JPH0682903A - カメラの磁気記録部駆動機構 - Google Patents
カメラの磁気記録部駆動機構Info
- Publication number
- JPH0682903A JPH0682903A JP23344592A JP23344592A JPH0682903A JP H0682903 A JPH0682903 A JP H0682903A JP 23344592 A JP23344592 A JP 23344592A JP 23344592 A JP23344592 A JP 23344592A JP H0682903 A JPH0682903 A JP H0682903A
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- JP
- Japan
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- gear
- motor
- film
- magnetic recording
- pad
- Prior art date
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- Pending
Links
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- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 5
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- 230000004913 activation Effects 0.000 description 3
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- 238000004804 winding Methods 0.000 description 3
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B2217/00—Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
- G03B2217/24—Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor with means for separately producing marks on the film
- G03B2217/242—Details of the marking device
- G03B2217/244—Magnetic devices
Landscapes
- Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
- Camera Data Copying Or Recording (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 カメラの大型化、制御の複雑化、操作感の低
下、フィルムへの磁気ヘッドの当接力の不安定化を防止
できる磁気記録部駆動機構を提供する。 【構成】 給送モータ7に入力ギヤ11を連結し、入力
ギヤ11を同軸上の出力ギヤ12に対して所定範囲内で
回転可能に構成する。第1端35aにパッド34を有す
る駆動レバー35を、パッド34が磁気ヘッド31を押
圧する方向へ付勢する。入力ギヤ11にモータ7の第1
方向の回転を遮断するワンウェイクラッチ39を介して
カム38を連結する。カム38を、出力ギヤ12に対す
る入力ギヤ11の可動範囲内でのモータ7の第2方向へ
の回転でパッド34が磁気ヘッド31から退避する方向
へ駆動レバー35が揺動し、モータ7の第1方向への回
転時にパッド34が磁気ヘッド31を押圧する位置で駆
動レバー35を保持するように形成する。
下、フィルムへの磁気ヘッドの当接力の不安定化を防止
できる磁気記録部駆動機構を提供する。 【構成】 給送モータ7に入力ギヤ11を連結し、入力
ギヤ11を同軸上の出力ギヤ12に対して所定範囲内で
回転可能に構成する。第1端35aにパッド34を有す
る駆動レバー35を、パッド34が磁気ヘッド31を押
圧する方向へ付勢する。入力ギヤ11にモータ7の第1
方向の回転を遮断するワンウェイクラッチ39を介して
カム38を連結する。カム38を、出力ギヤ12に対す
る入力ギヤ11の可動範囲内でのモータ7の第2方向へ
の回転でパッド34が磁気ヘッド31から退避する方向
へ駆動レバー35が揺動し、モータ7の第1方向への回
転時にパッド34が磁気ヘッド31を押圧する位置で駆
動レバー35を保持するように形成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁性面を有するフィル
ムに対して磁気情報による撮影データの読み書きを行な
うための磁気ヘッドと、該磁気ヘッドとの間にフィルム
を挟み付けるパッドとからなる磁気記録部を備えたカメ
ラの磁気記録部駆動機構に関する。
ムに対して磁気情報による撮影データの読み書きを行な
うための磁気ヘッドと、該磁気ヘッドとの間にフィルム
を挟み付けるパッドとからなる磁気記録部を備えたカメ
ラの磁気記録部駆動機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、磁気情報による撮影データの
読み取りや書き込みを行なえるように、磁性材料によっ
て形成された磁性面を持ったフィルムが提供されてい
る。このフィルムを使用するカメラには磁気ヘッドが設
けられ、さらに、通常はデータの読み書き処理の際にフ
ィルムの磁性面と磁気ヘッドとを密着させるためのパッ
ドが設けられて、磁気ヘッドとパッドにより磁気記録部
が構成される。そして、磁気ヘッドとパッドの少なくと
も一方を可動に構成して、磁気記録部を、磁気ヘッドと
パッドとが押圧し合うデータ処理位置と、両者が互いに
離反する退避位置とに設定可能に構成し、それによっ
て、データの読み書きを行なうときには両者の間にフィ
ルムを挟み付けて磁気ヘッドにフィルムの磁性面を摺接
させる一方、データの読み書きを行わない撮影時等には
フィルムが磁気ヘッドに強く接触しないようにして、フ
ィルムの歪みや磁気転写を防止するようにしている。
読み取りや書き込みを行なえるように、磁性材料によっ
て形成された磁性面を持ったフィルムが提供されてい
る。このフィルムを使用するカメラには磁気ヘッドが設
けられ、さらに、通常はデータの読み書き処理の際にフ
ィルムの磁性面と磁気ヘッドとを密着させるためのパッ
ドが設けられて、磁気ヘッドとパッドにより磁気記録部
が構成される。そして、磁気ヘッドとパッドの少なくと
も一方を可動に構成して、磁気記録部を、磁気ヘッドと
パッドとが押圧し合うデータ処理位置と、両者が互いに
離反する退避位置とに設定可能に構成し、それによっ
て、データの読み書きを行なうときには両者の間にフィ
ルムを挟み付けて磁気ヘッドにフィルムの磁性面を摺接
させる一方、データの読み書きを行わない撮影時等には
フィルムが磁気ヘッドに強く接触しないようにして、フ
ィルムの歪みや磁気転写を防止するようにしている。
【0003】このように磁気記録部をデータ処理位置と
退避位置とに設定するために、以下のような駆動機構が
提案されている。まず第1に、専用のアクチュエータを
用いて磁気ヘッドまたはパッドを駆動する機構である。
第2に、データ処理位置と退避位置間での磁気記録部の
動作を、ズームレンズ鏡胴など、別の制御シーケンスで
駆動される被駆動物の動作を利用して行う機構である。
そして第3に、フィルム給送時の給送モータの回転を摩
擦伝動機構を介して磁気ヘッドまたはパッドに伝達して
これらを駆動する一方、磁気記録部を退避位置に保持す
る必要のある場合には、専用のアクチュエータでデータ
処理位置への移動を禁止するようにした機構である(例
えば特開平4−68334号公報参照)。
退避位置とに設定するために、以下のような駆動機構が
提案されている。まず第1に、専用のアクチュエータを
用いて磁気ヘッドまたはパッドを駆動する機構である。
第2に、データ処理位置と退避位置間での磁気記録部の
動作を、ズームレンズ鏡胴など、別の制御シーケンスで
駆動される被駆動物の動作を利用して行う機構である。
そして第3に、フィルム給送時の給送モータの回転を摩
擦伝動機構を介して磁気ヘッドまたはパッドに伝達して
これらを駆動する一方、磁気記録部を退避位置に保持す
る必要のある場合には、専用のアクチュエータでデータ
処理位置への移動を禁止するようにした機構である(例
えば特開平4−68334号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の第1の
機構のように専用のアクチュエータを設けることは、カ
メラを大型化させる原因ともなり得るし、アクチュエー
タを追加することによりカメラの制御も複雑化しやす
い。また、第2の機構では、データ処理時にズームレン
ズ鏡胴などが不意に動くために撮影者に戸惑いを生じさ
