JPH0683684B2 - プラスチックケース - Google Patents

プラスチックケース

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JPH0683684B2
JPH0683684B2 JP62131255A JP13125587A JPH0683684B2 JP H0683684 B2 JPH0683684 B2 JP H0683684B2 JP 62131255 A JP62131255 A JP 62131255A JP 13125587 A JP13125587 A JP 13125587A JP H0683684 B2 JPH0683684 B2 JP H0683684B2
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JP
Japan
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rivet
wall
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hollow double
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隆弘 浜口
昭一 大熊
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Kyoraku Co Ltd
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Kyoraku Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、中空二重壁構造のプラスチックケースにおい
て、中空二重構造の構造壁に、バンド、ブラケット、ホ
ルダまたは台板等の他部材をその壁面の一方の面からリ
ベットで容易に、かつ確実強固に固着でき、しかも、他
部材を取付けたリベットによって外観性を全く損なうこ
とがないプラスチックケースに関するものである。
[従来の技術] 従来、中空二重壁構造のプラスチックケースにおいて
は、第6図に示すように、壁面AにリベットBが貫通す
る孔Cを穿孔し、収納物品等を固定するバンド等の他部
材をリベットBによって取付けたものが一般に用いられ
ている。
また、構造体に形成した突出体の穴部にリベットを挿入
して、その穴部内でリベットを膨張させて固着する構成
は、特開昭58−184310号公報に記載されている。
[発明が解決しようとする問題点] ところで、第6図に示すような中空中空二重壁構造のプ
ラスチックケースにおいては、バンドD等をリベットB
で固着する壁面Aの裏面が、対向している他方の壁面A1
で覆われているので、リベットBの挿入と固定操作は一
方の面からのみ行わなければならず、その作業が容易で
ないうえ、また、リベットBな単に一方の壁面Aにあけ
た孔Cに挿通して締め付けるのみであるから、十分な取
付強度が得られない欠点を有していたのである。
また、特開昭58−184310号公報に記載されているもので
は、構造体に形成した突出体の穴部内でリベットを膨張
させても、突出体に対する結合度が低く、十分な取付強
度を得ることはできない。
そこで、本発明は、かかる実状に鑑み、中空二重壁構造
のプラスチックケースにおいて、バンド、ブラケット、
ホルダまたは台板等の他部材を中空二重壁構造の構造壁
に、その壁面の一方の面からリベットで容易に、かつ確
実強固に固着でき、しかも、他部材を取付けたリベット
によって外観性が全く損なわれないプラスチックケース
を提供することを目的とするものである。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、その目的を達成するための技術的手段として
次のように構成した。
すなわち、その構成は、中空二重壁構造のプラスチック
ケースにおいて、中空二重壁構造の構成壁に、底部側の
周壁部分が薄肉でかつ開口部側の周壁部分が厚肉状をな
す深さ方向に周壁の肉厚が徐々に変化した底が閉じたリ
ベット凹部を形成し、このリベット凹部の閉じた底を中
空二重壁構造の対向壁に達して溶着し、上記リベット凹
部に、固着すべき他部材に嵌合したリベットの軸状部を
挿入するとともに、その軸状部をリベット凹部の周壁を
押し開くように拡開して壁面に他部材を固着してなるプ
ラスチックケースである。
[作用] 中空二重壁構造のプラスチックケースにおいて、中空二
重壁構造の構造壁に形成されたリベット凹部に挿入され
