JPH0683709B2 - X線断層撮影装置 - Google Patents
X線断層撮影装置Info
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- JPH0683709B2 JPH0683709B2 JP60191202A JP19120285A JPH0683709B2 JP H0683709 B2 JPH0683709 B2 JP H0683709B2 JP 60191202 A JP60191202 A JP 60191202A JP 19120285 A JP19120285 A JP 19120285A JP H0683709 B2 JPH0683709 B2 JP H0683709B2
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- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B6/00—Apparatus or devices for radiation diagnosis; Apparatus or devices for radiation diagnosis combined with radiation therapy equipment
- A61B6/02—Arrangements for diagnosis sequentially in different planes; Stereoscopic radiation diagnosis
- A61B6/03—Computed tomography [CT]
- A61B6/032—Transmission computed tomography [CT]
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y10S378/901—Computer tomography program or processor
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ファンビーム状の連続X線を用いた断層撮影
装置の改良に関するもので、とくにそのデータ収集手段
の改良に関する。
装置の改良に関するもので、とくにそのデータ収集手段
の改良に関する。
(従来の技術) ファンビーム状のX線を照射するX線源と、被検体を挟
んでこのX線源に対向する多チャネルX線検出器とを被
検体の周囲で回転させ、ファンビーム状のX線を被検体
の断面に沿って照射して、X線の透過強度の分布を表す
データを被検体の断面内の複数の方向で測定し、それら
のデータに基づいて被検体の断層像を再構成するX線断
層撮影装置において、X線透過データを収集する複数の
方法(以下ビュー方向という)は、被検体の周囲におけ
るX線源とX線検出器の回転の軌跡を等角度で分割した
方向に定められる。これらの方向は、X線がパルスX線
の場合はその照射のタイミングによって定められ、連続
X線の場合はX線透過データの収集のタイミングによっ
て定められる。
んでこのX線源に対向する多チャネルX線検出器とを被
検体の周囲で回転させ、ファンビーム状のX線を被検体
の断面に沿って照射して、X線の透過強度の分布を表す
データを被検体の断面内の複数の方向で測定し、それら
のデータに基づいて被検体の断層像を再構成するX線断
層撮影装置において、X線透過データを収集する複数の
方法(以下ビュー方向という)は、被検体の周囲におけ
るX線源とX線検出器の回転の軌跡を等角度で分割した
方向に定められる。これらの方向は、X線がパルスX線
の場合はその照射のタイミングによって定められ、連続
X線の場合はX線透過データの収集のタイミングによっ
て定められる。
被検体の断層像の再構成は、所定のビュー数に亘ってそ
れぞれ収集した多チャネルデータに基づいて行なわれ
る。その際、収集したデータの配列は、ファンビームX
線に対応した配列となるが、被検体の断層像の再構成
は、このようなデータ配列から直接行なう場合と、平行
ビームX線に対応したデータ配列に変換してから行なう
場合とがある。
れぞれ収集した多チャネルデータに基づいて行なわれ
る。その際、収集したデータの配列は、ファンビームX
線に対応した配列となるが、被検体の断層像の再構成
は、このようなデータ配列から直接行なう場合と、平行
ビームX線に対応したデータ配列に変換してから行なう
場合とがある。
再構成画像の分解能を高めるために、X線検出器を、そ
の中央チャネルが、回転の中心を通るX線に対して1/4
チャネルだけずれる配置(以下オフセットという)と
し、ビュー方向がほぼ反対になる角度でそれぞれ得られ
る、X線検出器の右半分と左半分の互いに対称的なチャ
ネルのデータ(以下対向ビューデータという)を組合せ
て再構成することが行なわれる。
の中央チャネルが、回転の中心を通るX線に対して1/4
チャネルだけずれる配置(以下オフセットという)と
し、ビュー方向がほぼ反対になる角度でそれぞれ得られ
る、X線検出器の右半分と左半分の互いに対称的なチャ
ネルのデータ(以下対向ビューデータという)を組合せ
て再構成することが行なわれる。
対向ビューデータの利用は、オフセット配置をとらない
X線検出器においても、データの二重性を積極的に活用
する場合に行なわれる。
X線検出器においても、データの二重性を積極的に活用
する場合に行なわれる。
(発明が解決しようとする問題点) このような従来のX線断層撮影装置においては、得られ
るX線透過データは、ファンビームX線に対応する配列
のデータなので、そのデータから被検体の断層像を直接
再構成するためには、複雑な演算を行なわなければなら
ない。これに対して、平行X線ビームに対応する配列の
データに変換した後の再構成は、演算が簡単にはなる
が、ファンビームデータを平行ビームデータに変換する
のに、データの並べ替えと補間のための余分な演算を必
要とする。また、そのような演算によるデータの劣化が
問題となる。
るX線透過データは、ファンビームX線に対応する配列
のデータなので、そのデータから被検体の断層像を直接
再構成するためには、複雑な演算を行なわなければなら
ない。これに対して、平行X線ビームに対応する配列の
データに変換した後の再構成は、演算が簡単にはなる
が、ファンビームデータを平行ビームデータに変換する
のに、データの並べ替えと補間のための余分な演算を必
要とする。また、そのような演算によるデータの劣化が
問題となる。
また、オフセットあるいは非オフセットのX線検出器に
おいて、対向ビューデータを利用する場合は、ファンビ
ームX線に対応するデータでは、全てのチャネルについ
て正確な対向データとして希望するデータは得られない
