JPH0683330A - 自動ピアノのペダル駆動装置 - Google Patents

自動ピアノのペダル駆動装置

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JPH0683330A
JPH0683330A JP23249292A JP23249292A JPH0683330A JP H0683330 A JPH0683330 A JP H0683330A JP 23249292 A JP23249292 A JP 23249292A JP 23249292 A JP23249292 A JP 23249292A JP H0683330 A JPH0683330 A JP H0683330A
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solenoid
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pedal
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Jun Yamamoto
潤 山本
Shinya Koseki
信也 小関
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Yamaha Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 実装が極めて簡単にでき、保守が容易であ
り、さらにミュート機構および突上棒移動量検出センサ
を内蔵した自動ピアノのペダル駆動装置を提供。 【構成】 プランジャシャフト10aが貫通したソレノ
イド10、固定ブロック15、グレイスケール16、ロ
ック用ソレノイド21、固定部材27が一体化され、1
つのユニットを構成している。そして、このユニット単
位で実装および保守を行う。したがって、実装および保
守が極めて簡単になる。また、上述のユニットにはグレ
イスケール16が設けられているので、ピアノの突上棒
3の移動量を簡単に検出できる。さらに、ロック用ソレ
ノイドと固定部材との組み合わせにより、外部にミュー
ト機構を設けることなく弱音演奏を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は演奏情報にしたがって
ピアノを自動的に演奏する自動ピアノに係わり、特に、
ペダルを自動的に駆動するペダル駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、順次供給される演奏デー
タに従って楽曲を自動的に再生する自動ピアノが開発さ
れている。この自動ピアノは、演奏データに応じてキー
ソレノイドやペダルソレノイド等のアクチュエータを駆
動し、これによりキーやペダル等の操作子を動作させる
ようになっている。
【0003】このような、従来の自動ピアノに使用され
るペダル駆動装置は、アクチュエータがワイヤあるいは
フックを介して天秤棒を引き上げることにより、突上棒
を上昇させている。例えば、ワイヤを介して天秤棒を引
き上げるペダル駆動装置が、実開昭62ー142096
号公報に、フックを介して天秤棒を引き上げるペダル駆
動装置が、実開昭58ー118489号公報に各々提案
されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の自動ピアノのペダル駆動装置には次の問題があっ
た。 (1)弱音演奏を行いたい場合に、別途、ミュート機構が
必要となる。 (2)天秤棒をワイヤまたはフックで引き上げるため、ソ
レノイド本体を天秤棒の真上に配置しなければならず、
実装時の自由度が低い。 (3)突上棒の移動量を検出する検出するセンサを突上棒
あるいは天秤棒に設置する場合に、その都度、微妙な高
さ調整を必要とする。 (4)突上棒の運動を妨げない位置にアクチュエータを配
置しなければならず、実装上の制約が多い。 (5)保守性が悪い。
【0005】この発明はこのような事情を考慮してなさ
れたもので、その目的は、実装が極めて簡単にでき、保
守が容易であり、さらにミュート機構および突上棒移動
量検出センサを内蔵した自動ピアノのペダル駆動装置を
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、プランジャ
シャフトが摺動自在に貫通したソレノイドと、プランジ
ャシャフトの一端部に取り付けられた固定ブロックと、
この固定ブロック又はプランジャシャフトに対向配置さ
れ、上記プランジャシャフトの移動量を検出するシャフ
ト移動量検出手段と、ソレノイド本体に対向配置された
ロック用ソレノイドと、ロック用ソレノイドに連結され
