JPH0683833U - 壁面材連結被装金具 - Google Patents
壁面材連結被装金具Info
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- Finishing Walls (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 薄い石材パネルを使用し、板厚誤差に対して
施工時にこれを簡単に調整することができ、且つ石材自
体の取付を簡単にする。 【構成】 石材パネル1の一端裏面側に、係合孔17に
板発条部材18を臨ませ、当接板部13にタッピングビ
ス7挿通用ビス挿通孔13と第一板厚レベル調整ボルト
14を螺合した第一レベル調整螺子孔15を螺設した雌
部材金具10を固設する。石材パネル1の他端裏面側に
係合突起23を突設し、その基部に第二板厚調整スタッ
ドボルト24を螺合した第二レベル調整螺子孔25を螺
設し、また第三板厚調整ボルト26を螺合する第三レベ
ル調整螺子孔27を螺設した雄部材金具20を突出位置
調節可能に固設したことを特徴とする。
施工時にこれを簡単に調整することができ、且つ石材自
体の取付を簡単にする。 【構成】 石材パネル1の一端裏面側に、係合孔17に
板発条部材18を臨ませ、当接板部13にタッピングビ
ス7挿通用ビス挿通孔13と第一板厚レベル調整ボルト
14を螺合した第一レベル調整螺子孔15を螺設した雌
部材金具10を固設する。石材パネル1の他端裏面側に
係合突起23を突設し、その基部に第二板厚調整スタッ
ドボルト24を螺合した第二レベル調整螺子孔25を螺
設し、また第三板厚調整ボルト26を螺合する第三レベ
ル調整螺子孔27を螺設した雄部材金具20を突出位置
調節可能に固設したことを特徴とする。
Description
【0001】
本考案は建造物の表面を被装するための壁面材の取付技術に係り、殊に石材パ ネルを簡単に被装することができる壁面材連結被装金具に関するものである。
【0002】
従来より、建造物の表面を石材パネルによって被装した美装構造が用いられて おり、一般には、石材パネルの端縁に固設した取付ブラケットから予め配設した 下地材にタッピングビスを締結するか、或は、該取付ブラケットを下地金属材に 直接溶接するなどの方法によって固着し、多数の石材パネルを縦横方向に並列す るように被設していた。
【0003】
このように、従来の石材パネルは取付ブラケットを該パネル材の端縁に固設す る構造であるため、石材パネルの板厚が厚くなり全体の荷重が大きくなるため、 下地材の強度を上げる必要があるだけでなく、その荷重によって施工性が悪いと いう問題を有していた。
【0004】 また、石材パネルの板厚が不揃いであることに加えて取付作業が面倒であるた め、非常に複雑なレベル調整作業を余技なくされるなど、被装作業に高度な専門 技術を要し、特殊な熟練作業員を必要とするものであった。
【0005】 更に従来の構造では、石材パネルの端縁に取付ブラケットが突設されており該 部に作業間隙を必要とするため、石材パネル間に所定の目地を構成した仕上構造 になり、目地を小さくした仕上構造、或は目地を無くした突合せ張り仕上構造を 構成することが不能である。
【0006】 本考案は上記問題に鑑みてなされたものであり、板厚が薄い石材パネルを使用 して材料費の引き下げを図ることができると共に、石材パネルの板厚誤差に対し て施工時にこれを簡単に調整することができ、且つ石材自体の取付が簡単で工費 の引き下げを図ることができる新規構造の壁面材連結被装金具を提供することを 目的とするものである。更に、目地仕上だけでなく突合せ張り仕上を実施するこ とができる新規構造の壁面材連結被装金具を提供することを目的とするものであ る。
【0007】
