JPH0683638B2 - 合成チューイングガムベース中の低脂肪ココアパウダー - Google Patents

合成チューイングガムベース中の低脂肪ココアパウダー

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JPH0683638B2
JPH0683638B2 JP3256781A JP25678191A JPH0683638B2 JP H0683638 B2 JPH0683638 B2 JP H0683638B2 JP 3256781 A JP3256781 A JP 3256781A JP 25678191 A JP25678191 A JP 25678191A JP H0683638 B2 JPH0683638 B2 JP H0683638B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、チューイングガムベー
ス及びそれにより製造されたチューイングガムの分野、
特に合成チューイングガムベースの分野に関する。
【0002】
【従来の技術】本出願の出願人に譲渡された米国特許第
4,889,727 号には、少量のココアパウダーをベース又は
該ベースが使用されているチューイングガムに添加する
ことを含む合成チューイングガムベースに対する改良が
記載されている。
【0003】合成チューイングガムベース中のココアパ
ウダーの好ましい量が、ガムベースに対して約0.3 〜2.
4 重量%であることが述べられている。この低い量にお
いては、ココアパウダーはガムベースにチョコレートフ
レーバーを供さない。それにもかかわらず、この低い量
のココアパウダーの存在が、合成ガムベースの味が天然
ガムベースの味に似るように、合成ガムベースの全体的
な香りに影響を与えることが報告されている。
【0004】合成チューイングガムベースの、天然ガム
ベースに似た味にするための香りの改良は、チューイン
グガム製造業者が、チューイングガムの香りの特徴に著
しい変化を来すことなく、天然ベースから合成ガムベー
スに転向できるという利点をもたらす。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】残念ながら、ココアパ
ウダーのガムベースへの添加には、工場規模において、
ある種の問題がある。特に、ガムベースを製造する場
合、典型的にはGood Manufacturing Practice に従い、
ナイロン80メッシュスクリーン(180ミクロン) を通して
濾過し、不純物を減少させる。製造中に、ココアパウダ
ーを直接ガムベースに添加すると、精製スクリーンを閉
塞することが見出された。これは、ココアパウダーが使
用される仕様が、200 メッシュスクリーン(74 ミクロ
ン) を99.5%が通る粒径であることに鑑みれば、驚くべ
きことである。言い換えれば、ココアパウダーの粒子
は、80メッシュスクリーンを通るはずである。
【0006】
【課題を解決するための手段】簡潔に言えば、本発明の
一つの特徴は、実質的に天然ゴム生産物を含まない合成
非チョコレートフレーバーチューイングガムベースにあ
る。ガムベースは、約10〜約30重量%の合成エラストマ
ー、約20重量%〜約70重量%の合成樹脂、及び約0.3 %
〜約2.4 %のココアパウダーを含む。本発明によれば、
ココアパウダーは、約1 %未満の脂肪含有量を有する。
【0007】本発明の別の特徴は、実質的に天然ゴム生
産物を含まない合成非チョコレートフレーバーチューイ
ングガムベースの製造方法にある。この方法は、約10〜
約30重量%の合成エラストマー、約20重量%〜約70重量
%の合成樹脂、及び約0.3 %〜約2.4 %のココアパウダ
ーを混合する工程を含む。本発明によれば、該ココアパ
ウダーは、約1%未満の脂肪含有量を有する。
【0008】本発明において、低脂肪ココアパウダーを
使用すると、ガムベースは精製スクリーンに閉塞しない
点で有利であることが見出された。従って、米国特許第
4,889,727 号に記載された利点は、合成チューイングガ
ムベースの製造工程を変更することなく達成しうる。
【0009】特記しない限り、「パーセント」の用語及
び「%」の記号は、チューイングガムベースに対する重
量%を表す。
【0010】本発明、並びに並記した目的及び利点は、
下記の好ましい実施態様の詳細な記載を参照することに
より良く理解されるであろう。
【0011】一般的に、チューイングガムベースは、エ
ラストマーと樹脂の組み合わせを、可塑剤及び無機充填
剤と共に含む。本発明によると、チューイングガムベー
スは、実質的に天然ゴム生産物を含まず、合成エラスト
マー、合成樹脂、及び少量のココアパウダーを含む。本
発明の特徴である方法において、ココアパウダーはガム
ベース製造中に他の成分に添加される。
【0012】本発明の好ましい実施態様の詳細の多く
は、上記の米国特許第4,889,727 号( 「'727特許」と記
す) に記載されているものと同様である。従って、'727
特許の全記載は本明細書に参考文献として挿入される。
【0013】本発明に使用されるココアパウダーは、コ
コアパウダーの脂肪含有量が約1 %未満である限り、種
々のタイプのものでありうる。脂肪が1 %未満のオラン
ダ加工のココアパウダーが好ましい。最も好ましいの
は、ココアパウダーの脂肪含有量が約0.4 %未満のもの
である。
【0014】最も好ましいのは、SHOMAKERにより、"Oly
mpus" (登録商標)の商標で市販されている低 脂肪コ
コアパウダーである。
【0015】合成ガムベースに添加されるココアパウダ
ーの量は、チューイングガムベースの約0.3 〜約2.4 重
量%であるべきである。'727特許に記載したように、こ
の範囲は重要であることが見出された。特に、ココアパ
ウダーの量を、チョコレートフレーバーが検出されるレ
ベル未満に保つことが重要である。また、香りの改良が
検出されるのに充分なココアパウダーを添加することも
重要である。好ましくは、ココアパウダーの量は、約0.
