JPH068379Y2 - 逃し弁付き減圧弁 - Google Patents
逃し弁付き減圧弁Info
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- JPH068379Y2 JPH068379Y2 JP1989077799U JP7779989U JPH068379Y2 JP H068379 Y2 JPH068379 Y2 JP H068379Y2 JP 1989077799 U JP1989077799 U JP 1989077799U JP 7779989 U JP7779989 U JP 7779989U JP H068379 Y2 JPH068379 Y2 JP H068379Y2
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- pressure reducing
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- diaphragm
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Description
【考案の詳細な説明】 [利用分野及び考案の概要] 本考案は、逃し弁付きの減圧弁、特に、その逃し弁開弁
時の排出水の取出し構造の改良に関し、減圧弁の二次圧
検知用のダイヤフラムに逃し弁を具備させた構成の弁構
造において、逃し弁からの排出水を減圧弁の減圧弁本体
(4)の底部から下方に排出できるようにして、排出水に
よる減圧弁全体の水濡れによる不都合を防止するもので
ある。
時の排出水の取出し構造の改良に関し、減圧弁の二次圧
検知用のダイヤフラムに逃し弁を具備させた構成の弁構
造において、逃し弁からの排出水を減圧弁の減圧弁本体
(4)の底部から下方に排出できるようにして、排出水に
よる減圧弁全体の水濡れによる不都合を防止するもので
ある。
[従来技術及びその課題] 貯湯式温水器への給水回路には、減圧弁と逃し弁とが組
み込まれる。これらの弁はいずれも温水器の貯湯タンク
の安全性を確保するためのもので、前者は、二次圧を一
定に維持すべく機能し、後者は前記貯湯タンクを含む二
次側の回路が異常高圧になった場合に、当該回路を開放
して一定の圧力以下に維持すべく機能する。
み込まれる。これらの弁はいずれも温水器の貯湯タンク
の安全性を確保するためのもので、前者は、二次圧を一
定に維持すべく機能し、後者は前記貯湯タンクを含む二
次側の回路が異常高圧になった場合に、当該回路を開放
して一定の圧力以下に維持すべく機能する。
従来、これらの弁装置が別個に配管中に配設されていた
が、最近では、逃し弁を減圧弁に組み込むようにして、
配管構造の簡略化を図っている。このような逃し弁付き
の減圧弁が、特開昭62-177378号公報に開示されてお
り、このものでは、第5図に示すように、減圧弁本体の
一次側の弁室(10)に、主弁(1)と弁軸(13)とから成る弁
ユニット(V)を貫通させると共に、この弁ユニット(V)と
ダイヤフラム(2)とを接離自在に対接させ、前記ダイヤ
フラム(2)に逃し弁(3)を具備させている。即ち、前記逃
し弁(3)の弁軸(31)を中空筒状としてこの逃し弁(3)と弁
ユニット(V)の弁軸(13)の上端に形成した弁座部(11)と
を対接させ、ダイヤフラム(2)には減圧弁の二次圧設定
用のバネ(21)を作用させ、主弁(1)の下端に前記バネ(2
1)の付勢力よりも小さな付勢力の補助バネ(12)を上向き
に作用させた構造となっている。従って、通常の減圧動
作では、バネ(21)と補助バネ(12)の付勢力が相互に反対
向きに作用していることから、逃し弁(3)が弁座部(11)
に対接したままでダイヤフラム(2)の動作に応じた動作
