JPH0683712U - 乳房受けカップを有する衣類 - Google Patents
乳房受けカップを有する衣類Info
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 構造が簡単でカップへの取り付けが容易な体
形補整具を具備し、、バストを内側に寄せ、また、バス
トをアップして立体的な美しいバストのシルエットを実
現し、乳房の動きに対する運動追従性が良く着崩れしに
くく、安定感の高い着心地を有する乳房カップを有する
衣類を提供する。 【構成】 ほぼ板状の弾性樹脂片からなる乳房形状補正
部材4が、ブラジャーの乳房受けカップのほぼ脇部から
下部に沿った部分に設けられ、乳房形状補正部材4の縁
A−B部分がカップのほぼ下半分のほぼ半円状の縁3部
分に縫製されている。
形補整具を具備し、、バストを内側に寄せ、また、バス
トをアップして立体的な美しいバストのシルエットを実
現し、乳房の動きに対する運動追従性が良く着崩れしに
くく、安定感の高い着心地を有する乳房カップを有する
衣類を提供する。 【構成】 ほぼ板状の弾性樹脂片からなる乳房形状補正
部材4が、ブラジャーの乳房受けカップのほぼ脇部から
下部に沿った部分に設けられ、乳房形状補正部材4の縁
A−B部分がカップのほぼ下半分のほぼ半円状の縁3部
分に縫製されている。
Description
【0001】
本考案は、乳房受けカップを有する衣類に関するものである。特に本考案は、 バストを内側に寄せ、また、バストをアップして立体的な美しいバストのシルエ ットを実現し、安定感の高い着心地を有する乳房カップを有する衣類に関するも のである。
【0002】
従来より、ブラジヤー、ボディスーツ、スリーインワン、ウインタム、テディ 、キャミソール、ブラスリップ、レオタードあるいは水着などの乳房受けカップ を有する衣類は女性用の被服として広く普及している。一般にこれらの女性用の 衣類は、乳房の形を整え、そのシルエットをできるだけ美しくするために乳房受 けカップ部を有している。これらの乳房受けカップを有する衣類は、通常ノンワ イヤータイプ(カップの縁のほぼ下半部の周縁にほぼ半円状のカップワイヤーを 具備していないタイプ)や、更にノンワイヤータイプよりも衣服の形状をより整 えるため、カップワイヤーを具備したタイプ(通常、カップの縁のほぼ下半部の 周縁にほぼ半円状のカップワイヤーを具備しているタイプ)などが広く着用され ている。
【0003】 カップワイヤーを具備したタイプは、ノンワイヤータイプに比べてバストの形 状を整える作用もより優れていることが認められるが、ワイヤーはバストのバー ジスライン(乳房の付け根のライン)に当てがわれ、バージスラインをはっきり させてバストを浮立たせ、また、ワイヤーの剛性を利用してカップの変形を防止 するのが精一杯であり、その結果カップの変形を防止することにより間接的にバ ストの形状を整える作用を有するが、直接バストの下部或いは下部から脇部にか けてバストをサポートし、バストが下方向に垂れ下がろうとする性質および/ま たはバストが外方向つまり脇方向に広がろうとする性質を防止する作用は必ずし も十分とは言えない。
【0004】 バストの形状はバストを前中心方向に寄せて、アップすることによって、美し いシルエットに造型することができる。着用者のバストの形や着用者の好みによ り、バストを前中心方向に寄せる作用を主とし、アップ作用を従とする(以下、 本考案ではこれを寄せてアップするタイプと略称する。)か、或いは、バストの アップ作用を主とし、前中心方向に寄せる作用を従とする(以下、本考案ではこ れをアップして寄せるタイプと略称する。)かの2通りがバストの美しいシルエ ット造型の実現に好適である。
【0005】 乳房受けカップを有する衣類、例えばブラジャーを例に挙げて説明すると、ブ ラジヤーはカップ布と土台布およびそれに連なるバック布、肩紐(ストラップ) などの総合作用により、バストをしっかりと把持して、バストの形を整え、バス トの脇への流れと下部への垂れ下がりを抑えて、バストを前中心方向に寄せて、 アップする機能を発揮するが、これのみでは不十分であり、前述したようにカッ プワイヤーをさらに装着することによって改善をはかっている。しかし、前述し たように、カップワイヤーを装着しても、バストの美しいシルエットが十分造型 できないため、特開平2−229204号で提案されているように、カップ下縁 部に取り付けられる円弧状をなした軸芯と、この軸芯より延出した薄板状のサポ ータとからなるブラジャーの芯材が提案されている。つまり、軸芯がワイヤーに 相当する役割を果たし、この軸芯と一体的に整形された薄板状のサポータ部分に よってバストを直接ささえようとするものである。同様の体形補整具が実開平3 −48162号によっても提案されている。
【0006】
しかしながら、この様な軸芯と一体的に整形された薄板状のサポータからなる 体系補整具では、軸芯とサポータとが一体であるため、バストの動きに対する運 動追従性が悪く、バストが動くと軸芯部分がそれにつれて変形した時にサポータ 部分も軸芯の変形に応じて一体的に変形してしまうので、サポータ本来の造型機 能を損なうような望ましくない変形をも生じてしまい、本来の造型機能が損なわ れてしまう。従ってサポータ自体の本来の目的とする造型機能が十分発揮できず 、着崩れしやすいと言う欠点がある。
【0007】 しかも、軸芯とサポータとが一体である特定の立体形状を有するため、衣服の カップ部に縫製により取り付けることが極めて困難となり、実際にはカップを構 成するカップ部品布をそれぞれこの体形補整具に取り付けながらカップを形成す ることができにくく、あらかじめ立体形状のカップを作成しておいて、この成形 されたカップに体形補整具をあてがって縫製する必要がある。従って立体形状を 有するものどうしの縫製が必要となり、工業的にはかかる縫製は極めて困難であ り、それ故、現実に工業的にかかる体形補整具を装着した衣服は製造されていな いのが現状である。
