JPH0682929B2 - 表面実装部品搭載用の多層プリント配線板 - Google Patents
表面実装部品搭載用の多層プリント配線板Info
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- JPH0682929B2 JPH0682929B2 JP4073763A JP7376392A JPH0682929B2 JP H0682929 B2 JPH0682929 B2 JP H0682929B2 JP 4073763 A JP4073763 A JP 4073763A JP 7376392 A JP7376392 A JP 7376392A JP H0682929 B2 JPH0682929 B2 JP H0682929B2
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Landscapes
- Production Of Multi-Layered Print Wiring Board (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、外層及び内層に導体回
路を有し、表面に電子部品が実装される表面実装部品搭
載用の多層プリント配線板であって、特に、外層の導体
回路と内層の導体回路とを電気的に接続する非貫通スル
ーホールと、前記電子部品を実装するための表面実装部
品接続用の平面電極とを有する多層プリント配線板に関
するものである。
路を有し、表面に電子部品が実装される表面実装部品搭
載用の多層プリント配線板であって、特に、外層の導体
回路と内層の導体回路とを電気的に接続する非貫通スル
ーホールと、前記電子部品を実装するための表面実装部
品接続用の平面電極とを有する多層プリント配線板に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】非貫通孔、つまり非貫通スルーホールを
有する従来の多層プリント配線板においては、図4に示
すように、ドリルまたはレーザーによって多層板に非貫
通スルーホールを片面ずつ形成するという非能率的な方
法がとられていた。
有する従来の多層プリント配線板においては、図4に示
すように、ドリルまたはレーザーによって多層板に非貫
通スルーホールを片面ずつ形成するという非能率的な方
法がとられていた。
【0003】しかし、ドリルによる穴明で非貫通スルー
ホールを設ける場合、当然のことながら多層板の厚さ方
向に対してドリルの深さを制御する必要があるが、多層
板の積層工程においてこれ自体の板厚の変動は避けられ
ず、また穴明作業の仕方によっては、図5に示す非貫通
スルーホールの底部と次の層の導体との距離hが変動す
る。このために、ドリルによる穴明で非貫通スルーホー
ルを設けた従来の多層プリント配線板においては、導体
の電気的特性が大きく変化するという欠点を有したり、
またドリルの滞留時間が非貫通スルーホールの底部では
長くなるために、スルーホールに悪影響を及ぼすスミア
ーの発生が多くなるという欠点があったのである。
ホールを設ける場合、当然のことながら多層板の厚さ方
向に対してドリルの深さを制御する必要があるが、多層
板の積層工程においてこれ自体の板厚の変動は避けられ
ず、また穴明作業の仕方によっては、図5に示す非貫通
スルーホールの底部と次の層の導体との距離hが変動す
る。このために、ドリルによる穴明で非貫通スルーホー
ルを設けた従来の多層プリント配線板においては、導体
の電気的特性が大きく変化するという欠点を有したり、
またドリルの滞留時間が非貫通スルーホールの底部では
長くなるために、スルーホールに悪影響を及ぼすスミア
ーの発生が多くなるという欠点があったのである。
【0004】また、レーザーによる穴明では、最外層の
銅箔をエッチングにより除去した後、非貫通スルーホー
ルを設けるための工程が増えたり、さらにこのレーザー
による穴明では非貫通スルーホールの穴壁粗さが大きく
なるという欠点があった。
銅箔をエッチングにより除去した後、非貫通スルーホー
ルを設けるための工程が増えたり、さらにこのレーザー
による穴明では非貫通スルーホールの穴壁粗さが大きく
なるという欠点があった。
【0005】それで、これらの欠点を除去するための方
法として、特開昭59−175796号公報に示されて
いるごとく、「絶縁板にスルーホールを有し、かつ予め
一面のみに導体回路パターンを形成した2つの絶縁板を
導体回路パターンを向い合せに各々最外層に配置して、
プリプレグを介し組み合せた後に、加熱、加圧して多層
化基板にした後、貫通孔を設け、全面を銅メッキした
後、最外層の導体回路パターンを形成する」という方法
がとられていた。ところが、この従来の方法であると、
「全面を銅メッキした後」にあっては図7に示したよう