せるなど、操作感の悪さが問題となる。そして第3の機
構では、フィルム給送中には摩擦伝動機構内で常に滑り
が生じた状態となるので、長期間使用すると、フィルム
に対する磁気ヘッドの当接力が不安定になりやすいとい
う問題がある。
機構のように専用のアクチュエータを設けることは、カ
メラを大型化させる原因ともなり得るし、アクチュエー
タを追加することによりカメラの制御も複雑化しやす
い。また、第2の機構では、データ処理時にズームレン
ズ鏡胴などが不意に動くために撮影者に戸惑いを生じさ
せるなど、操作感の悪さが問題となる。そして第3の機
構では、フィルム給送中には摩擦伝動機構内で常に滑り
が生じた状態となるので、長期間使用すると、フィルム
に対する磁気ヘッドの当接力が不安定になりやすいとい
う問題がある。
【0005】したがって、本発明の解決すべき技術的課
題は、磁性面を有するフィルムを使用するカメラで、磁
気記録部駆動機構を設けることにより、カメラの大型
化、制御の複雑化、操作感の低下、及びフィルムに対す
る磁気ヘッドの当接力の不安定化という問題が発生する
のを防止することである。
題は、磁性面を有するフィルムを使用するカメラで、磁
気記録部駆動機構を設けることにより、カメラの大型
化、制御の複雑化、操作感の低下、及びフィルムに対す
る磁気ヘッドの当接力の不安定化という問題が発生する
のを防止することである。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用・効果】上述の技
術的課題を解決するため、本発明に係る磁気記録部駆動
機構は以下のように構成されたことを特徴としている。
すなわち、フィルム給送モータと連結された入力ギヤ
と、この入力ギヤと同軸上に配置された出力ギヤとを備
え、両ギヤの軸が、両ギヤの一方と一体的に構成される
とともに径方向外方へ突出する突起を有し、両ギヤの他
方が、この軸と相対回転可能に嵌合するとともに突起を
所定範囲内で可動に受ける溝を有している。本発明の駆
動機構は、さらに、カメラ本体の支点軸に揺動可能に保
持され且つ第1端に磁気記録部の一方を保持した駆動レ
バーと、磁気記録部がデータ処理位置となる方向へ駆動
レバーを付勢する付勢手段と、モータの第1方向の回転
を遮断する一方第2方向の回転を伝達するワンウェイク
ラッチを介して入力ギヤに連結されたカムとを備えてい
る。また、駆動レバーはカムの動作に従動する第2端を
有し、カムは、磁気記録部のデータ処理位置時に駆動レ
バーの第2端を受け入れる第1カム面と、磁気記録部が
退避位置となる位置にその第2端を規制する第2カム面
と、第1カム面と第2カム面とを連接する第3カム面と
を備えている。そして、第3カム面は、出力ギヤに対す
る入力ギヤの可動範囲内でのモータの第2方向への回転
により磁気記録部がデータ処理位置から退避位置へ変化
する方向へ駆動レバーを揺動させる形状に形成され、第
1カム面はモータの第1方向への回転時に駆動レバーの
第2端と係合する形状に形成されている。
術的課題を解決するため、本発明に係る磁気記録部駆動
機構は以下のように構成されたことを特徴としている。
すなわち、フィルム給送モータと連結された入力ギヤ
と、この入力ギヤと同軸上に配置された出力ギヤとを備
え、両ギヤの軸が、両ギヤの一方と一体的に構成される
とともに径方向外方へ突出する突起を有し、両ギヤの他
方が、この軸と相対回転可能に嵌合するとともに突起を
所定範囲内で可動に受ける溝を有している。本発明の駆
動機構は、さらに、カメラ本体の支点軸に揺動可能に保
持され且つ第1端に磁気記録部の一方を保持した駆動レ
バーと、磁気記録部がデータ処理位置となる方向へ駆動
レバーを付勢する付勢手段と、モータの第1方向の回転
を遮断する一方第2方向の回転を伝達するワンウェイク
ラッチを介して入力ギヤに連結されたカムとを備えてい
る。また、駆動レバーはカムの動作に従動する第2端を
有し、カムは、磁気記録部のデータ処理位置時に駆動レ
バーの第2端を受け入れる第1カム面と、磁気記録部が
退避位置となる位置にその第2端を規制する第2カム面
と、第1カム面と第2カム面とを連接する第3カム面と
を備えている。そして、第3カム面は、出力ギヤに対す
る入力ギヤの可動範囲内でのモータの第2方向への回転
により磁気記録部がデータ処理位置から退避位置へ変化
する方向へ駆動レバーを揺動させる形状に形成され、第
1カム面はモータの第1方向への回転時に駆動レバーの
第2端と係合する形状に形成されている。
【0007】上記構成においては、フィルム給送モータ
を第1方向へ回転させると、駆動レバーの第2端が第1
カム面と係合する。このとき、モータの回転を続けても
入力ギヤからカムへの回転の伝達はワンウェイクラッチ
により遮断されるので、駆動レバーは、磁気記録部がデ
ータ処理位置となるように付勢手段によって付勢された
状態に保持される。したがって、磁気記録部をデータ処
理位置に保ったままフィルムを給送できるから、磁気ヘ
ッドによってフィルムの磁性面に対する撮影データの読
み書きを行うことができる。
を第1方向へ回転させると、駆動レバーの第2端が第1
カム面と係合する。このとき、モータの回転を続けても
入力ギヤからカムへの回転の伝達はワンウェイクラッチ
により遮断されるので、駆動レバーは、磁気記録部がデ
ータ処理位置となるように付勢手段によって付勢された
状態に保持される。したがって、磁気記録部をデータ処
理位置に保ったままフィルムを給送できるから、磁気ヘ
ッドによってフィルムの磁性面に対する撮影データの読
み書きを行うことができる。
【0008】また、その状態から出力ギヤに対する入力
ギヤの可動範囲内でモータを第2方向へ回転させれば、
その範囲内ではフィルム給送用のフォークと巻き上げス
プールとが駆動負荷となるために、出力ギヤを回転させ
ずに入力ギヤだけを回転させることができる。このこと
により、駆動レバーの第2端がカムの第1カム面から第
3カム面を経て第2カム面へと移動する。したがって、
フィルムの給送を行わずに駆動レバーだけが揺動し、フ
ィルムが停止したまま磁気記録部が退避位置に設定され
る。そのため、撮影時にはモータを僅かに第2方向へ回
転させてから停止させるように制御すれば、磁気ヘッド
とパッドとが離れた状態を確保できる。なお、このよう
に磁気記録部がモータの第1方向への回転時にのみデー
タ処理位置に設定されるので、磁気ヘッドによるデータ
の処理は、読み取りまたは書き込みの一方を行うように
構成することが好ましい。
ギヤの可動範囲内でモータを第2方向へ回転させれば、
その範囲内ではフィルム給送用のフォークと巻き上げス
プールとが駆動負荷となるために、出力ギヤを回転させ
ずに入力ギヤだけを回転させることができる。このこと
により、駆動レバーの第2端がカムの第1カム面から第
3カム面を経て第2カム面へと移動する。したがって、
フィルムの給送を行わずに駆動レバーだけが揺動し、フ
ィルムが停止したまま磁気記録部が退避位置に設定され
る。そのため、撮影時にはモータを僅かに第2方向へ回
転させてから停止させるように制御すれば、磁気ヘッド
とパッドとが離れた状態を確保できる。なお、このよう
に磁気記録部がモータの第1方向への回転時にのみデー
タ処理位置に設定されるので、磁気ヘッドによるデータ
の処理は、読み取りまたは書き込みの一方を行うように
構成することが好ましい。
【0009】このように、上記構成によれば、磁気記録
部をフィルム給送時にデータ処理位置に設定し、撮影時
に退避位置に設定してフィルムの歪みや磁気転写を防止
するのを、専用のアクチュエータを用いず、フィルム給
送モータの回転方向制御により簡単に実現できる。した
がって、カメラの大型化と制御の複雑化を防止できる。
また、パッドを付勢手段による安定した力で磁気ヘッド
に押圧できるからデータの読み書きを安定して行え、さ
らに磁気記録部の両位置間での動作をフィルムの給送に
連動させているので、ズームレンズ鏡胴の動きを利用す
る場合のような操作感の低下も生じない。
部をフィルム給送時にデータ処理位置に設定し、撮影時
に退避位置に設定してフィルムの歪みや磁気転写を防止
するのを、専用のアクチュエータを用いず、フィルム給
送モータの回転方向制御により簡単に実現できる。した
がって、カメラの大型化と制御の複雑化を防止できる。
また、パッドを付勢手段による安定した力で磁気ヘッド
に押圧できるからデータの読み書きを安定して行え、さ
らに磁気記録部の両位置間での動作をフィルムの給送に
連動させているので、ズームレンズ鏡胴の動きを利用す
る場合のような操作感の低下も生じない。
【0010】
【実施例】以下に、図1から図16に示した本発明の一
実施例に係る磁気記録部駆動機構を備えたカメラについ
て詳細に説明する。本実施例のカメラは、磁性面を有す
るフィルムをカメラへの非装填時には先端まで収納する
タイプのフィルムカートリッジを用いるカメラであっ
て、カートリッジの装填に続いて実行されるイニシャル
ローディング動作によりフィルムをカートリッジ内から
送り出してスプールに巻き付けるとともに所定の位置ま
