JPH0683177U - レーザ加工装置 - Google Patents

レーザ加工装置

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JPH0683177U
JPH0683177U JP023544U JP2354493U JPH0683177U JP H0683177 U JPH0683177 U JP H0683177U JP 023544 U JP023544 U JP 023544U JP 2354493 U JP2354493 U JP 2354493U JP H0683177 U JPH0683177 U JP H0683177U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 吹き付けたパウダの回収、再利用を図ること
にある。 【構成】 パウダを吹き付けて溶接を行なうレーザ加工
機3にて、被加工材WへレーザビームLBを照射すると
共にアシストガスを噴出するノズル本体15と、ガスの
噴射によりパウダを噴射させるガスおよびパウダ供給ノ
ズルと、パウダを吸引回収するパウダ回収ノズル35
と、このパウダ回収ノズル35によりパウダを回収する
集塵手段33と、回収されたパウダとスパッタ、ヒュー
ム等に分離するパウダ精選手段41と、このパウダ精選
手段41により集積したパウダを前記ガスおよびパウダ
供給ノズル27に供給する供給手段25と、を備えてな
ることを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、レーザ加工装置に係り、更に詳細には、溶接パウダを回収して再 利用する装置を備えたレーザ加工装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、レーザ加工機で肉盛溶接を行なう場合は、溶接母材とほぼ同一の材質の パウダ(粉体)を吹き付けながら、レーザビームでパウダと母材を溶融して溶接 が行なわれている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上述した従来のレーザ加工機で肉盛溶接すると、肉盛されるパウダ は吹き付けられる量の20〜30%で、それ以外は被加工材の周囲に飛び散って しまい、この飛び散ったパウダは回収して再利用はしていない。このため、資源 の無駄使いとなると共に、飛散したパウダにより加工性能が低下し、集光レンズ 等に疵が付くという問題があった。
【0004】 この考案の目的は、上記問題点を改善するために、吹き付けたパウダの回収、 再利用を図ったレーザ加工装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、この考案は、パウダを吹き付けて溶接を行なうレ ーザ加工機にして、被加工材へレーザビームを照射すると共にアシストガスを噴 出させるノズル本体と、ガスの噴射によりパウダを噴射させるガスおよびパウダ 供給ノズルと、パウダを吸引回収するパウダ回収ノズルと、このパウダ回収ノズ ルよりパウダを回収する集塵手段と、回収されたパウダをスパッタ、ヒューム等 に分離するパウダ精選手段と、このパウダ精選手段により集積したパウダを前記 ガスおよびパウダ供給ノズルに供給する供給手段と、を備えてレーザ加工装置を 構成した。
【0006】
【作用】
この考案のレーザ加工装置を採用することにより、パウダを吹き付けて溶接す る際に発生した余分のパウダは、パウダ回収ノズルにて吸引され集塵手段に集め られる。そして、集塵手段よりパウダ精選手段を経てパウダは分離集積され、こ の回収されたパウダを供給手段によりガスおよびパウダ供給ノズルに供給してレ ーザ加工が施される。このため、パウダの再利用ができ、パウダの歩留りの向上 が図られる。
【0007】
【実施例】
以下、この考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
【0008】 図1を参照するに、レーザ加工装置1はレーザ加工機3とワークテーブル5と パウダ処理設備7とから構成されている。なお、レーザ加工機3とワークテーブ ル5は公知の構成のものであるため詳細な図示と説明を省略する。
【0009】 レーザ加工機3は、図示を省略したがレーザ発振器、制御装置とを有し、前記 ワークテーブル5の上方には、上部水平アーム9が設けられ、この上部水平アー ム9に取付けられたレーザ加工ヘッド11の下端にレーザヘッド装置13が取付 けられている。なお、前記ワークテーブル5上に被加工材Wを支持し移動を行な うワーククランプ手段(図示省略)を有している。
