右方向に動作さ
せると駆動アーム106が回転し、平板透明基板102
bは光軸m1に対する角度が変化する。
ー107を左右方向に動作させると、駆動アーム106
を介して結合子105aが上下に連動し、接続された2
枚の平板透明基板102b,102cは、平行性を保ち
ながら光軸m1に対する角度が変化する。一方、駆動器
108bのマイクロメーター107を左右方向に動作さ
せると駆動アーム106が回転し、平板透明基板102
bは光軸m1に対する角度が変化する。
【0059】このような構成であるから、光線m11が
平板透明基板102aに直角に入射すれば平板透明基板
102b,102cの角度に応じてSだけ光軸m1に対
してシフトし、さらに、平板透明基板102dの角度に
応じて光軸m1に対して角度θ屈折する。このようにし
て、プロジェクタのx軸方向の位置及びθx軸のあおり
を調整することができる。また、駆動器108a,10
8bをx軸、z軸各々に設ければ、プロジェクタのx
軸、z軸方向の位置及びθx軸、θz軸のあおりを調整
することができる。
平板透明基板102aに直角に入射すれば平板透明基板
102b,102cの角度に応じてSだけ光軸m1に対
してシフトし、さらに、平板透明基板102dの角度に
応じて光軸m1に対して角度θ屈折する。このようにし
て、プロジェクタのx軸方向の位置及びθx軸のあおり
を調整することができる。また、駆動器108a,10
8bをx軸、z軸各々に設ければ、プロジェクタのx
軸、z軸方向の位置及びθx軸、θz軸のあおりを調整
することができる。
【0060】(実施例10〜14)図13〜図17は、
本発明の投射型表示装置の実施例10〜14の構成を説
明するための模式構成図である。本実施例10〜14
は、前述の図49に示したような投射レンズを持つ複数
の投射型表示モジュールを用いて、複数の投射画像をス
クリーンに重畳合成する投射型表示装置において、投射
レンズの入射側及び出射側に異なる光シフト素子を配置
した構成例である。図13〜図17では、説明を簡単に
するため1台の投射型表示モジュールを示している。
本発明の投射型表示装置の実施例10〜14の構成を説
明するための模式構成図である。本実施例10〜14
は、前述の図49に示したような投射レンズを持つ複数
の投射型表示モジュールを用いて、複数の投射画像をス
クリーンに重畳合成する投射型表示装置において、投射
レンズの入射側及び出射側に異なる光シフト素子を配置
した構成例である。図13〜図17では、説明を簡単に
するため1台の投射型表示モジュールを示している。
【0061】いずれの実施例もプロジェクタのx軸、z
軸の位置及びθx軸、θz軸のあおりを調整する構成例
であり、以下の説明では、光学作用は、図5〜図12の
光シフト素子と同様であるのでその説明は省略する。
軸の位置及びθx軸、θz軸のあおりを調整する構成例
であり、以下の説明では、光学作用は、図5〜図12の
光シフト素子と同様であるのでその説明は省略する。
【0062】図13は、図5で示された平板透明基板8
を投射レンズ6の入射側に、また、図9で示されたくさ
び型透明基板10を投射レンズ6の出射側に、それぞれ
配置した構成例である。
を投射レンズ6の入射側に、また、図9で示されたくさ
び型透明基板10を投射レンズ6の出射側に、それぞれ
配置した構成例である。
【0063】図14は、図6で示されたくさび型透明基
板9a,9bを投射レンズ6の入射側に、また、図9で
示されたくさび型透明基板10を投射レンズ6の出射側
に、それぞれ配置した構成例である。
板9a,9bを投射レンズ6の入射側に、また、図9で
示されたくさび型透明基板10を投射レンズ6の出射側
に、それぞれ配置した構成例である。
【0064】図15は、図6で示されたくさび型透明基
板9a,9bのうち、くさび型透明基板9aを投射レン
ズ6の入射側に、また、くさび型透明基板9bを出射側
にそれぞれ配置し、基板9bの出射側に図9で示された
くさび型透明基板10を配置した構成例である。
板9a,9bのうち、くさび型透明基板9aを投射レン
ズ6の入射側に、また、くさび型透明基板9bを出射側
にそれぞれ配置し、基板9bの出射側に図9で示された
くさび型透明基板10を配置した構成例である。
【0065】図16は、図7で示された光学素子100
a,100bからなる光軸変更素子を投射レンズ6の入
射側に、図10で示された光学素子100を投射レンズ
6の出射側に、それぞれ配置した構成例である。
a,100bからなる光軸変更素子を投射レンズ6の入
射側に、図10で示された光学素子100を投射レンズ
6の出射側に、それぞれ配置した構成例である。
【0066】図17は、図12で示された光学素子10
0a,100cのうち、光学素子100aを投射レンズ
6の入射側に、また、光学素子100cを投射レンズ6
の出射側に、それぞれ配置した構成例である。
0a,100cのうち、光学素子100aを投射レンズ
6の入射側に、また、光学素子100cを投射レンズ6
の出射側に、それぞれ配置した構成例である。
【0067】(実施例15)図18は、本発明の投射型
表示装置の実施例15の構成を説明するための模式構成
図である。本実施例15は、前述の図5〜図17の各実
施例の光シフト素子に像回転機能を付加した像回転素子
の構成例である。図18では、説明を簡単にするため
に、図51に示すような投射レンズの光軸に対してθy
軸方向の位置調整のみを行う場合について説明する。こ
こで、210は台形形状したプリズムの像回転素子であ
る。この像回転素子210の長軸方向が投射レンズの光
軸方向に平行となるように配置する。210aは像回転
素子210の入射面、210bは同出射面である。ま
た、210cは像回転素子210の底面であり、入射面
210aから入射した光が全反射するようにコーティン
グされているか、もしくは底面210cで光線が全反射
するように入射面210aの角度が設定されている。ま
た、入射面210a及び出射面210bと底面210c
とのなす角度は同じである。
表示装置の実施例15の構成を説明するための模式構成
図である。本実施例15は、前述の図5〜図17の各実
施例の光シフト素子に像回転機能を付加した像回転素子
の構成例である。図18では、説明を簡単にするため
に、図51に示すような投射レンズの光軸に対してθy
軸方向の位置調整のみを行う場合について説明する。こ
こで、210は台形形状したプリズムの像回転素子であ
る。この像回転素子210の長軸方向が投射レンズの光
軸方向に平行となるように配置する。210aは像回転
素子210の入射面、210bは同出射面である。ま
た、210cは像回転素子210の底面であり、入射面
210aから入射した光が全反射するようにコーティン
グされているか、もしくは底面210cで光線が全反射
するように入射面210aの角度が設定されている。ま
た、入射面210a及び出射面210bと底面210c
とのなす角度は同じである。
【0068】ここで、入射面210aに光軸に対して平
行に光線が入射すると、当該光は入射面201aで屈折
した後、底面211cで全反射し、出射面210bから
入射光と同一方向に光線が出射する。このような像回転
素子210に画像211が入射すると、底面210cで
全反射することにより画像211は上下反転される。し
たがって、出射面210bからは入射時と同じ方向であ
るが、像が上下反転した画像212が出射される。この
像回転素子210を光軸を中心に回転させれば、この回
転角の倍の角速度で画像212が回転することとなる。
従って、このような像回転素子210を図5〜図17で
示された光シフト素子に付加すれば、プロジェクタのθ
y軸の像回転を調整することができる。
行に光線が入射すると、当該光は入射面201aで屈折
した後、底面211cで全反射し、出射面210bから
入射光と同一方向に光線が出射する。このような像回転
素子210に画像211が入射すると、底面210cで
全反射することにより画像211は上下反転される。し
たがって、出射面210bからは入射時と同じ方向であ
るが、像が上下反転した画像212が出射される。この
像回転素子210を光軸を中心に回転させれば、この回
転角の倍の角速度で画像212が回転することとなる。
従って、このような像回転素子210を図5〜図17で
示された光シフト素子に付加すれば、プロジェクタのθ
y軸の像回転を調整することができる。
【0069】(実施例16)図19〜図21は、本発明
の投射型表示装置の実施例16の構成を説明するための
図である。本実施例16は、図1、2、3の各実施例の
投射型表示装置において、スクリーンに位置調整用のテ
ストパタンを表示し、このテストパタンを検出してライ
トバルブの所定の位置からのずれを算出し、光シフト素
子のアクチュエータを制御することにより位置ずれの光
学的補正をする構成例である。
の投射型表示装置の実施例16の構成を説明するための
図である。本実施例16は、図1、2、3の各実施例の
投射型表示装置において、スクリーンに位置調整用のテ
ストパタンを表示し、このテストパタンを検出してライ
トバルブの所定の位置からのずれを算出し、光シフト素
子のアクチュエータを制御することにより位置ずれの光
学的補正をする構成例である。
【0070】図19において、220はスクリーンであ
り、このスクリーン220の4辺にテストパタンを表示
するテストパタン表示領域220N,220S,220
W,220Eを設けている。
り、このスクリーン220の4辺にテストパタンを表示
するテストパタン表示領域220N,220S,220
W,220Eを設けている。
【0071】図20及び図21は、投射型表示装置の位
置調整のためのアクチュエータを如何に駆動するかを説
明するための構成図である。説明を簡単にするために、
投射型表示装置が1台の場合について説明する。図20
において、222は投射型表示装置であり、223,2
25,226,228は各々前述した光シフト素子を調
整するためのアクチュエータであり、それぞれx軸、z
軸、θx軸、θz軸の調整用である。また、224,2
27はy軸、θy軸の調整用光学ステージのためのアク
チュエータである。
置調整のためのアクチュエータを如何に駆動するかを説
明するための構成図である。説明を簡単にするために、
投射型表示装置が1台の場合について説明する。図20
において、222は投射型表示装置であり、223,2
25,226,228は各々前述した光シフト素子を調
整するためのアクチュエータであり、それぞれx軸、z
軸、θx軸、θz軸の調整用である。また、224,2
27はy軸、θy軸の調整用光学ステージのためのアク
チュエータである。
【0072】投射型表示装置222は、スクリーン22
0に位置調整用テストパタンを表示し、テストパタン表
示領域220N,220S,220W,220E各々に
表示されたパタンをイメージセンサ221N,221
S,221W,221Eで撮影する。229はイメージ
センサ221N,221Sで撮影されたテストパタンか
らN−S方向のピントを検出する回路であり、検出結果
をもとにアクチュエータ224,226を制御する。
0に位置調整用テストパタンを表示し、テストパタン表
示領域220N,220S,220W,220E各々に
表示されたパタンをイメージセンサ221N,221
S,221W,221Eで撮影する。229はイメージ
センサ221N,221Sで撮影されたテストパタンか
らN−S方向のピントを検出する回路であり、検出結果
をもとにアクチュエータ224,226を制御する。
【0073】同様に、230はイメージセンサ221
W,221Eで撮影されたテストパタンからW−E方向
のピントを検出する回路であり、検出結果をもとにアク
チュエータ228を制御する。231はイメージセンサ
221W,221Eで撮影されたテストパタンからx軸
方向のずれを検出する回路であり、検出結果をもとにア
クチュエータ223を制御する。232はイメージセン
サ221N,221Sで撮影されたテストパタンからz
軸方向のずれを検出する回路であり、検出結果をもとに
アクチュエータ225を制御する。233はイメージセ
ンサ221W,221Eで撮影されたテストパタンから
θy軸方向の回転ずれを検出する回路であり、検出結果
をもとにアクチュエータ227を制御する。
W,221Eで撮影されたテストパタンからW−E方向
のピントを検出する回路であり、検出結果をもとにアク
チュエータ228を制御する。231はイメージセンサ
221W,221Eで撮影されたテストパタンからx軸
方向のずれを検出する回路であり、検出結果をもとにア
クチュエータ223を制御する。232はイメージセン
サ221N,221Sで撮影されたテストパタンからz
軸方向のずれを検出する回路であり、検出結果をもとに
アクチュエータ225を制御する。233はイメージセ
ンサ221W,221Eで撮影されたテストパタンから
θy軸方向の回転ずれを検出する回路であり、検出結果
をもとにアクチュエータ227を制御する。
【0074】検出回路229,230によるピント検出
は、例えば、テストパタン領域に表示されたテストパタ
ンから画素の形状を抽出し、画素の縦と横のサイズを計
測し、この抽出された画素の形状が最小の大きさになる
ようにアクチュエータを制御することにより行うことが
できる。また、検出回路231,232によるずれ検出
は図21に示すような方法により行うことができる。
は、例えば、テストパタン領域に表示されたテストパタ
ンから画素の形状を抽出し、画素の縦と横のサイズを計
