JPH0684063B2 - 包装体及びその製造方法 - Google Patents
包装体及びその製造方法Info
- Publication number
- JPH0684063B2 JPH0684063B2 JP62106233A JP10623387A JPH0684063B2 JP H0684063 B2 JPH0684063 B2 JP H0684063B2 JP 62106233 A JP62106233 A JP 62106233A JP 10623387 A JP10623387 A JP 10623387A JP H0684063 B2 JPH0684063 B2 JP H0684063B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ethylene
- composite sheet
- thickness
- package
- core layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D65/00—Wrappers or flexible covers; Packaging materials of special type or form
- B65D65/38—Packaging materials of special type or form
- B65D65/40—Applications of laminates for particular packaging purposes
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Packages (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Wrappers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は防湿性、透明性及び内容物の取出容易性にすぐ
れた包装体及びその製法に関する。
れた包装体及びその製法に関する。
従来の技術 薬品(錠剤、カプセル等)、化粧品又は食料品の包装が
不十分であると、内容物自身の変質などを来し易いから
包装は完全に行うべきである。又、内容物が包装体の外
部から見えることは取扱い上便利でもある。
不十分であると、内容物自身の変質などを来し易いから
包装は完全に行うべきである。又、内容物が包装体の外
部から見えることは取扱い上便利でもある。
従来、このような要請に応えて、たとえばポリ塩化ビニ
ル(PVC)又はポリプロピレン(PP)の単層シートや、
ポリエチレン(PE)の両面に塩ビ層をドライラミネート
法により貼付した複合シートを用い、真空又は/及び圧
空成形法により内容物を収納した包装体が使われてい
た。
ル(PVC)又はポリプロピレン(PP)の単層シートや、
ポリエチレン(PE)の両面に塩ビ層をドライラミネート
法により貼付した複合シートを用い、真空又は/及び圧
空成形法により内容物を収納した包装体が使われてい
た。
しかしながら、PVCまたはPPの単層シートで形成した包
装体は、防湿性に劣るため、通常はこの包装体を更にAl
袋に入れることにより防湿性をカバーしていたが、Al袋
開封後の防湿性が問題であり、且つAl袋への装填など製
造工程も煩雑となり、製造コストも嵩む欠点があった。
装体は、防湿性に劣るため、通常はこの包装体を更にAl
袋に入れることにより防湿性をカバーしていたが、Al袋
開封後の防湿性が問題であり、且つAl袋への装填など製
造工程も煩雑となり、製造コストも嵩む欠点があった。
また、PEとPVCとの複合シートによって構成された包装
体は、防湿性については実用上ほぼ満足し得るものであ
るが、内容物の取出し易さにやや難点があった。更に、
近年開発されつつある新薬には、これまで以上に高い防
湿性が要求されるものもあり、このような薬剤の包装に
は、上記複合シートによる包装体であってもその防湿性
になお改善の余地が残されている。
体は、防湿性については実用上ほぼ満足し得るものであ
るが、内容物の取出し易さにやや難点があった。更に、
近年開発されつつある新薬には、これまで以上に高い防
湿性が要求されるものもあり、このような薬剤の包装に
は、上記複合シートによる包装体であってもその防湿性
になお改善の余地が残されている。
発明が解決しようとする問題点 本発明は、従来の包装体に於ける防湿性を改良した包装
体に関し、またその効率の良い製造法に関する。
体に関し、またその効率の良い製造法に関する。
問題点を解決するための手段 本発明によれば、物品を収納するための凹部を有する複
合合成樹脂シートと金属箔を貼合せてなる包装体であっ