になるのであるが、非貫通スルーホールに充填された樹
脂表面と銅メッキとはその密着性が悪く、そのままでは
部品実装時に銅メッキと樹脂が剥離して膨れてしまう為
に、エッチング処理によって、図6及び図7に示したよ
うに、非貫通スルーホールに充填された樹脂表面の銅メ
ッキをどうしても除去しなければならなかったのであ
る。
法として、特開昭59−175796号公報に示されて
いるごとく、「絶縁板にスルーホールを有し、かつ予め
一面のみに導体回路パターンを形成した2つの絶縁板を
導体回路パターンを向い合せに各々最外層に配置して、
プリプレグを介し組み合せた後に、加熱、加圧して多層
化基板にした後、貫通孔を設け、全面を銅メッキした
後、最外層の導体回路パターンを形成する」という方法
がとられていた。ところが、この従来の方法であると、
「全面を銅メッキした後」にあっては図7に示したよう
になるのであるが、非貫通スルーホールに充填された樹
脂表面と銅メッキとはその密着性が悪く、そのままでは
部品実装時に銅メッキと樹脂が剥離して膨れてしまう為
に、エッチング処理によって、図6及び図7に示したよ
うに、非貫通スルーホールに充填された樹脂表面の銅メ
ッキをどうしても除去しなければならなかったのであ
る。
【0006】このように、非貫通スルーホールに充填さ
れた樹脂表面の銅メッキを除去してしまうと、この非貫
通スルーホール上は全く平面電極として使用することが
できなくなってしまい、高密度配線ができないだけでな
く、部品実装をもすることができない多層プリント配線
板となってしまうこともある得るのである。何故なら、
この種の多層プリント配線板に実装されるべき電子部品
としては、所謂半田を利用して電気的接続を行う表面実
装用のものが多く、もし電極の中央に孔が開いていたと
すると、この孔内に半田が流入して確実な電気的接続が
行えなくなり、また、ワイヤーボンディングのための電
極としては、全く使用することができないのである。
れた樹脂表面の銅メッキを除去してしまうと、この非貫
通スルーホール上は全く平面電極として使用することが
できなくなってしまい、高密度配線ができないだけでな
く、部品実装をもすることができない多層プリント配線
板となってしまうこともある得るのである。何故なら、
この種の多層プリント配線板に実装されるべき電子部品
としては、所謂半田を利用して電気的接続を行う表面実
装用のものが多く、もし電極の中央に孔が開いていたと
すると、この孔内に半田が流入して確実な電気的接続が
行えなくなり、また、ワイヤーボンディングのための電
極としては、全く使用することができないのである。
【0007】つまり、上述した方法によって製造された
多層プリント配線板にあっては、非貫通スルーホールに
充填された樹脂表面上には導体層が形成されない為、表
面実装で使用されるフラットパッケージ等の電子部品の
リードを半田付けする場合に、電極部に前記の非貫通ス
ルーホールが設けられていることにより、電極部全面に
対する均一な半田付けは困難であり、部品実装の信頼性
が低下するという問題点があったのであり、さらにワイ
ヤーボンディング用電極としては全く使用することがで
きなかったのである。
多層プリント配線板にあっては、非貫通スルーホールに
充填された樹脂表面上には導体層が形成されない為、表
面実装で使用されるフラットパッケージ等の電子部品の
リードを半田付けする場合に、電極部に前記の非貫通ス
ルーホールが設けられていることにより、電極部全面に
対する均一な半田付けは困難であり、部品実装の信頼性
が低下するという問題点があったのであり、さらにワイ
ヤーボンディング用電極としては全く使用することがで
きなかったのである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上のよう
な従来の問題点に鑑みてなされたもので、その目的とす
るところは、非貫通スルーホール上に(電気的特性が安
定で、部品実装の信頼性およびワイヤーボンディングの
信頼性が高い)平面電極を有し、配線自由度の高い多層
プリント配線板を提供するものである。
な従来の問題点に鑑みてなされたもので、その目的とす
るところは、非貫通スルーホール上に(電気的特性が安
定で、部品実装の信頼性およびワイヤーボンディングの
信頼性が高い)平面電極を有し、配線自由度の高い多層
プリント配線板を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに、本発明の採った手段は、実施例において使用する
符号を付して説明すると、「外層の導体回路21と、こ
の外層の導体回路21の下層に配設された内層の導体回
路22と、この内層の導体回路22と前記外層の導体回
路21との間に狭設された第一の絶縁層31と、前記内
層の導体回路22のさらに下層に配設された他の層の導