たリベットは、その軸状部を拡開してリベット凹部に固
着されるが、リベット凹部は底部側の周壁部分が薄肉で
かつ開口部側の周壁部分が厚肉状をなすように深さ方向
に周壁の肉厚が徐々に変化していて、そのリベットの軸
状部はリベット凹部の周壁を押し開くような状態を呈す
るので、リベット凹部の軸状部はリベット凹部の周壁に
強固に密着ないしは一部が互いに噛み合って、リベット
はリベット凹部に確実強固に固着される。そして、リベ
ット凹部は、底が閉じていてしかも中空二重壁構造の対
向壁に溶着されて一体化されているので、リベット凹部
の周壁が構造上安定し、その周壁とリベットとは緊密な
接合状態が保たれ、リベット凹部に対するリベットの取
付強度が大である。
さらに、リベット凹部は、上記のように、リベットの軸
状部と最終的に接しない底部側の周壁部分が薄肉に形成
され、開口部側の周壁部分が厚肉状に形成されているの
で、周壁とリベットとの緊密な接合を妨げることなく、
リベットの拡開が容易であり、リベット凹部に対してリ
ベットを確実強固に固着することが容易である。
また、中空二重壁構造の構成壁に他部材を取付けたリベ
ットの先端は、中空部内に納まって外部に出ないので、
プラスチックケースの外観性が損なわれない。
[実施例] 本発明の一実施例を図面について説明する。
第1図には中空二重壁構造のプラスチックケースを開い
た状態のケース本体1が示されており、第2図にはプラ
スチックケースの全体構造が示されている。上記プラス
チックケースは、第2図に示すように、ケース本体1と
開閉自在の蓋体2からなり、蓋体2はヒンジ3よりケー
ス本体1に対して開閉自在となっている。4は手提げハ
ンドル、5,5はラッチである。
上記ケース本体1内には、各種物品を収納する収納リセ
ス6が複数形成されており、各収納リセス6には、収納
物品を固定するためのバンド7が取付けられている。こ
のバンド7は、第3図に示すように、収納リセス6の底
面から上下面にかけて形成された凹溝8の底面部にリベ
ット9,9によって固着されており、バンド7の両端部は
互いに係止する係止面(マジックテープ)となってい
る。10は収納された物品である。
第4図および第5図には、前記バンド7の取付前と取付
後の取付構造の詳細が示されている。すなわち、ケース
本体1の収納リセス6の部分には凹溝8が形成されてお
り、その凹溝8の底面には、対向壁の方向に凹となるリ
ベット凹部11が形成されている。このリベット凹部11の
底は閉じており、リベット凹部11は、底部側の周壁部分
11aが薄肉でかつ開口部側の周壁部分11bが厚肉状をなす
ように深さ方向に周壁の肉厚が徐々に変化した形状であ
り、リベット凹部11の閉じた底は中空二重壁構造の対向
壁に達して溶着されている。バンド7を固着するリベッ
ト9は頭部9aおよび筒形の軸状部9bからなるものであっ
て、筒形の軸状部9bには先端に膨頭部12aを有する緊締
棒12が挿通されている。
このように構成された固着構造において、バンド7を固
着するには、バンド7にリベット9を嵌合し、リベット
凹部11に挿入する(第4図)。そして、緊締棒12を引き
抜く方向に強く引けば、リベット9の軸状部9bはその先
端部が緊締棒12の膨頭部12aによって圧迫されて膨張
し、リベット凹部11の周面を押し開くように、かつリベ
ット9の引き抜き方向と反対側に拡開する釣り鐘状とな
り、強く密着する状態となって固着される(第5図)。
なお、緊締棒12はリベット9の軸状部9b内で引張り切断
するが、緊締棒12全体を引き抜いて取り除いてもよい。
ところで、上記実施例において、リベット凹部11の底は
対向壁に溶着されて一体化されているので、リベット凹
部11の周壁が構造上安定し、その周壁とリベット9とは
緊密な接合状態を保ち、しかもリベット9を固着するリ
ベット凹部11は二重壁にわたっていてそれ自体の機械的
強度が大きく、したがってリベット9の取付強度が大で
ある。そのうえ、リベット凹部11の周壁に対して、リベ
ット9が前記のように釣り鐘状となっているので、両者
の接触面積が大きく、リベット9の固着状態が確実強固
である。さらに、リベット凹部11は、第4図に11aで示
すように、リベット9の軸状部9bと最終的に接しない底
部側の周壁部分11aが薄肉に形成され、開口部11b側の周
壁部分が厚肉状に形成されていることにより、周壁とリ
ベット9との緊密な接合を妨げることなく、前記のごと
きリベット9の拡開が容易である。したがって、リベッ
ト凹部11に対してリベット9を確実強固に固着すること