測し、この抽出された画素の形状が最小の大きさになる
ようにアクチュエータを制御することにより行うことが
できる。また、検出回路231,232によるずれ検出
は図21に示すような方法により行うことができる。
【0075】図21はテストパタン表示領域220N,
220Sに表示された十字パタンを示したものである。
z軸方向のずれは、図21(a)に示すように、テスト
パタン表示領域220N(もしくは220S)に表示さ
れたパタンから検出する。すなわち、テストパタンと予
め設定した十字形の基準線の横方向の線のずれ量Szを
計測し、アクチュエータ223を制御する。また、x軸
方向のずれは、図21(b)に示すようにテストパタン
表示領域220W(もしくは220E)に表示されたパ
タンから検出する。すなわち、テストパタンと予め設定
した基準線の縦方向の線のずれ量Sxを計測し、アクチ
ュエータ225を制御する。
220Sに表示された十字パタンを示したものである。
z軸方向のずれは、図21(a)に示すように、テスト
パタン表示領域220N(もしくは220S)に表示さ
れたパタンから検出する。すなわち、テストパタンと予
め設定した十字形の基準線の横方向の線のずれ量Szを
計測し、アクチュエータ223を制御する。また、x軸
方向のずれは、図21(b)に示すようにテストパタン
表示領域220W(もしくは220E)に表示されたパ
タンから検出する。すなわち、テストパタンと予め設定
した基準線の縦方向の線のずれ量Sxを計測し、アクチ
ュエータ225を制御する。
【0076】また、検出回路233による光軸を中心と
した回転ずれ(θy軸)は、テストパタン表示領域22
0W,220Eに表示された十字パタンの交点を結ぶ直
線と基準線の横線との角度を計測し、アクチュエータ2
27を制御する。このように、1台の投射型表示装置の
調整を終えたら、この投射型表示装置の表示を基準とし
て、前述した方法により投射型表示装置間の位置調整を
行う。このようにして、複数の投射型表示装置各々の調
整を行うことができる。なお、本実施例において用いる
位置調整のアルゴリズムは図20,図21で説明した方
法に限定するものではない。
した回転ずれ(θy軸)は、テストパタン表示領域22
0W,220Eに表示された十字パタンの交点を結ぶ直
線と基準線の横線との角度を計測し、アクチュエータ2
27を制御する。このように、1台の投射型表示装置の
調整を終えたら、この投射型表示装置の表示を基準とし
て、前述した方法により投射型表示装置間の位置調整を
行う。このようにして、複数の投射型表示装置各々の調
整を行うことができる。なお、本実施例において用いる
位置調整のアルゴリズムは図20,図21で説明した方
法に限定するものではない。
【0077】(実施例17)図22は、本発明の投射型
表示装置の実施例17の構成を説明するための模式構成
図であり、235,236,237は光シフト素子を具
備したプロジェクタ、7はスクリーンである。また、1
1,12,13は光源、21,22,23は光源から発
生する赤外線、紫外線をカットするフィルター、31,
32,33は光学フィルター、41,42,43は集光
レンズ、51,52,53はライトバルブ、61,6
2,63は投射レンズ、81,82,83は平板透明基
板である。
表示装置の実施例17の構成を説明するための模式構成
図であり、235,236,237は光シフト素子を具
備したプロジェクタ、7はスクリーンである。また、1
1,12,13は光源、21,22,23は光源から発
生する赤外線、紫外線をカットするフィルター、31,
32,33は光学フィルター、41,42,43は集光
レンズ、51,52,53はライトバルブ、61,6
2,63は投射レンズ、81,82,83は平板透明基
板である。
【0078】本実施例17は、縦横比を標準3:4とは
異なる非常に横長の形状の大画面表示を提供するマルチ
プロジェクションシステムの構成例を示す。スクリーン
7の領域Aには、プロジェクタ235の画面を投写し、
領域Bには、プロジェクタ236の画面を投写し、領域
Cにはプロジェクタ237の画面を投写して横長の連続
した大画面表示を行う。このため、スクリーン7上の各
領域の継ぎ目部は、画素毎の合わせ、すなわち、プロジ
ェクタ間の位置調整を行う必要がある。
異なる非常に横長の形状の大画面表示を提供するマルチ
プロジェクションシステムの構成例を示す。スクリーン
7の領域Aには、プロジェクタ235の画面を投写し、
領域Bには、プロジェクタ236の画面を投写し、領域
Cにはプロジェクタ237の画面を投写して横長の連続
した大画面表示を行う。このため、スクリーン7上の各
領域の継ぎ目部は、画素毎の合わせ、すなわち、プロジ
ェクタ間の位置調整を行う必要がある。
【0079】本実施例17では、プロジェクタのz軸の
位置調整を行う場合について説明する。例えば、プロジ
ェクタ235の画面をスクリーン7の領域Aに投写し、
画面右端がスクリーン7の領域Bにまたがって投写され
た場合、次の方法により画素合わせを行う。すなわち、
プロジェクタ235の平板透明基板81を光軸m1に対
してある角度傾斜させ、光路をm11にシフトする。す
ると、プロジェクタ235の投写画像は紙面左方向へシ
フトし、画素合わせを行うことができる。また、x軸,
z軸,θx軸,θy軸,θz軸各々の調整については、
実施例1〜17に示す光シフト素子を適用することによ
り実現することができる。これらの光学作用は図5〜図
12の光シフト素子と同様であるので以下の説明を省
く。
位置調整を行う場合について説明する。例えば、プロジ
ェクタ235の画面をスクリーン7の領域Aに投写し、
画面右端がスクリーン7の領域Bにまたがって投写され
た場合、次の方法により画素合わせを行う。すなわち、
プロジェクタ235の平板透明基板81を光軸m1に対
してある角度傾斜させ、光路をm11にシフトする。す
ると、プロジェクタ235の投写画像は紙面左方向へシ
フトし、画素合わせを行うことができる。また、x軸,
z軸,θx軸,θy軸,θz軸各々の調整については、
実施例1〜17に示す光シフト素子を適用することによ
り実現することができる。これらの光学作用は図5〜図
12の光シフト素子と同様であるので以下の説明を省
く。
【0080】(実施例18)図23は、本発明の投射型
表示装置の実施例18の構成を説明するための模式構成
図であり、前記図51に示すz軸方向を連続して任意に
可変することができ、かつシフト量Sを任意に可変する
ことができる構成例である。駆動器108は、結合子1
05、駆動アーム106、マイクロメーター107によ
り構成される。また、300a,300b,300cは
Y字形の自在継手であり、Y字のなす角度βが任意に可
変できる構成である。この投射型表示装置では、マイク
ロメーター107が図中左右方向に動作すると、駆動ア
ーム106を介して結合子105が連続して上下方向に
連動し、接続された2枚の平板透明基板102b,10
2cは平行を保ちながら図中の支点を中心に紙面に向か
って前後に作動し光線(光軸)m1に対して角度が変化
する。したがって、光線(光軸)m11のシフト量をマ
イクロメーター107の作動距離に応じてシフトするこ
とができる。
表示装置の実施例18の構成を説明するための模式構成
図であり、前記図51に示すz軸方向を連続して任意に
可変することができ、かつシフト量Sを任意に可変する
ことができる構成例である。駆動器108は、結合子1
05、駆動アーム106、マイクロメーター107によ
り構成される。また、300a,300b,300cは
Y字形の自在継手であり、Y字のなす角度βが任意に可
変できる構成である。この投射型表示装置では、マイク
ロメーター107が図中左右方向に動作すると、駆動ア
ーム106を介して結合子105が連続して上下方向に
連動し、接続された2枚の平板透明基板102b,10
2cは平行を保ちながら図中の支点を中心に紙面に向か
って前後に作動し光線(光軸)m1に対して角度が変化
する。したがって、光線(光軸)m11のシフト量をマ
イクロメーター107の作動距離に応じてシフトするこ
とができる。
【0081】また、図において、302は回転シャフト
であり、該回転シャフト302により光学素子100a
と100bが連結されており、該回転シャフト302に
は、光学素子100aと100bの中心を境に互いに逆
方向のネジが形成されている。 該回転シャフトを回転
させることにより、光学素子100aと100bは互い
に逆方向に進む。すなわち、光学素子100aと100
bを平行に保ちながら間隔dを任意に可変することがで
きる。このことにより、シフト量を任意に可変すること
ができる。光学素子の構成及びシフト量については、前
記実施例5に示す通りである。
であり、該回転シャフト302により光学素子100a
と100bが連結されており、該回転シャフト302に
は、光学素子100aと100bの中心を境に互いに逆
方向のネジが形成されている。 該回転シャフトを回転
させることにより、光学素子100aと100bは互い
に逆方向に進む。すなわち、光学素子100aと100
bを平行に保ちながら間隔dを任意に可変することがで
きる。このことにより、シフト量を任意に可変すること
ができる。光学素子の構成及びシフト量については、前
記実施例5に示す通りである。
【0082】(実施例19)図24は、本発明の投射型
表示装置の実施例19の構成を示す図であり、(a)は
側面図、(b)は(a)の正面図である。本実施例19
は、図7の実施例5において光線方向をx軸、z軸方向
にシフトさせるための2軸の調整機構の他の実施例であ
る。
表示装置の実施例19の構成を示す図であり、(a)は
側面図、(b)は(a)の正面図である。本実施例19
は、図7の実施例5において光線方向をx軸、z軸方向
にシフトさせるための2軸の調整機構の他の実施例であ
る。
【0083】図24において、400は平板透明基板1
02bと102cを平行に保つためのスペーサである。
平板透明基板102bと102cは、スペーサ400で
固定されている。401と402はスペーサ400の回
転軸であり、それぞれz軸、x軸の回転軸である。40
3は平板透明基板102aと102dを固定する支柱で
ある。404はスペーサ400を支え、x軸402を中
心に回転できる機構を持つ支柱である。405は支柱4
04を支え、支柱404をz軸を中心に回転できる機構
を持つ支持台である。支持台405の回転機構はスペー
サ400を直接駆動していないので、支柱404をz−
軸401を中心に回転させると、x−軸402に影響を
与えることなくスペーサ400がz軸を中心に回転す
る。
02bと102cを平行に保つためのスペーサである。
平板透明基板102bと102cは、スペーサ400で
固定されている。401と402はスペーサ400の回
転軸であり、それぞれz軸、x軸の回転軸である。40
3は平板透明基板102aと102dを固定する支柱で
ある。404はスペーサ400を支え、x軸402を中
心に回転できる機構を持つ支柱である。405は支柱4
04を支え、支柱404をz軸を中心に回転できる機構
を持つ支持台である。支持台405の回転機構はスペー
サ400を直接駆動していないので、支柱404をz−
軸401を中心に回転させると、x−軸402に影響を
与えることなくスペーサ400がz軸を中心に回転す
る。
【0084】図24の(c)は、スペーサ400、支柱
404を回転させる機構を示す図であり、支柱404及
び支持台405に設けられている、406は駆動アーム
であり、矢印の方向に力を加えると支点407を中心に
回転する。408はスペーサ400に接続されており、
回転角度を保持するために必要なばねである。したがっ
て、矢印の方向に力を加えるとスペーサ400はz−軸
401を中心にして回転し、平板透明基板102bと1
02cは平行を保ちながら、平板透明基板102aに対
して傾斜する。これにより、入射光線はx軸とz軸の2
軸でシフトする。
404を回転させる機構を示す図であり、支柱404及
び支持台405に設けられている、406は駆動アーム
であり、矢印の方向に力を加えると支点407を中心に
回転する。408はスペーサ400に接続されており、
回転角度を保持するために必要なばねである。したがっ
て、矢印の方向に力を加えるとスペーサ400はz−軸
401を中心にして回転し、平板透明基板102bと1
02cは平行を保ちながら、平板透明基板102aに対
して傾斜する。これにより、入射光線はx軸とz軸の2
軸でシフトする。
【0085】(実施例20)図25は、本発明の投射型
表示装置の実施例20の構成を示す模式構成図でああ
り、実施例1,2,3の光シフト素子として、一方の面
の角度を可変できる光学素子と両面の角度を可変できる
光学素子からなる光軸変更素子を用いた構成例である。
表示装置の実施例20の構成を示す模式構成図でああ
り、実施例1,2,3の光シフト素子として、一方の面
の角度を可変できる光学素子と両面の角度を可変できる
光学素子からなる光軸変更素子を用いた構成例である。
【0086】前記図12に示す構成例では、平板透明基
板102dの角度をx軸,z軸の両方を可変する構造で
あるが、図25では、平板透明基板102a,102d
の2枚の角度を互いに異なる1軸方向に可変にして、θ
x,θz軸のあおりを調整する実施例を示す。すなわ
ち、平板透明基板102dは紙面に対して垂直な方向に
回転軸501を中心に回転する。平板透明基板102a