体回路23と、この他の層の導体回路23と前記内層の
導体回路22との間に狭設された第二の絶縁層32とを
備えた表面実装部品搭載用の多層プリント配線板10で
あって、前記外層の導体回路21に形成された表面実装
部品接続用の平面電極15と、この平面電極15の裏側
に配設されると共にその内周壁にスルーホールメッキ1
4aが形成され前記外層の導体回路21と前記内層の導
体回路22とを電気的に接続する非貫通スルーホール1
4と、この非貫通スルーホール14に充填されて前記平
面電極15と粗化面にて密着された前記第二の絶縁層3
2を構成する樹脂13aと、を備えたことを特徴とする
表面実装部品搭載用の多層プリント配線板10」であ
る。
めに、本発明の採った手段は、実施例において使用する
符号を付して説明すると、「外層の導体回路21と、こ
の外層の導体回路21の下層に配設された内層の導体回
路22と、この内層の導体回路22と前記外層の導体回
路21との間に狭設された第一の絶縁層31と、前記内
層の導体回路22のさらに下層に配設された他の層の導
体回路23と、この他の層の導体回路23と前記内層の
導体回路22との間に狭設された第二の絶縁層32とを
備えた表面実装部品搭載用の多層プリント配線板10で
あって、前記外層の導体回路21に形成された表面実装
部品接続用の平面電極15と、この平面電極15の裏側
に配設されると共にその内周壁にスルーホールメッキ1
4aが形成され前記外層の導体回路21と前記内層の導
体回路22とを電気的に接続する非貫通スルーホール1
4と、この非貫通スルーホール14に充填されて前記平
面電極15と粗化面にて密着された前記第二の絶縁層3
2を構成する樹脂13aと、を備えたことを特徴とする
表面実装部品搭載用の多層プリント配線板10」であ
る。
【0010】次に、この構成を、図面に従ってさらに詳
細に説明する。まず、図1には、本発明に係る多層プリ
ント配線板10の部分拡大縦断面図が示してある。この
多層プリント配線板10にあっては、表層部に、内周壁
にスルーホールメッキ14aが形成され外層の導体回路
21と内層の導体回路22とを電気的に接続する非貫通
スルーホール14が形成されており、この非貫通スルー
ホール14内は、第二の絶縁層32を構成する樹脂13
aで充填されており、非貫通スルーホール14を塞ぐ状
態で、平面電極15が形成してあるのである。
細に説明する。まず、図1には、本発明に係る多層プリ
ント配線板10の部分拡大縦断面図が示してある。この
多層プリント配線板10にあっては、表層部に、内周壁
にスルーホールメッキ14aが形成され外層の導体回路
21と内層の導体回路22とを電気的に接続する非貫通
スルーホール14が形成されており、この非貫通スルー
ホール14内は、第二の絶縁層32を構成する樹脂13
aで充填されており、非貫通スルーホール14を塞ぐ状
態で、平面電極15が形成してあるのである。
【0011】このような多層プリント配線板10は、例
えば次のようにして形成される。つまり、まずスルーホ
ール(内周壁にスルーホールメッキ14aが形成され、
後に非貫通スルーホール14となるスルーホール)を有
するプリント配線板(図2に示した状態のもの)を外層
基板11(後に第一の絶縁層31となる絶縁材の一方の
面に内層の導体回路22となるべく導体回路が予め形成
されており、他方の面には後述する銅メッキ、エッチン
グ処理によって外層の導体回路21が形成される基板)
として用い、プリプレグ13(後に第二の絶縁層32と
なるプリプレグ)を介し、内層基板12(絶縁材の両面
に他の層の導体回路23となるべく導体回路が予め形成
された基板)とともに積層して一体化した(図3に示し
た状態)後に、スルーホール16のための貫通孔を形成
する。そして、非貫通スルーホール14に充填された樹
脂13aの表面と、後に形成される銅メッキ15aとの
密着性を高めるために、非貫通スルーホール14に充填
された樹脂13aの表面に、機械的または化学的処理、
特に研摩を施すことによって、余剰の樹脂を除去して樹
脂13aの表面を平面化するとともに、この樹脂13a
の表面を粗面化する。ついで、スルーホール16のため
の貫通孔内にスルーホールメッキを施すとともに、粗面
化した樹脂13aの表面も含めて銅メッキ15aを形成
した後、樹脂13aで充填された非貫通スルーホール1
4上および所望の形状の外層の導体回路21となるべき
銅メッキ15aを残して、その残余の部分にエッチング
処理を施すのである。これによって、非貫通スルーホー
ル14に樹脂13aが充填され、この樹脂13a表面は
粗面であり、この樹脂13a表面及びその周囲が電子部
品のリードと接続される平面電極15である図1に示し
た多層プリント配線板10が完成するのである。
えば次のようにして形成される。つまり、まずスルーホ