【0010】 前記レーザヘッド装置13は、図2に詳細が示されているごとく、筒状のノズ ル本体15を有している。このノズル本体15の内部には集光レンズ17がシー ル部材19によりシールされて装着されていて、レーザビームLBは集光レンズ 17を通りノズル本体15の先端部に形成された噴孔21より被加工材Wに照射 される。また、ノズル本体15の側面に設けたガス供給口23よりアシストガス が供給され噴孔21より被加工材Wに対して噴出するようになっている。
【0011】 前記ノズル本体15の外周部には供給手段25を構成する一部材である円筒ノ ズル形状のガスおよびパウダ供給ノズル27が設けられていて、先端部にガスお よびパウダ噴孔29が形成され、ガスおよびパウダ供給ノズル27の上部近傍に はガスおよびパウダ供給口31が設けられている。このガスおよびパウダ供給口 31には後述するパウダ処理設備7のパウダ供給管が接続されている。
【0012】 更に、ガスおよびパウダ供給ノズル27の外周部には集塵手段33を構成する 一部材である円筒ノズル形状のパウダ回収ノズル35が設けられている。このパ ウダ回収ノズル35の先端部にはパウダ回収口37が形成され、パウダ回収ノズ ル35の上部近傍にはパウダ吸引口39が設けられている。このパウダ吸引口3 9には後述するパウダ処理設備7のパウダ吸引管が接続されている。
【0013】 上記構成により、レーザ発振器から発振されたレーザビームLBは、ノズル本 体15内の集光レンズ17により集光され被加工材Wに照射される。そして、集 光レンズ17とノズル本体15の噴孔21との間に設けたガス供給口23よりシ ールドガスが供給され、噴孔21よりレーザビームLBと共にシールドガスを噴 射し、集光レンズ17の保護と溶接部の酸化を防止している。
【0014】 シールドガスとパウダは後述する供給装置25よりガスおよびパウダ供給ノズ ル27のパウダ供給口31よりシールドガスに運ばれてパウダが供給される。そ して、パウダはレーザビームLBの集光点に集中するように、ガスおよびパウダ 噴孔29より噴射される。
【0015】 後述する集塵手段33によりパウダ回収ノズル35のパウダ回収口37まわり のエアーが吸い込まれることにより、パウダも巻き込み吸引されると共に溶接に より発生したヒュームおよびスパッタ等も吸引される。
【0016】 再び、図1に参照するに、パウダ処理設備7は、レーザ加工機3に隣接して設 けられ、集塵手段33と供給手段25とパウダ精選手段41とで構成されている 。
【0017】 集塵手段33は、前述したパウダ回収ノズル35と、このパウダ回収ノズル3 5のパウダ吸引口39に接続されたパウダ吸引管43と、このパウダ吸引管43 を接続した集塵機45とで構成されている。また、この集塵機45は前記ワーク テーブル5の下面に設けたパウダ吸引部材47とパウダ吸引管49を介して接続 されている。
【0018】 前記集塵機45は、図3に詳細が示されているごとく、市販されている公知の 構成のものがある。概略構成としては、箱体51の側面に吸引口53が設けられ 、この吸引口53に前記パウダ吸引管43、49が接続されている。そして、箱 体51の下部にバケット55が収納され、箱体51の前面にバケット取出用のバ ケット扉57が設けられている。
【0019】 箱体51の中央部にはフイルタ59が設けられ、このフイルタ59の上部には 自動逆洗作動用モータ61により作動する逆洗機構63と、モータ65により回 転するフアン67が設けられている。また、前記箱体51の天板には清浄となっ たエアーの排出する清浄空気出口69が設けられている。なお、符号71は制御 用の押ボタンとか電磁スイッチ等の電気制御部材である。
【0020】 上記構成により、図3の図中に太い矢印で示されているように、吸引口53よ り流入したパウダ、スパッタ、ヒューム等が混入したエアーは集塵機45のフイ ルタ59を通り、エアーとパウダ、スパッタ、ヒュームに分離される。
【0021】 パウダ精選手段41は、前述した集塵機45と下面に接続されていて、パウダ 精選手段41としては、図4に示されている分級機73で構成され、この分級機 73は市販されている公知の構成のものがあり、概略構成としては、ハウジング 75の上面に粉体投入口77が設けられ、この粉体投入口77は前述した集塵機 45の下面に接続され、バケット55より落下した粗粉が流入する。
【0022】 前記ハウジング75の内部には回転軸79に支承された分散羽根81を備えた 分級ロータ83とバランスロータ85が設けられ、回転軸79の片端にはプーリ 87が固着され、図示を省略したが駆動源より回転伝達部材を介してプーリ87 は回転される。また、前記ハウジング75の上部空間に粗体取り出し口89が設 けられ、ハウジング75の下部外周には渦巻ケーシング91が設けられ、この渦 巻ケーシング91内にパウダである微粉が集積される。なお、符号93は分級ロ ータ83およびバランスロータ85に一体的に設けられた分散円板であり、符号 95は分級羽根、符号97は補助羽根である。