【0008】 更に、軸芯とサポータとが一体であるため、極めて多種類のサイズの体形補整 具を用意する必要がある。すなわち、ワイヤー(軸芯)の大きさ(バストのバー ジスラインの大きさに対応する。)が同一の人でもバストのボリュームや形状が 異なる人は多数存在するため、同一軸芯サイズのものでも多種類のサポータサイ ズやサポータ形状を持った体形補整具を用意する必要がある。仮にもしこれをあ る1つの軸芯サイズの体形補整具のサポータ部分のサイズや形状を1つのサイズ や形状にしてしまうと、着用者のバスト形状と全く一致しない不都合が生じてし まう欠点が生じる。従って、工業的にはかかる軸芯サイズとサポータのサイズや 形状に応じた極めて多種類の体形補整具を準備しておくことは、効率並びに採算 性を極めて悪化させてしまう問題がある。
【0009】 本考案は、上記の問題点を解消し、構造が簡単で乳房受けカップへの取り付け が容易な体形補整具を具備し、その種類やサイズも前記軸芯付きのものに比べて 少なくてすみ、バストを内側に寄せ、また、バストをアップして立体的な美しい バストのシルエットを実現し、乳房の動きに対する運動追従性が良く着崩れしに くく、安定感の高い着心地を有する乳房カップを有する衣類を提供する事を目的 とするものである。
【0010】
前記課題を達成するために、本考案の乳房受けカップを有する衣類は次の構成 を有するものである。
【0011】 (1)ほぼ板状の弾性樹脂片からなる乳房形状補正部材が、乳房受けカップを 有する衣類の前記乳房受けカップのほぼ下部近傍部分、および/または、ほぼ脇 部近傍部分に設けられていることを特徴とする乳房受けカップを有する衣類。
【0012】 (2)乳房形状補正部材が、その周縁のうち脇部及び/または下部の縁近傍の 一部または全部がカップ布に固着されていることを特徴とする前記(1)項に記 載の乳房受けカップを有する衣類。
【0013】 (3)乳房形状補正部材が、カップ布に固着されずにカップ布を構成する布の 間に挿入されていることを特徴とする前記(1)項に記載の乳房受けカップを有 する衣類。
【0014】 (4)乳房受けカップの脇部から下部を通って前中心部に至るカップの縁に沿 ってほぼ半円状のカップワイヤーを具備してなる前記(1)〜(3)項のいずれ かに記載の乳房受けカップを有する衣類。
【0015】 (5)乳房形状補正部材の上方の先端部の位置がカップのほぼ下半分のほぼ半 円状の縁の脇部先端と前中心部先端を結ぶ仮想線よりほぼ3.5cm上方の位置 以下の位置にある前記(1)〜(4)項のいずれかに記載の乳房受けカップを有 する衣類。
【0016】 (6)乳房形状補正部材を構成する弾性樹脂が、ショアー硬度Dが10〜45 の弾性樹脂である前記(1)〜(5)項のいずれかに記載の乳房受けカップを有 する衣類。
【0017】 (7)弾性樹脂が化学架橋または物理架橋エラストマー樹脂である前記(6) 項に記載の乳房受けカップを有する衣類。 (8)化学架橋または物理架橋エラストマー樹脂がオレフィン系エラストマー 樹脂、ポリエステル系エラストマー樹脂、ホリアミド系エラストマー樹脂、シリ コーン系エラストマー樹脂から選ばれた樹脂である前記(7)項に記載の乳房受 けカップを有する衣類。
【0018】 (9)乳房受けカップを有する衣類が、ブラジャー、ボディスーツ、スリーイ ンワン、テディ、ブラスリップ、レオタード、水着から選ばれた衣類である前記 (1)〜(8)項のいずれかに記載の乳房受けカップを有する衣類。
【0019】
本考案の乳房受けカップを有する衣類は、ほぼ板状の弾性樹脂片からなる乳房 形状補正部材が、乳房受けカップを有する衣類の前記乳房受けカップのほぼ下部 近傍部分、および/または、ほぼ脇部近傍部分に設けられている。乳房形状補正 部材が弾性樹脂片からなることにより、乳房への当たりが柔軟で着心地の低下が ない。乳房形状補正部材が乳房受けカップのほぼ下部近傍部分に設けられている 場合には、直接バストの下からバストをサポートしてバストを美しくアップし、 またカップ自身の作用も相俟ってバストが脇方向へ流れることを防止し、立体的 な美しいバストのシルエットを実現し、前述したバストをアップし寄せるタイプ の衣類を提供できる。また、乳房形状補正部材がカップのほぼ脇部近傍部分に設 けられている場合には、直接バストの脇部からその下方向にかけてバストをサポ ートし、バストが脇方向に広がるのを直接に的に防止してバストを内側に寄せ、 また、カップ自身の作用も相俟ってバストをアップして立体的な美しいバストの シルエットを実現し、前述したバストを前中心方向に寄せてアップするタイプの 衣類を提供できる。また、乳房形状補正部材がカップのほぼ脇部近傍部分からほ ぼ下部近傍部分にわたって設けられている場合には、直接バストの脇部から下部 にわたってバストをサポートし、バストが脇方向ならびに下方向に広がるのを直 接的に防止してバストを内側に寄せ、また、バストをアップして立体的な美しい バストのシルエットを実現でき、乳房形状補正部材の形がカップのほぼ脇部近傍 部分に占める面積が大きい場合と、下部近傍部分占める面積が大きい場合とで、 バストを前中心方向に寄せる作用を大きくし、バストをアップする作用をそれよ りやや控え目にするとか、あるいはその逆でバストをアップする作用を大きくし 、バストを前中心方向に寄せる作用をそれよりやや控え目にするなど適宜目的に 応じたタイプの衣類を提供できる。