をして主弁(1)を開閉する。つまり、二次圧を一定の圧
力に維持すべく動作する。
が、最近では、逃し弁を減圧弁に組み込むようにして、
配管構造の簡略化を図っている。このような逃し弁付き
の減圧弁が、特開昭62-177378号公報に開示されてお
り、このものでは、第5図に示すように、減圧弁本体の
一次側の弁室(10)に、主弁(1)と弁軸(13)とから成る弁
ユニット(V)を貫通させると共に、この弁ユニット(V)と
ダイヤフラム(2)とを接離自在に対接させ、前記ダイヤ
フラム(2)に逃し弁(3)を具備させている。即ち、前記逃
し弁(3)の弁軸(31)を中空筒状としてこの逃し弁(3)と弁
ユニット(V)の弁軸(13)の上端に形成した弁座部(11)と
を対接させ、ダイヤフラム(2)には減圧弁の二次圧設定
用のバネ(21)を作用させ、主弁(1)の下端に前記バネ(2
1)の付勢力よりも小さな付勢力の補助バネ(12)を上向き
に作用させた構造となっている。従って、通常の減圧動
作では、バネ(21)と補助バネ(12)の付勢力が相互に反対
向きに作用していることから、逃し弁(3)が弁座部(11)
に対接したままでダイヤフラム(2)の動作に応じた動作
をして主弁(1)を開閉する。つまり、二次圧を一定の圧
力に維持すべく動作する。
二次側が閉じた状態にあるときに、主弁(1)は弁室(10)
の下端の弁座に対接して閉弁状態にあるが、このとき二
次側の回路が異常高圧になると、ダイヤフラム(2)には
この圧力に応じて上向きの力が作用する。バネ(21)の付
勢力よりも補助バネ(12)のそれが小さく設定されている
が、ダイヤフラム(2)に作用する圧力の総和が大きいこ
とから、この圧力によって逃し弁(3)と弁座部(11)とが
離反せしめられて逃し弁(3)が開弁し、弁軸(31)の貫通
孔部を介して二次側の回路が開放される。つまり、逃し
弁(3)が動作して、二次側の回路が設定圧力に降下せし
められることとなる。
の下端の弁座に対接して閉弁状態にあるが、このとき二
次側の回路が異常高圧になると、ダイヤフラム(2)には
この圧力に応じて上向きの力が作用する。バネ(21)の付
勢力よりも補助バネ(12)のそれが小さく設定されている
が、ダイヤフラム(2)に作用する圧力の総和が大きいこ
とから、この圧力によって逃し弁(3)と弁座部(11)とが
離反せしめられて逃し弁(3)が開弁し、弁軸(31)の貫通
孔部を介して二次側の回路が開放される。つまり、逃し
弁(3)が動作して、二次側の回路が設定圧力に降下せし
められることとなる。
ところが、この従来のものでは、前記逃し弁(3)からの
排出水が、減圧弁のダイヤフラム(2)側に排出されるこ
ととなり、排出水が前記ダイヤフラム(2)の上方域に貯
溜し、この状態が長時間に亙って放置されると、錆の発
生や腐食による各部の損傷が生じ易い。
排出水が、減圧弁のダイヤフラム(2)側に排出されるこ
ととなり、排出水が前記ダイヤフラム(2)の上方域に貯
溜し、この状態が長時間に亙って放置されると、錆の発
生や腐食による各部の損傷が生じ易い。
本考案は、かかる点に鑑みてなされたものであり、『主
弁(1)とこれの弁軸(13)とからなる弁ユニット(V)の前記
主弁(1)を減圧弁本体内の一次側の弁室(10)の出口部に
切離自在に対接させると共に、前記弁軸(13)を前記弁室
(10)に気密摺動自在に挿通させ、減圧弁本体の二次側圧
力に応じて動作するようにしたダイヤフラム(2)に前記
弁ユニット(V)を連動させて前記主弁(1)を開閉させる形
式の減圧弁であって、主弁(1)が閉弁方向となるように
前記弁ユニット(V)を補助バネ(12)によって付勢すると
共にこの補助バネ(12)の付勢力を前記ダイヤフラム(2)
に作用させた二次圧設定用のバネ(21)の付勢力よりも小
さく設定し、弁ユニット(V)の弁軸(13)の上端には前記
