JPH068279A - 数個取射出成形用加熱ノズル - Google Patents

数個取射出成形用加熱ノズル

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JPH068279A
JPH068279A JP5045396A JP4539693A JPH068279A JP H068279 A JPH068279 A JP H068279A JP 5045396 A JP5045396 A JP 5045396A JP 4539693 A JP4539693 A JP 4539693A JP H068279 A JPH068279 A JP H068279A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 マルチゲート成形用ノズルに発熱体を一体化
することで各種のメルト流路の各出口の近傍をより均等
に加熱できるようにする。 【構成】 射出成形ノズル10は多数の対角線部分54
があるメルト流路50を有し、対角線部分が数個取成形
のために均等に離された出口58に分岐している。この
ノズル10は一体構造の発熱体30,86を有し、発熱
体が前部100を有し、この前部100がメルト流路5
0の離間した出口58の間でノズル前面24に隣接して
延びている。発熱体の前部100はノズル前面の溝10
8,112の中に一体にろう付けされて多数のアーム1
06を有し、このアーム106が半径方向に延びてい
る。1本のアーム106は2つの隣接した各出口58の
間の中程で外側方向に延びている。これにより出口58
付近のメルトを付加的に加熱メルト流路50の対角線部
分54の間の温度を均一にバランスさせることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般には射出成形に係
り、より詳細にはメルト流路の出口の近傍を良く加熱で
きる数個取金型用ノズルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】数個取射出成形はしばしば加熱マニホー
ルドの中に数個の異なるノズルに分岐するメルト通路又
はメルト流路を有することによって可能となった。その
一例が1984年1月10日に本願出願人に付与された
米国特許第4,424,622号明細書に示されてい
る。またノズル自体の中にメルト通路又はメルト流路の
分岐を有することによって数個取金型エッジゲートが提
供されることも周知である。これは1982年8月17
日にゲラートに付与された米国特許第4,344,75
0号明細書に示されている。これらのノズルは一体構造
の電気式発熱体を有するが、メルト通路の異なる分岐部
分と出口に適当に平均化した熱を供給できないという欠
点を有する。これは温度が致命的な多くの材料を成形す
る要請が高まるにつれてより厳しい課題になった。この
問題を解決する努力は1990年にゲラートに付与され
た米国特許第4,921,708号明細書に示されてい
る。この米国特許明細書は離間した多数の伝熱プローブ
を要し各ゲートに心合せされたノズルを示している。メ
ルトはノズルの中央を貫流した後に、各伝達プローブの
周囲で外側方向に、かつ、各ゲートを貫くように分岐す
る。しかしながらこのノズルは全ての応用に対して充分
な熱を供給することができない。またさらに、広い面積
の液状メルトはマニホールドに背圧を加えるので高圧で
は漏洩が発生することがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明の目的
は、従来の技術の欠点を少なくとも部分的に解決するた
めに、一体構造の発熱体を有し、この発熱体が各種のメ
ルト流路の出口の付近をより均一に加熱し得る数個取成
形用ノズルを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述の課題をその一側面
において解決するために、本発明は固定側型板の堅穴に
嵌め込まれる射出成形用ノズルを提供し、このノズルは
後端部と、前面と、メルト流路とを有し、このメルト流
路はノズルの後端部と前面を貫いて延びてメルトを入口
の後端部から複数の離間したゲートの方向に送り、この
ゲートは固定側型板を貫いており、メルト流路は中央部
と複数の対角線状部分を有し、この中央部は上述の後端
部から縦方向に延び、対角線部分はそれぞれ対角線状に
出口まで延び、この出口は上述のそれぞれ1つのゲート
に達している各出口と共に等間隔で引き離されており、
上述のノズルが一体構造の電気的に絶縁された発熱体を
有し、この発熱体がノズルの後端部に隣接する端子と、
ノズルの中でメルト流路の中央部分を少なくとも部分的
に取り囲むように延びている螺旋形部分とを有する射出
成形ノズルにおいて、発熱体が前部を有し、この前部が
メルト流路の対角線部分の等間隔に離間した出口の間で