は紙面に対して水平な方向に回転軸502を中心に回転
する。106cは駆動アーム、107cはマイクロメー
ターである。マイクロメーター107cを左右方向に作
動すると駆動アームが上下方向に動作し連動して平板透
明基板102aが回転軸502を中心に回転する。駆動
器108a,108bの動作及び光学作用については、
実施例9と同じであるので省略する。
板102dの角度をx軸,z軸の両方を可変する構造で
あるが、図25では、平板透明基板102a,102d
の2枚の角度を互いに異なる1軸方向に可変にして、θ
x,θz軸のあおりを調整する実施例を示す。すなわ
ち、平板透明基板102dは紙面に対して垂直な方向に
回転軸501を中心に回転する。平板透明基板102a
は紙面に対して水平な方向に回転軸502を中心に回転
する。106cは駆動アーム、107cはマイクロメー
ターである。マイクロメーター107cを左右方向に作
動すると駆動アームが上下方向に動作し連動して平板透
明基板102aが回転軸502を中心に回転する。駆動
器108a,108bの動作及び光学作用については、
実施例9と同じであるので省略する。
【0087】(実施例21)図26は、本発明の投射型
表示装置の実施例21の構成を示す側面図、図27は、
図26の一部の拡大図、図28は、図26の回転軸60
1,602からなる面での断面図である。
表示装置の実施例21の構成を示す側面図、図27は、
図26の一部の拡大図、図28は、図26の回転軸60
1,602からなる面での断面図である。
【0088】本実施例21の投射型表示装置は、図7の
実施例5において光線方向をx軸、z軸方向にシフトさ
せるための2軸の調整機構の他の実施例である。また、
図24の実施例19の構成と異なる点は、スペーサと平
板透明基板の回転軸を異なる位置にしているという点に
ある。
実施例5において光線方向をx軸、z軸方向にシフトさ
せるための2軸の調整機構の他の実施例である。また、
図24の実施例19の構成と異なる点は、スペーサと平
板透明基板の回転軸を異なる位置にしているという点に
ある。
【0089】図26,図27,図28において、600
は平板透明基板102bと102cとを平行に保つため
のスペーサである。平板透明基板102bおよび102
cは、スペーサ600とは実施例19のように接着剤等
で固定されているのではなく、接触はしているがお互い
の面が滑るように構成されている。この接触面の摩擦力
を少なくするには、例えば、図27のような構造があ
る。平板透明基板102bと102cに接触するスペー
サ600の端面に金属球610を複数配列させて、平板
透明基板との接触面積を少なくして摩擦力を減らした構
造である。601と602はスペーサ600の回転軸で
あり、それぞれz軸,x軸の回転軸(図28)である。
は平板透明基板102bと102cとを平行に保つため
のスペーサである。平板透明基板102bおよび102
cは、スペーサ600とは実施例19のように接着剤等
で固定されているのではなく、接触はしているがお互い
の面が滑るように構成されている。この接触面の摩擦力
を少なくするには、例えば、図27のような構造があ
る。平板透明基板102bと102cに接触するスペー
サ600の端面に金属球610を複数配列させて、平板
透明基板との接触面積を少なくして摩擦力を減らした構
造である。601と602はスペーサ600の回転軸で
あり、それぞれz軸,x軸の回転軸(図28)である。
【0090】604b,604cはそれぞれ平板透明基
板102b,102cを保持する枠である。603は回
転軸602上にある軸606aと606bによりスペー
サ600を支え、さらに、軸606aと606bを軸に
スペーサ600を回転することができる機構を持つ支柱
である。したがって、スペーサ600は回転軸602を
中心に回転する。スペーサ600が回転すると、平板透
明基板102b,102cは回転駆動力を受けるが、平
板透明基板とスペーサとは固定されていないので、回転
軸602とは異なる回転軸で回転する。
板102b,102cを保持する枠である。603は回
転軸602上にある軸606aと606bによりスペー
サ600を支え、さらに、軸606aと606bを軸に
スペーサ600を回転することができる機構を持つ支柱
である。したがって、スペーサ600は回転軸602を
中心に回転する。スペーサ600が回転すると、平板透
明基板102b,102cは回転駆動力を受けるが、平
板透明基板とスペーサとは固定されていないので、回転
軸602とは異なる回転軸で回転する。
【0091】605は回転軸601上にある軸607に
より支柱603を支え、平板透明基板102a,102
dを保持する。さらに、軸607を軸に支柱603を回
転できる機構を持つ支柱である。したがって、スペーサ
600は回転軸601を中心に回転する。このときも、
平板透明基板102b,102cは回転軸601とは異
なる回転軸で回転する。支柱605の回転機構はスペー
サ600を直接駆動しないので、支柱603を回転軸6
01を中心に回転させると、回転軸602に影響を与え
ることなくスペーサ600がz軸を中心に回転する。
より支柱603を支え、平板透明基板102a,102
dを保持する。さらに、軸607を軸に支柱603を回
転できる機構を持つ支柱である。したがって、スペーサ
600は回転軸601を中心に回転する。このときも、
平板透明基板102b,102cは回転軸601とは異
なる回転軸で回転する。支柱605の回転機構はスペー
サ600を直接駆動しないので、支柱603を回転軸6
01を中心に回転させると、回転軸602に影響を与え
ることなくスペーサ600がz軸を中心に回転する。
【0092】逆に、スペーサ600を回転軸602を中
心に回転させても、支柱603は回転しないので、スペ
ーサ600の回転軸601での回転は起こらない。スペ
ーサ600、支柱603の回転駆動は、例えば、図24
の(c)のような回転機構をそれぞれの側面に設置すれ
ばよい。実施例21はこのような構成であるので、平板
透明基板102bと102cは平行を保持しながら、平
板透明基板102aに対して2軸上で傾斜する。これに
より、入射光線はx軸とz軸の2軸でシフトする。
心に回転させても、支柱603は回転しないので、スペ
ーサ600の回転軸601での回転は起こらない。スペ
ーサ600、支柱603の回転駆動は、例えば、図24
の(c)のような回転機構をそれぞれの側面に設置すれ
ばよい。実施例21はこのような構成であるので、平板
透明基板102bと102cは平行を保持しながら、平
板透明基板102aに対して2軸上で傾斜する。これに
より、入射光線はx軸とz軸の2軸でシフトする。
【0093】なお、608,609は枠604b,60
4cを支えるバネである。通常、枠、平板透明基板、透
明液体各々の自重により枠が下方向へずれる。バネ60
8,609は、このずれを打ち消すために設けられてい
る。枠の下方向へのずれは、透明液体103の容積が一
定であるので、スペーサ600の面に沿って垂直にずれ
る。このずれにより、シール材104は変形しスペーサ
600の回転軸602での回転駆動負荷が増加する。し
かしながら、この駆動負荷の増加が問題なければバネ6
08と609は必要ない。尚、実施例21では、θx,
θz軸のあおり機構は設けていないが、図25に示した
ような駆動機構を平板透明基板102a,102dに設
ければよいことは明らかである。
4cを支えるバネである。通常、枠、平板透明基板、透
明液体各々の自重により枠が下方向へずれる。バネ60
8,609は、このずれを打ち消すために設けられてい
る。枠の下方向へのずれは、透明液体103の容積が一
定であるので、スペーサ600の面に沿って垂直にずれ
る。このずれにより、シール材104は変形しスペーサ
600の回転軸602での回転駆動負荷が増加する。し
かしながら、この駆動負荷の増加が問題なければバネ6
08と609は必要ない。尚、実施例21では、θx,
θz軸のあおり機構は設けていないが、図25に示した
ような駆動機構を平板透明基板102a,102dに設
ければよいことは明らかである。
【0094】(実施例22)図29は、本発明の投射型
表示装置の実施例22の構成を示す側面図、図30は、
図29の一部の拡大図、図31は、図29の回転軸から
なる断面図である。本実施例22の投射型表示装置は、
図7の実施例5において光線方向をx軸、z軸方向にシ
フトさせるための2軸の調整機構の他の実施例である。
また、図30の実施例21の構成と異なる点は、実施例
21のスペーサが回転するのに対して、実施例22では
平行移動するという点である。
表示装置の実施例22の構成を示す側面図、図30は、
図29の一部の拡大図、図31は、図29の回転軸から
なる断面図である。本実施例22の投射型表示装置は、
図7の実施例5において光線方向をx軸、z軸方向にシ
フトさせるための2軸の調整機構の他の実施例である。
また、図30の実施例21の構成と異なる点は、実施例
21のスペーサが回転するのに対して、実施例22では
平行移動するという点である。
【0095】図29、図30、図31において、700
a,700b,700c,700dは平板透明基板10
2bと102cとを平行に保つためのスペーサであり、
704b,704cはそれぞれ平板透明基板102b,
102cを保持する枠である。スペーサ700a,70
0b,700c,700dは枠704b,704cの4
隅に設けられており、平板透明基板102bおよび10
2cとは実施例19のように接着剤等で固定されている
のではなく、接触はしているが3次元座標内で自在に滑
るように構成されている。この接触面の構造として、例
えば、図30のような構造がある。
a,700b,700c,700dは平板透明基板10
2bと102cとを平行に保つためのスペーサであり、
704b,704cはそれぞれ平板透明基板102b,
102cを保持する枠である。スペーサ700a,70
0b,700c,700dは枠704b,704cの4
隅に設けられており、平板透明基板102bおよび10
2cとは実施例19のように接着剤等で固定されている
のではなく、接触はしているが3次元座標内で自在に滑
るように構成されている。この接触面の構造として、例
えば、図30のような構造がある。
【0096】図30はスペーサ700aと枠704bと
の接触面の拡大図である。スペーサ700aの端には7
08aのような先端が球状となっている取手が付いてお
り、この取手708aが枠704bに設けられている穴
の中を自在に回転する。このような構造がスペーサ70
0a,700b,700c,700dの両端に設けられ
ている。701a,702aは枠704bの回転軸であ
り、それぞれz軸、x軸の回転軸(図31)である。7
01bと702b(図示していない)は枠704cの回
転軸であり、それぞれz軸、x軸の回転軸である。
の接触面の拡大図である。スペーサ700aの端には7
08aのような先端が球状となっている取手が付いてお
り、この取手708aが枠704bに設けられている穴
の中を自在に回転する。このような構造がスペーサ70
0a,700b,700c,700dの両端に設けられ
ている。701a,702aは枠704bの回転軸であ
り、それぞれz軸、x軸の回転軸(図31)である。7
01bと702b(図示していない)は枠704cの回
転軸であり、それぞれz軸、x軸の回転軸である。
【0097】703aは回転軸702a上にある軸70
6aと軸706bにより枠704bを支え、さらに、軸
706aと軸706bを軸に枠704bを回転させるこ
とができる機構を持つ支柱である。また、支柱703b
も支柱702aと同様の構造である。したがって、平板
透明基板102b,102cはそれぞれ回転軸702
a,702bを中心に回転する。通常、平板透明基板の
回転軸は回転駆動負荷が最小となる点に設定される。
6aと軸706bにより枠704bを支え、さらに、軸
706aと軸706bを軸に枠704bを回転させるこ
とができる機構を持つ支柱である。また、支柱703b
も支柱702aと同様の構造である。したがって、平板
透明基板102b,102cはそれぞれ回転軸702
a,702bを中心に回転する。通常、平板透明基板の
回転軸は回転駆動負荷が最小となる点に設定される。
【0098】支柱705は回転軸701a上にある軸7
07aにより支柱703aを支え、回転軸701b上に
ある軸707bにより支柱703bを支える。さらに、
軸707aを中心に支柱703aを回転させることがで
き、軸707bを中心に支柱703bを回転させること
ができる機構を持つ支柱である。
07aにより支柱703aを支え、回転軸701b上に
ある軸707bにより支柱703bを支える。さらに、
軸707aを中心に支柱703aを回転させることがで
き、軸707bを中心に支柱703bを回転させること
ができる機構を持つ支柱である。
【0099】したがって、平板透明基板102bは回転
軸701aを中心に、また、平板透明基板102cは回
転軸701bを中心にそれぞれ回転する。支柱705の
回転機構は、スペーサ700a,700b,700c,
700dが直接駆動しないので、支柱703aもしくは
703bを回転軸701aあるいは701bを中心に回
転させると、回転軸702a,702bに影響を与える
ことなく平板透明基板102b,102cがz軸を中心
に回転することができる。
軸701aを中心に、また、平板透明基板102cは回
転軸701bを中心にそれぞれ回転する。支柱705の