ダイヤフラム(2)の下面と対向する部分に弁座部(11)を
設け、ダイヤフラム(2)に具備させた逃し弁(3)を前記弁
座部(11)に対接させ、この逃し弁(3)が開弁したときに
二次側を大気側に連通させるようにした逃し弁付きの減
圧弁』において、逃し弁が開弁したときの排出水が減圧
弁内に貯留することなく、下方に排出されるようにし
て、排出水が貯留又は付着することによる不都合を解消
することをその課題とする。
弁(1)とこれの弁軸(13)とからなる弁ユニット(V)の前記
主弁(1)を減圧弁本体内の一次側の弁室(10)の出口部に
切離自在に対接させると共に、前記弁軸(13)を前記弁室
(10)に気密摺動自在に挿通させ、減圧弁本体の二次側圧
力に応じて動作するようにしたダイヤフラム(2)に前記
弁ユニット(V)を連動させて前記主弁(1)を開閉させる形
式の減圧弁であって、主弁(1)が閉弁方向となるように
前記弁ユニット(V)を補助バネ(12)によって付勢すると
共にこの補助バネ(12)の付勢力を前記ダイヤフラム(2)
に作用させた二次圧設定用のバネ(21)の付勢力よりも小
さく設定し、弁ユニット(V)の弁軸(13)の上端には前記
ダイヤフラム(2)の下面と対向する部分に弁座部(11)を
設け、ダイヤフラム(2)に具備させた逃し弁(3)を前記弁
座部(11)に対接させ、この逃し弁(3)が開弁したときに
二次側を大気側に連通させるようにした逃し弁付きの減
圧弁』において、逃し弁が開弁したときの排出水が減圧
弁内に貯留することなく、下方に排出されるようにし
て、排出水が貯留又は付着することによる不都合を解消
することをその課題とする。
[技術的手段] 上記技術的課題を解決するために講じた本考案の技術的
手段は『前記弁ユニット(V)の弁軸(13)に前記弁座部(1
1)の形成域内から弁軸下端に貫通する貫通孔部(14)を形
成し、前記弁軸(13)の下端部を減圧弁本体(4)の二次側
の底壁部に外周気密状態で且摺動自在に挿通させ、前記
減圧弁本体(4)における弁軸(13)の下端挿通部外周に排
出管接続用の接続筒部を形成した』ことである。
手段は『前記弁ユニット(V)の弁軸(13)に前記弁座部(1
1)の形成域内から弁軸下端に貫通する貫通孔部(14)を形
成し、前記弁軸(13)の下端部を減圧弁本体(4)の二次側
の底壁部に外周気密状態で且摺動自在に挿通させ、前記
減圧弁本体(4)における弁軸(13)の下端挿通部外周に排
出管接続用の接続筒部を形成した』ことである。
[作用] 本考案の上記技術的手段は次のように作用する。
弁ユニット(V)の主弁(1)と逃し弁(3)との関係及びダイ
ヤフラム(2)の動作との関係、更には、二次側回路の圧
力変化に伴う各部の動作については、既述の従来例と同
様である。
ヤフラム(2)の動作との関係、更には、二次側回路の圧
力変化に伴う各部の動作については、既述の従来例と同
様である。
ところで、前記逃し弁(3)が開弁動作したときには、弁
ユニット(V)の弁軸(13)の上端に形成した弁座部(11)の
区域内に流入した二次側回路の水は、弁軸(13)の貫通孔
部(14)から排出される。この弁軸(13)の下端部は減圧弁
本体(4)の二次側の底壁部を外周気密状態で且つ摺動自
在に挿通するから、前記排出水は、減圧弁本体(4)の二
次側の底壁に露出する弁軸(13)の下端部から接続筒部に
達し、これから下方に排出される。したがって、この接
続筒部に排出管を接続させた場合には、逃し弁開弁時の
排出水が、この排出管から所望の位置に排出されること
となる。
ユニット(V)の弁軸(13)の上端に形成した弁座部(11)の
区域内に流入した二次側回路の水は、弁軸(13)の貫通孔
部(14)から排出される。この弁軸(13)の下端部は減圧弁
本体(4)の二次側の底壁部を外周気密状態で且つ摺動自