で給送し、その後、撮影時にフィルムを1駒ずつカート
リッジ内に収納していくプリワインド方式が採用されて
いる。
実施例に係る磁気記録部駆動機構を備えたカメラについ
て詳細に説明する。本実施例のカメラは、磁性面を有す
るフィルムをカメラへの非装填時には先端まで収納する
タイプのフィルムカートリッジを用いるカメラであっ
て、カートリッジの装填に続いて実行されるイニシャル
ローディング動作によりフィルムをカートリッジ内から
送り出してスプールに巻き付けるとともに所定の位置ま
で給送し、その後、撮影時にフィルムを1駒ずつカート
リッジ内に収納していくプリワインド方式が採用されて
いる。
【0011】図1はこのカメラの内部機構の要部を示す
斜視図、図2は底面図、図3は正面図である。このカメ
ラは、フィルムカートリッジ1を収納するカートリッジ
室と、主電源となる電池2を収納する電池室と、フラッ
シュ発光用のコンデンサ3とを、カメラの正面(撮影レ
ンズ側)から見て左側に設けられたグリップ部4内に有
し、カートリッジ室及び電池室の蓋はカメラの底面側に
設けられている(不図示)。カートリッジ室の上部には、
カートリッジ装填時のフィルムの送り出しと撮影時のフ
ィルムの巻き上げとを行うため、カートリッジ1のフィ
ルム巻き取り軸と噛み合ってこれを回転させるフォーク
5aを有するドライバー5が設けられている。
斜視図、図2は底面図、図3は正面図である。このカメ
ラは、フィルムカートリッジ1を収納するカートリッジ
室と、主電源となる電池2を収納する電池室と、フラッ
シュ発光用のコンデンサ3とを、カメラの正面(撮影レ
ンズ側)から見て左側に設けられたグリップ部4内に有
し、カートリッジ室及び電池室の蓋はカメラの底面側に
設けられている(不図示)。カートリッジ室の上部には、
カートリッジ装填時のフィルムの送り出しと撮影時のフ
ィルムの巻き上げとを行うため、カートリッジ1のフィ
ルム巻き取り軸と噛み合ってこれを回転させるフォーク
5aを有するドライバー5が設けられている。
【0012】カメラ本体内のグリップ部4と反対側の端
部には、フィルムを巻き取るためのスプール6が配置さ
れ、このスプール6内には、フィルム給送用モータ7が
収納されている。フィルム給送用モータ7の出力軸には
出力ギヤ8が固定され、この出力ギヤ8から、スプール
6の上端に設けられたスプールギヤ9と、上記ドライバ
ー5に形成されたドライバーギヤ5bとに駆動力を伝達
するため、これらの間を連結するギヤ列が設けられてい
る。なお、ギヤ列については、図1ではその構成ギヤの
一部のみを概念図的に示しており、省略した部分のギヤ
による伝達経路は矢印で示している。また、図2では、
図の簡略化のために、各ギヤのピッチ円直径を1点鎖線
で、歯先円直径を実線で示している。
部には、フィルムを巻き取るためのスプール6が配置さ
れ、このスプール6内には、フィルム給送用モータ7が
収納されている。フィルム給送用モータ7の出力軸には
出力ギヤ8が固定され、この出力ギヤ8から、スプール
6の上端に設けられたスプールギヤ9と、上記ドライバ
ー5に形成されたドライバーギヤ5bとに駆動力を伝達
するため、これらの間を連結するギヤ列が設けられてい
る。なお、ギヤ列については、図1ではその構成ギヤの
一部のみを概念図的に示しており、省略した部分のギヤ
による伝達経路は矢印で示している。また、図2では、
図の簡略化のために、各ギヤのピッチ円直径を1点鎖線
で、歯先円直径を実線で示している。
【0013】まず、出力ギヤ8の回転をスプール6に伝
達するスプール側ギヤ列は、ギヤ10〜15により構成
されている。10は差動遊星歯車機構による減速ギヤを
示している。この減速ギヤ10は、モータ7の出力ギヤ
8と噛合する3個の遊星ギヤ10bを保持する第1ホル
ダー10aの出力ギヤ10cと、第2ホルダー10dで保
持した3個の遊星ギヤ10eとが噛合するように構成さ
れ、モータ7の出力ギヤ8の回転を2段階で減速する。
第2ホルダー10dには出力ギヤ10fが形成され、この
出力ギヤ10fとギヤ11とが噛合している。ギヤ11
と同軸上には、ギヤ11よりも小径のギヤ12が配置さ
れている。ギヤ11はギヤ12に対して所定の範囲内で
回転可能であり、そのために、出力ギヤ12はその軸部
12aの径方向に相対する位置2箇所にキー状の突起1
2bを有し、入力ギヤ11はキー12bよりも広範囲に形
成された溝11aを有している。ギヤ12と噛合する位
置にギヤ13が配置され、さらに、ギヤ14がギヤ13
に噛合するように配置されている。このギヤ14の軸1
6は、カメラボディの下端部から上端部まで延び、その
上端部の位置にスプールギヤ9と噛合するギヤ15が固
定され、このギヤ15の回転がスプールギヤ9に伝達さ
れて、プリワインド時のフィルムの巻き取りが行われ
る。
達するスプール側ギヤ列は、ギヤ10〜15により構成
されている。10は差動遊星歯車機構による減速ギヤを
示している。この減速ギヤ10は、モータ7の出力ギヤ
8と噛合する3個の遊星ギヤ10bを保持する第1ホル
ダー10aの出力ギヤ10cと、第2ホルダー10dで保
持した3個の遊星ギヤ10eとが噛合するように構成さ
れ、モータ7の出力ギヤ8の回転を2段階で減速する。
第2ホルダー10dには出力ギヤ10fが形成され、この
出力ギヤ10fとギヤ11とが噛合している。ギヤ11
と同軸上には、ギヤ11よりも小径のギヤ12が配置さ
れている。ギヤ11はギヤ12に対して所定の範囲内で
回転可能であり、そのために、出力ギヤ12はその軸部
12aの径方向に相対する位置2箇所にキー状の突起1
2bを有し、入力ギヤ11はキー12bよりも広範囲に形
成された溝11aを有している。ギヤ12と噛合する位
置にギヤ13が配置され、さらに、ギヤ14がギヤ13
に噛合するように配置されている。このギヤ14の軸1
6は、カメラボディの下端部から上端部まで延び、その
上端部の位置にスプールギヤ9と噛合するギヤ15が固
定され、このギヤ15の回転がスプールギヤ9に伝達さ
れて、プリワインド時のフィルムの巻き取りが行われ
る。
【0014】一方、ギヤ13の回転は、ギヤ18〜24
により構成されたドライバ側ギヤ列を介してドライバ5
にも伝達される。ギヤ18はボディ側に固定された軸
(不図示)に回転可能に支持され、ギヤ18と噛合するギ
ヤ19を支持する軸19aは、ギヤ19と噛合するギヤ
20を有するキャリア25を回転可能に保持し、ギヤ2
0がギヤ19を太陽ギヤとする遊星ギヤとなっている。
22は、第1入力ギヤ22a、第2入力ギヤ22b及びワ
ンウェイクラッチ22cからなる切り替えギヤである。
第1入力ギヤ22aは、遊星ギヤ20と噛合する位置で
軸26に固定されている。
により構成されたドライバ側ギヤ列を介してドライバ5
にも伝達される。ギヤ18はボディ側に固定された軸
(不図示)に回転可能に支持され、ギヤ18と噛合するギ
ヤ19を支持する軸19aは、ギヤ19と噛合するギヤ
20を有するキャリア25を回転可能に保持し、ギヤ2
0がギヤ19を太陽ギヤとする遊星ギヤとなっている。
22は、第1入力ギヤ22a、第2入力ギヤ22b及びワ
ンウェイクラッチ22cからなる切り替えギヤである。
第1入力ギヤ22aは、遊星ギヤ20と噛合する位置で
軸26に固定されている。
【0015】第2入力ギヤ22bは、ギヤ21を介して
太陽ギヤ19と連結され、ワンウェイクラッチ22cに
より、図2における反時計回り方向への回転のみをギヤ
23以降に伝達する。図1では遊星ギヤ20とギヤ21
とを同一平面上に並べた配置で示しているが、以上の説
明から明らかなように、実際には遊星ギヤ20はギヤ2
1よりも下方へずれた位置に配置されている。また、こ
の遊星ギヤ20の揺動範囲を規制するため、図示してい
ないが、ストッパーが設けられている。一方、軸26の
上端に設けられたギヤ23とドライバーギヤ5bとの間
に、ギヤ24が設けられている。
太陽ギヤ19と連結され、ワンウェイクラッチ22cに
より、図2における反時計回り方向への回転のみをギヤ
23以降に伝達する。図1では遊星ギヤ20とギヤ21
とを同一平面上に並べた配置で示しているが、以上の説
明から明らかなように、実際には遊星ギヤ20はギヤ2
1よりも下方へずれた位置に配置されている。また、こ
の遊星ギヤ20の揺動範囲を規制するため、図示してい
ないが、ストッパーが設けられている。一方、軸26の
上端に設けられたギヤ23とドライバーギヤ5bとの間
に、ギヤ24が設けられている。
【0016】次に、磁気ヘッドとパッドとからなる磁気
記録部について説明する。磁気ヘッド31は、アパチャ
ー32の下方の位置でフィルム33に背面側から接する
ようにカメラボディに固定され、その前面側にパッド3
4が配置されている。パッド34は、カメラボディに設
けられた支点軸36に回転可能に支持された駆動レバー
35の一端のヘッド保持部(第1端)35aに固定され、
フィルム33をヘッド31に押圧するデータ処理位置
と、ヘッド31から離反してフィルム33を解放する退
避位置との間で移動可能となっている。駆動レバー35
は、付勢手段としてのスプリング37により、パッド3