【0020】 いすれの場合もほぼ板状の弾性樹脂片からなり、軸芯が一体となっていないの で、乳房の動きに対する運動追従性が良く着崩れしにくく、安定感の高い着心地 を有する乳房カップを有する衣類を提供できる。また、乳房形状補正部材が乳房 受けカップを有する衣類の乳房受けカップのほぼ下部近傍部分、および/または 、ほぼ脇部近傍部分をカバーするほぼ板状の弾性樹脂片からなるものであるので 、乳房形状補正部材の構造が簡単で乳房受けカップへの取り付けが容易となり、 工業的に容易に乳房受けカップを有する衣類を製造できる。しかも本考案で用い られる乳房形状補正部材は、軸芯と一体化されていないので、その種類やサイズ も前記軸芯付きのものに比べて少なくてすみ、従って本考案の乳房受けカップを 有する衣類は、工業生産効率の上からも良好な衣類を提供できる。
【0021】 また、前記(2)項に記載したように、乳房形状補正部材が、その周縁のうち 脇部及び/または下部の縁近傍の一部または全部がカップ布に固着されている本 考案の好ましい態様とすることにより、乳房形状補正部材のカップの縁部側に位 置する縁の少なくとも一部はカップ布に固着されているが、乳房形状補正部材の カップの中心側など前記以外の縁部はカップ布に固定されていないため、乳房の 動きによりカップ布が変形してもその変形に強制的に追従させられる傾向が緩和 され、本来の乳房形状補正機能をより発揮しやすくなり好ましい。しかも乳房形 状補正部材のカップの縁部側に位置する縁の少なくとも一部はカップ布に固着さ れているので、洗濯などによる乳房形状補正部材の位置の変動がなく好ましい。
【0022】 また、前記(3)項に記載したように、乳房形状補正部材が、カップ布に固着 されずにカップ布を構成する布の間に挿入されている本考案の好ましい態様とす ることにより、乳房の動きによりカップ布が変形してもその変形に強制的に追従 させられる傾向が更に緩和され、本来の乳房形状補正機能をより発揮しやすくな り好ましい。しかもカップ布を構成する布をポケット構造にした場合に、乳房形 状補正部材が容易に脱着可能となり、本考案の衣類の洗濯時に乳房形状補正部材 を取り出して衣類を洗濯することにより、乳房形状補正部材の劣化を防ぐことが でき好ましい。また、乳房形状補正部材の形状などが着用者のバストとフィット しにくい場合に容易に交換することができる。
【0023】 また、前記(4)項に記載したように、乳房受けカップの脇部から下部を通っ て前中心部に至るカップの縁に沿ってほぼ半円状のカップワイヤーを具備してな る本考案の好ましい態様とすることにより、バストのバージスラインをはっきり とさせ、よりカップの形状が変形しにくくなり、乳房形状補正部材の補正効果と 相俟って、より美しいバストのシルエットを保つことの出来る乳房受けカップを 有する衣類を提供できる。しかも、乳房形状補正部材とカップワイヤーとは、一 体に成形されているものでなく、別個に取り付けられているので、一体に成形さ れているものに生じ易い乳房の動きによりワイヤーに変形が生じても、このワイ ヤーの変形に強制的に乳房形状補正部材の変形が追従してしまう欠点が緩和され 、それぞれの本来有する機能が比較的独立した状態で発揮されやすく、好ましい 。また、着用者の乳房のボリュームや形状、バージスラインの大きさなどにより 、ワイヤーのサイズと乳房形状補正部材のサイズや形状をそれぞれ独立に選定で きるので、一体に成形されているものに比べて、より少ない品種のワイヤーと乳 房形状補正部材を用意しておけばよく、生産効率の上でより優れている乳房受け カップを有する衣類を提供できる。
【0024】 また、前記(5)項に記載したように、乳房形状補正部材の上方の先端部の位 置がカップのほぼ下半分のほぼ半円状の縁の脇部先端と前中心部先端を結ぶ仮想 線よりほぼ3.5cm上方の位置以下の位置にある本考案の好ましい態様とする ことにより、カップ脇部の上方まで乳房形状補正部材の上方の先端部が余り延び 過ぎていると、この部分は乳房の補正機能として余り機能しない部分であり洗濯 時に折れ曲りなどの劣化を受けやすくなるので、前記好ましい構成とすることに より、不必要な劣化を防ぐことができ好ましい。本考案と直接関係はないが、例 えばブラジャーのストラップ(肩紐)の付け根まで乳房形状補正部材の上方の先 端部が延びていてストラップと一体に乳房形状補正部材の上方の先端部が縫製さ れている様な場合には、乳房形状補正部材に乳房の外下方向(下に垂れ下がろう とする力と脇方向に広がろうとする力とが合成されると外下方向となる。)に広 がろうとする力が作用した際あるいは乳房の左右への動きにより、その力が余り 緩和されずにストレートにストラップの付け根に伝播されるため、ストラップが 外側にずれやすくなり、バストを内側に寄せる作用が低下する傾向にある。本考 案の乳房形状補正部材は、乳房受けカップのほぼ脇部から下方向に向かって、ま たは、下部近傍に存在するのでストラップと一緒に縫製されることはなく、かか る欠点は生じない。
【0025】 また、前記(6)項に記載したように、乳房形状補正部材を構成する弾性樹脂 が、ショアー硬度Dが10〜45の弾性樹脂である本考案の好ましい態様とする ことにより、適度な弾性を有し、着心地が低下することなく、前述のバストを美 しく造型できる機能が十分に発揮されやすく好ましい。すなわちショアー硬度D が小さくなるにしたがって、造型機能が次第に弱められる傾向にあり、ショアー 硬度Dが大きくなるにしたがって、着心地が低下する傾向にあるが、上記範囲と することにより、着心地が低下することなく、バスト造型機能がより十分に発揮 されやすい乳房受けカップを有する衣類を提供できる。
【0026】 また、前記(7)項に記載したように、弾性樹脂が化学架橋または物理架橋エ ラストマー樹脂である本考案の好ましい態様とすることにより、これらの樹脂は 、耐熱性、耐久性が良好で、繰り返しの洗濯に十分絶えることができ、弾力性の 低下、性質変化が少なく、製品寿命を長くすることができるので好ましい。