在に挿通するから、前記排出水は、減圧弁本体(4)の二
次側の底壁に露出する弁軸(13)の下端部から接続筒部に
達し、これから下方に排出される。したがって、この接
続筒部に排出管を接続させた場合には、逃し弁開弁時の
排出水が、この排出管から所望の位置に排出されること
となる。
尚、排出管接続用の接続筒部は弁軸(13)の下端挿通部か
ら離れた外周側に位置するから、前記接続筒部に接続さ
れる排出管と前記弁軸(13)とが相互に独立しており、前
記主弁(1)が排出管から独立して動作する。
ら離れた外周側に位置するから、前記接続筒部に接続さ
れる排出管と前記弁軸(13)とが相互に独立しており、前
記主弁(1)が排出管から独立して動作する。
[効果] 本考案は上記構成であるから次の特有の効果を有する。
逃し弁の作動時には、逃し弁開弁時の排出水が減圧弁内
に貯留することなく、減圧弁本体(4)の二次側の底壁部
からそのまま下方に排出されるから、前記排出水が減圧
弁内に貯留又は付着することによる、腐食や錆の発生等
の不都合が確実に解消される。
に貯留することなく、減圧弁本体(4)の二次側の底壁部
からそのまま下方に排出されるから、前記排出水が減圧
弁内に貯留又は付着することによる、腐食や錆の発生等
の不都合が確実に解消される。
又、排出水を下方に排出する際において、接続筒部に接
続される排出管が主弁(1)の動作に影響を与えないか
ら、排出管を接続したとしても、前記主弁の減圧動作が
円滑なものとなる。
続される排出管が主弁(1)の動作に影響を与えないか
ら、排出管を接続したとしても、前記主弁の減圧動作が
円滑なものとなる。
[実施例] 以下、本考案の実施例を第1図から第4図に基いて説明
する。
する。
第1図〜第3図に示す第1実施例は、既述従来例と同様
に、減圧弁本体(4)の一次側の弁室(10)に、主弁(1)と弁
軸(13)とから成る弁ユニット(V)を貫通させ、前記弁軸
(13)の上端部に弁座部(11)を設け、この弁座部(11)にダ
イヤフラム(2)の中央部に配設した逃し弁(3)を対接させ
た構成であり、補助バネ(12)の配設態様、及び、これの
付勢力とダイヤフラム(2)に作用させたバネ(21)の付勢
力についても、既述従来例と同様に設定されている。
に、減圧弁本体(4)の一次側の弁室(10)に、主弁(1)と弁
軸(13)とから成る弁ユニット(V)を貫通させ、前記弁軸
(13)の上端部に弁座部(11)を設け、この弁座部(11)にダ
イヤフラム(2)の中央部に配設した逃し弁(3)を対接させ
た構成であり、補助バネ(12)の配設態様、及び、これの
付勢力とダイヤフラム(2)に作用させたバネ(21)の付勢
力についても、既述従来例と同様に設定されている。
逃し弁(3)と大気側とを連通する連通路を形成するた
め、弁ユニット(V)の弁軸(13)は軸線方向に貫通する貫
通孔部(14)を具備させた中空筒状に構成してある。そし
て、この弁軸(13)の上端は、減圧弁本体(4)内に形成さ
れる筒状部(41)の上端筒部に外周気密状態で且摺動自在
に嵌合する。尚、この筒状部(41)内が、既述の減圧弁本
体(4)の一次側の弁室(10)に相当する。一方、弁軸(13)
の下端部は、減圧弁本体(4)の二次側の底壁部に装着し
た栓体(42)を外周気密状態で且摺動自在に貫通する。
め、弁ユニット(V)の弁軸(13)は軸線方向に貫通する貫
通孔部(14)を具備させた中空筒状に構成してある。そし
て、この弁軸(13)の上端は、減圧弁本体(4)内に形成さ
れる筒状部(41)の上端筒部に外周気密状態で且摺動自在
に嵌合する。尚、この筒状部(41)内が、既述の減圧弁本
体(4)の一次側の弁室(10)に相当する。一方、弁軸(13)
の下端部は、減圧弁本体(4)の二次側の底壁部に装着し
た栓体(42)を外周気密状態で且摺動自在に貫通する。