3 〜1.5 %、最も好ましくは約0.6 〜約1.5 %である。
【0016】'727特許に記載したように、合成エラスト
マーは、ポリイソプレン、ポリイソブチレン、イソブチ
レン−イソプレンコポリマー、スチレンブタジエンゴム
等である。特に、ポリイソプレン、ポリイソブチレン及
びイソブチレンイソプレンコポリマーが好ましく、該コ
ポリマーが最も好ましい。Exxon Corp. から"Butyl rub
ber"の商標で市販されているコポリマーは、最も好まし
い実施態様における使用に適している。
【0017】ガムベースに使用される合成エラストマー
の量は、選択される特定のエラストマー及び最終ガムベ
ースに望まれる物理的性質に依存して、約10〜約20
%の範囲で変動しうる。例えば、粘度、軟化点及び伸び
率が変化しうる。ブチルゴムを使用する場合には、約1
0〜約20%、そして最も好ましくは約12%含ませる
のが好ましい。
【0018】合成樹脂には、ポリビニルアセテート、ポ
リエチレン、エステルゴム類(グリセリンの樹脂エステ
ル)、及びポリテルペン類が含まれる。'727特許に述べ
たように、ポリテルペン類、ポリエチレン及びポリビニ
ルアセテートが好ましく、ポリビニルアセテートとポリ
テルペン類の組み合わせが最も好ましい。MONSANTOか
ら"Gelva" の商標で得られるポリビニルアセテートが、
最も好ましい実施態様において使用するポリビニルアセ
テートとして適している。HERCULESから"Piccolytye"の
商標で得られるポリテルペンが、最も好ましい実施態様
において使用するのに適している。
【0019】使用する合成樹脂の量は、選択される特定
の樹脂及び最終ガムベースに望まれる物理的性質に依存
して変化しうる。
【0020】好ましくは、本発明の合成ガムベースは、
脂肪、油、ワックス及びそれらの混合物から選択される
可塑剤を含む。脂肪及び油には、獣脂、水素化及び部分
的水素化植物油、及びココアバターが含まれうる。一般
的に使用されるワックスウには、パラフィン、微結晶性
及び天然ワックス、例えば蜜ロウ及びカルナウバロウが
含まれる。最も好ましい実施態様においては、パラフィ
ンワックス、部分的に水素化した植物油及びグリセリン
モノステアレートの混合物が使用される。
【0021】使用される可塑剤の量は、約10〜約40%の
範囲で変化しうる。最も好ましい実施態様においては、
全可塑剤が、約13%のパライフィンワックス及び約2 %
の綿実油及び約6 %のグリセリンモノステアレートを含
む。
【0022】好ましくは、ガムベースは、充填剤成分を
も含む。充填剤成分は、好ましくは炭酸カルシウム、炭
酸マグネシウム、タルク、リン酸二カルシウム等からな
る群より選ばれる。充填剤は、ガムベースの約5 〜約60
%を構成する。好ましくは、充填剤は、ガムベースの約
5 〜約50重量%含まれる。本発明のガムベースはさら
に、所望の成分、例えば酸化防止剤、着色剤及び乳化剤
を含んでもよい。
【0023】これらのガムベースの成分は、慣用方法に
より配合しうる。特に、合成エラストマー、合成樹脂、
可塑剤、充填剤、及びココアパウダーは混合容器に添加
されうる。これらの成分は、典型的には104.4〜121.1
°C(220 〜250 °F ) に加熱することにより軟化し、そ
の後、該温度にて、均一なものが保証されるに充分な時
間、典型的には1 〜2 時間混合する。
【0024】その後、溶融したベースを、約60メッシュ
(250ミクロン) 〜約100 メッシュ(150ミクロン) のナイ
ロンメッシュフィルタースクリーンを通して汲み上げ
る。好ましくは80メッシュ(180ミクロン) のナイロンフ
ィルターが使用される。濾過の間、溶融ベース体を約10
1.7 〜121.1 °C (約215 〜250 °F ) の温度に保持す
る。合成ベースのためには、1回の、Good Manufacturi
ng Practicesによる濾過工程のみで汚染粒子を除去でき
る。
【0025】濾過後、ベースをスラブ又はペレットに成
形することができ、これをチューイングガムの製造に使
用する前に冷却する。さもなければ、溶融したベースを
直接チューイングガムの製造に使用することもできる。
【0026】別の実施態様によれば、予めブレンドした
特定のココアパウダーリッチベースを、ベースを含有す