【0027】 また、前記(8)項に記載したように、化学架橋または物理架橋エラストマー 樹脂がオレフィン系エラストマー樹脂、ポリエステル系エラストマー樹脂、ポリ アミド系エラストマー樹脂、シリコーン系エラストマー樹脂から選ばれた樹脂で ある本考案の好ましい態様とすることにより、これらの樹脂から、本考案に好適 な優れた弾力性、硬度を有するものが容易に得ることができ、且つ、耐熱性、耐 久性が良好で、繰り返しの洗濯に十分絶えることができ、弾力性の低下、性質変 化が少なく、製品寿命を長くすることができるので好ましい。
【0028】 また、前記(9)項に記載したように、乳房受けカップを有する衣類が、ブラ ジャー、ボディスーツ、スリーインワン、テディ、ブラスリップ、レオタード、 水着から選ばれた衣類である本考案の好ましい態様とすることにより、これらの 衣類は、前記本考案の作用を好適に発揮しやすい衣類であり、優れたバストの造 型機を十分に発揮でき好ましい。
【0029】
以下、本考案の理解を容易にするために、図面を参照しながら、本考案の衣類 の具体例の一つとして、まずブラジャーを例に挙げて説明するが、本考案はこの 実施例のもののみに限定されるものではなく、また、例えば、ボディスーツ、ス リーインワン、ウインタム、テディ、キャミソール、ブラスリップ、レオタード あるいは水着などの乳房受けカップを有する衣類についても、ほぼ同様に適用で きるものである。
【0030】 図1は本考案の衣類の1つである3/4カップワイヤー入りタイプのブラジャ ーの表側から見た概略斜視図である。図2は図1のブラジャーのX−Y方向の切 断面の端面を示している模式図の一例である。また、図3〜5は図1のブラジャ ーとその表側から見た概略斜視図は同一であるがX−Y方向の切断面の構造が図 2に示した構造とは若干異なる各種別態様の図1と同様のブラジャーのX−Y方 向の切断面の端面を示しいている模式図の一例である。
【0031】 図1、図2において、1は乳房受けカップの上カップ部、2は乳房受けカップ の下カップ部、3はカップのほぼ下半分のほぼ半円状の縁(以下、カップ下半分 の縁と略称する)を示しており、カップワイヤーなどが装着されるタイプに於い ては、この部分にワイヤーが装着されているものが最もポピュラーである。4は 乳房形状補正部材であり、図1に於いては点線で示されている。この例で用いら れている乳房形状補正部材4はカップのほぼ脇部から下部に沿った部分に設けら れており、脇部の占める面積がやや大きく、下部に至るに従ってその面積が小さ くなっている。バストを前中心に寄せる作用を大きくし、バストアップの作用も 適宜発揮させる最も典型的なタイプである。
【0032】 5は乳房形状補正部材の上方の先端部を示し、6は前記カップ下半分の縁3の 脇部先端、7は前記カップ下半分の縁3の前中心部先端を示している。前述した ように、乳房形状補正部材4の上方の先端部5の位置がカップ下半分の縁3の脇 部先端6と前中心部先端7を結ぶ仮想線(図1中2点鎖線で示した。)よりほぼ 3.5cm(図1中のaの長さ)上方の位置以下の位置にある事が好ましい。こ の数値(図1中のaの長さ)はカップの種類(フルカップ、3/4カップ、1/ 2カップなど)や、カップのサイズなどによって異なるが、Gカップでは3.5 cm以下が好ましく、日本人に最も多いBカップでは2cm以下であることがよ り好ましい。
【0033】 また、8は土台布、9はバック布、10はストラップ(肩紐)を示している。 図2に於いては、11は上カップ表布、12は下カップ表布、13は不織布な どからなる上カップ布、14、15は同様に不織布などからなる下カップ布であ り、この例に於いては、乳房形状補正部材4は不織布などからなる下カップ布1 4、15の間に挟まれた位置に存在している。16はバイアステープなどからな るテープ布で縫製ライン22により上カップ布13、下カップ布14、15と共 に縫製されている。21は上カップ表布11と不織布などからなる上カップ布1 3とを縫製している縫製ラインである。23、23´は上カップ表布11と下カ ップ表布12とを縫製している縫製ラインである。土台布8はテープ布17を介 して、カップワイヤー19を包み込むバイアステープなどのテープ布18と共に 、縫製ライン24、24´で下カップ表布12、下カップ布14、15と共に縫 製されている。そして、この例に於いては乳房形状補正部材4の脇部から下部の 縁(図1のA−Bの部分)も同様に縫製ライン24により固着されている。尚、 乳房形状補正部材4の下カップ布14、15等への固着は、この例に示した様な 縫製による固着に限られるものではなく、接着、融着など他の適宜の固着手段を 用いても良いことはもち論である。(以下の例に於いてもこの点は同様である。 )また、乳房形状補正部材4のカップ布等への固着は、乳房形状補正部材4の周 縁のうち上記のようにカップ下半分の縁3の部分で固着されていることが、乳房 形状補正部材4のカップの中心側など前記以外の縁部はカップ布に固定されてい ないため、乳房の動きによりカップ布が変形してもその変形に強制的に追従させ られる傾向が緩和され、本来の乳房形状補正機能をより発揮しやすくなり好まし いが、これに限定されるものではなく、他の周縁部の一部または全部或いは周縁 部以外の部分が固着されていてもよい。(以下の例に於いてもこの点は同様であ る。)。また、図示していないが、乳房形状補正部材4は必ずしも縫製ライン2 4等で固着されている必要はなく、2枚のカップ布等への間に挿入されている態 様のものも使用できる。(以下の例に於いてもこの点は同様である。)。この様 な場合に於いて、乳房形状補正部材4の肌側に位置する布類は、適宜の位置でカ ットされた切り込みを設けて、あたかもポケットの様にして、例えば洗濯時に乳 房形状補正部材4を取り出したり、別の形やサイズの乳房形状補正部材4を出し 入れできるようにしてもよい。(以下の例に於いてもこの点は同様である。)。