ノズル前面の横断方向に延び、発熱体の前部が複数のア
ームと共に予め決められた形状で延び、上述のアームの
1つが上述の隣接する2つの各出口の間の中程に向かっ
て半径方向外側に延びているように改良されている。
【0005】本発明の他の目的及び長所は添付図面と共
に以下に行なう説明によって明らかにする。
【0006】
【実施例】まず最初に図1を参照して数個取射出成形装
置を部分的に示す。この部分は本発明の一形態に基いて
一体構造の加熱ノズル10を有する。この射出成形装置
は数個のノズル10にメルトを分配する剛性マニホール
ド12を有するが、他の射出成形装置は1個のノズルの
みを有し、このノズル自体がメルトを後に詳細に説明す
るように数個の異なるゲートに分配する。各ノズル10
は剛性の固定側型板16の中の竪穴14の中に延びてい
る。説明を容易にするために1個の固定側型板のみを示
したが、勿論、各種のスペーサ、保持装置もしくは他の
タイプのプレート、又は金型の形状に応じたインサート
を設けても差し支えない。この形態では、各ノズル10
が円形の断熱フランジ18を有し、このフランジ18が
心合せ肩部20に突当って竪穴14の中に収まり、竪穴
14はこの竪穴14と加熱ノズル10との間に所要の断
熱空間22を形成する形状である。各ノズル10は前面
24と後端部26を有し、この後端部26にメルト分配
マニホールド12が接触する。このマニホールド12は
円筒形の入口部分28と電熱式発熱体30を有するが、
これは1992年8月25日に本願出願人に付与された
米国特許第5,142,126号「一体構造の加熱入口
部分を有する射出成形用マニホールド」明細書の記載と
同様である。マニホールドは固定側型板16と可動側取
付板32との間で延びるように取り付けられる。固定側
型板16と可動側取付板32は冷却水で冷却され、この
冷却水はポンプを用いて冷却水導路34から送られる。
リング36はマニホールド12と固定側型板16との間
に嵌め込まれて、マニホールド12を所要の位置に正確
に配置する。断熱性と弾力性を有する二重スペーサ部材
38はマニホールド12と可動側取付板32との間にピ
ン40で配置される。可動側取付板32は所要の位置に
保持ボルト42で保持され、保持ボルト42は固定側型
板の中に延びている。可動側取付板32はスペーサ部材
38と加熱マニホールド12に力を加え、このマニホー
ルド12はノズル10を所要の位置に保持している。こ
のようにすれば、加熱メルト分配マニホールド10は所
要の位置に配置保持され、この所要位置はマニホールド
とその近くの冷えた固定側型板16と可動側取付板12
との間に断熱空間44を形成する。周知のように、この
構造は金型の加熱冷却される構成部品間の実際の鋼と鋼
との接触を最小にして顕著な熱的分離を行なうことがで
きる。
【0007】メルト流路46は共通の入口48からマニ
ホールド12の入口部分28の中に延び、外側方向に分
岐して各ノズル10に達し、ここでメルト流路50を通
って延びている。各ノズル10のメルト流路50は中央
部分52と数個の対角線部分54とを有する。中央部分
52は入口56の後端部26から縦方向に延び、対角線
部分54は中央部分52から離間出口58まで対角線状
に外側方向に分岐している。この形態では、出口58が
ノズル10の前面24の周囲に等間隔に引き離されて、
それぞれゲート60に達し、ゲート60は固定側型板1
6を貫いて1つのキャビティ62まで延びている。ノズ
ル10を貫くメルト流路50の傾めの各部分54は拡大
受座64を有し、この拡大受座はトーピード66と中空
円筒形の封止装置68を受け入れて保持している。19
91年7月2日に本願出願人に付与された米国特許第
5,028,227号明細書に示してあるように、各ト
ーピード66は外環70と数個の離間したフィン72を
有し、このフィン72はとがった先端部74までテーパ
ー形であり、このとがった先端部74は1つのゲート6
0に整合される。各ノズル10は合せピン76を有し、
合せピン76は固定側型板16の開口部78の中まで延
び、この開口部でカム80により保持されて、トーピー
ド66のとがった先端部74と各ゲート60との整合を
正確に維持する。各封止装置68は1つの受座64の中
に滑動嵌合されて1つのトーピード66を所要の位置に
保持し、固定側型板16の1つのゲート66の周囲で延
びている円形受座82に接触して、断熱空間22の中へ
の加圧メルトの漏洩を防止している。各封止装置68は
着脱可能の円形フランジ84を有し、このフランジ84
は付加的な強度を与えるものであり、トーピード66交
換用の適当な工具で受座64から取り出される。
【0008】各ノズル10は一体構造の電気的に絶縁さ
れた発熱体86によって加熱されるものであり、図3を
参照して製造する方法を説明する。発熱体86はニッケ
ルカドミウム抵抗線88を有し、このニクロム線88は