ール(内周壁にスルーホールメッキ14aが形成され、
後に非貫通スルーホール14となるスルーホール)を有
するプリント配線板(図2に示した状態のもの)を外層
基板11(後に第一の絶縁層31となる絶縁材の一方の
面に内層の導体回路22となるべく導体回路が予め形成
されており、他方の面には後述する銅メッキ、エッチン
グ処理によって外層の導体回路21が形成される基板)
として用い、プリプレグ13(後に第二の絶縁層32と
なるプリプレグ)を介し、内層基板12(絶縁材の両面
に他の層の導体回路23となるべく導体回路が予め形成
された基板)とともに積層して一体化した(図3に示し
た状態)後に、スルーホール16のための貫通孔を形成
する。そして、非貫通スルーホール14に充填された樹
脂13aの表面と、後に形成される銅メッキ15aとの
密着性を高めるために、非貫通スルーホール14に充填
された樹脂13aの表面に、機械的または化学的処理、
特に研摩を施すことによって、余剰の樹脂を除去して樹
脂13aの表面を平面化するとともに、この樹脂13a
の表面を粗面化する。ついで、スルーホール16のため
の貫通孔内にスルーホールメッキを施すとともに、粗面
化した樹脂13aの表面も含めて銅メッキ15aを形成
した後、樹脂13aで充填された非貫通スルーホール1
4上および所望の形状の外層の導体回路21となるべき
銅メッキ15aを残して、その残余の部分にエッチング
処理を施すのである。これによって、非貫通スルーホー
ル14に樹脂13aが充填され、この樹脂13a表面は
粗面であり、この樹脂13a表面及びその周囲が電子部
品のリードと接続される平面電極15である図1に示し
た多層プリント配線板10が完成するのである。
【0012】なお、樹脂13aの表面を粗面化する方法
としては機械的処理あるいは化学的処理のいずれによっ
ても良いのであるが、例えば、機械的処理としては、液
体ホーニングが採用できるものであり、また化学的処理
としては、過マンガン酸塩によって処理する方法が好適
である。以上のような処理をすることによって、樹脂1
3aの表面は適当に粗面化され、非貫通スルーホール1
4に充填された樹脂13aと、平面電極15となる銅メ
ッキ15aとの密着力が十分な多層プリント配線板10
となるのであり、部品実装あるいはワイヤーボンディン
グ上問題の無い多層プリント配線板10となるのであ
る。
としては機械的処理あるいは化学的処理のいずれによっ
ても良いのであるが、例えば、機械的処理としては、液
体ホーニングが採用できるものであり、また化学的処理
としては、過マンガン酸塩によって処理する方法が好適
である。以上のような処理をすることによって、樹脂1
3aの表面は適当に粗面化され、非貫通スルーホール1
4に充填された樹脂13aと、平面電極15となる銅メ
ッキ15aとの密着力が十分な多層プリント配線板10
となるのであり、部品実装あるいはワイヤーボンディン
グ上問題の無い多層プリント配線板10となるのであ
る。
【0013】
【発明の作用】本発明が以上のような手段を採ることに
よって以下のような作用がある。
よって以下のような作用がある。
【0014】本発明による多層プリント配線板10にお
いては、非貫通スルーホール14内は樹脂13aで充填
され、かつその上に外層の導体回路21の平面電極1
5、つまり銅メッキ15aが形成されていることで、例
えばフラットパッケージ等のリードを平面電極15に半
田付けする場合において、リード全面と平面電極15と
を半田付けする接続面積が増加し、接続信頼性も増加し
たものとなっているのである。また、この平面電極15
に対してワイヤーボンディングをする場合においても、
平面電極15は十分に平坦で、かつ十分に広い面積とな
っているのである。
いては、非貫通スルーホール14内は樹脂13aで充填
され、かつその上に外層の導体回路21の平面電極1
5、つまり銅メッキ15aが形成されていることで、例
えばフラットパッケージ等のリードを平面電極15に半
田付けする場合において、リード全面と平面電極15と
を半田付けする接続面積が増加し、接続信頼性も増加し
たものとなっているのである。また、この平面電極15
に対してワイヤーボンディングをする場合においても、
平面電極15は十分に平坦で、かつ十分に広い面積とな
っているのである。
【0015】つまり、この本発明による多層プリント配
線板10においては、その平面電極15の下側に位置す
る非貫通スルーホール14内の樹脂13aの上面が、
(金属メッキ層、すなわち銅メッキ15aが形成され
て)平面電極15となって、非貫通スルーホール14の
スルーホールメッキとの電気的接続が十分確実になされ
るとともに、完全に平面化されるのである。従って、こ
の金属メッキ層、すなわち銅メッキ15aから形成した
平面電極15は、非貫通スルーホール14と確実に電気