【0034】 また、図2に於いて、土台布8とテープ布17は、下カップ2とカップワイヤ ー19を包み込むテープ布18の間、言い換えれば下カップ2の肌側に位置して いる(これを通常カップのりタイプと称している。)が、この点についてもこの 例に限定されるものではなく、土台布8とテープ布17が、下カップ2の表側に 位置する構造(これを通常土台のりタイプと称している。)とするなど、本考案 の本質に直接関係しない部分の構造は、任意である。(以下の例に於いてもこの 点は同様である。)。尚、図2において、25は土台布8とテープ布17を縫製 している縫製ライン、26も土台布8とテープ布17を縫製している縫製ライン を示している。
【0035】 また、図2に於いては、乳房受けカップの脇部から下部を通って前中心部に至 るカップの下半分の縁3に沿ってほぼ半円状のカップワイヤー19を具備してい るタイプを示したが、着用者の好みに応じて、カップワイヤー19の存在しない いわゆるノンワイヤータイプにしてもよい。
【0036】 図3に示した態様のものは、図2に示した構造の態様と主に異なる点は、乳房 形状補正部材4が図2のブラジャーのように通常の編物、織物に比べてはやや厚 手の不織布などからなる2枚の下カップ布14、15の間に挟まれている構造で なく、下カップ布14と下カップ布14のカバー布に相当する通常の厚さの生地 からなる下カップカバー布30(編物ないし織物)との間に位置する構造である 点が主として異なる。また、縫製ライン23、23´、23´´等の縫製方法が 多少相違するが本質的な相違ではない。
【0037】 図4に示した態様のものは、図2に示した構造の態様と主に異なる点は、乳房 形状補正部材4が図2のブラジャーのように不織布などからなるやや厚手の2枚 の下カップ布14、15の間に挟まれている構造でなく、下カップ布14が通常 の厚さの生地31(編物ないし織物)に置き代わった構造のものである点である 。縫製ライン23、23´、23´´等の縫製方法が図2に示した構造の態様と 多少相違するが本質的な相違ではない。
【0038】 図5に示した態様のものは、図2に示した構造の態様と主に異なる点は、不織 布などのやや厚手の生地は上カップ部や下カップ部のいずれの部分においても用 いずに、すべての布地をより薄手の通常の厚さの生地(編物ないし織物)で構成 した点である。
【0039】 すなわち上カップ1は上カップ表布11と上カップ裏布27とからなり、また 下カップ2は下カップ表布12と下カップ裏布29とからなっており、乳房形状 補正部材4は下カップ表布12と下カップ裏布29との間に挟まれた構造となっ ている。縫製ライン23、23´等の縫製方法や、上カップの肌側にテープ状の 補強布28を縫製ライン21、21´で縫製している点などが図2に示した構造 の態様と多少相違するが本質的な相違ではない。
【0040】 肌触りがより良好であるという観点からは、図2や図4に示されたタイプのよ うに乳房形状補正部材4の肌側に不織布などからなるやや厚手の布が存在してい る構造のものがより好ましい。
【0041】 図6は本考案の衣類の1つであるフルカップワイヤー入りタイプのブラジャー の表側から見た概略斜視図である。図1のものに比べてカップの大きさが大きく なっている以外は、実質的に図1のブラジャーと同一であるので同一の部分に同 一の記号を付して、詳細な説明は省略する。断面構造も実質的に図2〜図5に示 した構造のものとほぼ同一の構造が採用できる。
【0042】 図7は本考案の衣類の1つである1/2カップワイヤー入りタイプのブラジャ ーの表側から見た概略斜視図である。図1のものに比べてカップの大きさが小さ くなっている以外は、実質的に図1のブラジャーと同一であるので同一の部分に 同一の記号を付して、詳細な説明は省略する。断面構造も実質的に図2〜図5に 示した構造のものとほぼ同一の構造が採用できる。
【0043】 図8は本考案の衣類の1つであり、図1とは別の態様の3/4カップワイヤー 入りタイプのブラジャー表側から見た概略斜視図である。図1のものに比べて乳 房形状補正部材4の形状が脇部から下部の間の中間部分の面積も比較的大きく図 1のものに比べて斜め外下方向へのバストの流れをより強く補正する機能を付与 するものである。また下カップ部が2つに別れており接ぎ部81縫製接合されて いる点以外は、実質的に図1のブラジャーと同一であるので同一の部分に同一の 記号を付して、詳細な説明は省略する。断面構造も実質的に図2〜図5に示した 構造のものとほぼ同一の構造が採用できる。
【0044】 図9は本考案の衣類の1つであり、図1とは別の態様の3/4カップワイヤー 入りタイプのブラジャー表側から見た概略斜視図である。外観は図8と同一のも のであり、図8とは乳房形状補正部材4の形状が異なるのみである。
【0045】 図9に示されたブラジャーに於いては、乳房形状補正部材4の形状がほぼ脇部 を主体にサポートするように脇部にのみ位置するタイプであり、前述した、バス トを前中心方向に寄せる作用を主とし、アップ作用を従として、カップ全体の作 用も相俟ってバストアップ機能を発揮させるタイプ(寄せてアップするタイプ) に該当するものである。尚、断面構造は実質的に図2〜図5に示した構造のもの とほぼ同一の構造が採用できる。