ので、対向ビューデータの利用は不完全なものとなり、
必ずしも満足な結果が得られない。
おいて、対向ビューデータを利用する場合は、ファンビ
ームX線に対応するデータでは、全てのチャネルについ
て正確な対向データとして希望するデータは得られない
ので、対向ビューデータの利用は不完全なものとなり、
必ずしも満足な結果が得られない。
そこで、本発明の主な目的は、このような従来の装置の
問題点を解決するX線断層撮影装置を提供することにあ
り、実質的に対向する対向ビューデータが実データで得
られるX線断層撮影装置を提供することにある。
問題点を解決するX線断層撮影装置を提供することにあ
り、実質的に対向する対向ビューデータが実データで得
られるX線断層撮影装置を提供することにある。
本発明のその次の目的は、平行ビームX線に対応するX
線透過データの実データが得られるX線断層撮影装置を
提供することにある。
線透過データの実データが得られるX線断層撮影装置を
提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 上記のような目的を達成する本発明は、ファンビーム状
の連続X線を照射するX線源と、被検体を挟んでこのX
線源に対向する多チャネルX線検出器とを被検体の周囲
で回転させ、ファンビーム状のX線を被検体の断面に沿
って照射して、X線の透過強度の分布を表すデータを被
検体の断面内の複数の方向で測定し、それらデータに基
づいて被検体の断層像を再構成するX線断層撮影装置に
おいて、X線検出器の各チャネルのX線透過データの収
集のタイミングについて特定の関係を規定したことを特
徴とする。
の連続X線を照射するX線源と、被検体を挟んでこのX
線源に対向する多チャネルX線検出器とを被検体の周囲
で回転させ、ファンビーム状のX線を被検体の断面に沿
って照射して、X線の透過強度の分布を表すデータを被
検体の断面内の複数の方向で測定し、それらデータに基
づいて被検体の断層像を再構成するX線断層撮影装置に
おいて、X線検出器の各チャネルのX線透過データの収
集のタイミングについて特定の関係を規定したことを特
徴とする。
(実施例) 本発明実施例のX線断層撮影装置の構成の略図を第1図
に示す。第1図において、ガントリ1には、X線源2と
多チャネルのX線検出器4が所定の位置関係で対向する
ように配置され、X線源2からX線検出器4にファンビ
ーム状の連続X線が照射されるようになっている。な
お、連続X線はリップルを含むものであってよい。X線
源2とX線検出器4の対向空間には、被検体3がテーブ
ル5に搭載されて送り込まれる。X線源2はX線源制御
装置6によって制御される。ガントリ1は、ガントリ・
テーブル制御装置7によって制御されて、X線源2とX
線検出器4の相対的な位置関係を保ったまま被検体3の
周囲を回転する。テーブル5はガントリ・テーブル制御
装置7によって制御されて、ガントリ1に対する被検体
3の位置ぎめを行なう。X線源制御装置6とガントリ・
テーブル制御装置7は、撮影制御装置8によって制御さ
れる。X線検出器4によって検出された多チャネルのX
線透過データは、データ収集装置9により、後に詳しく
説明する手法に従って収集され、ディジタルデータに変
換されてデータ処理装置10に与えられる。
に示す。第1図において、ガントリ1には、X線源2と
多チャネルのX線検出器4が所定の位置関係で対向する
ように配置され、X線源2からX線検出器4にファンビ
ーム状の連続X線が照射されるようになっている。な
お、連続X線はリップルを含むものであってよい。X線
源2とX線検出器4の対向空間には、被検体3がテーブ
ル5に搭載されて送り込まれる。X線源2はX線源制御
装置6によって制御される。ガントリ1は、ガントリ・
テーブル制御装置7によって制御されて、X線源2とX
線検出器4の相対的な位置関係を保ったまま被検体3の
周囲を回転する。テーブル5はガントリ・テーブル制御
装置7によって制御されて、ガントリ1に対する被検体
3の位置ぎめを行なう。X線源制御装置6とガントリ・
テーブル制御装置7は、撮影制御装置8によって制御さ
れる。X線検出器4によって検出された多チャネルのX
線透過データは、データ収集装置9により、後に詳しく
説明する手法に従って収集され、ディジタルデータに変
換されてデータ処理装置10に与えられる。
データ処理装置10は、与えられたデータを処理して被検
体3の断層像を再構成し、再構成画像を大容量記憶装置
11に記憶するとともに、画像表示装置12に表示し、必要
に応じて写真撮影装置13に断層像の写真撮影を行なわせ
る。また、データ処理装置10は、撮影制御装置8を管理
する。
体3の断層像を再構成し、再構成画像を大容量記憶装置
11に記憶するとともに、画像表示装置12に表示し、必要
に応じて写真撮影装置13に断層像の写真撮影を行なわせ
る。また、データ処理装置10は、撮影制御装置8を管理
する。
このような本発明実施例の装置は、X線検出器4とデー
タ収集装置9以外は、既知のX線断層撮影装置と概ね共
通する構成および機能を持っている。
タ収集装置9以外は、既知のX線断層撮影装置と概ね共
通する構成および機能を持っている。
さて、本発明実施例の特徴をなすデータ収集装置9の機
能について説明するが、まず予備的な事項から説明を開
始する。
能について説明するが、まず予備的な事項から説明を開
始する。
あるビューにおける、X線源2と被検体3とX線検出器
4の幾何学的関係を第2図に示す。第2図において、ガ
ントリの回転位置はX線源2の位置で表わす。すなわ
ち、ガントリは仮に定めた基準方向0→Sから中心Oの
まわりで反時計方向に角度φだけ回転して、ビュー角度
がφの状態にあり、中心OからLの距離にある焦点Fを
発したX線ビームが、中心Oからrの距離にある被検体
3のP点を通過してX線検出器4の1つのチャネルDに
入射している。焦点Fから見たチャネルDの角度はF→
0を基準としθである。角度θの符号は、反時計回りを
正とする。
4の幾何学的関係を第2図に示す。第2図において、ガ
ントリの回転位置はX線源2の位置で表わす。すなわ
ち、ガントリは仮に定めた基準方向0→Sから中心Oの
まわりで反時計方向に角度φだけ回転して、ビュー角度
がφの状態にあり、中心OからLの距離にある焦点Fを
発したX線ビームが、中心Oからrの距離にある被検体
3のP点を通過してX線検出器4の1つのチャネルDに
入射している。焦点Fから見たチャネルDの角度はF→
0を基準としθである。角度θの符号は、反時計回りを
正とする。
P点から、y軸に平行な半直線YをS→0の方向に引
き、この半直線Yに対してX線ビームの方向F→Pがな
す角度をεとすると、次式の関係が成立する。