4を磁気ヘッド31に押し付ける方向へ付勢されてい
る。このスプリング37により生じる磁気ヘッド31に
対するパッド34の押圧力はヘッドとパッドの接触が必
ず確保される値に定められている。
記録部について説明する。磁気ヘッド31は、アパチャ
ー32の下方の位置でフィルム33に背面側から接する
ようにカメラボディに固定され、その前面側にパッド3
4が配置されている。パッド34は、カメラボディに設
けられた支点軸36に回転可能に支持された駆動レバー
35の一端のヘッド保持部(第1端)35aに固定され、
フィルム33をヘッド31に押圧するデータ処理位置
と、ヘッド31から離反してフィルム33を解放する退
避位置との間で移動可能となっている。駆動レバー35
は、付勢手段としてのスプリング37により、パッド3
4を磁気ヘッド31に押し付ける方向へ付勢されてい
る。このスプリング37により生じる磁気ヘッド31に
対するパッド34の押圧力はヘッドとパッドの接触が必
ず確保される値に定められている。
【0017】このスプリング37の付勢力によりパッド
34を磁気ヘッド31に押圧したデータ処理位置と、ス
プリング37の付勢力に抗してパッド34を磁気ヘッド
31から離反させた退避位置との間で移動させるため
に、前述した同軸上のギヤ11とギヤ12のうちの入力
ギヤ11に噛合するギヤ17(磁気記録部駆動ギヤ)と、
このギヤ17の回転を駆動レバー35に伝えてパッド3
4を駆動するカム38が設けられている。
34を磁気ヘッド31に押圧したデータ処理位置と、ス
プリング37の付勢力に抗してパッド34を磁気ヘッド
31から離反させた退避位置との間で移動させるため
に、前述した同軸上のギヤ11とギヤ12のうちの入力
ギヤ11に噛合するギヤ17(磁気記録部駆動ギヤ)と、
このギヤ17の回転を駆動レバー35に伝えてパッド3
4を駆動するカム38が設けられている。
【0018】ギヤ17とカム38は同軸上に配置され、
両者の間に、ギヤ17の図2における反時計回り方向へ
の回転のみをカム38に伝達するワンウェイクラッチ3
9が設けられている。カム38は、120゜間隔で配置
された3つのカム部38aを有し、各カム部38aは、径
線沿いの係止面(第1カム面)38bと、各係止面38bの
径方向内側端部と図2におけるその時計回り方向前方側
の係止面38bの径方向外側端部とを結ぶ傾斜面(第3カ
ム面)38cと、傾斜面38cの外側端部に形成された凹
部(第2カム面)38dとから構成されている。上記スプ
リング37の付勢力により、駆動レバー35の先端部
(第2端)35bがカム38の外周面に押圧されているの
で、このカム38が回転することによって駆動レバー3
5がカムフォロアとして従動してパッド34が位置制御
される。
両者の間に、ギヤ17の図2における反時計回り方向へ
の回転のみをカム38に伝達するワンウェイクラッチ3
9が設けられている。カム38は、120゜間隔で配置
された3つのカム部38aを有し、各カム部38aは、径
線沿いの係止面(第1カム面)38bと、各係止面38bの
径方向内側端部と図2におけるその時計回り方向前方側
の係止面38bの径方向外側端部とを結ぶ傾斜面(第3カ
ム面)38cと、傾斜面38cの外側端部に形成された凹
部(第2カム面)38dとから構成されている。上記スプ
リング37の付勢力により、駆動レバー35の先端部
(第2端)35bがカム38の外周面に押圧されているの
で、このカム38が回転することによって駆動レバー3
5がカムフォロアとして従動してパッド34が位置制御
される。
【0019】図4は本実施例のカメラの回路構成を示す
ブロック図である。図示するように、このカメラでは、
全体的な制御を行う制御回路100に、以下のような回
路、装置及びスイッチが接続されている。まず、101
は被写体までの距離を測定する測距回路、102は被写
体の輝度を測定する測光回路、103は給送モータM1
(前出の符号7)の回転制御を行うモータ回路、104は
測距回路101からの出力に応じてレンズ駆動モータM
2を駆動することにより撮影レンズのピント合わせを行
うレンズ駆動回路、105は測光回路102により測定
した被写体輝度情報に応じてシャッタ106の開閉を行
うシャッター回路、そして107はフィルムの磁性面に
対する磁気ヘッド31による磁気情報の読み書きを制御
するヘッド制御回路である。また、PIは給送モータM
1の回転数をカウントするフォトインタラプタ、PRは
フィルムの位置をパーフォレーションにより検知するフ
ォトリフレクタ、TCはタイマー回路、S0は電源スイ
ッチ、S1は測光と測距を起動する起動スイッチ、S2
はレリーズスイッチ、S3はカートリッジ蓋の開閉を検
知する蓋スイッチ、S4は磁気ヘッドに対するパッドの
位置を検出するパッドスイッチ、S5はカートリッジか
らフィルムが出たことを検出するフィルム検知スイッチ
である。なお、フォトリフレクタPRは、その配置図で
ある図5に示すように、フィルム33の各駒A,B・・・毎
に1個ずつ形成されたパーフォレーションPFに対応し
た位置に配置されている。
ブロック図である。図示するように、このカメラでは、
全体的な制御を行う制御回路100に、以下のような回
路、装置及びスイッチが接続されている。まず、101
は被写体までの距離を測定する測距回路、102は被写
体の輝度を測定する測光回路、103は給送モータM1
(前出の符号7)の回転制御を行うモータ回路、104は
測距回路101からの出力に応じてレンズ駆動モータM
2を駆動することにより撮影レンズのピント合わせを行
うレンズ駆動回路、105は測光回路102により測定
した被写体輝度情報に応じてシャッタ106の開閉を行
うシャッター回路、そして107はフィルムの磁性面に
対する磁気ヘッド31による磁気情報の読み書きを制御
するヘッド制御回路である。また、PIは給送モータM
1の回転数をカウントするフォトインタラプタ、PRは
フィルムの位置をパーフォレーションにより検知するフ
ォトリフレクタ、TCはタイマー回路、S0は電源スイ
ッチ、S1は測光と測距を起動する起動スイッチ、S2
はレリーズスイッチ、S3はカートリッジ蓋の開閉を検
知する蓋スイッチ、S4は磁気ヘッドに対するパッドの
位置を検出するパッドスイッチ、S5はカートリッジか
らフィルムが出たことを検出するフィルム検知スイッチ
である。なお、フォトリフレクタPRは、その配置図で
ある図5に示すように、フィルム33の各駒A,B・・・毎
に1個ずつ形成されたパーフォレーションPFに対応し
た位置に配置されている。
【0020】次に、この機構の動作について、図6から
図12に示したフローチャート及び図13から図16に
示した動作状態図を用いて説明する。図6はこのカメラ
のメインシーケンスを示すフローチャート、図7,8は
イニシャルローディング動作を示すフローチャート、図
9,10は1駒給送動作を示すフローチャート、図11,
12は巻き戻し動作を示すフローチャートである。
図12に示したフローチャート及び図13から図16に
示した動作状態図を用いて説明する。図6はこのカメラ
のメインシーケンスを示すフローチャート、図7,8は
イニシャルローディング動作を示すフローチャート、図
9,10は1駒給送動作を示すフローチャート、図11,
12は巻き戻し動作を示すフローチャートである。
【0021】まず、電源スイッチS0が閉じられると図
6のステップ#001においてメインシーケンスがスタ
ートし、次にステップ#002で、フィルム検知スイッ
チS5の状態をチェックすることにより、その時点で既
にカートリッジ1からフィルム33が出た状態になって
いるかどうか、つまりフィルム33が既にスプール6に
巻き付けられていると見なせるかどうかの判別が行われ
る。フィルム33がカートリッジ1から出ていない場合
には、その時点でカートリッジ1が新たに装填されたと
見なし、ステップ#003において、図7,8に詳細を
示したフィルムのイニシャルローディングを実行して未
撮影駒をアパーチャー32の位置にセットした後、ステ
ップ#004で起動スイッチS1の通電を待つ。フィル
ム33が既にカートリッジ1から出ている場合には、イ
ニシャルローディングのシーケンスを飛ばして起動スイ
ッチS1の通電を待つ。
6のステップ#001においてメインシーケンスがスタ
ートし、次にステップ#002で、フィルム検知スイッ
チS5の状態をチェックすることにより、その時点で既
にカートリッジ1からフィルム33が出た状態になって
いるかどうか、つまりフィルム33が既にスプール6に
巻き付けられていると見なせるかどうかの判別が行われ
る。フィルム33がカートリッジ1から出ていない場合
には、その時点でカートリッジ1が新たに装填されたと
見なし、ステップ#003において、図7,8に詳細を
示したフィルムのイニシャルローディングを実行して未
撮影駒をアパーチャー32の位置にセットした後、ステ
ップ#004で起動スイッチS1の通電を待つ。フィル
ム33が既にカートリッジ1から出ている場合には、イ
ニシャルローディングのシーケンスを飛ばして起動スイ