て上記プランジャシャフトと略直交方向に駆動され、固
定ブロックを所定位置で固定する固定部材とを具備し、
プランジャシャフト一端をピアノの突上棒の下端に当接
させ、前記プランジャシャフトの他端を天秤棒に当接さ
せてピアノにセットするものである。
【0007】
【作用】この発明によれば、プランジャシャフトが貫通
したソレノイドと、固定ブロックと、シャフト移動量検
出手段と、ロック用ソレノイドと、固定部材がソレノイ
ド近傍に集合した構成をなしている。したがって、実装
および保守が極めて簡単になる。また、シャフト移動量
検出手段が設けられているので、ピアノの突上棒の移動
量を簡単に検出することができる。さらに、ロック用ソ
レノイドと固定部材とを備えているので、外部にミュー
ト機構を設けることなく弱音演奏を行うことができる。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照しこの発明の一実施例につ
いて説明する。図1(A),(B)は同実施例によるペ
ダル駆動装置の構成を示す正面図および右側面図、図2
は同ペダル駆動装置をピアノに取り付けたところを示す
図である。これらの図において、符号10はソレノイド
であり、内部に励磁コイルが設けられ、この励磁コイル
の中央部にプランジャが摺動自在に配置されている。こ
のプランジャは円筒形に形成され、中央の孔内にプラン
ジャシャフト10aが貫通している。また、該プランジ
ャシャフト10aはプランジャに固定されている。
【0011】ソレノイド10の上面には軸受け10b
が、また、下面には軸受け10cが各々取り付けられて
いる。これらの軸受け10bはプランジャシャフト10
aを、10cはプランジャを各々摺動自在に受けるもの
で、軸受け内面とプランジャシャフト10aがプランジ
ャの外面との間のクリアランスを調整できるようになっ
ている。
【0012】プランジャシャフト10aの上端部には袋
ナット11が螺合されている。この袋ナット11はプラ
ンジャシャフト10aの長さを調整するためのもので、
対向する2箇所にすり割り11aを有するめねじが形成
され、締め付けスプリング12で該すり割り部を締め付
けてプランジャシャフト10aにねじ止め固定するよう
になっている。また、貫通孔11bは、中にドライバー
等を挿入し、袋ナット11を廻すための孔である。この
袋ナット11の頂部にはゴム製のキャップ13が挿入さ
れており、このキャップ13がピアノの突上棒3の下端
に当接される。
【0013】プランジャシャフト10aの上部であっ
て、上述した袋ナット11の僅か下方には、略立方体状
の固定ブロック15が取り付けられている。この固定ブ
ロック15は、図3に示すように、右側面に凹部15a
が形成され、また、左側面には突起15bが形成されて
いる。この突起15bには、図1に示すようにグレイス
ケール16が取り付けられている。このグレイスケール
16はプランジャシャフト10aの移動量を検出するた
めのもので、長手方向に沿って透光量が逐次変化する。
また、このグレイスケール16を臨んでフォトインタラ
プタ17が配置されている。このフォトインタラプタ1
7はブラケット18に取り付けられ、このブラケット1
8がソレノイド10のヨークに取り付けられている。そ
して、フォトインタラプタ17がグレイスケール16へ
光を照射し、その光の透過率からプランジャシャフト1
0aの位置が検出される。
【0014】一方、固定ブロック15の右方には、ミュ
ートロック機構20が設けられている。このミュートロ
ック機構20の詳細を図4に示し、また、同図における
E−E’線視断面図を図5に示す。これらの図におい
て、21はロック用ソレノイド、22はソレノイド21
のヨーク、23はプランジャ、24はプランジャ23を
後方(図5で左方)へ付勢するスプリング、25はコイ
ルボビン、26はコイル、27はプランジャ23の先端
に取り付けられた固定部材である。この固定部材27は
略直方体状をなし、中央よりやや上部に段部27aが形
成され、固定ブロック15の凹部15a内に挿入自在に
配置されている。28は上述したソレノイド21が取り
付けられたブラケットであり、ソレノイド10のヨーク
に固定されている(図1参照)。29は廻り止めピンで
あり、ブラケット28の上端に取り付けられ、固定ブロ
ック15の凹部15aと摺動自在に嵌合されている。こ
の廻り止めピン29はプランジャシャフト10aの回転
を防ぐためのものである。
【0015】次に、プランジャシャフト10aの下端に
はゴムカバー31が被着され、このゴムカバー31が天
秤棒2の左端2bに当接している。これにより、ノイズ
の発生を防いでいる。そして、上述した構成によるペダ
ル駆動装置が、図2に示すように、ピアノの側板Sに取