き、この半直線Yに対してX線ビームの方向F→Pがな
す角度をεとすると、次式の関係が成立する。
r=Lsin θ ε=φ+θ (1) (1)式において、rはチャネルDの位置を表し、εは
そのチャネルに入射するX線ビームの角度を表す。
そのチャネルに入射するX線ビームの角度を表す。
θが負であるチャネルについて同様な幾何学的関係を示
せば第3図のようになる。第3図は、ビュー角度φ1
で、角度θ1(<0)のチャネルDにX線ビームを照射
して、被検体3に関するX線透過データを得ている状態
である。被検体3に関する同じデータは、被検体の同一
部分を逆方向に透過するX線によっても得られるので、
ビュー角度がφ2の位置で、絶対値がθ1と等しい正の
角度θ2のチャネルD′により、同じデータを得ること
ができる。この状態について、(1)式の関係を適用す
ると、 r=Lsin θ2 ε=φ2+θ2 となるが、ここで、 θ2=−θ1 φ2=φ1+π−(θ2−θ1) であるから、 r=−Lsin θ1 ε=φ1+θ1+π (2) となる。
せば第3図のようになる。第3図は、ビュー角度φ1
で、角度θ1(<0)のチャネルDにX線ビームを照射
して、被検体3に関するX線透過データを得ている状態
である。被検体3に関する同じデータは、被検体の同一
部分を逆方向に透過するX線によっても得られるので、
ビュー角度がφ2の位置で、絶対値がθ1と等しい正の
角度θ2のチャネルD′により、同じデータを得ること
ができる。この状態について、(1)式の関係を適用す
ると、 r=Lsin θ2 ε=φ2+θ2 となるが、ここで、 θ2=−θ1 φ2=φ1+π−(θ2−θ1) であるから、 r=−Lsin θ1 ε=φ1+θ1+π (2) となる。
これらの(2)式は、θが負の側のチャネルのデータ
は、θが正の側のチャネルのデータで表現できることを
示している。これを図によって示せば第4図のようにな
る。第4図は、ビュー角度φにおける各チャネルの位置
をε−r平面上の曲線aで示したものである。曲線aの
上半分はθが正の部分、下半分はθが負の部分である。
(2)式が与えるεは、θが負の部分の曲線をπだけ平
行移動することを表し、また(2)式のrは、θが負の
部分の曲線の符号を反転することを表している。これを
第4図で実行すると、曲線cが得られる。すなわち、曲
線aのθが負の部分は、θが正の領域の曲線cで表現で
きることになる。曲線aとcとは、1本の正弦曲線の一
部である。
は、θが正の側のチャネルのデータで表現できることを
示している。これを図によって示せば第4図のようにな
る。第4図は、ビュー角度φにおける各チャネルの位置
をε−r平面上の曲線aで示したものである。曲線aの
上半分はθが正の部分、下半分はθが負の部分である。
(2)式が与えるεは、θが負の部分の曲線をπだけ平
行移動することを表し、また(2)式のrは、θが負の
部分の曲線の符号を反転することを表している。これを
第4図で実行すると、曲線cが得られる。すなわち、曲
線aのθが負の部分は、θが正の領域の曲線cで表現で
きることになる。曲線aとcとは、1本の正弦曲線の一
部である。
このような関係が全てのビューについて成立するから、
全てのビューのチャネル位置はε−r平面のrの正の領
域だけで表現できる。
全てのビューのチャネル位置はε−r平面のrの正の領
域だけで表現できる。
これを図示したのが第5図である。第5図におけるε軸
に平行な複数の直線は、チャネルの目盛りである。実線
の目盛り同志および破線の目盛り同志の間隔は、それぞ
れθが正の側のチャネルピッチとθが負の側のチャネル
ピッチを表す。X線検出器が1/4オフセットタイプのも
のであるときは、実線の目盛りと破線の目盛りの間に1/
2ピッチのずれが生じる。右上がりのビュー曲線につい
ては、実線の目盛りとの交点が各チャネルデータの位置
であり、右下がりのビュー曲線については、破線の目盛
りとの交点が各チャネルデータの位置である。なお、X
線検出器が逆方向に1/4のオフセットがある場合は、実
線の目盛りと破線の目盛りは入替わる。また、X線検出
器が非オフセットタイプのものであるときは、実線の目
盛りと破線の目盛りは一致する。
に平行な複数の直線は、チャネルの目盛りである。実線
の目盛り同志および破線の目盛り同志の間隔は、それぞ
れθが正の側のチャネルピッチとθが負の側のチャネル
ピッチを表す。X線検出器が1/4オフセットタイプのも
のであるときは、実線の目盛りと破線の目盛りの間に1/
2ピッチのずれが生じる。右上がりのビュー曲線につい
ては、実線の目盛りとの交点が各チャネルデータの位置
であり、右下がりのビュー曲線については、破線の目盛
りとの交点が各チャネルデータの位置である。なお、X
線検出器が逆方向に1/4のオフセットがある場合は、実
線の目盛りと破線の目盛りは入替わる。また、X線検出
器が非オフセットタイプのものであるときは、実線の目
盛りと破線の目盛りは一致する。
さて、任意の指定した角度のチャネルがとれるとしたと
き、X線検出器のθの絶対値が等しくて符号が反対な一
対のチャネル(以下正確対称チャネルという)によっ
て、被検体の同一部分を互いに逆方向に通過するX線の
透過データ(以下正確対向ビューデータという)をそれ
ぞれとるためには、第6図のような関係が全てのチャネ
ルについて成立していなければならない。すなわち、X
線源2がFの位置にあるときに、チャネルθのデータを
とったとすると、そのビュー位置からちょうどπ+2θ
だけ回転したビュー位置F′で、チャネル−θのデータ
をとらなければならない。
き、X線検出器のθの絶対値が等しくて符号が反対な一
対のチャネル(以下正確対称チャネルという)によっ
て、被検体の同一部分を互いに逆方向に通過するX線の
透過データ(以下正確対向ビューデータという)をそれ
ぞれとるためには、第6図のような関係が全てのチャネ
ルについて成立していなければならない。すなわち、X
線源2がFの位置にあるときに、チャネルθのデータを
とったとすると、そのビュー位置からちょうどπ+2θ
だけ回転したビュー位置F′で、チャネル−θのデータ
をとらなければならない。
そのためには、ビュー角度の歩進のピッチ(以下ビュー
ピッチという)をΔφとしたとき、 (π+2θ)/Δφ が整数にならなければならないが、ビューピッチΔφが
一定という条件の下で、全てのチャネルのθについてそ
れを満足することは極めて困難である。
ピッチという)をΔφとしたとき、 (π+2θ)/Δφ が整数にならなければならないが、ビューピッチΔφが
一定という条件の下で、全てのチャネルのθについてそ
れを満足することは極めて困難である。
そこで、本発明においては、連続X線の場合のビュー位