て、該複合シートが高密度ポリエチレンからなる中芯層
の両面にプロピレン系重合体からなる外層を貼合せた3
層シートであって、中芯層の厚さが120〜800μm、各外
層の厚さが各々15〜80μmであり、中芯層の厚さが両側
の外層の合計の厚さの2.5倍以上であることを特徴とす
る包装体が提供される。
合合成樹脂シートと金属箔を貼合せてなる包装体であっ
て、該複合シートが高密度ポリエチレンからなる中芯層
の両面にプロピレン系重合体からなる外層を貼合せた3
層シートであって、中芯層の厚さが120〜800μm、各外
層の厚さが各々15〜80μmであり、中芯層の厚さが両側
の外層の合計の厚さの2.5倍以上であることを特徴とす
る包装体が提供される。
また本発明によれば、物品を収納するための凹部を有す
る複合合成樹脂シートと金属箔を貼合せることからなる
包装体の製法であって、該複合シートが高密度ポリエチ
レンからなる中芯層の両面にプロピレン系重合体からな
る外層を貼合せた3層シートであって、中芯層の厚さが
120〜800μm、各外層の厚さが各々15〜80μmであり、
中芯層の厚さが両側の外層の合計の厚さの2.5倍以上で
あり、この複合シートに、圧空及び/又は真空成形によ
り凹陥部を形成し、この凹陥部に物品を収納した後、こ
の凹陥部を金属箔で密閉できるようにこの複合シートと
金属箔を重ね合せ、複合シートの凹陥部の開口側の外層
と金属箔の間で、金属箔側から給熱しながら圧接一体化
して、凹陥部を密閉することを特徴とする包装体の製法
が提供される。
る複合合成樹脂シートと金属箔を貼合せることからなる
包装体の製法であって、該複合シートが高密度ポリエチ
レンからなる中芯層の両面にプロピレン系重合体からな
る外層を貼合せた3層シートであって、中芯層の厚さが
120〜800μm、各外層の厚さが各々15〜80μmであり、
中芯層の厚さが両側の外層の合計の厚さの2.5倍以上で
あり、この複合シートに、圧空及び/又は真空成形によ
り凹陥部を形成し、この凹陥部に物品を収納した後、こ
の凹陥部を金属箔で密閉できるようにこの複合シートと
金属箔を重ね合せ、複合シートの凹陥部の開口側の外層
と金属箔の間で、金属箔側から給熱しながら圧接一体化
して、凹陥部を密閉することを特徴とする包装体の製法
が提供される。
作用 本発明の包装体は、衣料樹脂の選択と成形法(積層法)
の選択との2点において特徴を有するものである。
の選択との2点において特徴を有するものである。
先ず、従来の複合シートの素材シートとしては、PEシー
トの両面にPVC層をドライラミネート法によって積層し
たものを用いていたのに対し、本発明の素材シート(複
合シート)はPE層の両面にPPフィルムを押出両面同時貼
合せ法によって積層したものである。ここで、シートと
は厚さ100μm以上のものをいう。
トの両面にPVC層をドライラミネート法によって積層し
たものを用いていたのに対し、本発明の素材シート(複
合シート)はPE層の両面にPPフィルムを押出両面同時貼
合せ法によって積層したものである。ここで、シートと
は厚さ100μm以上のものをいう。
中芯層のPEシートに用いるPEは強度、透明性、防湿性及
び内容物の取出容易性の点から選択し、更に本法によっ
て防湿性を向上させる為に密度を後記の範囲に選択する
ことが望ましい。
び内容物の取出容易性の点から選択し、更に本法によっ
て防湿性を向上させる為に密度を後記の範囲に選択する
ことが望ましい。
特に、プロピレン系重合体を両外層とすることの意義は
外層が成形時の中芯層シートのドローダウンを防止する
ばかりでなく、延伸によって、分子配向させ、高い防湿
性を付与し得る点にある。
外層が成形時の中芯層シートのドローダウンを防止する
ばかりでなく、延伸によって、分子配向させ、高い防湿
性を付与し得る点にある。
本発明で提供される包装体は、物品を収納するための凹
部を有する特定の複合合成樹脂シートと、金属箔を貼合
せて得られるものである。
部を有する特定の複合合成樹脂シートと、金属箔を貼合
せて得られるものである。
複合合成樹脂シートは、真空及び/又は圧空成形され
て、物品を収納するための凹部が形成される。
て、物品を収納するための凹部が形成される。
ここで使用される複合合成樹脂シートは、中芯層が主と
して高密度ポリエチレンからなり、その両面にプロピレ
ン系重合体からなる外層を貼合せた3層シートであっ
て、中芯層の厚さが120〜800μm、各外層の厚さが各々
15〜80μmであり、かつ中芯層の厚さが両側の外層の合
計の厚さの2.5倍以上である。
して高密度ポリエチレンからなり、その両面にプロピレ
ン系重合体からなる外層を貼合せた3層シートであっ
て、中芯層の厚さが120〜800μm、各外層の厚さが各々