的接続がなされているだけでなく、部品実装あるは、ワ
イヤーボンディングを確実に行うための十分な平面性お
よび面積を有したものとなっているのである。
線板10においては、その平面電極15の下側に位置す
る非貫通スルーホール14内の樹脂13aの上面が、
(金属メッキ層、すなわち銅メッキ15aが形成され
て)平面電極15となって、非貫通スルーホール14の
スルーホールメッキとの電気的接続が十分確実になされ
るとともに、完全に平面化されるのである。従って、こ
の金属メッキ層、すなわち銅メッキ15aから形成した
平面電極15は、非貫通スルーホール14と確実に電気
的接続がなされているだけでなく、部品実装あるは、ワ
イヤーボンディングを確実に行うための十分な平面性お
よび面積を有したものとなっているのである。
【0016】さらに、本発明の多層プリント配線板10
を例えば前述の方法によって製造する場合においても、
非貫通スルーホール14に充填された樹脂13aの表面
上の銅メッキ15aをエッチング処理によって除くこと
に対する位置合せの困難性や、オーバーエッチングによ
る非貫通スルーホール14の接続信頼性が低下するとい
うこともなく、外層の導体回路21と非貫通スルーホー
ル14の電気的接続の信頼性をも増すことができるので
好適である。
を例えば前述の方法によって製造する場合においても、
非貫通スルーホール14に充填された樹脂13aの表面
上の銅メッキ15aをエッチング処理によって除くこと
に対する位置合せの困難性や、オーバーエッチングによ
る非貫通スルーホール14の接続信頼性が低下するとい
うこともなく、外層の導体回路21と非貫通スルーホー
ル14の電気的接続の信頼性をも増すことができるので
好適である。
【0017】換言すれば、本発明による多層プリント配
線板10においては、非貫通スルーホール14内に充填
されている樹脂13aの表面を適当な粗化面とすること
によって、この樹脂13aと、平面電極15となる銅メ
ッキ15aとの密着力が十分なものとなっていて、フラ
ットパッケージ等の表面実装用部品の実装あるいはワイ
ヤーボンディング上の問題が無い多層プリント配線板1
0とすることができるのである。
線板10においては、非貫通スルーホール14内に充填
されている樹脂13aの表面を適当な粗化面とすること
によって、この樹脂13aと、平面電極15となる銅メ
ッキ15aとの密着力が十分なものとなっていて、フラ
ットパッケージ等の表面実装用部品の実装あるいはワイ
ヤーボンディング上の問題が無い多層プリント配線板1
0とすることができるのである。
【0018】
【実施例】次に、本発明を実施例によって説明する。
【0019】実施例1ガラスエポキシ銅張積層板の所定
位置に直径0.3 mmの穴をドリルによって穴明し、公知
の化学銅メッキおよび電気銅メッキによって全面に銅メ
ッキを施した後、内層の導体回路22となる所定形状の
パターンをエッチングにより基板の片側に形成し、内周
壁にスルーホールメッキ14aが形成され非貫通スルー
ホール14となるスルーホールを有するプリント配線板
(外層基板11)を得る。次に、この外層基板11およ
び、他の層の導体回路23となるべく予じめ所望のパタ
ーンを形成した内層基板12を、第二の絶縁層32とな
るガラスエポキシプリプレグ13を介して積層し、加
熱、加圧して多層板を得る。(このとき、外層基板11
のスルーホール内はプリプレグ13を構成していた樹脂
13aで完全に充填されていて、これにより外層基板1
1のスルーホールは非貫通スルーホール14となってい
る。)
位置に直径0.3 mmの穴をドリルによって穴明し、公知
の化学銅メッキおよび電気銅メッキによって全面に銅メ
ッキを施した後、内層の導体回路22となる所定形状の
パターンをエッチングにより基板の片側に形成し、内周
壁にスルーホールメッキ14aが形成され非貫通スルー
ホール14となるスルーホールを有するプリント配線板
(外層基板11)を得る。次に、この外層基板11およ
び、他の層の導体回路23となるべく予じめ所望のパタ
ーンを形成した内層基板12を、第二の絶縁層32とな
るガラスエポキシプリプレグ13を介して積層し、加
熱、加圧して多層板を得る。(このとき、外層基板11
のスルーホール内はプリプレグ13を構成していた樹脂
13aで完全に充填されていて、これにより外層基板1
1のスルーホールは非貫通スルーホール14となってい
る。)
【0020】以上のようにして得られた多層板に、所望
のスルーホール16となる孔をドリルによって穴明した
後、外層基板11のスルーホールから流れ出した余分な
樹脂13aおよび穴ばりを、ベルトサンダー研摩によっ
て除去する。その後、外層基板11のスルーホールに充
填された樹脂13aの表面を、液体ホーニングによって
粗面化する。次に、化学銅メッキおよび電気銅メッキを