ッチS1の通電を待つ。
【0022】この起動スイッチS1が閉じられると、測
光と測距とがそれぞれステップ#005と#006とで
行われ、次いでステップ#007でレリーズスイッチS
2の通電を待つ。そして、レリーズスイッチS2が閉じ
られたと判断されると、先の測光データと測距データに
基づいて、ステップ#008と#009とでレンズ制御
とシャッター制御とが行われ、フィルム33の露光が行
われる。逆にレリーズスイッチS2が閉じられない場合
には、測光データと測距データとをリセットし、ステッ
プ#004に戻って再び起動スイッチS1が通電するの
を待つ。
光と測距とがそれぞれステップ#005と#006とで
行われ、次いでステップ#007でレリーズスイッチS
2の通電を待つ。そして、レリーズスイッチS2が閉じ
られたと判断されると、先の測光データと測距データに
基づいて、ステップ#008と#009とでレンズ制御
とシャッター制御とが行われ、フィルム33の露光が行
われる。逆にレリーズスイッチS2が閉じられない場合
には、測光データと測距データとをリセットし、ステッ
プ#004に戻って再び起動スイッチS1が通電するの
を待つ。
【0023】一方、ステップ#009のシャッター制御
が完了すると、ステップ#010で、直前に撮影した駒
が最終駒であったかどうかを判別する。最終駒ではなか
った場合は図9,10に詳細を示した1駒給送のシーケ
ンスをステップ#011で実行し、次の未撮影駒をアパ
ーチャー32の位置にセットして再び起動スイッチS1
の通電を待つ。逆に最終駒であった場合には、図11,
12に詳細を示した巻き戻しのシーケンスをステップ#
012で実行してフィルム33をカートリッジ1内に巻
き取ってから、動作を終了する。
が完了すると、ステップ#010で、直前に撮影した駒
が最終駒であったかどうかを判別する。最終駒ではなか
った場合は図9,10に詳細を示した1駒給送のシーケ
ンスをステップ#011で実行し、次の未撮影駒をアパ
ーチャー32の位置にセットして再び起動スイッチS1
の通電を待つ。逆に最終駒であった場合には、図11,
12に詳細を示した巻き戻しのシーケンスをステップ#
012で実行してフィルム33をカートリッジ1内に巻
き取ってから、動作を終了する。
【0024】次に、メインシーケンスのステップ#00
3で実行されるイニシャルロードについて図7,8を用
いて説明する。このシーケンスに入ると、まずステップ
#021で、カートリッジ蓋スイッチS3の出力信号の
変化により、蓋が開いた状態から閉じられるのを検出す
る。蓋が閉じられると、ステップ#022,#023で
タイマー回路TCのタイマーを一旦リセットしてからス
タートさせ、同時にステップ#024において給送モー
タ7を正転させる。給送モータ7が回転する前には、ギ
ヤ12は、図14に示すように、軸部12aに形成され
たキー状の突起12bが入力ギヤ11の溝11aの中間に
位置しており、ギヤ10fがモータ7の正転に伴って図
の反時計回り方向へ回転する。このとき、スプール6と
ドライバー5とが出力ギヤ12の駆動負荷となってい
る。したがって、溝11aの端面11b(図11)が図13
に示すようにキー状の突起12bと当接するまでは、出
力ギヤ12が停止したまま入力ギヤ11のみが回転す
る。そのため、フィルムが停止したまま、ギヤ17がカ
ム38とともに図14の位置から反時計方向へ僅かに回
転し、駆動レバー35の先端部35bが凹部38dから外
れて係止面38bに沿ってカム38の径方向内方側へ移
動し、パッド34が磁気ヘッド31を押圧する。
3で実行されるイニシャルロードについて図7,8を用
いて説明する。このシーケンスに入ると、まずステップ
#021で、カートリッジ蓋スイッチS3の出力信号の
変化により、蓋が開いた状態から閉じられるのを検出す
る。蓋が閉じられると、ステップ#022,#023で
タイマー回路TCのタイマーを一旦リセットしてからス
タートさせ、同時にステップ#024において給送モー
タ7を正転させる。給送モータ7が回転する前には、ギ
ヤ12は、図14に示すように、軸部12aに形成され
たキー状の突起12bが入力ギヤ11の溝11aの中間に
位置しており、ギヤ10fがモータ7の正転に伴って図
の反時計回り方向へ回転する。このとき、スプール6と
ドライバー5とが出力ギヤ12の駆動負荷となってい
る。したがって、溝11aの端面11b(図11)が図13
に示すようにキー状の突起12bと当接するまでは、出
力ギヤ12が停止したまま入力ギヤ11のみが回転す
る。そのため、フィルムが停止したまま、ギヤ17がカ
ム38とともに図14の位置から反時計方向へ僅かに回
転し、駆動レバー35の先端部35bが凹部38dから外
れて係止面38bに沿ってカム38の径方向内方側へ移
動し、パッド34が磁気ヘッド31を押圧する。
【0025】そして、溝11aの端面11bがキー状突起
12aに当接すると、出力ギヤ12も入力ギヤ11と一
体的に回転を始め、モータ7の駆動力がギヤ13で分岐
された後、ギヤ14,15及びギヤ18から24を経て
スプールギヤ9とドライバギヤ5bとに伝達される。こ
のとき、ドライバ側では、図13に示すように遊星ギヤ
20が切り替えギヤ22の第1入力ギヤ22aから離れ
ており、駆動力は第2入力ギヤ22bからワンウェイク
ラッチ22cを介してのみドライバ5へ伝達される。そ
のため、ドライバ5は底面から見て反時計回り方向に回
転し、フィルム33をカートリッジ1から押し出す。フ
ィルム33は、検知スイッチS5の前を通過することに
よりこのスイッチS5をオンに切り替えた後、パッド3
4を押し上げてスプール6側へ進んで行く。
12aに当接すると、出力ギヤ12も入力ギヤ11と一
体的に回転を始め、モータ7の駆動力がギヤ13で分岐
された後、ギヤ14,15及びギヤ18から24を経て
スプールギヤ9とドライバギヤ5bとに伝達される。こ
のとき、ドライバ側では、図13に示すように遊星ギヤ
20が切り替えギヤ22の第1入力ギヤ22aから離れ
ており、駆動力は第2入力ギヤ22bからワンウェイク
ラッチ22cを介してのみドライバ5へ伝達される。そ
のため、ドライバ5は底面から見て反時計回り方向に回
転し、フィルム33をカートリッジ1から押し出す。フ
ィルム33は、検知スイッチS5の前を通過することに
よりこのスイッチS5をオンに切り替えた後、パッド3
4を押し上げてスプール6側へ進んで行く。
【0026】フィルム33の移動はスイッチS5でモニ
ターされており、もしフィルム33が所定時間内に検知
スイッチS5の前を通過しないときは、モータ7が停止
して警告が発される(ステップ#025,027,02
8)。ステップ#026でフィルム33の通過を確認す
ると、ステップ#029,#030でタイマをリセット
してからスタートさせ、ステップ#032,#036
で、装填されたフィルムの第1駒を、フォトリフレクタ
PRからの信号により検出する。一方、フィルム33が
フォトリフレクタPRの前を通過した後も、ステップ#
031,#033でパーフォレーションPF間の移動時
間をモニターしていて、移動に所定時間以上かかるとモ
ータ7を停止して警告を発する(ステップ#031,#0
34,#035)。
ターされており、もしフィルム33が所定時間内に検知
スイッチS5の前を通過しないときは、モータ7が停止
して警告が発される(ステップ#025,027,02
8)。ステップ#026でフィルム33の通過を確認す
ると、ステップ#029,#030でタイマをリセット
してからスタートさせ、ステップ#032,#036
で、装填されたフィルムの第1駒を、フォトリフレクタ
PRからの信号により検出する。一方、フィルム33が
フォトリフレクタPRの前を通過した後も、ステップ#
031,#033でパーフォレーションPF間の移動時
間をモニターしていて、移動に所定時間以上かかるとモ
ータ7を停止して警告を発する(ステップ#031,#0
34,#035)。
【0027】第1駒を検出した場合、ステップ#037
でタイマーを停止させ、ステップ#038,#039
で、モータ7の回転量を検知するカウンターを一旦リセ
ットした上でスタートさせ、モータ回転数のカウントを
開始する。そして、ステップ#041で、パッドスイッ
チS4の状態によりパッド34が退避位置からデータ処
理位置へ変化したと判断されたとき(イニシャルローデ
ィング中にパッド34は両位置間での移動を繰り返す)
に、カウンターとモータ7とを停止させる(ステップ#
044,#045)。このとき、駆動レバー35の先端部
35bは、図15に示すようにカム部38aの係止面38
bに接している。第1駒を検出してからモータ7が所定
回転数回転した後もパッド34の状態に変化がない場合
は、ステップ#040,#042,#043によりモータ
7を停止させて警告を発する。
でタイマーを停止させ、ステップ#038,#039
で、モータ7の回転量を検知するカウンターを一旦リセ
ットした上でスタートさせ、モータ回転数のカウントを
開始する。そして、ステップ#041で、パッドスイッ