15〜80μmであり、かつ中芯層の厚さが両側の外層の合
計の厚さの2.5倍以上である。
中芯層を構成する高密度ポリエチレンは、メルトフロー
レートMFR2(190℃)が2〜20であり、密度が0.94〜0.9
6、好ましくは0.96ないし0.98、とくに好ましくは0.965
ないし0.98である。
レートMFR2(190℃)が2〜20であり、密度が0.94〜0.9
6、好ましくは0.96ないし0.98、とくに好ましくは0.965
ないし0.98である。
高密度ポリエチレンは、包装体の強度、透明性、防湿性
を改良し、さらに内容物(物品)の取出し容易性に適し
た剛性を得る上で上記の範囲のものが好適であり、中で
もメルトフローレートの比、すなわち、MFR10(190℃)
/MFR2が1ないし10の高密度ポリエチレンが好適であ
る。
を改良し、さらに内容物(物品)の取出し容易性に適し
た剛性を得る上で上記の範囲のものが好適であり、中で
もメルトフローレートの比、すなわち、MFR10(190℃)
/MFR2が1ないし10の高密度ポリエチレンが好適であ
る。
両側層を構成するプロピレン系重合体は、ポリプロピレ
ン60ないし97重量%及びエチレン系重合体40ないし3重
量%(合計100重量%)から構成されるものが、中芯層
や金属箔との接着性の点、その他透明性、強度の点から
好ましく用いられる。このポリプロピレンとは、プロピ
レン単位が少なくとも90モル%以上の重合体であり、そ
のメルトフローレートは、好ましくは0.5ないし20であ
る。
ン60ないし97重量%及びエチレン系重合体40ないし3重
量%(合計100重量%)から構成されるものが、中芯層
や金属箔との接着性の点、その他透明性、強度の点から
好ましく用いられる。このポリプロピレンとは、プロピ
レン単位が少なくとも90モル%以上の重合体であり、そ
のメルトフローレートは、好ましくは0.5ないし20であ
る。
またエチレン系重合体は、外層の中芯層への接着性を改
良する効果も有するものである。このエチレン系重合体
は、エチレンを50〜100モル%含有するエチレンの単独
重合体又はエチレン以外の他の共重合性モノマーとくに
α−オレフィンの少なくとも1種類以上とエチレンとの
共重合体である。
良する効果も有するものである。このエチレン系重合体
は、エチレンを50〜100モル%含有するエチレンの単独
重合体又はエチレン以外の他の共重合性モノマーとくに
α−オレフィンの少なくとも1種類以上とエチレンとの
共重合体である。
このようなエチレン系重合体には、エチレン−プロピレ
ン共重合体、エチレン−ブテン共重合体、などの低結晶
性もしくは非晶性(すなわちゴム)のもの、高密度ポリ
エチレン、中密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、
エチレンと他のα−オレフィンとからなる結晶性の共重
合体などがあり、中でも下記の重合体を好適例として示
すことができる。
ン共重合体、エチレン−ブテン共重合体、などの低結晶
性もしくは非晶性(すなわちゴム)のもの、高密度ポリ
エチレン、中密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、
エチレンと他のα−オレフィンとからなる結晶性の共重
合体などがあり、中でも下記の重合体を好適例として示
すことができる。
(i)エチレン−プロピレンの低結晶質もしくは非晶質
共重合体(ゴム) エチレン単位含有量50〜90モル%、MFR2(230℃)0.1〜
20g/10min、 (ii)エチレン−1−ブテンの低結晶質もしくは非晶質
共重合体(ゴム) エチレン単位含有量50〜90モル%、MFR2(230℃)0.1〜
20g/10min、 (iii)エチレンの結晶質重合体 MFR2(190℃)2〜20g/10min、密度0.900〜0.975g/c
m3、 (iv)エチレンと他の1−オレフィンとからなる高密
度、中密度又は低密度の結晶質共重合体 MFR2(190℃)2〜20g/10min、密度0.900〜0.975g/c
m3、 コモノマー:炭素原子3〜20個を含有する1−オレフィ
ン、例えば、プロピレン、1−ブテン、1−ペンテン、
1−ヘキセン、4−メチル−4−ペンテン、1−オクテ
ン、1−デセン、 コモノマー含有量:0〜20モル%。
共重合体(ゴム) エチレン単位含有量50〜90モル%、MFR2(230℃)0.1〜
20g/10min、 (ii)エチレン−1−ブテンの低結晶質もしくは非晶質
共重合体(ゴム) エチレン単位含有量50〜90モル%、MFR2(230℃)0.1〜
20g/10min、 (iii)エチレンの結晶質重合体 MFR2(190℃)2〜20g/10min、密度0.900〜0.975g/c