施して、各外層基板11上の外層の導体回路21及び平
面電極15となるべき金属メッキ(銅メッキ15a)を
外層基板11上に形成する(図1参照)。その後、この
金属メッキ(銅メッキ15a)に対してエッチング処理
を施すことによって、所定の外層の導体回路21と、非
貫通スルーホール14上の平面電極15とを形成して、
本発明に係る6層の多層プリント配線板10を得る。
のスルーホール16となる孔をドリルによって穴明した
後、外層基板11のスルーホールから流れ出した余分な
樹脂13aおよび穴ばりを、ベルトサンダー研摩によっ
て除去する。その後、外層基板11のスルーホールに充
填された樹脂13aの表面を、液体ホーニングによって
粗面化する。次に、化学銅メッキおよび電気銅メッキを
施して、各外層基板11上の外層の導体回路21及び平
面電極15となるべき金属メッキ(銅メッキ15a)を
外層基板11上に形成する(図1参照)。その後、この
金属メッキ(銅メッキ15a)に対してエッチング処理
を施すことによって、所定の外層の導体回路21と、非
貫通スルーホール14上の平面電極15とを形成して、
本発明に係る6層の多層プリント配線板10を得る。
【0021】実施例2ガラスポリイミド銅張積層板の所
定位置に直径0.25mmの穴をドリルによって穴明し、公
知の化学銅メッキによって全面に銅メッキを15μm厚付
けした後に、内層の導体回路22となる所定形状のパタ
ーンをテンティング法によって基板の片側に形成し、内
周壁にスルーホールメッキ14aが形成され非貫通スル
ーホール14となるスルーホールを有するプリント配線
板(外層基板11)を得る。次に、この外層基板11お
よび、他の層の導体回路23となる予じめ所望パターン
を形成した内層基板12を、第二の絶縁層32となるガ
ラスポリイミドプリプレグ13を介して積層し、加熱、
加圧して多層板を得る。(このとき、外層基板11のス
ルーホール内は、プリプレグ13の樹脂13aで完全に
充填されている。)次に、所望の位置に直径1.0 mmの
スルーホール16となる孔をドリルによって穴明した
後、外層基板11の非貫通スルーホール14から流れ出
した余分な樹脂13aおよび穴ばりを、ベルトサンダー
研摩によって除去する。その後、過マンガン酸塩処理を
行って、非貫通スルーホール14に充填された樹脂13
aの表面を粗面化した後、実施例1と同様にして公知の
化学銅メッキおよび電気銅メッキを施し、その後、エッ
チング処理を施すことによって、外層基板11の非貫通
スルーホール14上の平面電極15および外層の導体回
路21を形成して本発明に係る6層の多層プリント配線
板10を得る。
定位置に直径0.25mmの穴をドリルによって穴明し、公
知の化学銅メッキによって全面に銅メッキを15μm厚付
けした後に、内層の導体回路22となる所定形状のパタ
ーンをテンティング法によって基板の片側に形成し、内
周壁にスルーホールメッキ14aが形成され非貫通スル
ーホール14となるスルーホールを有するプリント配線
板(外層基板11)を得る。次に、この外層基板11お
よび、他の層の導体回路23となる予じめ所望パターン
を形成した内層基板12を、第二の絶縁層32となるガ
ラスポリイミドプリプレグ13を介して積層し、加熱、
加圧して多層板を得る。(このとき、外層基板11のス
ルーホール内は、プリプレグ13の樹脂13aで完全に
充填されている。)次に、所望の位置に直径1.0 mmの
スルーホール16となる孔をドリルによって穴明した
後、外層基板11の非貫通スルーホール14から流れ出
した余分な樹脂13aおよび穴ばりを、ベルトサンダー
研摩によって除去する。その後、過マンガン酸塩処理を
行って、非貫通スルーホール14に充填された樹脂13
aの表面を粗面化した後、実施例1と同様にして公知の
化学銅メッキおよび電気銅メッキを施し、その後、エッ
チング処理を施すことによって、外層基板11の非貫通
スルーホール14上の平面電極15および外層の導体回
路21を形成して本発明に係る6層の多層プリント配線
板10を得る。
【0022】
【発明の効果】以上詳述した通り、本発明にあっては、
上記各実施例にて例示した如く、「外層の導体回路21
と、この外層の導体回路21の下層に配設された内層の
導体回路22と、この内層の導体回路22と前記外層の
導体回路21との間に狭設された第一の絶縁層31と、
前記内層の導体回路22のさらに下層に配設された他の
層の導体回路23と、この他の層の導体回路23と前記
内層の導体回路22との間に狭設された第二の絶縁層3
2とを備えた表面実装部品搭載用の多層プリント配線板
10であって、前記外層の導体回路21に形成された表
面実装部品接続用の平面電極15と、この平面電極15
の裏側に配設されると共にその内周壁にスルーホールメ