回転機構は、スペーサ700a,700b,700c,
700dが直接駆動しないので、支柱703aもしくは
703bを回転軸701aあるいは701bを中心に回
転させると、回転軸702a,702bに影響を与える
ことなく平板透明基板102b,102cがz軸を中心
に回転することができる。
【0100】逆に、平板透明基板102b,102cを
回転軸702aもしくは702bを中心に回転させて
も、支柱703a,703bは回転しないので平板透明
基板102b,102cのz軸での回転は起こらない。
枠704b,704c,支柱703a,703bの回転
駆動は、例えば、図24の(c)のような回転機構をそ
れぞれの側面に設置すればよい。ただし、この回転機構
は、枠704bもしくは枠704cのいずれか一方の側
面でよく、同様に、支柱703aもしくは支柱703b
のいずれか一方でよい。
回転軸702aもしくは702bを中心に回転させて
も、支柱703a,703bは回転しないので平板透明
基板102b,102cのz軸での回転は起こらない。
枠704b,704c,支柱703a,703bの回転
駆動は、例えば、図24の(c)のような回転機構をそ
れぞれの側面に設置すればよい。ただし、この回転機構
は、枠704bもしくは枠704cのいずれか一方の側
面でよく、同様に、支柱703aもしくは支柱703b
のいずれか一方でよい。
【0101】枠704bが回転軸702aを中心に時計
方向に回転すると、スペーサ700a,700bは、図
29で示したような矢印方向に、またスペーサ700
c,700dはこれらと反対方向にそれぞれ移動し、枠
704cに回転駆動の力が伝播して枠704cは回転軸
702bを中心に回転する。このとき、回転半径となる
回転軸と枠の端面との長さが枠704bと枠704cと
で同じならば、スペーサ700aおよび700bは、ス
ペーサ700cおよび700dと平行を保持しつつ移動
する。したがって、枠704bが回転軸702aを中心
に回転すれば、平板透明基板102bと102cは平行
を保持しながら平板透明基板102aに対して傾斜する
こととなる。
方向に回転すると、スペーサ700a,700bは、図
29で示したような矢印方向に、またスペーサ700
c,700dはこれらと反対方向にそれぞれ移動し、枠
704cに回転駆動の力が伝播して枠704cは回転軸
702bを中心に回転する。このとき、回転半径となる
回転軸と枠の端面との長さが枠704bと枠704cと
で同じならば、スペーサ700aおよび700bは、ス
ペーサ700cおよび700dと平行を保持しつつ移動
する。したがって、枠704bが回転軸702aを中心
に回転すれば、平板透明基板102bと102cは平行
を保持しながら平板透明基板102aに対して傾斜する
こととなる。
【0102】同様に、支柱703aが回転軸701aを
中心に回転すると、枠704bが回転軸701aを中心
に回転する。スペーサ700a,700b,700c,
700dの端点は、図30のように枠に対して自在に回
転できるので、枠704bの回転運動が枠704cに伝
播し、枠704bが回転軸701bを中心に回転する。
このような構成であるので、平板透明基板102bと1
02cは平行を保持しながら、平板透明基板102aに
対して2軸上で傾斜することができる。これにより、入
射光線はx軸とz軸の2軸でシフトすることができる。
中心に回転すると、枠704bが回転軸701aを中心
に回転する。スペーサ700a,700b,700c,
700dの端点は、図30のように枠に対して自在に回
転できるので、枠704bの回転運動が枠704cに伝
播し、枠704bが回転軸701bを中心に回転する。
このような構成であるので、平板透明基板102bと1
02cは平行を保持しながら、平板透明基板102aに
対して2軸上で傾斜することができる。これにより、入
射光線はx軸とz軸の2軸でシフトすることができる。
【0103】なお、実施例21では、θx,θz軸のあ
おり機構は設けていないが、図25に示したような駆動
機構を平板透明基板102a,102dに設ければよい
ことは明らかである。
おり機構は設けていないが、図25に示したような駆動
機構を平板透明基板102a,102dに設ければよい
ことは明らかである。
【0104】(実施例23)図32は、本発明の光軸変
更素子の他の実施例を示す構成図であり、図33は図3
2のA−A線に沿う断面図である。この光軸変更素子
は、2つの光学素子800a,800bを空気層(第1
の媒質)を挟んで光軸上に配置し、互いに対向する平板
透明基板102b,102cを平行を保持しながら個別
に駆動する構成例である。
更素子の他の実施例を示す構成図であり、図33は図3
2のA−A線に沿う断面図である。この光軸変更素子
は、2つの光学素子800a,800bを空気層(第1
の媒質)を挟んで光軸上に配置し、互いに対向する平板
透明基板102b,102cを平行を保持しながら個別
に駆動する構成例である。
【0105】この光学素子800aは、実施例5の光学
素子100aに以下に述べる駆動機構を設けたものであ
り、図において、801は光軸に対して垂直に配置され
平板透明基板102aを保持する枠、802は平板透明
基板102bを保持し駆動アーム803により支持軸8
04の中心を軸(x軸)として回動自在の枠、806は
支持軸804を水平方向の軸線の回りに回動自在に支持
する外枠、807は外枠806の軸線に対して支持軸8
04と直交する位置で外枠806に固定された支持軸、
808は外枠806を支持軸807の中心を軸(z軸)
として回動させる駆動アームである。
素子100aに以下に述べる駆動機構を設けたものであ
り、図において、801は光軸に対して垂直に配置され
平板透明基板102aを保持する枠、802は平板透明
基板102bを保持し駆動アーム803により支持軸8
04の中心を軸(x軸)として回動自在の枠、806は
支持軸804を水平方向の軸線の回りに回動自在に支持
する外枠、807は外枠806の軸線に対して支持軸8
04と直交する位置で外枠806に固定された支持軸、
808は外枠806を支持軸807の中心を軸(z軸)
として回動させる駆動アームである。
【0106】また、光学素子800bは、上記の光学素
子800aと同一の構成要素から構成され、平板透明基
板102cが光学素子800aの平板透明基板102b
と互いに平行を保持するように対向配置されたものであ
り、図において、809は平板透明基板102dを保持
する枠、810は平板透明基板102cを保持し駆動ア
ーム811により支持軸812の中心を軸(x軸)とし
て回動自在の枠、814は支持軸812を水平方向の軸
線の回りに回動自在に支持する外枠、815は外枠81
4の軸線に対して支持軸812と直交する位置で外枠8
14に固定された支持軸、816は外枠814を支持軸
815の中心を軸(z軸)として回動させる駆動アーム
である。
子800aと同一の構成要素から構成され、平板透明基
板102cが光学素子800aの平板透明基板102b
と互いに平行を保持するように対向配置されたものであ
り、図において、809は平板透明基板102dを保持
する枠、810は平板透明基板102cを保持し駆動ア
ーム811により支持軸812の中心を軸(x軸)とし
て回動自在の枠、814は支持軸812を水平方向の軸
線の回りに回動自在に支持する外枠、815は外枠81
4の軸線に対して支持軸812と直交する位置で外枠8
14に固定された支持軸、816は外枠814を支持軸
815の中心を軸(z軸)として回動させる駆動アーム
である。
【0107】この光学素子800aでは、例えば、枠8
06を駆動アーム803により支持軸804の中心を軸
として回動させることにより、平板透明基板102bは
x軸の回りに回動し光軸に対して傾斜する。また、外枠
806を駆動アーム808により支持軸807の中心を
軸(z軸)として回動させることにより、平板透明基板
102bはz軸の回りに回動し光軸に対して傾斜する。
光学素子800bの動作も上記と同様である。したがっ
て、平板透明基板102b,102cは、x軸及びz軸
の2軸で傾斜させることができる。
06を駆動アーム803により支持軸804の中心を軸
として回動させることにより、平板透明基板102bは
x軸の回りに回動し光軸に対して傾斜する。また、外枠
806を駆動アーム808により支持軸807の中心を
軸(z軸)として回動させることにより、平板透明基板
102bはz軸の回りに回動し光軸に対して傾斜する。
光学素子800bの動作も上記と同様である。したがっ
て、平板透明基板102b,102cは、x軸及びz軸
の2軸で傾斜させることができる。
【0108】この光軸変更素子では、例えば、駆動アー
ム803,811に各々図中矢印方向の力fを加える
と、図34に示すように、平板透明基板102b,10
2cはx軸の回りに反時計回りに回転し光軸に対して傾
斜する。力fは、例えば、ステッピングモータの回転運
動を直進運動に変換するウオームギアにより発生させる
ことができる。ここでは、駆動アーム803,811各
々を動かす各ステッピングモータの回転運動を同じにす
れば、平板透明基板102b,102c各々を光軸に対
して同一の角度で傾斜させることができる。したがっ
て、平板透明基板102aに垂直に入射した光は光軸に
対して平行にシフトした状態で平板透明基板102dか
ら出射する。
ム803,811に各々図中矢印方向の力fを加える
と、図34に示すように、平板透明基板102b,10
2cはx軸の回りに反時計回りに回転し光軸に対して傾
斜する。力fは、例えば、ステッピングモータの回転運
動を直進運動に変換するウオームギアにより発生させる
ことができる。ここでは、駆動アーム803,811各
々を動かす各ステッピングモータの回転運動を同じにす
れば、平板透明基板102b,102c各々を光軸に対
して同一の角度で傾斜させることができる。したがっ
て、平板透明基板102aに垂直に入射した光は光軸に
対して平行にシフトした状態で平板透明基板102dか
ら出射する。
【0109】また、駆動アーム803,811のいずれ
か一方に力fを加えると、平板透明基板102b,10
2cのうち力fの加わった方がx軸の回りに反時計回り
に回転し光軸に対して傾斜する。したがって、平板透明
基板102aに垂直に入射した光は光軸に対してθxの
方向に屈曲し平板透明基板102dから出射する。ま
た、駆動アーム808,816のいずれか一方に力を加
えると、平板透明基板102b,102cのうち力の加
わった方がz軸の回りに時計回りに回転し光軸に対して
傾斜する。したがって、平板透明基板102aに垂直に
入射した光は光軸に対してθzの方向に屈曲し平板透明
基板102dから出射する。
か一方に力fを加えると、平板透明基板102b,10
2cのうち力fの加わった方がx軸の回りに反時計回り
に回転し光軸に対して傾斜する。したがって、平板透明
基板102aに垂直に入射した光は光軸に対してθxの
方向に屈曲し平板透明基板102dから出射する。ま
た、駆動アーム808,816のいずれか一方に力を加
えると、平板透明基板102b,102cのうち力の加
わった方がz軸の回りに時計回りに回転し光軸に対して
傾斜する。したがって、平板透明基板102aに垂直に
入射した光は光軸に対してθzの方向に屈曲し平板透明
基板102dから出射する。
【0110】以上により、平板透明基板102aに入射
した光を光軸に対して平行にシフトさせることができ、
また、光軸に対してθxの方向またはθzの方向に屈曲さ
せることができる。なお、平板透明基板102a〜10
2dの軸心を透明液体103付近としたが、これら平板
透明基板102a〜102dの軸心は本実施例に限定さ
れることなく種々の構成が可能である。
した光を光軸に対して平行にシフトさせることができ、
また、光軸に対してθxの方向またはθzの方向に屈曲さ
せることができる。なお、平板透明基板102a〜10
2dの軸心を透明液体103付近としたが、これら平板
透明基板102a〜102dの軸心は本実施例に限定さ
れることなく種々の構成が可能である。
【0111】(実施例24)図35は、本発明の光軸変
更素子の他の実施例を示す構成図であり、2つの光学素
子820a,820bを空気層を挟んで光軸上に配置
し、各々の外側の平板透明基板102a,102dを平
行を保持しながら個別に駆動する構成例である。この光
学素子820aは、実施例23の光学素子800aの平
板透明基板102aに枠802を平板透明基板102b
に枠801を各々設け、該平板透明基板102aをx軸
及びz軸各々の回りに回動させて光軸に対して傾斜させ
る構成としたものであり、光学素子820bも該光学素
子820aと同様の構成である。
更素子の他の実施例を示す構成図であり、2つの光学素
子820a,820bを空気層を挟んで光軸上に配置
し、各々の外側の平板透明基板102a,102dを平
行を保持しながら個別に駆動する構成例である。この光
学素子820aは、実施例23の光学素子800aの平
板透明基板102aに枠802を平板透明基板102b
に枠801を各々設け、該平板透明基板102aをx軸
及びz軸各々の回りに回動させて光軸に対して傾斜させ
る構成としたものであり、光学素子820bも該光学素
子820aと同様の構成である。
【0112】この光学素子820aでは、例えば、枠8
06を駆動アーム803により支持軸804の中心を軸
として回動させることにより、平板透明基板102aは