る非ココアパウダーとの次段階の配合に使用するために
製造し、チューイングガムに使用される最終的なベース
において所望のレベルを達成する。このココアパウダー
リッチプレブレンドは、好ましくは約10〜約50重量%の
ココアパウダーが予めブレンドされている。
【0027】典型的には、ガムベースは、ガムの約5 〜
約95重量%を構成する。より好ましくは不溶性のガムベ
ースが、ガムの10〜50重量%、最も好ましくは約20〜約
35重量%を構成する。
【0028】'727特許によると、チューイングガム成分
の残りは、本発明においては重要でないことがわかる。
即ち、本発明のチューイングガムベースは、慣用のチュ
ーイングガムの配合に慣用の方法により導入される。
【0029】一般的に、チューイングガム組成物は、典
型的には、水溶性バルク部、水不溶性の噛めるガムベー
ス部、及び水不溶性の着香剤を含む。水溶性部には、着
香剤が噛んでいる間の時間をかけて消散する。ガムベー
ス部は、噛むことにより口中で延びる。
【0030】チューイングガムの水溶性部は、さらに、
軟化剤、甘味料、着香剤及びそれらの組み合わせを含
む。軟化剤は、噛みやすさ及びガムの口中の触感を最適
にするために添加される。可塑剤としても当該技術分野
で知られている軟化剤は、チューイングガムの約0.5 〜
約15.0重量%を構成する。本発明により意図されている
軟化剤には、グリセリン、レシチン、及びそれらの組み
合わせが含まれる。さらに、水溶性の甘味料、例えばソ
ルビトール、水素化デンプン加水分解物、コーンシロッ
プ及びそれらの組み合わせも、ガムの軟化剤及び結合剤
として使用しうる。好ましくは、チューイングガムは約
1 %のグリセリンを含む。
【0031】糖である甘味料には、通常、チューイング
ガム技術分野で一般的に知られている成分を含むサッカ
ライドが含まれ、これらの非限定的な例としては、ショ
糖、グルコース、デキストロース、デキストリン、乾燥
転化糖、フルクトース、レブロース、ガラクトース、コ
ーンシロップ固体糖の単独のもの、又はそれらの組み合
わせが含まれる。好ましい実施態様においては、水溶性
甘味料部は、最終チューイングガムの約50%の糖、約10
%のデキストロースモノヒドレート、及び約17%のコー
ンシロップである。
【0032】別の実施態様において、本発明は、シュガ
ーレスチューイングガムにおいて利用されうる。通常、
シュガーレスチューイングガムは、甘味性を示す成分を
含むが、一般的に知られている糖を含まず、限定はされ
ないが、高性能甘味料及び/又は糖アルコールを含む。
適する高性能の甘味料には、アスパルテーム、アリタテ
ーム(alitame) 、アセスルフェーム(acesulfame)の塩、
サッカリン及びその塩、シクラミン酸及びその塩、グリ
シルリジン、スクラロース(sucralose) 、タウマチン(t
haumatin) 、モネリン(monellin)、並びにそれらの組み
合わせが含まれる。適する糖アルコールには、ソルビト
ール、マンニトール、キシリトール、水素化デンプン加
水分解物、マルチトール等、並びにそれらの組み合わせ
が含まれる。好ましくは、本発明の実施態様のシュガー
レスガムは、高性能甘味料と糖アルコールの組み合わ
せ、さらに好ましくはアスパルテームとソルビトールの
組み合わせを含む。
【0033】着香剤は、典型的には、ガムの約0.1 〜約
10.0重量%、好ましくは約0.5 〜約3.0 重量%の量でチ
ューイングガム中に存在する。着香剤は、精油、合成香
料、又はそれらの混合物を含んでいてもよい。限定され
ないが、油は植物及び果実由来のもの、例えば柑橘系
油、果実エッセンス、ペパーミント油、スペアミント
油、クローブ油、ウインターグリーン、アニス等の油で
ありうる。人工着香成分も、意図されている。当該技術
分野の技術者は、天然及び人工の香料を感覚的に許容し
うるいかなる組み合わせで配合することもできることを
理解するであろう。チョコレートフレーバーガムを製造
するものを除き、全ての香り又は配合した香りは、本発
明の意図するところである。
【0034】任意の成分、例えば着色剤、乳化剤及び薬
剤をチューイングガムに添加してもよい。一般的に、チ
ューイングガムは種々のチューイングガム成分を、当該
技術分野で知られている市販のミキサーに加えることに