m3、 (iv)エチレンと他の1−オレフィンとからなる高密
度、中密度又は低密度の結晶質共重合体 MFR2(190℃)2〜20g/10min、密度0.900〜0.975g/c
m3、 コモノマー:炭素原子3〜20個を含有する1−オレフィ
ン、例えば、プロピレン、1−ブテン、1−ペンテン、
1−ヘキセン、4−メチル−4−ペンテン、1−オクテ
ン、1−デセン、 コモノマー含有量:0〜20モル%。
前記(i)〜(iv)に述べた各種オレフィン系重合もし
くは共重合体はその一部又は全部が不飽和カルボン酸も
しくはその酸無水物による変性物であってもよい。
くは共重合体はその一部又は全部が不飽和カルボン酸も
しくはその酸無水物による変性物であってもよい。
不飽和カルボン酸及びその酸無水物として好ましいもの
はマレイン酸、ノルボルネンジカルボン酸、(メタ)ア
クリル酸、マレイン酸無水物、ノルボルネンジカルボン
酸無水物である。
はマレイン酸、ノルボルネンジカルボン酸、(メタ)ア
クリル酸、マレイン酸無水物、ノルボルネンジカルボン
酸無水物である。
外層を構成するポリプロピレンとエチレン系重合体の組
成比は、中芯層と外層との間の好適な接着性を確保する
ために前記範囲内とすることが好ましい。
成比は、中芯層と外層との間の好適な接着性を確保する
ために前記範囲内とすることが好ましい。
外層が上記組成比となっているため、本発明で用いられ
る複合シートは、中芯層と外層の間の接着力が300g/cm
以上、とくに500g/cm以上のものが好適である。
る複合シートは、中芯層と外層の間の接着力が300g/cm
以上、とくに500g/cm以上のものが好適である。
複合シートの厚さは、通常150ないし960μmであり、そ
の中芯層は、厚さ120ないし800μmであり、両側の外層
はそれぞれ15ないし80μmの範囲であり、かつ中芯層の
厚さが両側の外層の合計の厚さの2.5倍以上のものであ
る。
の中芯層は、厚さ120ないし800μmであり、両側の外層
はそれぞれ15ないし80μmの範囲であり、かつ中芯層の
厚さが両側の外層の合計の厚さの2.5倍以上のものであ
る。
中芯層は複合シートの基層として十分厚いことを要し、
また両外層は、中芯層を構成する高密度ポリエチレンが
真空及び/又は圧空成形性や延伸配向性に劣る点を補う
ために設けられるものであり、厚さの範囲、比率がこの
範囲をはずれると、防湿性や物品の取出容易性などの点
で十分か効果を得ることができない。
また両外層は、中芯層を構成する高密度ポリエチレンが
真空及び/又は圧空成形性や延伸配向性に劣る点を補う
ために設けられるものであり、厚さの範囲、比率がこの
範囲をはずれると、防湿性や物品の取出容易性などの点
で十分か効果を得ることができない。
上記の構成の複合シートは、種々の方法で製造し得る。
例えば予め成形された中芯層、両外層をウレタン系等の
接着剤を介面に介在させて、積層化するドライラミネー
ション法などがある。
例えば予め成形された中芯層、両外層をウレタン系等の
接着剤を介面に介在させて、積層化するドライラミネー
ション法などがある。
本発明の包装体を構成する複合シートの好ましい製造方
法は、いわゆる押出両面同時貼合せ法であり、効率のよ
い製造が可能である。この押出両面同時貼合せ法は、予
め成形された2枚の両外層の間に中芯層を順次溶融押出
しながら、両側からロールで押出して複合シートとする
ものであり、均質な複合シートを効率よく製造すること
ができる。
法は、いわゆる押出両面同時貼合せ法であり、効率のよ
い製造が可能である。この押出両面同時貼合せ法は、予
め成形された2枚の両外層の間に中芯層を順次溶融押出
しながら、両側からロールで押出して複合シートとする
ものであり、均質な複合シートを効率よく製造すること
ができる。
本発明の押出両面同時貼合せ法の1例を第1図に示す
と、中芯層1はダイ2から第1ロール5と押えロール4
の圧接点の近傍に、好ましくは圧接点上に溶融状態で流
下し、外層用フィルム3、3′が第1ロール5と押えロ
ール4の圧接点でこの中芯層の両面に貼着し、第2ロー
ル6、第3ロール7を経て複合シート8を形成する。第
1図(2)は得られた複合シートのA−A線による断面
図であり、図において8(1)及び8(1′)は外層フ
ィルム、8(2)は中芯層シートである。
と、中芯層1はダイ2から第1ロール5と押えロール4
の圧接点の近傍に、好ましくは圧接点上に溶融状態で流
下し、外層用フィルム3、3′が第1ロール5と押えロ
ール4の圧接点でこの中芯層の両面に貼着し、第2ロー
ル6、第3ロール7を経て複合シート8を形成する。第
1図(2)は得られた複合シートのA−A線による断面
図であり、図において8(1)及び8(1′)は外層フ