本考案に係る壁面材連結被装金具は、壁面を被装する単位矩形パネル状の壁面 材を該壁面に固設した下地材に連結固着する金具において、前記壁面材の一端裏 面側に固設してなり、端縁方向に開口した係合孔に板発条部材の押圧縁を臨ませ てなると共に、屈折形成した当接板部に前記下地材に締結するためのタッピング ビス等の締結部材挿通孔を穿設してなり、且つ該当接板部に第一板厚レベル調整 ボルトを螺合する第一レベル調整螺子孔を穿設してなる雌部材金具と、前記壁面 材の他端裏面側に突出位置調節可能に固設してなり、壁面材の面方向外側に向か って前記係合孔に挿入する係合突起を突設し、該係合突起基部の基部第二板厚調 整スタッドボルトを螺合する第二レベル調整螺子孔を螺設してなると共に、該近 傍に第三板厚調整ボルトを螺合する第三レベル調整螺子孔を螺設してなる雄部材 金具とから構成したことを要旨とするものである。
【0008】 そして、前記雄部材金具の係合突起は、雌部材金具の係合孔に対して幅方向と 板厚方向に若干の自由度を有し、且つ雌部材金具に挿入したとき、板厚方向に前 記板発条部材の弾性により、壁面材から遠ざかる方向に常時弾性付勢される構造 になることを要旨とするものである。
【0009】
上記構成の壁面材連結被装金具は、それぞれ壁面材の上端側と下端側に雌部材 金具と雄部材金具を固設した状態で使用するものであり、雄部材金具の取付位置 を調節し、目地幅を調整することができる。
【0010】 下側の壁面材を下地材に対して締結固着した後、該下側の壁面材の上縁側に次 の壁面材を並列固着する。先ず、壁面材の下側に固設した雄部材金具の係合突起 を下側壁面材を固設している雌部材金具の係合孔に挿入係止して該壁面材の下端 を固定し、次に雌部材金具の締結部材挿通孔からタッピングビス等の締結部材を 挿入し下地枠に固着する。このとき、壁面材の上端側の面レベルは、第一レベル 調整螺子孔に螺合した第一板厚レベル調整ボルトを進退して行う。
【0011】 また、下側の壁面材の面レベルに対する上側の壁面材の下端側の面レベルの調 整は、該上側の壁面材を下地枠に固設した後、第二レベル調整螺子孔に螺合した 第二板厚調整スタッドボルトを、上下の壁面材間の目地間隙からボルト回動治具 を挿入して行うことができ、施工を完了する。
【0012】
以下、本考案に係る壁面材連結被装金具の実施例を図面に従って説明する。 図1及び第2図は目地仕上構造の施工例を示すものであり、図3及び図4は各 部材の一実施例を示す詳細図である。
【0013】 符号1は建造物2の壁面に被装する天然または人造の石材パネルであり、適宜 大きさの単位矩形正面形状になり、比較的板厚tを薄くした(従来の約1/2で ある)構造を呈する。該各石材パネル1は、建造物2の壁面に固設した溝状断面 の軽量鉄枠からなる下地枠3に対して、本考案の壁面材連結被装金具4を介して 固設連結されるもので、各石材パネル1には、その上端側裏面に該パネルの大き さに応じて二個または複数個の雌部材金具10を固設し、またその下端側裏面対 応位置に同数の雄部材金具20を固設してなる。
【0014】 上記雌部材金具10は、横断面がクランク状に屈折したステンレス鋼板等の金 属板の基板部11に、石材パネル1に接着等によって埋設固着したアンカーナッ ト5に螺合締結する締結ボルト6を挿通するボルト挿通孔12,12を穿設する と共に、当接板部13aに、下地枠3に穿設した小孔に対して螺合するタッピン グビス7を挿通するビス挿通孔13,13と、第一板厚レベル調整ボルト14, 14を螺合する第一レベル調整螺子孔15,15を螺設してなる。
【0015】 また、縦板部16には矩形の係合孔17を穿設すると共に、該係合孔17の裏 面側に屈曲した押圧縁19が臨むように、上記基板部11にステンレス製の板発 条部材18を配置し、上記締結ボルト6によって基板部11と一緒に石材パネル 1のアンカーナット5に締結固着した構造になる。
【0016】 上記雄部材金具20は、横断面が溝状に屈折したステンレス鋼板等の金属板の 基板部21に、石材パネル1に接着等によって埋設固着したアンカーナット5に 螺合締結する締結ボルト6を挿通するボルト挿通用長孔22,22を穿設し、矢 印A方向に取付位置締結位置調節可能にして目地幅Wを調節する構造にすると共 に、外側に位置して上記係合孔17に挿入する係合突起23を屈折構成し、該係 合突起23基部の基板部21に第二板厚調整スタッドボルト24を螺合する第二 レベル調整螺子孔25を螺設してなる。
【0017】 また、外側の溝壁に屈折形成したレベル調整縁29には、第三板厚調整ボルト 26を螺合する第三レベル調整螺子孔27を螺設してなる。該第三板厚調整ボル ト26には緩み止めナット28を螺合締結してなる。