チS4の状態によりパッド34が退避位置からデータ処
理位置へ変化したと判断されたとき(イニシャルローデ
ィング中にパッド34は両位置間での移動を繰り返す)
に、カウンターとモータ7とを停止させる(ステップ#
044,#045)。このとき、駆動レバー35の先端部
35bは、図15に示すようにカム部38aの係止面38
bに接している。第1駒を検出してからモータ7が所定
回転数回転した後もパッド34の状態に変化がない場合
は、ステップ#040,#042,#043によりモータ
7を停止させて警告を発する。
【0028】この時点で、第1駒は撮影位置よりも先へ
進んでいるので、第1駒を撮影位置に戻すために、図8
のステップ#046,#047,#048でタイマーをリ
セットした後スタートさせ、同時に、第1駒を検出する
までモータ7を逆転させる。モータ7が逆転している間
は、ワンウェイクラッチ39で滑りが生じ、カム部38
aの係止面38bが駆動レバー35の先端部35bに押圧
された状態に保持される(図16)。このとき、第1駒が
検出されないのにモータ7が所定時間以上回転すると、
異常が発生したと判断して、モータ7の停止と警告が行
なわれる(ステップ#049,#052,#053)。逆に
タイマーの設定時間内に第1駒を検知すると、その時点
でタイマーとモータ7とを停止させる(ステップ#05
0,#051,#054,#055)。
進んでいるので、第1駒を撮影位置に戻すために、図8
のステップ#046,#047,#048でタイマーをリ
セットした後スタートさせ、同時に、第1駒を検出する
までモータ7を逆転させる。モータ7が逆転している間
は、ワンウェイクラッチ39で滑りが生じ、カム部38
aの係止面38bが駆動レバー35の先端部35bに押圧
された状態に保持される(図16)。このとき、第1駒が
検出されないのにモータ7が所定時間以上回転すると、
異常が発生したと判断して、モータ7の停止と警告が行
なわれる(ステップ#049,#052,#053)。逆に
タイマーの設定時間内に第1駒を検知すると、その時点
でタイマーとモータ7とを停止させる(ステップ#05
0,#051,#054,#055)。
【0029】次に、ステップ#056でカウンターを再
度リセットし、ステップ#057でパッド34を退避さ
せるためにモータ7を正転させると同時にステップ#0
58でモータ回転数のカウントを開始する。そして、ス
テップ#060においてパッドスイッチS4の状態から
パッド34が退避位置に移動したかどうかを判別し、退
避位置となったと判断されたときにステップ#063,
#064でカウンターとモータ7とを停止させる。この
ようにパッド34を退避位置にするためのモータの回転
量は、キー12aが溝11aの中間となるまでに定められ
ており、そのことによって入力ギヤ11だけが回転し、
ギヤ12は停止した状態に止どまる。そのため、パッド
34がデータ処理位置から退避位置まで動く間は、ドラ
イバー5及びスプール6は停止したままであり、フィル
ムも停止したままとなる。また、モータ7が所定の回転
数回転してもパッド34が退避位置まで移動していない
ことがステップ#059で検出されると、ステップ#0
61,#062でモータ7が停止して警告が発される。
度リセットし、ステップ#057でパッド34を退避さ
せるためにモータ7を正転させると同時にステップ#0
58でモータ回転数のカウントを開始する。そして、ス
テップ#060においてパッドスイッチS4の状態から
パッド34が退避位置に移動したかどうかを判別し、退
避位置となったと判断されたときにステップ#063,
#064でカウンターとモータ7とを停止させる。この
ようにパッド34を退避位置にするためのモータの回転
量は、キー12aが溝11aの中間となるまでに定められ
ており、そのことによって入力ギヤ11だけが回転し、
ギヤ12は停止した状態に止どまる。そのため、パッド
34がデータ処理位置から退避位置まで動く間は、ドラ
イバー5及びスプール6は停止したままであり、フィル
ムも停止したままとなる。また、モータ7が所定の回転
数回転してもパッド34が退避位置まで移動していない
ことがステップ#059で検出されると、ステップ#0
61,#062でモータ7が停止して警告が発される。
【0030】フィルムの1駒給送は図9,10のフロー
チャートに従って行われる。まず、ステップ#071で
カウンタをリセットし、ステップ#072でモータ7を
正転させると同時にステップ#073で回転数のカウン
トを開始する。モータ7の正転により、それまで図14
に示すように溝11aの中間に位置していたキー12aと
溝11aの端面11bとが接するまで、入力ギヤ11だけ
が時計回り方向に回転する。このため、入力ギヤ11に
対してギヤ17とクラッチ39とを介して連結されたカ
ム38が反時計回り方向へ僅かに回転し、駆動レバー3
5の先端部35bがカム部38aの凹部38dから外れて
係止面38bに沿って径方向内方へ移動して、パッドが
データ処理位置に移動する。ステップ#075におい
て、このパッド34のデータ処理位置への移動が検出さ
れると、ステップ#078,#079でカウンターとモ
ータ7とを停止させる。逆にモータが所定回転数回転し
てもパッド34が磁気ヘッド31を押圧しない場合は、
給送モータ7を停止させて警告を発する(ステップ#0
74,#076,#077)。
チャートに従って行われる。まず、ステップ#071で
カウンタをリセットし、ステップ#072でモータ7を
正転させると同時にステップ#073で回転数のカウン
トを開始する。モータ7の正転により、それまで図14
に示すように溝11aの中間に位置していたキー12aと
溝11aの端面11bとが接するまで、入力ギヤ11だけ
が時計回り方向に回転する。このため、入力ギヤ11に
対してギヤ17とクラッチ39とを介して連結されたカ
ム38が反時計回り方向へ僅かに回転し、駆動レバー3
5の先端部35bがカム部38aの凹部38dから外れて
係止面38bに沿って径方向内方へ移動して、パッドが
データ処理位置に移動する。ステップ#075におい
て、このパッド34のデータ処理位置への移動が検出さ
れると、ステップ#078,#079でカウンターとモ
ータ7とを停止させる。逆にモータが所定回転数回転し
てもパッド34が磁気ヘッド31を押圧しない場合は、
給送モータ7を停止させて警告を発する(ステップ#0
74,#076,#077)。
【0031】次に、ステップ#080,#081で、タ
イマー回路TCのタイマーを一旦リセットした後スター
トさせ、同時にステップ#082で給送モータ7を逆転
させる。モータ7が逆転すると、キー状の突起12bと
溝11aの端面11c(図14)とが当接するまではギヤ1
1だけが回転する。その後、ギヤ12がギヤ11と一体
的に回転を始め、モータ7の駆動力によりギヤ13が図
の時計回り方向へ回転する。その回転がギヤ18,19
へ伝達されて遊星ギヤ20が切り替えギヤ22の第1入
力ギヤ22aと噛合し、さらにギヤ23,24を経てドラ
イバ5bが底面から見て時計回り方向に回転し、フィル
ム33をカートリッジ内に巻き込む。このときパッド3
4はデータ処理位置に保たれており、フィルム33の磁
性面に対し、ステップ#083で磁気ヘッド31により
撮影時の情報が書き込まれる。
イマー回路TCのタイマーを一旦リセットした後スター
トさせ、同時にステップ#082で給送モータ7を逆転
させる。モータ7が逆転すると、キー状の突起12bと
溝11aの端面11c(図14)とが当接するまではギヤ1
1だけが回転する。その後、ギヤ12がギヤ11と一体
的に回転を始め、モータ7の駆動力によりギヤ13が図
の時計回り方向へ回転する。その回転がギヤ18,19
へ伝達されて遊星ギヤ20が切り替えギヤ22の第1入
力ギヤ22aと噛合し、さらにギヤ23,24を経てドラ
イバ5bが底面から見て時計回り方向に回転し、フィル
ム33をカートリッジ内に巻き込む。このときパッド3
4はデータ処理位置に保たれており、フィルム33の磁
性面に対し、ステップ#083で磁気ヘッド31により
撮影時の情報が書き込まれる。
【0032】ステップ#084,#085では、フォト
リフレクタPRの位置で所定時間内にパーフォレーショ
ンPFから次のパーフォレーションPFへの移動が行わ
れたかどうかが検出され、所定時間経過しても移動が検
出されない場合にはステップ#087,#088でモー
タ7が停止して警告が発される。ステップ#086で次
の駒を検出すると、続く図10のステップ#089,#
090でモータ7とタイマーとを停止させ、さらに、ス
テップ#091,#092,#093で、モータ7の回転
数を検知するカウンタを一旦リセットしてモータ7を正
転させ、同時に回転数のカウントを開始する。モータ7
が正転すると、入力ギヤ11が軸部12aを中心として
図の時計回り方向へ回転する。そのため、駆動レバー3
5が支点軸36を中心として僅かに時計回り方向へ回転
し、それまで磁気ヘッド31と当接していたパッド34
が再度磁気ヘッド31から退避する。
リフレクタPRの位置で所定時間内にパーフォレーショ