x軸の回りに回動し光軸に対して傾斜する。また、外枠
806を駆動アーム808により支持軸807の中心を
軸(z軸)として回動させることにより、平板透明基板
102aはz軸の回りに回動し光軸に対して傾斜する。
光学素子820bの動作も上記と同様である。したがっ
て、平板透明基板102a,102dは、x軸及びz軸
の2軸で傾斜させることができる。
06を駆動アーム803により支持軸804の中心を軸
として回動させることにより、平板透明基板102aは
x軸の回りに回動し光軸に対して傾斜する。また、外枠
806を駆動アーム808により支持軸807の中心を
軸(z軸)として回動させることにより、平板透明基板
102aはz軸の回りに回動し光軸に対して傾斜する。
光学素子820bの動作も上記と同様である。したがっ
て、平板透明基板102a,102dは、x軸及びz軸
の2軸で傾斜させることができる。
【0113】この光軸変更素子では、例えば、駆動アー
ム803,811に各々図中矢印方向の力fを加える
と、図36に示すように、平板透明基板102a,10
2dはx軸の回りに時計回りに回転し光軸に対して傾斜
する。平板透明基板102a,102d各々は光軸に対
して同一の角度で傾斜させることができ、したがって、
平板透明基板102aに入射した光は光軸に対して平行
にシフトした状態で平板透明基板102dから出射す
る。
ム803,811に各々図中矢印方向の力fを加える
と、図36に示すように、平板透明基板102a,10
2dはx軸の回りに時計回りに回転し光軸に対して傾斜
する。平板透明基板102a,102d各々は光軸に対
して同一の角度で傾斜させることができ、したがって、
平板透明基板102aに入射した光は光軸に対して平行
にシフトした状態で平板透明基板102dから出射す
る。
【0114】また、駆動アーム803,811のいずれ
か一方に力fを加えれば、入射光は光軸に対してθxの
方向に屈曲し、駆動アーム808,816のいずれか一
方に力を加えれば、入射光は光軸に対してθzの方向に
屈曲する。以上により、平板透明基板102aに入射し
た光を光軸に対して平行にシフトさせることができ、ま
た、光軸に対してθxの方向またはθzの方向に屈曲させ
ることができる。
か一方に力fを加えれば、入射光は光軸に対してθxの
方向に屈曲し、駆動アーム808,816のいずれか一
方に力を加えれば、入射光は光軸に対してθzの方向に
屈曲する。以上により、平板透明基板102aに入射し
た光を光軸に対して平行にシフトさせることができ、ま
た、光軸に対してθxの方向またはθzの方向に屈曲させ
ることができる。
【0115】(実施例25)図37は、本発明の光軸変
更素子の他の実施例を示す構成図であり、上述した2つ
の光学素子820a,800bを空気層を挟んで光軸上
に配置し、光学素子820a,800b各々の入射側の
平板透明基板102a,102cを互いに逆向きに同一
角度で傾斜するように個別に駆動する構成例である。こ
の光軸変更素子では、例えば、駆動アーム803,81
1各々に互いに逆向きの力、すなわち図中矢印方向の力
fを加えると、図38に示すように、平板透明基板10
2aはx軸の回りに反時計回りに回転し光軸に対して傾
斜し、一方、平板透明基板102cはx軸の回りに時計
回りに回転し光軸に対して傾斜する。
更素子の他の実施例を示す構成図であり、上述した2つ
の光学素子820a,800bを空気層を挟んで光軸上
に配置し、光学素子820a,800b各々の入射側の
平板透明基板102a,102cを互いに逆向きに同一
角度で傾斜するように個別に駆動する構成例である。こ
の光軸変更素子では、例えば、駆動アーム803,81
1各々に互いに逆向きの力、すなわち図中矢印方向の力
fを加えると、図38に示すように、平板透明基板10
2aはx軸の回りに反時計回りに回転し光軸に対して傾
斜し、一方、平板透明基板102cはx軸の回りに時計
回りに回転し光軸に対して傾斜する。
【0116】ここで、近似的にsinθ≒θが成り立つ
ような近軸領域を考える。平板透明基板102a,10
2cを互いに逆向きに同一角度θ1傾けたとすると、光
軸に平行に平板透明基板102aに入射した光は、屈折
の法則により屈折角θ2(=θ1/n)で曲がる。そし
て、平板透明基板102bから出射する際にさらに屈折
角θ3(=n(θ1−θ2))で曲がる。この光は平板透
明基板102cに角度θ1+θ3で入射し、角度θ4(=
(θ1+θ3)/n)で曲がる。これより、θ4=θ1とな
り、したがって、光は光軸と平行になるので、平板透明
基板102dからはθ1に対応して平行にシフトした状
態で光軸と平行に出射される。
ような近軸領域を考える。平板透明基板102a,10
2cを互いに逆向きに同一角度θ1傾けたとすると、光
軸に平行に平板透明基板102aに入射した光は、屈折
の法則により屈折角θ2(=θ1/n)で曲がる。そし
て、平板透明基板102bから出射する際にさらに屈折
角θ3(=n(θ1−θ2))で曲がる。この光は平板透
明基板102cに角度θ1+θ3で入射し、角度θ4(=
(θ1+θ3)/n)で曲がる。これより、θ4=θ1とな
り、したがって、光は光軸と平行になるので、平板透明
基板102dからはθ1に対応して平行にシフトした状
態で光軸と平行に出射される。
【0117】また、駆動アーム803,811のいずれ
か一方に力fを加えれば、入射光は光軸に対してθxの
方向に屈曲し、駆動アーム808,816のいずれか一
方に力を加えれば、入射光は光軸に対してθzの方向に
屈曲する。以上により、平板透明基板102aに入射し
た光を光軸に対して平行にシフトさせることができ、ま
た、光軸に対してθxの方向またはθzの方向に屈曲させ
ることができる。
か一方に力fを加えれば、入射光は光軸に対してθxの
方向に屈曲し、駆動アーム808,816のいずれか一
方に力を加えれば、入射光は光軸に対してθzの方向に
屈曲する。以上により、平板透明基板102aに入射し
た光を光軸に対して平行にシフトさせることができ、ま
た、光軸に対してθxの方向またはθzの方向に屈曲させ
ることができる。
【0118】(実施例26)図39は、本発明の光軸変
更素子の他の実施例を示す構成図であり、上述した2つ
の光学素子800a,820bを空気層を挟んで光軸上
に配置し、光学素子800a,820b各々の出射側の
平板透明基板102b,102dを互いに逆向きに同一
角度で傾斜するように個別に駆動する構成例である。
更素子の他の実施例を示す構成図であり、上述した2つ
の光学素子800a,820bを空気層を挟んで光軸上
に配置し、光学素子800a,820b各々の出射側の
平板透明基板102b,102dを互いに逆向きに同一
角度で傾斜するように個別に駆動する構成例である。
【0119】この光軸変更素子の構成及び動作は、図3
9及び図40に示すように、実施例25の光軸変更素子
において入射側と出射側を逆にした関係であるから、実
施例25の光軸変更素子と同一の動作を行うものであ
り、動作の説明を省略する。この光軸変更素子において
も、実施例25の光軸変更素子と同様に、入射した光を
光軸に対して平行にシフトさせることができ、また、光
軸に対してθxの方向またはθzの方向に屈曲させること
ができる。
9及び図40に示すように、実施例25の光軸変更素子
において入射側と出射側を逆にした関係であるから、実
施例25の光軸変更素子と同一の動作を行うものであ
り、動作の説明を省略する。この光軸変更素子において
も、実施例25の光軸変更素子と同様に、入射した光を
光軸に対して平行にシフトさせることができ、また、光
軸に対してθxの方向またはθzの方向に屈曲させること
ができる。
【0120】(実施例27)図41は、本発明の光軸変
更素子の他の実施例を示す構成図であり、2つの光学素
子830a,830bを空気層を挟んで光軸上に配置
し、互いに対向する平板透明基板102b,102c及
び外側の平板透明基板102a,102d各々を平行を
保持しながら各軸での回動を個別に駆動する構成例であ
る。この光学素子830aは、実施例23の光学素子8
00aの枠801と外枠806とを一体化して枠831
とし、平板透明基板102aをz軸の回りに回動させて
光軸に対して傾斜させ、平板透明基板102bをx軸の
回りに回動させて光軸に対して傾斜させる構成としたも
のであり、光学素子830bも枠809と外枠814と
を一体化して枠832とした構成である。
更素子の他の実施例を示す構成図であり、2つの光学素
子830a,830bを空気層を挟んで光軸上に配置
し、互いに対向する平板透明基板102b,102c及
び外側の平板透明基板102a,102d各々を平行を
保持しながら各軸での回動を個別に駆動する構成例であ
る。この光学素子830aは、実施例23の光学素子8
00aの枠801と外枠806とを一体化して枠831
とし、平板透明基板102aをz軸の回りに回動させて
光軸に対して傾斜させ、平板透明基板102bをx軸の
回りに回動させて光軸に対して傾斜させる構成としたも
のであり、光学素子830bも枠809と外枠814と
を一体化して枠832とした構成である。
【0121】この光学素子830aでは、例えば、枠8
02を駆動アーム803により支持軸804の中心を軸
として回動させることにより、平板透明基板102bは
x軸の回りに回動し光軸に対して傾斜する。また、枠8
31を駆動アーム808により支持軸807の中心を軸
(z軸)として回動させることにより、平板透明基板1
02aはz軸の回りに回動し光軸に対して傾斜する。光
学素子830bの動作も上記と同様である。したがっ
て、平板透明基板102a,102d各々はz軸の回り
に回動し、平板透明基板102b,102cはx軸の回
りに回動することができる。
02を駆動アーム803により支持軸804の中心を軸
として回動させることにより、平板透明基板102bは
x軸の回りに回動し光軸に対して傾斜する。また、枠8
31を駆動アーム808により支持軸807の中心を軸
(z軸)として回動させることにより、平板透明基板1
02aはz軸の回りに回動し光軸に対して傾斜する。光
学素子830bの動作も上記と同様である。したがっ
て、平板透明基板102a,102d各々はz軸の回り
に回動し、平板透明基板102b,102cはx軸の回
りに回動することができる。
【0122】この光軸変更素子では、例えば、駆動アー
ム803,811に各々図中矢印方向の力fを加える
と、図34に示すように、平板透明基板102b,10
2cはx軸の回りに反時計回りに回転し光軸に対して傾
斜する。ここで、駆動アーム803,811各々を動か
す各ステッピングモータの回転運動を同じにすれば、平
板透明基板102b,102c各々を光軸に対して同一
の角度で傾斜させることができる。したがって、光軸に
平行に入射した光はz軸方向に対してシフトした状態で
平板透明基板102dから出射する。
ム803,811に各々図中矢印方向の力fを加える
と、図34に示すように、平板透明基板102b,10
2cはx軸の回りに反時計回りに回転し光軸に対して傾
斜する。ここで、駆動アーム803,811各々を動か
す各ステッピングモータの回転運動を同じにすれば、平
板透明基板102b,102c各々を光軸に対して同一
の角度で傾斜させることができる。したがって、光軸に
平行に入射した光はz軸方向に対してシフトした状態で
平板透明基板102dから出射する。
【0123】また、駆動アーム808,816に各々力
を加えると、平板透明基板102a,102dはz軸の
回りに回転し光軸に対して傾斜する。したがって、光軸
に平行に入射した光はx軸方向に対してシフトした状態
で平板透明基板102dから出射する。また、駆動アー
ム803,811のいずれか一方に力fを加えれば、入
射光は光軸に対してθxの方向に屈曲し、駆動アーム8
08,816のいずれか一方に力を加えれば、入射光は
光軸に対してθzの方向に屈曲する。以上により、平板
透明基板102aに入射した光を光軸に対して平行にシ
フトさせることができ、また、光軸に対してθxの方向
またはθzの方向に屈曲させることができる。
を加えると、平板透明基板102a,102dはz軸の
回りに回転し光軸に対して傾斜する。したがって、光軸
に平行に入射した光はx軸方向に対してシフトした状態
で平板透明基板102dから出射する。また、駆動アー
ム803,811のいずれか一方に力fを加えれば、入
射光は光軸に対してθxの方向に屈曲し、駆動アーム8
08,816のいずれか一方に力を加えれば、入射光は
光軸に対してθzの方向に屈曲する。以上により、平板
透明基板102aに入射した光を光軸に対して平行にシ
フトさせることができ、また、光軸に対してθxの方向
またはθzの方向に屈曲させることができる。
【0124】(実施例28)図42は、本発明の光軸変
更素子の他の実施例を示す構成図であり、2つの光学素
子840a,830bを空気層を挟んで光軸上に配置
し、入射側の平板透明基板102a,102c及び出射
側の平板透明基板102b,102d各々を互いに逆向
きに同一角度で傾斜するように各軸での回動を個別に駆
動する構成例である。この光学素子840aは、実施例
24の光学素子820aの枠801と外枠806とを一
体化して枠831とし、平板透明基板102aをx軸の
回りに回動させて光軸に対して傾斜させ、平板透明基板
102bをz軸の回りに回動させて光軸に対して傾斜さ
せる構成としたものである。
更素子の他の実施例を示す構成図であり、2つの光学素