前記弁軸(13)の上端のダイヤフラム(2)との対向部に
は、前記ダイヤフラム(2)に具備させた逃し弁(3)と対接
する弁座部(11)が形成されており、貫通孔部(14)の上端
は逃し弁(3)と弁座部(11)とによって形成される空間(S)
に開口し、下方の開放端は栓体(42)の下部の筒部内に開
放する。従って、前記空間(S)は、貫通孔部(14)から栓
体(42)の下方開放端を介して大気側に連通する。
は、前記ダイヤフラム(2)に具備させた逃し弁(3)と対接
する弁座部(11)が形成されており、貫通孔部(14)の上端
は逃し弁(3)と弁座部(11)とによって形成される空間(S)
に開口し、下方の開放端は栓体(42)の下部の筒部内に開
放する。従って、前記空間(S)は、貫通孔部(14)から栓
体(42)の下方開放端を介して大気側に連通する。
次に、この実施例では、ダイヤフラム(2)と弁ユニット
(V)とを一定範囲の相対移動余裕をもって連結する構成
としてあり、このため、逃し弁(3)の下面中央から突起
(32)を突出させ、この突起(32)と弁軸(13)とをピン(P)
によって連結している。又、この連結部に軸線方向の相
対移動余裕を具備させるため、この実施例では、突起(3
2)にこの軸線に対して直角方向に貫通させた横穴(33)の
断面を長孔とし、この横穴(33)に前記ピン(P)を挿通さ
せている。このピン(P)は、弁軸(13)の上端に具備させ
且弁座部(11)を形成させた筒状の弁座体(15)を、その軸
線に対して直角方向に貫通するように装着されたもの
で、所謂スプリングピンが用いられている。又、弁軸(1
3)と前記弁座体(15)との結合構造として、ネジ結合方式
を採用し、このネジ結合部の気密を確保するため、第2
図において明らかなように、弁軸(13)の上端ネジ部の基
端部にシール用パッキン(16)を介装している。
(V)とを一定範囲の相対移動余裕をもって連結する構成
としてあり、このため、逃し弁(3)の下面中央から突起
(32)を突出させ、この突起(32)と弁軸(13)とをピン(P)
によって連結している。又、この連結部に軸線方向の相
対移動余裕を具備させるため、この実施例では、突起(3
2)にこの軸線に対して直角方向に貫通させた横穴(33)の
断面を長孔とし、この横穴(33)に前記ピン(P)を挿通さ
せている。このピン(P)は、弁軸(13)の上端に具備させ
且弁座部(11)を形成させた筒状の弁座体(15)を、その軸
線に対して直角方向に貫通するように装着されたもの
で、所謂スプリングピンが用いられている。又、弁軸(1
3)と前記弁座体(15)との結合構造として、ネジ結合方式
を採用し、このネジ結合部の気密を確保するため、第2
図において明らかなように、弁軸(13)の上端ネジ部の基
端部にシール用パッキン(16)を介装している。
上記構成の減圧弁の場合には、予め逃し弁(3)と弁座体
(15)とをピン(P)を用いて連結した状態でこれらをダイ
ヤフラム(2)にネジ止めし、これらの組立体と主弁(1)を
具備させた弁軸(13)とを筒状部(41)内で弁座体(15)にネ
ジ止めする。このとき、弁座体(15)と逃し弁(3)とはピ
ン(P)によって連結されているから逃し弁(3)の一部を保
持した状態で弁軸(13)の上端ネジ部を弁座体(15)の雌ネ
ジ部にねじ込むと、弁座体(15)と弁軸(13)とが共まわり
することなくネジ結合できる。その後、各部を減圧弁本
体(4)に組み付けると、減圧弁が完成し、弁軸(13)と逃
し弁(3)とが一定の移動余裕を有する態様で連結される
こととなる。尚、この実施例では前記弁軸(13)の螺合を
容易にするため、弁軸(13)の下端に直径方向に開削した
工具係合溝(17)を形成してある。従って、弁座体(15)と
弁軸(13)とのネジ結合に際しては、前記工具係合溝(17)