【0018】 上記係合突起23は、係合孔17に対して幅方向(矢印B)と板厚方向(矢印 C)に若干の自由度を有し、また、板厚方向には板発条部材18の弾性により、 石材パネル1から遠ざかる方向に常時弾性付勢する構造になる。
【0019】 上記構成になる壁面材連結被装金具4は、それぞれ石材パネル1の上端側と下 端側に雌部材金具10と雄部材金具20を固設した状態で使用するものであり、 雄部材金具20の取付位置をボルト挿通用長孔22によって調節し、目地幅Wを 調整する。
【0020】 下側の石材パネル1を下地材3に対して締結固着した後、該下側の石材パネル 1の上縁側に次の石材パネル1を並列固着する。先ず、該石材パネル1の下側に 固設した雄部材金具20の係合突起23を下側パネル1を固設している雌部材金 具10の係合孔17に挿入係止して該パネルの下端を固定し、次に雌部材金具1 0のビス挿通孔13からタッピングビス7を挿入し、下地枠3に螺合締結して固 着する。このとき、石材パネル1の上端側の面レベルL1は、第一レベル調整螺 子孔15に螺合した第一板厚レベル調整ボルト14を進退して行う。
【0021】 また、下側の石材パネル1の面レベルL1に対する上側の石材パネル1の下端 側の面レベルL2の調整は、該上側の石材パネル1を下地枠3に固設した後、第 二レベル調整螺子孔25に螺合した第二板厚調整スタッドボルト24を、上下の 石材パネル1,1間の目地間隙からボルト回動治具を挿入して行う。この調整に よって、係合孔17に挿入した係合突起23が板発条部材18の弾性に抗して矢 印C方向に変位し、石材パネル1の正面側から面の状態を観ながら調整すること ができる。
【0022】 然る後、目地材9を両石材パネル1,1の間隙に充填して目地を構成する壁面 材の被装作業を終了する。
【0023】 次に図5は、石材パネル1,1間に目地を形成しない突合せ張り仕上の施工状 態を示すものである。 この施工の場合は、上下の石材パネル1,1間に目地が形成されないため、上 記の施工方法では、下側の石材パネル1の面レベルL1に対する上側の石材パネ ル1の下端側の面レベルL2の調整を、上下の石材パネル1,1間の目地間隙か らボルト回動治具を挿入して行う第二板厚調整スタッドボルト24によって調整 することができない。このため、この場合は雌部材金具20のレベル調整縁26 に螺設した第三レベル調整螺子孔27に螺合した第三板厚調整ボルト26を進退 し、これによって下側の石材パネル1とのレベル調整を行うようにする。
【0024】 尚、本考案の具体的な説明では、壁面材として石材パネルを使用するものにつ いて説明したが、壁面材連結被装金具は所定の単位面形状を有する各種のパネル 状壁面材を壁面に取り付ける場合に有用であり、石材パネルの他、金属厚板また はブロンズ型化粧板などの重量パネルを被装する場合に有用である。
【0025】
以上述べたように本考案に係る壁面材連結被装金具は、金具をパネル材の裏面 に固設することができるため、石材パネルの板厚を薄くすることができるように なると共に、石材パネルの板厚誤差に対して施工時にこれを簡単に調整すること ができるため、石材パネルの板厚精度を引き下げることができるため、材料コス トの引き下げを図ることができる。また、取付施工に際して石材パネル自体の取 付が簡単で工費を引き下げることができる。更に、本考案の構造によれば、壁面 材を目地仕上だけでなく突合せ張り仕上も容易に実施することができる特徴を有 するものであり、本考案実施後の実用的効果は極めて大きい。
【図1】本考案に係る壁面材連結被装金具の目地仕上施
工状態を示す要部の縦断面図である。
工状態を示す要部の縦断面図である。
【図2】同第一板厚レベルの調整施工を示す要部の縦断
面図である。
面図である。
【図3】壁面材連結被装金具の一実施例を示す、雌部材
金具の正面図(a)と平面図(b)である。
金具の正面図(a)と平面図(b)である。
【図4】壁面材連結被装金具の一実施例を示す、雄部材
金具の正面図(a)と該雄部材金具に沿設する板発条部
材の正面図(b)である。
金具の正面図(a)と該雄部材金具に沿設する板発条部
材の正面図(b)である。