鋼製ケーシング92の中の耐火物粉末90、例えば酸化
マグネシウムを貫いて延びている。このニクロム線はノ
ズル10の中に一体になるようにろう付けされて螺旋形
部分94を有し、この螺旋形部分94はメルト流路50
の中央部分52を取り囲んで外部電気端子96まで延び
ている。この端子96は1989年6月13日にゲラー
トに付与された米国特許第4,837,925号明細書
に記載されていると同様に多数の構成部品から成り外部
電源(図示せず)からのリード線98をねじ止め接続す
ることができる。発熱体86はさらに前部100を有
し、この前部100はノズル10の前面24に横断方向
に隣接して予め決められた形状で延びている。この形態
では、メルト流路50は4つの出口58を有し、この出
口58はノズル10の前面24の周囲で等間隔離間され
ている。発熱体86は対角線方向の全タンデム部102
を形成し得る長さに切られて、その内部の抵抗線88が
露出される。その次にこの抵抗線は、使用前にその前端
部102の近傍が予め決められた形状に曲げられて前部
100が形成される。図3に示すように、この形態で
は、前部100が2つの層104と4本の半径方向に延
びたアーム106で作られている。この前部100は整
合溝108の中に挿入され、この溝108はノズル10
の前面24に機械加工により形成されている。このよう
にすれば、発熱体86の前部100は、隣接した2つの
各出口58の間の中程で延びている各アーム106と共
に、メルト流路50の4つの出口58の間で延びる。こ
の構造はメルト流路の出口58の近傍をよりよく加熱で
き、加えた熱が、出口58の間に均等に平均する。ノズ
ル10は外面110を有し、外面110はテーパ部分1
12を有する。発熱体86は前部100から挿入されて
ノズル10の中の縦の穴114を貫いて延び、その後に
ノズルの外面110の周囲の螺旋溝115に巻き付けら
れて発熱体86の螺旋部分94を形成する。中空の充填
管(図示せず)が取り付けられ、そこで溝108がノズ
ル10の前面24と交差してニッケル合金を受け入れ
る。その後に、ノズル10が回分方式で真空炉の中に入
れられる。この炉はニッケル合金の融点まで徐々に加熱
されるので、全ての酸素をほぼ完全に除去するために比
較的高い真空度まで減圧される。この真空はニッケル合
金の融点に達するよりもかなり前に、アルゴン又は窒素
ガス等の不活性ガスが送り込まれて部分的に破られる。
ニッケル合金は溶融時に毛管作用で流れ落ちて発熱体8
6を溝108,112の中に一体にろう付けし、ノズル
10の他の部品も一緒に一体ににろう付けされる。この
真空炉内でのろう付けはニッケル合金を鋼製部品に金属
接着させることができ、この金属接着が発熱体86から
の熱伝達効率を向上させる。勿論、ニッケル合金は抵抗
線88の対角線部分の前端部102に接触してこれを溶
融させ、この前端部102は発熱体86を電気的に接地
させる。各ノズルにはさらに縦に延びた熱電対の穴11
6も設けられて、メルト流路50の出口58の近傍の操
作温度を監視する熱電対線118が着脱可能に挿入され
る。
【0009】この射出成形装置は使用時に図1に示すよ
うに組み立てられる。電力はマニホールド12の中の発
熱体30とノズル10の中の発熱体86に加えられて、
これらの発熱体を予め決められた操作温度に加熱する。
その後に成形機(図示せず)からの加圧メルトが、予め
決められたサイクルに基き、従来の方法で、共通の入口
48からメルト流路46の中に射出される。この形態で
は、加圧メルトはまず最初にマニホールド12の中に分
流し、その後に各ノズル10の中に分流し、ゲート60
まで流れてキャビティ62を充填する。キャビティ62
が充填された後に、射出圧が充填のために短時間保持さ
れた後に除去される。短い冷却時間を置いて金型が開か
れて成形された製品が取り出される。製品取出しの後
に、金型が閉じられ、キャビティ62再充填のための射
出圧が再び加えられる。このサイクルはキャビティの寸
法及び形状と成形する材料のタイプに応じた周期で連続
的に反復される。各ノズル10の中のメルト流路50の
対角線部分54を分岐させ、発熱体86の前部100を
出口58の間に配置することによって、出口58付近の
メルトを付加的に加熱し、この熱を各種の対角線部分5
4の間に均一に平均化させることができる。
【0010】次に図4を参照して本発明の第2の形態を
説明する。この形態の殆ど全ての構成要素は既に説明し
た形態の構成要素と同様であるから、この2つの形態に
共通の構成要素をおなじ参照符号を用いて説明する。こ
の第2の形態では、ノズル10は形状が若干異なり、前
面24の近傍の周囲で延びた傾斜面120を有する。メ
ルト流路50の対角線部分54は中央部分52から出口
58まで外側方向に分岐し、出口58は傾斜面120の
周囲に等間隔に引き離されている。この形態では、封止