にドライバー等の工具を対応させ、逃し弁(3)の一部を
工具で保持した状態で相対回動させ得ることとなる。
(15)とをピン(P)を用いて連結した状態でこれらをダイ
ヤフラム(2)にネジ止めし、これらの組立体と主弁(1)を
具備させた弁軸(13)とを筒状部(41)内で弁座体(15)にネ
ジ止めする。このとき、弁座体(15)と逃し弁(3)とはピ
ン(P)によって連結されているから逃し弁(3)の一部を保
持した状態で弁軸(13)の上端ネジ部を弁座体(15)の雌ネ
ジ部にねじ込むと、弁座体(15)と弁軸(13)とが共まわり
することなくネジ結合できる。その後、各部を減圧弁本
体(4)に組み付けると、減圧弁が完成し、弁軸(13)と逃
し弁(3)とが一定の移動余裕を有する態様で連結される
こととなる。尚、この実施例では前記弁軸(13)の螺合を
容易にするため、弁軸(13)の下端に直径方向に開削した
工具係合溝(17)を形成してある。従って、弁座体(15)と
弁軸(13)とのネジ結合に際しては、前記工具係合溝(17)
にドライバー等の工具を対応させ、逃し弁(3)の一部を
工具で保持した状態で相対回動させ得ることとなる。
この実施例の場合には、通常時には、既述従来例と同様
に、逃し弁(3)は閉鎖状態にあって、弁ユニット(V)は、
ダイヤフラム(2)と共に二次側圧力の変化に応じて応動
する。
に、逃し弁(3)は閉鎖状態にあって、弁ユニット(V)は、
ダイヤフラム(2)と共に二次側圧力の変化に応じて応動
する。
逃し弁(3)が閉鎖状態にあるときに、この二次側圧力が
逃し弁(3)の設定圧以上になると、前記逃し弁(3)と弁ユ
ニット(V)とが相互に連結されているものの両者間には
軸線方向の移動余裕があるから、この移動余裕に応じ
て、ダイヤフラム(2)が弁ユニット(V)から独立して応動
する。つまり、ダイヤフラム(2)がバネ(21)の付勢力に
抗して弁ユニット(V)の弁軸(13)から離反する方向に動
作し、このダイヤフラム(2)に具備させた逃し弁(3)も弁
軸(13)の弁座部(11)から離反する方向に移動して、第2
図のように、空間(S)が貫通孔部(14)を介して大気側に
連通する。そして、この作用により二次側が逃し弁(3)
の設定圧力に維持されることとなる。
逃し弁(3)の設定圧以上になると、前記逃し弁(3)と弁ユ
ニット(V)とが相互に連結されているものの両者間には
軸線方向の移動余裕があるから、この移動余裕に応じ
て、ダイヤフラム(2)が弁ユニット(V)から独立して応動
する。つまり、ダイヤフラム(2)がバネ(21)の付勢力に
抗して弁ユニット(V)の弁軸(13)から離反する方向に動
作し、このダイヤフラム(2)に具備させた逃し弁(3)も弁
軸(13)の弁座部(11)から離反する方向に移動して、第2
図のように、空間(S)が貫通孔部(14)を介して大気側に
連通する。そして、この作用により二次側が逃し弁(3)
の設定圧力に維持されることとなる。
二次側に前記設定圧力よりも更に高い圧力が作用する
と、ダイヤフラム(2)は一層弁ユニット(V)の上端から離
反されるようになるが、弁ユニット(V)とダイヤフラム
(2)との離反距離はこれらの連結部の移動余裕の範囲内
に制限されていることから、この時にはダイヤフラム
(2)と弁ユニット(V)とが一定的に連結された状態とな
り、逃し弁(3)と弁軸(13)とが突起(32)ピン(P)弁座
体(15)の経路で連結されて、第3図に示すように、弁軸
(13)と一体の主弁(1)に強制閉弁力が作用することとな
る。
と、ダイヤフラム(2)は一層弁ユニット(V)の上端から離
反されるようになるが、弁ユニット(V)とダイヤフラム
(2)との離反距離はこれらの連結部の移動余裕の範囲内
に制限されていることから、この時にはダイヤフラム