ンPFから次のパーフォレーションPFへの移動が行わ
れたかどうかが検出され、所定時間経過しても移動が検
出されない場合にはステップ#087,#088でモー
タ7が停止して警告が発される。ステップ#086で次
の駒を検出すると、続く図10のステップ#089,#
090でモータ7とタイマーとを停止させ、さらに、ス
テップ#091,#092,#093で、モータ7の回転
数を検知するカウンタを一旦リセットしてモータ7を正
転させ、同時に回転数のカウントを開始する。モータ7
が正転すると、入力ギヤ11が軸部12aを中心として
図の時計回り方向へ回転する。そのため、駆動レバー3
5が支点軸36を中心として僅かに時計回り方向へ回転
し、それまで磁気ヘッド31と当接していたパッド34
が再度磁気ヘッド31から退避する。
【0033】ステップ#094,#095では、パッド
34がモータ7の所定の回転数内に磁気ヘッド31から
離反したかどうかをパッドスイッチS4により判別す
る。パッド34の離反を検出すると、ステップ#09
8,#099でカウンタとモータ7を停止させる。逆に
所定時間内にパッド34の離反が検出されなければ、ス
テップ#096,#097でモータ7を停止して警告が
発される。以上のように、パッド34はフィルム33に
対して、その1駒給送時にのみ接するので、撮影時にフ
ィルム33がパッド34によって平面性を歪められるこ
とがなく、また、磁気転写の発生も防止できる。
34がモータ7の所定の回転数内に磁気ヘッド31から
離反したかどうかをパッドスイッチS4により判別す
る。パッド34の離反を検出すると、ステップ#09
8,#099でカウンタとモータ7を停止させる。逆に
所定時間内にパッド34の離反が検出されなければ、ス
テップ#096,#097でモータ7を停止して警告が
発される。以上のように、パッド34はフィルム33に
対して、その1駒給送時にのみ接するので、撮影時にフ
ィルム33がパッド34によって平面性を歪められるこ
とがなく、また、磁気転写の発生も防止できる。
【0034】フィルムの巻き戻しは図11,12のフロ
ーチャートにしたがって行われる。まず、ステップ#1
11でカウンタをリセットし、ステップ#112でモー
タ7を正転させると同時にステップ#113で回転数の
カウントを開始する。モータ7の正転により、それまで
図14に示すように溝11aの中間に位置していたキー
12aと溝11aの端面11bとが接するまで、入力ギヤ
11だけが時計回り方向に回転する。このため、入力ギ
ヤ11にギヤ17とクラッチ39とを介して連結された
カム38が反時計回り方向へ僅かに回転し、駆動レバー
35の先端部35bがカム部38aの凹部38dから外れ
て係止面38bに沿って径方向内方へ移動して、パッド
34がデータ処理位置に移動する。ステップ#115に
おいて、このパッド34のデータ処理位置への移動が検
出されると、ステップ#118,#119でカウンター
とモータ7とを停止させる。モータ7が所定回転数回転
してもパッド34がデータ処理位置へ移動しない場合
は、給送モータ7を停止させて警告を発する(ステップ
#114,#115,#116)。
ーチャートにしたがって行われる。まず、ステップ#1
11でカウンタをリセットし、ステップ#112でモー
タ7を正転させると同時にステップ#113で回転数の
カウントを開始する。モータ7の正転により、それまで
図14に示すように溝11aの中間に位置していたキー
12aと溝11aの端面11bとが接するまで、入力ギヤ
11だけが時計回り方向に回転する。このため、入力ギ
ヤ11にギヤ17とクラッチ39とを介して連結された
カム38が反時計回り方向へ僅かに回転し、駆動レバー
35の先端部35bがカム部38aの凹部38dから外れ
て係止面38bに沿って径方向内方へ移動して、パッド
34がデータ処理位置に移動する。ステップ#115に
おいて、このパッド34のデータ処理位置への移動が検
出されると、ステップ#118,#119でカウンター
とモータ7とを停止させる。モータ7が所定回転数回転
してもパッド34がデータ処理位置へ移動しない場合
は、給送モータ7を停止させて警告を発する(ステップ
#114,#115,#116)。
【0035】次に、ステップ#120,#121でタイ
マー回路TCのタイマーを一旦リセットしたうえでスタ
ートさせ、同時にステップ#122において給送モータ
7を逆転させる。給送モータ7が逆転すると、キー状の
突起12bと溝11aの端面11cとが当接するまではギ
ヤ11だけが回転するが、その後、図16に示すように
ギヤ12がギヤ11と一体的に回転を始め、モータ7の
駆動力によりギヤ13が図の時計回り方向へ回転する。
そして、その回転がギヤ18,19へ伝達されて遊星ギ
ヤ20が切り替えギヤ22の第1入力ギヤ22aと噛合
し、さらにギヤ23,24を経てドライバ5bが底面から
見て時計回り方向に回転し、フィルム33をカートリッ
ジ1内に巻き込む。この時、フィルム33の磁性面に対
して、ステップ#123で磁気ヘッド31により必要な
情報が書き込まれる。
マー回路TCのタイマーを一旦リセットしたうえでスタ
ートさせ、同時にステップ#122において給送モータ
7を逆転させる。給送モータ7が逆転すると、キー状の
突起12bと溝11aの端面11cとが当接するまではギ
ヤ11だけが回転するが、その後、図16に示すように
ギヤ12がギヤ11と一体的に回転を始め、モータ7の
駆動力によりギヤ13が図の時計回り方向へ回転する。
そして、その回転がギヤ18,19へ伝達されて遊星ギ
ヤ20が切り替えギヤ22の第1入力ギヤ22aと噛合
し、さらにギヤ23,24を経てドライバ5bが底面から
見て時計回り方向に回転し、フィルム33をカートリッ
ジ1内に巻き込む。この時、フィルム33の磁性面に対
して、ステップ#123で磁気ヘッド31により必要な
情報が書き込まれる。
【0036】ステップ#124,#125では、ステッ
プ#122でのモータ7の通電開始からスイッチS5が
オフとなるまでの時間をモニターしており、フィルム3
3の移動に所定時間以上経過するとステップ#126,
#127でモータを停止して警告を発する。フィルム3
3の端がカートリッジ1内に完全に入るように、図12
のステップ#128,#129,#130でスイッチS5
がオフしてからさらにモータ7を所定時間回転させた後
に、ステップ#131,#132でモータ7とタイマー
とを停止させる。さらに、ステップ#133,#134,
#135で、モータ7の回転数を検知するカウンタを一
旦リセットしてモータ7を正転させ、同時に回転数のカ
ウントを開始する。モータ7が正転すると、入力ギヤ1
1が軸部12aを中心として図の時計方向へ回転する。
そのため、駆動レバー35が支点軸36を中心として僅
かに時計回り方向へ回転し、それまで磁気ヘッド31と
当接していたパッド34が再度磁気ヘッド31から退避
する。
プ#122でのモータ7の通電開始からスイッチS5が
オフとなるまでの時間をモニターしており、フィルム3
3の移動に所定時間以上経過するとステップ#126,
#127でモータを停止して警告を発する。フィルム3
3の端がカートリッジ1内に完全に入るように、図12
のステップ#128,#129,#130でスイッチS5
がオフしてからさらにモータ7を所定時間回転させた後
に、ステップ#131,#132でモータ7とタイマー
とを停止させる。さらに、ステップ#133,#134,
#135で、モータ7の回転数を検知するカウンタを一
旦リセットしてモータ7を正転させ、同時に回転数のカ
ウントを開始する。モータ7が正転すると、入力ギヤ1
1が軸部12aを中心として図の時計方向へ回転する。
そのため、駆動レバー35が支点軸36を中心として僅
かに時計回り方向へ回転し、それまで磁気ヘッド31と
当接していたパッド34が再度磁気ヘッド31から退避
する。
【0037】ステップ#136,#137では、パッド
34がモータ7の所定回転数内に磁気ヘッド31から離
反したかどうかをパッドスイッチS4により判別する。
パッド34の離反を検出すると、ステップ#140,#
141でカウンタとモータ7を停止させ、動作を終了す
る。逆に所定時間内にパッド34の離反が検出されなけ
れば、ステップ#138,#139でモータを停止して
警告が発される。
34がモータ7の所定回転数内に磁気ヘッド31から離
反したかどうかをパッドスイッチS4により判別する。
パッド34の離反を検出すると、ステップ#140,#
141でカウンタとモータ7を停止させ、動作を終了す
る。逆に所定時間内にパッド34の離反が検出されなけ
れば、ステップ#138,#139でモータを停止して
警告が発される。
【0038】以上説明した実施例によれば、フィルム3
3の給送用モータ7をパッド駆動の駆動源に利用してい
て専用のアクチュエータが不要であるため、カメラの大
型化を防止できる。また、パッド34のデータ処理位置
から退避位置への位置設定あるいはその逆の位置設定を
モータ7を僅かに回転させるだけで行っているため、制
御の複雑化も防止できる。また、データ書き込み時の磁