置がチャネルデータの採取のタイミングによって決まる
ことに着目し、各チャネルのデータ採取のタイミング
を、被検体の周囲におけるX線源とX線検出器の回転の
軌跡をある一点を原点にして等角度Δφで分割した方向
に定めた公称ビューのデータ採取タイミングから、チャ
ネル角度に応じてずらすことにより、全てのチャネルに
ついて、完全な対向ビューデータあるいは所望の関係に
あるデータ対を採取するようにした。
置がチャネルデータの採取のタイミングによって決まる
ことに着目し、各チャネルのデータ採取のタイミング
を、被検体の周囲におけるX線源とX線検出器の回転の
軌跡をある一点を原点にして等角度Δφで分割した方向
に定めた公称ビューのデータ採取タイミングから、チャ
ネル角度に応じてずらすことにより、全てのチャネルに
ついて、完全な対向ビューデータあるいは所望の関係に
あるデータ対を採取するようにした。
すなわち、正確対称チャネルの一方のデータの採取のタ
イミングのずらし量をf(θ)、他方のデータの採取の
タイミングずらし量をh(θ)′とすると、 (π+2θ)/Δφ+{f(θ)−h(θ)}の値が整
数あるいは整数+所定の小数になるようにしたものであ
る。なお、タイミングのずらし量はビューピッチを単位
とする。
イミングのずらし量をf(θ)、他方のデータの採取の
タイミングずらし量をh(θ)′とすると、 (π+2θ)/Δφ+{f(θ)−h(θ)}の値が整
数あるいは整数+所定の小数になるようにしたものであ
る。なお、タイミングのずらし量はビューピッチを単位
とする。
これをさらに詳細に説明すれば次の通りである。以下の
説明では、X線検出器のチャネルに番号をつけ、これを
mとする。mはX線の焦点とガントリの回転中心を結ぶ
線の延長上にあるチャネル、あるいはそれに最も近いチ
ャネルが0で、そこからθが正の側では1,2,3…とな
り、θが負の側では,−1,−2,−3…となる。
説明では、X線検出器のチャネルに番号をつけ、これを
mとする。mはX線の焦点とガントリの回転中心を結ぶ
線の延長上にあるチャネル、あるいはそれに最も近いチ
ャネルが0で、そこからθが正の側では1,2,3…とな
り、θが負の側では,−1,−2,−3…となる。
X線源2が第6図のFにあるときにチャネルmのデータ
を採取したとし、このタイミングでのビュー角度を、ビ
ュー位置の原点を適当に選ぶことにより、 g(m)・Δφ とする。なお、g(m)はf(θ)と同様に、タイミン
グのずらしによるビュー位置の変化をビューピッチを単
位として表わしたものであり、チャネル番号mの関数で
ある。上記(1)式の関係から、 r=Lsin{Δθ(m+a)} ε=ε(m)=g(m)・Δφ+Δθ(m+a)(3) となる。
を採取したとし、このタイミングでのビュー角度を、ビ
ュー位置の原点を適当に選ぶことにより、 g(m)・Δφ とする。なお、g(m)はf(θ)と同様に、タイミン
グのずらしによるビュー位置の変化をビューピッチを単
位として表わしたものであり、チャネル番号mの関数で
ある。上記(1)式の関係から、 r=Lsin{Δθ(m+a)} ε=ε(m)=g(m)・Δφ+Δθ(m+a)(3) となる。
ただし、 L…X線焦点とガントリ回転中心の距離 Δφ…公称ビューのピッチ Δθ…チャネルピッチ a…Δθを単位とするX線検出器のオフセット量 (オフセット検出器の場合a=±1/4 非オフセット検出器の場合a=0または±1/2) なお、オフセット量は、チャネル番号0のチャネルの、
X線焦点と回転中心を結ぶ延長線からの変位として表わ
し、その極性はチャネル番号が正の方向を正とする。ま
た、チャネルの位置はチャネルの中心で代表する。
X線焦点と回転中心を結ぶ延長線からの変位として表わ
し、その極性はチャネル番号が正の方向を正とする。ま
た、チャネルの位置はチャネルの中心で代表する。
対称チャネルm′によって採取すべき対向データのε
は、 ε={ε(m)+ε(m+b)}/2 ={g(m)/2+g(m+b)/2}Δφ +Δθ(m+b/2+a) (4) となる。ここで、bの値は、オフセット検出器において
は1、非オフセット検出器においては0とする。なお、
これは、対称チャネルm′が、オフセット検出器におい
ては、mチャネルとm+1チャネルの中間の位置と対称
になる位置にあるものとし、非オフセット検出器におい
ては、mチャネルと対称な位置にあるものとしたためで
ある。
は、 ε={ε(m)+ε(m+b)}/2 ={g(m)/2+g(m+b)/2}Δφ +Δθ(m+b/2+a) (4) となる。ここで、bの値は、オフセット検出器において
は1、非オフセット検出器においては0とする。なお、
これは、対称チャネルm′が、オフセット検出器におい
ては、mチャネルとm+1チャネルの中間の位置と対称
になる位置にあるものとし、非オフセット検出器におい
ては、mチャネルと対称な位置にあるものとしたためで
ある。
そしてrは、 r=Lsin{Δθ(m+b/2+a)} (5) となる。
これら(4),(5)式から、対向データを採取するチ
ャネルm′の角度θとビュー角度φを求めると、 θ=−Δθ(m+b/2+a) φ=ε−π−θ ={g(m)/2+g(m+b)/2}Δφ +2Δθ(m+b/2+a)−π (6) となる。
ャネルm′の角度θとビュー角度φを求めると、 θ=−Δθ(m+b/2+a) φ=ε−π−θ ={g(m)/2+g(m+b)/2}Δφ +2Δθ(m+b/2+a)−π (6) となる。
対向データを採取するチャネルm′の番号は、オフセッ
ト検出器と非オフセット検出器の場合において、それぞ
れ次のようになる。
ト検出器と非オフセット検出器の場合において、それぞ
れ次のようになる。
オフセット検出器で a=1/4,b=1のとき、m′=−(m+1) a=−1/4,b=1のとき、m′=−m 非オフセット検出器で a=0,b=0のとき、m′=−m a=1/2,b=0のとき、m′=−(m+1) a=−1/2,b=0のとき、m′=−m+1 (6)式のようなビュー角度が、ビューピッチΔφの整
数倍だけ回転した公称ビューの位置から少しずれた位置
で得られるとすると、このときのビュー角度は φ=nΔφ+g(m′)Δφ (7) となる。ただし、nは整数である。
数倍だけ回転した公称ビューの位置から少しずれた位置
で得られるとすると、このときのビュー角度は φ=nΔφ+g(m′)Δφ (7) となる。ただし、nは整数である。
(7)式のφが(6)式のφに一致するべきであるか
ら、 Δg(m)+(2m+b+2a)Δθ/Δφ −n−π/Δφ=0(8) となるべきである。
ら、 Δg(m)+(2m+b+2a)Δθ/Δφ −n−π/Δφ=0(8) となるべきである。
ただし、 Δg(m)=g(m)/2+g(m+b)/2−g(m′) である。