ィルム、8(2)は中芯層シートである。
複合シートにおける外層フィルムと中芯層シートとの融
着は中芯層の顕熱(約170℃)を利用して行なわれる。P
PとPEとは本来融着し難いが、外層を構成するプロピレ
ン系重合体を前記の如く、特定組成であるため接着性が
良く、透明性に優れた複合シートが得られる。
着は中芯層の顕熱(約170℃)を利用して行なわれる。P
PとPEとは本来融着し難いが、外層を構成するプロピレ
ン系重合体を前記の如く、特定組成であるため接着性が
良く、透明性に優れた複合シートが得られる。
本発明の包装体は、例えば前記の特定の3層からなる複
合シートを、圧空及び/又は真空成形して、凹陥部を形
成させ、これと金属箔を圧接一体化させ、凹陥部を密閉
させることにより得られる。
合シートを、圧空及び/又は真空成形して、凹陥部を形
成させ、これと金属箔を圧接一体化させ、凹陥部を密閉
させることにより得られる。
使用される金属箔は、アルミニウムをはじめとする各種
金属の箔であり、その厚さは通常10ないし100μ、とく
に15ないし60μの範囲である。
金属の箔であり、その厚さは通常10ないし100μ、とく
に15ないし60μの範囲である。
中でも本発明の包装体をプレススルーパッケージング用
途に用いる場合には、金属箔として、押圧破断が適宜な
力で行われるアルミニウム箔が好適である。
途に用いる場合には、金属箔として、押圧破断が適宜な
力で行われるアルミニウム箔が好適である。
金属箔の少なくとも複合シートと圧接一体化される側に
は、接着性改良物質、例えば接着性ポリオレフィンがコ
ートされたものが好適であり、接着性ポリオレフィンと
しては、ポリプロピレン等のポリオレフィンを塩素等の
ハロゲンで変性したハロゲン化ポリオレフィンが例示さ
れる。
は、接着性改良物質、例えば接着性ポリオレフィンがコ
ートされたものが好適であり、接着性ポリオレフィンと
しては、ポリプロピレン等のポリオレフィンを塩素等の
ハロゲンで変性したハロゲン化ポリオレフィンが例示さ
れる。
すなわち、長尺複合シートを連続的に加熱して成形可能
な状態とした複合シートを金型内で空気加圧又は/及び
真空吸引して凹陥部を成形する。成形した凹陥部に内容
物を充填後、Al箔を貼着し、ついで打抜加工、ミシン目
加工、印刷などの工程に移る。PPは圧空成形性又は/及
び真空成形性には乏しいが、本発明によれば外層用フィ
ルムの貼合せ及び複合シート成形時の配向によって、真
空成形性又は/及び圧空成形性が改善されるほか、防湿
性及び透明性も改善される。
な状態とした複合シートを金型内で空気加圧又は/及び
真空吸引して凹陥部を成形する。成形した凹陥部に内容
物を充填後、Al箔を貼着し、ついで打抜加工、ミシン目
加工、印刷などの工程に移る。PPは圧空成形性又は/及
び真空成形性には乏しいが、本発明によれば外層用フィ
ルムの貼合せ及び複合シート成形時の配向によって、真
空成形性又は/及び圧空成形性が改善されるほか、防湿
性及び透明性も改善される。
本成形は120〜140℃、好ましくは125℃以上135℃以下で
行なう。
行なう。
圧空成形又は/及び真空成形時の加熱温度によって配向
度を変えることができるが、本発明によれば、特に低温
における圧空又は/及び真空成形が可能となったことに
よって得られる包装体の防湿性及び透明性がさらに向上
した。
度を変えることができるが、本発明によれば、特に低温
における圧空又は/及び真空成形が可能となったことに
よって得られる包装体の防湿性及び透明性がさらに向上
した。
第2図に本発明包装体の実施態様を示す。すなわちAl箔
10には対ポリオレフィン接着性物質11がコートしてあ
り、これに複合シート12が圧空成形又は/及び真空成形
によって凹陥部を形成後、貼着されている。該シートは
外層フィルム12(1)及び12(1′)並びに中芯シート
12(2)で構成されている。13は空所で薬品、化粧品又
は食料品等の内容物収納箇所である。
10には対ポリオレフィン接着性物質11がコートしてあ
り、これに複合シート12が圧空成形又は/及び真空成形
によって凹陥部を形成後、貼着されている。該シートは
外層フィルム12(1)及び12(1′)並びに中芯シート
12(2)で構成されている。13は空所で薬品、化粧品又
は食料品等の内容物収納箇所である。
実施例1〜8 第1図(1)に示す押出両面同時貼合せ法により、第1
表に示す3層の複合シートを成形した。ただし、中芯層
の高密度ポリエチレン(HDPE)はいずれの場合も以下の
物性を有するものを使用した。
表に示す3層の複合シートを成形した。ただし、中芯層
の高密度ポリエチレン(HDPE)はいずれの場合も以下の
物性を有するものを使用した。