子840a,830bを空気層を挟んで光軸上に配置
し、入射側の平板透明基板102a,102c及び出射
側の平板透明基板102b,102d各々を互いに逆向
きに同一角度で傾斜するように各軸での回動を個別に駆
動する構成例である。この光学素子840aは、実施例
24の光学素子820aの枠801と外枠806とを一
体化して枠831とし、平板透明基板102aをx軸の
回りに回動させて光軸に対して傾斜させ、平板透明基板
102bをz軸の回りに回動させて光軸に対して傾斜さ
せる構成としたものである。
【0125】この光軸変更素子では、平板透明基板10
2a,102cはx軸の回りに回動し光軸に対して傾斜
する。また、平板透明基板102b,102dはz軸の
回りに回動し光軸に対して傾斜する。ここで、例えば、
駆動アーム803,811各々に互いに逆向きの力、す
なわち図中矢印方向の力fを加えると、図38に示すよ
うに、平板透明基板102aはx軸の回りに反時計回り
に回転し光軸に対して傾斜し、平板透明基板102cは
x軸の回りに時計回りに回転し光軸に対して傾斜する。
2a,102cはx軸の回りに回動し光軸に対して傾斜
する。また、平板透明基板102b,102dはz軸の
回りに回動し光軸に対して傾斜する。ここで、例えば、
駆動アーム803,811各々に互いに逆向きの力、す
なわち図中矢印方向の力fを加えると、図38に示すよ
うに、平板透明基板102aはx軸の回りに反時計回り
に回転し光軸に対して傾斜し、平板透明基板102cは
x軸の回りに時計回りに回転し光軸に対して傾斜する。
【0126】ここで、実施例25と同様に近似的にsi
nθ≒θが成り立つような近軸領域を考えると、平板透
明基板102a,102cを互いに逆向きに同一角度だ
け傾けたとすると、光軸に平行に平板透明基板102a
に入射した光はz軸方向にシフトした状態で平板透明基
板102dから光軸と平行に出射される。同様に、平板
透明基板102b,102dを互いに逆向きに同一角度
だけ傾けたとすると、光軸に平行に平板透明基板102
aに入射した光はx軸方向にシフトした状態で平板透明
基板102dから光軸と平行に出射される。
nθ≒θが成り立つような近軸領域を考えると、平板透
明基板102a,102cを互いに逆向きに同一角度だ
け傾けたとすると、光軸に平行に平板透明基板102a
に入射した光はz軸方向にシフトした状態で平板透明基
板102dから光軸と平行に出射される。同様に、平板
透明基板102b,102dを互いに逆向きに同一角度
だけ傾けたとすると、光軸に平行に平板透明基板102
aに入射した光はx軸方向にシフトした状態で平板透明
基板102dから光軸と平行に出射される。
【0127】また、駆動アーム803,811のいずれ
か一方に力fを加えれば、入射光は光軸に対してθxの
方向に屈曲し、駆動アーム808,816のいずれか一
方に力を加えれば、入射光は光軸に対してθzの方向に
屈曲する。以上により、平板透明基板102aに入射し
た光を光軸に対して平行にシフトさせることができ、ま
た、光軸に対してθxの方向またはθzの方向に屈曲させ
ることができる。
か一方に力fを加えれば、入射光は光軸に対してθxの
方向に屈曲し、駆動アーム808,816のいずれか一
方に力を加えれば、入射光は光軸に対してθzの方向に
屈曲する。以上により、平板透明基板102aに入射し
た光を光軸に対して平行にシフトさせることができ、ま
た、光軸に対してθxの方向またはθzの方向に屈曲させ
ることができる。
【0128】(実施例29)図43は、本発明の光シフ
ト素子を用いた投射型表示装置の一実施例を示す構成図
であり、図において、901a〜901dは投影レンズ
を有するプロジェクタ、902は屋根型全反射表面鏡、
903は全反射表面鏡、7はプロジェクタ901a〜9
01dの投射画面を表示するスクリーンである。
ト素子を用いた投射型表示装置の一実施例を示す構成図
であり、図において、901a〜901dは投影レンズ
を有するプロジェクタ、902は屋根型全反射表面鏡、
903は全反射表面鏡、7はプロジェクタ901a〜9
01dの投射画面を表示するスクリーンである。
【0129】この投射型表示装置では、プロジェクタ9
01a〜901d各々から投射される投射光は屋根型全
反射表面鏡902により上方に反射され、全反射表面鏡
903により再度反射され、スクリーン7上で画像が拡
大されて表示される。このとき、図50で説明したよう
に、プロジェクタ901a〜901d各々の画像を半画
素ずらして互いの画素間に重畳するように投射して一つ
の画像を合成し、かつプロジェクタ901a〜901d
各々の画像も互いに半画素ずらしてサンプリングした映
像信号を表示させれば、合成された画像は水平方向、垂
直方向共にプロジェクタ901a〜901d各々の有す
る解像度の2倍の解像度を得ることができる。
01a〜901d各々から投射される投射光は屋根型全
反射表面鏡902により上方に反射され、全反射表面鏡
903により再度反射され、スクリーン7上で画像が拡
大されて表示される。このとき、図50で説明したよう
に、プロジェクタ901a〜901d各々の画像を半画
素ずらして互いの画素間に重畳するように投射して一つ
の画像を合成し、かつプロジェクタ901a〜901d
各々の画像も互いに半画素ずらしてサンプリングした映
像信号を表示させれば、合成された画像は水平方向、垂
直方向共にプロジェクタ901a〜901d各々の有す
る解像度の2倍の解像度を得ることができる。
【0130】この投射型表示装置では、4台のプロジェ
クタ901a〜901d各々の投射画像を半画素ずらし
て重畳するため、ライトバルブを投影レンズの光軸に対
して偏心させる必要がある。図44及び図45は前記プ
ロジェクタ901a,901b,…の構成を説明するた
めの模式構成図である。図において、11a〜11cは
光源、21a〜21cは光源11a〜11cから発生す
る赤外線、紫外線等の不要な光をカットするフィルタ
ー、41a〜41cは集光レンズ、51a〜51cはラ
イトバルブ、61a〜61cは投射レンズ、904a〜
904cは光シフト素子である。
クタ901a〜901d各々の投射画像を半画素ずらし
て重畳するため、ライトバルブを投影レンズの光軸に対
して偏心させる必要がある。図44及び図45は前記プ
ロジェクタ901a,901b,…の構成を説明するた
めの模式構成図である。図において、11a〜11cは
光源、21a〜21cは光源11a〜11cから発生す
る赤外線、紫外線等の不要な光をカットするフィルタ
ー、41a〜41cは集光レンズ、51a〜51cはラ
イトバルブ、61a〜61cは投射レンズ、904a〜
904cは光シフト素子である。
【0131】図44では、隣合ったプロジェクタ901
a,901bにおけるライトバルブ51a,51bの偏
心方向を示し、図45では、屋根型全反射表面鏡902
を挟んで対向配置したプロジェクタ901a,901c
におけるライトバルブ51a,51cの偏心方向を示し
ている。これらの図によれば、隣合ったプロジェクタ9
01a,901bまたはプロジェクタ901c,901
dでは、プロジェクタ間の間隔に応じた偏心量で互いに
逆方向に水平方向に偏心させる。また、屋根型全反射表
面鏡902を挟んで対向配置したプロジェクタ901
a,901cまたはプロジェクタ901b,901dで
は、各々の投射レンズ61a,61cまたは投射レンズ
61b,61dの光軸は屋根型全反射表面鏡902によ
り上方に反射され、全反射表面鏡903により再度反射
されるので、スクリーン7上では垂直方向にずれること
になる。そこで、ライトバルブ51a,51cでは、光
軸のずれ量に応じて互いに逆方向に垂直方向に偏心させ
る。
a,901bにおけるライトバルブ51a,51bの偏
心方向を示し、図45では、屋根型全反射表面鏡902
を挟んで対向配置したプロジェクタ901a,901c
におけるライトバルブ51a,51cの偏心方向を示し
ている。これらの図によれば、隣合ったプロジェクタ9
01a,901bまたはプロジェクタ901c,901
dでは、プロジェクタ間の間隔に応じた偏心量で互いに
逆方向に水平方向に偏心させる。また、屋根型全反射表
面鏡902を挟んで対向配置したプロジェクタ901
a,901cまたはプロジェクタ901b,901dで
は、各々の投射レンズ61a,61cまたは投射レンズ
61b,61dの光軸は屋根型全反射表面鏡902によ
り上方に反射され、全反射表面鏡903により再度反射
されるので、スクリーン7上では垂直方向にずれること
になる。そこで、ライトバルブ51a,51cでは、光
軸のずれ量に応じて互いに逆方向に垂直方向に偏心させ
る。
【0132】ここでは、光シフト素子904a,904
b,…は、各々ライトバルブ51a,51b,…と投射
レンズ61a,61b,…との間に配置されているの
で、上述した各実施例において説明した様に、ライトバ
ルブ51a,51b,…の画像がスクリーン7上で移動
することとなる。例えば、実施例27の光軸変更素子を
用いた場合、投射画像をx軸及びz軸の2方向に移動す
ることができ、θx軸及びθz軸で傾けることができる。
なお、光シフト素子904a,904b,…による画像
のシフト量は、スクリーン7上では投射レンズ61a,
61b,…の拡大率に比例することは明白である。
b,…は、各々ライトバルブ51a,51b,…と投射
レンズ61a,61b,…との間に配置されているの
で、上述した各実施例において説明した様に、ライトバ
ルブ51a,51b,…の画像がスクリーン7上で移動
することとなる。例えば、実施例27の光軸変更素子を
用いた場合、投射画像をx軸及びz軸の2方向に移動す
ることができ、θx軸及びθz軸で傾けることができる。
なお、光シフト素子904a,904b,…による画像
のシフト量は、スクリーン7上では投射レンズ61a,
61b,…の拡大率に比例することは明白である。
【0133】(実施例30)図46は、本発明の光シフ
ト素子を用いた投射型表示装置の他の実施例を示す構成
図であり、図において、901e〜901gは、例え
ば、それぞれ赤成分、緑成分、青成分の画像を拡大投射
するプロジェクタであり、スクリーン7上で一つのフル
カラー画像に合成するものである。この投射型表示装置
では、プロジェクタ901e,901gのライトバルブ
51e,51gは、上記実施例29の投射型表示装置と
同様の原理により、各々投射レンズ61e,61gに対
して互いに逆方向に水平方向に偏心させる。
ト素子を用いた投射型表示装置の他の実施例を示す構成
図であり、図において、901e〜901gは、例え
ば、それぞれ赤成分、緑成分、青成分の画像を拡大投射
するプロジェクタであり、スクリーン7上で一つのフル
カラー画像に合成するものである。この投射型表示装置
では、プロジェクタ901e,901gのライトバルブ
51e,51gは、上記実施例29の投射型表示装置と
同様の原理により、各々投射レンズ61e,61gに対
して互いに逆方向に水平方向に偏心させる。
【0134】ここでは、光シフト素子904e〜904
gは、各々ライトバルブ51e〜51gと投射レンズ6
1e〜61gとの間に配置されているので、上述した各
実施例において説明した様に、ライトバルブ51e〜5
1gの画像がスクリーン7上で移動することとなる。例
えば、実施例27の光軸変更素子を用いた場合、投射画
像をx軸、z軸、θx軸、θz軸の4軸により画面位置調
整することができる。
gは、各々ライトバルブ51e〜51gと投射レンズ6
1e〜61gとの間に配置されているので、上述した各
実施例において説明した様に、ライトバルブ51e〜5
1gの画像がスクリーン7上で移動することとなる。例
えば、実施例27の光軸変更素子を用いた場合、投射画
像をx軸、z軸、θx軸、θz軸の4軸により画面位置調
整することができる。
【0135】(実施例31)図47は、本発明の光シフ
ト素子を用いた投射型表示装置の他の実施例を示す構成
図であり、図において、911〜914はダイクロイッ
クミラー、915,916は表面鏡である。この投射型
表示装置は、光源10の白色光をダイクロイックミラー
911,912を用いて赤色光、緑色光、青色光の3原
色に分解し各々のライトバルブ51a〜51cに入射
し、これらのライトバルブ51a〜51cから出射され
る各々の出射光をダイクロイックミラー913,914
を用いて赤色光、緑色光、青色光の3原色を合成し投射
レンズ61で拡大投射するものである。
ト素子を用いた投射型表示装置の他の実施例を示す構成
図であり、図において、911〜914はダイクロイッ
クミラー、915,916は表面鏡である。この投射型
表示装置は、光源10の白色光をダイクロイックミラー
911,912を用いて赤色光、緑色光、青色光の3原
色に分解し各々のライトバルブ51a〜51cに入射
し、これらのライトバルブ51a〜51cから出射され
る各々の出射光をダイクロイックミラー913,914
を用いて赤色光、緑色光、青色光の3原色を合成し投射
レンズ61で拡大投射するものである。
【0136】この投射型表示装置の動作について、さら
に詳しく説明する。光源10から出射された白色光はダ
イクロイックミラー911によりそのうちの赤色光が反
射され、この赤色光は表面鏡915により再度全反射さ
れ、ライトバルブ51aに入射する。また、ダイクロイ
ックミラー911を透過したシアン色光はダイクロイッ
クミラー912によりそのうちの緑色光が反射され、ラ
イトバルブ51bに入射する。一方、ダイクロイックミ