【図5】本考案に係る壁面材連結被装金具の突合せ張り
仕上施工状態を示す要部の縦断面図である。
仕上施工状態を示す要部の縦断面図である。
1 石材パネル 2 建造物 3 下地枠 4 壁面材連結被装金具 5 アンカーナット 6 締結ボルト 7 タッピングビス 10 雌部材金具 12 ボルト挿通孔 13 ビス挿通孔 14 第一板厚レベル調整ボルト 15 第一レベル調整螺子孔 17 係合孔 18 板発条部材 20 雄部材金具 22 ボルト挿通用長孔 23 係合突起 24 第二板厚調整スタッドボルト 25 第二レベル調整螺子孔 26 第三板厚調整ボルト 27 第三レベル調整螺子孔
Claims (2)
- 【請求項1】 壁面を被装する単位矩形パネル状の壁面
材を該壁面に固設した下地材に連結固着する金具におい
て、 前記壁面材の一端裏面側に固設してなり、端縁方向に開
口した係合孔に板発条部材の押圧縁を臨ませてなると共
に、屈折形成した当接板部に前記下地材に締結するため
のタッピングビス等の締結部材挿通孔を穿設してなり、
且つ該当接板部に第一板厚レベル調整ボルトを螺合する
第一レベル調整螺子孔を穿設してなる雌部材金具と、 前記壁面材の他端裏面側に突出位置調節可能に固設して
なり、壁面材の面方向外側に向かって前記係合孔に挿入
する係合突起を突設し、該係合突起基部の基部第二板厚
調整スタッドボルトを螺合する第二レベル調整螺子孔を
螺設してなると共に、該近傍に第三板厚調整ボルトを螺
合する第三レベル調整螺子孔を螺設してなる雄部材金
具、 とから構成したことを特徴とする壁面材連結被装金具。 - 【請求項2】 前記雄部材金具の係合突起が、雌部材金
具の係合孔に対して幅方向と板厚方向に若干の自由度を
有し、且つ雌部材金具に挿入したとき、板厚方向に前記
板発条部材の弾性により、壁面材から遠ざかる方向に常
時弾性付勢される構造になることを特徴とする請求項1
記載の壁面材連結被装金具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3103293U JP2539294Y2 (ja) | 1993-05-17 | 1993-05-17 | 壁面材連結被装金具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3103293U JP2539294Y2 (ja) | 1993-05-17 | 1993-05-17 | 壁面材連結被装金具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0683833U true JPH0683833U (ja) | 1994-12-02 |
| JP2539294Y2 JP2539294Y2 (ja) | 1997-06-25 |
Family
ID=12320174
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3103293U Expired - Lifetime JP2539294Y2 (ja) | 1993-05-17 | 1993-05-17 | 壁面材連結被装金具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2539294Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020204249A (ja) * | 2019-06-14 | 2020-12-24 | 三協立山株式会社 | 壁 |
-
1993
- 1993-05-17 JP JP3103293U patent/JP2539294Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020204249A (ja) * | 2019-06-14 | 2020-12-24 | 三協立山株式会社 | 壁 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2539294Y2 (ja) | 1997-06-25 |
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