が容易にできるのである。
なお、上記実施例によれば、従来のように、ドリル等で
後加工して孔を穿孔する必要がないので、製造も容易で
あり、後加工によるバリ屑などが中空部に残存すること
もない。
次に本発明に係る固着構造による試験結果の一例を示
す。
試験に用いた中空二重壁構造のプラスチックケースのケ
ース本体1はブロー成形によって構成されたもので、第
2図に示すように、高さHが310mm,幅Lが310mm,厚さD
が70mm,平均肉厚が1.8mmの高密度ポリエチレン製であ
る。また第4図に示すように、その中空二重壁の間隔a
は13mm,リベット凹部11の幅bは4.8mm,深さcは10mmで
ある。バンド7はナイロン繊維を織った布で幅22mm,リ
ベット9はアルミニウム合金製である。
上記本発明に係る試験用成形品を10個用意し、バンド7
の一端を壁面と直角に引張って引張強度の試験を行った
結果、20.9〜26.2kgの荷重でバンド7は切れたが、リベ
ット9は全く抜けなかった。
比較例として、第6図に示したように、幅4.8mmの孔C
をドリルで穿孔する以外は同じ構成の試験用成形品10個
を用意し、同様に引張試験を行った結果、バンドDの引
張強度は5.8〜7.2kgの荷重で、リベットBが全て抜けて
しまった。
[発明の効果] 本発明よれば、次のような効果が得られる。
中空二重壁構造のプラスチックケースにおいて、中空二
重壁構造の構成壁に形成されたリベット凹部に挿入され
たリベットは、その軸状部を拡開してリベット凹部に固
着され、リベット凹部は底部側の周壁部分が薄肉でかつ
開口部側の周壁部分が厚肉状をなす深さ方向に周壁の肉
厚が徐々に変化していて、そのリベットの軸状部はリベ
ット凹部の周壁を押し開くような状態を呈するので、リ
ベット凹部の軸状部はリベット凹部の周壁に強固に密着
ないしは一部が互いに噛み合って、リベットはリベット
凹部に確実強固に固着される。
そして、リベット凹部は、底が閉じていてしかも中空二
重構造の対向壁に溶着されて一体化されているので、リ
ベット凹部の周壁が構造上安定し、その周壁とリベット
とは緊密な接合状態が保たれ、リベット凹部に対するリ
ベットの取付強度を大とすることができる。
さらに、リベット凹部は、リベットの軸状部と最終的に
接しない底部側の周壁部分が薄肉に形成され、開口部側
の周壁部分が厚肉状に形成されているので、周壁とリベ
ットとの緊密な接合を妨げることなく、リベットの拡開
が容易であり、リベット凹部に対してリベットを確実強
固に固着することが容易にできる。
また、中空二重壁構造の構成壁に他部材を取付けたリベ
ットの先端は、中空部内に納まって外部に出ないので、
プラスチックケースの外観性が損なわれることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るプラスチックケースを示し、ケー
スを開いた状態のケース本体の正面図、第2図はプラス
チックケースの全体斜視図、第3図はケース本体の収納
リセス部分の拡大斜視図、第4図および第5図はそれぞ
れ取付前と取付後のバンドの固着部分を示す断面図、第
6図は従来例を示すバンド固着部分の断面図である。 1……ケース本体、2……蓋体、6……収納リセス、7
……バンド、8……凹溝、9……リベット、11……リベ
ット凹部、11a……底部側の周壁部分、11b……開口部側
の周壁部分、12……緊締棒

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中空二重壁構造のプラスチックケースにお
    いて、中空二重壁構造の構成壁に、底部側の周壁部分が
    薄肉でかつ開口部側の周壁部分が厚肉状をなす深さ方向
    に周壁の肉厚が徐々に変化した底が閉じたリベット凹部
    を形成し、このリベット凹部の閉じた底を中空二重壁構
    造の対向壁に達して溶着し、上記リベット凹部に、固着
    すべき他部材に嵌合したリベットの軸状部を挿入すると
    ともに、その軸状部をリベット凹部の周壁を押し開くよ
    うに拡開して壁面に他部材を固着することを特徴とする
    プラスチックケース。
JP62131255A 1987-05-29 1987-05-29 プラスチックケース Expired - Fee Related JPH0683684B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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