ラー912を透過した青色光はライトバルブ51cに入
射する。ライトバルブ51a〜51cでは、各原色に対
応した映像信号が表示される。
に詳しく説明する。光源10から出射された白色光はダ
イクロイックミラー911によりそのうちの赤色光が反
射され、この赤色光は表面鏡915により再度全反射さ
れ、ライトバルブ51aに入射する。また、ダイクロイ
ックミラー911を透過したシアン色光はダイクロイッ
クミラー912によりそのうちの緑色光が反射され、ラ
イトバルブ51bに入射する。一方、ダイクロイックミ
ラー912を透過した青色光はライトバルブ51cに入
射する。ライトバルブ51a〜51cでは、各原色に対
応した映像信号が表示される。
【0137】ライトバルブ51aから出射した赤色光
は、光シフト素子904aにより所定の光軸に調整され
た後、ダイクロイックミラー913を透過する。また、
ライトバルブ51bから出射した緑色光は、光シフト素
子904bにより所定の光軸に調整された後、ダイクロ
イックミラー913で反射され、ライトバルブ51aか
ら出射した赤色光と合成される。また、ライトバルブ5
1cから出射した青色光は、光シフト素子904cによ
り所定の光軸に調整された後、表面鏡916により全反
射され、再度ダイクロイックミラー914で反射され、
ダイクロイックミラー913からの合成光と合成され、
投射レンズ61で拡大投射される。
は、光シフト素子904aにより所定の光軸に調整され
た後、ダイクロイックミラー913を透過する。また、
ライトバルブ51bから出射した緑色光は、光シフト素
子904bにより所定の光軸に調整された後、ダイクロ
イックミラー913で反射され、ライトバルブ51aか
ら出射した赤色光と合成される。また、ライトバルブ5
1cから出射した青色光は、光シフト素子904cによ
り所定の光軸に調整された後、表面鏡916により全反
射され、再度ダイクロイックミラー914で反射され、
ダイクロイックミラー913からの合成光と合成され、
投射レンズ61で拡大投射される。
【0138】ここでは、光シフト素子904a〜904
cは、各々ライトバルブ51a〜51cと投射レンズ6
1との間に配置されているので、上述した各実施例にお
いて説明した様に、ライトバルブ51a〜51cの画像
がスクリーン7上で移動することとなる。例えば、実施
例27の光軸変更素子を用いた場合、投射画像をx軸、
z軸、θx軸、θz軸の4軸により画面位置調整すること
ができる。
cは、各々ライトバルブ51a〜51cと投射レンズ6
1との間に配置されているので、上述した各実施例にお
いて説明した様に、ライトバルブ51a〜51cの画像
がスクリーン7上で移動することとなる。例えば、実施
例27の光軸変更素子を用いた場合、投射画像をx軸、
z軸、θx軸、θz軸の4軸により画面位置調整すること
ができる。
【0139】以上、本発明を、前記実施例1〜31に基
づき具体的に説明したが、本発明は、前記実施例1〜3
1に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範
囲において種々変更可能であることは勿論である。
づき具体的に説明したが、本発明は、前記実施例1〜3
1に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範
囲において種々変更可能であることは勿論である。
【0140】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明の請求項
1記載の光学素子によれば、光が透過する第1の媒質中
に当該光の光軸に沿って所定の間隔をおいて配列され、
該光軸に対する各々の入射面の角度が互いに異なるよう
に可変可能な複数の透明板と、これら透明板により挟ま
れる領域を囲むように、これら透明板間に設けられ、こ
れら透明板の配列方向に伸縮自在なる隔壁と、前記複数
の透明板と隔壁により囲まれる領域に充填され、前記第
1の媒質と異なる屈折率を有する第2の媒質とを備えた
ので、入射光の光軸を所定の方向に高精度で容易に屈曲
させることができる。
1記載の光学素子によれば、光が透過する第1の媒質中
に当該光の光軸に沿って所定の間隔をおいて配列され、
該光軸に対する各々の入射面の角度が互いに異なるよう
に可変可能な複数の透明板と、これら透明板により挟ま
れる領域を囲むように、これら透明板間に設けられ、こ
れら透明板の配列方向に伸縮自在なる隔壁と、前記複数
の透明板と隔壁により囲まれる領域に充填され、前記第
1の媒質と異なる屈折率を有する第2の媒質とを備えた
ので、入射光の光軸を所定の方向に高精度で容易に屈曲
させることができる。
【0141】また、請求項2記載の光学素子によれば、
前記透明板のいずれか一方に、該透明板の入射面の角度
を前記光軸に対して可変する駆動機構を設けたので、各
々の透明板の光軸に対する角度を、高精度で容易かつ速
やかに可変することができ、したがって、入射光の光軸
を所定の方向に高精度で容易かつ速やかに屈曲させるこ
とができる。
前記透明板のいずれか一方に、該透明板の入射面の角度
を前記光軸に対して可変する駆動機構を設けたので、各
々の透明板の光軸に対する角度を、高精度で容易かつ速
やかに可変することができ、したがって、入射光の光軸
を所定の方向に高精度で容易かつ速やかに屈曲させるこ
とができる。
【0142】また、請求項3記載の光軸変更素子によれ
ば、光軸に沿って請求項1記載の光学素子を複数配列し
たので、入射光の光軸を所定の方向に高精度で容易に屈
曲またはシフトさせることができる。
ば、光軸に沿って請求項1記載の光学素子を複数配列し
たので、入射光の光軸を所定の方向に高精度で容易に屈
曲またはシフトさせることができる。
【0143】また、請求項4記載の光軸変更素子によれ
ば、前記複数の光学素子の、互いに隣接する側または互
いに離間する側のいずれかの各々の透明板に、これらの
透明板を互いに平行を保ちつつ各透明板の入射面の角度
を前記光軸に対して可変する駆動機構を設けたので、入
射光の光軸を所定の方向に高精度で容易かつ速やかに屈
曲またはシフトさせることができる。
ば、前記複数の光学素子の、互いに隣接する側または互
いに離間する側のいずれかの各々の透明板に、これらの
透明板を互いに平行を保ちつつ各透明板の入射面の角度
を前記光軸に対して可変する駆動機構を設けたので、入
射光の光軸を所定の方向に高精度で容易かつ速やかに屈
曲またはシフトさせることができる。
【0144】また、請求項5記載の光軸変更素子によれ
ば、前記複数の光学素子の、光が入射する側または出射
する側のいずれかの各々の透明板に、これらの透明板を
互いに逆向きに同一角度で傾斜するように各透明板の入
射面の角度を前記光軸に対して可変する駆動機構を設け
たので、入射光の光軸を所定の方向に高精度で容易かつ
速やかに屈曲またはシフトさせることができる。
ば、前記複数の光学素子の、光が入射する側または出射
する側のいずれかの各々の透明板に、これらの透明板を
互いに逆向きに同一角度で傾斜するように各透明板の入
射面の角度を前記光軸に対して可変する駆動機構を設け
たので、入射光の光軸を所定の方向に高精度で容易かつ
速やかに屈曲またはシフトさせることができる。
【0145】また、請求項6記載の投射型表示装置によ
れば、ライトバルブに表示された画像を投射光学系によ
りスクリーン上に拡大投影する複数の投射型表示モジュ
ールの投射画像を1つのスクリーンに重畳投射する投射
型表示装置において、前記投射光学系の投射レンズの入
射側または出射側の少なくとも一方に、1個または複数
の異なる光シフト素子を設けたので、光軸の方向を可変
またはシフトし、スクリーン上の同一領域に複数のライ
トバルブに表示されている画像の画素合わせを容易にか
つ高精度に実現することができる。この結果、使用する
ライトバルブの高密度化及び大面積化を図ることなく、
投射型表示装置の高解像度化、高精細度化を実現するこ
とができ、さらに、投影画像の高品質化、高輝度化、容
易な調整を実現することができる。
れば、ライトバルブに表示された画像を投射光学系によ
りスクリーン上に拡大投影する複数の投射型表示モジュ
ールの投射画像を1つのスクリーンに重畳投射する投射
型表示装置において、前記投射光学系の投射レンズの入
射側または出射側の少なくとも一方に、1個または複数
の異なる光シフト素子を設けたので、光軸の方向を可変
またはシフトし、スクリーン上の同一領域に複数のライ
トバルブに表示されている画像の画素合わせを容易にか
つ高精度に実現することができる。この結果、使用する
ライトバルブの高密度化及び大面積化を図ることなく、
投射型表示装置の高解像度化、高精細度化を実現するこ
とができ、さらに、投影画像の高品質化、高輝度化、容
易な調整を実現することができる。
【0146】また、請求項7記載の投射型表示装置によ
れば、投射レンズを持たない複数の投射型表示モジュー
ルと、該複数の投射型表示モジュールの光を複数のミラ
ーにより1つの投射レンズに入射して複数の投射型表示
モジュールからの投射画像を重畳合成し、1つのスクリ
ーンに拡大投射する手段とを有した投射型表示装置にお
いて、前記複数の投射型表示モジュールと前記ミラーと
の間に光シフト素子を設けたので、光軸の方向を可変ま
たはシフトし、スクリーン上の同一領域に複数のライト
バルブに表示されている画像の画素合わせを容易にかつ
高精度に実現することができる。この結果、使用するラ
イトバルブの高密度化及び大面積化を図ることなく、投
射型表示装置の高解像度化、高精細度化を実現すること
ができ、さらに、投影画像の高品質化、高輝度化、容易
な調整を実現することができる。
れば、投射レンズを持たない複数の投射型表示モジュー
ルと、該複数の投射型表示モジュールの光を複数のミラ
ーにより1つの投射レンズに入射して複数の投射型表示
モジュールからの投射画像を重畳合成し、1つのスクリ
ーンに拡大投射する手段とを有した投射型表示装置にお
いて、前記複数の投射型表示モジュールと前記ミラーと
の間に光シフト素子を設けたので、光軸の方向を可変ま
たはシフトし、スクリーン上の同一領域に複数のライト
バルブに表示されている画像の画素合わせを容易にかつ
高精度に実現することができる。この結果、使用するラ
イトバルブの高密度化及び大面積化を図ることなく、投
射型表示装置の高解像度化、高精細度化を実現すること
ができ、さらに、投影画像の高品質化、高輝度化、容易
な調整を実現することができる。
【0147】また、請求項8記載の投射型表示装置によ
れば、前記ライトバルブにテストデータを表示し、該テ
ストデータを検出して前記ライトバルブの所定の位置か
らのずれを算出する手段と、前記位置ずれを前記光学素
子により光学的に補正する手段とを設けたので、スクリ
ーン上の同一領域に複数のライトバルブに表示されてい
る画像の画素合わせを高精度で容易かつ速やかに実現す
ることができる。この結果、使用するライトバルブの高
密度化及び大面積化を図ることなく、投射型表示装置の
高解像度化、高精細度化を実現することができ、さら
に、投影画像の高品質化、高輝度化、容易かつ速やかな
調整を実現することができる。
れば、前記ライトバルブにテストデータを表示し、該テ
ストデータを検出して前記ライトバルブの所定の位置か
らのずれを算出する手段と、前記位置ずれを前記光学素
子により光学的に補正する手段とを設けたので、スクリ
ーン上の同一領域に複数のライトバルブに表示されてい
る画像の画素合わせを高精度で容易かつ速やかに実現す
ることができる。この結果、使用するライトバルブの高
密度化及び大面積化を図ることなく、投射型表示装置の
高解像度化、高精細度化を実現することができ、さら
に、投影画像の高品質化、高輝度化、容易かつ速やかな
調整を実現することができる。
【図1】本発明の投射型表示装置の実施例1の構成を説
明するための模式構成図である。
明するための模式構成図である。
【図2】本発明の投射型表示装置の実施例2の構成を説
明するための模式構成図である。
明するための模式構成図である。
【図3】本発明の投射型表示装置の実施例3の構成を説
明するための模式構成図である。
明するための模式構成図である。
【図4】本実施例1,2,3の重畳投射の原理を説明す
る構成図である。
る構成図である。
【図5】本実施例1,2,3の平板透明基板の作用を説
明する光路図である。
明する光路図である。
【図6】本発明の投射型表示装置の実施例4の構成を説
明するための模式構成図である。
明するための模式構成図である。
【図7】本発明の投射型表示装置の実施例5の光軸変更
素子の構成を説明するための模式構成図である。
素子の構成を説明するための模式構成図である。
【図8】本発明の投射型表示装置の実施例5の光軸変更
素子の変形例の構成を説明するための模式構成図であ
る。
素子の変形例の構成を説明するための模式構成図であ
る。
【図9】本発明の投射型表示装置の実施例6の構成を説
明するための模式構成図である。
明するための模式構成図である。
【図10】本発明の投射型表示装置の実施例7の光軸変
更素子の構成を説明するための模式構成図である。
更素子の構成を説明するための模式構成図である。
【図11】本発明の投射型表示装置の実施例8の構成を
説明するための模式構成図である。
説明するための模式構成図である。
【図12】本発明の投射型表示装置の実施例9の構成を
説明するための模式構成図である。
説明するための模式構成図である。
【図13】本発明の投射型表示装置の実施例10の構成