より製造される。成分を完全に混合した後、ガム混合物
をミキサーにかけ、例えばシートに圧延すること、棒状
に切断すること、チャンクに押し出すこと、又はペレッ
トに注型することにより所望の形態に成形する。
【0035】一般的に、該成分は、最初にガムベースを
溶融し、これを運転しているミキサーに添加することに
より混合される。該ベースも、ミキサー自体の中で溶融
する。着色剤又は乳化剤は、同時に添加してもよい。グ
リセリンのような軟化剤は、シロップ及びバルク剤の一
部と共に添加してもよい。バルク剤の他の分は、後にミ
キサーに添加しても良い。本発明の2回コーティングし
た甘味料は、最後のバルク剤及び香料を添加した後に添
加するのが好ましい。
【0036】典型的には、全混合操作は、5 〜15分間で
行われるが、より長い混合時間が要求されることもあ
る。当該技術分野の技術者は、上記方法の多くの変形が
行われうることを理解するであろう。
【0037】
【実施例】
【0038】下記に示される実施例は、本発明の特徴を
説明するために提供されるものである。従って、これら
の実施例は添付した請求の範囲により定められる本発明
の範囲を限定するものではない。 実施例1〜3及び比較実施例4,5及び6 予めブレンドした6つのガムベースのバッチを下記の重
量%の下記の成分について製造した。
【0039】 1&4 2 3&5 6 ポリビニルアセテート 20.2 17.6 16.2 13.5 パラフィンロウ 9.0 7.8 7.2 6.0 合成ゴム 9.8 8.4 7.8 6.5 テルペン樹脂 19.5 16.9 15.6 13.0 炭酸カルシウム 9.0 7.8 7.2 6.0 グリセリンモノステアレート 3.8 3.2 3.0 2.5 脂肪 2.3 2.0 1.8 1.5 レシチン 1.4 1.3 1.2 1.0 ココアパウダー 25.0 35.0 40.0 50.0 実施例1、2及び3で用いたココアパウダー粉末は、
“Shoemaker Olympus ”(登録商標)のココアパウダー
アルカリ化タイプA-7である。比較実施例4,5,6 で用い
たココアパウダーは、脂肪含有量が10〜12%のSudan Du
tch Cocoa である。実施例1〜5で製造したガムベース
は、全て80メッシュナイロンスクリーンで濾過され
た。実施例6で製造されたガムベースは濾過しなかっ
た。実施例4及び5ではスクリーンの目詰まりが深刻で
あり、該実施例のベースは使用し得ないものであったの
に対し、実施例1〜3のスクリーンの目詰まりがないこ
とは注目すべきことである。
【0040】いかなる特別な理論に拘束されることをも
望むものではないが、現在のところ、脂肪含有量が1%
未満のココアパウダーを用いることによる効果は、下記
のように説明されると考えられている。即ち、従来のコ
コアパウダーを用いた場合に起こるスクリーンの目詰ま
りは、ココアパウダーに存在する脂肪と、他のチューイ
ングガムベース成分とのある種のアグロメレーションに
起因するものであることである。これにより、ココアパ
ウダーが200メッシュのスクリーンを99.5%通るもの
である場合でさえ、スクリーンの目詰まりを生じる理由
が説明できる。このことが正しければ、約1 %未満の脂
肪を含むココアパウダーを使用することで問題を解決で
きるのである。上記本発明の理論の正確さとは無関係
に、低脂肪ココアパウダーを使用した場合にはスクリー
ンの目詰まりが見られないという有利な結果が見られ
る。従って、本発明の範囲は、上記理論に影響されるべ
きではない。 実施例1〜9及び比較実施例10 4つのチューイングガムベースのバッチを下記の重量%
の下記の成分について製造した。
【0041】 7 8 9 10 非ココアベース 20.266 20.376 20.41 20.395 実施例1のベース 0.384 実施例2のベース 0.274 実施例3のベース 0.240 実施例6のベース 0.255 糖 49.95 49.95 49.95 49.95 コーンシロップ 16.9 16.9 16.9 16.9 デキストロースモノヒドレート 10.2 10.2 10.2 10.2 水素化レシチン 0.3 0.3 0.3 0.3 グリセリン 1.0 1.0 1.0 1.0 アパルテーム 0.1 0.1 0.1 0.1 10%の塩溶液 0.1 0.1 0.1 0.1 スペアミント香料 0.8 0.8 0.8 0.8 実施例7〜12においては、実施例1〜3及び6により