【0023】 上記構成により、集塵機45にて集められたパウダ、スパッタ、ヒューム等は バケット55を経て大型の粉塵が取り除かれて分級機73の粉体投入口77へ落 下する。そして、分級機73を作動せしめると、分級ロータ83およびバランス ロータ85が回転し、図4の図中に太い矢印で示されているように、分散羽根8 1、分級羽根95、補助羽根97等により粗粉と微粉パウダとに分級される。
【0024】 次に、供給手段25は、再び図1を参照するに、前述した分級機73の渦巻ケ ーシング91内に集積されたパウダは図示を省略したが渦巻ケーシング91に設 けたパウダ取り出し口より管路99を介してパウダ供給装置101に流入される 。なお、パウダ供給装置101は市販品であり例えばブロック等で構成されてい るものであり、アシストガスと共にパウダを吹き出すもので、一般公知の構成の ため詳細な図示と説明を省略する。
【0025】 パウダ供給装置101の出側には、前記ガスおよびパウダ供給ノズル27のガ スおよびパウダ供給口31に連通するパウダ供給管103が接続されている。
【0026】 上記構成により、分級機73により分級されたパウダは管路99を経てパウダ 供給装置101へ入り、アシストガスと共にパウダはパウダ供給管103を通っ て、ガスおよびパウダ供給ノズル27のガスおよびパウダ噴孔29より被加工材 Wの溶接部へ噴射される。
【0027】 上述したごとき構成と作用により、被加工材Wの溶接部へ噴射されたパウダは 、パウダ回収ノズル35により吸引回収され、集塵機45を介して分級機73に よりパウダとスパッタ、ヒューム等とに分離し、分離されたパウダはパウダ供給 装置101にてガスおよびパウダ供給ノズル27へ送られて、再び溶接面へ噴射 される。 このため、パウダの再使用が可能になると共に、パウダの歩留りの向 上を図ることができる。また、被加工材Wの上面に散乱したパウダと共にヒュー ム、スパッタ等が除去できるので、スパッタ等が集光レンズ17にはね上り、集 光レンズ17に疵を付けることなく、加工性能の向上を図ることができる。
【0028】 なお、この考案は、前述した実施例に限定されることなく、適宜な変更を行な うことにより、その他の態様で実施し得るものである。例えば、パウダ回収後に 精選装置を設けて再利用することも可能であり、また、本実施例では、ノズル本 体15にガスおよびパウダ供給ノズル27とパウダ回収ノズル35を一体的に設 けているが、ガス、パウダ供給ノズルおよびパウダ回収ノズルはノズル本体とは 別に配置可能である。更に、パウダが磁性材である時は磁力により吸着回収する 手段でも可能である。
【0029】
【考案の効果】
以上のごとき実施例の説明より理解されるように、この考案によれば実用新案 登録請求の範囲に記載されたとおりの構成であるから、ガス、パウダ、ノズルよ り噴出したパウダはパウダ回収ノズルより回収され、パウダ精選手段にて分離さ れたパウダを供給装置によりガスおよびパウダ供給ノズルに送り、再び被加工材 の溶接面へ噴出せしめる。このため、パウダの再利用ができ歩留りの向上を図る ことができる。また、ヒューム、スパッタ等もパウダと共に回収できるため、集 光レンズの保護ができると共に、加工性能の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案のレーザ加工機とワークテーブルとパ
ウダ処理設備を示す概略構成説明図である。
【図2】この考案のレーザビームノズル装置を示す断面
説明図である。
【図3】この考案の集塵機を示す一部断面にした斜視説
明図である。
【図4】この考案の分級機を示す断面説明図である。
【符号の説明】
1 レーザ加工装置 3 レーザ加工機 15 ノズル本体(ノズル) 25 供給装置 27 ガス、パウダ供給ノズル 33 集塵装置 35 パウダ回収ノズル 41 分級装置 W 被加工材 LB レーザビーム

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パウダを吹き付けて溶接を行うレーザ加
    工機にして、被加工材へレーザビームを照射すると共に
    アシストガスを噴出させるノズル本体と、ガスの噴射に
    よりパウダを噴射させるガスおよびパウダ供給ノズル
    と、パウダを吸引回収するパウダ回収ノズルと、このパ
    ウダ回収ノズルによりパウダを回収する集塵手段と、回
    収されたパウダをスパッタ、ヒューム等に分離するパウ
    ダ精選手段と、このパウダ精選手段より集積したパウダ
    を前記ガスおよびパウダ供給ノズルに供給する供給手段
    とを備えてなることを特徴とするレーザ加工装置。
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