装置がゲートインサート122によって形成され、ゲー
トインサート122が各出口58を取り囲む受座64の
中に嵌め込まれている。図に示すように、各ゲートイン
サート122はゲート60を有し、ゲート60は角度を
なして延びて数個取金型のエッジゲートを形成してい
る。穴110は小さい角度で延び、発熱体86の前部1
00は寸法が第1の形態と若干異なっている。受座64
とゲートインサート122は螺合され、ゲートインサー
ト122はこのゲートインサートを所要の位置に緊結す
るための六角形部分12を有する。この形態の他の説明
及び操作は上述の第1の形態と同様であり、繰り返して
記述するまでもない。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の射出成形
ノズルは発熱体に前部が設けられ、この前部がメルト流
路の対角線部分の等間隔に離間された出口の間で複数の
アームと共に予め決められた形状でノズル前面の横断方
向に延ばされ、上述のアームがそれぞれ上述の2つの隣
接する各出口の間の中程に向かって半径方向外側に延ば
されているので、どのように応用されても各種のメルト
流路の出口付近をより均一に加熱し得る利点を有する。
【0012】以上のとおりノズル10の説明を参照の形
態について行なったが、従来技術の熟達者が理解し得る
ように本発明の範囲を逸脱することなく各種の改良が可
能なことは明らかであり、その改良は本発明に含まれ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1つの形態に基くノズルを示す数個取
射出成形装置の部分断面図。
【図2】トーピードが所要の位置に取り付けられたノズ
ルの前面の図面。
【図3】ノズルの製造方法を示す部分分解斜視図。
【図4】本発明の他の形態に基くノズルの断面図。
【符号の説明】
10 射出成形ノズル 12 加熱メルトマニホールド 14 竪穴 16 固定側型板 24 ノズル前面 26 ノズル後端部 30,86 発熱体 32 可動側取付板 46,50 メルト流路 48 共通の入口 52 メルト流路の中央部分 54 メルト流路の対角線部分 56 入口 58 メルト流路の出口 60 ゲート 62 キャビティ 64 拡大受座 68 封止装置 82 円形受座 88 ニクロム抵抗線 94 発熱体の螺旋部分 100 発熱体前部 106 発熱体前部のアーム 108,112 溝 110 ノズル外面

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定側取付板の竪穴に嵌め込まれる射出成
    形ノズルであり、該ノズルが後タンデム部と、前面と、
    該後端部及び前面を貫くように延びてメルトを入口の後
    端部から固定底型板を貫いて延びた複数の離間ゲートの
    方向に送り、メルト流路が中央部と複数の対角線部分と
    を有し、該中央部が後端部から縦方向に延び、前記対角
    線部分がそれぞれ出口まで対角線状に外側方向に分岐
    し、該出口が前記ゲートの各1つのゲートに達する各出
    口と共に等間隔に引き離されており、前記ノズルが一体
    構造の電気的に絶縁された発熱体を有し、該発熱体が前
    記ノズルの後端部に隣接する端子とメルト流路の中央部
    を少なくとも部分的に取り囲んでノズルの中で延びた螺
    旋部分とを有する射出成形用ノズルにおいて、 発熱体がメルト流路の対角線部分の等間隔に離された出
    口の間で前記ノズルの前面に横断隣接するように延びた
    前部を有し、該発熱体前部が予め決められた形状で複数
    のアームと共に延び、前記1つのアームが前記隣接する
    2つの各出口の間の中程で半径方向外側に延びているよ
    うに改良されて成る射出成形ノズル。
  2. 【請求項2】メルト流路の対角線部分の出口がノズルの
    前面の周囲に等間隔に引き離されて成る請求項1記載の
    射出成形ノズル。
  3. 【請求項3】ノズルが前面に隣接する1つ以上の傾斜面
    を有しメルト流路の対角線部分が傾斜面の周囲で等間隔
    に引き離されて成る請求項1記載の射出成形ノズル。
  4. 【請求項4】発熱体の前部がノズルの前面の溝に一体に
    ろう付けされて成る請求項1に記載の射出成形ノズル。
  5. 【請求項5】発熱体の前部がノズルの前面の溝に挿入さ
    れた2つの層を有して成る請求項4に記載の射出成形ノ
    ズル。
  6. 【請求項6】メルト流路の各対角線部分が出口に隣接す
    る拡大受座を有し該受座に中空の封止装置が心合せに挿
    入され該封止装置が隣接する固定側型板に封止接触する
    ように延びて成る請求項1に記載の射出成形ノズル。
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