(2)と弁ユニット(V)とが一定的に連結された状態とな
り、逃し弁(3)と弁軸(13)とが突起(32)ピン(P)弁座
体(15)の経路で連結されて、第3図に示すように、弁軸
(13)と一体の主弁(1)に強制閉弁力が作用することとな
る。
尚、この実施例では、弁軸(13)の下端が栓体(42)の下端
に形成した排出管接続用の接続筒部としての雌ネジ部(4
3)に開放しているから、この雌ネジ部(43)に、逃し弁
(3)作動時の排出水の排出の為の配管を螺合接続でき
る。
に形成した排出管接続用の接続筒部としての雌ネジ部(4
3)に開放しているから、この雌ネジ部(43)に、逃し弁
(3)作動時の排出水の排出の為の配管を螺合接続でき
る。
次に、第4図に示す第2実施例は、弁軸(13)と弁座体(1
5)とを一体的に構成したものであり、この弁軸(13)と別
体に構成した主弁(1)をネジ止めするとともに弁軸(13)
と逃し弁(3)の連結構造として、逃し弁(3)の中央部に筒
状の弁軸(13)の貫通孔部(14)を貫通する態様で軸体(18)
を螺合させ、この軸体(18)の下端の頭部(19)を弁軸(13)
の下端に一定の間隙(G)を介して対向させるようにした
ものである。この場合にも、上記第1実施例と同様に機
能する。尚、この実施例では、弁座部(11)を形成した筒
部の内周の断面形状は、六角形等の多角形としてあり、
この多角形状断面部に工具を対応させて弁軸(13)の下端
部に主弁(1)をネジ止めできる。従って、筒状部(41)内
に予め弁軸(13)の上端部を挿入した状態で弁軸(13)の下
端部に主弁(1)を取付けられ、この後で、軸体(18)を逃
し弁(3)にネジ止めできることとなる。
5)とを一体的に構成したものであり、この弁軸(13)と別
体に構成した主弁(1)をネジ止めするとともに弁軸(13)
と逃し弁(3)の連結構造として、逃し弁(3)の中央部に筒
状の弁軸(13)の貫通孔部(14)を貫通する態様で軸体(18)
を螺合させ、この軸体(18)の下端の頭部(19)を弁軸(13)
の下端に一定の間隙(G)を介して対向させるようにした
ものである。この場合にも、上記第1実施例と同様に機
能する。尚、この実施例では、弁座部(11)を形成した筒
部の内周の断面形状は、六角形等の多角形としてあり、
この多角形状断面部に工具を対応させて弁軸(13)の下端
部に主弁(1)をネジ止めできる。従って、筒状部(41)内
に予め弁軸(13)の上端部を挿入した状態で弁軸(13)の下
端部に主弁(1)を取付けられ、この後で、軸体(18)を逃
し弁(3)にネジ止めできることとなる。
この第2実施例のものでは、二次側が逃し弁(3)の設定
圧力以上の圧力になった場合には、軸体(18)頭部(19)
弁軸(13)の下端の経路で主弁(1)に強制閉弁力が作用
することとなる。
圧力以上の圧力になった場合には、軸体(18)頭部(19)
弁軸(13)の下端の経路で主弁(1)に強制閉弁力が作用
することとなる。
尚、上記いずれの実施例も、減圧弁本体(4)に取付けた
別体の栓体(42)に排出管接続部用の接続筒部を形成した
が、これを減圧弁本体(4)と一体的に形成するようにし
てもよい。
別体の栓体(42)に排出管接続部用の接続筒部を形成した
が、これを減圧弁本体(4)と一体的に形成するようにし
てもよい。
又、前記接続筒部としては、雌ネジ構造のもの以外に、
ゴムホース等の可撓管を接続する所謂ホースエンドとす
ることも可能である。
ゴムホース等の可撓管を接続する所謂ホースエンドとす
ることも可能である。
第1図は本考案実施例の断面図,第2図・第3図は作動
状態の説明図,第4図は他の実施例の要部説明図,第5
図は従来例の説明図であり、図中, (1)……主弁 (10)……弁室 (13)……弁軸 (V)……弁ユニット (12)……補助バネ (21)……バネ (2)……ダイヤフラム (11)……弁座部 (3)……逃し弁 (14)……貫通孔部 (13)……弁軸 (4)……減圧弁本体