気ヘッド31とパッド34の当接力をスプリング37か
ら得ているので、パッド34を安定した力で磁気ヘッド
31に押圧できる。さらに、パッド34の動作がフィル
ム33の給送に連動するから、レンズ鏡胴等の動作を利
用した場合のような操作感の低下も防止できる。
3の給送用モータ7をパッド駆動の駆動源に利用してい
て専用のアクチュエータが不要であるため、カメラの大
型化を防止できる。また、パッド34のデータ処理位置
から退避位置への位置設定あるいはその逆の位置設定を
モータ7を僅かに回転させるだけで行っているため、制
御の複雑化も防止できる。また、データ書き込み時の磁
気ヘッド31とパッド34の当接力をスプリング37か
ら得ているので、パッド34を安定した力で磁気ヘッド
31に押圧できる。さらに、パッド34の動作がフィル
ム33の給送に連動するから、レンズ鏡胴等の動作を利
用した場合のような操作感の低下も防止できる。
【0039】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、その他種々の態様で実施できる。たとえ
ば、パッド34の代わりに磁気ヘッド31を動かせるよ
うに構成してもよい。また、本発明の機構は、上述した
ようなプリワインド方式のカメラだけではなく、フィル
ムを撮影時に1駒ずつ巻き上げ、撮影終了時にカートリ
ッジ内に巻き戻す通常のフィルム給送方式のカメラにも
適用可能である。さらに、本実施例のカメラはフィルム
の1駒給送時及び巻き戻し時にデータの書き込みを行う
ように構成しているが、フィルムに予め記録されたデー
タをフィルム給送時に読み取るように構成してもよい。
のではなく、その他種々の態様で実施できる。たとえ
ば、パッド34の代わりに磁気ヘッド31を動かせるよ
うに構成してもよい。また、本発明の機構は、上述した
ようなプリワインド方式のカメラだけではなく、フィル
ムを撮影時に1駒ずつ巻き上げ、撮影終了時にカートリ
ッジ内に巻き戻す通常のフィルム給送方式のカメラにも
適用可能である。さらに、本実施例のカメラはフィルム
の1駒給送時及び巻き戻し時にデータの書き込みを行う
ように構成しているが、フィルムに予め記録されたデー
タをフィルム給送時に読み取るように構成してもよい。
【図1】 本発明の一実施例に係る磁気記録部駆動機構
を備えたカメラの内部構造の要部を示す斜視図である。
を備えたカメラの内部構造の要部を示す斜視図である。
【図2】 このカメラのフィルム給送用動力伝達系統を
示す底面図である。
示す底面図である。
【図3】 このカメラの内部構造の要部を示す正面図で
ある。
ある。
【図4】 このカメラの回路構成を示すブロック図であ
る。
る。
【図5】 フォトリフレクタの配置を示す図である。
【図6】 このカメラのメインシーケンスを示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図7】 フィルムのイニシャルローディングを示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図8】 フィルムのイニシャルローディングを示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図9】 フィルムの1駒給送を示すフローチャートで
ある。
ある。
【図10】 フィルムの1駒給送を示すフローチャート
である。
である。
【図11】 フィルムの巻き戻しを示すフローチャート
である。
である。
【図12】 フィルムの巻き戻しを示すフローチャート
である。
である。
【図13】 フィルムのイニシャルローディング時にお
ける磁気記録部の状態を示す底面図である。
ける磁気記録部の状態を示す底面図である。
【図14】 撮影時の磁気記録部の状態を示す底面図で
ある。
ある。
【図15】 モータ反転時の磁気記録部の状態を示す底
面図である。
面図である。
【図16】 フィルム巻き戻し時の磁気記録部の状態を
示す底面図である。
示す底面図である。
1 カートリッジ 2 電池 3 コンデンサ 4 グリップ部 5 ドライバー 5a フォーク 5b ドライバーギヤ 6 スプール 7 フィルム給送モータ 8 出力ギヤ 9 スプールギヤ 10 減速ギヤ 11 入力ギヤ 11a 溝 12 出力ギヤ 12a 軸部 12b 突起 13〜15 ギヤ 16 軸 17〜21 ギヤ 22 切り替えギヤ 23,24 ギヤ 25 遊星キャリア 26 軸 31 磁気ヘッド 32 アパーチャー 33 フィルム 34 パッド 35 駆動レバー 35a 保持部(第1
端) 35b 先端部(第2端) 36 支点軸 37 スプリング(付勢手段) 38 カム 38a カム部 38b 係止面(第1カ
ム面) 38c 傾斜面(第3カム面) 38d 凹部(第2カ
ム面) 39 ワンウェイクラッチ
端) 35b 先端部(第2端) 36 支点軸 37 スプリング(付勢手段) 38 カム 38a カム部 38b 係止面(第1カ
ム面) 38c 傾斜面(第3カム面) 38d 凹部(第2カ
ム面) 39 ワンウェイクラッチ
Claims (1)
- 【請求項1】 磁性面を有するフィルム(33)に対して磁
気情報による撮影データの読み書きを行なう磁気ヘッド
(31)と、該磁気ヘッド(31)との間にフィルム(33)を挟み
付けるためのパッド(34)とからなる磁気記録部(31,34)
を、該磁気ヘッド(31)とパッド(34)の一方(34)が他方(3
1)を押圧するデータ処理位置と該他方(31)から退避する
退避位置とに駆動するカメラの磁気記録部駆動機構にお
いて、 フィルム給送モータ(7)と連結された入力ギヤ(11)と、
該入力ギヤ(11)と同軸上に配置された出力ギヤ(12)とを
備え、両ギヤ(11,12)の軸(12a)は該両ギヤ(11,12)の一
方(12)と一体的に構成されるとともに径方向外方へ突出
する突起(12b)を有し、該両ギヤ(11,12)の他方(11)は該
軸(12a)と相対回転可能に嵌合するとともに該突起(12b)
を所定範囲内で可動に受ける溝(11a)を有し、 カメラ本体の支点軸(36)に揺動可能に保持され且つ第1
端(35a)に上記磁気記録部(31,34)の一方(34)を保持した
駆動レバー(35)と、該磁気記録部(31,34)がデータ処理
位置となる方向へ該駆動レバー(35)を付勢する付勢手段
(37)と、上記モータ(7)の第1方向の回転伝達を遮断す
る一方第2方向の回転を伝達するワンウェイクラッチ(3
9)を介して該入力ギヤ(11)に連結されたカム(38)とを備
え、 上記駆動レバー(35)は上記カム(38)の動作に従動する第
2端(35b)を有し、該カム(38)は、上記磁気記録部(31,3
4)のデータ処理位置時に該駆動レバー(35)の第2端(35
b)を受け入れる第1カム面(38b)と、該磁気記録部(31,3
4)が退避位置となる位置に該第2端(35b)を規制する第
2カム面(38d)と、該第1カム面(38b)と第2カム面(38
d)とを連接する第3カム面(38c)とを備え、該第3カム
面(38c)は、上記出力ギヤ(12)に対する入力ギヤ(11)の
可動範囲内での上記モータ(7)の第2方向への回転によ
り該磁気記録部(31,34)がデータ処理位置から退避位置
へ変化する方向へ該駆動レバー(35)を揺動させる形状に
形成され、該第1カム面(38b)は該モータ(7)の第1方向
への回転時に該駆動レバー(35)の第2端(35b)と係合す
る形状に形成されたことを特徴とするカメラの磁気記録
部駆動機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23344592A JPH0682903A (ja) | 1992-09-01 | 1992-09-01 | カメラの磁気記録部駆動機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23344592A JPH0682903A (ja) | 1992-09-01 | 1992-09-01 | カメラの磁気記録部駆動機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0682903A true JPH0682903A (ja) | 1994-03-25 |
Family
ID=16955158
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23344592A Pending JPH0682903A (ja) | 1992-09-01 | 1992-09-01 | カメラの磁気記録部駆動機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0682903A (ja) |
-
1992
- 1992-09-01 JP JP23344592A patent/JPH0682903A/ja active Pending
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