【0046】 図10は本考案の衣類の1つであり、図6とは別の態様のフルカップワイヤー 入りタイプのブラジャー表側から見た概略斜視図である。図6のものに比べて乳 房形状補正部材4の形状が脇部の上部部分が無くなり、下部を中心として、前中 心側へもやや延在した形の乳房形状補正部材4の形状となっていることと、上カ ップと下カップの接ぎ部のライン形状が多少異なる以外は実質的に図6のブラジ ャーと同一である。この形の乳房形状補正部材4はバストのアップ作用をより大 きくし、前中心方向に寄せる作用も適宜具備させたタイプである。ここで注意す る事は、乳房形状補正部材4の前中心側への延在部分を余り大きくしたりより前 中心側の上方向に延在させないようにすることである。前中心に乳房形状補正部 材4をかなりの程度存在させた場合には、バストを前中心方向に寄せる作用が相 殺されてしまい、バストを前中心方向に寄せる効果が発揮できなくなる恐れがあ る。尚、断面構造は実質的に図2〜図5に示した構造のものとほぼ同一の構造が 採用できる。
【0047】 図11は本考案の衣類の1つであり、図6とは別の態様のフルカップワイヤー 入りタイプのブラジャー表側から見た概略斜視図である。外観は図10に示した ブラジャーと同一のものであり、図10に示したブラジャーとは乳房形状補正部 材4の形状が異なるのみである。
【0048】 図11に於いては、乳房形状補正部材4の形状がほぼカップの下部近傍部分を 主体にサポートするように下部近傍にのみ位置するタイプであり、前述したバス トのアップ作用を主とし、前中心方向に寄せる作用を従とする(アップして寄せ るタイプ)に該当するものである。尚、断面構造は実質的に図2〜図5に示した 構造のものとほぼ同一の構造が採用できる。
【0049】 図12は本考案の衣類の1つであり、図6、図10、図11とは別の態様のフ ルカップノンワイヤータイプのブラジャーの表側から見た概略斜視図である。 図6、図10、図11に示したフルカップワイヤー入りタイプのブラジャーに 比べて主に相違する点は、カップのほぼ下半分のほぼ円弧状の縁3にカップワイ ヤーを装着していないタイプである点と、乳房形状補正部材4の形状が多少図6 のそれとは異なっているが寄せてアップするタイプに該当するものである点、な らびに、乳房形状補正部材4のカップ布との縫製ラインがA−B−Cのラインに なっている点程度である。それ以外は、実質的に前述のものとほぼ同様である。
【0050】 図13は本考案の衣類の1つであるボディスーツの表側から見た概略斜視図で ある。乳房形状補正部材4を点線で示している。この部分の断面構造などはほぼ 図2〜図5と同一であるが、この断面構造のみに限定されるものではなく、何ら かの構成布で乳房形状補正部材4がサンドイッチ状に挟まれていればよい。
【0051】 図14は本考案の衣類の1つである水着の表側から見た概略斜視図である。乳 房形状補正部材4を点線で示している。 以上、図示したものはブラジヤー、ボディスーツ、水着についての具体例を挙 げて説明したが、その他、例えば、スリーインワン、ウインタム、テディ、キャ ミソール、ブラスリップ、レオタードなどの乳房受けカップを有する衣類につい てもほぼ同様に本考案が適用できることは容易に理解されるところである。
【0052】 本考案において乳房形状補正部材を構成する弾性樹脂としては、各種の弾性樹 脂が用いられるが、化学架橋または物理架橋エラストマー樹脂が、耐熱性、耐久 性が良好で、繰り返しの洗濯に十分絶えることができ、弾力性の低下、性質変化 が少なく、製品寿命を長くすることができるので好ましい。具体的には、オレフ ィン系エラストマー樹脂(例えば、三井石油化学工業株式会社製“ミラストマー ”)、ポリエステル系エラストマー樹脂(例えば、東レ・デュポン株式会社製“ ハイトレル”)、ポリアミド系エラストマー樹脂、シリコーン系エラストマー樹 脂、その他、各種天然、合成ゴム、ポリウレタン樹脂などが挙げられる。これら の内、本考案に好適な優れた弾力性、硬度を有するものが容易に得ることができ 、且つ、耐熱性、耐久性が良好で、繰り返しの洗濯に十分絶えることができ、弾 力性の低下、性質変化が少なく、製品寿命を長くすることができるという観点か らは、オレフィン系エラストマー樹脂、ポリエステル系エラストマー樹脂、ポリ アミド系エラストマー樹脂、シリコーン系エラストマー樹脂が好ましい。
【0053】 これらの弾性樹脂は、ショアー硬度Dが、好ましくは10〜45、より好まし くは20〜40の弾性樹脂が好ましく、ショアー硬度Dが前記好ましい範囲の弾 性樹脂を選定して用いることにより、適度な弾性を有し、着心地が低下すること なく、前述のバストを美しく造型できる機能が十分に発揮されやすい。すなわち ショアー硬度Dが小さくなるにしたがって、造型機能が次第に弱められる傾向に あり、ショアー硬度Dが大きくなるにしたがって、着心地が低下する傾向にある が、上記範囲とすることにより、着心地が低下することなく、バスト造型機能が より十分に発揮されやすい乳房受けカップを有する衣類を提供できる。
【0054】 ほぼ板状の弾性樹脂片からなる乳房形状補正部材の厚さは、樹脂の種類や剛性 、弾性、柔軟性、或いは適用される衣類の種類、目的とするバストの整形補正の 程度などによつて異なるので、適宜好適な範囲を選定して用いればよいが、通常 1.5〜0.5mm程度の厚さのものが用いられ、厚さは全部分均一の厚さであ る必要はなく、たとえば、縫製によりカップ布に固着されるタイプの場合の縫製 部分近傍はやや薄目の厚さにして、縫製し易くすることも好ましい。乳房形状補 正部材はほぼ板状の弾性樹脂板から所望の形状に打ち抜き、ないしは、切り出し たものでもよいし、乳房の形状曲面に沿うように多少の曲面を付して成型したも のであってもよいし、その製法は本考案の目的が達成できる限り任意である。
【0055】 また、乳房形状補正部材には、蒸れなどを防止する為、適宜、1つまたはそれ 以上の小孔が開けられていてもよい。
【0056】