状態の説明図,第4図は他の実施例の要部説明図,第5
図は従来例の説明図であり、図中, (1)……主弁 (10)……弁室 (13)……弁軸 (V)……弁ユニット (12)……補助バネ (21)……バネ (2)……ダイヤフラム (11)……弁座部 (3)……逃し弁 (14)……貫通孔部 (13)……弁軸 (4)……減圧弁本体
Claims (1)
- 【請求項1】主弁(1)とこれの弁軸(13)とからなる弁ユ
ニット(V)の前記主弁(1)を減圧弁本体内の一次側の弁室
(10)の出口部に接離自在に対接させると共に、前記弁軸
(13)を前記弁室(10)に気密摺動自在に挿通させ、減圧弁
本体の二次側圧力に応じて動作するようにしたダイヤフ
ラム(2)に前記弁ユニット(V)を連動させて前記主弁(1)
を開閉させる形式の減圧弁であって、主弁(1)が閉弁方
向となるように前記弁ユニット(V)を補助バネ(12)によ
って付勢すると共にこの補助バネ(12)の付勢力を前記ダ
イヤフラム(2)に作用させた二次圧設定用のバネ(21)の
付勢力よりも小さく設定し、弁ユニット(V)の弁軸(13)
の上端には前記ダイヤフラム(2)の下面と対向する部分
に弁座部(11)を設け、ダイヤフラム(2)に具備させた逃
し弁(3)を前記弁座部(11)に対接させ、この逃し弁(3)が
開弁したときに二次側を大気側に連通させるようにした
逃し弁付きの減圧弁において、前記弁ユニット(V)の弁
軸(13)に前記弁座部(11)の形成域内から弁軸下端に貫通
する貫通孔部(14)を形成し、前記弁軸(13)の下端部を減
圧弁本体(4)の二次側の底壁部に外周気密状態で且摺動
自在に挿通させ、前記減圧弁本体(4)における弁軸(13)
の下端挿通部外周に排出管接続用の接続筒部を形成した
逃し弁付き減圧弁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989077799U JPH068379Y2 (ja) | 1989-06-30 | 1989-06-30 | 逃し弁付き減圧弁 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989077799U JPH068379Y2 (ja) | 1989-06-30 | 1989-06-30 | 逃し弁付き減圧弁 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0317487U JPH0317487U (ja) | 1991-02-21 |
| JPH068379Y2 true JPH068379Y2 (ja) | 1994-03-02 |
Family
ID=31620514
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989077799U Expired - Lifetime JPH068379Y2 (ja) | 1989-06-30 | 1989-06-30 | 逃し弁付き減圧弁 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH068379Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-06-30 JP JP1989077799U patent/JPH068379Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0317487U (ja) | 1991-02-21 |
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