HDPE:MFR2(190℃)=5.5g/10分 密度 0.968g/cc 重量平均分子量 6.7万 MFR10/MFR2=9.0 また外層に使用されたプロピレン系重合体は第1表に示
す重合体の組成比率からなり、それぞれの成分の物性は
以下の通りである。
す重合体の組成比率からなり、それぞれの成分の物性は
以下の通りである。
PP:MFR2(230℃)=6.0g/10cc エチレン含有量 4モル% EPR:エチレン−プロピレン共重合体ゴム エチレン単位含有量 80モル% MFR2(230℃)=2g/10分 LLDPE(1):エチレン−4−メチル−1−ペンテル共
重合体 エチレン単位含有量 97モル% MFR2(190℃)=2.0g/10分 LLDPE(2):エチレン−1−ブテン共重合体 エチレン単位含有量 97.5モル% MFR2(190℃)=2.0g/10分 LDPE:低密度ポリエチレン 密度 0.921g/cc 重量平均分子量=112,000 次に第1表の各複合シートから、第2表に示す如く低温
条件(125〜128℃)下での真空・圧空成形及び高温条件
(130〜135℃)下での真空・圧空成形を行ない医薬用2
号カプセル用の凹陥部(寸法:長さ20.6mm、幅8.8mm、
深さ7.4mm)を成形し、さらにアルミニウムウ箔と圧接
一体化して本発明の包装体を製造した。
重合体 エチレン単位含有量 97モル% MFR2(190℃)=2.0g/10分 LLDPE(2):エチレン−1−ブテン共重合体 エチレン単位含有量 97.5モル% MFR2(190℃)=2.0g/10分 LDPE:低密度ポリエチレン 密度 0.921g/cc 重量平均分子量=112,000 次に第1表の各複合シートから、第2表に示す如く低温
条件(125〜128℃)下での真空・圧空成形及び高温条件
(130〜135℃)下での真空・圧空成形を行ない医薬用2
号カプセル用の凹陥部(寸法:長さ20.6mm、幅8.8mm、
深さ7.4mm)を成形し、さらにアルミニウムウ箔と圧接
一体化して本発明の包装体を製造した。
ここで使用したアルミニウム箔は、厚さ20μの箔の複合
シートとの圧接面に塩素化ポリプロピレンが6μの厚さ
に塗布されている。
シートとの圧接面に塩素化ポリプロピレンが6μの厚さ
に塗布されている。
得られた包装体について第2表に示す如くその性能を測
定し、また評価した。
定し、また評価した。
ただし、各性能の評価は次の方法により行った。
○…良好、△…やや良好、×…不良 また各測定条件を以下に示す。
D.D.:ドローダウン性(単位mm) 500mmスパンのクランプ間に複合シートを水平に挾持
し、55sec後の中央部の低下量(mm)を測定したもので
ある。
し、55sec後の中央部の低下量(mm)を測定したもので
ある。
透湿度:単位(×10-6g/24hr/mmHg/1ポケット)JIS Z-0
208に基づいて条件B、すなわち温度40℃、相対湿度90
%の条件での測定値である。
208に基づいて条件B、すなわち温度40℃、相対湿度90
%の条件での測定値である。
ただし1ポケットの大きさは2号カプセル用の凹陥部の
大きさである。
大きさである。
透明性:透過率単位(%)で示す。
包装体のポケット部(凹陥部)の底部の透過率(%)
を、波長555μmの波長の光を用いて測定した。測定はA
STM D1003に基づいて行った。
を、波長555μmの波長の光を用いて測定した。測定はA
STM D1003に基づいて行った。
内容物の取り出し容易性: 医薬用カプセルの収納された包装体のポケット部の底部
を複合シート側から指で押圧し、ポケット部を押しつぶ
すことにより、医薬用カプセルでアルミニウム箔を押出
破断する操作で、医薬用カプセルを取り出す作業を行な
い、指でポケット部の押しつぶす際の剛性及び屈曲性が
適当であるか否かを評価した。
を複合シート側から指で押圧し、ポケット部を押しつぶ
すことにより、医薬用カプセルでアルミニウム箔を押出
破断する操作で、医薬用カプセルを取り出す作業を行な
い、指でポケット部の押しつぶす際の剛性及び屈曲性が
適当であるか否かを評価した。
実施例9 複合シートをドライラミネーション法で製造し、第1表
に示す複合シートを得た。
に示す複合シートを得た。
すなわち実施例1と同様のHDPEからなる予め成形された
厚さ450μのシートに、実施例1に於ける同様のPPから
なる厚さ30μのフィルムを両側からポリウレタン系接着
剤を介して積層一体化して複合シートとした。
厚さ450μのシートに、実施例1に於ける同様のPPから
なる厚さ30μのフィルムを両側からポリウレタン系接着
剤を介して積層一体化して複合シートとした。
この複合シートに実施例1と同様の圧空・真空成形を施
し、同様の包装材を製造した。
し、同様の包装材を製造した。