予めブレンドした、適当な量のココアパウダーを含むベ
ースを、ココアパウダーを含まないこと以外は同じココ
アパウダー非含有ベースと共に使用した。実施例7〜9
のココアパウダー含有ベースの量は、最終ガム生成物
中、0.096 重量%のココアパウダーを提供することがで
きるように選択した。実施例10については、該量は、約
0.13%のココアパウダー量が達成されるように選択し
た。これらの実施例において製造したチューイングガム
を、一団の専門家により噛んで試験した。これらにより
製造された4つのチューイングガムの間に感じとれる違
いはなかった。 実施例11及び12 実施例12は、最も好ましい実施態様に従って行った。
実施例11は、わずかに劣る実施態様に従って行った。
両方の実施例において、ココアパウダーは最終的なガム
ベースに対して望ましい量で添加された。下記の配合の
ガムベースが製造された。
【0042】 これらのベースは、上記のように、80メッシュナイロ
ンスクリーンを通して濾過して、製造した。スクリーン
の目詰まりは認められなかった。
【0043】これらのベースを、下記の配合を有するペ
パーミントの香りのガムバッチの製造に使用した。 ベース 19.7 糖 55.2 コーンシロップ 12.7 デキストロースモノヒドレート 9.9 水素化レシチン 0.3 グリセリン 1.3 スペアミント香料 0.9 これらの実施例の両方において製造されたガムは、良好
な香り特性及び典型的な褐色の色彩を有していた。実施
例11のガムはわずかに濃色だった。
【0044】要約すると、本発明は、フィルターの目詰
まりという問題を生じることなく、合成チューイングガ
ムベースにココアパウダーを添加する効果を奏する。特
別な実施態様及び実施例を本明細書に記載したが、これ
は説明のために提供されるものであり、本発明はこれに
より限定されることはないことに留意すべきである。当
該技術分野における通常の技術者がなしうる範囲内の種
々の変更は、添付の特許請求の範囲により定められる本
発明及びその等価物の範囲に入ると考えられる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジェフリー エス フック アメリカ合衆国 イリノイ州 60465 パ ロスヒルズ サウス エイティファースト コート 10612

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 約10〜約30重量%の合成エラストマー、
    約20〜約70重量%の合成樹脂、及び約0.3 〜約2.4 %の
    ココアパウダーを含み、脂肪含有量が約1 %未満である
    ココアパウダーを用いる改良を加えた、実質的に天然ゴ
    ム生産物を含まない合成非チョコレートフレーバーチュ
    ーイングガムベース。
  2. 【請求項2】 ココアパウダーが約0.4 %未満の脂肪含
    有量を有する請求項1記載のガムベース。
  3. 【請求項3】 ココアパウダーが約0.6 〜約1.5 %の量
    で存在する請求項1記載のガムベース。
  4. 【請求項4】 約10〜約30重量%の合成エラストマー、
    約20重量%〜約70重量%の合成樹脂、及び約0.3 %〜約
    2.4 %のココアパウダーを混合する工程を含み、約1 %
    未満の脂肪含有量を有するココアパウダーを用いる改良
    を加えたことを特徴とする実質的に天然ゴム生産物を含
    まない合成非チョコレートフレーバーチューイングガム
    ベースの製造方法。
  5. 【請求項5】 ココアパウダーを添加した後に、チュー
    イングガムベースを濾過する請求項4記載の方法。
  6. 【請求項6】 250 ミクロン以下の孔径のスクリーンを
    通して、チューイングガムベースを濾過する請求項5記
    載の方法。
  7. 【請求項7】 150 ミクロン以下の孔径のスクリーンを
    通して、チューイングガムベースを濾過する請求項6記
    載の方法。
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