り付けられたブラケット33に、ソレノイド10の側面
において取り付けられている。なお、上述したペダル駆
動装置は、図1(B)に示すように、ラウドペダルとソ
フトペダルに各々対応して2個設けられ、かつ、図に示
すように、ソレノイド10のヨークを共通にして連結さ
れている。
【0016】次に、上述したペダル駆動装置の動作を説
明する。まず、自動演奏を行わない場合、ソレノイド1
0およびロック用ソレノイド21の励磁電流は通電しな
い。このとき、スプリング24により、固定部材27は
固定ブロック15と係合せず、固定ブロック15の上下
動を妨げない状態となる。そして、演奏者がペダルを踏
み込むと、天秤棒2の左端2bが上昇し、これにより、
プランジャシャフト10aが上昇し、突上棒3が上昇す
る。
【0017】次に、自動演奏を行う場合、演奏データに
応じてソレノイド10が励磁される。すると、プランジ
ャシャフト10aが上方に駆動され、突上棒3が上昇す
る。また、天秤棒も自重で揺動し、ペダル踏込状態と同
様の状態になる。次に、例えば弱音演奏を行う場合、ソ
フトペダル側のソレノイド10を一旦励磁した後、ロッ
ク用ソレノイド21を励磁する。すると、固定部材27
が固定ブロック側へ突出し、その段部27aが固定ブロ
ック15の下面に当接する(図1参照)。これにより、
以後、ソレノイド10およびロック用ソレノイド21の
励磁電流をオフとしても固定部材27と固定ブロック1
5との係合は自重によって保持されるので、プランジャ
シャフト10aが最下部まで落ちず、弱音演奏状態が連
続して保持される。なお、ラウドペダル側のソレノイド
21に同様の制御をすれば、ハーフペダル状態(ダンパ
が弦に接触する状態)を連続的に維持することができ
る。なお、固定ブロック15及びロック用ソレノイド2
1は、ソレノイド10の下側に設けても良い。また、グ
レースケールも、プランジャシャフト10aの下側に設
けても良く、固定ブロック15と別体に設けても良い。
さらに、ラウドペダルとソフトペダル両者用ソレノイド
10のヨークは別体に設けても良い。この場合は、相互
の干渉防止に好適である。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、次の効果を得ることができる。
【0019】(1)ハーフペダル状態を連続して維持する
ことが可能であり、弱音演奏等を行なう制御対象として
好適である。 (2)構造が簡略かつ小型であり、製造原価も低減でき
る。 (3)シャフト移動量検出手段を有しているので、演奏情
報記録のためのセンサを別途設ける必要がない。 (4)天秤棒と突上棒との間に挿入するだけでよく、実装
および保守が極めて簡単である。 (5)実装時の調整が従来のものに比較してはるかに簡単
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明における一実施例のペダル駆動装置の
構成を示す正面図および右側面図である。
【図2】 本発明における一実施例のペダル駆動装置を
ピアノに取り付けたところを示す図である。
【図3】 本発明における一実施例の略立方体状の固定
ブロック15の横断面図である。
【図4】 本発明における一実施例のミュートロック機
構20の詳細図である。
【図5】 図4のE−E’線視断面図である。
【符号の説明】
2……天秤棒、2b……他端、3……突状棒、10……
ソレノイド、10a……プランジャシャフト、15……
固定ブロック、16……グレイスケール、17……フォ
トインタラプタ、20……シャフトロック機構、21…
…ロック用ソレノイド、23……プランジャ、24……
スプリング、27……固定部材、27a……段部、S…
…側板。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プランジャシャフトが摺動自在に貫通し
    たソレノイドと、 前記プランジャシャフトの一端側に取り付けられた固定
    ブロックと、 前記固定ブロック又はプランジャシャフトに対向配置さ
    れ、上記プランジャシャフトの移動量を検出するシャフ
    ト移動量検出手段と、 前記ソレノイド本体に対向配置されたロック用ソレノイ
    ドと、 前記ロック用ソレノイドに連結されて上記プランジャシ
    ャフトと略直交方向に駆動され、前記固定ブロックを所
    定位置で固定する固定部材とを具備し、 前記プランジャシャフト一端をピアノの突上棒の下端に
    当接させ、前記プランジャシャフトの他端を天秤棒に当
    接させることを特徴とする自動ピアノのペダル駆動装
    置。
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