ッキ14aが形成され前記外層の導体回路21と前記内
層の導体回路22とを電気的に接続する非貫通スルーホ
ール14と、この非貫通スルーホール14に充填されて
前記平面電極15と粗化面にて密着された前記第二の絶
縁層32を構成する樹脂13aと、を備えた」ことにそ
の特徴があり、これにより、非貫通孔となる非貫通スル
ーホール14と、この上に形成した平面電極15との電
気的接続の安定性が高く、かつ平面電極15が非貫通ス
ルーホール14上に形成してあるにもかかわらず、その
形状が平坦でかつ面積が広いので部品実装あるいはボン
ディングワイヤーのための接続信頼性の高い多層プリン
ト配線板10を高密度でしかも設計の自由度を増加した
ものとして提供することができるのである。
上記各実施例にて例示した如く、「外層の導体回路21
と、この外層の導体回路21の下層に配設された内層の
導体回路22と、この内層の導体回路22と前記外層の
導体回路21との間に狭設された第一の絶縁層31と、
前記内層の導体回路22のさらに下層に配設された他の
層の導体回路23と、この他の層の導体回路23と前記
内層の導体回路22との間に狭設された第二の絶縁層3
2とを備えた表面実装部品搭載用の多層プリント配線板
10であって、前記外層の導体回路21に形成された表
面実装部品接続用の平面電極15と、この平面電極15
の裏側に配設されると共にその内周壁にスルーホールメ
ッキ14aが形成され前記外層の導体回路21と前記内
層の導体回路22とを電気的に接続する非貫通スルーホ
ール14と、この非貫通スルーホール14に充填されて
前記平面電極15と粗化面にて密着された前記第二の絶
縁層32を構成する樹脂13aと、を備えた」ことにそ
の特徴があり、これにより、非貫通孔となる非貫通スル
ーホール14と、この上に形成した平面電極15との電
気的接続の安定性が高く、かつ平面電極15が非貫通ス
ルーホール14上に形成してあるにもかかわらず、その
形状が平坦でかつ面積が広いので部品実装あるいはボン
ディングワイヤーのための接続信頼性の高い多層プリン
ト配線板10を高密度でしかも設計の自由度を増加した
ものとして提供することができるのである。
【図1】 本発明に係る多層プリント配線板の部分拡大
断面図である。
断面図である。
【図2】 スルーホールを有するプリント配線板をプリ
プレグによって一体化する直前の状態を示す部分拡大断
面図である。
プレグによって一体化する直前の状態を示す部分拡大断
面図である。
【図3】 プリント配線板をプリプレグによって一体化
した後の状態を示す部分拡大断面図である。
した後の状態を示す部分拡大断面図である。
【図4】 ドリルまたはレーザーによって形成した従来
の多層プリント配線板における非貫通スルーホールを示
す部分拡大断面図である。
の多層プリント配線板における非貫通スルーホールを示
す部分拡大断面図である。
【図5】 従来の多層プリント配線板における非貫通ス
ルーホールの底部と次の層の導体との距離hを示す部分
拡大断面図である。
ルーホールの底部と次の層の導体との距離hを示す部分
拡大断面図である。
【図6】 従来の非貫通スルーホールを有した多層プリ
ント配線板の部分拡大断面図である。
ント配線板の部分拡大断面図である。
【図7】 図6に示した状態になる前の多層プリント配
線板の部分拡大断面図である。
線板の部分拡大断面図である。
10 多層プリント配線板 11 外層基板 12 内層基板 13 プリプレグ 13a 樹脂 14 非貫通スルーホール14a スルーホールメッキ 15 平面電極 15a 銅メッキ 16 スルーホール21 外層の導体回路 22 内層の導体回路 23 他の層の導体回路 31 第一の絶縁層 32 第二の絶縁層
Claims (1)
- 【請求項1】外層の導体回路と、この外層の導体回路の
下層に配設された内層の導体回路と、この内層の導体回
路と前記外層の導体回路との間に狭設された第一の絶縁
層と、前記内層の導体回路のさらに下層に配設された他
の層の導体回路と、この他の層の導体回路と前記内層の
導体回路との間に狭設された第二の絶縁層とを備えた表
面実装部品搭載用の多層プリント配線板であって、前記
外層の導体回路に形成された表面実装部品接続用の平面
電極と、この平面電極の裏側に配設されると共にその内
周壁にスルーホールメッキが形成され前記外層の導体回
路と前記内層の導体回路とを電気的に接続する非貫通ス
ルーホールと、この非貫通スルーホールに充填されて前
記平面電極と粗化面にて密着された前記第二の絶縁層を
構成する樹脂と、を備えたことを特徴とする表面実装部