本考案は、乳房への当たりが柔軟で着心地の低下がなく、構造が簡単で乳房受 けカップへの取り付けが容易な体形補整具を具備し、その種類やサイズも比較的 少なくてすみ、工業生産が容易で、バストを内側に寄せ、また、バストをアップ して立体的な美しいバストのシルエットを実現し、乳房の動きに対する運動追従 性が良く着崩れしにくく、安定感の高い着心地を有する乳房カップを有する衣類 を提供できる。
【0057】 また、乳房形状補正部材が、その周縁のうち脇部及び/または下部の縁近傍の 一部または全部がカップ布に固着されている本考案の好ましい態様とすることに より、乳房の動きに追従しやすく、本来の乳房形状補正機能をより発揮しやすく 、しかも、洗濯などによる乳房形状補正部材の位置の変動がなく好ましい乳房カ ップを有する衣類を提供できる。
【0058】 また、乳房形状補正部材が、カップ布に固着されずにカップ布を構成する布の 間に挿入されている本考案の好ましい態様とすることにより、乳房の動きにより カップ布が変形してもその変形に強制的に追従させられる傾向が更に緩和され、 本来の乳房形状補正機能をより発揮しやすくなり、しかもカップ布を構成する布 をポケット構造にした場合に、乳房形状補正部材が容易に脱着可能となり、洗濯 時や乳房形状補正部材の交換の際の取出し、挿入が容易にできる乳房カップを有 する衣類も提供できる。
【0059】 また、乳房受けカップの脇部から下部を通って前中心部に至るカップの縁に沿 ってほぼ半円状のカップワイヤーを具備してなる本考案の好ましい態様とするこ とにより、バストのバージスラインをはっきりとさせ、よりカップの形状が変形 しにくくなり、乳房形状補正部材の補正効果と相俟って、より美しいバストのシ ルエットを保つことの出来る乳房受けカップを有する衣類を提供できる。しかも 、乳房の動きによりワイヤーに変形が生じても、このワイヤーの変形に強制的に 乳房形状補正部材の変形が追従してしまう欠点が緩和され、それぞれの本来有す る機能が比較的独立した状態で発揮されやすく、また、着用者の乳房のボリュー ムや形状、バージスラインの大きさなどにより、ワイヤーのサイズと乳房形状補 正部材のサイズや形状をそれぞれ独立に選定できるので、生産効率の上でより優 れている乳房受けカップを有する衣類を提供できる。
【0060】 また、乳房形状補正部材の上方の先端部の位置がカップのほぼ下半分のほぼ半 円状の縁の脇部先端と前中心部先端を結ぶ仮想線よりほぼ3.5cm上方の位置 以下の位置にある本考案の好ましい態様とすることにより、洗濯時に乳房形状補 正部材の折れ曲りなどの劣化をより少なくできる乳房カップを有する衣類を提供 できる。
【0061】 また、乳房形状補正部材を構成する弾性樹脂が、ショアー硬度Dが10〜45 の弾性樹脂である本考案の好ましい態様とすることにより、適度な弾性を有し、 着心地が低下することなく、前述のバストを美しく造型できる機能が十分に発揮 されやすい乳房受けカップを有する衣類を提供できる。
【0062】 また、弾性樹脂が化学架橋または物理架橋エラストマー樹脂である本考案の好 ましい態様とすることにより、乳房形状補正部材の耐熱性、耐久性が良好で、繰 り返しの洗濯に十分絶えることができ、弾力性の低下、性質変化が少なく、製品 寿命を長くすることができる乳房カップを有する衣類を提供できる。 また、化学架橋または物理架橋エラストマー樹脂がオレフィン系エラストマー 樹脂、ポリエステル系エラストマー樹脂、ポリアミド系エラストマー樹脂、シリ コーン系エラストマー樹脂から選ばれた樹脂である本考案の好ましい態様とする ことにより、これらの樹脂から、本考案に好適な優れた弾力性、硬度を有する乳 房形状補正部材を容易に得ることができ、且つ、耐熱性、耐久性が良好で、繰り 返しの洗濯に十分絶えることができ、弾力性の低下、性質変化が少なく、製品寿 命を長くすることができる乳房カップを有する衣類を提供できる。
【0063】 また、乳房受けカップを有する衣類が、ブラジャー、ボディスーツ、スリーイ ンワン、テディ、ブラスリップ、レオタード、水着から選ばれた衣類である本考 案の好ましい態様とすることにより、これらの衣類は、前記本考案の効果を好適 に発揮し、優れたバストの造型機を十分に発揮できる乳房カップを有する衣類を 提供できる。
【図1】本考案の一実施例の3/4カップワイヤー入り
タイプのブラジャーの表側から見た概略斜視図である。
タイプのブラジャーの表側から見た概略斜視図である。
【図2】本考案の一実施例の図1のブラジャーのX−Y
方向の切断面の端面を示しいている模式図の一例であ
る。
方向の切断面の端面を示しいている模式図の一例であ
る。
【図3】本考案の一実施例の図1のブラジャーのX−Y
方向の切断面の端面を示しいている模式図の別の一例で
ある。
方向の切断面の端面を示しいている模式図の別の一例で
ある。
【図4】本考案の一実施例の図1のブラジャーのX−Y
方向の切断面の端面を示しいている模式図の別の一例で
ある。
方向の切断面の端面を示しいている模式図の別の一例で
ある。
【図5】本考案の一実施例の図1のブラジャーのX−Y
方向の切断面の端面を示しいている模式図の別の一例で
ある。
方向の切断面の端面を示しいている模式図の別の一例で
ある。
【図6】本考案の一実施例のフルカップワイヤー入りタ
イプのブラジャーの表側から見た概略斜視図である。
イプのブラジャーの表側から見た概略斜視図である。
【図7】本考案の一実施例の1/2カップワイヤー入り
タイプのブラジャーの表側から見た概略斜視図である。
タイプのブラジャーの表側から見た概略斜視図である。
【図8】本考案の一実施例の別の態様の3/4カップワ
イヤー入りタイプのブラジャーの表側から見た概略斜視
図である。
イヤー入りタイプのブラジャーの表側から見た概略斜視
図である。