この包装材の評価結果を第2表に示す。
比較例 実施例9に於て、両外層をポリ塩化ビニルフィルムとす
る以外は同様に行った。結果を第2表に示す。
る以外は同様に行った。結果を第2表に示す。
実施例10〜14 実施例1に於て、中芯層と外層の厚さを第3表に示す値
とする以外は、同様の条件で複合シートを成形し、同様
に包装体とした。
とする以外は、同様の条件で複合シートを成形し、同様
に包装体とした。
各包装体の性能を実施例1と同様の方法で評価した。結
果を第4表に示す。
果を第4表に示す。
発明の効果 第1表ないし第4表からわかるように、本発明包装体は
圧空成形性又は/及び真空成形性、防湿性、透明性及び
内容物の取り出し容易性のいずれにおいても従来品に比
しすぐれ、特に押出両面同時貼合せ法を採用した場合
は、ドライラミネート法の場合よりも工程が簡易とな
る。
圧空成形性又は/及び真空成形性、防湿性、透明性及び
内容物の取り出し容易性のいずれにおいても従来品に比
しすぐれ、特に押出両面同時貼合せ法を採用した場合
は、ドライラミネート法の場合よりも工程が簡易とな
る。
第1図(1)は複合シート製造装置の1例の立面図、第
1図(2)は該シートの横拡大断面図である。第2図は
包装体の説明図である。 1……中間層、2……ダイ、3、3′……表面層、4…
…押えロール、5……第1ロール、6……第2ロール、
7……第3ロール、8……複合シート、8(1)及び8
(1′)……外層フィルム、8(2)……中芯層、10…
…Al箔、11……対ポリオレフィン接着性物質、12……複
合シート、12(1)及び12(1′)……外層フィルム、
12(2)……中芯層、13……空所。
1図(2)は該シートの横拡大断面図である。第2図は
包装体の説明図である。 1……中間層、2……ダイ、3、3′……表面層、4…
…押えロール、5……第1ロール、6……第2ロール、
7……第3ロール、8……複合シート、8(1)及び8
(1′)……外層フィルム、8(2)……中芯層、10…
…Al箔、11……対ポリオレフィン接着性物質、12……複
合シート、12(1)及び12(1′)……外層フィルム、
12(2)……中芯層、13……空所。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福田 数俊 千葉県市原市有秋台西2丁目5番地 (56)参考文献 特開 昭59−26466(JP,A) 実開 昭59−153121(JP,U)
Claims (11)
- 【請求項1】物品を収納するための凹部を有する複合合
成樹脂シートと金属箔を貼合せてなる包装体であって、
該複合シートが高密度ポリエチレンからなる中芯層の両
面にプロピレン系重合体からなる外層を貼合せた3層シ
ートであって、中芯層の厚さが120〜800μm、各外層の
厚さが各々15〜80μmであり、中芯層の厚さが両側の外
層の合計の厚さの2.5倍以上であることを特徴とする包
装体。 - 【請求項2】該複合シートを構成する両外層のプロピレ
ン系重合体がポリプロピレン60〜97重量%及びエチレン
系重合体40〜3重量%(合計100重量%)から構成され
ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の包装
体。 - 【請求項3】ポリプロピレンがプロピレン単位を90モル
%以上含有する重合体であってMFR2(230℃)が0.5〜20
であり、エチレン系重合体がエチレンを50〜100モル%
含有するエチレンの単独重合体又は、エチレン以外の他
のα−オレフィンの少なくとも1種類以上とエチレンと
の共重合体であることを特徴とする特許請求の範囲第2
項記載の包装体。 - 【請求項4】複合シートを構成する中芯層の高密度ポリ
エチレンのMFR2(190℃)が2〜20であり、密度が0.94
〜0.98g/ccであることを特徴とする特許請求の範囲第1
項記載の包装体。 - 【請求項5】高密度ポリエチレンのMFR10(190℃)/MFR
2(190℃)が1〜10であることを特徴とする特許請求の
範囲第4項記載の包装体。 - 【請求項6】物品を収納するための凹部を有する複合合
成樹脂シートと金属箔を貼合せることからなる包装体の
製法であって、該複合シートが高密度ポリエチレンから
なる中芯層の両面にプロピレン系重合体からなる外層を
貼合せた3層シートであって、中芯層の厚さが120〜800
μm、各外層の厚さが各々15〜80μmであり、中芯層の
厚さが両側の外層の合計の厚さの2.5倍以上であり、こ
の複合シートに、圧空及び/又は真空成形により凹陥部
を形成し、この凹陥部に物品を収納した後、この凹陥部
を金属箔で密閉できるようにこの複合シートと金属箔を
重ね合せ、複合シートの凹陥部の開口側の外層と金属箔