品搭載用の多層プリント配線板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4073763A JPH0682929B2 (ja) | 1992-03-30 | 1992-03-30 | 表面実装部品搭載用の多層プリント配線板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4073763A JPH0682929B2 (ja) | 1992-03-30 | 1992-03-30 | 表面実装部品搭載用の多層プリント配線板 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61243989A Division JPH0614592B2 (ja) | 1986-10-13 | 1986-10-13 | 多層プリント配線板の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0582977A JPH0582977A (ja) | 1993-04-02 |
| JPH0682929B2 true JPH0682929B2 (ja) | 1994-10-19 |
Family
ID=13527590
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4073763A Expired - Lifetime JPH0682929B2 (ja) | 1992-03-30 | 1992-03-30 | 表面実装部品搭載用の多層プリント配線板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0682929B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US11160361B2 (en) | 2019-06-28 | 2021-11-02 | Koninklijke Philips N.V. | Brush head assembly |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007180399A (ja) * | 2005-12-28 | 2007-07-12 | Dowa Holdings Co Ltd | 金属−セラミックス回路基板およびその製造方法 |
Family Cites Families (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51147763A (en) * | 1975-06-14 | 1976-12-18 | Fujitsu Ltd | Method of making resistors and capacitors |
| JPS55130127A (en) * | 1979-03-30 | 1980-10-08 | Matsushita Electric Industrial Co Ltd | Printed capacitor and method of fabricating same |
| JPS5739076A (en) * | 1980-08-20 | 1982-03-04 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Arc welding machine |
| JPS5948996A (ja) * | 1982-09-13 | 1984-03-21 | 日本電気株式会社 | 多層プリント配線板およびその製造方法 |
| JPS5949720A (ja) * | 1982-09-14 | 1984-03-22 | 吉村 理一 | 便所の敷紙付腰すえ器具 |
| JPS59165495A (ja) * | 1983-03-11 | 1984-09-18 | 株式会社日立製作所 | 印刷配線板の製造法 |
| JPS59175796A (ja) * | 1983-03-25 | 1984-10-04 | 日本電気株式会社 | 多層印刷配線板の製造方法 |
| JPS60119771U (ja) * | 1983-10-31 | 1985-08-13 | 関西日本電気株式会社 | 混成集積回路基板 |
-
1992
- 1992-03-30 JP JP4073763A patent/JPH0682929B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US11160361B2 (en) | 2019-06-28 | 2021-11-02 | Koninklijke Philips N.V. | Brush head assembly |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0582977A (ja) | 1993-04-02 |
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