(8)式において Δg(m)+(2m+b+2a)Δθ/Δφ −π/Δφ=g (9) とすると、このgの小数部が0にならなければならな
い。
い。
(9)式において、第3項は、ガントリの半回転の間の
公称ビュー数であって、予め分かっている一定値である
が、第2項は、チャネル番号mによって変化する。従っ
て、上記の要件を満足するためには、第1項のΔg
(m)をあるチャネル番号m0において第2項と第3項の
和の小数部分を打消すような値に選ぶとともに、その値
から第2項の変化に応じて変化させればよいことにな
る。第2項の変化分は、チャネル番号が一つ増すごとに
2Δθ/Δφとなるから、Δg(m)の変化分はそれを
打消すようにすればよい。
公称ビュー数であって、予め分かっている一定値である
が、第2項は、チャネル番号mによって変化する。従っ
て、上記の要件を満足するためには、第1項のΔg
(m)をあるチャネル番号m0において第2項と第3項の
和の小数部分を打消すような値に選ぶとともに、その値
から第2項の変化に応じて変化させればよいことにな
る。第2項の変化分は、チャネル番号が一つ増すごとに
2Δθ/Δφとなるから、Δg(m)の変化分はそれを
打消すようにすればよい。
Δg(m)は、対向ビューデータをとるそれぞれのタイ
ミングのずらし量の差であるから、この差が2Δθ/Δ
φになる範囲で、一方のタイミングと他方のタイミング
のずらし量の配分は任意である。すなわち、配分係数を
α,βとすると、α+β=2の条件で、それぞれのタイ
ミングずらし量をαΔθ/Δφ,βΔθ/Δφとしてよ
い。なお、ずらしの方向は互いに反対である。α,βい
ずれかを0にした場合は、一方のタイミングはずらさず
に他方のタイミングだけをずらすことになり、α=β=
1にした場合は、両方のタイミングずらし量を同じにす
ることになる。
ミングのずらし量の差であるから、この差が2Δθ/Δ
φになる範囲で、一方のタイミングと他方のタイミング
のずらし量の配分は任意である。すなわち、配分係数を
α,βとすると、α+β=2の条件で、それぞれのタイ
ミングずらし量をαΔθ/Δφ,βΔθ/Δφとしてよ
い。なお、ずらしの方向は互いに反対である。α,βい
ずれかを0にした場合は、一方のタイミングはずらさず
に他方のタイミングだけをずらすことになり、α=β=
1にした場合は、両方のタイミングずらし量を同じにす
ることになる。
このようなタイミングでデータをとったときのε−r平
面でのデータの並びを示せば、−1/4のオフセットの場
合に第7図のようになる。第7図において、(a)はタ
イミングずらしを行なわない場合のデータの並びであっ
て、本発明と対比するために挙げてある。(b)は一方
のタイミングだけをずらした場合であって、ここでは、
θが負の側のチャネルデータの採取のタイミングをずら
すことにより、それらのデータの配列を、θが正の側の
チャネルデータの配列曲線上に乗せている。これによっ
て、ファンビームX線に対応したデータ配列による完全
に組合せて利用できる対向ビューデータが実データで得
られる。(c)は、両方のタイミングを同じ量ずつずら
した場合であって、チャネルデータの配列は、元のそれ
ぞれのチャネルデータ配列曲線の中間の、r軸に平行な
直線上に乗る。これによって、平行ビームX線に対応し
たデータ配列であって、完全に組合せて利用できる対向
ビューデータが実データで得られる。なお、この場合、
チャネルデータの配列はr軸に平行でさえあればよいか
ら、対向ビューデータ採取のそれぞれのタイミングのず
らし量は、同じずつに定めた正負逆の値から一定値だけ
変化させたものでもよい。
面でのデータの並びを示せば、−1/4のオフセットの場
合に第7図のようになる。第7図において、(a)はタ
イミングずらしを行なわない場合のデータの並びであっ
て、本発明と対比するために挙げてある。(b)は一方
のタイミングだけをずらした場合であって、ここでは、
θが負の側のチャネルデータの採取のタイミングをずら
すことにより、それらのデータの配列を、θが正の側の
チャネルデータの配列曲線上に乗せている。これによっ
て、ファンビームX線に対応したデータ配列による完全
に組合せて利用できる対向ビューデータが実データで得
られる。(c)は、両方のタイミングを同じ量ずつずら
した場合であって、チャネルデータの配列は、元のそれ
ぞれのチャネルデータ配列曲線の中間の、r軸に平行な
直線上に乗る。これによって、平行ビームX線に対応し
たデータ配列であって、完全に組合せて利用できる対向
ビューデータが実データで得られる。なお、この場合、
チャネルデータの配列はr軸に平行でさえあればよいか
ら、対向ビューデータ採取のそれぞれのタイミングのず
らし量は、同じずつに定めた正負逆の値から一定値だけ
変化させたものでもよい。
第7図は、オフセット検出器の場合を示しているが、非
オフセット検出器の場合には、完全な二重データが実デ
ータで得られることは明らかである。
オフセット検出器の場合には、完全な二重データが実デ
ータで得られることは明らかである。
以上は、完全に対向ビューデータとして利用し得る場合
であるが、データ採取のタイミングを上記の条件から多
少変更することにより、中間のビューのデータを得るこ
とができる。すなわち、前記(9)式のgの小数部を0
にするのではなく0.5にすると、完全な対向データの代
りに、0.5ビューずれた対向データが得られるので、そ
の場合のε−r平面におけるデータの配列は、第8図の
ようになり、中間ビューのデータが得られる。第8図も
オフセット検出器の場合である。
であるが、データ採取のタイミングを上記の条件から多
少変更することにより、中間のビューのデータを得るこ
とができる。すなわち、前記(9)式のgの小数部を0
にするのではなく0.5にすると、完全な対向データの代
りに、0.5ビューずれた対向データが得られるので、そ
の場合のε−r平面におけるデータの配列は、第8図の
ようになり、中間ビューのデータが得られる。第8図も
オフセット検出器の場合である。
第7図(c)のような平行ビームX線に対応する配列の
データをとる場合の、各チャネルのデータの採取のタイ
ミングの一例を、第9図および第10図に示す。このうち
第9図は、ε−r平面上に示した場合であり、第10図
は、時間軸上に示したものである。
データをとる場合の、各チャネルのデータの採取のタイ
ミングの一例を、第9図および第10図に示す。このうち
第9図は、ε−r平面上に示した場合であり、第10図
は、時間軸上に示したものである。
第9図において、Viはタイミングずらしのないときのi
番目の公称ビューのチャネルデータの配列線であり、Vi
+1はその次の公称ビューの同様のチャネルデータの配