【図9】本考案の一実施例の別の態様の3/4カップワ
イヤー入りタイプのブラジャーの表側から見た概略斜視
図である。
イヤー入りタイプのブラジャーの表側から見た概略斜視
図である。
【図10】本考案の一実施例の別の態様のフルカップワ
イヤー入りタイプのブラジャー表側から見た概略斜視図
である。
イヤー入りタイプのブラジャー表側から見た概略斜視図
である。
【図11】本考案の一実施例の別の態様のフルカップワ
イヤー入りタイプのブラジャー表側から見た概略斜視図
である。
イヤー入りタイプのブラジャー表側から見た概略斜視図
である。
【図12】本考案の一実施例のフルカップノンワイヤー
タイプのブラジャー表側から見た概略斜視図である。
タイプのブラジャー表側から見た概略斜視図である。
【図13】本考案の一実施例のボディスーツの表側から
見た概略斜視図である。
見た概略斜視図である。
【図14】本考案の一実施例の水着の表側から見た概略
斜視図である。
斜視図である。
1 上カップ部 2 下カップ部 3 カップのほぼ下半分のほぼ半円状の縁 4 乳房形状補正部材 5 乳房形状補正部材の上方の先端部 6 カップ下半分の縁の脇部先端 7 カップ下半分の縁の前中心部先端 8 土台布 9 バック布 10 ストラップ(肩紐) 11 上カップ表布 12 下カップ表布 13 上カップ布 14 下カップ布 15 下カップ布 16、17、18 テープ布 19 カップワイヤー 21、21´ 縫製ライン 22 縫製ライン 23、23´、23´´ 縫製ライン 24、24´ 縫製ライン 25、26 縫製ライン 27 上カップ裏布 28 テープ状の補強布 29 下カップ裏布 30 下カップカバー布 31 生地
Claims (9)
- 【請求項1】 ほぼ板状の弾性樹脂片からなる乳房形状
補正部材が、乳房受けカップを有する衣類の前記乳房受
けカップのほぼ下部近傍部分、および/または、ほぼ脇
部近傍部分に設けられていることを特徴とする乳房受け
カップを有する衣類。 - 【請求項2】 乳房形状補正部材が、その周縁のうち脇
部及び/または下部の縁近傍の一部または全部がカップ
布に固着されていることを特徴とする請求項1に記載の
乳房受けカップを有する衣類。 - 【請求項3】 乳房形状補正部材が、カップ布に固着さ
れずにカップ布を構成する布の間に挿入されていること
を特徴とする請求項1に記載の乳房受けカップを有する
衣類。 - 【請求項4】 乳房受けカップの脇部から下部を通って
前中心部に至るカップの縁に沿ってほぼ半円状のカップ
ワイヤーを具備してなる請求項1〜3のいずれかに記載
の乳房受けカップを有する衣類。 - 【請求項5】 乳房形状補正部材の上方の先端部の位置
がカップのほぼ下半分のほぼ半円状の縁の脇部先端と前
中心部先端を結ぶ仮想線よりほぼ3.5cm上方の位置
以下の位置にある請求項1〜4のいずれかに記載の乳房
受けカップを有する衣類。 - 【請求項6】 乳房形状補正部材を構成する弾性樹脂
が、ショアー硬度Dが10〜45の弾性樹脂である請求
項1〜5のいずれかに記載の乳房受けカップを有する衣
類。 - 【請求項7】 弾性樹脂が化学架橋または物理架橋エラ
ストマー樹脂である請求項6に記載の乳房受けカップを
有する衣類。 - 【請求項8】 化学架橋または物理架橋エラストマー樹
脂がオレフィン系エラストマー樹脂、ポリエステル系エ
ラストマー樹脂、ホリアミド系エラストマー樹脂、シリ
コーン系エラストマー樹脂から選ばれた樹脂である請求
項7に記載の乳房受けカップを有する衣類。 - 【請求項9】 乳房受けカップを有する衣類が、ブラジ
ャー、ボディスーツ、スリーインワン、テディ、ブラス
リップ、レオタード、水着から選ばれた衣類である請求
項1〜8のいずれかに記載の乳房受けカップを有する衣
類。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993024809U JP2515362Y2 (ja) | 1993-05-13 | 1993-05-13 | 乳房受けカップを有する衣類 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993024809U JP2515362Y2 (ja) | 1993-05-13 | 1993-05-13 | 乳房受けカップを有する衣類 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0683712U true JPH0683712U (ja) | 1994-11-29 |
| JP2515362Y2 JP2515362Y2 (ja) | 1996-10-30 |
Family
ID=12148529
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993024809U Expired - Lifetime JP2515362Y2 (ja) | 1993-05-13 | 1993-05-13 | 乳房受けカップを有する衣類 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2515362Y2 (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003041405A (ja) * | 2001-07-24 | 2003-02-13 | Wacoal Corp | カップ部を有する衣類 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2515362Y2 (ja) | 1996-10-30 |
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