の間で、金属箔側から給熱しながら圧接一体化して、凹
陥部を密閉することを特徴とする包装体の製法。 - 【請求項7】該複合シートを構成する両外層のプロピレ
ン系重合体がポリプロピレン60〜97重量%及びエチレン
系重合体40〜3重量%(合計100重量%)から構成され
ることを特徴とする特許請求の範囲第6項記載の製法。 - 【請求項8】ポリプロピレンがプロピレン単位を90モル
%以上含有する重合体であって、MFR2(230℃)=0.5〜
20であり、エチレン系重合体がエチレンを50〜100モル
%含有するエチレンの単独重合体又はエチレン以外の他
のα−オレフィンの少なくとも1種類以上とエチレンと
の共重合体であることを特徴とする特許請求の範囲第7
項記載の製法。 - 【請求項9】該複合シートを構成する中芯層の高密度ポ
リエチレンがMFR2(190℃)が2〜20であり、密度=0.9
6〜0.98g/ccであることを特徴とする特許請求の範囲第
6項記載の製法。 - 【請求項10】高密度ポリエチレンのMFR10(190℃)/M
FR2(190℃)が1〜10であることを特徴とする特許請求
の範囲第9項記載の製法。 - 【請求項11】融着可能な状態にある高密度ポリエチレ
ンからなる中芯層の両面に、固化状態にあるプロピレン
系重合体からなる外層を両面同時に積層して得られる複
合シートを素材として用いることを特徴とする特許請求
の範囲第6項記載の製法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10116586 | 1986-05-02 | ||
| JP61-101165 | 1986-05-02 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63107552A JPS63107552A (ja) | 1988-05-12 |
| JPH0684063B2 true JPH0684063B2 (ja) | 1994-10-26 |
Family
ID=14293419
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62106233A Expired - Lifetime JPH0684063B2 (ja) | 1986-05-02 | 1987-05-01 | 包装体及びその製造方法 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0684063B2 (ja) |
| KR (1) | KR950000587B1 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9346928B2 (en) * | 2011-09-13 | 2016-05-24 | Sumitomo Bakelite Co., Ltd. | Packing sheet |
| JP5915387B2 (ja) * | 2012-05-31 | 2016-05-11 | 住友ベークライト株式会社 | 樹脂シートおよびプレススルーパック包装体 |
| JP6318725B2 (ja) * | 2014-03-11 | 2018-05-09 | 住友ベークライト株式会社 | 多層フィルム、成形フィルム、包材および包装体 |
| JP7415743B2 (ja) * | 2020-03-31 | 2024-01-17 | 三菱ケミカル株式会社 | ポリオレフィン系シート、プレススルーパッケージ包装用底材およびプレススルーパッケージ包装材 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58140250A (ja) * | 1982-02-16 | 1983-08-19 | 東レ株式会社 | 成形用複合フイルム |
-
1987
- 1987-05-01 JP JP62106233A patent/JPH0684063B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1987-05-02 KR KR1019870004323A patent/KR950000587B1/ko not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| KR870010952A (ko) | 1987-12-19 |
| KR950000587B1 (ko) | 1995-01-26 |
| JPS63107552A (ja) | 1988-05-12 |
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