列線である。これら公称ビューの間の角度差は、Δφで
あるから、それらのデータ配列線のε方向の間隔はΔφ
である。一つの公称ビューのチャネルデータは、そのデ
ータ配列線上に同時に発生する。従って、各データ配列
線が各公称ビューにおける時間の原点となる。この時間
の原点から、各チャネルのデータの採取のタイミング
を、それぞれ矢印の長さに相当する時間だけずらし、r
軸に平行な線上に並ぶデータ群を採取する。ただし、Δ
φに相当する時間以上にずらすと、次の公称ビューVi+
1のデータの採取の時期に入りこむので、ずらし量の最
大値は、Δφに相当する時間を越えないようにする。こ
のため、採取されたデータの配列線は、所定数のチャネ
ルごとにr軸に平行な隣の線に切替わる。従って、一つ
の公称ビューの時間ずらしデータは、ビューピッチΔφ
で階段状に変化する配列線上に並ぶが、全ての公称ビュ
ーの時間ずらしデータが同様に配列されるので、全体と
しては互いに補いあって、全てのチャネルのデータがr
軸に平行な直線上に配列される。このようにして得られ
たデータ配列のビューピッチもΔφとなる。
番目の公称ビューのチャネルデータの配列線であり、Vi
+1はその次の公称ビューの同様のチャネルデータの配
列線である。これら公称ビューの間の角度差は、Δφで
あるから、それらのデータ配列線のε方向の間隔はΔφ
である。一つの公称ビューのチャネルデータは、そのデ
ータ配列線上に同時に発生する。従って、各データ配列
線が各公称ビューにおける時間の原点となる。この時間
の原点から、各チャネルのデータの採取のタイミング
を、それぞれ矢印の長さに相当する時間だけずらし、r
軸に平行な線上に並ぶデータ群を採取する。ただし、Δ
φに相当する時間以上にずらすと、次の公称ビューVi+
1のデータの採取の時期に入りこむので、ずらし量の最
大値は、Δφに相当する時間を越えないようにする。こ
のため、採取されたデータの配列線は、所定数のチャネ
ルごとにr軸に平行な隣の線に切替わる。従って、一つ
の公称ビューの時間ずらしデータは、ビューピッチΔφ
で階段状に変化する配列線上に並ぶが、全ての公称ビュ
ーの時間ずらしデータが同様に配列されるので、全体と
しては互いに補いあって、全てのチャネルのデータがr
軸に平行な直線上に配列される。このようにして得られ
たデータ配列のビューピッチもΔφとなる。
公称ビューViについての時間ずらしデータの採取のタイ
ミングを、時間軸上で示せば、第10図のようになる。第
10図において、(a)はチャネル1〜11のデータの採取
のタイミング、(b)はチャネル12〜22のデータ採取の
タイミング、(c)はチャネル23〜32のデータ採取のタ
イミング、(d)はチャネル33以降のデータの採取のタ
イミングである。隣接するチャネル間のデータ採取のタ
イミングの差はΔθ/Δφに相当する。時間ずらしの量
は、公称ビュー間の時間差を越えないようにするから、
公称ビュー間の時間差を越えるたびに、公称ビュー間の
時間差分だけ引戻されている。
ミングを、時間軸上で示せば、第10図のようになる。第
10図において、(a)はチャネル1〜11のデータの採取
のタイミング、(b)はチャネル12〜22のデータ採取の
タイミング、(c)はチャネル23〜32のデータ採取のタ
イミング、(d)はチャネル33以降のデータの採取のタ
イミングである。隣接するチャネル間のデータ採取のタ
イミングの差はΔθ/Δφに相当する。時間ずらしの量
は、公称ビュー間の時間差を越えないようにするから、
公称ビュー間の時間差を越えるたびに、公称ビュー間の
時間差分だけ引戻されている。
この場合、引戻しによるタイミングの重複が、チャネル
1〜32までは発生せず、チャネル33以降で発生してい
る。従って、このとき、データ収集装置中に例えばアナ
ログ・ディジタル変換器のように複数のチャネルのデー
タを1つの部分で時間を分けて逐次処理する部分があっ
て、その処理の時間的重複が許されない場合でも、その
逐次処理部分は32チャネルごとに1つでよい。以後この
逐次処理部分をアナログ・ディジタル変換器で代表させ
て説明する。その場合のチャネルデータのアナログ・デ
ィジタル変換の順序およびタイミングは、同図の(e)
のようになる。
1〜32までは発生せず、チャネル33以降で発生してい
る。従って、このとき、データ収集装置中に例えばアナ
ログ・ディジタル変換器のように複数のチャネルのデー
タを1つの部分で時間を分けて逐次処理する部分があっ
て、その処理の時間的重複が許されない場合でも、その
逐次処理部分は32チャネルごとに1つでよい。以後この
逐次処理部分をアナログ・ディジタル変換器で代表させ
て説明する。その場合のチャネルデータのアナログ・デ
ィジタル変換の順序およびタイミングは、同図の(e)
のようになる。
1つのアナログ・ディジタル変換器で、その動作速度が
許す範囲で、できるだけ多くのチャネルを担当させよう
とすれば、引戻しによる重複データの発生が、できるだ
け離れたチャネルで発生し、かつ、1つの公称ビュー時
間内に均等に分布するようにしなければならない。そこ
で、動作速度上許容できるアナログ・ディジタル変換器
のチャネルの最大の担当数nとしたとき、このnを越え
るまでは、引戻しによるタイミングの重複が生じないよ
うにしなければならない。そのためには、nと共通の約
数を持たない整数をpとすると、 Δθ/Δφ=p/n (10) とすればよい。すなわち、X線検出器のチャネルピッチ
Δθと、ビューピッチΔφを(10)式に従って定めれば
よい。なお、一般的に、隣接するチャネル間のタイミン
グ差を対向ビューデータのそれぞれについてαΔθ/Δ
φおよびβΔθ/Δφとしたときは、 αΔθ/Δφ=p1/n βΔθ/Δφ=p2/n (11) とする。
許す範囲で、できるだけ多くのチャネルを担当させよう
とすれば、引戻しによる重複データの発生が、できるだ
け離れたチャネルで発生し、かつ、1つの公称ビュー時
間内に均等に分布するようにしなければならない。そこ
で、動作速度上許容できるアナログ・ディジタル変換器
のチャネルの最大の担当数nとしたとき、このnを越え
るまでは、引戻しによるタイミングの重複が生じないよ
うにしなければならない。そのためには、nと共通の約
数を持たない整数をpとすると、 Δθ/Δφ=p/n (10) とすればよい。すなわち、X線検出器のチャネルピッチ
Δθと、ビューピッチΔφを(10)式に従って定めれば
よい。なお、一般的に、隣接するチャネル間のタイミン
グ差を対向ビューデータのそれぞれについてαΔθ/Δ
φおよびβΔθ/Δφとしたときは、 αΔθ/Δφ=p1/n βΔθ/Δφ=p2/n (11) とする。
以上のようなチャネルデータの採取は、データ収集装置