を説明するための模式構成図である。
を説明するための模式構成図である。
【図14】本発明の投射型表示装置の実施例11の構成
を説明するための模式構成図である。
を説明するための模式構成図である。
【図15】本発明の投射型表示装置の実施例12の構成
を説明するための模式構成図である。
を説明するための模式構成図である。
【図16】本発明の投射型表示装置の実施例13の構成
を説明するための模式構成図である。
を説明するための模式構成図である。
【図17】本発明の投射型表示装置の実施例14の構成
を説明するための模式構成図である。
を説明するための模式構成図である。
【図18】本発明の投射型表示装置の実施例15の構成
を説明するための模式構成図である。
を説明するための模式構成図である。
【図19】本発明の投射型表示装置の実施例16の構成
を説明するための図である。
を説明するための図である。
【図20】本発明の投射型表示装置の実施例16の構成
を説明するための構成図である。
を説明するための構成図である。
【図21】本発明の投射型表示装置の実施例16の構成
を説明するための構成図である。
を説明するための構成図である。
【図22】本発明の投射型表示装置の実施例17の構成
を説明するための模式構成図である。
を説明するための模式構成図である。
【図23】本発明の投射型表示装置の実施例18の光軸
変更素子の構成を説明するための模式構成図である。
変更素子の構成を説明するための模式構成図である。
【図24】本発明の投射型表示装置の実施例19の構成
を示す図である。
を示す図である。
【図25】本発明の投射型表示装置の実施例20の光軸
変更素子の構成を示す模式構成図である。
変更素子の構成を示す模式構成図である。
【図26】本発明の投射型表示装置の実施例21の構成
を示す側面図である。
を示す側面図である。
【図27】図26の一部拡大図である。
【図28】図26の回転軸からなる断面図である。
【図29】本発明の投射型表示装置の実施例22の構成
を示す側面図である。
を示す側面図である。
【図30】図29の一部拡大図である。
【図31】図29の回転軸からなる断面図である。
【図32】本発明の実施例23の光軸変更素子を示す構
成図である。
成図である。
【図33】図32のA−A線に沿う断面図である。
【図34】本発明の実施例23の光軸変更素子の動作を
示す模式図である。
示す模式図である。
【図35】本発明の実施例24の光軸変更素子を示す構
成図である。
成図である。
【図36】本発明の実施例24の光軸変更素子の動作を
示す模式図である。
示す模式図である。
【図37】本発明の実施例25の光軸変更素子を示す構
成図である。
成図である。
【図38】本発明の実施例25の光軸変更素子の動作を
示す模式図である。
示す模式図である。
【図39】本発明の実施例26の光軸変更素子を示す構
成図である。
成図である。
【図40】本発明の実施例26の光軸変更素子の動作を
示す模式図である。
示す模式図である。
【図41】本発明の実施例27の光軸変更素子を示す構
成図である。
成図である。
【図42】本発明の実施例28の光軸変更素子を示す構
成図である。
成図である。
【図43】本発明の光軸変更素子を用いた実施例29の
投射型表示装置を示す構成図である。
投射型表示装置を示す構成図である。
【図44】本発明の光軸変更素子を用いた実施例29の
プロジェクタ部分を示す模式構成図である。
プロジェクタ部分を示す模式構成図である。
【図45】は本発明の光軸変更素子を用いた実施例29
のプロジェクタ部分を示す模式構成図である。
のプロジェクタ部分を示す模式構成図である。
【図46】本発明の光軸変更素子を用いた実施例30の
投射型表示装置を示す構成図である。
投射型表示装置を示す構成図である。
【図47】本発明の光軸変更素子を用いた実施例31の
投射型表示装置を示す構成図である。
投射型表示装置を示す構成図である。
【図48】従来の投射型表示装置を示す概略構成図であ
る。
る。
【図49】従来の投射像を重ね合わせる機能を有する投
射型表示装置を示す概略構成図である。
射型表示装置を示す概略構成図である。
【図50】従来の4個の画像を重畳する原理を示す説明
図である。
図である。
【図51】従来の調整方向を示す概略説明図である。
6,61,62,63 投射レンズ 7 スクリーン 8,81,82,83 平板透明基板 9a,9b,10 くさび型透明基板 11〜13 光源 21〜23 フィルター 31〜33 光学フィルター 41〜43 集光レンズ 51〜54 ライトバルブ 80a〜80d 光シフト素子 100a〜100c 光学素子 102a〜102d 平板透明基板 103 透明液体(第2の媒質) 104 シール材(隔壁) 105a,105b 結合子 106,106a〜106c 駆動アーム 107,107a〜107c マイクロメーター 108,108a〜108c 駆動器(駆動機構) 201〜204 投射型表示モジュール 205 ミラー 206 投射レンズ 207 スクリーン 210 像回転素子 220 スクリーン 220N,220S,220W,220E テストパタ
ン表示領域 221N,221S,221W,221E イメージセ
ンサ 222 投射型表示装置 223,225,226,228 アクチュエータ 224,227 アクチュエータ 229〜233 回路 235〜237 プロジェクタ 302 回転シャフト 400 スペーサ 401,402 回転軸 403,404 支柱 406 駆動アーム 501,502 回転軸 600 スペーサ 601,602 回転軸 603,605 支柱 604b,604c 枠 606a,606b,607 軸 700a〜700d スペーサ 701a,701b 回転軸 702a,702b 回転軸 703a,703b 支柱 704b,704c 枠 705 支柱 707a,707b 軸 800a,800b 光学素子 801,802,809,810 枠 803,808,811,816 駆動アーム 804,807,812,815 支持軸 806,814 外枠 820a,820b 光学素子 830a,830b 光学素子 831,832 枠 840a 光学素子 901a〜901g プロジェクタ 902 屋根型全反射表面鏡 903 全反射表面鏡 904a〜904c 光シフト素子 911〜914 ダイクロイックミラー 915,916 表面鏡 m1,m2 光軸 m11,m22 光線
ン表示領域 221N,221S,221W,221E イメージセ
ンサ 222 投射型表示装置 223,225,226,228 アクチュエータ 224,227 アクチュエータ 229〜233 回路 235〜237 プロジェクタ 302 回転シャフト 400 スペーサ 401,402 回転軸 403,404 支柱 406 駆動アーム 501,502 回転軸 600 スペーサ 601,602 回転軸 603,605 支柱 604b,604c 枠 606a,606b,607 軸 700a〜700d スペーサ 701a,701b 回転軸 702a,702b 回転軸 703a,703b 支柱 704b,704c 枠 705 支柱 707a,707b 軸 800a,800b 光学素子 801,802,809,810 枠 803,808,811,816 駆動アーム 804,807,812,815 支持軸 806,814 外枠 820a,820b 光学素子 830a,830b 光学素子 831,832 枠 840a 光学素子 901a〜901g プロジェクタ 902 屋根型全反射表面鏡 903 全反射表面鏡 904a〜904c 光シフト素子 911〜914 ダイクロイックミラー 915,916 表面鏡 m1,m2 光軸 m11,m22 光線
Claims (8)
- 【請求項1】 光が透過する第1の媒質中に当該光の光
軸に沿って所定の間隔をおいて配列され、該光軸に対す
る各々の入射面の角度が互いに異なるように可変可能な
複数の透明板と、 これら透明板により挟まれる領域を囲むように、これら
透明板間に設けられ、 これら透明板の配列方向に伸縮自在なる隔壁と、 前記複数の透明板と隔壁により囲まれる領域に充填さ
れ、前記第1の媒質と異なる屈折率を有する第2の媒質
と、を備えたことを特徴とする光学素子。 - 【請求項2】 請求項1記載の光学素子において、 前記透明板のいずれか一方に、該透明板の入射面の角度
を前記光軸に対して可変する駆動機構を設けたことを特
徴とする光学素子。 - 【請求項3】 光の光軸に沿って請求項1記載の光学素
子を複数配列したことを特徴とする光軸変更素子。 - 【請求項4】 請求項3記載の光軸変更素子において、 前記複数の光学素子の、互いに隣接する側または互いに
離間する側のいずれかの各々の透明板に、これらの透明
板を互いに平行を保ちつつ各透明板の入射面の角度を前
記光軸に対して可変する駆動機構を設けたことを特徴と
する光軸変更素子。 - 【請求項5】 請求項3記載の光軸変更素子において、 前記複数の光学素子の、光が入射する側または出射する
側のいずれかの各々の透明板に、これらの透明板を互い
に逆向きに同一角度で傾斜するように各透明板の入射面
の角度を前記光軸に対して可変する駆動機構を設けたこ
とを特徴とする光軸変更素子。 - 【請求項6】 ライトバルブに表示された画像を投射光
学系によりスクリーン上に拡大投影する複数の投射型表
示モジュールの投射画像を1つのスクリーンに重畳投射
する投射型表示装置において、前記投射光学系の投射レ
ンズの入射側または出射側の少なくとも一方に、1個ま
たは複数の異なる光シフト素子を設けたことを特徴とす
る投射型表示装置。 - 【請求項7】 投射レンズを持たない複数の投射型表示
モジュールと、該複数の投射型表示モジュールの光を複
数のミラーにより1つの投射レンズに入射して複数の投
射型表示モジュールからの投射画像を重畳合成し、1つ
のスクリーンに拡大投射する手段とを有した投射型表示
装置において、前記複数の投射型表示モジュールと前記
ミラーとの間に光シフト素子を設けたことを特徴とする
投射型表示装置。 - 【請求項8】 請求項6または7記載の投射型表示装置
において、 前記ライトバルブにテストデータを表示し、該テストデ
ータを検出して前記ライトバルブの所定の位置からのず
れを算出する手段と、前記位置ずれを前記光学素子によ
り光学的に補正する手段とを設けたことを特徴とする投
射型表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17071293A JPH0682608A (ja) | 1992-07-14 | 1993-07-09 | 光学素子とそれを用いた光軸変更素子及び投射型表示装置 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4-186440 | 1992-07-14 | ||
| JP18644092 | 1992-07-14 | ||
| JP17071293A JPH0682608A (ja) | 1992-07-14 | 1993-07-09 | 光学素子とそれを用いた光軸変更素子及び投射型表示装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0682608A true JPH0682608A (ja) | 1994-03-25 |
Family
ID=26493635
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17071293A Pending JPH0682608A (ja) | 1992-07-14 | 1993-07-09 | 光学素子とそれを用いた光軸変更素子及び投射型表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0682608A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7319803B2 (en) | 2004-09-30 | 2008-01-15 | Totoku Electric Co., Ltd. | Heat-resistant optical fiber, a method of manufacturing the same, a method of fixing an optical fiber, and a heat-resistant optical fiber using a protective tube |
| WO2012014695A1 (ja) * | 2010-07-27 | 2012-02-02 | シャープ株式会社 | 立体撮像装置およびその撮像方法 |
| JP2017500119A (ja) * | 2013-12-20 | 2017-01-05 | ノバルティス アーゲー | 弾性光学要素を利用する撮像プローブ並びに関連するデバイス、システム、及び方法 |
| JP2023048582A (ja) * | 2021-09-28 | 2023-04-07 | 株式会社トプコン | 光軸間隔調整装置及び眼科装置 |
-
1993
- 1993-07-09 JP JP17071293A patent/JPH0682608A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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