9により、データ処理装置10からの制御の下に行なわれ
るが、このようなデータ収集装置9の機能は、多チャネ
ルX線データを採取するための既知の電子回路を適切に
シーケンス制御することによって実現できるので、デー
タ収集装置9のさらに詳細な構成については説明を省略
してもよいであろう。
9により、データ処理装置10からの制御の下に行なわれ
るが、このようなデータ収集装置9の機能は、多チャネ
ルX線データを採取するための既知の電子回路を適切に
シーケンス制御することによって実現できるので、デー
タ収集装置9のさらに詳細な構成については説明を省略
してもよいであろう。
なお、ε−r平面でのr軸方向のデータの配列は、第4
図に示したように、正弦曲線の特性に従うので、チャネ
ル番号が増すにつれて間隔が詰ったものとなる。平行X
線に対向するデータ配列の場合は、r軸方向のデータの
配列は等間隔であることが好ましいので、その場合は、
X線検出器のチャネル番号mに対応する角度θを次式の
関係を満足するように定めればよい。
図に示したように、正弦曲線の特性に従うので、チャネ
ル番号が増すにつれて間隔が詰ったものとなる。平行X
線に対向するデータ配列の場合は、r軸方向のデータの
配列は等間隔であることが好ましいので、その場合は、
X線検出器のチャネル番号mに対応する角度θを次式の
関係を満足するように定めればよい。
θ=Sin-1(mΔθ) (12) ただし、Δθはm=0におけるチャネルピッチである。
(12)式は、X線検出器のチャネルの間隔が、X線検出
器の中央部から端にゆくにつれて次第に広がることを表
わす。
(12)式は、X線検出器のチャネルの間隔が、X線検出
器の中央部から端にゆくにつれて次第に広がることを表
わす。
(発明の効果) 以上のように、本発明によれば、連続X線を照射して回
転しながらタイミングをチャネルごとに個々に定めてデ
ータを収集するものにおいて実質的に対向する対向ビュ
ーデータが実データで得ることができる、すなわち、ビ
ューに対して完全に180゜対向する対向ビューデータ、
または連続する2つのビューの中間に対して180゜対向
する対向ビューデータを実データで得ることが可能なX
線断層撮影装置が実現できる。更に、平行ビームに対向
したデータであって且つ互いに実質的に対向する対向ビ
ューデータを実データで得ることができる。
転しながらタイミングをチャネルごとに個々に定めてデ
ータを収集するものにおいて実質的に対向する対向ビュ
ーデータが実データで得ることができる、すなわち、ビ
ューに対して完全に180゜対向する対向ビューデータ、
または連続する2つのビューの中間に対して180゜対向
する対向ビューデータを実データで得ることが可能なX
線断層撮影装置が実現できる。更に、平行ビームに対向
したデータであって且つ互いに実質的に対向する対向ビ
ューデータを実データで得ることができる。
第1図は本発明実施例の構成の概略図、 第2図、第3図および第6図は、本発明実施例における
X線源とX線検出器と被検体との幾何学的関係図、 第4図、第5図、第7図、第8図および第9図は、本発
明実施例におけるX線検出器のチャネルデータの配列特
性図、 第10図は本発明実施例におけるデータ収集のタイミング
を示す図である。 1;ガントリ 2;X線源 3;被検体 4;X線検出器 5;テーブル 6;X線源制御装置 7;ガントリ・テーブル制御装置 8;撮影制御装置 9;データ収集装置 10;データ処理装置 11;大容量記憶装置 12;画像表示装置 13;写真撮影装置
X線源とX線検出器と被検体との幾何学的関係図、 第4図、第5図、第7図、第8図および第9図は、本発
明実施例におけるX線検出器のチャネルデータの配列特
性図、 第10図は本発明実施例におけるデータ収集のタイミング
を示す図である。 1;ガントリ 2;X線源 3;被検体 4;X線検出器 5;テーブル 6;X線源制御装置 7;ガントリ・テーブル制御装置 8;撮影制御装置 9;データ収集装置 10;データ処理装置 11;大容量記憶装置 12;画像表示装置 13;写真撮影装置
Claims (5)
- 【請求項1】ファンビーム状の連続X線を照射するX線
源と、被検体を挾んでこのX線源に対向する多チャネル
X線検出器とを被検体の周囲で回転させ、これらを回転
しながらファンビーム状のX線を被検体の断面内で複数
の方向に照射して、それらX線の透過強度の分布を表す
データに基づいて被検体の断層像を再構成するX線断層
撮影装置において、多チャネルX線検出器の各チャネル
のX線透過データの収集のタイミングをチャネルごとに
個々に定めるデータ収集手段を備え、X線源から見て回
転中心方向を基準にして対称的な角度に実質的に位置す
る多チャネルX線検出器の実質対称なチャネルのX線透
過データの収集のタイミングを、(π+2θ)/Δφ+
{f(θ)−h(θ)}の小数部が0又は1/2になるよ
うに定めたことを特徴とするX線断層撮影装置。 ただし、 θ:X線源から見て回転中心方向を基準にしたチャネルの
角度 Δφ:公称ビューのビューピッチ f(θ):ビューピッチを単位とした公称ビューからの
一方のデータ収集タイミングのずれ h(θ):ビューピッチを単位とした公称ビューからの
他方のデータ収集タイミングのずれ - 【請求項2】多チャネルX線検出器の中心に関して実質
的に対称的なチャネルが、連続する2つのチャネルの中
央に対して対照的な位置に設けられていることを特徴と
する特許請求の範囲第1項に記載のX線断層撮影装置。 - 【請求項3】多チャネルX線検出器の中心に関して実質
的に対照的なチャネルが、チャネルに対して完全に対照
的な位置に設けられていることを特徴とする特許請求の
範囲第1項に記載のX線断層撮影装置。 - 【請求項4】データ収集手段は、多チャネルX線検出器
の各チャネルのX線透過データの収集のタイミングをチ
ャネルごとに個々に定めることにより、各チャネルデー
タのビュー位置を平行X線ビームに対応するビュー位置
に設定するものである特許請求の範囲第1項に記載のX
線断層撮影装置。 - 【請求項5】データ収集手段は、多チャネルX線検出器
の各チャネルのX線透過データの収集のタイミングのチ
ャネル間の差をaΔθ/Δφに相当するものとし、デー
タの逐次処理部が1台当り担当するチャネル数をnと
し、このnと共通の約数を持たない整数をpとしたと
き、これらが実質的に次式を満足する関係にある特許請
求の範囲第1項に記載のX線断層撮影装置。 aΔθ/Δφ=p/n ただし、 a:定数 Δθ:X線検出器のチャネル間の角度差 Δφ:ビューピッチ
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US07/050,300 US4852132A (en) | 1985-08-30 | 1985-08-29 | Method of collecting data for x-ray tomograph |
| JP60191202A JPH0683709B2 (ja) | 1985-08-30 | 1985-08-30 | X線断層撮影装置 |
| DE8686905397T DE3687122T2 (de) | 1985-08-30 | 1986-08-29 | Datensammelverfahren fuer roentgenstrahltomographen. |
| EP86905397A EP0235302B1 (en) | 1985-08-30 | 1986-08-29 | Method of collecting data for x-ray tomograph |
| PCT/JP1986/000442 WO1987001268A1 (fr) | 1985-08-30 | 1986-08-29 | Procede d'acquisition de donnees pour tomographe a rayons x |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60191202A JPH0683709B2 (ja) | 1985-08-30 | 1985-08-30 | X線断層撮影装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6249831A JPS6249831A (ja) | 1987-03-04 |
| JPH0683709B2 true JPH0683709B2 (ja) | 1994-10-26 |
Family
ID=16270604
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60191202A Expired - Lifetime JPH0683709B2 (ja) | 1985-08-30 | 1985-08-30 | X線断層撮影装置 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4852132A (ja) |
| EP (1) | EP0235302B1 (ja) |
| JP (1) | JPH0683709B2 (ja) |
| DE (1) | DE3687122T2 (ja) |
| WO (1) | WO1987001268A1 (ja) |
Families Citing this family (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3742716A1 (de) * | 1987-12-14 | 1989-06-22 | Schering Ag | Imidazolderivate ii |
| DE4139150C1 (en) * | 1991-11-28 | 1993-06-24 | Siemens Ag, 8000 Muenchen, De | Computer tomograph with part ring formed X=ray source and detector - has double ring system without complementary interpolation |
| US6173032B1 (en) | 1998-09-29 | 2001-01-09 | General Electric Company | Methods and apparatus for image reconstruction |
| US6324241B1 (en) | 1999-12-30 | 2001-11-27 | Ge Medical Systems Global Technology Company, Llc | Method and apparatus for CT reconstruction |
| US6381297B1 (en) | 2000-08-15 | 2002-04-30 | Ge Medical Systems Global Technology Company, Llc | High pitch reconstruction of multislice CT scans |
| JP3886895B2 (ja) * | 2002-12-27 | 2007-02-28 | ジーイー・メディカル・システムズ・グローバル・テクノロジー・カンパニー・エルエルシー | X線データ収集装置およびx線ct装置 |
| JP2006000225A (ja) * | 2004-06-15 | 2006-01-05 | Canon Inc | X線ct装置 |
| US7215734B2 (en) * | 2004-06-30 | 2007-05-08 | General Electric Company | Method and system for three-dimensional reconstruction of images |
| JP4679348B2 (ja) * | 2005-11-22 | 2011-04-27 | ジーイー・メディカル・システムズ・グローバル・テクノロジー・カンパニー・エルエルシー | X線ct装置 |
| EP2366103B1 (en) * | 2008-10-31 | 2017-12-27 | Analogic Corporation | Measurement of the position of the center detector for geometrically calibrating a ct scanner based on a complex phantom |
| CN102613985B (zh) * | 2011-01-31 | 2014-01-22 | 上海西门子医疗器械有限公司 | 一种探测器和包括该探测器的x射线投影数据采集系统 |
| CN102648850B (zh) * | 2011-02-28 | 2014-01-22 | 上海西门子医疗器械有限公司 | 一种x射线投影数据采集系统 |
| CN103961122B (zh) | 2013-01-31 | 2018-07-31 | 通用电气公司 | 用于非等γ角CT系统中数据转换的方法和装置 |
Family Cites Families (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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